JPH0519074U - 樹脂成形品の取付クリツプ装置 - Google Patents

樹脂成形品の取付クリツプ装置

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JPH0519074U
JPH0519074U JP7467091U JP7467091U JPH0519074U JP H0519074 U JPH0519074 U JP H0519074U JP 7467091 U JP7467091 U JP 7467091U JP 7467091 U JP7467091 U JP 7467091U JP H0519074 U JPH0519074 U JP H0519074U
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哲雄 内村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主物品に対する樹脂成形品の着脱を工具を用
いることなく容易に行うことができるとともに、主物品
に対し樹脂成形品を直接的に取付けることで、面一化さ
れた外観意匠にする。 【構成】 主物品のフランジと樹脂成形品のフランジと
を挟持する挟持体11と、挟持体11の一対の挟持片及
び両フランジの各取付孔にわたって貫挿され先端部内周
面に係止爪22が突設された外筒クリップ体18と、外
筒クリップ体18の内孔に嵌挿される軸状をなし一端部
に操作用つまみ30を有し、先端部寄り外周面に係止爪
22が係脱可能に係合される深溝状の第1係止溝31と
浅溝状の第2係止溝32とが軸方向に接近してそれぞれ
凹設された中軸クリップ体25とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は樹脂成形品の取付クリップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
主物品としてのリヤバンパ下縁に樹脂成形品としてのマッドガードがボルトと ナットによって直接的に締着すると、ボルトとナットの締付けが原因となってマ ッドガードに亀裂や破損が生じる。 従来、ボルトとナットの締付けが原因となるマッドガードの亀裂や破損を防止 するため、図4に示すように、リヤバンパ1′の下縁に対し、ボルト8′とナッ ト7′によって締着される鋼板製の取付プレート50′を介しマッドガード4′ が取付けられるものがある。すなわち、取付プレート50′の先端部下面には、 ロール成形によって形成される鋼板製の保持レール51′がスポット溶接される 一方、マッドガード4′の上縁部には、モール41′が結合ピン42′によって 固着されている。そして、予め、保持レール51′のレール溝にマッドガード4 ′が組付けられた取付けプレート50′が、その上縁部において、リヤバンパ1 ′の下縁にボルト7′をナット8′によって締着されることで、マッドガード4 ′が取付けられるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来のものにおいて、主物品としてのリヤバンパ対し樹脂 成形品としてのマッドガードを着脱するときには、工具を用いてボルトとナット を締付けたり外したりしなければならず、マッドガードの着脱に多くの手間と時 間を必要としていた。 また、リヤバンパに対し取付プレートを介してマッドガードが取付けられる構 造上、リヤバンパの表面に対し取付プレート及びマッドガードが連続する面一化 された外観意匠とすることが困難であった。
【0004】 この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑み、主物品に対する樹脂成形品 の着脱を工具を用いることなく容易に行うことができるとともに、主物品に対し 樹脂成形品を直接的に取付けることで、面一化された外観意匠にすることができ る樹脂成形品の取付クリップ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、主物品に対し、樹脂成形品を着脱可 能に取付けるための樹脂成形品の取付クリップ装置であって、 前記主物品の端部背面側に折曲されたフランジと、前記樹脂成形品の端部背面 側に折曲されたフランジとを重ね合わせて挟持する一対の挟持片を有する挟持体 と、 前記一対の挟持片及び前記両フランジにそれぞれ形成された各取付孔にわたっ て貫挿されるとともに中心部に内孔が貫設されて筒状をなし、かつ一端部外周に 大径の頭部を有し、先端部が所定数の割溝によって弾性拡開可能に形成され、同 先端部内周面に係止爪が突設された外筒クリップ体と、 前記外筒クリップ体の内孔に嵌挿される軸状をなし一端部に操作用つまみを有 し、先端部寄り外周面に前記係止爪が係脱可能に係合される深溝状の第1係止溝 と、浅溝状の第2係止溝とが軸方向に接近してそれぞれ凹設された中軸クリップ 体と、を備え、 前記深溝状の第1係止溝は、該第1係止溝に前記係止爪が係合したときに、前 記外筒クリップ体の先端部が前記各取付孔に対して挿脱可能な外径に弾性縮小さ れる溝深さに形成され、 前記浅溝状の第2係止溝は、該第2係止溝に前記係止爪が係合したときに、前 記外筒クリップ体の先端部を前記一方の挟持片の取付孔周縁と係合させて弾性拡 開させる溝深さに形成されている。
【0006】
【作用】
前記したように構成される樹脂成形品の取付クリップ装置において、主物品に 対し樹脂成形品を取付ける場合、予め、外筒クリップ体の中心孔に中軸クリップ 体が嵌挿され、該中軸クリップ体の深溝状の第1係止溝に外筒クリップ体の先端 部内周の係止爪が係合されて外筒クリップ体に対し中軸クリップ体が組付けられ る。 また、主物品のフランジに対し樹脂成形品のフランジが重ね合され、これら両 フランジに対して挟持体の両挟持片が差し込まれるとともに、前記両フランジ及 び両挟持片の各取付孔が位置合せされる。 ここで、前記したように中軸クリップ体が組付けられた外筒クリップ体が、前 記両挟持片及び両フランジの各取付孔にわたって貫挿される。そして、外筒クリ ップ体に対し中軸クリップ体がそのつまみによって移動操作され、同中軸クリッ プ体の浅溝状の第2係止溝に、前記外筒クリップ体の係止爪が係合され、これに よって外筒クリップ体の先端部が前記一方の挟持片の取付孔周縁と係合して弾性 拡開することで、主物品に対し樹脂成形品が取付けられる。 また、前記とは逆に、主物品に対し樹脂成形品を取外す場合、外筒クリップ体 に対し中軸クリップ体が、そのつまみによって移動操作され、同中軸クリップ体 の深溝状の第1係止溝に外筒クリップ体の先端部の係止爪が係合される。これに よって外筒クリップ体の先端部が元の状態に弾性縮小される。ここで、挟持体の 両挟持片、主物品のフランジ及び樹脂成形品のフランジの各取付孔に対し、前記 中軸クリップ体と共に外筒クリップ体が引抜かれることで、樹脂成形品が取外さ れる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1〜図3にしたがって説明する。 図3において、車体後部に組付けられる主物品としてのリヤバンパ1の下端縁 には、背面側に向けて折曲されたフランジ2が形成され、このフランジ2には、 その長手方向に所定間隔をもって所定数の取付孔3が形成されている。 また、樹脂成形品としてのマッドガード4の上端縁には、前記フランジ2に対 応するフランジ5が背面側へ向けて断面L字状に折曲されており、このフランジ 5には、前記リヤバンパ1のフランジ5に形成された各取付孔3に対応する位置 において、同フランジ5の長手方向に長い長孔状の取付孔6がそれぞれ形成され ている。
【0008】 前記リヤバンパ1に対しマッドガード4を、その両フランジ2,5において着 脱可能に取付けられるための取付クリップ装置10は、図1と図2に示すように 、挟持体11と、外筒クリップ体18と、中軸クリップ体25と、の三部品によ って構成されており、これら三部品は合成樹脂の射出成形によってそれぞれ形成 されている。
【0009】 前記挟持体11は、断面略C字状をなす基部12と、該基部12の両端からそ れぞれ延出され前記両フランジ2.5を上下に重ね合せて挟持する第1、第2の 両挟持片13,14とを一体に備えている。さらに、第1、第2の両持片13, 14には取付孔15,16がそれぞれ同一中心線上に貫設されている。
【0010】 前記外筒クリップ体18は、前記両フランジ2,3及び前記第1、第2の両挟 持片13,14の各取付孔3,6,15,16にわたって貫挿されかつ中心部に 内孔19が貫設されて筒状に形成されている。さらに、外筒クリップ体18の一 端部外周には大径の頭部20が形成されている。また、外筒クリップ体18の筒 部23の長手方向中央部から先端にわたって複数条のスリット状の割溝21が放 射状に形成されており、これら各割溝21によって外筒クリップ体18の先端寄 り部分が弾性拡開可能とされている。さらに、外筒クリップ体18の先端寄り内 周面には係止爪22が突設されている。
【0011】 また、この実施例において、外筒クリップ体18の筒部23の長手方向中央部 から先端にわたる部分の外径は適宜に小径とされ、当該部分の肉厚が薄く形成さ れることで、外筒クリップ体18の先端寄り部分の弾性拡開が円滑になされるよ うになっている。さらに、図2に示すように、外筒クリップ体18の内孔19の 上部には、テーパ孔19aと大径孔部19bとが段差面19cをもって形成され ており、大径孔部19bは頭部20の上面に開口している。
【0012】 前記中軸クリップ体25は、外筒クリップ体18の内孔19に嵌挿されかつ外 筒クリップ体18の全長よりも適宜に長い軸状に形成されている。中軸クリップ 体25の軸部26の一端部には、外筒クリップ体18の内孔19のテーパ孔部1 9a及び大径孔部19bにそれぞれ嵌込まれるテーパ軸部27とフランジ部28 とが形成されている。前記フランジ部28の下面には前記テーパ孔部19aと大 径孔部19bとの段差面19cに当接するストッパ片29が突設され、同フラン ジ部28の上面には、操作用のつまみ30が形成されている。 さらに、前記中軸クリップ体25の軸部26の先端部は先尖り状のテーパ状に 形成され、同中軸クリップ体25の先端寄り外周面には外筒クリップ体18の係 止爪22が係脱可能に係合される深溝状の第1係止溝31と、浅溝状の第2係止 溝32とが軸方向に接近して凹設されている。
【0013】 前記第1係止溝31は、第2係止溝32よりも先端側に位置しかつ係止爪22 が滑走して係脱される傾斜面31aを有するとともに、同第1係止溝31に前記 係止爪22が係合したときには、図3に示すように、外筒クリップ体25の先端 部が前記各取付孔3,6,15,16に対し挿脱可能な外径に弾性縮小される溝 深さ及び形状に形成されている。
【0014】 これに対し、前記第2係止溝32は、図2に示すように、前記外筒クリップ体 18の内孔19におけるテーパ孔部19aと大径孔部19bとの段差面19cに 中軸クリップ体25のストッパ片29が当接する位置まで押込んだときに、前記 係止爪22と係合する位置に形成されている。さらに、第2係止溝32は、該第 2係止溝32に前記係止爪22が係合したときに前記外筒クリップ体18の先端 部を前記第2挟持片14の取付孔16周縁と係合して弾性拡開させる溝深さに形 成されている。
【0015】 また、この実施例では、第2係止溝32と係止爪22とが係合している状態に おいて、外筒クリップ18に対し中軸クリップ体25が反時計方向へは、前記第 2係止溝32と係止爪22との係合力に抗して回動可能で、時計方向への回動は 阻止されるように、第2係止溝32と係止爪22との形状が適宜に設定にされて いる。そして、中軸クリップ体25を、そのつまみ30によって反時計方向へ回 動操作することで、第2係止溝32に対するの係止爪22との係合が外れるよう になっている。
【0016】 この実施例は上述したように構成される。したがって、リヤバンパ1に対しマ ッドガード4を取付ける場合、予め、外筒クリップ体18の内孔19に中軸クリ ップ体25が嵌挿され、該中軸クリップ体25の第1係止溝31に外筒クリップ 体25の係止爪22が係合されて外筒クリップ体18に対し中軸クリップ体25 が嵌挿保持される。 また、リヤバンパ1のフランジ2に対しマッドガード4のフランジ5が重ね合 され、これら両フランジ2,4に対して挟持体11の第1、第2の両挟持片13 ,14が差し込まれるとともに、前記両フランジ2,4及び第1、第2の両挟持 片13,14の各取付孔3,6,15,16が位置合せされる。
【0017】 ここで、前記したように中軸クリップ体25が組付けられた外筒クリップ体1 8が、図3に示すように、前記各取付孔3,6,15,16わたって貫挿される 。そして、外筒クリッブ体18の内孔19の段差面19cに対し、中軸クリップ 体25のストッパ片29が当接する位置まで中軸クリップ体25をそのつまみ3 0によって押込み操作する。 中軸クリップ体25の押込み動作にともない、外筒クリップ体25の先端部を しだいに弾性拡大させながら同外筒クリップ体25の係止爪22が第1係止溝3 1の傾斜面31aを滑走する。そして前記係止爪22が第1係止溝31から外れ た後、第2係止溝32に係合することで、図2に示すように、外筒クリップ体2 5の先端部が所定大きさだけ弾性拡開され、その拡開状態に保持される。そして 、弾性拡開された先端部が第2挟持片14の取付孔16の周縁部と係合し、これ によって、リヤバンパ1に対するマッドガード4の取付けが完了する。
【0018】 前記したように、リヤバンパ1に対しマッドガード4が取付けられた状態にお いて、リヤバンパ1とマッドガードとの熱伸縮による差が生じた場合、マッドガ ード4の取付孔6が、同マッドガード4の長手方向に長い長孔状に形成されるた め、前記熱伸縮による差が、前記長孔状の取付孔6に沿って外筒クリップ体18 が相対移動することで吸収される。このため、前記熱伸縮差が原因となってマッ ドガード4に生じるたわみや歪みが防止される。
【0019】 次に、車両の後方に牽引ワイヤによって別の車両を牽引する際に、リヤバンパ 1に対しマットガード4を取外す場合、中軸クリップ体25を、そのつまみ30 によって反時計方向へ回動操作する。すると、中軸クリップ体25の第2係止溝 32に対する外筒クリップ体18の係止爪22の係合が外れる。引続いて、つま み30によって中軸クリップ体25を反時計方向へ所定角度だけ回動操作するこ とで、外筒クリップ体18の先端部の弾性復元力によって、中軸クリップ体18 を押出し方向へ移動しながら同外筒クリップ体18の係止爪22が中軸クリップ 体25の第1係止溝31の傾斜面31aに沿って滑走する。そして、外筒クリッ プ体18の係止爪22が中軸クリップ体25の第1係止溝31に係合することで 、図3に示すように外筒クリップ体18が元の状態に弾性縮小される。
【0020】 ここで、前記各取付孔3,5,15,16に対し、前記中軸クリップ体25と 共に外筒クリップ体18を引抜き、前記両フランジ2,5から挟持体11を抜き 外すことで、リヤバンパ1に対しマッドガード4が取外される。 前述したようにして、リヤバンパ1に対するマッドガード4の着脱を工具を用 いることなく容易かつ手早く行うことができる。
【0021】 また、この実施例の取付クリップ装置10は、リヤバンパ1のフランジ2に対 し、マットガード4のフランジ5を上下に重ね合せて取付けるものであるから、 リヤバンパ1の外面及びマッドガード4の外面を連続する面一化された外観意匠 にすることができ、見栄えの向上を図ることができる。 なお、上記実施例においては、主物品がリヤバンパーであり、樹脂成形品がマ ッドガードである場合を例示したがこれに限定するものではない。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、挟持体の両挟持片によって主物品のフ ランジと樹脂成形品のフランジとを挟持した状態において、外筒クリップ体に対 し、中軸クリップ体をそのつまみによって移動操作し、同中軸クリップ体の深溝 状の第1係止溝に外筒クリップ体の係止爪を係合させ、外筒クリップ体を弾性縮 小させることで、前記両挟持片及び両フランジでの各取付孔に対し、中軸クリッ プ体と共に外筒クリップ体を挿脱することができる。 前記各取付孔にわたって中軸クリップ体と共に外筒クリップ体を貫挿した後、 外筒のクリップ体に対し中軸クリップ体を、そのつまみによって移動操作し同中 軸クリップ体の浅溝状の第2係止溝に、外筒クリップ体の係止爪を係合させて外 筒クリップ体を弾性拡開させることで、主物品に対し樹脂成形品を取付けること ができるため、主物品に対する樹脂成形品の着脱を工具に用いることなく、容易 にかつ手早く行うことができる。 さらに、主物品に対し、樹脂成形品を直接的に取付けることで、主物品と樹脂 成形品との外面を、連続観のある面一化された外観意匠にすることができ、見栄 えの向上を向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における樹脂成形品の取付
クリップ装置を分解して示す斜視図である。
【図2】同じく主物品に対し樹脂成形品を取付けた状態
を示す縦断面図である。
【図3】同じく中軸クリップ体の深溝状の第1係止溝に
外筒クリップ体の係止爪が係合した状態を示す断面図で
ある。
【図4】従来のものを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 リヤバンパ(主物品) 2 フランジ 3 取付孔 4 マッドガード 5 フランジ 6 取付孔 10 取付クリップ装置 11 挟持体 13 第1挟持片 14 第2挟持片 15,16 取付孔 18 外筒クリップ体 19 内孔 20 頭部 21 割溝 22 係止爪 25 中軸クリップ体 26 軸部 30 つまみ 31 第1係止溝 31a 傾斜面 32 第2係止溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主物品に対し、樹脂成形品を着脱可能に
    取付けるための樹脂成形品の取付クリップ装置であっ
    て、 前記主物品の端部背面側に折曲されたフランジと、前記
    樹脂成形品の端部背面側に折曲されたフランジとを重ね
    合わせて挟持する一対の挟持片を有する挟持体と、 前記一対の挟持片及び前記両フランジにそれぞれ形成さ
    れた各取付孔にわたって貫挿されるとともに中心部に内
    孔が貫設されて筒状をなし、かつ一端部外周に大径の頭
    部を有し、先端部が所定数の割溝によって弾性拡開可能
    に形成され、同先端部内周面に係止爪が突設された外筒
    クリップ体と、 前記外筒クリップ体の内孔に嵌挿される軸状をなし一端
    部に操作用つまみを有し、先端部寄り外周面に前記係止
    爪が係脱可能に係合される深溝状の第1係止溝と、浅溝
    状の第2係止溝とが軸方向に接近してそれぞれ凹設され
    た中軸クリップ体と、を備え、 前記深溝状の第1係止溝は、該第1係止溝に前記係止爪
    が係合したときに、前記外筒クリップ体の先端部が前記
    各取付孔に対して挿脱可能な外径に弾性縮小される溝深
    さに形成され、 前記浅溝状の第2係止溝は、該第2係止溝に前記係止爪
    が係合したときに、前記外筒クリップ体の先端部を前記
    一方の挟持片の取付孔周縁と係合させて弾性拡開させる
    溝深さに形成されていることを特徴とする樹脂成形品の
    取付クリップ装置。
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