JPH05188448A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
- Publication number
- JPH05188448A JPH05188448A JP412192A JP412192A JPH05188448A JP H05188448 A JPH05188448 A JP H05188448A JP 412192 A JP412192 A JP 412192A JP 412192 A JP412192 A JP 412192A JP H05188448 A JPH05188448 A JP H05188448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- photographic film
- perforation
- unit
- photographic
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2219/00—Cameras
- G03B2219/02—Still-picture cameras
- G03B2219/04—Roll-film cameras
- G03B2219/045—Roll-film cameras adapted for unloading the film in the processing laboratory, e.g. disposable, reusable or recyclable cameras
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目視することで、レンズ付きフイルムユニッ
トで撮影された写真フイルムを識別できるようにした。 【構成】 ユニット本体にパトローネ本体21とこのパ
トローネ本体21から引き出した写真フイルム23を内
蔵させた。写真フイルム23の上側縁部には一般カメラ
で使用されるコマ位置検出用の複数のパーフォレーショ
ン24aを、また写真フイルム23の下側縁部にはフイ
ルムユニットで使用されるコマ位置検出用の複数のパー
フォレーション28aをそれぞれ形成されている。この
写真フイルム23が1コマ送りされるときに、パーフォ
レーション28aは爪部材30により検出される。
トで撮影された写真フイルムを識別できるようにした。 【構成】 ユニット本体にパトローネ本体21とこのパ
トローネ本体21から引き出した写真フイルム23を内
蔵させた。写真フイルム23の上側縁部には一般カメラ
で使用されるコマ位置検出用の複数のパーフォレーショ
ン24aを、また写真フイルム23の下側縁部にはフイ
ルムユニットで使用されるコマ位置検出用の複数のパー
フォレーション28aをそれぞれ形成されている。この
写真フイルム23が1コマ送りされるときに、パーフォ
レーション28aは爪部材30により検出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は専用の写真フイルムを装
填したレンズ付きフイルムユニットに関するものであ
る。
填したレンズ付きフイルムユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カメラを携帯していないときでも手軽に
写真撮影を楽しむことができるように、予め写真フイル
ムを内蔵したユニット本体に、シャッタボタン及び巻上
げノブ等の簡単な撮影機構を備えたレンズ付きフイルム
ユニット「写ルンですHi」(商品名)が本出願人から
提供されている。このレンズ付きフイルムユニット(以
下「フイルムユニット」と略記する)では、国際標準規
格(ISO)1007で規定されたパトローネ本体から
未露光の写真フイルムを引き出した状態で装填してお
き、前記巻上げノブの操作により露光済みの写真フイル
ムを前記パトローネ本体内に巻き込んでいる。この巻上
げ時にはパーフォレーションと係合するスプロケットが
一回転して、前記巻上げノブがロックされるため、確実
に1コマ送りを行うことができる。
写真撮影を楽しむことができるように、予め写真フイル
ムを内蔵したユニット本体に、シャッタボタン及び巻上
げノブ等の簡単な撮影機構を備えたレンズ付きフイルム
ユニット「写ルンですHi」(商品名)が本出願人から
提供されている。このレンズ付きフイルムユニット(以
下「フイルムユニット」と略記する)では、国際標準規
格(ISO)1007で規定されたパトローネ本体から
未露光の写真フイルムを引き出した状態で装填してお
き、前記巻上げノブの操作により露光済みの写真フイル
ムを前記パトローネ本体内に巻き込んでいる。この巻上
げ時にはパーフォレーションと係合するスプロケットが
一回転して、前記巻上げノブがロックされるため、確実
に1コマ送りを行うことができる。
【0003】また、前記写真フイルムに替え、1個の撮
影画面に1個のパーフォレーションを形成した写真フイ
ルムを内蔵させたフイルムユニットが、特開昭63−1
93136号の公報に開示されている。このフイルムユ
ニットでは前記スプロケットに替え、このパーフォレー
ションに係脱する爪部材を用い、撮影毎に1コマ送りを
行い、撮影済み写真フイルムをパトローネ本体に巻き込
んでいる。
影画面に1個のパーフォレーションを形成した写真フイ
ルムを内蔵させたフイルムユニットが、特開昭63−1
93136号の公報に開示されている。このフイルムユ
ニットでは前記スプロケットに替え、このパーフォレー
ションに係脱する爪部材を用い、撮影毎に1コマ送りを
行い、撮影済み写真フイルムをパトローネ本体に巻き込
んでいる。
【0004】このようにして撮影を完了したフイルムユ
ニットは、現像取扱い店を介して現像所にユニット本体
毎提出され、ここでパトローネ本体がユニット本体から
取り出される。そして、写真フイルムは現像・焼付処理
された後、プリント写真とともに、ユーザーに返却され
る。
ニットは、現像取扱い店を介して現像所にユニット本体
毎提出され、ここでパトローネ本体がユニット本体から
取り出される。そして、写真フイルムは現像・焼付処理
された後、プリント写真とともに、ユーザーに返却され
る。
【0005】一方、プリント時に写真フイルムから撮影
情報例えば輝度情報、シャッタ速度等を読み出し、プリ
ント写真を良好にかつ効率よく作成するために、写真フ
イルムの片側縁部に前記撮影情報をカメラで書き込める
ようにした写真フイルムが特願平3−261124号,
特願平3−309453号の明細書や、米国特許第4,
908,641号公報に提案されている。この写真フイ
ルム2には、図4に示すように前記撮影情報を書き込む
ための情報エリア3(図中斜線部で示す)を下側縁部2
aに設けるために、各撮影画面4に1個のコマ位置検出
用のパーフォレーション5aからなるパーフォレーショ
ン群5が上側縁部2bに形成されている。このパーフォ
レーション群5の前後には、カメラが写真フイルム2の
先端部,後端部を検出するためのパーフォレーション6
a,7aが形成されている。
情報例えば輝度情報、シャッタ速度等を読み出し、プリ
ント写真を良好にかつ効率よく作成するために、写真フ
イルムの片側縁部に前記撮影情報をカメラで書き込める
ようにした写真フイルムが特願平3−261124号,
特願平3−309453号の明細書や、米国特許第4,
908,641号公報に提案されている。この写真フイ
ルム2には、図4に示すように前記撮影情報を書き込む
ための情報エリア3(図中斜線部で示す)を下側縁部2
aに設けるために、各撮影画面4に1個のコマ位置検出
用のパーフォレーション5aからなるパーフォレーショ
ン群5が上側縁部2bに形成されている。このパーフォ
レーション群5の前後には、カメラが写真フイルム2の
先端部,後端部を検出するためのパーフォレーション6
a,7aが形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後者の写真
フイルムをつめたパトローネ本体を、上述した爪部材を
用いたフイルムユニットに装填すると、前記爪部材が前
記パーフォレーション6a,7aに係脱して巻上げノブ
がロックされるため、写真フイルム2の先端部,後端部
では1コマ送りができないという問題が生じる。
フイルムをつめたパトローネ本体を、上述した爪部材を
用いたフイルムユニットに装填すると、前記爪部材が前
記パーフォレーション6a,7aに係脱して巻上げノブ
がロックされるため、写真フイルム2の先端部,後端部
では1コマ送りができないという問題が生じる。
【0007】また、前記現像所では各種の写真フイルム
を扱うため、これらを区別するために、写真フイルムの
入っているパトローネ本体に識別表示を設けることが考
えられるが、パトローネ本体から抜き取った写真フイル
ムには有効でない。このような理由から、パトローネ本
体から抜き取った写真フイルムにおいても、これらを確
実に区別する方法が望まれている。
を扱うため、これらを区別するために、写真フイルムの
入っているパトローネ本体に識別表示を設けることが考
えられるが、パトローネ本体から抜き取った写真フイル
ムには有効でない。このような理由から、パトローネ本
体から抜き取った写真フイルムにおいても、これらを確
実に区別する方法が望まれている。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、上記フォーマットの写真フイルムを使
用しても確実に1コマ送りを行なえるようにするととも
に、現像所等で写真フイルムを目視することで、フイル
ムユニットで撮影された写真フイルムであると判定でき
るようにしたレンズ付きフイルムユニットを提供するこ
とを目的とする。
なされたもので、上記フォーマットの写真フイルムを使
用しても確実に1コマ送りを行なえるようにするととも
に、現像所等で写真フイルムを目視することで、フイル
ムユニットで撮影された写真フイルムであると判定でき
るようにしたレンズ付きフイルムユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のフイルムユニットでは、写真フイルムの
一方の側縁部に、1個の撮影画面に1個のパーフォレー
ションを配列した第1のパーフォレーション群と写真フ
イルムの先端部と後端部を識別するためのパーフォレー
ションとをそれぞれ形成し、更に他方の側縁部に前記第
1のパーフォレーション群に対応した第2のパーフォレ
ーション群を形成し、第2のパーフォレーション群を構
成するパーフォレーションを検出して、前記写真フイル
ムの巻上げを阻止している。
めに、本発明のフイルムユニットでは、写真フイルムの
一方の側縁部に、1個の撮影画面に1個のパーフォレー
ションを配列した第1のパーフォレーション群と写真フ
イルムの先端部と後端部を識別するためのパーフォレー
ションとをそれぞれ形成し、更に他方の側縁部に前記第
1のパーフォレーション群に対応した第2のパーフォレ
ーション群を形成し、第2のパーフォレーション群を構
成するパーフォレーションを検出して、前記写真フイル
ムの巻上げを阻止している。
【0010】
【実施例】図3は本発明のレンズ付きフイルムユニット
(以下、単にフイルムユニットという)を示すものであ
る。このフイルムユニット10は、後述する写真フイル
ムパトローネを内蔵する樹脂製のユニット本体11と、
その表面に被せられる外装用の紙箱12とから構成され
ている。このユニット本体11には撮影レンズ13,レ
リーズボタン14,フイルムカウンタ15,ファインダ
16,巻上げノブ17等の撮影に欠かせないものを設け
ており、撮影情報を書き込むような機構は設けられてい
ない。また前記紙箱12には撮影レンズ13〜巻上げノ
ブ17等を露出する開口が形成されている。このため、
フイルムユニット10は紙箱12から取り出すことな
く、前記開口を介して、撮影操作を行うことができる。
(以下、単にフイルムユニットという)を示すものであ
る。このフイルムユニット10は、後述する写真フイル
ムパトローネを内蔵する樹脂製のユニット本体11と、
その表面に被せられる外装用の紙箱12とから構成され
ている。このユニット本体11には撮影レンズ13,レ
リーズボタン14,フイルムカウンタ15,ファインダ
16,巻上げノブ17等の撮影に欠かせないものを設け
ており、撮影情報を書き込むような機構は設けられてい
ない。また前記紙箱12には撮影レンズ13〜巻上げノ
ブ17等を露出する開口が形成されている。このため、
フイルムユニット10は紙箱12から取り出すことな
く、前記開口を介して、撮影操作を行うことができる。
【0011】上述した写真フイルムパトローネ20は図
2に示すように遮光性のプラスチックで成形されたパト
ローネ本体21と、このパトローネ本体21に回動自在
に収納されたスプール22と、このスプール22に後端
を係止された写真フイルム23とからなる。この写真フ
イルム23の上側縁部には図4に示す写真フイルム2の
各パーフォレーション5a〜7aと同様に各パーフォレ
ーション24a〜26aが形成されている。このため、
写真フイルム23は、従来の一方の側縁部にのみパーフ
ォレーションを有する写真フイルム2をプリントする自
動プリンタでプリントを行うことができる。また、写真
フイルム23の下側縁部には前記パーフォレーション2
5aに1対1に対応するとともに、撮影画面27に対応
したコマ位置検出用のパーフォレーション28aが形成
されている。
2に示すように遮光性のプラスチックで成形されたパト
ローネ本体21と、このパトローネ本体21に回動自在
に収納されたスプール22と、このスプール22に後端
を係止された写真フイルム23とからなる。この写真フ
イルム23の上側縁部には図4に示す写真フイルム2の
各パーフォレーション5a〜7aと同様に各パーフォレ
ーション24a〜26aが形成されている。このため、
写真フイルム23は、従来の一方の側縁部にのみパーフ
ォレーションを有する写真フイルム2をプリントする自
動プリンタでプリントを行うことができる。また、写真
フイルム23の下側縁部には前記パーフォレーション2
5aに1対1に対応するとともに、撮影画面27に対応
したコマ位置検出用のパーフォレーション28aが形成
されている。
【0012】図1はフイルムユニット2のセルフコッキ
ング機構の要部を示すものである。図において、巻上げ
ノブ17が反時計方向に回動されると、スプール22が
回動され、写真フイルム23がパトローネ本体21内に
巻き込まれる。この写真フイルム23には爪部材30の
先端が当接しており、この爪部材30は軸31に長穴3
0aを介して回動自在にかつスライド自在に設けられて
いる。また、爪部材30には板状の伝達アーム32を介
して、バネ34で反時計方向に付勢されるカム板33が
一体に形成されている。このカム板34は前記爪部材3
0と同様に長穴34aを介して前記軸31に取り付けら
れている。このカム板34はバネ37で時計方向に付勢
されたシャッタ駆動カム36に係合している。
ング機構の要部を示すものである。図において、巻上げ
ノブ17が反時計方向に回動されると、スプール22が
回動され、写真フイルム23がパトローネ本体21内に
巻き込まれる。この写真フイルム23には爪部材30の
先端が当接しており、この爪部材30は軸31に長穴3
0aを介して回動自在にかつスライド自在に設けられて
いる。また、爪部材30には板状の伝達アーム32を介
して、バネ34で反時計方向に付勢されるカム板33が
一体に形成されている。このカム板34は前記爪部材3
0と同様に長穴34aを介して前記軸31に取り付けら
れている。このカム板34はバネ37で時計方向に付勢
されたシャッタ駆動カム36に係合している。
【0013】このシャッタ駆動カム36には図示しない
シャッタ羽根を開閉するシャッタ駆シャッタ駆動レバー
38と、シャッタチャージされていないときに、シャッ
タレバー39を係止するストッパ部40とが形成されて
いる。前記シャッタレバー39はバネ41で反時計方向
に付勢されているが、前記レリーズボタン14が押圧さ
れると、時計方向に回動される。また、シャッタレバー
39には送りアーム42が設けられており、この送りア
ーム42は周面に爪列43を形成したフイルムカウンタ
板44を歩進する。この爪列43は一方向性の送り爪
(図示省略)で構成されており、前記送りアーム42は
シャッタレバー39が反時計方向に回動して巻上げノブ
17を係止する毎に、フイルムカウンタ板44を反時計
方向に一爪分回動する。
シャッタ羽根を開閉するシャッタ駆シャッタ駆動レバー
38と、シャッタチャージされていないときに、シャッ
タレバー39を係止するストッパ部40とが形成されて
いる。前記シャッタレバー39はバネ41で反時計方向
に付勢されているが、前記レリーズボタン14が押圧さ
れると、時計方向に回動される。また、シャッタレバー
39には送りアーム42が設けられており、この送りア
ーム42は周面に爪列43を形成したフイルムカウンタ
板44を歩進する。この爪列43は一方向性の送り爪
(図示省略)で構成されており、前記送りアーム42は
シャッタレバー39が反時計方向に回動して巻上げノブ
17を係止する毎に、フイルムカウンタ板44を反時計
方向に一爪分回動する。
【0014】以上のように構成されたフイルムユニット
の作用について説明する。撮影後、巻上げノブ17が図
1において、反時計方向に回動されると、スプール22
を介して写真フイルム23がパトローネ本体21に巻き
込まれる。このとき、爪部材30はバネ34で時計方向
に付勢されているため、写真フイルム23に従動するこ
とはない。この後、パーフォレーション28aが爪部材
30の位置まで移動されると、爪部材30はバネ34に
より写真フイルム23側に移動され、その先端がパーフ
ォレーション28aに嵌入する。
の作用について説明する。撮影後、巻上げノブ17が図
1において、反時計方向に回動されると、スプール22
を介して写真フイルム23がパトローネ本体21に巻き
込まれる。このとき、爪部材30はバネ34で時計方向
に付勢されているため、写真フイルム23に従動するこ
とはない。この後、パーフォレーション28aが爪部材
30の位置まで移動されると、爪部材30はバネ34に
より写真フイルム23側に移動され、その先端がパーフ
ォレーション28aに嵌入する。
【0015】この後、爪部材30は写真フイルム23の
巻上げに連動して、反時計方向に回動される。この後、
爪部材30の先端とパーフォレーション28aとの係合
が解除されると、爪部材30はバネ34の付勢により、
写真フイルム23上をスライドして図示の位置に復帰す
る。この間、前記爪部材30の動きは伝達アーム32を
介してカム板33に伝達される。カム板33はシャッタ
駆動カム36を時計方向に回動し、ストッパ部40とシ
ャッタレバー39との係合を解除するとともに、シャッ
タ駆動レバー38をチャージ位置に復帰する。前記係合
を解除されたシャッタレバー39はバネ41により、反
時計方向に回動され、その先端が巻上げノブ17の歯列
に噛合して、巻上げノブ17の回動を阻止する。
巻上げに連動して、反時計方向に回動される。この後、
爪部材30の先端とパーフォレーション28aとの係合
が解除されると、爪部材30はバネ34の付勢により、
写真フイルム23上をスライドして図示の位置に復帰す
る。この間、前記爪部材30の動きは伝達アーム32を
介してカム板33に伝達される。カム板33はシャッタ
駆動カム36を時計方向に回動し、ストッパ部40とシ
ャッタレバー39との係合を解除するとともに、シャッ
タ駆動レバー38をチャージ位置に復帰する。前記係合
を解除されたシャッタレバー39はバネ41により、反
時計方向に回動され、その先端が巻上げノブ17の歯列
に噛合して、巻上げノブ17の回動を阻止する。
【0016】このようにして、1コマ送りが行われる
と、図示しない露光開口に未露光の写真フイルム23が
給送される。そして、レリーズボタン14を押圧する
と、被写体像が図2に一点鎖線で示よ撮影画面27に写
し込まれる。なお、この撮影画面27の位置はパーフォ
レーション24aに対し、図4に示す撮影コマ4とパー
フォレーション5aとの位置関係に1対1に対応するよ
うに、考慮されている。
と、図示しない露光開口に未露光の写真フイルム23が
給送される。そして、レリーズボタン14を押圧する
と、被写体像が図2に一点鎖線で示よ撮影画面27に写
し込まれる。なお、この撮影画面27の位置はパーフォ
レーション24aに対し、図4に示す撮影コマ4とパー
フォレーション5aとの位置関係に1対1に対応するよ
うに、考慮されている。
【0017】そして、上記操作が繰り返され、被写体像
を最終の撮影画面27に写し込んだ後、巻上げノブ17
を回動すると、写真フイルム23の先端はパトローネ本
体21内に巻き込まれる。このようして撮影を完了され
たフイルムユニット10は現像取扱い店を介して、現像
所に送られる。現像所ではユニット本体11からフイル
ムパトローネ20を抜き取り、更にこのフイルムパトロ
ーネ20から写真フイルム23を引き出す。この写真フ
イルム23は一方の側縁部にのみパーフォレーションを
有する写真フイルムと一緒に現像処理が行われる。
を最終の撮影画面27に写し込んだ後、巻上げノブ17
を回動すると、写真フイルム23の先端はパトローネ本
体21内に巻き込まれる。このようして撮影を完了され
たフイルムユニット10は現像取扱い店を介して、現像
所に送られる。現像所ではユニット本体11からフイル
ムパトローネ20を抜き取り、更にこのフイルムパトロ
ーネ20から写真フイルム23を引き出す。この写真フ
イルム23は一方の側縁部にのみパーフォレーションを
有する写真フイルムと一緒に現像処理が行われる。
【0018】この後、これらの現像済みの写真フイルム
は、その両端をカットされた後接続されて長尺のフイル
ムロールにされる。このフイルムロールは写真プリンタ
にかけられ、順次プリントされる。この写真プリンタで
はパーフォレーション5a,7aを用いて、写真フイル
ム2のプリントを行い、またパーフォレーション24
a,26aを用いて、写真フイルム23のプリントを行
う。このため、現像所では現像処理後、写真フイルム2
と写真フイルム23の選別を行う手間を省くことができ
る。
は、その両端をカットされた後接続されて長尺のフイル
ムロールにされる。このフイルムロールは写真プリンタ
にかけられ、順次プリントされる。この写真プリンタで
はパーフォレーション5a,7aを用いて、写真フイル
ム2のプリントを行い、またパーフォレーション24
a,26aを用いて、写真フイルム23のプリントを行
う。このため、現像所では現像処理後、写真フイルム2
と写真フイルム23の選別を行う手間を省くことができ
る。
【0019】本発明をノーマルタイプのフイルムユニッ
トで説明したが、他のフイルムユニット例えば望遠タイ
プ,パノラマタイプ,接写タイプ等のフイルムユニット
やプレワインド軸を内蔵した使い捨てタイプのカメラ及
びダブルパトローネを内蔵する使い捨てタイプのカメラ
においても、同様な効果を得ることができる。
トで説明したが、他のフイルムユニット例えば望遠タイ
プ,パノラマタイプ,接写タイプ等のフイルムユニット
やプレワインド軸を内蔵した使い捨てタイプのカメラ及
びダブルパトローネを内蔵する使い捨てタイプのカメラ
においても、同様な効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフイルム
ユニットでは、写真フイルムには一方の側縁部に他のカ
メラに装填される写真フイルムと同じ形状でかつ、同じ
配列をした第1のパーフォレーション群を,他方の側縁
部に第1のパーフォレーション群とは異なる第2のパー
フォレーション群をそれぞれ形成し、第2のパーフォレ
ーション群を検出して、前記写真フイルムの給送を阻止
するようにしたから、パーフォレーションの配列の異な
る写真フイルムにも撮影することができ、更にプリント
時には、他のカメラで撮影された写真フイルムと一緒に
プリントすることができる。またフイルムユニットで撮
影された写真フイルムは、目視することで、他のカメラ
で撮影された写真フイルムと区別することができる。
ユニットでは、写真フイルムには一方の側縁部に他のカ
メラに装填される写真フイルムと同じ形状でかつ、同じ
配列をした第1のパーフォレーション群を,他方の側縁
部に第1のパーフォレーション群とは異なる第2のパー
フォレーション群をそれぞれ形成し、第2のパーフォレ
ーション群を検出して、前記写真フイルムの給送を阻止
するようにしたから、パーフォレーションの配列の異な
る写真フイルムにも撮影することができ、更にプリント
時には、他のカメラで撮影された写真フイルムと一緒に
プリントすることができる。またフイルムユニットで撮
影された写真フイルムは、目視することで、他のカメラ
で撮影された写真フイルムと区別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフイルムユニットのセルフコッキング
機構を示す図である。
機構を示す図である。
【図2】本発明のフイルムユニットに用いられる写真フ
イルムを示す図である。
イルムを示す図である。
【図3】本発明のフイルムユニットの外観を示す斜視図
である。
である。
【図4】他のカメラに使用される新しいタイプの写真フ
イルムを示す図である。
イルムを示す図である。
10 フイルムユニット 11 ユニット本体 13 撮影レンズ 14 レリースボタン 17 巻上げノブ 20 フイルムパトローネ 23 写真フイルム 24a,25a,26a,28a パーフォレーション 30 爪部材 33 カム板 36 シャッタ駆動カム 39 シャッタレバー
Claims (1)
- 【請求項1】 撮影機構を備えたユニット本体と、この
ユニット本体に収納された未露光の写真フイルムとを備
えたレンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記写真フイルムには1個の撮影画面に1個のパーフォ
レーションを配列した第1のパーフォレーション群及び
写真フイルムの先端部と後端部を識別するためのパーフ
ォレーションを写真フイルム幅方向の一方の側縁部に、
前記第1のパーフォレーション群に対応した第2のパー
フォレーション群を他方の側縁部にそれぞれ形成してあ
り、第2のパーフォレーション群を構成する各パーフォ
レーションを検出して、写真フイルムの巻上げを阻止す
ることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP412192A JPH05188448A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP412192A JPH05188448A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188448A true JPH05188448A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11575959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP412192A Pending JPH05188448A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05188448A (ja) |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP412192A patent/JPH05188448A/ja active Pending
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