JPH0518841A - 配管圧力テスト用計測器の撮影方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、配管圧力テストに使用する計測器
の撮影方法に関し、指針を大きく見えるようにして見や
すくし、更に光の乱反射を防止する配管圧力テスト用計
測器の撮影方法を提供することを目的とする。 【構成】 配管圧力計測器とこれを撮影する写真機との
間に、前記計測器１の指針を拡大視させる凸レンズ４
と、偏光ガラス３とを介在させて撮影する配管圧力テス
ト用計測器の撮影方法に存する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、配管圧力テストに使用
する計測器の撮影方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、配管圧力をテストする場合に、図
３に示すように直径約１０ｃｍ程度の大型圧力計測器１
０が使用され、施工者が施工確認や管理者に施工完了の
報告書に添付するために、撮影カメラでフラッシュを使
用する等して計測器１０の前面から写真撮影する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
撮影方法では、計測器１０の指針１１が小さく写ってわ
かりにくく、また、計測器の前面にある保護用ガラス１
２によって照明等の光が乱反射し、指針１１が見にくい
ものであり、フラッシュを使用したときはなお一層見に
くくなると言った欠点が存在した。

【０００４】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、指針を大きく見えるようにして見やすくし、更に
光の乱反射を防止する配管圧力テスト用計測器の撮影方
法を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
し上記目的を達成するための要旨は、配管圧力計測器と
これを撮影する写真機との間に、前記計測器の指針を拡
大視させる凸レンズと、偏光ガラスとを介在させて撮影
する配管圧力テスト用計測器の撮影方法に存する。

【０００６】

【作用】本発明の方法により、凸レンズで計測器の指針
が大きく拡大されて見やすくなり、偏光ガラスで光の乱
反射を防止できる。

【０００７】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明の一実施例に係る正面図であり、図
２は他の実施例に係る正面図である。

【０００８】図において、符号１は本発明の係る計測
器、２はアダプター、３は回転式偏光ガラス、４は凸レ
ンズ、５は照明用ランプ、６は計測器、７はカメラ、を
各々示している。

【０００９】本発明に係る計測器１は、偏光ガラス３と
凸レンズ４とを備えたものなので、これを正面からカメ
ラで写真撮影すると、前記凸レンズ４（焦点距離５０ｍ
ｍ程度）により計測器１の指針が大きく見えて、回転式
偏光ガラス３により光の乱反射がなく前記指針をはっき
りと写すことができる。

【００１０】また、他の実施例として図２に示すよう
に、計測器６に対してアダプター１ａを形成して写真撮
影する方法でもよい。即ち、前記アダプター１ａは、円
筒状の枠体２に、偏光レンズ３ａと凸レンズ４ａと照明
ランプ５とを図示のように内挿して形成される。そして
このアダプター１ａを計測器６の前面から取り付けて、
カメラ７で写真撮影すれば、前述と同様に計測器の指針
が大きくしかも乱反射による障害もなくはっきりと写し
取ることができる。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の配管圧力
テスト用計測器の撮影方法は、配管圧力計測器とこれを
撮影する写真機との間に、前記計測器の指針を拡大視さ
せる凸レンズと、偏光ガラスとを介在させて撮影するの
で、計測器の指針が大きく写り、しかも光の乱反射がな
いので見やすくなり証明・確認用の写真として高品質の
写真を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る正面図である。

【図２】他の実施例に係る正面図である。

【図３】従来例に係る計測器の正面図である。

【符号の説明】

１ 本発明の係る計測器、２ アダプター、３ 回転式
偏光ガラス、４ 凸レンズ、５ 照明用ランプ、６ 計
測器、７ カメラ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 配管圧力計測器とこれを撮影する写真機
   との間に、前記計測器の指針を拡大視させる凸レンズ
   と、偏光ガラスとを介在させて撮影することを特徴とし
   てなる配管圧力テスト用計測器の撮影方法。