JPH05188243A - コネクタフェルールに光ファイバを挿入する装置 - Google Patents

コネクタフェルールに光ファイバを挿入する装置

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JPH05188243A
JPH05188243A JP2176592A JP2176592A JPH05188243A JP H05188243 A JPH05188243 A JP H05188243A JP 2176592 A JP2176592 A JP 2176592A JP 2176592 A JP2176592 A JP 2176592A JP H05188243 A JPH05188243 A JP H05188243A
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optical fiber
ferrule
guide arm
groove
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JP2176592A
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Teruaki Ito
輝昭 伊藤
Mikio Yoshinuma
幹夫 吉沼
Kengo Fukatsu
兼吾 深津
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な接続特性を得るためには、フェルール
の微細孔とフアイバとの隙間の小さい方が良い。しか
し、隙間の小さいフェルールに光フアイバを自動的に挿
入しようとすると、大きな抵抗を受けて光フアイバが座
屈を起こす恐れがある。この課題を解決する。 【構成】 光フアイバホルダ34とフェルールクランプ
台40との中間に、溝52を下端に有するガイドアーム
50を設ける。また光フアイバ挿入時にフェルールの受
ける荷重の測定装置44を設ける。挿入抵抗が大きい
と、光フアイバ22がたわみ始め、同時に荷重測定装置
44の検出値が大きくなる。その荷重が一定値以上にな
ったとき、ガイドアーム50が下がるようにする。そし
て、溝52で光フアイバを上から押えかつ曲がりがほと
んど無くなるまで押し下げれば、光フアイバは座屈を起
こすことなく挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として多心光フア
イバ用フェルールに光フアイバを自動的に挿入する装置
に関するものである。ただしこの技術は単心光フアイバ
の場合にも利用できる。
【0002】
【従来の技術】図3に多心光フアイバ心線20とフェル
ール10を模型的に示した。12は微細孔、22は光フ
アイバ、24は被覆部分である。従来のコネクタ組立工
程は手作業により行われており、フェルール10への光
フアイバ20の挿入も全て人間の手によっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フェルール10の微細
孔12の内径や光フアイバ22の径にバラツキがある。
そのため、光フアイバ挿入時の抵抗のかかり具合い、光
フアイバのたわみ状態などは一定でない。良好な接続特
性を得るためには、微細孔12と光フアイバ22との隙
間ができる限り小さいことが要求される。しかし、この
隙間が小さいと、光フアイバを挿入するとき大きな抵抗
を受ける。そのため、光フアイバがたわみ、ついには座
屈により折れてしまう恐れもある。
【0004】ある程度の挿入抵抗があるフェルールと光
フアイバとの組合せが好ましい。しかし上記のように光
フアイバが座屈を起こす恐れもある。それを避けるに
は、フェルールの受ける荷重や光フアイバのたわみなど
を、手の感じや目視で判断しながら挿入する必要があ
り、それには熟練が必要であった。また光フアイバ挿入
の自動化も上記の座屈の問題があるため、進まなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1に例示する次の要素
を備える装置を用いることにより、光フアイバ挿入の自
動化を図る。 (1)フェルール10を着脱自在に保持するフェルール
クランプ台40、(2)z方向に前進後退することがで
き、前進するとき保持している光フアイバ20が前記フ
ェルールクランプ40の保持するフェルール10に挿入
されるようにしてある光フアイバホルダ34、(3)前
記フェルール10に光フアイバ22を挿入する際に当該
フェルールの受ける荷重を測定する装置44、(4)前
記光フアイバホルダ34とフェルールクランプ40との
中間において、y方向に移動自在であり、かつ下端に光
フアイバ22が入り込むことのできる溝52を有するガ
イドアーム50、(5)前記ガイドアームの駆動手段
(たとえばモータ56とマイクロメータ58)、(6)
前記荷重測定器44の出力に基づいて前記駆動手段を動
作させる制御装置60。
【0006】
【作 用】上記のように、フェルールの微細孔の内径や
光フアイバの径にバラツキがあるため、フェルールに光
フアイバを挿入する際に、フェルールの受ける荷重(光
フアイバの挿入に抵抗する力)は一定でない。光フアイ
バ挿入に際して抵抗が大きいと、光フアイバ22が曲が
り始め、同時にフェルールの受ける荷重(測定装置44
が検出する)が大きくなってゆく。荷重が一定値以上に
なったとき、制御装置60が働いて、モータ56,マイ
クロメータ58などの駆動装置が動作し、ガイドアーム
50が下がるようにする。そして、溝52で光フアイバ
を上から押えかつ光フアイバの曲がりがほとんど無くな
るまで押し下げるようにすれば、光フアイバの座屈に対
する強度が増し、無事にフェルールに挿入される。
【0007】
【実施例】
[装置の構造]図1において、30は装置全体のベース
である。ベース30上にリニアガイド32を介してフア
イバホルダ34を設ける。このホルダ34は図示してい
ない駆動装置により、z方向に前進後退する。なお、説
明の都合上、xyzの方向を矢印36のように決める。
【0008】ベース30上にリニアガイド38を介して
フェルールクランプ台40をz方向に移動自在に設け
る。ベース30上にたとえば支柱42を介して荷重測定
装置44を設け、フェルールクランプ台40との間をロ
ッド46により機械的に連結する。クランプ台40上に
固定したフェルール10に加わるz方向の荷重は、荷重
測定装置44により検出される。
【0009】フアイバホルダ34とフェルールクランプ
台40との中間において、ベース30上にスライドテー
ブル48を介してガイドアーム50をy方向に移動自在
に設ける。ガイドアーム50の下部51は、たとえば四
角の棒状になつていて、下面にz方向の溝52が設けて
ある(図1(b)(c))。また下面のx方向の両端に
ガイド片54が設けてある。モータ56により駆動され
るマイクロメータ58により、ガイドアーム50を上下
に微動させる。
【0010】フアイバホルダ34とフェルールクランプ
台40とガイドアーム50との位置関係は、次のとおり
である。フアイバホルダ34を前進(図1(a)で左
へ)させると、その上に固定した心線20の光フアイバ
22がクランプ台40上に固定したフェルール10に挿
入される。また、そのときガイドアーム50を下げると
各溝52に光フアイバ22が1本ずつ入り込む。
【0011】60は制御装置で、荷重測定装置44の出
力に基づいてモータ56を動作させ、マイクロメータ5
8を介してガイドアーム50を所定の長さだけ上下に移
動させる。
【0012】[装置の動作] (1)クランプ台40の上にフェルール10を固定す
る。フアイバホルダ34の上に光フアイバ心線20を固
定する。 ガイドアーム50を、図2(b)のように、その下端の
溝52の底が光フアイバ22より少し上に離れた位置に
あるようにしておく。なお、図2(b)〜(e)は、
(a)のように溝52が角溝の場合として示した(V溝
の場合は光フアイバが溝に接しても底との間に隙間がで
きて図示が複雑になるため)。またこれら各図のガイド
アーム50は(a)におけるB断面の端面として示し
た。
【0013】(2)フアイバホルダ34を前進させる
と、光フアイバ22の先端がフェルール10内に入り込
む。 そのとき、挿入抵抗が小さければ、光フアイバ22にた
わみはできず、スムーズに挿入される。このとき、ガイ
ドアーム50は特に動作しない。
【0014】(3)挿入抵抗が大きいと、光フアイバ2
2がたわみ始め、その一部がガイドアームの溝52に接
するようになる(c)。 挿入抵抗力はフェルール10に作用する荷重である。こ
れは荷重測定装置44により検出される。 (4)フアイバホルダ34(光フアイバ心線20)の前
進に伴い光フアイバ22はたわみがさらに大きくなり、
溝52の全長にわたって接するようになる(d)。 また同時に荷重測定装置44の検出する値も大きくな
る。それ以上フアイバホルダ34が前進すると、ガイド
アーム50以外の場所で光フアイバ22にたわみが生ず
るようになる。しかし、そのようになる直前の荷重の値
を制御装置60にセットしておき、その値に達したら、
モータ56を回転させ、マイクロメータ58を介してガ
イドアーム50を下げるようにする。
【0015】(5)そのとき、ガイドアーム50の各溝
52はその中に1本ずつ光フアイバ22を収容し、かつ
その状態で光フアイバ22を押し下げる(e)。 そして光フアイバ22を真直ぐのラインより少し低くな
るまで押し下げたところで、ガイドアームが停止するよ
うにする。このようにすると、光フアイバ22はガイド
アーム50の各溝52とフェルール内のU溝に上下から
ガイドされ、座屈を起こさずにフェルール10に押し込
まれる。それから、光ファイバの被覆部分がガイドアー
ム50に接触する前に、ガイドアーム50は上昇する。
【0016】光フアイバ22が上方にたわまずに、横方
向(xz面の方向)にたわんで横ずれする場合も考えら
れる。しかし横ずれする状態というのは、たわみ量がか
なり大きくなった状態なので、その前にガイドアーム5
0を下降させるようにするため、横ずれは生じない。
【0017】光フアイバ22が下方にたわんだときは、
光ファイバがフェルールのU溝に押し付けられている状
態であるので、光ファイバは横ずれすることなく挿入さ
れる。
【0018】ガイドアーム50の溝52とフェルール内
のU溝に光フアイバ22が納まって挿入されている状態
でも、微細孔12へ光ファイバが差し込まれないとき
は、物理的に挿入が不可能な状態である。当然これ以上
挿入を続けると光ファイバが座屈してしまうので、この
ような状態になったときの荷重を制御装置の方へ入力し
て、光ファイバの挿入を中止させる。
【0019】
【発明の効果】フェルールを着脱自在に保持するフェル
ールクランプ台と、z方向に前進後退することができ、
前進するとき保持している光フアイバが前記フェルール
クランプの保持するフェルールに挿入されるようにして
ある光フアイバホルダと、前記フェルールに前記光フア
イバを挿入する際に当該フェルールの受ける荷重を測定
する装置と、前記光フアイバホルダとフェルールクラン
プとの中間において、y方向に移動自在であり、かつ下
端に光フアイバが入り込むことのできる溝を有するガイ
ドアームと、前記ガイドアームの駆動手段と、前記荷重
測定器の出力に基づいて前記駆動手段を動作させる制御
装置、とを備えているので、上記のように、光フアイバ
の挿入荷重が一定値以上になったとき、制御装置60が
働いて、モータ56などの駆動装置が動作し、ガイドア
ーム50が下がり、溝52で光フアイバを上から押えか
つ光フアイバの曲がりがほとんど無くなるまで押し下げ
ることができる。したがって、相当程度の挿入抵抗があ
るフェルールと光フアイバとの好ましい組合せの場合で
も、自動的に、座屈を起こさせることなく、光フアイバ
をフェルールに挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図で、(a)は側面の概
略、(b)はガイドアーム50の下端付近を拡大した状
態、(c)は(b)におけるC断面をそれぞれ示す。
【図2】光フアイバを座屈を起こさないでフェルールに
挿入する方法の説明図。
【図3】多心光フアイバとフェルールの説明図。
【符号の説明】
10 フェルール 12 微細孔 20 光フアイバ心線 22 光フアイバ 24 被覆 30 装置のベース 32,38 リニアガイド 34 フアイバホルダ 40 フェルールクランプ台 42 支柱 44 フェルール10に加わる荷重を測定する装置 46 ロッド 48 スライドテーブル 50 ガイドアーム 51 ガイドアームの下部 52 溝 54 ガイド片 56 モータ 58 マイクロメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェルールを着脱自在に保持するフェル
    ールクランプ台と、z方向に前進後退することができ、
    前進するとき保持している光フアイバが前記フェルール
    クランプの保持するフェルールに挿入されるようにして
    ある光フアイバホルダと、前記フェルールに前記光フア
    イバを挿入する際に当該フェルールの受ける荷重を測定
    する装置と、前記光フアイバホルダとフェルールクラン
    プとの中間において、y方向に移動自在であり、かつ下
    端に光フアイバが入り込むことのできる溝を有するガイ
    ドアームと、前記ガイドアームの駆動手段と、前記荷重
    測定器の出力に基づいて前記駆動手段を動作させる制御
    装置、とを備える、コネクタフェルールに光フアイバを
    挿入する装置。
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