JPH0518815A - レーザビーム位置補正装置 - Google Patents
レーザビーム位置補正装置Info
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- JPH0518815A JPH0518815A JP19596491A JP19596491A JPH0518815A JP H0518815 A JPH0518815 A JP H0518815A JP 19596491 A JP19596491 A JP 19596491A JP 19596491 A JP19596491 A JP 19596491A JP H0518815 A JPH0518815 A JP H0518815A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度なビーム位置の補正を可能とする。
【構成】 一部反射型反射鏡4は全反射鏡3aから入射
されたレーザ光100の一部を反射してスクリーン7に出
射し、このスクリーン7上での照射位置、つまりレーザ
光100 の位置変位がビーム位置検出器11で検出され
る。一部透過型反射鏡5aは一部反射型反射鏡4を透過
した大部分のレーザ光100 を反射し、一部透過型反射鏡
6を介してスクリーン8に出射し、このスクリーン8上
での照射位置、つまりレーザ光100 の位置変位がビーム
位置検出器12で検出される。角度誤差演算回路15は
ビーム位置検出器11,12で検出されたレーザ光100
の位置変位から角度補正量を算出する。ジンバル駆動回
路16,17は角度誤差演算回路15で算出された角度
補正量に基づいて自動ミラージンバル3b,5bを駆動
し、全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aを回動さ
せる。
されたレーザ光100の一部を反射してスクリーン7に出
射し、このスクリーン7上での照射位置、つまりレーザ
光100 の位置変位がビーム位置検出器11で検出され
る。一部透過型反射鏡5aは一部反射型反射鏡4を透過
した大部分のレーザ光100 を反射し、一部透過型反射鏡
6を介してスクリーン8に出射し、このスクリーン8上
での照射位置、つまりレーザ光100 の位置変位がビーム
位置検出器12で検出される。角度誤差演算回路15は
ビーム位置検出器11,12で検出されたレーザ光100
の位置変位から角度補正量を算出する。ジンバル駆動回
路16,17は角度誤差演算回路15で算出された角度
補正量に基づいて自動ミラージンバル3b,5bを駆動
し、全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aを回動さ
せる。
Description
【0001】
【技術分野】本発明はレーザビーム位置補正装置に関
し、特にレーザ光源と光学装置とが夫々異なる架台上に
配置されている場合にレーザ光の光軸を補正するレーザ
ビーム位置補正装置に関する。
し、特にレーザ光源と光学装置とが夫々異なる架台上に
配置されている場合にレーザ光の光軸を補正するレーザ
ビーム位置補正装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種のレーザビーム位置補正装置
においては、図3に示すように、レーザ光源1と光学装
置14とが夫々異なる架台20,21上に配置されてい
る。レーザ光源1またはアライメントレーザ光源18か
ら出射されたレーザ光100 は全反射鏡2,19を介して
ビーム方向変更部3の全反射鏡3aに入射され、全反射
鏡3aで反射されてからビーム方向変更部5の一部透過
型反射鏡5aに入射される。
においては、図3に示すように、レーザ光源1と光学装
置14とが夫々異なる架台20,21上に配置されてい
る。レーザ光源1またはアライメントレーザ光源18か
ら出射されたレーザ光100 は全反射鏡2,19を介して
ビーム方向変更部3の全反射鏡3aに入射され、全反射
鏡3aで反射されてからビーム方向変更部5の一部透過
型反射鏡5aに入射される。
【0003】一部透過型反射鏡5aではレーザ光100 の
一部が透過され、レンズ22を介してレーザ光計測装置
23に入射される。レーザ光計測装置23では入射した
レーザ光100 の出力パワーや波長などを計測するととも
に、ビーム方向変更部3によるレーザ光100 の位置変位
を検出する。ここで、レーザ光計測装置23によるレー
ザ光100 の出力パワーや波長などの計測は光学装置14
の使用目的に応じて行われ、夫々レーザ光計測装置23
に一体的に組み込まれたパワー計測器や波長計測器、お
よびビームパターン計測器などによって行われる。
一部が透過され、レンズ22を介してレーザ光計測装置
23に入射される。レーザ光計測装置23では入射した
レーザ光100 の出力パワーや波長などを計測するととも
に、ビーム方向変更部3によるレーザ光100 の位置変位
を検出する。ここで、レーザ光計測装置23によるレー
ザ光100 の出力パワーや波長などの計測は光学装置14
の使用目的に応じて行われ、夫々レーザ光計測装置23
に一体的に組み込まれたパワー計測器や波長計測器、お
よびビームパターン計測器などによって行われる。
【0004】また、一部透過型反射鏡5aではレーザ光
100 の大部分が反射され、そのレーザ光100 の一部が一
部透過型反射鏡6を透過してスクリーン8上に照射され
る。このスクリーン8上でのレーザ光100 の照射位置が
レンズ10を介してビーム位置検出器12によって検出
され、ビーム方向変更部5によるレーザ光100 の位置変
位が検出される。尚、一部透過型反射鏡6では一部透過
型反射鏡5aで反射されたレーザ光100 の大部分を反射
し、光学装置14に出射する。よって。レーザ光源1か
ら出射されたレーザ光100 の大部分が光学装置14に入
射される。
100 の大部分が反射され、そのレーザ光100 の一部が一
部透過型反射鏡6を透過してスクリーン8上に照射され
る。このスクリーン8上でのレーザ光100 の照射位置が
レンズ10を介してビーム位置検出器12によって検出
され、ビーム方向変更部5によるレーザ光100 の位置変
位が検出される。尚、一部透過型反射鏡6では一部透過
型反射鏡5aで反射されたレーザ光100 の大部分を反射
し、光学装置14に出射する。よって。レーザ光源1か
ら出射されたレーザ光100 の大部分が光学装置14に入
射される。
【0005】ビーム位置検出器12およびレーザ光計測
装置23で検出されたレーザ光100の位置変位は角度誤
差演算回路15に通知され、これらの位置変位から角度
誤差演算回路15で角度補正量が算出される。角度誤差
演算回路15は算出した角度補正量を夫々ジンバル駆動
回路16,17に送出し、ジンバル駆動回路16,17
によって2軸の自動ミラージンバル3b,5bを駆動し
て全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aを回動させ
る。よって、レーザ光100 は全反射鏡3aおよび一部透
過型反射鏡5aの回動で、レーザ光100の光軸が基準位
置となるように自動的に補正される。
装置23で検出されたレーザ光100の位置変位は角度誤
差演算回路15に通知され、これらの位置変位から角度
誤差演算回路15で角度補正量が算出される。角度誤差
演算回路15は算出した角度補正量を夫々ジンバル駆動
回路16,17に送出し、ジンバル駆動回路16,17
によって2軸の自動ミラージンバル3b,5bを駆動し
て全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aを回動させ
る。よって、レーザ光100 は全反射鏡3aおよび一部透
過型反射鏡5aの回動で、レーザ光100の光軸が基準位
置となるように自動的に補正される。
【0006】このような従来のレーザビーム位置補正装
置では、ビーム方向変更部3,5によるレーザ光100 の
位置変位をビーム位置検出器12およびレーザ光計測装
置23で検出しており、レーザ光計測装置23において
位置変位を検出するためのビーム位置検出器がパワー計
測器や波長計測器、およびビームパターン計測器などと
ともに一体化されている。よって、レーザ光100 のビー
ム径が大きくなると、レンズ22として大口径長焦点レ
ンズが必要となり、装置全体が大型になるという欠点が
ある。
置では、ビーム方向変更部3,5によるレーザ光100 の
位置変位をビーム位置検出器12およびレーザ光計測装
置23で検出しており、レーザ光計測装置23において
位置変位を検出するためのビーム位置検出器がパワー計
測器や波長計測器、およびビームパターン計測器などと
ともに一体化されている。よって、レーザ光100 のビー
ム径が大きくなると、レンズ22として大口径長焦点レ
ンズが必要となり、装置全体が大型になるという欠点が
ある。
【0007】また、レーザ光計測装置23に一体的に組
み込まれたビーム位置検出器、パワー計測器、波長計測
器、ビームパターン計測器などの駆動電源による発熱の
影響によって、光学部品やビーム位置検出器の位置が変
動し、ビーム位置の補正を正確に行うことができないと
いう欠点がある。
み込まれたビーム位置検出器、パワー計測器、波長計測
器、ビームパターン計測器などの駆動電源による発熱の
影響によって、光学部品やビーム位置検出器の位置が変
動し、ビーム位置の補正を正確に行うことができないと
いう欠点がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの欠点
を除去すべくなされたもので、ビーム位置の補正を高精
度に行うことができるレーザビーム位置補正装置の提供
を目的とする。
を除去すべくなされたもので、ビーム位置の補正を高精
度に行うことができるレーザビーム位置補正装置の提供
を目的とする。
【0009】
【発明の構成】本発明によるレーザビーム位置補正装置
は、レーザ光源から出射され、照射方向が第1および第
2のビーム方向変更手段で変更されたレーザ光の光軸が
予め設定された基準位置に一致するよう補正するレーザ
ビーム位置補正装置であって、前記第1および第2のビ
ーム方向変更手段の間に設けられ、前記第1のビーム方
向変更手段からの前記レーザ光を分光する分光手段と、
前記分光手段で分光されたレーザ光を受光する第1のス
クリーンと、前記第1のスクリーンの前記レーザ光の受
光位置から前記基準位置に対する前記レーザ光の光軸の
位置を検出する第1のビーム位置検出手段と、前記分光
手段で分光され、前記第2のビーム方向変更手段で前記
照射方向が変更されたレーザ光を受光する第2のスクリ
ーンと、前記第2のスクリーンの前記レーザ光の受光位
置から前記基準位置に対する前記レーザ光の光軸の位置
を検出する第2のビーム位置検出手段と、前記第1およ
び第2のビーム位置検出手段の検出結果に応じて前記第
1および第2のビーム方向変更手段を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
は、レーザ光源から出射され、照射方向が第1および第
2のビーム方向変更手段で変更されたレーザ光の光軸が
予め設定された基準位置に一致するよう補正するレーザ
ビーム位置補正装置であって、前記第1および第2のビ
ーム方向変更手段の間に設けられ、前記第1のビーム方
向変更手段からの前記レーザ光を分光する分光手段と、
前記分光手段で分光されたレーザ光を受光する第1のス
クリーンと、前記第1のスクリーンの前記レーザ光の受
光位置から前記基準位置に対する前記レーザ光の光軸の
位置を検出する第1のビーム位置検出手段と、前記分光
手段で分光され、前記第2のビーム方向変更手段で前記
照射方向が変更されたレーザ光を受光する第2のスクリ
ーンと、前記第2のスクリーンの前記レーザ光の受光位
置から前記基準位置に対する前記レーザ光の光軸の位置
を検出する第2のビーム位置検出手段と、前記第1およ
び第2のビーム位置検出手段の検出結果に応じて前記第
1および第2のビーム方向変更手段を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、架台20上にはレーザ光源
1と、全反射鏡2,19と、ビーム方向変更部3と、ア
ライメントレーザ光源18とが設置されている。また、
架台20とは異なる架台21上には一部反射型反射鏡4
と、ビーム方向変更部5と、一部透過型反射鏡6と、ス
クリーン7,8と、レンズ9,10と、ビーム位置検出
器11,12と、レーザ光計測装置13と、光学装置1
4とが設置されている。
ック図である。図において、架台20上にはレーザ光源
1と、全反射鏡2,19と、ビーム方向変更部3と、ア
ライメントレーザ光源18とが設置されている。また、
架台20とは異なる架台21上には一部反射型反射鏡4
と、ビーム方向変更部5と、一部透過型反射鏡6と、ス
クリーン7,8と、レンズ9,10と、ビーム位置検出
器11,12と、レーザ光計測装置13と、光学装置1
4とが設置されている。
【0012】レーザ光源1またはアライメントレーザ光
源18から出射されたレーザ光100は全反射鏡2,19
を介してビーム方向変更部3の全反射鏡3aに入射さ
れ、全反射鏡3aで反射されてから一部反射型反射鏡4
に入射される。
源18から出射されたレーザ光100は全反射鏡2,19
を介してビーム方向変更部3の全反射鏡3aに入射さ
れ、全反射鏡3aで反射されてから一部反射型反射鏡4
に入射される。
【0013】一部反射型反射鏡4は入射されたレーザ光
100 の大部分を透過させてビーム方向変更部5の一部透
過型反射鏡5aに出射し、レーザ光100 の一部を反射し
てスクリーン7に出射する。このスクリーン7上でのレ
ーザ光100 の照射位置がレンズ9を介してビーム位置検
出器11によって検出され、ビーム方向変更部3による
レーザ光100 の位置変位が検出される。
100 の大部分を透過させてビーム方向変更部5の一部透
過型反射鏡5aに出射し、レーザ光100 の一部を反射し
てスクリーン7に出射する。このスクリーン7上でのレ
ーザ光100 の照射位置がレンズ9を介してビーム位置検
出器11によって検出され、ビーム方向変更部3による
レーザ光100 の位置変位が検出される。
【0014】一方、一部反射型反射鏡4を透過して一部
透過型反射鏡5aに入射したレーザ光100 の一部は一部
透過型反射鏡5aで透過されてレーザ光計測装置13に
入射される。また、一部透過型反射鏡5aではレーザ光
100の大部分を反射し、そのレーザ光1100 の一部が一
部透過型反射鏡6を透過してスクリーン8上に照射され
る。このスクリーン8上でのレーザ光100 の照射位置が
レンズ10を介してビーム位置検出器12によって検出
され、ビーム方向変更部5によるレーザ光100の位置変
位が検出される。
透過型反射鏡5aに入射したレーザ光100 の一部は一部
透過型反射鏡5aで透過されてレーザ光計測装置13に
入射される。また、一部透過型反射鏡5aではレーザ光
100の大部分を反射し、そのレーザ光1100 の一部が一
部透過型反射鏡6を透過してスクリーン8上に照射され
る。このスクリーン8上でのレーザ光100 の照射位置が
レンズ10を介してビーム位置検出器12によって検出
され、ビーム方向変更部5によるレーザ光100の位置変
位が検出される。
【0015】レーザ光計測装置13では入射したレーザ
光100 の出力パワーや波長などが、一体的に組み込まれ
たパワー計測器や波長計測器、およびビームパターン計
測器などによって計測される。また、一部透過型反射鏡
6ではレーザ光100 の大部分を反射して光学装置14に
出射する。よって、レーザ光源1から出射されたレーザ
光100 の大部分が光学装置14に入射される。
光100 の出力パワーや波長などが、一体的に組み込まれ
たパワー計測器や波長計測器、およびビームパターン計
測器などによって計測される。また、一部透過型反射鏡
6ではレーザ光100 の大部分を反射して光学装置14に
出射する。よって、レーザ光源1から出射されたレーザ
光100 の大部分が光学装置14に入射される。
【0016】ビーム位置検出器11,12で検出された
レーザ光100 の位置変位は角度誤差演算回路15に通知
され、これらの位置変位から角度誤差演算回路15で角
度補正量が算出される。角度誤差演算回路15は算出し
た角度補正量を夫々ジンバル駆動回路16,17に送出
し、ジンバル駆動回路16,17によって2軸の自動ミ
ラージンバル3b,5bを駆動して全反射鏡3aおよび
一部透過型反射鏡5aを回動させる。よって、レーザ光
100 は全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aの回動
で、レーザ光100 の光軸が基準位置となるように自動的
に補正される。
レーザ光100 の位置変位は角度誤差演算回路15に通知
され、これらの位置変位から角度誤差演算回路15で角
度補正量が算出される。角度誤差演算回路15は算出し
た角度補正量を夫々ジンバル駆動回路16,17に送出
し、ジンバル駆動回路16,17によって2軸の自動ミ
ラージンバル3b,5bを駆動して全反射鏡3aおよび
一部透過型反射鏡5aを回動させる。よって、レーザ光
100 は全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aの回動
で、レーザ光100 の光軸が基準位置となるように自動的
に補正される。
【0017】図2は本発明の一実施例の動作を示す図で
ある。これら図1および図2を用いて本発明の一実施例
の動作について説明する。以下、図2に示すように、レ
ーザ光100 がレーザ光101 のように変動したときの補正
について説明する。
ある。これら図1および図2を用いて本発明の一実施例
の動作について説明する。以下、図2に示すように、レ
ーザ光100 がレーザ光101 のように変動したときの補正
について説明する。
【0018】この場合、レーザ光100 がレーザ光101 の
ような位置変位を生ずると、その位置変位によってレー
ザ光101 のスクリーン7,8上での照射位置は基準位置
からずれることとなる。レーザ光101 はスクリーン7,
8上での照射位置で散乱し、散乱したレーザ光101 の一
部がレンズ9,10で集光される。ビーム位置検出器1
1,12はレンズ9,10で集光されたレーザ光101 か
らスクリーン7,8上での照射位置を検出し、レーザ光
101 の位置変位を夫々検出する。
ような位置変位を生ずると、その位置変位によってレー
ザ光101 のスクリーン7,8上での照射位置は基準位置
からずれることとなる。レーザ光101 はスクリーン7,
8上での照射位置で散乱し、散乱したレーザ光101 の一
部がレンズ9,10で集光される。ビーム位置検出器1
1,12はレンズ9,10で集光されたレーザ光101 か
らスクリーン7,8上での照射位置を検出し、レーザ光
101 の位置変位を夫々検出する。
【0019】角度誤差演算回路15はビーム位置検出器
11,12の出力信号を演算処理し、レーザ光101 の位
置変位量、すなわち角度補正量を算出する。角度誤差演
算回路15で算出された角度補正量はジンバル駆動回路
16,17に夫々送出される。ジンバル駆動回路16,
17では角度補正量に応じて自動ミラージンバル3b,
5bを駆動し、全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5
aを回動させる。
11,12の出力信号を演算処理し、レーザ光101 の位
置変位量、すなわち角度補正量を算出する。角度誤差演
算回路15で算出された角度補正量はジンバル駆動回路
16,17に夫々送出される。ジンバル駆動回路16,
17では角度補正量に応じて自動ミラージンバル3b,
5bを駆動し、全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5
aを回動させる。
【0020】すなわち、まずスクリーン7上でのレーザ
光101 の位置変位から算出されたレーザ光101 の位置変
位量に基づいて自動ミラージンバル3bによって全反射
鏡3aを矢印Aの方向に回動し、スクリーン7上でのレ
ーザ光102 の照射位置がレーザ光100 の照射位置になる
ように補正する。
光101 の位置変位から算出されたレーザ光101 の位置変
位量に基づいて自動ミラージンバル3bによって全反射
鏡3aを矢印Aの方向に回動し、スクリーン7上でのレ
ーザ光102 の照射位置がレーザ光100 の照射位置になる
ように補正する。
【0021】続いて、スクリーン8上でのレーザ光101
の位置変位から算出されたレーザ光101 の位置変位量に
基づいて自動ミラージンバル5bによって一部透過型反
射鏡5aを矢印Bの方向に回動し、スクリーン8上での
レーザ光102 の照射位置がレーザ光100 の照射位置にな
るように補正する。
の位置変位から算出されたレーザ光101 の位置変位量に
基づいて自動ミラージンバル5bによって一部透過型反
射鏡5aを矢印Bの方向に回動し、スクリーン8上での
レーザ光102 の照射位置がレーザ光100 の照射位置にな
るように補正する。
【0022】これによって、レーザ光100 がレーザ光10
1 に変動しても、スクリーン7,8上でのレーザ光101
の位置変位から算出されたレーザ光101 の位置変位量に
基づいて全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aを回
動させることで、レーザ光101 を初期位置に戻すことが
できる。このとき、一部反射型反射鏡4からスクリーン
7までの距離を一部反射型反射鏡4から一部透過型反射
鏡5aまでの距離と等しくすることによって、一部透過
型反射鏡5aでのレーザ光101 の位置変位を検出するこ
とができる。これら一部透過型反射鏡5aとスクリーン
7とが一部反射型反射鏡4を介して上記のような関係に
なる位置を共役な位置という。
1 に変動しても、スクリーン7,8上でのレーザ光101
の位置変位から算出されたレーザ光101 の位置変位量に
基づいて全反射鏡3aおよび一部透過型反射鏡5aを回
動させることで、レーザ光101 を初期位置に戻すことが
できる。このとき、一部反射型反射鏡4からスクリーン
7までの距離を一部反射型反射鏡4から一部透過型反射
鏡5aまでの距離と等しくすることによって、一部透過
型反射鏡5aでのレーザ光101 の位置変位を検出するこ
とができる。これら一部透過型反射鏡5aとスクリーン
7とが一部反射型反射鏡4を介して上記のような関係に
なる位置を共役な位置という。
【0023】ここで、レーザ光100 〜102 はスクリーン
7,8に到達したときにその照射位置で散乱するため、
スクリーン7,8での位置変位を検出するにはその散乱
光の一部を集光するだけでよい。したがって、レーザ光
100 〜102 のビーム径が大きくなってもレンズ9,10
を大きくする必要がなくなるため、装置全体が大型にな
ることはない。
7,8に到達したときにその照射位置で散乱するため、
スクリーン7,8での位置変位を検出するにはその散乱
光の一部を集光するだけでよい。したがって、レーザ光
100 〜102 のビーム径が大きくなってもレンズ9,10
を大きくする必要がなくなるため、装置全体が大型にな
ることはない。
【0024】また、レーザ光計測装置13にビーム位置
検出器を一体化する必要がなくなるので、レーザ光計測
装置13による発熱で光学部品やビーム位置検出器の位
置が変動することがなくなり、ビーム位置の補正を正確
に行うことができる。
検出器を一体化する必要がなくなるので、レーザ光計測
装置13による発熱で光学部品やビーム位置検出器の位
置が変動することがなくなり、ビーム位置の補正を正確
に行うことができる。
【0025】尚、レーザ光源1がパルス繰返し周波数の
低いレーザの場合には、予め光軸がレーザ光源1のレー
ザ光軸と同一となるように調整されたアライメントレー
ザ光源18を使用してビーム変動を自動補正しておく。
低いレーザの場合には、予め光軸がレーザ光源1のレー
ザ光軸と同一となるように調整されたアライメントレー
ザ光源18を使用してビーム変動を自動補正しておく。
【0026】このように、ビーム方向変更部3,5の間
に一部反射型反射鏡4を設置し、一部反射型反射鏡4で
反射したレーザ光100 をスクリーン7に照射させ、その
照射位置をビーム位置検出器11によって検出するよう
にすることによって、レーザ光100 の変動をビーム位置
検出器11,12によって検出して自動補正することが
できる。よって、レーザ光計測装置13にビーム位置検
出器を一体化する必要がなくなるので、ビーム位置の補
正を高精度に行うことができる。
に一部反射型反射鏡4を設置し、一部反射型反射鏡4で
反射したレーザ光100 をスクリーン7に照射させ、その
照射位置をビーム位置検出器11によって検出するよう
にすることによって、レーザ光100 の変動をビーム位置
検出器11,12によって検出して自動補正することが
できる。よって、レーザ光計測装置13にビーム位置検
出器を一体化する必要がなくなるので、ビーム位置の補
正を高精度に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ーザ光の照射方向を変更する第1および第2のビーム方
向変更手段の間に、第1のビーム方向変更手段からのレ
ーザ光を分光する分光手段を設け、この分光手段で分光
されたレーザ光および第2のビーム方向変更手段で照射
方向が変更されたレーザ光を夫々スクリーンに照射し、
スクリーンの受光位置から検出された基準位置に対する
レーザ光の光軸の位置に応じて第1および第2のビーム
方向変更手段を制御するようにすることによって、ビー
ム位置の補正を高精度に行うことができるという効果が
ある。
ーザ光の照射方向を変更する第1および第2のビーム方
向変更手段の間に、第1のビーム方向変更手段からのレ
ーザ光を分光する分光手段を設け、この分光手段で分光
されたレーザ光および第2のビーム方向変更手段で照射
方向が変更されたレーザ光を夫々スクリーンに照射し、
スクリーンの受光位置から検出された基準位置に対する
レーザ光の光軸の位置に応じて第1および第2のビーム
方向変更手段を制御するようにすることによって、ビー
ム位置の補正を高精度に行うことができるという効果が
ある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図3】従来例の構成を示すブロック図である。
3,5 ビーム方向変更部 2,3a,19 全反射鏡 3b,5b 自動ミラージンバル 4 一部反射型反射鏡 5a,6 一部透過型反射鏡 7,8 スクリーン 9,10 レンズ 11,12 ビーム位置検出器 13 レーザ光計測装置 14 光学装置 15 角度誤差演算回路 16,17 ジンバル駆動回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 レーザ光源から出射され、照射方向が第
1および第2のビーム方向変更手段で変更されたレーザ
光の光軸が予め設定された基準位置に一致するよう補正
するレーザビーム位置補正装置であって、前記第1およ
び第2のビーム方向変更手段の間に設けられ、前記第1
のビーム方向変更手段からの前記レーザ光を分光する分
光手段と、前記分光手段で分光されたレーザ光を受光す
る第1のスクリーンと、前記第1のスクリーンの前記レ
ーザ光の受光位置から前記基準位置に対する前記レーザ
光の光軸の位置を検出する第1のビーム位置検出手段
と、前記分光手段で分光され、前記第2のビーム方向変
更手段で前記照射方向が変更されたレーザ光を受光する
第2のスクリーンと、前記第2のスクリーンの前記レー
ザ光の受光位置から前記基準位置に対する前記レーザ光
の光軸の位置を検出する第2のビーム位置検出手段と、
前記第1および第2のビーム位置検出手段の検出結果に
応じて前記第1および第2のビーム方向変更手段を制御
する制御手段とを有することを特徴とするレーザビーム
位置補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19596491A JPH0518815A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | レーザビーム位置補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19596491A JPH0518815A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | レーザビーム位置補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518815A true JPH0518815A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16349918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19596491A Pending JPH0518815A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | レーザビーム位置補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018036440A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | キヤノン株式会社 | 光学装置、加工装置、および物品製造方法 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP19596491A patent/JPH0518815A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018036440A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | キヤノン株式会社 | 光学装置、加工装置、および物品製造方法 |
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