JPH04311907A - レーザ光軸調節装置 - Google Patents

レーザ光軸調節装置

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Publication number
JPH04311907A
JPH04311907A JP10488691A JP10488691A JPH04311907A JP H04311907 A JPH04311907 A JP H04311907A JP 10488691 A JP10488691 A JP 10488691A JP 10488691 A JP10488691 A JP 10488691A JP H04311907 A JPH04311907 A JP H04311907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
laser
temperature difference
optical axis
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP10488691A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Furusawa
古澤 新一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP10488691A priority Critical patent/JPH04311907A/ja
Publication of JPH04311907A publication Critical patent/JPH04311907A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工機のレーザ
光軸をミラー中心に合わせるための調節装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工機においては、図7に示すよ
うにレーザ発振器101が発するレーザ光を加工面10
2に導くために、複数個のミラー103,104を用い
て光軸の方向をかえている。このレーザ光は正しくミラ
ー中心に照射するように設計されており、例えば図8に
示すようにレーザ光軸がミラー中心を通る理想光軸より
ずれている場合、ミラー104と共にレンズ105を有
するZ軸ユニット106がY軸方向に移動すると、レン
ズ105の光軸とレーザ光軸のずれが次第に大きくなり
、所定の出力が出なくなる。
【0003】従来、レーザ光軸を理想光軸と一致させる
ために行う光軸合わせは、図9に示すようにミラー取付
台107から、ミラーホルダごとミラー103又は10
4を取外し、代わりに十字フィルタ108を有する筒1
09を取付け、不可視で高出力な加工用レーザ光の代わ
りに、可視光で低出力のHe−Neレーザ発振器110
からHe−Neレーザ光を十字フィルタ面に照射して、
目視で十字中心に輝点がくるようミラー角度の調節を行
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた十
字フィルタ上の可視光の輝点を見ながら角度調整する方
法は、ミラーを十字フィルタに取り換える手間と時間を
要し、更に目視による不正確さが残るという問題点を有
している。本発明は、従来の技術の有する問題点に鑑み
なされたものであり、、その目的とするところは、より
正確かつ操作性に富む調節装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のレーザ光軸調節装置は、受光側のミラー中心
にレーザ光が照射されるよう反射光を送り出す側のミラ
ー角度を変えて光軸を調節する装置であって、角度調節
可能に設けられたミラー裏面のミラー中心の対称位置に
少なくとも四個の温度センサを設け、該温度センサの対
称位置の二個を一組とする二組の検出温度差を算出する
手段を設けてなり、受光側ミラーの二組の温度差がゼロ
になるよう反射光を送り出す側のミラーの角度調節を行
うものである。
【0006】
【作用】反射光を受ける側のミラーに貼着された対称位
置の二個を一組とする二組の温度センサの検出温度差の
表示数値を見ながら反射光を送り出す側のミラーの角度
を調節し、表示数値がすべてゼロになるようにする。
【0007】
【実施例】実施例について図1〜図6を参照して説明す
る。図1のレーザ加工機の配置図において、X軸方向前
向きにレーザ光を出力するレーザ発振器1から、Y軸方
向に移動可能なZ軸ユニットにレーザ光を導くためのミ
ラー3,4が角度調節可能に設けられている。このミラ
ー3はレーザ発振器前方位置に、またミラー4はZ軸ユ
ニット2の上方位置に取付けられ、Z軸ユニットと共に
Y軸移動するようになっている。
【0008】ミラー3,4の角度調節機構は、図2,図
3に示すように取付台5のレーザ光の入射光軸および反
射光軸に対してそれぞれ45°傾斜する面5aに外側リ
ング6が嵌着されており、この外側リング6の軸心上で
ミラー3,4の中心Oを通り入射光軸と反射光軸のなす
平面と直角なM軸上に中心Oに対して対称位置に設けら
れた二個の軸受8,8により内側リング7が旋回可能か
つ同心に枢支され、内側リング7のM軸と直交し中心O
を通るL軸上に、中心Oに対して対称位置に設けられた
二個の軸受9,9によりミラーホルダ11が旋回可能か
つ同心に枢支されている。
【0009】更に外側リング6にはL軸上に調節ボルト
14が直角に螺設され、L軸上の対称位置に、内側リン
グ7を常時調節ボルト14に押圧するばね15が張設さ
れている。また内側リング7にもM軸上に調節ボルト1
6が直角に螺設されており、M軸上の対称位置にミラー
ホルダ11を常時調節ボルト16に押圧するばね17が
張設されている。
【0010】そしてミラーホルダ11にミラー3又は4
が締付リング12により同心に固着されており、更に締
付リング12に蓋13が固着されている。ミラー3,4
裏面のL軸及びM軸上のミラー中心Oより等距離の位置
に、四個の温度センサ18A〜18Dが貼着されている
【0011】一方Z軸ユニット2は先端部に集光レンズ
19を有し、先端部はレーザ光が工作物W上に焦点を結
ぶようにZ軸方向の位置調節可能とされている。更に機
外に温度差表示装置21が設置されており、温度差表示
装置21は対称位置の温度センサ18A,18B及び1
8C,18Dの二組の温度差を求めて、その数値を表示
する機能を有し、ミラー3の温度センサ18A〜18D
とミラー4の温度センサ18A〜18Dとの入力切換え
機構をも有している。更に発振器1内にもほぼ同様にし
てミラー角度を変え出力光軸を調節するレーザ光軸調節
ねじ22,23が設けられている。
【0012】続いて本実施例の作用について説明する。 ミラー3の中心Oにレーザ光軸を合わせる場合は、温度
差表示装置21の入力切換レンジをミラー3側に切換え
、レーザ発振器1より発するレーザ光をミラー3に照射
する。ミラー3は照射部を中心に温度上昇し、この温度
分布状態が各温度センサ18A〜18Dにより検出され
、L軸上の二個の温度センサ18A,18BとM軸上の
二個の温度センサ18C,18Dの温度差がそれぞれ温
度差表示装置に表示される。
【0013】そして例えば図4に示すようにミラー3へ
の入射光軸がΔM,ΔLだけミラー中心Oよりずれてい
る場合の各センサ18A〜18Dの検出温度をTA〜T
Dとすると、TA−TB=TΔL、TC−TD=TΔM
の各温度差が表示される。作業者はこの数値を見ながら
レーザ発振器1のレーザ光軸調節ねじ22を回してTΔ
L=0となるよう調節すると、図5に示すように入射光
軸のずれはΔMだけとなる。次いで調節ねじ23を回し
てTΔM=0になるよう調節すれば、図6に示すように
入射光軸はミラー中心Oと一致する。
【0014】次にミラー3により反射されたレーザ光は
ミラー4に照射されるが、この場合も例えば図4に示す
ように前述と同様に入射光軸がΔM,ΔLだけミラー中
心Oよりずれている時には、温度差表示のTΔL側を見
ながら調節ボルト14を回してM軸を中心に内側リング
7を旋回して、ミラー3の角度を変え、TΔL=0にな
る点で止めればばね15の張力で内側リング7が固定さ
れ、図5に示すように入射光軸のずれはΔMだけとなる
。次いで調節ボルト16によりミラーホルダ11を旋回
してミラーの角度を変えTΔM=0になった点で止めれ
ば、ミラーホルダ11はばね17の張力で固定され、図
6に示すように入射光軸はミラー4中心Oと一致する。 尚、各調節ボルトをサーボモータ駆動とし、対称位置の
温度センサの検出温度差がゼロになるようNC制御でミ
ラー角度を変えてレーザ光軸を自動調節するようにする
こともできる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。角度調節可能に設けら
れたミラーの裏面に、ミラー中心の周囲等間隔に四個の
温度センサを貼着し、四個の温度センサのうち対称位置
の二個を一組とする二組の温度センサの検出温度差表示
を見ながら、表示がゼロになるよう反射光を送り出す側
のミラー角度を調整するようにしたので、正確かつ迅速
にレーザ光軸を調整することが可能となり、経時変化に
対してもすばやく対応できるとともにZ軸ユニットのY
軸方向移動時にレーザ光軸がずれることがなくなり、レ
ーザ出力が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のレーザ光軸調節装置の斜視構成図で
ある。
【図2】ミラー角度調整機構の断面図である。
【図3】図2のA−A線視断面図である。
【図4】ミラー上のレーザ光軸の位置を表す説明図で、
L軸,M軸ともにずれた位置を示す図である。
【図5】ミラー上のレーザ光軸の位置を表す説明図で、
M軸方向のみにずれた位置を示す図である。
【図6】ミラー上のレーザ光軸の位置を表す説明図で、
ミラー中心に合った位置を示す図である。
【図7】従来技術のレーザ光軸調整装置の説明図である
【図8】レーザ光軸がミラー中心よりずれている場合の
Z軸ユニットのY軸移動時に光軸のずれが次第に大きく
なることを示す従来技術の説明図である。
【図9】従来技術のレーザ光軸調整装置に使用する十字
フィルタの断面図である。
【符号の説明】
1  レーザ発振器 3,4  ミラー 18A,18B,18C,18D  温度センサ21 
 温度差表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  受光側のミラー中心にレーザ光が照射
    されるよう反射光を送り出す側のミラー角度を変えて光
    軸を調節する装置であって、角度調節可能に設けられた
    ミラー裏面のミラー中心の対称位置に少なくとも四個の
    温度センサを設け、該温度センサの対称位置の二個を一
    組とする二組の検出温度差を算出する手段を設けてなり
    、受光側ミラーの二組の温度差がゼロになるよう反射光
    を送り出す側のミラーの角度調節を行うことを特徴とす
    るレーザ光軸調節装置。
JP10488691A 1991-04-10 1991-04-10 レーザ光軸調節装置 Pending JPH04311907A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10488691A JPH04311907A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 レーザ光軸調節装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10488691A JPH04311907A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 レーザ光軸調節装置

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Publication Number Publication Date
JPH04311907A true JPH04311907A (ja) 1992-11-04

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JP10488691A Pending JPH04311907A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 レーザ光軸調節装置

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JP (1) JPH04311907A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4837217A (en) * 1985-04-19 1989-06-06 Nissan Chemical Industries, Ltd. Pyridazinone derivatives, preparation thereof, and insecticidal, acaricidal, nematicidal, fungicidal compositions
US4874861A (en) * 1984-11-29 1989-10-17 Nissan Chemical Industries, Ltd. Pyridazinone derivatives, preparation thereof, and insecticidal, acaricidal, nematicidal, fungicidal compositions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4874861A (en) * 1984-11-29 1989-10-17 Nissan Chemical Industries, Ltd. Pyridazinone derivatives, preparation thereof, and insecticidal, acaricidal, nematicidal, fungicidal compositions
US4837217A (en) * 1985-04-19 1989-06-06 Nissan Chemical Industries, Ltd. Pyridazinone derivatives, preparation thereof, and insecticidal, acaricidal, nematicidal, fungicidal compositions

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