JPH05187636A - 燃焼器ドーム組立体 - Google Patents
燃焼器ドーム組立体Info
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- JPH05187636A JPH05187636A JP4172169A JP17216992A JPH05187636A JP H05187636 A JPH05187636 A JP H05187636A JP 4172169 A JP4172169 A JP 4172169A JP 17216992 A JP17216992 A JP 17216992A JP H05187636 A JPH05187636 A JP H05187636A
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- liner
- combustor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
- F23R3/04—Air inlet arrangements
- F23R3/10—Air inlet arrangements for primary air
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスタービンエンジン用燃焼器の冷却および
燃焼効率を高める。 【構成】 燃焼器ドーム組立体が、燃焼ライナ12,1
4に固定した環状支持板26,26Bを含み、この支持
板には周方向に相隔たる複数の支持開口30が設けら
れ、支持開口それぞれにはね飛ばし板52が同軸的に固
定される。各はね飛ばし板は、プレナム56を画成する
張り開き中間部52cと、プレナムと連通する周方向延
在出口間隙54を画成する末端部52bとを有する。支
持板中間部26cには複数の衝突孔58が支持開口と支
持板の基端部26aとの間に配設され、圧縮空気の第1
部分をプレナム内に導いてはね飛ばし板中間部に衝突さ
せる。複数の周方向に相隔たる空気スロット60が支持
板基端部とライナとの間に配設され、圧縮空気の第2部
分を通して使用済み衝突空気と混合させる。
燃焼効率を高める。 【構成】 燃焼器ドーム組立体が、燃焼ライナ12,1
4に固定した環状支持板26,26Bを含み、この支持
板には周方向に相隔たる複数の支持開口30が設けら
れ、支持開口それぞれにはね飛ばし板52が同軸的に固
定される。各はね飛ばし板は、プレナム56を画成する
張り開き中間部52cと、プレナムと連通する周方向延
在出口間隙54を画成する末端部52bとを有する。支
持板中間部26cには複数の衝突孔58が支持開口と支
持板の基端部26aとの間に配設され、圧縮空気の第1
部分をプレナム内に導いてはね飛ばし板中間部に衝突さ
せる。複数の周方向に相隔たる空気スロット60が支持
板基端部とライナとの間に配設され、圧縮空気の第2部
分を通して使用済み衝突空気と混合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンエンジンに
関し、特に、燃焼器のライナのフィルム冷却を開始する
手段を有する改良ドーム組立体に関する。
関し、特に、燃焼器のライナのフィルム冷却を開始する
手段を有する改良ドーム組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な航空機ガスタービンエンジン燃
焼器には半径方向に相隔たる環状の外側および内側燃焼
ライナが含まれ、縦方向中心線の周りに同軸的に配置さ
れて両ライナ間に環状燃焼域を画成している。両ライナ
の上流端には環状燃焼器ドームが固定され、その内部に
複数の周方向に相隔たる気化器が設けられて空燃混合気
を燃焼器内に送り込み、この混合気は点火され燃焼器内
で燃焼ガスとなる。
焼器には半径方向に相隔たる環状の外側および内側燃焼
ライナが含まれ、縦方向中心線の周りに同軸的に配置さ
れて両ライナ間に環状燃焼域を画成している。両ライナ
の上流端には環状燃焼器ドームが固定され、その内部に
複数の周方向に相隔たる気化器が設けられて空燃混合気
を燃焼器内に送り込み、この混合気は点火され燃焼器内
で燃焼ガスとなる。
【0003】燃焼器を高温燃焼ガスから保護してその有
用寿命を確保するために、ドームとライナを冷却する様
々な手段、例えば、燃焼器の内面に沿って冷却空気の境
界層膜を形成する手段が用いられる。このようなフィル
ム冷却はドームから施されて下流方向にライナの軸方向
全範囲に沿って持続しなければならない。冷却空気膜は
通例、周方向に延在する従来の冷却ナゲットにより形成
され、このナゲットは、冷却空気膜を放出するための環
状出口スロットを画成する唇部を有する環状プレナムの
形態をなしている。ナゲットは複数の周方向に相隔たる
入口孔を有し、これらの入口孔は通例、プレナムの上流
端におけるナゲットの半径または頂部の位置に配設され
ている。従来の燃焼器では、軸方向に相隔たる複数列の
冷却ナゲットが、通例、有効な冷却空気膜を燃焼ライナ
の軸方向および周方向の全範囲に沿って確実に持続させ
るために用いられる。
用寿命を確保するために、ドームとライナを冷却する様
々な手段、例えば、燃焼器の内面に沿って冷却空気の境
界層膜を形成する手段が用いられる。このようなフィル
ム冷却はドームから施されて下流方向にライナの軸方向
全範囲に沿って持続しなければならない。冷却空気膜は
通例、周方向に延在する従来の冷却ナゲットにより形成
され、このナゲットは、冷却空気膜を放出するための環
状出口スロットを画成する唇部を有する環状プレナムの
形態をなしている。ナゲットは複数の周方向に相隔たる
入口孔を有し、これらの入口孔は通例、プレナムの上流
端におけるナゲットの半径または頂部の位置に配設され
ている。従来の燃焼器では、軸方向に相隔たる複数列の
冷却ナゲットが、通例、有効な冷却空気膜を燃焼ライナ
の軸方向および周方向の全範囲に沿って確実に持続させ
るために用いられる。
【0004】他種の燃焼器では、従来のナゲットの代わ
りに、軸方向に相隔たる複数列の周方向に相隔たる傾斜
多孔が、ライナの対流冷却とライナ内面に沿う冷却空気
膜の形成のために利用される。しかし、ある多孔設計で
は、多孔だけでは有効な冷却空気膜を創始できず、従来
のナゲットまたは他の手段が、第1列の多孔のすぐ上流
の燃焼器の上流端で冷却空気膜を創始するように設けら
れる。このような例では有効冷却空気膜を燃焼器のドー
ム域から供給することにより、多孔が適度の熱伝達率の
有効冷却空気膜を確実に形成するようにしなければなら
ない。例えば、本発明の譲受人(本件出願人)のために
行われたモデルテストによれば、多孔ライナだけの冷却
効果は、上流端に冷却フィルム創始スロットを有する多
孔ライナと比べ、燃焼器のドーム端で最初、スロット付
き多孔ライナの冷却効果の約10%である。多孔だけの
ライナの冷却効果はライナに沿って下流方向に増加する
のに対し、冷却空気膜創始スロットを有する多孔ライナ
の冷却効果は下流方向に減少するが、後者の膜効果はラ
イナにおける多孔の最後の列に至るまで前者の膜効果よ
りかなり大きい。
りに、軸方向に相隔たる複数列の周方向に相隔たる傾斜
多孔が、ライナの対流冷却とライナ内面に沿う冷却空気
膜の形成のために利用される。しかし、ある多孔設計で
は、多孔だけでは有効な冷却空気膜を創始できず、従来
のナゲットまたは他の手段が、第1列の多孔のすぐ上流
の燃焼器の上流端で冷却空気膜を創始するように設けら
れる。このような例では有効冷却空気膜を燃焼器のドー
ム域から供給することにより、多孔が適度の熱伝達率の
有効冷却空気膜を確実に形成するようにしなければなら
ない。例えば、本発明の譲受人(本件出願人)のために
行われたモデルテストによれば、多孔ライナだけの冷却
効果は、上流端に冷却フィルム創始スロットを有する多
孔ライナと比べ、燃焼器のドーム端で最初、スロット付
き多孔ライナの冷却効果の約10%である。多孔だけの
ライナの冷却効果はライナに沿って下流方向に増加する
のに対し、冷却空気膜創始スロットを有する多孔ライナ
の冷却効果は下流方向に減少するが、後者の膜効果はラ
イナにおける多孔の最後の列に至るまで前者の膜効果よ
りかなり大きい。
【0005】燃焼器内の冷却空気膜の形成に用いられる
空気は圧縮機排出空気の一部分であり、これは必然的に
燃焼器の全体的性能を低下させる。なぜなら、このよう
な空気は燃焼過程に直接使用されないからである。さら
に、従来の燃焼器ではその冷却、例えば、フィルム冷却
用の様々な従来の冷却空気孔が存在する。こうした様々
な従来の構造は、様々な程度の複雑さ、費用、望ましく
ない重量、応力集中、あるいは利用可能冷却空気の使用
効率を有する。例えば、板の頂部または半径の位置に冷
却空気孔を設けると、通例、かなりの応力集中が発生す
るので、これに対して、例えば、板の厚さを増すことに
より燃焼器の有用寿命を確保しなければならない。さら
に、燃焼器冷却空気は通例燃焼過程に直接役立たないの
で、その使用を最少にして燃焼器の全体的な作用効率の
低下を防ぐ必要がある。
空気は圧縮機排出空気の一部分であり、これは必然的に
燃焼器の全体的性能を低下させる。なぜなら、このよう
な空気は燃焼過程に直接使用されないからである。さら
に、従来の燃焼器ではその冷却、例えば、フィルム冷却
用の様々な従来の冷却空気孔が存在する。こうした様々
な従来の構造は、様々な程度の複雑さ、費用、望ましく
ない重量、応力集中、あるいは利用可能冷却空気の使用
効率を有する。例えば、板の頂部または半径の位置に冷
却空気孔を設けると、通例、かなりの応力集中が発生す
るので、これに対して、例えば、板の厚さを増すことに
より燃焼器の有用寿命を確保しなければならない。さら
に、燃焼器冷却空気は通例燃焼過程に直接役立たないの
で、その使用を最少にして燃焼器の全体的な作用効率の
低下を防ぐ必要がある。
【0006】
【発明の目的】従って、本発明の目的はガスタービンエ
ンジン用の新規改良燃焼器ドーム組立体を提供すること
である。本発明の他の目的は、冷却空気の使用効率を高
めて燃焼器効率を高める燃焼器ドーム組立体を提供する
ことである。
ンジン用の新規改良燃焼器ドーム組立体を提供すること
である。本発明の他の目的は、冷却空気の使用効率を高
めて燃焼器効率を高める燃焼器ドーム組立体を提供する
ことである。
【0007】本発明の他の目的は、比較的簡単で軽量の
燃焼器ドーム組立体を提供することである。本発明の他
の目的は、多孔燃焼ライナ用の新しいフィルム冷却開始
手段を有する燃焼器ドーム組立体を提供することであ
る。
燃焼器ドーム組立体を提供することである。本発明の他
の目的は、多孔燃焼ライナ用の新しいフィルム冷却開始
手段を有する燃焼器ドーム組立体を提供することであ
る。
【0008】
【発明の概要】燃焼器ドーム組立体が、燃焼ガスを閉じ
込める燃焼ライナに固定した環状支持板を含む。この支
持板には周方向に相隔たる複数の支持開口が設けられ、
それぞれ気化器を支持する。また、支持開口それぞれに
はね飛ばし板が同軸的に固定される。各はね飛ばし板
は、支持板の中間部から軸方向下流に離隔してプレナム
を画成する張り開き中間部と、ライナから半径方向に離
隔して、プレナムと連通する周方向延在出口間隙を画成
する末端部とを有する。支持板中間部には複数の衝突孔
が支持開口と支持板の基端部との間に配設され、圧縮空
気の第1部分を衝突空気としてプレナム内に導いてはね
飛ばし板中間部に衝突させる。また、複数の周方向に相
隔たる空気スロットが支持板基端部とライナとの間に配
設され、圧縮空気の第2部分を通してプレナム内に導い
て使用済み衝突空気と混合させ、その結果、出口間隙か
らライナに沿って延在する冷却空気膜が形成されてライ
ナのフィルム冷却をなす。
込める燃焼ライナに固定した環状支持板を含む。この支
持板には周方向に相隔たる複数の支持開口が設けられ、
それぞれ気化器を支持する。また、支持開口それぞれに
はね飛ばし板が同軸的に固定される。各はね飛ばし板
は、支持板の中間部から軸方向下流に離隔してプレナム
を画成する張り開き中間部と、ライナから半径方向に離
隔して、プレナムと連通する周方向延在出口間隙を画成
する末端部とを有する。支持板中間部には複数の衝突孔
が支持開口と支持板の基端部との間に配設され、圧縮空
気の第1部分を衝突空気としてプレナム内に導いてはね
飛ばし板中間部に衝突させる。また、複数の周方向に相
隔たる空気スロットが支持板基端部とライナとの間に配
設され、圧縮空気の第2部分を通してプレナム内に導い
て使用済み衝突空気と混合させ、その結果、出口間隙か
らライナに沿って延在する冷却空気膜が形成されてライ
ナのフィルム冷却をなす。
【0009】本発明は、他の目的と利点とともに、添付
図面と関連する以下の詳述からさらに明らかとなろう。
図面と関連する以下の詳述からさらに明らかとなろう。
【0010】
【実施例の記載】図1は航空機ターボファンガスタービ
ンエンジン用の二重環状燃焼器の一例10を示す。燃焼
器10は環状の半径方向外側燃焼ライナ12と半径方向
内側燃焼ライナ14を含み、両ライナは燃焼器の縦方向
中心線16の周りに同軸的に配置されかつ半径方向に相
隔たって両ライナ間に環状燃焼域18を画成している。
ライナ12、14はそれぞれ上流端12a、14aと、
下流端12b、14bを有し、両下流端12b、14b
はそれぞれ燃焼器10の環状の外側および内側ケーシン
グ20、22に従来のように固定されている。
ンエンジン用の二重環状燃焼器の一例10を示す。燃焼
器10は環状の半径方向外側燃焼ライナ12と半径方向
内側燃焼ライナ14を含み、両ライナは燃焼器の縦方向
中心線16の周りに同軸的に配置されかつ半径方向に相
隔たって両ライナ間に環状燃焼域18を画成している。
ライナ12、14はそれぞれ上流端12a、14aと、
下流端12b、14bを有し、両下流端12b、14b
はそれぞれ燃焼器10の環状の外側および内側ケーシン
グ20、22に従来のように固定されている。
【0011】燃焼器10はまた本発明の一実施例による
環状燃焼器ドーム組立体24を含み、このドーム組立体
は、ライナ上流端12a、14aに例えばボルトにより
従来のように固定されている。ドーム組立体または単に
ドーム24は少なくとも一つの環状支持板26を含み、
この支持板は、内側ライナ上流端14aに従来のように
固定された半径方向内側基端部26aと、環状中央体2
8に例えばボルトまたは溶接により従来のように固定さ
れた半径方向外側末端部26bとを有する。
環状燃焼器ドーム組立体24を含み、このドーム組立体
は、ライナ上流端12a、14aに例えばボルトにより
従来のように固定されている。ドーム組立体または単に
ドーム24は少なくとも一つの環状支持板26を含み、
この支持板は、内側ライナ上流端14aに従来のように
固定された半径方向内側基端部26aと、環状中央体2
8に例えばボルトまたは溶接により従来のように固定さ
れた半径方向外側末端部26bとを有する。
【0012】燃焼器10のこの具体例は二重環状燃焼器
の形態をなすもので、半径方向内側支持板26およびそ
れと実質的に同等の半径方向外側支持板26Bを有し、
内側支持板26は内側ライナ14と中央体28との間に
固定され、そして外側支持板26Bは外側ライナ12と
中央体28との間に同様に固定されている。代替実施例
では、内側および外側支持板26、26Bを内側ライナ
14から外側ライナ12まで延在する一体物とし得る。
本発明による燃焼器ドーム組立体24は、外側支持板2
6Bと中央体28を含まないような従来の単式環状燃焼
器にも用い得るものであり、このような実施例では、支
持板末端部26bは、例えばボルトにより、外側ライナ
12に直接適当に固定される。従って、本発明を半径方
向内側支持板26に関してさらに説明するが、本発明は
外側支持板26Bを含む実施例と、燃焼器の他の具体例
にも同様に適用されるものと理解されたい。
の形態をなすもので、半径方向内側支持板26およびそ
れと実質的に同等の半径方向外側支持板26Bを有し、
内側支持板26は内側ライナ14と中央体28との間に
固定され、そして外側支持板26Bは外側ライナ12と
中央体28との間に同様に固定されている。代替実施例
では、内側および外側支持板26、26Bを内側ライナ
14から外側ライナ12まで延在する一体物とし得る。
本発明による燃焼器ドーム組立体24は、外側支持板2
6Bと中央体28を含まないような従来の単式環状燃焼
器にも用い得るものであり、このような実施例では、支
持板末端部26bは、例えばボルトにより、外側ライナ
12に直接適当に固定される。従って、本発明を半径方
向内側支持板26に関してさらに説明するが、本発明は
外側支持板26Bを含む実施例と、燃焼器の他の具体例
にも同様に適用されるものと理解されたい。
【0013】支持板26はまた、図2にさらに詳しく示
した環状中間部26cを含み、この中間部は半径方向に
おいて基端部26aと末端部26bとの間に配置され、
そして複数の周方向に相隔たる支持開口30を有し、各
支持開口は図1に示すように1個の対応する従来の気化
器32を支承する。同様の気化器32Bが外側支持板2
6Bに配置されている。
した環状中間部26cを含み、この中間部は半径方向に
おいて基端部26aと末端部26bとの間に配置され、
そして複数の周方向に相隔たる支持開口30を有し、各
支持開口は図1に示すように1個の対応する従来の気化
器32を支承する。同様の気化器32Bが外側支持板2
6Bに配置されている。
【0014】燃焼器10にはまた環状の外側カウル34
と内側カウル36が含まれ、それぞれライナ上流端12
a、14aから上流方向に延在するように両上流端に例
えばボルトにより固定されている。燃料噴射器組立体3
8に半径方向外側燃料ノズル38aと半径方向内側燃料
ノズル38bが含まれ、それぞれの気化器32B、32
内に従来のように配置されそれらに燃料40を供給す
る。圧縮機排出空気42が従来の圧縮機(図示せず)か
ら環状ディフューザ44に従来のように送り込まれる。
圧縮空気42はこのディフューザに導かれてカウル3
4、36を通り気化器32、32Bに流入し、そこでノ
ズル38a、38bからの燃料40と従来のように混合
されて空燃混合気を生成し、この混合気は従来のように
点火されて燃焼器10内で燃焼ガス46となる。燃焼ガ
ス46は燃焼器10から排出されて従来のタービンノズ
ル48を通った後、従来の高圧タービン(図示せず)に
流れる。
と内側カウル36が含まれ、それぞれライナ上流端12
a、14aから上流方向に延在するように両上流端に例
えばボルトにより固定されている。燃料噴射器組立体3
8に半径方向外側燃料ノズル38aと半径方向内側燃料
ノズル38bが含まれ、それぞれの気化器32B、32
内に従来のように配置されそれらに燃料40を供給す
る。圧縮機排出空気42が従来の圧縮機(図示せず)か
ら環状ディフューザ44に従来のように送り込まれる。
圧縮空気42はこのディフューザに導かれてカウル3
4、36を通り気化器32、32Bに流入し、そこでノ
ズル38a、38bからの燃料40と従来のように混合
されて空燃混合気を生成し、この混合気は従来のように
点火されて燃焼器10内で燃焼ガス46となる。燃焼ガ
ス46は燃焼器10から排出されて従来のタービンノズ
ル48を通った後、従来の高圧タービン(図示せず)に
流れる。
【0015】圧縮空気42は部分的にライナ12、14
の外面とケーシング20、22の内面との間に導かれて
燃焼器10を冷却する。圧縮空気42はまたライナ1
2、14の開口(図1に示してない)を通るように導か
れて燃焼ガス46の通常の希釈をなすとともに、例え
ば、ライナ12、14の内面のフィルム冷却をなす。図
2と図3にドーム組立体24の内側支持板26と内側気
化器32をさらに詳しく示すが、本発明の説明は外側支
持板26Bと外側気化器32Bにも同様に当てはまるこ
とを理解されたい。各支持開口30は縦方向中心線50
を有し、気化器32は中心線50と同軸的に支持開口3
0内に配置されている。複数の環状の熱シールドまたは
はね飛ばし板52がそれぞれ、対応する支持開口30に
例えばろう付けにより同軸的に封着された基端部52a
と、ライナ14の内面から半径方向外方に隔てられて、
周方向に延在する出口間隙54を画成している末端部5
2bと、支持板中間部26cから軸方向下流に離隔しか
つライナ14から半径方向外方に離隔して、出口間隙5
4と連通する周方向延在プレナム56を画成している張
り開き中間部52cとを有する。
の外面とケーシング20、22の内面との間に導かれて
燃焼器10を冷却する。圧縮空気42はまたライナ1
2、14の開口(図1に示してない)を通るように導か
れて燃焼ガス46の通常の希釈をなすとともに、例え
ば、ライナ12、14の内面のフィルム冷却をなす。図
2と図3にドーム組立体24の内側支持板26と内側気
化器32をさらに詳しく示すが、本発明の説明は外側支
持板26Bと外側気化器32Bにも同様に当てはまるこ
とを理解されたい。各支持開口30は縦方向中心線50
を有し、気化器32は中心線50と同軸的に支持開口3
0内に配置されている。複数の環状の熱シールドまたは
はね飛ばし板52がそれぞれ、対応する支持開口30に
例えばろう付けにより同軸的に封着された基端部52a
と、ライナ14の内面から半径方向外方に隔てられて、
周方向に延在する出口間隙54を画成している末端部5
2bと、支持板中間部26cから軸方向下流に離隔しか
つライナ14から半径方向外方に離隔して、出口間隙5
4と連通する周方向延在プレナム56を画成している張
り開き中間部52cとを有する。
【0016】支持板中間部26cは好ましくは平らであ
り、そして周方向および半径方向に相隔たる複数の衝突
孔58を有し、これらの衝突孔は支持開口30と支持板
基端部26aとの間に配設されている。圧縮空気42の
第1部分が衝突孔58を通って衝突空気噴流42aとし
てプレナム56に流入し、はね飛ばし板中間部52cに
衝突してそれを冷却する。また、複数の周方向に相隔た
りそして軸方向に延在する空気スロット60が支持板基
端部26aとライナ上流端14aとの間に配設され、圧
縮空気42の第2部分42bを通してプレナム56内に
導き、最初にはね飛ばし板中間部52cと衝突した使用
済み衝突空気42aと混合させ、その結果、出口間隙5
4からライナ14に沿って延在する冷却空気膜42cが
形成されてライナ14のフィルム冷却をなす。外側およ
び内側ライナ12、14は燃焼ガス46に面してそれを
閉じ込める内面を有し、冷却空気膜42cはライナ内面
に沿って流れ冷却空気境界層として保護作用をなす。
り、そして周方向および半径方向に相隔たる複数の衝突
孔58を有し、これらの衝突孔は支持開口30と支持板
基端部26aとの間に配設されている。圧縮空気42の
第1部分が衝突孔58を通って衝突空気噴流42aとし
てプレナム56に流入し、はね飛ばし板中間部52cに
衝突してそれを冷却する。また、複数の周方向に相隔た
りそして軸方向に延在する空気スロット60が支持板基
端部26aとライナ上流端14aとの間に配設され、圧
縮空気42の第2部分42bを通してプレナム56内に
導き、最初にはね飛ばし板中間部52cと衝突した使用
済み衝突空気42aと混合させ、その結果、出口間隙5
4からライナ14に沿って延在する冷却空気膜42cが
形成されてライナ14のフィルム冷却をなす。外側およ
び内側ライナ12、14は燃焼ガス46に面してそれを
閉じ込める内面を有し、冷却空気膜42cはライナ内面
に沿って流れ冷却空気境界層として保護作用をなす。
【0017】本発明のこの実施例では、冷却空気膜42
cを形成するために、従来の比較的複雑な冷却空気ナゲ
ットを追加的に使用する代わりに、衝突孔58と空気ス
ロット60と出口間隙54の寸法と形状を、出口間隙5
4からの冷却空気膜42cの形成と、はね飛ばし板52
の衝突冷却と、ライナ上流端14aにおける支持板基端
部26aの過渡温度応答の増大とをもたらすように定め
ておく。さらに詳述すると、衝突孔58は平らな支持板
中間部26cに配設され、中間部26cと基端部26a
とを接続する湾曲した支持板頂部には設けられていない
ので、応力集中を減らす。圧縮空気42はまず衝突空気
42aとして導かれてはね飛ばし板52を冷却し、次い
でプレナム56に流入する。空気第2部分42bは空気
スロット60を通るように導かれ、エンジン加速中、支
持板基端部26aとライナ上流端14aとカウル36と
により形成されたフランジ継手を急速に加熱してフラン
ジ継手の過渡温度応答または膨張を増大させて熱応力を
減らす。
cを形成するために、従来の比較的複雑な冷却空気ナゲ
ットを追加的に使用する代わりに、衝突孔58と空気ス
ロット60と出口間隙54の寸法と形状を、出口間隙5
4からの冷却空気膜42cの形成と、はね飛ばし板52
の衝突冷却と、ライナ上流端14aにおける支持板基端
部26aの過渡温度応答の増大とをもたらすように定め
ておく。さらに詳述すると、衝突孔58は平らな支持板
中間部26cに配設され、中間部26cと基端部26a
とを接続する湾曲した支持板頂部には設けられていない
ので、応力集中を減らす。圧縮空気42はまず衝突空気
42aとして導かれてはね飛ばし板52を冷却し、次い
でプレナム56に流入する。空気第2部分42bは空気
スロット60を通るように導かれ、エンジン加速中、支
持板基端部26aとライナ上流端14aとカウル36と
により形成されたフランジ継手を急速に加熱してフラン
ジ継手の過渡温度応答または膨張を増大させて熱応力を
減らす。
【0018】同様に、エンジン減速中、空気第2部分4
2bはフランジ継手をいっそう急速に冷却し、やはりそ
の熱応力を減らす。空気第2部分42bはその後同様に
プレナム56内に導かれ、そこて使用済み衝突空気42
aと混合しそして冷却空気膜42cとして出口間隙54
から放出される。このように、圧縮空気42は、冷却空
気膜42cの形成ばかりでなく、はね飛ばし板52の衝
突冷却とフランジ継手の過渡応答の増大にも効率良く利
用される。冷却空気膜42cは、未使用の圧縮空気42
の一部分が直接供給される従来の冷却空気ナゲットによ
り形成される冷却空気膜より高温であるが、ライナ14
のフィルム冷却には有効である。
2bはフランジ継手をいっそう急速に冷却し、やはりそ
の熱応力を減らす。空気第2部分42bはその後同様に
プレナム56内に導かれ、そこて使用済み衝突空気42
aと混合しそして冷却空気膜42cとして出口間隙54
から放出される。このように、圧縮空気42は、冷却空
気膜42cの形成ばかりでなく、はね飛ばし板52の衝
突冷却とフランジ継手の過渡応答の増大にも効率良く利
用される。冷却空気膜42cは、未使用の圧縮空気42
の一部分が直接供給される従来の冷却空気ナゲットによ
り形成される冷却空気膜より高温であるが、ライナ14
のフィルム冷却には有効である。
【0019】図2と図3に示した実施例では、ライナ上
流端14aは実質的に平らであり、そしてはね飛ばし板
中間部52cは末端部52bにおいてプレナム56に向
かってほぼ凸形に、すなわち、先細流路62を画成する
ように形成され、この先細流路はプレナム56からの使
用済み衝突空気42aと空気第2部分42bとの混合空
気を加速して出口間隙54から出し、より有効な冷却空
気膜42cを形成する。図4にさらに詳細に示すよう
に、空気スロット60は好ましくは、空気第2部分42
bを拡散して出口間隙54からの冷却空気膜42cを周
方向に均等な流れとするように形成される。例えば、各
空気スロット60は、一定の幅W1 をもつ真っ直ぐな上
流端部60aと、最初の幅W1 からスロット出口におけ
る最大幅W 2 まで直線状に増加する幅を有する末広の下
流出口部60bとを有する。こうすると、空気第2部分
42bは空気スロット60から流出した時比較的急速に
周方向に拡散し、冷却空気膜42cの周方向均等性を高
める。空気スロット出口部60bの各側は半角Hを有
し、この角度は、スロット60を通る空気第2部分42
bを流れの剥離なしに拡散させる末広度を示すもので、
約15度より少なく、好ましくは10度である。また、
図4に示した実施例では、各空気スロット60は好まし
くは燃焼器10の縦方向中心線50と平行に整列してい
る。
流端14aは実質的に平らであり、そしてはね飛ばし板
中間部52cは末端部52bにおいてプレナム56に向
かってほぼ凸形に、すなわち、先細流路62を画成する
ように形成され、この先細流路はプレナム56からの使
用済み衝突空気42aと空気第2部分42bとの混合空
気を加速して出口間隙54から出し、より有効な冷却空
気膜42cを形成する。図4にさらに詳細に示すよう
に、空気スロット60は好ましくは、空気第2部分42
bを拡散して出口間隙54からの冷却空気膜42cを周
方向に均等な流れとするように形成される。例えば、各
空気スロット60は、一定の幅W1 をもつ真っ直ぐな上
流端部60aと、最初の幅W1 からスロット出口におけ
る最大幅W 2 まで直線状に増加する幅を有する末広の下
流出口部60bとを有する。こうすると、空気第2部分
42bは空気スロット60から流出した時比較的急速に
周方向に拡散し、冷却空気膜42cの周方向均等性を高
める。空気スロット出口部60bの各側は半角Hを有
し、この角度は、スロット60を通る空気第2部分42
bを流れの剥離なしに拡散させる末広度を示すもので、
約15度より少なく、好ましくは10度である。また、
図4に示した実施例では、各空気スロット60は好まし
くは燃焼器10の縦方向中心線50と平行に整列してい
る。
【0020】空気スロット60は支持板基端部26aと
ライナ上流端14aとの間で様々な形状を有し得る。例
えば、図3〜図5に示すように、空気スロット60は好
ましくはライナ14の内面にくぼみで形成される。空気
スロット60は、適当な機械加工または鋳造により、ラ
イナ14に例えば約0.5mmの適当な深さに形成さ
れ、そして図5に示すように距離Sだけ適当に相隔てら
れて、フランジ継手の有効な過渡熱応答と、冷却空気膜
42cの周方向均等性をもたらし得る。この実施例にお
ける出口間隙54の高さは約1.8mmであって有効な
冷却空気膜42cをもたらす。
ライナ上流端14aとの間で様々な形状を有し得る。例
えば、図3〜図5に示すように、空気スロット60は好
ましくはライナ14の内面にくぼみで形成される。空気
スロット60は、適当な機械加工または鋳造により、ラ
イナ14に例えば約0.5mmの適当な深さに形成さ
れ、そして図5に示すように距離Sだけ適当に相隔てら
れて、フランジ継手の有効な過渡熱応答と、冷却空気膜
42cの周方向均等性をもたらし得る。この実施例にお
ける出口間隙54の高さは約1.8mmであって有効な
冷却空気膜42cをもたらす。
【0021】図2と図3と図6を参照するに、各はね飛
ばし板52は好ましくは、半径方向に延在しそして周方
向に相隔たる対向側縁52eを含み、両側縁は支持板中
間部26cと当接して延在しそこでの使用済み衝突空気
42aの漏れを封じ、使用済み衝突空気42aがプレナ
ム56だけを半径方向に通流して出口間隙54から出る
ようにする。図2にさらに詳細に示すように、各はね飛
ばし板52は中心線50に関して環状であり、基端部5
2aは管形でありそして中間部52cは概して長方形で
ある。各はね飛ばし板52は2つの末端部52bを有
し、一つは底部にそして他の一つは頂部にあって例えば
ライナ14と中央体28から半径方向に隔てられ、それ
ぞれ出口間隙54を画成している。各はね飛ばし板52
の半径方向に延在する両側縁52eは、周方向に隣接す
るはね飛ばし板52のそれぞれの側縁52eと隣接して
いる。
ばし板52は好ましくは、半径方向に延在しそして周方
向に相隔たる対向側縁52eを含み、両側縁は支持板中
間部26cと当接して延在しそこでの使用済み衝突空気
42aの漏れを封じ、使用済み衝突空気42aがプレナ
ム56だけを半径方向に通流して出口間隙54から出る
ようにする。図2にさらに詳細に示すように、各はね飛
ばし板52は中心線50に関して環状であり、基端部5
2aは管形でありそして中間部52cは概して長方形で
ある。各はね飛ばし板52は2つの末端部52bを有
し、一つは底部にそして他の一つは頂部にあって例えば
ライナ14と中央体28から半径方向に隔てられ、それ
ぞれ出口間隙54を画成している。各はね飛ばし板52
の半径方向に延在する両側縁52eは、周方向に隣接す
るはね飛ばし板52のそれぞれの側縁52eと隣接して
いる。
【0022】従来のはね飛ばし板では、はね飛ばし板相
互間に、空気が漏れうる半径方向延在間隙が設けられ
る。しかし、本発明の一目的によれば、はね飛ばし板側
縁52eは、はね飛ばし板中間部52cを支持板中間部
26cから軸方向に隔てるだけでなく、側縁52eと支
持板中間部26cとの接触部で有効な側部密封をなすよ
うに、例えば曲げにより形成され得る。こうすると、衝
突孔58からプレナム56内に放出される使用済み衝突
空気42aは、単に出口間隙54に向かって半径方向に
流れ同間隙を流出するので、使用済み衝突空気42aを
効率良く利用して出口間隙54から有効冷却空気膜42
cを送り出すことができる。
互間に、空気が漏れうる半径方向延在間隙が設けられ
る。しかし、本発明の一目的によれば、はね飛ばし板側
縁52eは、はね飛ばし板中間部52cを支持板中間部
26cから軸方向に隔てるだけでなく、側縁52eと支
持板中間部26cとの接触部で有効な側部密封をなすよ
うに、例えば曲げにより形成され得る。こうすると、衝
突孔58からプレナム56内に放出される使用済み衝突
空気42aは、単に出口間隙54に向かって半径方向に
流れ同間隙を流出するので、使用済み衝突空気42aを
効率良く利用して出口間隙54から有効冷却空気膜42
cを送り出すことができる。
【0023】図2〜図4に示すように、内側ライナ14
は、外側ライナ12および中央体28と同様に、一実施
例において、出口間隙54の下流においてライナ14に
配設した軸方向に相隔たる複数列の後方に傾斜した多孔
64を有し得る。これらの多孔列により圧縮空気42の
第3部分42dが燃焼器10内に導かれてライナ14の
対流冷却とフィルム冷却をなす。図示の実施例では、多
孔64だけではライナ14の内面に沿う適当な冷却空気
膜の形成に有効ではなく、燃焼ガス46に対する保護を
なし得ない。しかし、前述のように、衝突孔58と空気
スロット60と出口間隙54は、有効冷却空気膜42c
を形成して第1列の多孔64からフィルム冷却を開始す
るのに好適な寸法を有し得る。フィルム冷却開始後の冷
却空気膜42cは、多孔64からの冷却空気膜42dと
合流して、出口間隙54から下流方向に燃焼器10の軸
方向全長にわたって連続冷却空気膜を形成する。
は、外側ライナ12および中央体28と同様に、一実施
例において、出口間隙54の下流においてライナ14に
配設した軸方向に相隔たる複数列の後方に傾斜した多孔
64を有し得る。これらの多孔列により圧縮空気42の
第3部分42dが燃焼器10内に導かれてライナ14の
対流冷却とフィルム冷却をなす。図示の実施例では、多
孔64だけではライナ14の内面に沿う適当な冷却空気
膜の形成に有効ではなく、燃焼ガス46に対する保護を
なし得ない。しかし、前述のように、衝突孔58と空気
スロット60と出口間隙54は、有効冷却空気膜42c
を形成して第1列の多孔64からフィルム冷却を開始す
るのに好適な寸法を有し得る。フィルム冷却開始後の冷
却空気膜42cは、多孔64からの冷却空気膜42dと
合流して、出口間隙54から下流方向に燃焼器10の軸
方向全長にわたって連続冷却空気膜を形成する。
【0024】従って、本発明の燃焼器ドーム組立体24
は、各列の多孔64からフィルム冷却を開始する新しい
方法で使用でき、この方法は、空気第1部分42aをそ
れが衝突孔58を通りはね飛ばし板中間部52cと衝突
して使用済み衝突空気となるように導くことを包含す
る。この方法はさらに、空気第2部分42bをそれが空
気スロット60を通ってプレナム56内に入りそこで使
用済み衝突空気42aと混合するように導くことと、衝
突空気42aと空気スロット60から出た空気第2部分
42bとの混合空気をプレナム56から出口間隙54を
通して冷却空気膜42cとして放出してフィルム冷却を
各列の多孔64から開始することを包含する。
は、各列の多孔64からフィルム冷却を開始する新しい
方法で使用でき、この方法は、空気第1部分42aをそ
れが衝突孔58を通りはね飛ばし板中間部52cと衝突
して使用済み衝突空気となるように導くことを包含す
る。この方法はさらに、空気第2部分42bをそれが空
気スロット60を通ってプレナム56内に入りそこで使
用済み衝突空気42aと混合するように導くことと、衝
突空気42aと空気スロット60から出た空気第2部分
42bとの混合空気をプレナム56から出口間隙54を
通して冷却空気膜42cとして放出してフィルム冷却を
各列の多孔64から開始することを包含する。
【0025】本発明の好適実施例では、出口間隙54か
ら軸方向下流に放出される冷却空気膜42cの速度は、
燃焼器10内の燃焼ガス46の速度の約2〜3倍である
ことが好ましく、冷却空気膜42cのこの比較的高い速
度は、プレナム56内で混合されそして先細流路62を
経て加速されて出口間隙54に達する冷却空気の第1お
よび第2部分42a、42bを利用することにより効率
良く得られる。従って、圧縮空気42の利用可能なエネ
ルギーをはね飛ばし板52の衝突冷却と、空気スロット
60の位置のフランジ継手の過渡熱応答の改良とに使用
でき、さらに残りのエネルギーを有効冷却空気膜42c
の形成に適用できる。圧力降下が衝突孔58と空気スロ
ット60とにおいて発生し、必然的に、それらを通過中
の圧縮空気42の速度を下げるので、先細流路62と、
はね飛ばし板側縁52eにより設けられたシールは、圧
縮空気42を出口間隙54に導いて有効冷却空気膜42
cを形成する効率を高めるのに効果的である。
ら軸方向下流に放出される冷却空気膜42cの速度は、
燃焼器10内の燃焼ガス46の速度の約2〜3倍である
ことが好ましく、冷却空気膜42cのこの比較的高い速
度は、プレナム56内で混合されそして先細流路62を
経て加速されて出口間隙54に達する冷却空気の第1お
よび第2部分42a、42bを利用することにより効率
良く得られる。従って、圧縮空気42の利用可能なエネ
ルギーをはね飛ばし板52の衝突冷却と、空気スロット
60の位置のフランジ継手の過渡熱応答の改良とに使用
でき、さらに残りのエネルギーを有効冷却空気膜42c
の形成に適用できる。圧力降下が衝突孔58と空気スロ
ット60とにおいて発生し、必然的に、それらを通過中
の圧縮空気42の速度を下げるので、先細流路62と、
はね飛ばし板側縁52eにより設けられたシールは、圧
縮空気42を出口間隙54に導いて有効冷却空気膜42
cを形成する効率を高めるのに効果的である。
【0026】さらに、複数の周方向に相隔たる空気スロ
ット60が周方向に延在するプレナム56と出口間隙5
4に空気を供給するので、空気第2部分42bは前述の
ように空気スロット60から出た直後周方向に適度に拡
散する必要があり、この拡散により、周方向に均等な冷
却空気膜42cを形成してライナ14を有効に保護する
とともに、フィルム冷却を多孔64からライナ14の周
囲に沿って均等に有効に開始することができる。
ット60が周方向に延在するプレナム56と出口間隙5
4に空気を供給するので、空気第2部分42bは前述の
ように空気スロット60から出た直後周方向に適度に拡
散する必要があり、この拡散により、周方向に均等な冷
却空気膜42cを形成してライナ14を有効に保護する
とともに、フィルム冷却を多孔64からライナ14の周
囲に沿って均等に有効に開始することができる。
【0027】好適実施例では、図4に示すように、燃焼
器中心線16と平行に配置した末広空気スロット60を
設けてあるが、空気スロット60の代替形状も図7〜図
10に示すように用い得る。例えば、図7に示した実施
例における空気スロット60Bは単に、燃焼器中心線1
6と平行に整列した真っ直ぐな側面を有しそして適当に
狭く相隔たり、全体として、使用済み衝突空気42aと
の混合時に周方向に均等な冷却空気膜42cを形成す
る。図8における真っ直ぐな空気スロット60Cはそれ
ぞれ燃焼器10の縦方向中心線16に対して鋭角Aをな
して整列し得るものである。図9では、空気スロットは
距離S1 だけ周方向に密に相隔たる2つの比較的狭いス
ロット60Dすなわち二重スロットの形態としうるもの
で、隣り合う二重スロット60D間の周方向間隔Sは図
5に示した末広空気スロット60のそれとほぼ等しい。
図10における空気スロット60Eは、図8に示したよ
うなスロット中心線の鋭角Aの配向と、図4に示したよ
うな末広出口部60bとを組み合わせうるものである。
空気スロット60の他の形状と諸形状の組合せを用いて
も、空気スロット60の位置に形成されたフランジ継手
の有効な過渡熱応答を可能にするとともに、空気第2部
分42bをプレナム56内に送り込んで出口間隙54か
ら有効かつ周方向に均等な冷却空気膜42cを形成する
ことができる。スロットの寸法と形状は任意の特定設計
を最適にするように適切に変えることができる。
器中心線16と平行に配置した末広空気スロット60を
設けてあるが、空気スロット60の代替形状も図7〜図
10に示すように用い得る。例えば、図7に示した実施
例における空気スロット60Bは単に、燃焼器中心線1
6と平行に整列した真っ直ぐな側面を有しそして適当に
狭く相隔たり、全体として、使用済み衝突空気42aと
の混合時に周方向に均等な冷却空気膜42cを形成す
る。図8における真っ直ぐな空気スロット60Cはそれ
ぞれ燃焼器10の縦方向中心線16に対して鋭角Aをな
して整列し得るものである。図9では、空気スロットは
距離S1 だけ周方向に密に相隔たる2つの比較的狭いス
ロット60Dすなわち二重スロットの形態としうるもの
で、隣り合う二重スロット60D間の周方向間隔Sは図
5に示した末広空気スロット60のそれとほぼ等しい。
図10における空気スロット60Eは、図8に示したよ
うなスロット中心線の鋭角Aの配向と、図4に示したよ
うな末広出口部60bとを組み合わせうるものである。
空気スロット60の他の形状と諸形状の組合せを用いて
も、空気スロット60の位置に形成されたフランジ継手
の有効な過渡熱応答を可能にするとともに、空気第2部
分42bをプレナム56内に送り込んで出口間隙54か
ら有効かつ周方向に均等な冷却空気膜42cを形成する
ことができる。スロットの寸法と形状は任意の特定設計
を最適にするように適切に変えることができる。
【0028】上述のように、燃焼器ドーム組立体24
は、半径方向内側ライナ14の内面の上流端におけると
同様に、外側ライナ12の内面の上流端と、中央体28
の外面の両上流端にもそれぞれの出口間隙54を画成し
てそれぞれのフィルム冷却をもたらすように形成され得
る。このように形成した燃焼器ドーム組立体24は、ナ
ゲットを含む従来のフィルム冷却空気創始手段を用いた
場合と比べ、重量と複雑さと製造費が少なく、そして高
応力域、例えば、支持板基端部26aと支持板中間部2
6cとを接続する頂部における小孔応力集中を除去す
る。最も重要なことは、圧縮空気42が最初分かれて衝
突孔58と空気スロット60とを通り、次いで合流して
出口間隙54を通って、燃焼ガス46に面してそれを閉
じ込める両燃焼ライナのフィルム冷却をなすように、圧
縮空気42を効率良く利用することである。
は、半径方向内側ライナ14の内面の上流端におけると
同様に、外側ライナ12の内面の上流端と、中央体28
の外面の両上流端にもそれぞれの出口間隙54を画成し
てそれぞれのフィルム冷却をもたらすように形成され得
る。このように形成した燃焼器ドーム組立体24は、ナ
ゲットを含む従来のフィルム冷却空気創始手段を用いた
場合と比べ、重量と複雑さと製造費が少なく、そして高
応力域、例えば、支持板基端部26aと支持板中間部2
6cとを接続する頂部における小孔応力集中を除去す
る。最も重要なことは、圧縮空気42が最初分かれて衝
突孔58と空気スロット60とを通り、次いで合流して
出口間隙54を通って、燃焼ガス46に面してそれを閉
じ込める両燃焼ライナのフィルム冷却をなすように、圧
縮空気42を効率良く利用することである。
【0029】以上、本発明の好適実施例と考えられるも
のを説明したが、それらの様々な改変が本発明の範囲内
で可能であることはもちろんである。
のを説明したが、それらの様々な改変が本発明の範囲内
で可能であることはもちろんである。
【図1】本発明の一実施例による燃焼器ドーム組立体を
有する二重環状燃焼器の概略縦断面図である。
有する二重環状燃焼器の概略縦断面図である。
【図2】図1に示した燃焼器ドーム組立体の半径方向内
側部分の一部分の部分断面斜視図で、明示のため気化器
を除去してある。
側部分の一部分の部分断面斜視図で、明示のため気化器
を除去してある。
【図3】図1に示した燃焼器ドーム組立体の半径方向内
側部分の拡大縦断面図で、半径方向内側燃焼ライナの上
流端に連結した気化器とはね飛ばし板と支持板を部分的
に示す。
側部分の拡大縦断面図で、半径方向内側燃焼ライナの上
流端に連結した気化器とはね飛ばし板と支持板を部分的
に示す。
【図4】図3に示した燃焼器ドーム組立体の一部分の線
4−4に沿う部分断面図である。
4−4に沿う部分断面図である。
【図5】図3に示した燃焼器ドーム組立体の線5−5に
沿う部分断面図である。
沿う部分断面図である。
【図6】図3に示した燃焼器ドーム組立体の一部分の線
6−6に沿う部分断面図である。
6−6に沿う部分断面図である。
【図7】本発明の他の実施例による空気スロットを有す
るライナの一部分の斜視図である。
るライナの一部分の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例による空気スロットを有す
るライナの一部分の斜視図である。
るライナの一部分の斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例による空気スロットを有す
るライナの一部分の斜視図である。
るライナの一部分の斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例による空気スロットを有
するライナの一部分の斜視図である。
するライナの一部分の斜視図である。
10 燃焼器 12 外側ライナ 14 内側ライナ 24 燃焼器ドーム組立体 26 内側支持板 26B 外側支持板 26a 支持板基端部 26b 支持板末端部 26c 支持板中間部 30 支持開口 32、32B 気化器 52 はね飛ばし板 52a はね飛ばし板基端部 52b はね飛ばし板末端部 52c はね飛ばし板中間部 52e 側縁 54 出口間隙 56 プレナム 58 衝突孔 60、60B、60C 空気スロット 60D 二重空気スロット 60E 空気スロット 60b 末広出口部 62 先細流路 64 多孔
フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・クライグ・ステフェンズ アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナテ ィ、ナイトホーク・ドライブ、4866番
Claims (15)
- 【請求項1】 燃焼ガスに面してそれを閉じ込めるライ
ナを有するガスタービンエンジン環状燃焼器用の燃焼器
ドーム組立体において、環状支持板が、前記ライナに固
定された基端部と、末端部と、それぞれが気化器を支持
する複数の周方向に相隔たる支持開口を有する両端部間
の中間部とを有し、また複数の環状はね飛ばし板がそれ
ぞれ、前記支持開口の対応するものに同軸的に固定され
た基端部と、前記支持板中間部から軸方向下流に離隔し
かつ前記ライナから半径方向に離隔してプレナムを画成
している張り開き中間部と、前記ライナから半径方向に
離隔して、前記プレナムと連通する周方向延在出口間隙
を画成している末端部とを有し、前記支持板中間部は複
数の衝突孔を有し、これらの衝突孔は前記支持開口と前
記支持板基端部との間に配設され圧縮空気の第1部分を
衝突空気として前記プレナム内に導いて前記はね飛ばし
板中間部に衝突させ、また、複数の周方向に相隔たりそ
して軸方向に延在する空気スロットが前記支持板基端部
と前記ライナとの間に配設され前記圧縮空気の第2部分
を通して前記プレナム内に導いて使用済み衝突空気と混
合させ、この混合により、前記出口間隙から前記ライナ
に沿って延在してそのフィルム冷却をなす冷却空気膜を
形成するようになっている燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項2】 前記衝突孔と前記空気スロットと前記出
口間隙は、前記はね飛ばし板の衝突冷却と、前記ライナ
における前記支持板基端部の過渡温度応答の増大と、前
記出口間隙からの前記冷却空気膜の形成とをもたらすよ
うな寸法と形状を有する、請求項1記載の燃焼器ドーム
組立体。 - 【請求項3】 前記はね飛ばし板中間部と前記ライナ
は、先細流路を画成し前記プレナムからの前記使用済み
衝突空気と前記空気第2部分を加速して前記出口間隙か
ら出すように形成されている、請求項2記載の燃焼器ド
ーム組立体。 - 【請求項4】 前記空気スロットは、前記空気第2部分
を拡散して前記出口間隙からの前記冷却空気膜を周方向
に均等な流れとするように形成されている、請求項2記
載の燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項5】 各空気スロットが末広出口部を有する請
求項2記載の燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項6】 各空気スロットが前記燃焼器の縦方向中
心線と平行に整列している請求項2記載の燃焼器ドーム
組立体。 - 【請求項7】 各空気スロットが前記燃焼器の縦方向中
心線に対して鋭角をなして整列している請求項2記載の
燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項8】 前記空気スロットを前記ライナの一表面
に配設した請求項2記載の燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項9】 各はね飛ばし板がさらに、半径方向に延
在しそして周方向に相隔たる対向側縁を含み、両側縁は
前記支持板中間部と当接して延在しそこでの前記使用済
み衝突空気の漏れを封ずることにより前記使用済み衝突
空気が前記プレナムだけを通流して前記出口間隙から出
るようにする、請求項2記載の燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項10】 前記空気スロットは、前記空気第2部
分を拡散して前記出口間隙からの前記冷却空気膜を周方
向に均等な流れとするように形成されている、請求項9
記載の燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項11】 前記出口間隙の下流において前記ライ
ナに配設した軸方向に相隔たる複数列の傾斜多孔をさら
に含み、これらの多孔列により前記圧縮空気の一部分が
前記燃焼器内に導かれて前記ライナのフィルム冷却をな
し、そして前記冷却空気膜はフィルム冷却を前記多孔列
から開始するように作用する、請求項10記載の燃焼器
ドーム組立体。 - 【請求項12】 前記はね飛ばし板中間部と前記ライナ
は、先細流路を画成し前記プレナムからの前記使用済み
衝突空気と前記空気第2部分を加速して前記出口間隙か
ら出すように形成されている、請求項11記載の燃焼器
ドーム組立体。 - 【請求項13】 各空気スロットが末広出口部を有する
請求項12記載の燃焼器ドーム組立体。 - 【請求項14】 各空気スロットが前記燃焼器の縦方向
中心線と平行に整列している請求項13記載の燃焼器ド
ーム組立体。 - 【請求項15】 請求項1記載の燃焼器ドーム組立体で
あって、さらに、前記出口間隙の下流において前記ライ
ナに配設した軸方向に相隔たる複数列の傾斜多孔を含
み、これらの多孔列により前記圧縮空気の一部分が前記
燃焼器内に導かれて前記ライナのフィルム冷却をなすよ
うな燃焼器ドーム組立体において、前記空気第1部分を
それが前記衝突孔を通り前記はね飛ばし板中間部と衝突
して使用済み衝突空気となるように導くことと、前記空
気第2部分を前記空気スロットを通るように導くこと
と、前記プレナム内で前記使用済み衝突空気を前記空気
スロットからの前記空気第2部分と混合することと、混
合した前記使用済み衝突空気と前記空気第2部分を前記
出口間隙から前記冷却空気膜として放出してフィルム冷
却を前記多孔列から開始することからなる、フィルム冷
却を前記多孔列から開始する方法。
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