JPH05187559A - 機械的面密封部材 - Google Patents
機械的面密封部材Info
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- JPH05187559A JPH05187559A JP4197086A JP19708692A JPH05187559A JP H05187559 A JPH05187559 A JP H05187559A JP 4197086 A JP4197086 A JP 4197086A JP 19708692 A JP19708692 A JP 19708692A JP H05187559 A JPH05187559 A JP H05187559A
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- mechanical face
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/36—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member connected by a diaphragm or bellow to the other member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/18—Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械的密封部材で、軸線方向に移動し得る面
密封部材と、関連部材との間を二次的に密封し、かつ面
密封部材を密封的に係合せしめると共に、10バール程
度の差圧に耐え得るじゃばらユニットを有する機械的面
密封部材を提供する。 【構成】 この機械的面密封部材はハウジング(13)
に対して回転しないように、かつ軸線方向に移動しない
ように密封的に装架された第1面密封部材(10)と、
弾性じゃばらユニット(25)によって軸(20)に対
して装架された第2面密封部材(21)とを有し、前記
じゃばらユニット(25)が軸線方向に圧縮されて、第
2面密封部材(21)を第1面密封部材(10)と密封
的に係合させるようになっており、弾性じゃばらユニッ
ト(25)が補強繊維を包埋した弾性組成によって形成
され、該補強繊維はじゃばらユニット(25)の軸線方
向に配向される。
密封部材と、関連部材との間を二次的に密封し、かつ面
密封部材を密封的に係合せしめると共に、10バール程
度の差圧に耐え得るじゃばらユニットを有する機械的面
密封部材を提供する。 【構成】 この機械的面密封部材はハウジング(13)
に対して回転しないように、かつ軸線方向に移動しない
ように密封的に装架された第1面密封部材(10)と、
弾性じゃばらユニット(25)によって軸(20)に対
して装架された第2面密封部材(21)とを有し、前記
じゃばらユニット(25)が軸線方向に圧縮されて、第
2面密封部材(21)を第1面密封部材(10)と密封
的に係合させるようになっており、弾性じゃばらユニッ
ト(25)が補強繊維を包埋した弾性組成によって形成
され、該補強繊維はじゃばらユニット(25)の軸線方
向に配向される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械的面密封部材に関
し、特に弾性じゃばらユニットが一つの密封面部材と、
その関連部材との間を二次的に密封するようになった機
械的面密封部材に関する。
し、特に弾性じゃばらユニットが一つの密封面部材と、
その関連部材との間を二次的に密封するようになった機
械的面密封部材に関する。
【0002】
【従来の技術】相対的に回転し得る1対の部材の間を密
封する機械的面密封部材においては、一つの面密封部材
が一つの部材に対し、軸線方向には移動しないように、
かつ回転し得るように密封的に装架され、一方他の面密
封部材は他の部材に対して回転しないように、かつその
軸線方向に移動し得るように密封的に装架される。軸線
方向に移動し得る面密封部材は、軸線方向に移動しない
面密封部材と係合するように偏倚せしめられ、その係合
面の間を密封するようになっている。
封する機械的面密封部材においては、一つの面密封部材
が一つの部材に対し、軸線方向には移動しないように、
かつ回転し得るように密封的に装架され、一方他の面密
封部材は他の部材に対して回転しないように、かつその
軸線方向に移動し得るように密封的に装架される。軸線
方向に移動し得る面密封部材は、軸線方向に移動しない
面密封部材と係合するように偏倚せしめられ、その係合
面の間を密封するようになっている。
【0003】軸線方向に移動し得る面密封部材をその関
連部材に対して密封する一つの方法は、弾性じゃばらユ
ニットを使用し、その一端が面密封部材と密封的に係合
し、かつ他端が関連部材と密封的に係合するようになす
ことである。じゃばらユニットは面密封部材の軸線方向
運動に適合するように、軸線方向に圧縮し、かつ伸長し
得るようにされる。
連部材に対して密封する一つの方法は、弾性じゃばらユ
ニットを使用し、その一端が面密封部材と密封的に係合
し、かつ他端が関連部材と密封的に係合するようになす
ことである。じゃばらユニットは面密封部材の軸線方向
運動に適合するように、軸線方向に圧縮し、かつ伸長し
得るようにされる。
【0004】在来においてはこの構造によって、十分な
軸線方向追従運動を得るためには、じゃばらユニットの
軸線方向の弾性エネルギーが小さく、面密封部材を密封
的に係合させるように偏倚させるには、たとえばGB
593,413およびGB647,587に記載されて
いるように関連保持リングを有する別個のばね装置の使
用が必要であった。
軸線方向追従運動を得るためには、じゃばらユニットの
軸線方向の弾性エネルギーが小さく、面密封部材を密封
的に係合させるように偏倚させるには、たとえばGB
593,413およびGB647,587に記載されて
いるように関連保持リングを有する別個のばね装置の使
用が必要であった。
【0005】他の型の密封部材、例えばGB 2,01
9,956Aにおいては軸線方向に移動し得る面密封部
材と、関連部材との間を密封するには弾性ブッシュが使
用され、このブッシュを圧縮することによって軸線方向
の負荷を発生せしめ、面密封部材を密封的に係合させ
る。しかしながらこのようなブッシュによって得られる
追従性は低く、作業範囲を越える軸線方向負荷は相当大
となる。
9,956Aにおいては軸線方向に移動し得る面密封部
材と、関連部材との間を密封するには弾性ブッシュが使
用され、このブッシュを圧縮することによって軸線方向
の負荷を発生せしめ、面密封部材を密封的に係合させ
る。しかしながらこのようなブッシュによって得られる
追従性は低く、作業範囲を越える軸線方向負荷は相当大
となる。
【0006】EP 0,226,845Aには独立のば
ね装置を使用しない弾性じゃばら密封部材が記載されて
いる。この密封部材のじゃばらユニットは、それぞれ軸
および面密封部材と密封的に係合する端部を備えた非補
強ゴムによって形成されている。比較的薄い非支持中間
部分が配置され、じゃばらユニットがその作動長さにあ
る時に屈従し、面密封部材をシートと係合させる軸線方
向負荷を加えるようにされている。じゃばらユニットを
このように設計すれば、差圧が生じた時に、この圧力は
すでに大きな応力を受けているその中間部分を通ってじ
ゃばらユニットに作用し、この区画にさらに応力を加
え、差圧が比較的低い時においても、じゃばらユニット
が過大な応力を受けて裂開する惧れがある。したがって
このような構造のじゃばら密封部材の使用は2バール程
度の低い圧力差に制限される。
ね装置を使用しない弾性じゃばら密封部材が記載されて
いる。この密封部材のじゃばらユニットは、それぞれ軸
および面密封部材と密封的に係合する端部を備えた非補
強ゴムによって形成されている。比較的薄い非支持中間
部分が配置され、じゃばらユニットがその作動長さにあ
る時に屈従し、面密封部材をシートと係合させる軸線方
向負荷を加えるようにされている。じゃばらユニットを
このように設計すれば、差圧が生じた時に、この圧力は
すでに大きな応力を受けているその中間部分を通ってじ
ゃばらユニットに作用し、この区画にさらに応力を加
え、差圧が比較的低い時においても、じゃばらユニット
が過大な応力を受けて裂開する惧れがある。したがって
このような構造のじゃばら密封部材の使用は2バール程
度の低い圧力差に制限される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はじゃばらユニ
ットを有する機械的面密封部材で、該じゃばらユニット
が軸線方向に移動し得る面密封部材と、関連部材との間
を二次的に密封し、かつ該面密封部材を密封的に係合さ
せる軸線方向負荷を加え、10バール程度の圧力差に耐
え得る機械的面密封部材を提供することである。
ットを有する機械的面密封部材で、該じゃばらユニット
が軸線方向に移動し得る面密封部材と、関連部材との間
を二次的に密封し、かつ該面密封部材を密封的に係合さ
せる軸線方向負荷を加え、10バール程度の圧力差に耐
え得る機械的面密封部材を提供することである。
【0008】
【問題を解決するための手段】本発明の一つの特色によ
れば、相対的に回転し得る1対の部材の間を密封する機
械的面密封部材は、一つの部材に対し回転しないよう
に、かつ軸線方向に移動しないように、密封的に装架さ
れた第1面密封部材と、他の部材に対して回転しないよ
うに、かつ軸線方向には移動し得るように装架された第
2面密封部材とを有し、前記第2面密封部材が前記他の
部材に対して密封され、かつ弾性じゃばらユニットによ
って第1面密封部材と密封的に係合するように軸線方向
に駆動され、前記弾性じゃばらユニットが補強繊維を包
埋した弾性組成によって形成され、該補強繊維がなるべ
くはじゃばらユニットの軸線方向に配向され、このじゃ
ばらユニットがその作動長さにある時は軸線方向に圧縮
されるようになっている。
れば、相対的に回転し得る1対の部材の間を密封する機
械的面密封部材は、一つの部材に対し回転しないよう
に、かつ軸線方向に移動しないように、密封的に装架さ
れた第1面密封部材と、他の部材に対して回転しないよ
うに、かつ軸線方向には移動し得るように装架された第
2面密封部材とを有し、前記第2面密封部材が前記他の
部材に対して密封され、かつ弾性じゃばらユニットによ
って第1面密封部材と密封的に係合するように軸線方向
に駆動され、前記弾性じゃばらユニットが補強繊維を包
埋した弾性組成によって形成され、該補強繊維がなるべ
くはじゃばらユニットの軸線方向に配向され、このじゃ
ばらユニットがその作動長さにある時は軸線方向に圧縮
されるようになっている。
【0009】弾性じゃばらユニットの繊維補強は、適当
な可撓性を維持する限りはじゃばらユニットの強度およ
び剛性を増加させる。補強繊維は適当なものとなすこと
ができるが、じゃばらユニットの成形時に受ける温度、
典型的には150℃から180℃までの温度に耐え得る
ものとすべきである。適当な材料としては、木綿および
ファイバーグラスがあるが、より強い材料、たとえばア
ラミッドまたは炭素繊維が好んで使用される。弾性組成
は1容積%から15容積%までの、なるべくは2容積%
から7容積%までの補強繊維を含むものとなすことがで
きる。繊維長さは0.1mmから25mmまで、なるべくは
0.1mmから6mmまでのものとされる。じゃばらユニッ
トは適当な天然または合成ゴム組成によって形成される
が、ニトリルまたはエチレン プロピレンゴムが好んで
使用される。
な可撓性を維持する限りはじゃばらユニットの強度およ
び剛性を増加させる。補強繊維は適当なものとなすこと
ができるが、じゃばらユニットの成形時に受ける温度、
典型的には150℃から180℃までの温度に耐え得る
ものとすべきである。適当な材料としては、木綿および
ファイバーグラスがあるが、より強い材料、たとえばア
ラミッドまたは炭素繊維が好んで使用される。弾性組成
は1容積%から15容積%までの、なるべくは2容積%
から7容積%までの補強繊維を含むものとなすことがで
きる。繊維長さは0.1mmから25mmまで、なるべくは
0.1mmから6mmまでのものとされる。じゃばらユニッ
トは適当な天然または合成ゴム組成によって形成される
が、ニトリルまたはエチレン プロピレンゴムが好んで
使用される。
【0010】じゃばらユニットはトランスファーまたは
射出成形技術によって形成され、この時は補強繊維を含
むゴム組成が型の中に軸線方向に押出され、繊維が所要
の方向に整合するようにされる。
射出成形技術によって形成され、この時は補強繊維を含
むゴム組成が型の中に軸線方向に押出され、繊維が所要
の方向に整合するようにされる。
【0011】本発明において使用されるじゃばらユニッ
トはそれぞれ面密封部材および関連部材と係合するため
の端部を有している。これら端部は軸線方向に圧縮し得
る回旋状区画によって相互に連結される。この回旋状区
画はなるべくは前記端部に連結された、実質的に軸線方
向に延びる1対の部分を有し、該軸線方向延出部分はこ
れら二つの部分に対して鋭角をなすように配設された半
径方向延出部分により、相互に連結されている。回旋状
区画の半径方向延出部分および各軸線方向延出部分の間
の角度は、なるべくは50°から70°までとされ、特
に半径方向間隙が制限される個所、たとえば密封部材が
ISO 3039に示されているようなスタッフィング
ボックス内に位置している場合には、前記角度に丸みが
付される。半径方向間隙を大となし得る時はさらに大き
な角度を使用することができる。
トはそれぞれ面密封部材および関連部材と係合するため
の端部を有している。これら端部は軸線方向に圧縮し得
る回旋状区画によって相互に連結される。この回旋状区
画はなるべくは前記端部に連結された、実質的に軸線方
向に延びる1対の部分を有し、該軸線方向延出部分はこ
れら二つの部分に対して鋭角をなすように配設された半
径方向延出部分により、相互に連結されている。回旋状
区画の半径方向延出部分および各軸線方向延出部分の間
の角度は、なるべくは50°から70°までとされ、特
に半径方向間隙が制限される個所、たとえば密封部材が
ISO 3039に示されているようなスタッフィング
ボックス内に位置している場合には、前記角度に丸みが
付される。半径方向間隙を大となし得る時はさらに大き
な角度を使用することができる。
【0012】回旋状区画がその作動長さにある時は、こ
の回旋状区画は実質的に閉じるように圧縮される。
の回旋状区画は実質的に閉じるように圧縮される。
【0013】じゃばらユニットの端部の周囲に締着装置
を設け、これら端部を圧縮して面密封部材および関連部
材と係合させるようになすことができる。面密封部材は
炭素または焼結したセラミック材料によって成形するこ
とができる。じゃばらユニットと係合する面の許容誤差
を小さくするための機械加工を避けるために、面密封部
材と係合するじゃばらユニットの端部に波形を形成し、
追従性が生じるようになすことができる。
を設け、これら端部を圧縮して面密封部材および関連部
材と係合させるようになすことができる。面密封部材は
炭素または焼結したセラミック材料によって成形するこ
とができる。じゃばらユニットと係合する面の許容誤差
を小さくするための機械加工を避けるために、面密封部
材と係合するじゃばらユニットの端部に波形を形成し、
追従性が生じるようになすことができる。
【0014】
【実施例】次に添付図面によって本発明の実施例を説明
する。図1に示される如く、環状面密封部材またはシー
ト10はハウジング13内の凹所12内に位置し、弾性
カップ11がこれらの間に配設され、密封部材を形成す
るようになっている。シート10および弾性カップ11
は凹所12内に圧入され、ハウジング13に対して半径
方向および軸線方向に固定されるようになっている。
する。図1に示される如く、環状面密封部材またはシー
ト10はハウジング13内の凹所12内に位置し、弾性
カップ11がこれらの間に配設され、密封部材を形成す
るようになっている。シート10および弾性カップ11
は凹所12内に圧入され、ハウジング13に対して半径
方向および軸線方向に固定されるようになっている。
【0015】密封部材10はハウジング13に対して回
転し得る軸20を囲繞している。第2面密封部材21は
軸20上に装架され、かつこの面密封部材21はじゃば
らユニット25の一端26に装着され、じゃばらユニッ
ト25の他端27は軸20に装着されている。
転し得る軸20を囲繞している。第2面密封部材21は
軸20上に装架され、かつこの面密封部材21はじゃば
らユニット25の一端26に装着され、じゃばらユニッ
ト25の他端27は軸20に装着されている。
【0016】図2に示されたじゃばらユニット25は、
長さが0.1mmから25mmまでのアラミド補強繊維を、
3.4容積%含むニトリルゴムによって成形され、繊維
の少なくとも50%が0.2mmから2mmの長さを有する
ようにされている。じゃばらユニット25はトランスフ
ァー成形技術により成形され、この時繊維によって補強
されたゴム組成を型の中に軸線方向に押出し、繊維を整
合して型の軸線方向に配向させるようになっている。次
にゴム組成を165℃において硬化させる。
長さが0.1mmから25mmまでのアラミド補強繊維を、
3.4容積%含むニトリルゴムによって成形され、繊維
の少なくとも50%が0.2mmから2mmの長さを有する
ようにされている。じゃばらユニット25はトランスフ
ァー成形技術により成形され、この時繊維によって補強
されたゴム組成を型の中に軸線方向に押出し、繊維を整
合して型の軸線方向に配向させるようになっている。次
にゴム組成を165℃において硬化させる。
【0017】じゃばらユニット25は端部27に縮径管
状部分30を有し、該管状部分30の内径は軸20に締
まりばめされている。管状部分30の外径には金属また
はプラスチック締着リング32に対する円周凹所31が
設けられ、該締着リングはゴム組成を軸20に対して圧
縮し、この軸20とじゃばらユニット25との間でトル
クを伝達するようになっている。管状部分30は半径方
向丸み付き部分33および勾配部分34を有し、軸20
の挿入を容易にするようになっている。
状部分30を有し、該管状部分30の内径は軸20に締
まりばめされている。管状部分30の外径には金属また
はプラスチック締着リング32に対する円周凹所31が
設けられ、該締着リングはゴム組成を軸20に対して圧
縮し、この軸20とじゃばらユニット25との間でトル
クを伝達するようになっている。管状部分30は半径方
向丸み付き部分33および勾配部分34を有し、軸20
の挿入を容易にするようになっている。
【0018】じゃばらユニット25の反対端部26は直
径の大なるソケット部分35を画定し、面密封部材21
の外径と係合するようになっている。ソケット部分35
は半径方向に延びる肩部分36を有し、該肩部分は面密
封部材21をじゃばらユニット25に対して軸線方向に
位置決めする。ソケット部分35の内径37には可撓性
が生じるようにリブ38が設けられ、面密封部材21の
係合面の公差が小さくなるように機械加工されていない
場合においても、この面密封部材21によって密封が行
われるようにされている。ソケット部分35の外径には
金属またはプラスチック締着リング40に対する円周溝
39が形成されている。
径の大なるソケット部分35を画定し、面密封部材21
の外径と係合するようになっている。ソケット部分35
は半径方向に延びる肩部分36を有し、該肩部分は面密
封部材21をじゃばらユニット25に対して軸線方向に
位置決めする。ソケット部分35の内径37には可撓性
が生じるようにリブ38が設けられ、面密封部材21の
係合面の公差が小さくなるように機械加工されていない
場合においても、この面密封部材21によって密封が行
われるようにされている。ソケット部分35の外径には
金属またはプラスチック締着リング40に対する円周溝
39が形成されている。
【0019】じゃばらユニット25の管状部分30およ
びソケット部分35は“Z”区画の回旋状部分45によ
って連結されている。回旋状部分45は半径方向延出部
分48によって連結された、1対の軸線方向に延出部分
46,47を有している。中間部分48は各軸線方向延
出部分46,47に対して60°の角度をなすように配
設され、かつこの時画定される円頂部49,50はその
内面および外面に丸みが伏されている。
びソケット部分35は“Z”区画の回旋状部分45によ
って連結されている。回旋状部分45は半径方向延出部
分48によって連結された、1対の軸線方向に延出部分
46,47を有している。中間部分48は各軸線方向延
出部分46,47に対して60°の角度をなすように配
設され、かつこの時画定される円頂部49,50はその
内面および外面に丸みが伏されている。
【0020】図1に示される如く、密封部材が組立てら
れ、かつじゃばらユニット25がその作動長さにある時
は回旋状部分45が圧縮され、部分46,48および部
分48,47の間の回旋状部分は実質的に閉じられる。
この位置においては円頂部49は面密封部材21の後面
51に衝当し、面密封部材21およびじゃばらユニット
25の支持を助けると共に、その位置を保持し、該面密
封部材21をシート10と密封的に係合させる。じゃば
らユニット25の補強繊維はその強度を増加せしめると
共に、適当な可撓性を維持し、別のばね装置の力による
ことなく、密封部材の作動期間中十分な負荷を維持し得
るようにする。なお補強繊維は密封部材を横切る圧力差
に対するじゃばらユニットの性能を改善する。この性能
改善はさらに実質的に閉鎖される回旋状部分によって高
められ、該回旋状部分はたとえば10バール程度の高い
圧力差に曝された時に、相互に効果的に補強し合う。さ
らに前述の密封部材は他の型のじゃばら密封部材に比し
て軸線方向に密実である。
れ、かつじゃばらユニット25がその作動長さにある時
は回旋状部分45が圧縮され、部分46,48および部
分48,47の間の回旋状部分は実質的に閉じられる。
この位置においては円頂部49は面密封部材21の後面
51に衝当し、面密封部材21およびじゃばらユニット
25の支持を助けると共に、その位置を保持し、該面密
封部材21をシート10と密封的に係合させる。じゃば
らユニット25の補強繊維はその強度を増加せしめると
共に、適当な可撓性を維持し、別のばね装置の力による
ことなく、密封部材の作動期間中十分な負荷を維持し得
るようにする。なお補強繊維は密封部材を横切る圧力差
に対するじゃばらユニットの性能を改善する。この性能
改善はさらに実質的に閉鎖される回旋状部分によって高
められ、該回旋状部分はたとえば10バール程度の高い
圧力差に曝された時に、相互に効果的に補強し合う。さ
らに前述の密封部材は他の型のじゃばら密封部材に比し
て軸線方向に密実である。
【0021】シート10の面53と係合する密封面を画
定する面密封部材21の端部は大きな内径を有し、一方
反対端51の直径は軸20に堅く隙間ばめされている。
したがって面密封部材21は軸20と同心的に位置し、
その軸線方向に自由に移動することができる。これは面
密封部材21を半径方向に安定させるが、このようにせ
ずに、可撓性じゃばらユニット25だけで支持されてい
る時には、半径方向に自由に振動し、設計圧力における
作動に対して重要な問題を提起する。
定する面密封部材21の端部は大きな内径を有し、一方
反対端51の直径は軸20に堅く隙間ばめされている。
したがって面密封部材21は軸20と同心的に位置し、
その軸線方向に自由に移動することができる。これは面
密封部材21を半径方向に安定させるが、このようにせ
ずに、可撓性じゃばらユニット25だけで支持されてい
る時には、半径方向に自由に振動し、設計圧力における
作動に対して重要な問題を提起する。
【0022】図3に示された実施例においては、シート
10は保持リング60内に位置し、かつ弾性カップ11
により該リングに対して密封されている。保持リング6
0は軸20にプレスばめされ、該軸に対し回転しないよ
うにされると共に、その上の肩61に衝当することによ
って軸2の軸線方向に位置決めされるようになってい
る。
10は保持リング60内に位置し、かつ弾性カップ11
により該リングに対して密封されている。保持リング6
0は軸20にプレスばめされ、該軸に対し回転しないよ
うにされると共に、その上の肩61に衝当することによ
って軸2の軸線方向に位置決めされるようになってい
る。
【0023】じゃばらユニット25および面密封部材2
1は、ハウジング13の凹所66内にプレスばめされた
保持リング65の中に位置し、じゃばらユニット25は
この保持リング65の内方円筒壁67と密封的に係合す
る。密封面52から遠い方の端部における面密封部材2
1の内径は、リング65の内壁67に堅く隙間ばめさ
れ、半径方向安定性が得られるようになっている。
1は、ハウジング13の凹所66内にプレスばめされた
保持リング65の中に位置し、じゃばらユニット25は
この保持リング65の内方円筒壁67と密封的に係合す
る。密封面52から遠い方の端部における面密封部材2
1の内径は、リング65の内壁67に堅く隙間ばめさ
れ、半径方向安定性が得られるようになっている。
【0024】密封部材のこの実施例は図1および2によ
って説明したものと同じ態様で作動するが、軸線方向に
移動し得る面密封部材21は回転が阻止され、かつシー
ト10が軸20と回転するようにされている。
って説明したものと同じ態様で作動するが、軸線方向に
移動し得る面密封部材21は回転が阻止され、かつシー
ト10が軸20と回転するようにされている。
【図1】本発明による密封部材の作動長さにある時の、
断面で示した側面図。
断面で示した側面図。
【図2】図1に示された密封部材に使用されるじゃばら
ユニットの、非圧縮状態における、断面で示した側面
図。
ユニットの、非圧縮状態における、断面で示した側面
図。
【図3】本発明による密封部材の変型の、断面で示した
側面図。
側面図。
10 第1面密封部材 13 ハウジング 20 軸 21 第2面密封部材 25 じゃばらユニット 30 管状部分 35 ソケット 37 内径 38 リブ 45 回旋状部分 46,47 軸線方向延出部分 48 半径方向延出部分 49,50 円頂部 51 後面 60 保持リング 65 保持リング
フロントページの続き (72)発明者 ポール マーチン イギリス国エスエル1 6エルジー バー クシャー,スロウ,ラマス ロード 3
Claims (22)
- 【請求項1】 相対的に回転し得る1対の部材(13,
20)の間を密封する機械的面密封部材で、一つの部材
(13;20)に対し回転しないように、かつ軸線方向
に移動し得ないように、密封的に装架された第1面密封
部材(10)と、他の部材(20,13)に対し回転し
ないように、かつ軸線方向には移動し得るように装架さ
れた第2面密封部材(21)とを有し、前記第2面密封
部材(21)が前記他の部材(20;13)に対して密
封され、かつ弾性じゃばらユニット(25)によって第
1密封部材(10)と密封的に係合するように軸線方向
に駆動される面密封部材において、弾性じゃばらユニッ
ト(25)が補強繊維を包埋した弾性組成によって形成
され、該補強繊維がじゃばらユニット(25)の軸線方
向に配向され、このじゃばらユニット(25)がその作
動長さにある時に軸線方向に圧縮されるようになってい
ることを特徴とする機械的面密封部材。 - 【請求項2】 じゃばらユニット(25)が1対の端部
(30,35)を有し、一つの端部(35)が第2面密
封部材(21)と密封的に係合し、かつ他の端部(3
0)が関連部材(20)と密封的に係合し、これら端部
(30,35)が軸線方向に圧縮し得る回旋状区画(4
5)によって相互に連結され、該回旋状区画が半径方向
延出部分(48)によって相互に連結された、実質的に
軸線方向に延びる1対の部分(46,47)を有してい
る請求項1記載の機械的面密封部材。 - 【請求項3】 回旋状区画(45)の実質的に軸線方向
に延びる部分(46,47)が半径方向延出部分(4
8)によって相互に連結され、該半径方向延出部分(4
8)が軸線方向延出部分(46,47)に対して鋭角を
なすように配設されている請求項2記載の機械的面密封
部材。 - 【請求項4】 半径方向延出部分(48)が軸線方向延
出部分(46,47)に対して50°から70°までの
角度で傾斜している請求項3記載の機械的面密封部材。 - 【請求項5】 軸線方向延出部分(46,47)と、半
径方向延出部分(48)との間に形成された円頂部(4
9,50)が、その内面および外面に丸みを有している
請求項3または4記載の機械的面密封部材。 - 【請求項6】 回旋状区画(45)が圧縮され、じゃば
らユニット(25)が作動長さにある時に該回旋状部分
が実質的に閉じられるようになっている請求項2から5
までの何れか一つに記載の機械的面密封部材。 - 【請求項7】 一つの回旋状部分の円頂部(49)が、
じゃばらユニット(25)がその作動長さにある時に、
第2面密封部材(21)の後面(51)に衝当する請求
項6記載の機械的面密封部材。 - 【請求項8】 じゃばらユニット(25)が一端(2
7)に管状部分(30)を画定し、関連部材(20;1
3)の円筒面の周囲と係合し、他端(26)に近接して
ソケット部分(35)が画定され、第2面密封部材(2
1)の外方円筒面と係合するようになっている前記請求
項の何れか一つに記載の機械的面密封部材。 - 【請求項9】 ソケット部分(35)がその内径(3
7)に1連の円周リブ(38)を有し、該リブ(38)
が第2面密封部材(21)と密封部材を形成するように
圧縮される請求項8記載の機械的面密封部材。 - 【請求項10】 じゃばらユニット(25)が天然また
は合成ゴム組成によって形成される前記請求項の何れか
一つに記載の機械的面密封部材。 - 【請求項11】 じゃばらユニット(25)がニトリル
またはエチレン プロピレンゴム組成によって形成され
る請求項10記載の機械的面密封部材。 - 【請求項12】 補強繊維が150℃以上の温度に耐え
得る前記請求項の何れか一つに記載の機械的面密封部
材。 - 【請求項13】 補強繊維がアラミッドまたはカーボン
繊維である請求項12記載の機械的面密封部材。 - 【請求項14】 じゃばらユニット(25)が1容積%
から15容積%までの補強繊維を含む組成によって形成
される前記請求項の何れか一つに記載の機械的面密封部
材。 - 【請求項15】 じゃばらユニット(25)が2容積%
から7容積%までの補強繊維を含む組成から形成される
請求項14記載の機械的面密封部材。 - 【請求項16】 補強繊維が0.1mmから25mmまでの
長さを有している前記請求項の何れか一つに記載の機械
的面密封部材。 - 【請求項17】 補強繊維がなるべくは0.1mmから6
mmまでの長さを有している請求項16記載の機械的面密
封部材。 - 【請求項18】 じゃばらユニット(25)が、繊維に
よって補強された弾性組成を型の軸線方向に押出す成形
技術によって形成される前記請求項の何れか一つに記載
の機械的面密封部材。 - 【請求項19】 じゃばらユニット(25)がトランス
ファーまたは射出成形技術によって形成される請求項1
8項記載の機械的面密封部材。 - 【請求項20】 第1面密封部材(10)がハウジング
上に装架され、かつ第2面密封部材(21)が軸(2
0)に対し、じゃばらユニット(25)によって該軸と
共に回転するように装架される前記請求項の何れか一つ
に記載の機械的面密封部材。 - 【請求項21】 第1面密封部材(10)が軸(20)
と共に回転するように装架され、かつ第2面密封部材
(21)がじゃばらユニット(25)によりハウジング
(13)に対して回転するように装架されている請求項
1から19までの何れか一つに記載の機械的面密封部
材。 - 【請求項22】 第1および第2面密封部材(10,2
1)がそれぞれ軸(20)およびハウジング(13)に
プレスばめされた保持リング(60,65)により該軸
(20)およびハウジング(13)に対して装架されて
いる請求項21記載の機械的面密封部材。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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GB91159913 | 1991-07-24 | ||
GB919115991A GB9115991D0 (en) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | Mechanical face seals |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JPH05187559A (ja) |
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