JPH05187378A - スクリュー圧縮機の容量制御装置 - Google Patents

スクリュー圧縮機の容量制御装置

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JPH05187378A
JPH05187378A JP17235992A JP17235992A JPH05187378A JP H05187378 A JPH05187378 A JP H05187378A JP 17235992 A JP17235992 A JP 17235992A JP 17235992 A JP17235992 A JP 17235992A JP H05187378 A JPH05187378 A JP H05187378A
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栄作 渋谷
Kaname Otsuka
要 大塚
Norihide Yamaguchi
典英 山口
Toshiyuki Momono
俊之 桃野
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/12Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using sliding valves
    • F04C28/125Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using sliding valves with sliding valves controlled by the use of fluid other than the working fluid

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油ポンプを用いることなく、吸入圧力と吐出
圧力との高低差圧を利用して連続容量制御を行いなが
ら、スクリュー圧縮機の停止時スライド弁を確実に最小
ロード位置へ移動させ、起動時液バックが発生するのを
防止して、スクリュー圧縮機の破損の防止すると共に、
起動時の負荷を少なくすること。 【構成】 スクリューロータ2の吐出側に接続される高
圧域をピストン4を内装するシリンダ室5に、停止時開
き高圧流体をシリンダ室5に導入してスライド弁3を最
小ロード位置に移動させる開閉弁16をもった連通路1
7を介して接続し、スクリュー圧縮機の運転停止時、開
閉弁16を開放して高圧域の高圧流体をシリンダ室5に
導入し、ピストン4に連動するスライド弁3を最小ロー
ド位置に確実に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリューロータを収
納するケーシングに配設されるスライド弁と、このスラ
イド弁に連結するピストンと、このピストンを内装する
シリンダ室とを備え、該シリンダ室に、前記スクリュー
ロータの吐出側に連通し、高圧流体を給排する給排管を
接続し、前記シリンダ室への高圧流体の給排で前記ピス
トンに連結するスライド弁を移動させ容量制御を行うス
クリュー圧縮機の容量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクリュー圧縮機の容量制御装置
では、例えば、スクリュー圧縮機を冷凍装置に用いる場
合、この冷凍装置における冷媒配管系内の油圧を利用
し、高低差圧によりスライド弁を移動させることにより
スクリュー圧縮機の容量制御を行っている。このように
冷凍配管系内の油圧を用いて容量制御を行うスクリュー
圧縮機の容量制御装置は、例えば特開昭59−1918
55号公報に開示されている。この装置は、図5に示し
たように、スクリューロータAを収納するケーシングB
にスライド弁Cを配設すると共に、該スライド弁Cのス
ライド方向一方側にピストンDを内装したシリンダ室E
を設けて、前記スライド弁Cを前記ピストンDにロッド
Fを介して連結する一方、給油電磁弁Gと絞りNを介装
し、前記圧縮機の吐出側に設ける油分離器からの高圧油
を減圧して供給する給油管Hと、排油電磁弁Iと絞りO
とを介装し、低圧側に排油する排油管Jとを接続し、こ
の接続部と前記シリンダ室Eのロッド側室Kとを接続す
る給排管Lを設け、前記給油電磁弁G及び排油電磁弁I
を選択的に開閉させることにより、前記給排管Lを介し
て前記ロッド側室Kに高圧油を給排し、前記ピストンD
の移動に連動する前記スライド弁Cを移動させ、スクリ
ュー圧縮機の容量制御を連続的に行う連続容量制御を行
うようにしている。また、以上の容量制御装置は前記絞
りNを設けた前記給油管Hと並列に、バイパス弁Pを介
在させたバイパス管Qを設け、圧縮機の停止時や起動時
に前記バイパス弁Pを開動作して前記バイパス管Gから
高圧油を速やかに前記ロッド側室Kに給油し、前記スラ
イド弁Cを最小ロード側に迅速に移動できるようにして
いる。
【0003】尚、Mは前記ロッド側室Kに内装したばね
であって、このばねMにより前記スライド弁Cを最小ロ
ード位置側に付勢するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
に差圧を利用してシリンダ室Eに油を給排することによ
り容量制御を行う場合、スライド弁Cを中間ロード位置
に位置させたまゝスクリュー圧縮機の運転を停止したと
き高低差圧が小さくなるため、ピストンDを介して前記
スライド弁Cを最小ロード位置側に確実に戻すことがで
きないことがあった。即ち、高低差圧を利用してスライ
ド弁Cを作動させるものにあっては、圧縮機を停止した
とき高低差圧は高低圧バランスにより小さくなること
と、前記シリンダ室E内での油漏れによるスライド弁C
の動きを防ぐために前記ピストンDにはオイルシールを
設けていて、該ピストンDの摺動抵抗が大きくなってい
ることから、たとえ前記バイパス管Qを別に設けてスラ
イド弁Cの最小ロード側への移動を迅速に行えるように
したとしても、差圧が小さくなれば、前記ばねMの力だ
けでは最小ロード位置に戻らないことが生ずるのであ
る。
【0005】更に詳記すると、高圧油を供給するための
油圧ポンプを用いることなく、高低差圧を利用する方式
では、圧縮機の停止時、吸入圧力と吐出圧力との差圧が
小さくなるので、前記スライド弁Cを中間ロード位置か
ら最小ロード位置に移動させることができず、前記スラ
イド弁Cが中間ロード位置に位置したまゝ圧縮機が停止
することになる。従って、起動時には前記スライド弁C
を中間ロード位置に位置させたまゝ行うことになり、液
バックを生じて圧縮機を損傷したり、また、起動時の負
荷が大きくなる問題があった。
【0006】また、前記スライド弁Cを最小ロード位置
に戻すことができても、圧縮機の起動直後における例え
ば液圧縮等の異常時、前記スライド弁Cに荷重がかかり
ロードアップ側に移動してしまうことがある。この場
合、起動直後では、吸入圧力と吐出圧力との差圧が小さ
いから、前記スライド弁Cを最小ロード位置に移動させ
ることができないのであって、この場合においても、起
動時の負荷を少なくしてスムースに起動できない問題が
あったのである。
【0007】しかして、本発明の目的は、油ポンプを用
いることなく、吐出圧力と吸入圧力との高低差圧を利用
して連続容量制御を行えながら、スクリュー圧縮機の停
止時スライド弁を確実に最小ロード位置へ移動させ、起
動時の液バックの発生を防止して、スクリュー圧縮機の
破損の防止すると共に、起動時の負荷を少なくできる容
量制御装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を得るため、本
発明は、スクリューロータ2を収納するケーシング1に
配設されるスライド弁3と、このスライド弁3に連結す
るピストン4と、このピストン4を内装するシリンダ室
5とを備え、このシリンダ室5に、前記スクリューロー
タ2の吐出側に連通し高圧流体を給排する給排管8を接
続し、前記シリンダ室5への高圧流体の給排で前記ピス
トン4に連結するスライド弁3を移動させ容量制御を行
うスクリュー圧縮機の容量制御装置において、前記スク
リューロータ2の吐出側に接続される高圧域を前記シリ
ンダ室5に、前記スクリューロータ2の停止時開き、前
記高圧域の高圧流体を前記シリンダ室5に導入して前記
スライド弁3を最小ロード位置に移動させる開閉弁16
をもった連通路17を介して接続したのである。
【0009】また、スクリューロータ2の吐出側に、前
記スクリューロータ2から吐出されるガス流体を蓄積す
る蓄圧タンク20を設け、この蓄圧タンク20をシリン
ダ室5に、開閉弁16をもった連通路17を介して接続
するのが好ましい。
【0010】また、スクリューロータ2の吐出側に接続
される受液器12のガス域を、シリンダ室5に開閉弁1
6をもった連通路17を介して接続するのが好ましい。
この場合、受液器12とスクリューロータ2の吸入側と
の間に、均圧弁22をもった均圧回路21を備え、前記
スクリューロータ2の停止時、前記均圧弁22をスライ
ド弁3の最小ロード位置への移動後開くようにするのが
一層好ましい。
【0011】また、開閉弁16は、一端側がスクリュー
ロータ2の吸入側に連通し、他端側が前記スクリューロ
ータ2の吐出側に連通し、吸入側圧力と吐出側圧力との
差圧で作動して連通路17を閉じる弁体83と、吸入側
圧力と吐出側圧力との均圧時、前記弁体83を連通路1
7の閉位置から開位置に移動させる弁ばね84とを備え
た差圧弁から成るのが好ましい。
【0012】また、開閉弁16を電磁弁として、スライ
ド弁3の最小ロード位置を検出する検出器38と、この
検出器38による最小ロード位置の検出により前記開閉
弁16を閉じる制御手段とを備えるのが一層好ましい。
【0013】
【作用】スクリュー圧縮機の運転中では、前記連通路1
7に介装した前記開閉弁16は閉じているから、前記給
排管8を介して前記シリンダ室5への高圧流体の給排に
より、前記ピストン4に連結するスライド弁3を移動さ
せ、スクリュー圧縮機の容量制御を連続的に行うことが
できる。
【0014】また、スクリュー圧縮機の運転が停止する
と、前記開閉弁16が開いて、前記連通路17及び給排
管8を介して高圧域のガス流体が前記シリンダ室5に導
入され、前記ピストン4に連動する前記スライド弁3を
最小ロード位置に移動させることができる。従って、ス
クリュー圧縮機の運転停止時、前記スライド弁3は確実
に最小ロード位置に移動するから、起動時液バックを生
じなく、スクリュー圧縮機の破損を防止することができ
るし、また起動時の負荷を少なくしてスムースな起動が
行えるのである。
【0015】また、スクリューロータ2の吐出側に、前
記スクリューロータ2から吐出されるガス流体を蓄積す
る蓄圧タンク20を設け、この蓄圧タンク20をシリン
ダ室5に、開閉弁16をもった連通路17を介して接続
する場合、スクリュー圧縮機の運転中前記開閉弁16は
閉じているから、前記蓄圧タンク20内には高圧流体が
蓄積される。従って、前記スクリュー圧縮機の運転が停
止時、前記開閉弁16の開放により高圧の高圧流体を前
記シリンダ室5に有効、かつ、迅速に供給でき、前記ス
ライド弁3を最小ロード位置に速やかに、かつ、確実に
移動させることができる。
【0016】また、スクリューロータ2の吐出側に接続
される受液器12のガス域を、シリンダ室5に開閉弁1
6をもった連通路17を介して接続している場合、前記
スクリュー圧縮機の運転が停止しても、前記受液器12
は高圧に保持されるから、この構成によっても、スクリ
ュー圧縮機の停止時高圧を保持する前記受液器12のガ
ス域の流体圧力を前記シリンダ室5に導入して、前記ス
ライド弁3を確実に最小ロード位置に移動させることが
できる。従って、前記受液器12を利用できるから、前
記蓄圧タンク20を設ける必要はなくなり、それだけ機
器点数を少なくできる。
【0017】また、高圧域とスクリューロータ2の吸入
側との間に、均圧弁22をもった均圧回路21を備え、
前記スクリューロータ2の停止時、前記均圧弁22をス
ライド弁3の最小ロード位置への移動後開くようにする
ことにより、前記スクリューロータ2の停止時、前記ス
ライド弁3を確実に最小ロード位置に移動させることが
できながら、前記スライド弁3の最小ロード位置への移
動後前記受液器12とスクリューロータ2の吸入側とを
速やかに均圧することができる。
【0018】また、開閉弁16を、一端側がスクリュー
ロータ2の吸入側に連通し、他端側が前記スクリューロ
ータ2の吐出側に連通し、吸入側圧力と吐出側圧力との
差圧で作動して連通路17を閉じる弁体83と、吸入側
圧力と吐出側圧力との均圧時、前記弁体83を連通路1
7の閉位置から開位置に移動させる弁ばね84とを備え
た差圧弁から構成する場合、前記開閉弁16の構造を簡
単にすることができる。従って、前記開閉弁16を低コ
ストにできるし、かつ信頼性も向上することができる。
【0019】更に、開閉弁16を電磁弁として、スライ
ド弁3の最小ロード位置を検出する検出器38と、この
検出器38による最小ロード位置の検出により前記開閉
弁16を閉じる制御手段とを備えていることにより、ス
クリュー圧縮機の運転停止時、前記スライド弁3が最小
ロード位置に位置したことを前記検出器38が検出した
とき、前記制御手段の制御により前記開閉弁16を閉鎖
して、前記蓄圧タンク20や前記受液器12におけるガ
ス流体の残留により圧力を保存できるから、高低差圧が
小さい起動時又は起動前においてスライド弁3が最小ロ
ード位置からロード側にずれたとしても、前記開閉弁1
6を開放して前記スライド弁3を最小ロード位置に確実
に移動させることができるのであって、起動時スライド
弁3がロード側に変位することにより生じる液圧縮やス
ムースな起動が行えないる問題も解消できるのである。
【0020】
【実施例】図1はスクリュー圧縮機の容量制御を高低差
圧を利用して行う方式の容量制御装置を適用した冷凍装
置の配管系統図を模式的に示したものであって、前記ス
クリュー圧縮機のケーシング1に内装したスクリューロ
ータ2の径方向両側には、一端側を吐出側の高圧に、他
端側を吸入側の低圧に対するスライド弁3を設けて、該
スライド弁3のスライドにより、前記スクリューロータ
2の高圧側を低圧側に連通する容量制御通路(図示しな
い)の開度を連続的に調節し、スクリュー圧縮機の連続
容量制御を行うようにしている。
【0021】また、前記スライド弁3の移動方向一側、
即ち前記ケーシング1内で、かつ、前記スクリューロー
タ2の吐出側に設けた隔壁53の一側には、ピストンロ
ッド41をもったピストン4を摺動可能に内装するシリ
ンダ室5を設けると共に、前記スライド弁3のロッド3
1と前記ピストンロッド41とを連結部材32で接続
し、各スライド弁3と各ピストン4とが連動するように
構成している。
【0022】更に、前記シリンダ室5には、前記ピスト
ン4により区画したヘッド側室51とロッド側室52と
を形成して、前記ヘッド側室51には、前記ケーシング
1内の吐出側に設ける油分離器10の高圧油を供給する
給油管6と、排油電磁弁SV2を介装し、かつ、低圧側
に排油する排油管7とを給排管8を介して接続すると共
に、前記ロッド側室52には、前記スクリューロータ2
の吸入側に連通する排圧電磁弁SV1を介装した低圧連
通管9を接続している。
【0023】また、前記ピストン4にはオイルシール4
2を設けて油漏れにより前記ピストン4が不用意に移動
しないようにしている。
【0024】また、前記隔壁53と前記連結部材32と
の間には、各スライド弁3のロッド31を挿通したばね
33を設けて、これらのばね33により、各スライド弁
3を右側へ、即ち、最小ロード位置側へ付勢するように
している。尚、61、71は、それぞれ前記給油管6及
び前記排油管8に介装したキャピラリー、62は前記給
油管6に介装した逆止弁である。
【0025】従って、前記排油電磁弁SV2と排圧電磁
弁SV1とを選択的に開閉させ、前記給排管8を介して
前記ヘッド側室51に高圧油を給排し、低圧連通管7を
介して前記ロッド側室52の油を排出することにより、
前記ピストン4の移動に連動する各スライド弁3を移動
させ、スクリュー圧縮機の容量制御を連続的に行う連続
容量制御が行えるのである。
【0026】尚、図1において、前記スクリューロータ
2を収納するケーシング1には、凝縮器11、受液器1
2、全閉可能な電動膨張弁13、及び蒸発器14を接続
し、前記スクリューロータ2で圧縮した冷媒を前記凝縮
器11で凝縮させると共に、前記膨張弁13で膨張させ
た液冷媒を前記蒸発器14で蒸発させてから前記ケーシ
ング1の吸入側に戻る冷凍サイクルを形成している。
尚、15は逆止弁である。
【0027】しかして、図1に示した実施例では、以上
のように前記油分離器10の高圧の油圧を利用して容量
制御を行う方式の容量制御装置において、前記スクリュ
ーロータ2の吐出側に蓄圧タンク20を接続して、この
蓄圧タンク20を、前記シリンダ室5に、前記スクリュ
ーロータ2の停止時開き、前記高圧域の高圧流体を前記
シリンダ室5に導入して前記スライド弁3を最小ロード
位置に移動させる差圧弁から成る開閉弁16をもった連
通路17を介して接続したのである。
【0028】即ち、図1に示すように、前記逆止弁15
の下流側から分岐し、かつ、逆止弁18を介装した分岐
管19を設けて、該分岐管19に蓄圧タンク20を接続
し、該蓄圧タンク20に前記スクリューロータ2から吐
出するガス冷媒を蓄積できるようにし、また、前記連通
路17は、前記蓄圧タンク20の出口側を前記給排管8
に接続し、該連通路17に前記開閉弁16を介装するの
である。
【0029】この開閉弁16を構成する差圧弁は、図1
及び図2に示したように、4つのポートa、b、c、d
をもった弁函80と、吐出側圧力が作用する高圧ランド
81と吸入側圧力が作用する低圧ランド82とをもった
スプール形式の弁体83と、該弁体83を付勢する弁ば
ね84とから構成され、前記弁函80の左右に設けるポ
ートc、dには前記連通路17を接続する一方、前記弁
函80の上部に設けるポートaには前記スクリューロー
タ2の吐出側圧力、即ち、前記油分離器10の高圧を導
入する高圧導入管91を接続すると共に、前記弁函80
の下部に設けるポートbには前記スクリューロータ2の
吸入側圧力、即ち低圧を導入する低圧導入管92を接続
し、吸入側圧力と吐出側圧力との差圧及び前記弁ばね8
4により前記弁体83を移動させるのであって、前記差
圧が大きいときは、図1に示したように、前記高圧ラン
ド81でポートc、dの連通を遮断する一方、高低差圧
がほゞ均圧するときは、図2に示したように前記弁ばね
84の付勢により前記弁体83を前記高圧導入管91側
に押動させて、前記高圧ランド81によるポートc、d
間の連通遮断を解除するのである。
【0030】次に、以上のように構成したスクリュー圧
縮機の容量制御装置の作動を説明する。
【0031】先ず、前記スクリュー圧縮機の運転中で
は、前記連通路17に介装した前記差圧弁から成る開閉
弁16は前記スクリューロータ2の吸入側圧力と吐出側
圧力との高低差圧により閉じているのであって、前記蓄
圧タンク20内には前記逆止弁18を介して前記スクリ
ューロータ2から吐出する高圧のガス流体であるガス冷
媒が導入され蓄積される。また、前記スクリュー圧縮機
の運転中、前記油分離器10の油圧は吐出圧力と同じ高
圧になるのであって、ロードアップしている状態からロ
ードダウンさせるには、前記排油電磁弁SV2を閉じた
状態で排圧電磁弁SV1を開放し、前記ロッド側室52
を低圧にすることにより、前記給油管6から高圧油が供
給され高圧に維持されるヘッド側51との差圧により、
前記シリンダ室5に内装する前記ピストン4を図1の右
方へ移動させて行うのである。
【0032】また、逆に、ロードダウンしている状態か
らロードアップさせるには、前記排圧電磁弁SV1を閉
じる一方、前記排油電磁弁SV2を開放し、前記排油管
7を介して前記ヘッド側室51の高圧の油を低圧側へ排
油することにより、前記ヘッド側室51内の圧力を低下
させて、前記ピストン4と連動する前記スライド弁3の
両端部に作用する吸入側の低圧と吐出側の高圧との高低
差圧により、前記ピストン4を図1において左方へ、即
ちロードアップ側へ移動させるのである。
【0033】また、前記排圧電磁弁SV1及び前記排油
電磁弁SV2を共に閉じることにより、前記ピストン4
を所定のロード位置に保持するのである。即ち、前記ピ
ストン4と前記スライド弁3との連動により、前記油分
離器10における高圧の油圧を利用して連続容量制御運
転が行われるのである。
【0034】しかして、以上の如く容量制御している状
態でスクリュー圧縮機の運転を停止すると、前記吸入側
圧力と吐出側圧力とが均圧して、前記高圧導入管91を
介して前記高圧ランド81に作用する圧力と、前記低圧
導入管92を介して前記低圧ランド82に作用する圧力
とが同じになる結果、前記弁ばね84により、前記弁体
83が図2に示した位置に移動し、前記差圧弁が開動作
するのである。このため、前記連通路17及び給排管8
を介して、運転中に前記蓄圧タンク20に蓄積した高圧
のガス冷媒が前記ヘッド側室51に導入され、前記ピス
トン4の移動により前記スライド弁3を最小ロード位置
に位置させることができる。
【0035】従って、前記スクリュー圧縮機の運転停止
時、吸入側圧力と吐出側圧力と差圧がなくなり、前記ば
ね33のみによりスライド弁3が最小ロード位置に移動
しない場合でも、前記スライド弁3は確実に最小ロード
位置に移動させることができるのである。この結果、起
動時常に最小ロード位置から起動できるので液バックを
生じなく、スクリュー圧縮機の破損を防止することがで
きるし、起動時の負荷を少なくしてスムースな起動が行
えるのである。
【0036】また、前記開閉弁16として、前記弁体8
3と弁ばね84とから成る差圧弁を用いているから、構
造が簡単にできる。従って、低コストでかつ信頼性を向
上することができる。
【0037】次に、図3に示した他の実施例を説明す
る。この実施例は、図1に示した前記蓄圧タンク20を
設けることなく、前記スクリューロータ2の吐出側に接
続する前記受液器12のガス域における高圧のガス流体
を利用して、即ち、運転停止時、前記スクリューロータ
2の吸入側圧力と吐出側圧力との均圧より遅れて均圧す
る高圧域のガス流体を利用して、スクリュー圧縮機の停
止時、スライド弁3を最小ロード位置に移動させるよう
にしたものであって、図1に示した実施例と同一の機器
についての説明は省略する。
【0038】即ち、図3に示した実施例では、前記逆止
弁15を介して前記スクリューロータ2の吐出側に接続
した前記凝縮器11と前記膨張弁13との間に介装する
前記受液器12のガス域に溜る高圧のガス冷媒を利用す
るもので、前記差圧弁から成る開閉弁16を介装した前
記連通路17を介して、前記受液器12のガス域と前記
給排管8とを接続したものである。尚、図3の実施例で
は、前記受液器12のガス域と前記スクリューロータ2
の吸入側とを接続する均圧回路21を設け、この均圧回
路21に前記スクリューロータ2の停止後であって、前
記スライド弁3の最小ロード位置への移動後開く均圧弁
22を介装している。
【0039】以上のように構成する場合、スクリュー圧
縮機の運転を停止時、前記スクリューロータ2の吸入側
と吐出側とは迅速にその高低差圧がバランスするが、前
記したように前記凝縮器11の入口側には前記逆止弁4
4が介装されており、また、前記受液器12の出口側に
接続した前記膨張弁13は運転停止時閉じるから、スク
リュー圧縮機の運転停止時前記受液器12のガス域は高
圧に保持されるのである。
【0040】従って、スクリュー圧縮機の停止時、前記
連通路17に介装する前記開閉弁16と前記低圧連通管
10に介装する前記排圧電磁弁19の開動作により前記
連通路17を介して前記受液器12のガス域から高圧の
ガス冷媒を前記ヘッド側室51へ導入することができ、
前記ピストン4を図2右側へ、即ち、ロードダウン側へ
移動させることにより、前記ピストン4に連動する前記
スライド弁3を最小ロード位置に確実に移動させること
ができるのである。この場合、前記受液器12のガス域
の圧力を利用して、スクリュー圧縮機の運転停止時前記
スライド弁3を確実に最小ロード位置に移動させること
ができるから、前記蓄圧タンク20を設ける必要はな
く、それだけ機器点数を少なくでき、構造簡単にでき
る。
【0041】尚、以上の実施例において、前記逆止弁1
5を設けているが、この逆止弁15はなくとも、前記受
液器12が低圧側と均圧するのに時間がかかり、スクリ
ューロータ2の吸入側と吐出側とが均圧するより遅れが
生ずるので、前記差圧弁を利用することができるし、最
小ロード位置への移動も確実に行える。
【0042】また、前記スライド弁3を最小ロード位置
に位置させて後直ちに、前記均圧弁22が開いて前記受
液器12とスクリューロータ2の吸入側とを均圧させる
ことができる。
【0043】また、図1及び3に示した実施例では、前
記開閉弁16として吸入側圧力と吐出側圧力との差圧に
応じて動作する前記差圧弁を用いたが、例えば電気信号
により開閉する電磁弁を用いてもよいのであって、この
場合は、例えば、図4に示したように、前記スライド弁
3のロッド31と前記ピストン4のロッド41とを接続
する前記連結部材32にはラック34を設けると共に、
前記ケーシング1には、前記ラック34の移動により回
転するピニオン35と、該ピニオン35の回転に連動す
るカム36と、該カム36との接触又は非接触により作
動するリミットスイッチ37とを設けて、前記リミット
スイッチ37の作動により前記スライド弁3が最小ロー
ド位置に位置するのを検出するできるようにして、前記
スライド弁3の最小ロード位置を検出する検出器38を
構成すると共に、スクリュー圧縮機の運転停止時及び起
動時において、前記リミットスイッチ37の作動時、前
記開閉弁16を閉じる指示を出力する例えば電気制御回
路或はマイコン等から成る制御手段を設けて、この制御
手段の制御により前記リミットスイッチ37の作動時、
前記開閉弁16を閉じるように構成するのである。
【0044】この場合、前記スクリュー圧縮機の運転停
止時、前記開閉弁16を開動作させて、前記蓄圧タンク
20の高圧流体を前記ヘッド側室51に導入し、前記ピ
ストン4を図4右側へ移動させることにより、前記スラ
イド弁3を最小ロード位置に移動させられるし、また、
前記リミットスイッチ37の作動により前記スライド弁
3が最小ロード位置に位置したことを前記検出器38が
検出したとき、前記制御手段の制御により前記開閉弁1
6を閉鎖させることにより、前記蓄圧タンク20におけ
るガス流体の残留により圧力を保存できるから、起動時
又は起動前においてスライド弁3が最小ロード位置から
ロード側にずれたとしても、前記開閉弁16を開放して
前記スライド弁3を最小ロード位置に確実に移動させる
ことができるのであって、起動時の負荷を少なくしてス
ムースな起動が行えるのである。
【0045】尚、図4に示した実施例では、前記蓄圧タ
ンク20を設け、この蓄圧タンク20に電磁弁から成る
前記開閉弁16を介装した前記連通路17を接続した
が、前記受液器12のガス域に接続してもよい。また、
蓄圧タンク20を設けない場合、受液器12の他凝縮器
11などの高圧域に接続してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スクリ
ューロータ2を収納するケーシング1に配設されるスラ
イド弁3と、このスライド弁3に連結するピストン4
と、このピストン4を内装するシリンダ室5とを備え、
このシリンダ室5に、前記スクリューロータ2の吐出側
に連通し高圧流体を給排する給排管8を接続し、前記シ
リンダ室5への高圧流体の給排で前記ピストン4に連結
するスライド弁3を移動させ容量制御を行うスクリュー
圧縮機の容量制御装置において、前記スクリューロータ
2の吐出側に接続される高圧域を前記シリンダ室5に、
前記スクリューロータ2の停止時開き、前記高圧域の高
圧流体を前記シリンダ室5に導入して前記スライド弁3
を最小ロード位置に移動させる開閉弁16をもった連通
路17を介して接続しているから、スクリュー圧縮機の
運転中では、前記連通路17に介装した前記開閉弁16
は閉じているから、前記給排管8を介して前記シリンダ
室5への高圧流体の給排により、前記ピストン4に連結
するスライド弁3を移動させ、スクリュー圧縮機の容量
制御を連続的に行うことができる。
【0047】また、スクリュー圧縮機の運転が停止する
と、前記開閉弁16が開いて、前記連通路17及び給排
管8を介して高圧域のガス流体が前記シリンダ室5に導
入され、前記ピストン4に連動する前記スライド弁3を
最小ロード位置に移動させることができる。従って、ス
クリュー圧縮機の運転停止時、前記スライド弁3は確実
に最小ロード位置に移動するから、起動時液バックを生
じなく、スクリュー圧縮機の破損を防止することができ
るし、起動時の負荷を少なくしてスムースな起動が行え
るのである。
【0048】また、スクリューロータ2の吐出側に、前
記スクリューロータ2から吐出されるガス流体を蓄積す
る蓄圧タンク20を設け、この蓄圧タンク20をシリン
ダ室5に、開閉弁16をもった連通路17を介して接続
する場合、スクリュー圧縮機の運転中前記開閉弁16は
閉じているから、前記蓄圧タンク20内には、高圧流体
が蓄積される。従って、前記スクリュー圧縮機の運転が
停止時、前記開閉弁16の開放により運転中に蓄積した
高圧流体が前記シリンダ室5に供給され、この高圧流体
により前記スライド弁3を最小ロード位置に速やかに移
動させることができる。
【0049】また、スクリューロータ2の吐出側に接続
される受液器12のガス域を、シリンダ室5に開閉弁1
6をもった連通路17を介して接続している場合、前記
スクリュー圧縮機の運転が停止しても、前記受液器12
は高圧に保持されるか、高圧保持が暫く続くから、この
構成によっても、スクリュー圧縮機の停止時高圧を保持
する前記受液器12のガス域の流体圧力を前記シリンダ
室5に導入して、前記スライド弁3を確実に最小ロード
位置に移動させることができる。従って、前記受液器1
2を利用できるから、前記蓄圧タンク20を設ける必要
はなくなり、それだけ機器点数を少なくできる。
【0050】また、高圧域とスクリューロータ2の吸入
側との間に、均圧弁22をもった均圧回路21を備え、
前記スクリューロータ2の停止時、前記均圧弁22をス
ライド弁3の最小ロード位置への移動後開くようにする
ことにより、前記スクリューロータ2の停止時、前記ス
ライド弁3を確実に最小ロード位置に移動させることが
できながら、前記スライド弁3の最小ロード位置への移
動後前記受液器12とスクリューロータ2の吸入側とを
速やかに均圧することができる。
【0051】また、開閉弁16を、一端側がスクリュー
ロータ2の吸入側に連通し、他端側が前記スクリューロ
ータ2の吐出側に連通し、吸入側圧力と吐出側圧力との
差圧で作動して連通路17を閉じる弁体83と、吸入側
圧力と吐出側圧力との均圧時、前記弁体83を連通路1
7の閉位置から開位置に移動させる弁ばね84とを備え
た差圧弁から構成する場合、前記開閉弁16の構造を簡
単にすることができる。従って、前記開閉弁16を低コ
ストにできるし、かつ信頼性も向上することができる。
【0052】更に、開閉弁16を電磁弁として、スライ
ド弁3の最小ロード位置を検出する検出器38と、この
検出器38による最小ロード位置の検出により前記開閉
弁16を閉じる制御手段とを備えていることにより、ス
クリュー圧縮機の運転停止時、前記スライド弁3が最小
ロード位置に位置したことを前記検出器38が検出した
とき、前記制御手段の制御により前記開閉弁16を閉鎖
して、前記蓄圧タンク20や前記受液器12におけるガ
ス流体の残留により圧力を保存できるから、高低差圧が
小さい起動時又は起動前においてスライド弁3が最小ロ
ード位置からロード側にずれたとしても、前記開閉弁1
6を開放して前記スライド弁3を最小ロード位置に確実
に移動させることができるのであって、起動時スライド
弁3がロード側に変位することにより生じる液圧縮やス
ムースな起動が行えない問題も解消できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容量制御装置を適用する冷凍装置の配
管系統図である。
【図2】差圧弁の開動作時の拡大断面図である。
【図3】他の実施例を示す冷凍装置の配管系統図であ
る。
【図4】図1の開閉弁を電磁弁とした冷凍装置の配管系
統図である。
【図5】従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 スクリューロータ 3 スライド弁 4 ピストン 5 シリンダ室 8 給排管 12 受液器 16 開閉弁 17 連通路 20 蓄圧タンク 21 均圧回路 22 均圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 典英 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 桃野 俊之 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリューロータ2を収納するケーシン
    グ1に配設されるスライド弁3と、このスライド弁3に
    連結するピストン4と、このピストン4を内装するシリ
    ンダ室5とを備え、このシリンダ室5に、前記スクリュ
    ーロータ2の吐出側に連通し高圧流体を給排する給排管
    8を接続し、前記シリンダ室5への高圧流体の給排で前
    記ピストン4に連結するスライド弁3を移動させ容量制
    御を行うスクリュー圧縮機の容量制御装置において、前
    記スクリューロータ2の吐出側に接続される高圧域を前
    記シリンダ室5に、前記スクリューロータ2の停止時開
    き、前記高圧域の高圧流体を前記シリンダ室5に導入し
    て前記スライド弁3を最小ロード位置に移動させる開閉
    弁16をもった連通路17を介して接続していることを
    特徴とするスクリュー圧縮機の容量制御装置。
  2. 【請求項2】 スクリューロータ2の吐出側に、前記ス
    クリューロータ2から吐出されるガス流体を蓄積する蓄
    圧タンク20を設け、この蓄圧タンク20をシリンダ室
    5に、開閉弁16をもった連通路17を介して接続して
    いる請求項1記載のスクリュー圧縮機の容量制御装置。
  3. 【請求項3】 スクリューロータ2の吐出側に接続され
    る受液器12のガス域を、シリンダ室5に開閉弁16を
    もった連通路17を介して接続している請求項1記載の
    スクリュー圧縮機の容量制御装置。
  4. 【請求項4】 高圧域とスクリューロータ2の吸入側と
    の間に、均圧弁22をもった均圧回路21を備え、前記
    スクリューロータ2の停止時、前記均圧弁22をスライ
    ド弁3の最小ロード位置への移動後開くようにしている
    請求項1記載のスクリュー圧縮機の容量制御装置。
  5. 【請求項5】 開閉弁16は、一端側がスクリューロー
    タ2の吸入側に連通し、他端側が前記スクリューロータ
    2の吐出側に連通し、吸入側圧力と吐出側圧力との差圧
    で作動して連通路17を閉じる弁体83と、吸入側圧力
    と吐出側圧力との均圧時、前記弁体83を連通路17の
    閉位置から開位置に移動させる弁ばね84とを備えた差
    圧弁から成る請求項1乃至4記載のスクリュー圧縮機の
    容量制御装置。
  6. 【請求項6】 開閉弁16を電磁弁として、スライド弁
    3の最小ロード位置を検出する検出器38と、この検出
    器38による最小ロード位置の検出により前記開閉弁1
    6を閉じる制御手段とを備えている請求項1乃至3記載
    のスクリュー圧縮機の容量制御装置。
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