JPH05186102A - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
- Publication number
- JPH05186102A JPH05186102A JP4003992A JP399292A JPH05186102A JP H05186102 A JPH05186102 A JP H05186102A JP 4003992 A JP4003992 A JP 4003992A JP 399292 A JP399292 A JP 399292A JP H05186102 A JPH05186102 A JP H05186102A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- roller
- registration roller
- pulse motor
- registration
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- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価な構成で用紙を安定して搬送して画像む
らを防止することができるようにする。 【構成】 用紙６は、パルスモータ１が正転して中継ロ
ーラ４とレジストローラ２により下流に搬送され、その
先端がレジストセンサ７により検出されると、パルスモ
ータ１すなわち中継ローラ４とレジストローラ２が停止
する。つぎに、パルスモータ１が逆転して用紙６がレジ
ストローラ２により上流に戻され、停止する。この場
合、ワンウェイクラッチギヤ５がパルスモータ１の逆回
転を中継ローラ４に伝達せず、中継ローラ４が停止して
いるので、用紙６はその後端が中継ローラ４により把持
された状態であってその弾性力により先端がレジストロ
ーラ２のニップ部に当接し、搬送方向にたわむことにな
る。
らを防止することができるようにする。 【構成】 用紙６は、パルスモータ１が正転して中継ロ
ーラ４とレジストローラ２により下流に搬送され、その
先端がレジストセンサ７により検出されると、パルスモ
ータ１すなわち中継ローラ４とレジストローラ２が停止
する。つぎに、パルスモータ１が逆転して用紙６がレジ
ストローラ２により上流に戻され、停止する。この場
合、ワンウェイクラッチギヤ５がパルスモータ１の逆回
転を中継ローラ４に伝達せず、中継ローラ４が停止して
いるので、用紙６はその後端が中継ローラ４により把持
された状態であってその弾性力により先端がレジストロ
ーラ２のニップ部に当接し、搬送方向にたわむことにな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置における用紙搬送装置に
関する。
リ、プリンタ等の画像形成装置における用紙搬送装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、画像形成装置における用紙搬送
装置では、給紙部から給紙された転写紙（用紙）の先端
を一対のレジストローラに突き当てて一旦停止させ、そ
の後感光体上の画像に同期するようにレジストローラか
ら感光体の方向に送り出すように構成されている。この
場合、給紙部から給紙された転写紙は、レジストローラ
の上流に配置されたレジストセンサにより検出された後
数パルス経過後に、停止状態のレジストローラに突き当
たり、搬送方向にたわみが形成された状態で停止するよ
うに制御される。
装置では、給紙部から給紙された転写紙（用紙）の先端
を一対のレジストローラに突き当てて一旦停止させ、そ
の後感光体上の画像に同期するようにレジストローラか
ら感光体の方向に送り出すように構成されている。この
場合、給紙部から給紙された転写紙は、レジストローラ
の上流に配置されたレジストセンサにより検出された後
数パルス経過後に、停止状態のレジストローラに突き当
たり、搬送方向にたわみが形成された状態で停止するよ
うに制御される。
【０００３】従来、この種の用紙搬送装置としては例え
ば特開昭６１−２４３７５２号公報に示すように、作像
系プロセスと同期して画像位置と紙位置を合わせ、また
紙の先端位置と曲がりを矯正するためのレジストローラ
を備え、このレジストローラの駆動と同期して、このレ
ジストローラと給紙部間の搬送長さに応じてその中間に
設置した中継ローラを再駆動するように構成されてい
る。また、他の従来の用紙搬送装置としては例えば特開
昭６３−４０１８０号公報に示すように、像担持体を回
転あるいは回転駆動する駆動源としてパルスモータを用
い、用紙搬送機構の駆動源として直流モータを用いたも
のが知られている。
ば特開昭６１−２４３７５２号公報に示すように、作像
系プロセスと同期して画像位置と紙位置を合わせ、また
紙の先端位置と曲がりを矯正するためのレジストローラ
を備え、このレジストローラの駆動と同期して、このレ
ジストローラと給紙部間の搬送長さに応じてその中間に
設置した中継ローラを再駆動するように構成されてい
る。また、他の従来の用紙搬送装置としては例えば特開
昭６３−４０１８０号公報に示すように、像担持体を回
転あるいは回転駆動する駆動源としてパルスモータを用
い、用紙搬送機構の駆動源として直流モータを用いたも
のが知られている。
【０００４】なお、類似の用紙搬送装置は、例えば特開
昭６２−６３９４９号公報、特開昭６２−１１５１７３
号公報、特開昭６３−２２０１７６公報、および特開昭
６２−２５５３５７号公報等に開示されている。
昭６２−６３９４９号公報、特開昭６２−１１５１７３
号公報、特開昭６３−２２０１７６公報、および特開昭
６２−２５５３５７号公報等に開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭６１−２４３７５２号公報に示す従来の用紙搬送装
置では、感光体の駆動系を用いて電磁クラッチ等により
レジストローラをオン、オフ駆動するので、レジストロ
ーラの負荷変動により感光体の回転むらが発生し、した
がって、画像むらが転写紙上に発生することがある。
開昭６１−２４３７５２号公報に示す従来の用紙搬送装
置では、感光体の駆動系を用いて電磁クラッチ等により
レジストローラをオン、オフ駆動するので、レジストロ
ーラの負荷変動により感光体の回転むらが発生し、した
がって、画像むらが転写紙上に発生することがある。
【０００６】また、特開昭６３−４０１８０号公報に示
す従来の用紙搬送装置では、像担持体と用紙搬送機構の
駆動源が異なるので上記の問題を解決することができる
が、別個の直流モータ用の電磁クラッチ等が必要になる
ので当然高価になる。
す従来の用紙搬送装置では、像担持体と用紙搬送機構の
駆動源が異なるので上記の問題を解決することができる
が、別個の直流モータ用の電磁クラッチ等が必要になる
ので当然高価になる。
【０００７】更に、転写紙がレジストセンサにより検出
された後、数パルス経過後に、停止状態のレジストロー
ラに突き当たり、搬送方向にたわみが形成された状態で
停止するように制御されるので、給紙部のスリップ等に
より転写紙の搬送速度が遅くなった場合、転写紙がレジ
ストローラまで届かない、いわゆるレジストマイナスや
不送りが発生することがある。また、逆にレジストロー
ラの前における用紙のたるみ量が多くなると、横帯状の
白抜け画像が発生する。
された後、数パルス経過後に、停止状態のレジストロー
ラに突き当たり、搬送方向にたわみが形成された状態で
停止するように制御されるので、給紙部のスリップ等に
より転写紙の搬送速度が遅くなった場合、転写紙がレジ
ストローラまで届かない、いわゆるレジストマイナスや
不送りが発生することがある。また、逆にレジストロー
ラの前における用紙のたるみ量が多くなると、横帯状の
白抜け画像が発生する。
【０００８】本発明は上記従来の問題点に鑑み、安価な
構成で用紙を安定して搬送して画像むらを防止すること
ができる用紙搬送装置を提供することを目的とする。
構成で用紙を安定して搬送して画像むらを防止すること
ができる用紙搬送装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】第１の手段は上記目的を
達成するために、給紙部から給紙された用紙の先端を一
対のレジストローラのニップ部に突き当てて一旦停止さ
せ、その後感光体上の画像に同期するようにレジストロ
ーラから感光体の方向に送り出す用紙搬送装置におい
て、前記感光体の駆動モータとは異なり、前記レジスト
ローラを駆動する正逆転可能なパルスモータと、前記レ
ジストローラの上流において用紙の長さより短い距離に
配置された搬送ローラと、前記パルスモータの正転のみ
を前記搬送ローラに伝達するワンウェイクラッチとを備
え、前記パルスモータを正転して用紙を前記搬送ローラ
とレジストローラにより順方向に搬送することにより用
紙の先端をレジストローラから通過させ、前記パルスモ
ータを逆転して用紙を前記レジストローラにより逆方向
に搬送し、前記搬送ローラにより搬送しないで一旦停止
させることにより、先端をレジストローラのニップ部に
突き当てるように構成されている。
達成するために、給紙部から給紙された用紙の先端を一
対のレジストローラのニップ部に突き当てて一旦停止さ
せ、その後感光体上の画像に同期するようにレジストロ
ーラから感光体の方向に送り出す用紙搬送装置におい
て、前記感光体の駆動モータとは異なり、前記レジスト
ローラを駆動する正逆転可能なパルスモータと、前記レ
ジストローラの上流において用紙の長さより短い距離に
配置された搬送ローラと、前記パルスモータの正転のみ
を前記搬送ローラに伝達するワンウェイクラッチとを備
え、前記パルスモータを正転して用紙を前記搬送ローラ
とレジストローラにより順方向に搬送することにより用
紙の先端をレジストローラから通過させ、前記パルスモ
ータを逆転して用紙を前記レジストローラにより逆方向
に搬送し、前記搬送ローラにより搬送しないで一旦停止
させることにより、先端をレジストローラのニップ部に
突き当てるように構成されている。
【００１０】第２の手段は、第１の手段において前記レ
ジストローラの下流に配置されて用紙の先端を検出する
レジストセンサを備え、前記パルスモータの正転時に前
記レジストローラを通過した用紙の先端を前記レジスト
センサにより検出し、前記パルスモータの逆転時に先端
が前記レジストローラのニップ部に突き当たるように用
紙を戻すように構成されている。
ジストローラの下流に配置されて用紙の先端を検出する
レジストセンサを備え、前記パルスモータの正転時に前
記レジストローラを通過した用紙の先端を前記レジスト
センサにより検出し、前記パルスモータの逆転時に先端
が前記レジストローラのニップ部に突き当たるように用
紙を戻すように構成されている。
【００１１】第３の手段は、第２の手段において前記用
紙の戻し距離は、用紙の先端が前記レジストローラを通
過した距離より長くなるように構成されている。
紙の戻し距離は、用紙の先端が前記レジストローラを通
過した距離より長くなるように構成されている。
【００１２】
【作用】第１の手段では上記構成により、感光体の駆動
モータとは別体に設けたパルスモータにより搬送ローラ
とレジストローラが駆動されるので、用紙を安定して搬
送して画像むらを防止することができる。また、パルス
モータの正逆転とワンウェイクラッチにより搬送ローラ
とレジストローラが駆動されるので、電磁クラッチ等が
不要となり、したがって、安価に構成することができ
る。
モータとは別体に設けたパルスモータにより搬送ローラ
とレジストローラが駆動されるので、用紙を安定して搬
送して画像むらを防止することができる。また、パルス
モータの正逆転とワンウェイクラッチにより搬送ローラ
とレジストローラが駆動されるので、電磁クラッチ等が
不要となり、したがって、安価に構成することができ
る。
【００１３】第２の手段では、パルスモータの正転時に
レジストローラを通過した用紙の先端がレジストセンサ
により検出され、パルスモータの逆転時に先端がレジス
トローラのニップ部に突き当たるように用紙が戻される
ので、給紙部のスリップ等により転写紙の搬送速度が遅
くなった場合のレジストマイナスや不送りを防止するこ
とができ、また、レジストローラの前における用紙のた
るみ量を一定に維持することができる。
レジストローラを通過した用紙の先端がレジストセンサ
により検出され、パルスモータの逆転時に先端がレジス
トローラのニップ部に突き当たるように用紙が戻される
ので、給紙部のスリップ等により転写紙の搬送速度が遅
くなった場合のレジストマイナスや不送りを防止するこ
とができ、また、レジストローラの前における用紙のた
るみ量を一定に維持することができる。
【００１４】第３の手段では、用紙の戻し距離が用紙の
先端がレジストローラを通過した距離より長いので、用
紙の後端が搬送ローラにより挟持された状態における用
紙の先端位置が一定になり、したがって、用紙のスキュ
ーを補正することができる。
先端がレジストローラを通過した距離より長いので、用
紙の後端が搬送ローラにより挟持された状態における用
紙の先端位置が一定になり、したがって、用紙のスキュ
ーを補正することができる。
【００１５】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は本発明に係る用紙搬送装置の一実施例を示
す側面図、図２は用紙の先端がレジストローラを通過し
て停止した状態を示す側面図、図３は用紙が戻されて停
止した状態を示す側面図、図４は用紙が感光体のトナー
像に同期して搬送される状態を示す側面図である。
する。図１は本発明に係る用紙搬送装置の一実施例を示
す側面図、図２は用紙の先端がレジストローラを通過し
て停止した状態を示す側面図、図３は用紙が戻されて停
止した状態を示す側面図、図４は用紙が感光体のトナー
像に同期して搬送される状態を示す側面図である。
【００１６】図１において、パルスモータ１は感光体８
の駆動モータ（図示省略）とは別体に設けた正逆転可能
なモータであり、用紙６を感光体８上のトナー像に同期
させるためのレジストローラ２とその上流の中継ローラ
４を駆動するために用いられている。レジストローラ２
と中継ローラ４は、用紙６の長さより短い間隔で配置さ
れている。
の駆動モータ（図示省略）とは別体に設けた正逆転可能
なモータであり、用紙６を感光体８上のトナー像に同期
させるためのレジストローラ２とその上流の中継ローラ
４を駆動するために用いられている。レジストローラ２
と中継ローラ４は、用紙６の長さより短い間隔で配置さ
れている。
【００１７】レジストローラ２は感光体８の上流側に配
置され、パルスモータ１の図示時計回り方向の回転によ
り、アイドラギヤ３を介して時計回り方向に回転するよ
うに構成されている。中継ローラ４はパルスモータ１の
時計回り方向の回転により、反時計回り方向にのみ回転
を伝達するワンウェイクラッチギヤ５を介して時計回り
方向に回転するように構成されている。また、レジスト
ローラ２の下流には、用紙６の先端を検出するためのレ
ジストセンサ７が設けられている。
置され、パルスモータ１の図示時計回り方向の回転によ
り、アイドラギヤ３を介して時計回り方向に回転するよ
うに構成されている。中継ローラ４はパルスモータ１の
時計回り方向の回転により、反時計回り方向にのみ回転
を伝達するワンウェイクラッチギヤ５を介して時計回り
方向に回転するように構成されている。また、レジスト
ローラ２の下流には、用紙６の先端を検出するためのレ
ジストセンサ７が設けられている。
【００１８】このような構成において、予め給紙カセッ
ト９上にセットされた用紙６は、中継ローラ４の方向に
搬送され、パルスモータ１が正転して中継ローラ４とレ
ジストローラ２により更に下流に搬送され、図２に示す
ようにその先端がレジストセンサ７により検出される
と、パルスモータ１すなわち中継ローラ４とレジストロ
ーラ２が停止する。
ト９上にセットされた用紙６は、中継ローラ４の方向に
搬送され、パルスモータ１が正転して中継ローラ４とレ
ジストローラ２により更に下流に搬送され、図２に示す
ようにその先端がレジストセンサ７により検出される
と、パルスモータ１すなわち中継ローラ４とレジストロ
ーラ２が停止する。
【００１９】つぎに、パルスモータ１が逆転して用紙６
がレジストローラ２により上流に戻され、停止する。こ
の場合、ワンウェイクラッチギヤ５がパルスモータ１の
逆回転を中継ローラ４に伝達せず、中継ローラ４が停止
しているので、図３に示すように用紙６はその後端が中
継ローラ４により把持された状態であってその弾性力に
より先端がレジストローラ２のニップ部に当接し、搬送
方向にたわむことになる。
がレジストローラ２により上流に戻され、停止する。こ
の場合、ワンウェイクラッチギヤ５がパルスモータ１の
逆回転を中継ローラ４に伝達せず、中継ローラ４が停止
しているので、図３に示すように用紙６はその後端が中
継ローラ４により把持された状態であってその弾性力に
より先端がレジストローラ２のニップ部に当接し、搬送
方向にたわむことになる。
【００２０】ここで、パルスモータ１を逆転させるパル
ス数は、図２においてレジストローラ２とレジストセン
サ７の間の距離に対応するパルス数以上、すなわち、用
紙６の先端がレジストローラ２より上流に戻るパルス数
以上である。したがって、用紙６が斜向（スキュー）し
てレジストローラ２を通過しても、用紙６の先端の全て
がレジストローラ２より上流に戻るのでこのスキューを
補正することができる。
ス数は、図２においてレジストローラ２とレジストセン
サ７の間の距離に対応するパルス数以上、すなわち、用
紙６の先端がレジストローラ２より上流に戻るパルス数
以上である。したがって、用紙６が斜向（スキュー）し
てレジストローラ２を通過しても、用紙６の先端の全て
がレジストローラ２より上流に戻るのでこのスキューを
補正することができる。
【００２１】つぎに、感光体８上のトナー像に同期する
ようにパルスモータ１が正転すると、用紙６が中継ロー
ラ４とレジストローラ２により下流に搬送され、感光体
８上のトナー像が転写される。
ようにパルスモータ１が正転すると、用紙６が中継ロー
ラ４とレジストローラ２により下流に搬送され、感光体
８上のトナー像が転写される。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明は、給紙部から給紙された用紙の先端を一対のレジス
トローラのニップ部に突き当てて一旦停止させ、その後
感光体上の画像に同期するようにレジストローラから感
光体の方向に送り出す用紙搬送装置において、前記感光
体の駆動モータとは異なり、前記レジストローラを駆動
する正逆転可能なパルスモータと、前記レジストローラ
の上流において用紙の長さより短い距離に配置された搬
送ローラと、前記パルスモータの正転のみを前記搬送ロ
ーラに伝達するワンウェイクラッチとを備え、前記パル
スモータを正転して用紙を前記搬送ローラとレジストロ
ーラにより順方向に搬送することにより用紙の先端をレ
ジストローラから通過させ、前記パルスモータを逆転し
て用紙を前記レジストローラにより逆方向に搬送し、前
記搬送ローラにより搬送しないで一旦停止させることに
より、先端をレジストローラのニップ部に突き当てるの
で、用紙を安定して搬送して画像むらを防止することが
できる。また、パルスモータの正逆転とワンウェイクラ
ッチにより搬送ローラとレジストローラが駆動されるの
で、電磁クラッチ等が不要となり、したがって、安価に
構成することができる。
明は、給紙部から給紙された用紙の先端を一対のレジス
トローラのニップ部に突き当てて一旦停止させ、その後
感光体上の画像に同期するようにレジストローラから感
光体の方向に送り出す用紙搬送装置において、前記感光
体の駆動モータとは異なり、前記レジストローラを駆動
する正逆転可能なパルスモータと、前記レジストローラ
の上流において用紙の長さより短い距離に配置された搬
送ローラと、前記パルスモータの正転のみを前記搬送ロ
ーラに伝達するワンウェイクラッチとを備え、前記パル
スモータを正転して用紙を前記搬送ローラとレジストロ
ーラにより順方向に搬送することにより用紙の先端をレ
ジストローラから通過させ、前記パルスモータを逆転し
て用紙を前記レジストローラにより逆方向に搬送し、前
記搬送ローラにより搬送しないで一旦停止させることに
より、先端をレジストローラのニップ部に突き当てるの
で、用紙を安定して搬送して画像むらを防止することが
できる。また、パルスモータの正逆転とワンウェイクラ
ッチにより搬送ローラとレジストローラが駆動されるの
で、電磁クラッチ等が不要となり、したがって、安価に
構成することができる。
【００２３】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において前記レジストローラの下流に配置されて用紙
の先端を検出するレジストセンサを備え、前記パルスモ
ータの正転時に前記レジストローラを通過した用紙の先
端を前記レジストセンサにより検出し、前記パルスモー
タの逆転時に先端が前記レジストローラのニップ部に突
き当たるように用紙を戻すので、給紙部のスリップ等に
より転写紙の搬送速度が遅くなった場合のレジストマイ
ナスや不送りを防止することができ、また、レジストロ
ーラの前における用紙のたるみ量を一定に維持すること
ができる。
明において前記レジストローラの下流に配置されて用紙
の先端を検出するレジストセンサを備え、前記パルスモ
ータの正転時に前記レジストローラを通過した用紙の先
端を前記レジストセンサにより検出し、前記パルスモー
タの逆転時に先端が前記レジストローラのニップ部に突
き当たるように用紙を戻すので、給紙部のスリップ等に
より転写紙の搬送速度が遅くなった場合のレジストマイ
ナスや不送りを防止することができ、また、レジストロ
ーラの前における用紙のたるみ量を一定に維持すること
ができる。
【００２４】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において前記用紙の戻し距離は、用紙の先端が前記レ
ジストローラを通過した距離より長いので、用紙の後端
が搬送ローラにより挟持された状態における用紙の先端
位置が一定になり、したがって、用紙のスキューを補正
することができる。
明において前記用紙の戻し距離は、用紙の先端が前記レ
ジストローラを通過した距離より長いので、用紙の後端
が搬送ローラにより挟持された状態における用紙の先端
位置が一定になり、したがって、用紙のスキューを補正
することができる。
【図１】本発明に係る用紙搬送装置の一実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図２】用紙の先端がレジストローラを通過して停止し
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
【図３】用紙が戻されて停止した状態を示す側面図であ
る。
る。
【図４】用紙が感光体のトナー像に同期して搬送される
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
１ パルスモータ ２ レジストローラ ４ 中継ローラ ５ ワンウェイクラッチギヤ ６ 用紙 ７ レジストセンサ ８ 感光体 ９ 給紙カセット
Claims (3)
- 【請求項１】 給紙部から給紙された用紙の先端を一対
のレジストローラのニップ部に突き当てて一旦停止さ
せ、その後感光体上の画像に同期するようにレジストロ
ーラから感光体の方向に送り出す用紙搬送装置におい
て、 前記感光体の駆動モータとは異なり、前記レジストロー
ラを駆動する正逆転可能なパルスモータと、前記レジス
トローラの上流において用紙の長さより短い距離に配置
された搬送ローラと、前記パルスモータの正転のみを前
記搬送ローラに伝達するワンウェイクラッチとを備え、
前記パルスモータを正転して用紙を前記搬送ローラとレ
ジストローラにより順方向に搬送することにより用紙の
先端をレジストローラから通過させ、前記パルスモータ
を逆転して用紙を前記レジストローラにより逆方向に搬
送し、前記搬送ローラにより搬送しないで一旦停止させ
ることにより、先端をレジストローラのニップ部に突き
当てることを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項２】 前記レジストローラの下流に配置されて
用紙の先端を検出するレジストセンサを備え、前記パル
スモータの正転時に前記レジストローラを通過した用紙
の先端を前記レジストセンサにより検出し、前記パルス
モータの逆転時に先端が前記レジストローラのニップ部
に突き当たるように用紙を戻すことを特徴とする請求項
１記載の用紙搬送装置。 - 【請求項３】 前記用紙の戻し距離は、用紙の先端が前
記レジストローラを通過した距離より長いことを特徴と
する請求項１または２記載の用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4003992A JPH05186102A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4003992A JPH05186102A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 用紙搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05186102A true JPH05186102A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11572517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4003992A Pending JPH05186102A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05186102A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6185403B1 (en) | 1998-07-08 | 2001-02-06 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device, and an image reading apparatus and image forming apparatus having the sheet conveying device |
| CN101850911A (zh) * | 2009-03-30 | 2010-10-06 | 兄弟工业株式会社 | 纸张传送装置及包括纸张传送装置的图像记录设备 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4003992A patent/JPH05186102A/ja active Pending
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