JPH0518591B2 - - Google Patents
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- JPH0518591B2 JPH0518591B2 JP1029562A JP2956289A JPH0518591B2 JP H0518591 B2 JPH0518591 B2 JP H0518591B2 JP 1029562 A JP1029562 A JP 1029562A JP 2956289 A JP2956289 A JP 2956289A JP H0518591 B2 JPH0518591 B2 JP H0518591B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0067—Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
- A61M25/0074—Dynamic characteristics of the catheter tip, e.g. openable, closable, expandable or deformable
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、全体として、カテーテル組立体に関
し、特に、カテーテルから該カテーテルが挿入さ
れる血液流動路まで、及びその逆に血液流動路か
らカテーテルまでの流体の供給を制御する流体制
御弁をその末梢端に有するカテーテルに関する。
し、特に、カテーテルから該カテーテルが挿入さ
れる血液流動路まで、及びその逆に血液流動路か
らカテーテルまでの流体の供給を制御する流体制
御弁をその末梢端に有するカテーテルに関する。
[従来の技術]
高栄養輪液及び化学療法剤の投与を含む静脈内
治療のための各種の方法は、数日、数週間又は数
カ月の期間、患者の体内に留置されるカテーテル
を使用する必要がある。典型的な方法において、
かかるカテーテルは、鎖骨の付近に位置する鎖骨
下の血管に挿入されて、心臓に送られる相当な量
の血液が流動する領域である上大静脈に進められ
る。長期に亙るカテーテル療法の場合、医者は、
カテーテルの露出した端部を鎖骨付近の最初の挿
入口から進めて、患者の体の皮下を通つて腹部分
に達するようにし、カテーテルを鎖骨から突出さ
せずに、患者が普通の動きが可能であるようにす
る。
治療のための各種の方法は、数日、数週間又は数
カ月の期間、患者の体内に留置されるカテーテル
を使用する必要がある。典型的な方法において、
かかるカテーテルは、鎖骨の付近に位置する鎖骨
下の血管に挿入されて、心臓に送られる相当な量
の血液が流動する領域である上大静脈に進められ
る。長期に亙るカテーテル療法の場合、医者は、
カテーテルの露出した端部を鎖骨付近の最初の挿
入口から進めて、患者の体の皮下を通つて腹部分
に達するようにし、カテーテルを鎖骨から突出さ
せずに、患者が普通の動きが可能であるようにす
る。
かかるカテーテル療法は、通常、開放した末梢
端を有する従来のカテーテルを使用して行われて
いる。ここで「末梢端」という表現は、身体に挿
入したときのカテーテルの先端側を意味するもの
とする。身体からの血液の流出は、例えば、流体
の注入及び吸引を許容する穿孔可能な隔壁を有す
る注射キヤツプを使用して、患者の身体の外部の
カテーテル部分に栓をする等して閉塞することに
より防止することが出来る。
端を有する従来のカテーテルを使用して行われて
いる。ここで「末梢端」という表現は、身体に挿
入したときのカテーテルの先端側を意味するもの
とする。身体からの血液の流出は、例えば、流体
の注入及び吸引を許容する穿孔可能な隔壁を有す
る注射キヤツプを使用して、患者の身体の外部の
カテーテル部分に栓をする等して閉塞することに
より防止することが出来る。
[発明が解決しようとする課題]
この型式のカテーテルは、患者の身体内に位置
決めされるカテーテルの開放端部が、血栓を形成
する可能性のある領域を提供する点にて不利であ
る。かかる血栓は、カテーテルを閉塞し、その機
能を防げるため、かかる血栓の形成される可能性
があることは望ましくない。さらに、かかる血栓
は、カテーテルから分離して、他の血管領域に達
し、別の血管を閉塞させることにより損傷を与え
る。従つて、末梢端が開放した型式のカテーテル
は、ヘパリンを加えた食塩溶液にて該末梢端を頻
繁に洗滌し、カテーテル領域をきれいにし、血栓
が形成される可能を軽減し得るようにすることが
必要である。
決めされるカテーテルの開放端部が、血栓を形成
する可能性のある領域を提供する点にて不利であ
る。かかる血栓は、カテーテルを閉塞し、その機
能を防げるため、かかる血栓の形成される可能性
があることは望ましくない。さらに、かかる血栓
は、カテーテルから分離して、他の血管領域に達
し、別の血管を閉塞させることにより損傷を与え
る。従つて、末梢端が開放した型式のカテーテル
は、ヘパリンを加えた食塩溶液にて該末梢端を頻
繁に洗滌し、カテーテル領域をきれいにし、血栓
が形成される可能を軽減し得るようにすることが
必要である。
この日常的な保守の方法は、カテーテルの取り
扱いに伴い、刺激及び感染の虞れを生じ、又、血
栓防止剤が血流内に入り、その結果、患者又は患
者から採取した標本の血液検査結果に影響を及ぼ
す可能性もある。さらに、外部キヤツプは、誤つ
て外れる虞れがあり、その結果、空気塞栓が血管
内に導入されて、患者を損傷させる可能性があ
る。さらに、カテーテルの鈍角な開放端は、血流
を妨害し、乱流の発生を促進し、かかる乱流が発
生されたならば、血栓形成の虞れはさらに大きく
なる。
扱いに伴い、刺激及び感染の虞れを生じ、又、血
栓防止剤が血流内に入り、その結果、患者又は患
者から採取した標本の血液検査結果に影響を及ぼ
す可能性もある。さらに、外部キヤツプは、誤つ
て外れる虞れがあり、その結果、空気塞栓が血管
内に導入されて、患者を損傷させる可能性があ
る。さらに、カテーテルの鈍角な開放端は、血流
を妨害し、乱流の発生を促進し、かかる乱流が発
生されたならば、血栓形成の虞れはさらに大きく
なる。
かかる問題点は、ポート又は弁機構を有する閉
じた末梢端が設けられた中央静脈カテーテルとす
ることにより、回避出来る。米国特許第3111125
号は、閉じた末梢端を有し、スリツト弁として機
能する複数のスリツトが管の末梢端の周縁の周囲
に形成された出口管を備える短絡装置を教示して
いる。この管内部の流体圧力により、スリツトが
開放し、そのため、管内部の流体と管外側の領域
の間に十分な圧力差が存在するならば、流体は自
由に流動する。こうした装置と共に、米国特許第
4559046号及び同第4701166号は、閉じた可撓性の
末梢端及び上述のスリツト型式の弁に加えて、カ
テーテルを患者の体内に挿入するのを容易にし、
次いで、カテーテルが適所に残るように、引き出
して使用する捩りワイヤーから成る除去可能な補
強手段を設けた、静脈内治療用のカテーテルを教
示している。
じた末梢端が設けられた中央静脈カテーテルとす
ることにより、回避出来る。米国特許第3111125
号は、閉じた末梢端を有し、スリツト弁として機
能する複数のスリツトが管の末梢端の周縁の周囲
に形成された出口管を備える短絡装置を教示して
いる。この管内部の流体圧力により、スリツトが
開放し、そのため、管内部の流体と管外側の領域
の間に十分な圧力差が存在するならば、流体は自
由に流動する。こうした装置と共に、米国特許第
4559046号及び同第4701166号は、閉じた可撓性の
末梢端及び上述のスリツト型式の弁に加えて、カ
テーテルを患者の体内に挿入するのを容易にし、
次いで、カテーテルが適所に残るように、引き出
して使用する捩りワイヤーから成る除去可能な補
強手段を設けた、静脈内治療用のカテーテルを教
示している。
中央静脈カテーテル内には、上述のように、例
えば、血液標本を採取するとき、コテーテルを通
り、患者の体内に流れる流体の流量を制御し、さ
らに、カテーテルを通つて患者の血管系から流体
が流動し得るようにする弁を設けることが望まし
い。従来の構造のスリツト弁は、内方向に作用す
る圧力が、スリツト弁を開放させよりも、より緊
密に閉じる傾向を生じさせるという問題点があ
る。上述のように、米国特許第4559046号及び同
第4701166号は、シリコンゴムのような柔軟な材
料を使用してこの問題点を解決することを提案し
ている。このシリコンゴムは、薄い肉厚断面であ
るように形成され、スリツト端縁を潤滑すると共
に、カテーテル壁の強度を弱くしかつより柔軟で
あるようにするためにジメチルシロキサンにて処
理され、2方向弁の機能を促進し得るようにして
ある。
えば、血液標本を採取するとき、コテーテルを通
り、患者の体内に流れる流体の流量を制御し、さ
らに、カテーテルを通つて患者の血管系から流体
が流動し得るようにする弁を設けることが望まし
い。従来の構造のスリツト弁は、内方向に作用す
る圧力が、スリツト弁を開放させよりも、より緊
密に閉じる傾向を生じさせるという問題点があ
る。上述のように、米国特許第4559046号及び同
第4701166号は、シリコンゴムのような柔軟な材
料を使用してこの問題点を解決することを提案し
ている。このシリコンゴムは、薄い肉厚断面であ
るように形成され、スリツト端縁を潤滑すると共
に、カテーテル壁の強度を弱くしかつより柔軟で
あるようにするためにジメチルシロキサンにて処
理され、2方向弁の機能を促進し得るようにして
ある。
しかし、この形態のスリツト型式の弁は、その
方向性の特徴により、流体が外方向に流れること
が望ましく、内方向に流れることは望ましくない
場合に限り、良好に作動する。カテーテルの末梢
端は、より柔軟な材料にて形成され、さらに、強
度がより弱くして、圧力作動スリツト弁の欠点を
解消し得るように処理されているため、カテーテ
ルの尖端の強度はより弱くなる。
方向性の特徴により、流体が外方向に流れること
が望ましく、内方向に流れることは望ましくない
場合に限り、良好に作動する。カテーテルの末梢
端は、より柔軟な材料にて形成され、さらに、強
度がより弱くして、圧力作動スリツト弁の欠点を
解消し得るように処理されているため、カテーテ
ルの尖端の強度はより弱くなる。
強度の低下したカテーテル尖端は、患者の動き
又は患者の体内の筋肉の動きにより、より曲がり
易くなり、弁に作用する圧力差が存在しないと
き、弁が開放する結果となる。かかる強度の低下
した尖端は、又、吸気のときにへこみ易い。又、
シリコンの潤滑は、摩耗し、吸気時、弁を開放す
ることがより困難となる。従つて、弁の性能を最
適化し、弁が流体の圧力差に応答し得るようにす
ると同時に、必要なときは閉じたままの状態にあ
りかつ、吸気時、へこまない十分な強度を備えた
弁を提供するということは、相反する条件であ
る。
又は患者の体内の筋肉の動きにより、より曲がり
易くなり、弁に作用する圧力差が存在しないと
き、弁が開放する結果となる。かかる強度の低下
した尖端は、又、吸気のときにへこみ易い。又、
シリコンの潤滑は、摩耗し、吸気時、弁を開放す
ることがより困難となる。従つて、弁の性能を最
適化し、弁が流体の圧力差に応答し得るようにす
ると同時に、必要なときは閉じたままの状態にあ
りかつ、吸気時、へこまない十分な強度を備えた
弁を提供するということは、相反する条件であ
る。
さらに、閉じた末梢端と、及び弁を通つて流動
する液体中の分子成分を損傷させる虞れを最小に
する弁とを備え、吸気時にへこむことなく良好に
使用することが出来ると同時に、弁が誤つて開放
する虞れが最小である、信頼性が高く、かつ容易
に製造し得るカテーテルが要望されている。も
し、弁が誤つて開放したならば、患者の血液が失
われ、又は患者の血管に空気塞栓が導入され、又
はルーメンに血栓が形成される結果となる。
する液体中の分子成分を損傷させる虞れを最小に
する弁とを備え、吸気時にへこむことなく良好に
使用することが出来ると同時に、弁が誤つて開放
する虞れが最小である、信頼性が高く、かつ容易
に製造し得るカテーテルが要望されている。も
し、弁が誤つて開放したならば、患者の血液が失
われ、又は患者の血管に空気塞栓が導入され、又
はルーメンに血栓が形成される結果となる。
かかる1つの構成は、1986年7月2日に出願さ
れた米国特許出願第881148号に教示されており、
この場合、流体制御弁は、貫通するルーメンを画
成する円筒状の側壁と、基端と及び閉じた末梢端
とを備え、さらに、該末梢端に隣接する位置にて
側壁に形成されたスリツトを有している。このス
リツトは、カテーテルの縦軸に対して角度をなし
て形成されている。
れた米国特許出願第881148号に教示されており、
この場合、流体制御弁は、貫通するルーメンを画
成する円筒状の側壁と、基端と及び閉じた末梢端
とを備え、さらに、該末梢端に隣接する位置にて
側壁に形成されたスリツトを有している。このス
リツトは、カテーテルの縦軸に対して角度をなし
て形成されている。
スリツトは、側壁に形成された2つの対向面に
より画成されている。カテーテルハウジングは、
導管を有し、カテーテルの基端がこの導管内にて
ハウジングに接続されており、導管とルーメン
は、流体連通している。スタイレツトがルーメン
内に位置決めされている。弁の制御ノブは、貫通
する通路を有し、回転可能にハウジングに接続さ
れており、上記通路と導管は流体連通している。
制御ノブは、スタイレツトに係合し、該スタイレ
ツトを回転させる一方、このスタイレツトは、カ
テーテルの閉じた末梢端を回転させ、スリツトの
対向面を分離させる。その結果、開口部が形成さ
れて、ルーメンとカテーテルの外側間が流体連通
可能となる。
より画成されている。カテーテルハウジングは、
導管を有し、カテーテルの基端がこの導管内にて
ハウジングに接続されており、導管とルーメン
は、流体連通している。スタイレツトがルーメン
内に位置決めされている。弁の制御ノブは、貫通
する通路を有し、回転可能にハウジングに接続さ
れており、上記通路と導管は流体連通している。
制御ノブは、スタイレツトに係合し、該スタイレ
ツトを回転させる一方、このスタイレツトは、カ
テーテルの閉じた末梢端を回転させ、スリツトの
対向面を分離させる。その結果、開口部が形成さ
れて、ルーメンとカテーテルの外側間が流体連通
可能となる。
この構成は、オペレータが圧力差の有無に関係
なく、選択的に弁を開放し、閉じることが出来る
という利点がある。しかし、この構成は、弁を開
放し、及び閉じるための極めて複雑な構造体を備
える点でより複雑な構造となる。
なく、選択的に弁を開放し、閉じることが出来る
という利点がある。しかし、この構成は、弁を開
放し、及び閉じるための極めて複雑な構造体を備
える点でより複雑な構造となる。
[課題を解決するための手段]
上記従来技術に反し、本発明によれば、カテー
テルをへこませることなく、弁の片側に作用する
圧力差に応答するスリツト弁形態の弁機構が提供
される。さらに、この構成によれば、カテーテル
の前端は、患者の身体の動き、患者の筋肉の動き
又は吸気真空により、曲がつたり、閉塞すること
のない、十分な主要部分にて形成された閉じた末
梢端を備える。さらに、本発明によると、スリツ
トの形態による弁は、カテーテルの末梢端の開口
部を覆う比較的肉厚の薄い壁に形成されており、
その壁の片側に作用する圧力差に対して迅速に応
答する。このため、弁は、カテーテル内に供給
し、患者の血液内に投与しようとする薬剤がある
ときに直ちに開放する。例えば、弁は、必要なと
きには、反対側の圧力差に応答して開放し、血液
標本を採取することが出来る。
テルをへこませることなく、弁の片側に作用する
圧力差に応答するスリツト弁形態の弁機構が提供
される。さらに、この構成によれば、カテーテル
の前端は、患者の身体の動き、患者の筋肉の動き
又は吸気真空により、曲がつたり、閉塞すること
のない、十分な主要部分にて形成された閉じた末
梢端を備える。さらに、本発明によると、スリツ
トの形態による弁は、カテーテルの末梢端の開口
部を覆う比較的肉厚の薄い壁に形成されており、
その壁の片側に作用する圧力差に対して迅速に応
答する。このため、弁は、カテーテル内に供給
し、患者の血液内に投与しようとする薬剤がある
ときに直ちに開放する。例えば、弁は、必要なと
きには、反対側の圧力差に応答して開放し、血液
標本を採取することが出来る。
これは、開放した末梢端を有する従来型式のカ
テーテルを選択し、その開放した末梢端上を被覆
する鎧装を提供することにより達成することが出
来る。このようにすれば、カテーテル壁の構造上
の完全性が損なわれることはない。鎧装は、カテ
ーテルの末梢端に隣接してカテーテル端部に二重
の壁構造体を提供すると共に、スリツト弁の領域
内に肉厚の薄い1つの壁を提供する効果がある。
このため、本発明の弁が位置決めされる肉厚の薄
い壁は、カテーテル本体自体の肉厚の薄い従来の
壁に弁を位置決めする場合と比べ、はるかにより
迅速に応答する。それにも拘らず、弁が位置決め
される以外の領域に二重の壁構造体が存在する結
果、カテーテルの末梢端は、より多くの嵩を有
し、患者の動き、本発明の弁の位置の再調整又は
吸気真空に起因する損傷及び(又は)損害を受け
る可能性が少ない。より重要なことは、スリツト
がカテーテルの壁自体に形成される場合と比べ、
カテーテルの壁の完全性が損われる虞れが少ない
ことである。
テーテルを選択し、その開放した末梢端上を被覆
する鎧装を提供することにより達成することが出
来る。このようにすれば、カテーテル壁の構造上
の完全性が損なわれることはない。鎧装は、カテ
ーテルの末梢端に隣接してカテーテル端部に二重
の壁構造体を提供すると共に、スリツト弁の領域
内に肉厚の薄い1つの壁を提供する効果がある。
このため、本発明の弁が位置決めされる肉厚の薄
い壁は、カテーテル本体自体の肉厚の薄い従来の
壁に弁を位置決めする場合と比べ、はるかにより
迅速に応答する。それにも拘らず、弁が位置決め
される以外の領域に二重の壁構造体が存在する結
果、カテーテルの末梢端は、より多くの嵩を有
し、患者の動き、本発明の弁の位置の再調整又は
吸気真空に起因する損傷及び(又は)損害を受け
る可能性が少ない。より重要なことは、スリツト
がカテーテルの壁自体に形成される場合と比べ、
カテーテルの壁の完全性が損われる虞れが少ない
ことである。
全体として、本発明のカテーテル弁組立体を形
成する条件を検討する場合、カテーテルは、肉厚
が0.25乃至0.75mmの範囲内のポリウレタンにて形
成することが望ましい。カテーテルと同一の材
料、即ち、ポリウレタンにて形成することが望ま
しい鎧装が、カテーテルの開放した末梢端の上に
位置決めされている。鎧装は、カテーテルの壁自
体の材料とは異なる材料にて形成することが出来
ることを理解する必要がある。カテーテル及び鎧
装の一方、又はその両方と形成するための他の材
料は、例えば、シリコンゴム、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン又はポリテトラフルオロエチレンが
ある。
成する条件を検討する場合、カテーテルは、肉厚
が0.25乃至0.75mmの範囲内のポリウレタンにて形
成することが望ましい。カテーテルと同一の材
料、即ち、ポリウレタンにて形成することが望ま
しい鎧装が、カテーテルの開放した末梢端の上に
位置決めされている。鎧装は、カテーテルの壁自
体の材料とは異なる材料にて形成することが出来
ることを理解する必要がある。カテーテル及び鎧
装の一方、又はその両方と形成するための他の材
料は、例えば、シリコンゴム、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン又はポリテトラフルオロエチレンが
ある。
[作用および効果]
上述のように、本発明の弁を形成するスリツト
は、カテーテルの末梢端の直ぐ近くのような、鎧
装がカテーテル自体の壁の一部の上を覆わない領
域内にて鎧装内に位置決めされている。その結
果、本発明のスリツト弁を因繞する壁の肉厚は、
0.05乃至0.25mmの範囲内にあり、このため、スリ
ツト弁はその片側の圧力差に対してより迅速に応
答することが出来る。これにも拘らず、弁の壁を
因繞するカテーテル自体の隣接壁は、0.3乃至1
mmの範囲内の肉厚を有し、弁に隣接するカテーテ
ルに対してより大きい嵩を提供することが出来
る。
は、カテーテルの末梢端の直ぐ近くのような、鎧
装がカテーテル自体の壁の一部の上を覆わない領
域内にて鎧装内に位置決めされている。その結
果、本発明のスリツト弁を因繞する壁の肉厚は、
0.05乃至0.25mmの範囲内にあり、このため、スリ
ツト弁はその片側の圧力差に対してより迅速に応
答することが出来る。これにも拘らず、弁の壁を
因繞するカテーテル自体の隣接壁は、0.3乃至1
mmの範囲内の肉厚を有し、弁に隣接するカテーテ
ルに対してより大きい嵩を提供することが出来
る。
その結果、カテーテルの末梢端が開放していな
いため、カテーテルのルーメン内にて血液が逆流
する可能性が解消し、血栓の形成、及びカテーテ
ルの閉塞の虞れが無くなる。そのため、カテーテ
ルのルーメンを日常的に洗滌する必要がなくな
る。さらに、カテーテルの開放した端部を覆う弁
が存在するため、身体外にて、カテーテルの基端
部の注入キヤツプが外れたり、落ちたりしても、
空気塞栓が血管内に導入される虞れが解消され
る。
いため、カテーテルのルーメン内にて血液が逆流
する可能性が解消し、血栓の形成、及びカテーテ
ルの閉塞の虞れが無くなる。そのため、カテーテ
ルのルーメンを日常的に洗滌する必要がなくな
る。さらに、カテーテルの開放した端部を覆う弁
が存在するため、身体外にて、カテーテルの基端
部の注入キヤツプが外れたり、落ちたりしても、
空気塞栓が血管内に導入される虞れが解消され
る。
勿論、カテーテルのルーメンの開放端が開放せ
ず、又は、スリツト弁を担持する本発明の鎧装の
肉厚の薄い壁により保護されているため、乱流
は、この開放端の周囲にて減少する。このため、
カテーテルの外壁に血栓が形成する虞れは軽減さ
れる。最後に、弁に隣接する材料は強度を低下さ
せるための処理が施されていないため(その必要
がないから)、破損の可能性は少ない。
ず、又は、スリツト弁を担持する本発明の鎧装の
肉厚の薄い壁により保護されているため、乱流
は、この開放端の周囲にて減少する。このため、
カテーテルの外壁に血栓が形成する虞れは軽減さ
れる。最後に、弁に隣接する材料は強度を低下さ
せるための処理が施されていないため(その必要
がないから)、破損の可能性は少ない。
本発明のさらに別の実施例として、鎧装は、長
さを約5乃至20mmの範囲内とすることが出来る。
スリツト弁の長さは、カテーテルのカテーテルの
内径の約30乃至70%とすることが出来る。
さを約5乃至20mmの範囲内とすることが出来る。
スリツト弁の長さは、カテーテルのカテーテルの
内径の約30乃至70%とすることが出来る。
本発明の他の目的及び利点は、以下の詳細な説
明、添付図面及び特許請求の範囲の記載から明ら
かになるであろう。
明、添付図面及び特許請求の範囲の記載から明ら
かになるであろう。
[実施例]
幾つかの図面を通じて、同様の部分は同様の符
号にて図示した図面を参照すると、第1図には、
カテーテル12の開放した末梢端25を示す。本
発明のカテーテル組立体10の1実施例が図示さ
れている。当業者には明らかであるように、カテ
ーテル12は、開放した基端から末梢端25まで
伸長するチユーブである(その一部のみ図示)。
カテーテル12は、単一のルーメン11を有する
状態で図示されているが、2又は2以上のルーメ
ンを備えることも可能である。カテーテル12の
開放端25を覆う端部壁26を有する鎧装14
が、カテーテル12の開放した末梢端の上に位置
決めされている。鎧装14の壁26の中央には、
スリツト弁16が位置決めされている。第2図か
ら明らかであるように、弁16は、鎧装14の円
形の端部壁26を横切つて相当な距離に亙つて伸
長している。
号にて図示した図面を参照すると、第1図には、
カテーテル12の開放した末梢端25を示す。本
発明のカテーテル組立体10の1実施例が図示さ
れている。当業者には明らかであるように、カテ
ーテル12は、開放した基端から末梢端25まで
伸長するチユーブである(その一部のみ図示)。
カテーテル12は、単一のルーメン11を有する
状態で図示されているが、2又は2以上のルーメ
ンを備えることも可能である。カテーテル12の
開放端25を覆う端部壁26を有する鎧装14
が、カテーテル12の開放した末梢端の上に位置
決めされている。鎧装14の壁26の中央には、
スリツト弁16が位置決めされている。第2図か
ら明らかであるように、弁16は、鎧装14の円
形の端部壁26を横切つて相当な距離に亙つて伸
長している。
明確に図示するように、鎧装14の壁により形
成された中空の内部キヤビテイが締まりばめの状
態にてカテーテル12の外面を把持し、鎧装が、
図示するように、カテーテル12の末梢端25上
に保持されるように、鎧装14を寸法決めする。
別の状態として、鎧装14を、カテーテル12の
表面に熱接着するか、又は、表面を接着剤で接合
することができる。
成された中空の内部キヤビテイが締まりばめの状
態にてカテーテル12の外面を把持し、鎧装が、
図示するように、カテーテル12の末梢端25上
に保持されるように、鎧装14を寸法決めする。
別の状態として、鎧装14を、カテーテル12の
表面に熱接着するか、又は、表面を接着剤で接合
することができる。
次いで、第3図を参照すると、矢印18は、カ
テーテル組立体10が挿入された患者の血管内に
カテーテル組立体を通して供給される薬剤の流れ
の方向を示す。カテーテル12内部における圧力
の上昇に伴い、弁16が開放し、これと協働する
隣接の壁すなわちフラツプ17が、薬剤がスリツ
ト弁16を通つて矢印20の方向に流動するため
の、通路を提供する。このようにして、第3図及
び第4図には、本発明のここに開示した構成の注
入方法のためのスリツト弁16の状態が図示され
ている。
テーテル組立体10が挿入された患者の血管内に
カテーテル組立体を通して供給される薬剤の流れ
の方向を示す。カテーテル12内部における圧力
の上昇に伴い、弁16が開放し、これと協働する
隣接の壁すなわちフラツプ17が、薬剤がスリツ
ト弁16を通つて矢印20の方向に流動するため
の、通路を提供する。このようにして、第3図及
び第4図には、本発明のここに開示した構成の注
入方法のためのスリツト弁16の状態が図示され
ている。
次いで、第5図を参照すると、本発明のスリツ
ト弁16を通じて吸気する場合、弁16が吸気の
目的にて位置決めされた状態が図示されている。
かくて、医者が、患者の身体内に挿入された本発
明のカテーテル組立体を通じて、血液標本を採取
しようとする場合、カテーテル組立体10は、か
かる採取を行うための図示した位置となる。即
ち、矢印22,24は、フラツプ17がカテーテ
ル組立体10内で開放し、流体がこの開放した弁
16を通つて流動する状態を示している。この構
成から明らかであるように、弁16は、この弁の
いずれの側の圧力差に対しても直ちに応答する。
これは、カテーテル12の開放した末梢端25を
覆う鎧装14が比較的肉厚の薄い壁26を有して
いるためである。
ト弁16を通じて吸気する場合、弁16が吸気の
目的にて位置決めされた状態が図示されている。
かくて、医者が、患者の身体内に挿入された本発
明のカテーテル組立体を通じて、血液標本を採取
しようとする場合、カテーテル組立体10は、か
かる採取を行うための図示した位置となる。即
ち、矢印22,24は、フラツプ17がカテーテ
ル組立体10内で開放し、流体がこの開放した弁
16を通つて流動する状態を示している。この構
成から明らかであるように、弁16は、この弁の
いずれの側の圧力差に対しても直ちに応答する。
これは、カテーテル12の開放した末梢端25を
覆う鎧装14が比較的肉厚の薄い壁26を有して
いるためである。
第7図乃至第10図を参照すると、本発明のさ
らに別の実施例が図示されている。この構成にお
いて、カテーテル32の末梢端の部分断面図は、
ルーメンを備えて図示されており、この組立体3
0は、鎧装34の端部壁36により開放末梢端3
3を覆う鎧装38を備える状態が図示されてい
る。しかし、この場合、別個の穴40が、カテー
テル32の環状壁に位置決めされている。カテー
テル32の穴40内にて鎧装34には、スリツト
弁38が位置決めされている。このようにして、
端部壁36を除いて、弁組立体30は第1図の実
施例と同様の二重壁構造体を備え、カテーテル組
立体30の末梢端に対してより大きい嵩を提供す
る。これは、上述のように、カテーテル32の損
傷及び(又は)変形を防止する効果があり、カテ
ーテル32を通るいずれの方向への流体の流れを
閉塞することがなく、薬剤を一方向に投与する
か、又は、血液標本を反対方向に採取することが
出来る。
らに別の実施例が図示されている。この構成にお
いて、カテーテル32の末梢端の部分断面図は、
ルーメンを備えて図示されており、この組立体3
0は、鎧装34の端部壁36により開放末梢端3
3を覆う鎧装38を備える状態が図示されてい
る。しかし、この場合、別個の穴40が、カテー
テル32の環状壁に位置決めされている。カテー
テル32の穴40内にて鎧装34には、スリツト
弁38が位置決めされている。このようにして、
端部壁36を除いて、弁組立体30は第1図の実
施例と同様の二重壁構造体を備え、カテーテル組
立体30の末梢端に対してより大きい嵩を提供す
る。これは、上述のように、カテーテル32の損
傷及び(又は)変形を防止する効果があり、カテ
ーテル32を通るいずれの方向への流体の流れを
閉塞することがなく、薬剤を一方向に投与する
か、又は、血液標本を反対方向に採取することが
出来る。
この構成の場合、第1図に図示した構成の場合
と同様に、スリツト弁38は、本発明の組立体が
注入位置にあるときに、比較的肉厚の薄い鎧装3
4の壁のために、任意の速度にて圧力差に対して
迅速に応答し、流体を矢印44,46の方向に流
動させ、弁38のフラツプ42を開放させ、又、
流体を流動させる。勿論、弁38は第1図に図示
した実施例と同一の方法にて、反対方向に作動
し、血液標本を採取することが出来ることが理解
されよう。
と同様に、スリツト弁38は、本発明の組立体が
注入位置にあるときに、比較的肉厚の薄い鎧装3
4の壁のために、任意の速度にて圧力差に対して
迅速に応答し、流体を矢印44,46の方向に流
動させ、弁38のフラツプ42を開放させ、又、
流体を流動させる。勿論、弁38は第1図に図示
した実施例と同一の方法にて、反対方向に作動
し、血液標本を採取することが出来ることが理解
されよう。
第11図に図示した実施例において、全体とし
て50で図示した組立体は、カテーテル52の末
梢端の一部分が、本発明の鎧装56を閉じる末梢
端穴54を備えている。この実施例において、鎧
装56は、穴54内に挿入しており、鎧装56の
外面はカテーテル52の内壁64に係合してい
る。他の実施例と同様、この実施例においても、
弁60は、カテーテル52の壁の完全性を損なわ
ないように鎧装の壁64内に位置決めされてい
る。
て50で図示した組立体は、カテーテル52の末
梢端の一部分が、本発明の鎧装56を閉じる末梢
端穴54を備えている。この実施例において、鎧
装56は、穴54内に挿入しており、鎧装56の
外面はカテーテル52の内壁64に係合してい
る。他の実施例と同様、この実施例においても、
弁60は、カテーテル52の壁の完全性を損なわ
ないように鎧装の壁64内に位置決めされてい
る。
このように、上記から明らかであるように、本
発明によると、中央血管内カテーテルの末梢端用
の改良された弁組立体が提供される。この弁組立
体は、例えば、患者の体内に挿入されたときに、
カテーテルの末梢端の安定性を著しく向上させる
ものとする。これにも拘らず、この構造体は、そ
の両側の圧力差を迅速に応答する簡略化されたス
リツト弁を備えている。その場合でも、この構造
体は、弁の開放及び閉塞を行う特別のハウジング
又は装置を一切必要としない簡略化した構成であ
る。
発明によると、中央血管内カテーテルの末梢端用
の改良された弁組立体が提供される。この弁組立
体は、例えば、患者の体内に挿入されたときに、
カテーテルの末梢端の安定性を著しく向上させる
ものとする。これにも拘らず、この構造体は、そ
の両側の圧力差を迅速に応答する簡略化されたス
リツト弁を備えている。その場合でも、この構造
体は、弁の開放及び閉塞を行う特別のハウジング
又は装置を一切必要としない簡略化した構成であ
る。
ここに開示した装置の実施例は、本発明の好適
な実施例を構成するものであるが、本発明は、こ
れら装置の実施例にのみ限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から
逸脱することなく、変更を加えることが出来るも
のである。例えば、カテーテルの末梢端を覆うス
リーブの端部壁に形成されたスリツト弁は、カテ
ーテルの縦軸に対して垂直状態に図示されている
が、該スリツトは、図示した位置に対して幾多の
角度にて方向決めすることが出来る。
な実施例を構成するものであるが、本発明は、こ
れら装置の実施例にのみ限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から
逸脱することなく、変更を加えることが出来るも
のである。例えば、カテーテルの末梢端を覆うス
リーブの端部壁に形成されたスリツト弁は、カテ
ーテルの縦軸に対して垂直状態に図示されている
が、該スリツトは、図示した位置に対して幾多の
角度にて方向決めすることが出来る。
第1図は本発明のカテーテル組立体の末梢端を
示す部分縦断面図、第2図は第1図のカテーテル
組立体の右端部を示す端面図、第3図はカテーテ
ルから患者の血管内に流体を分配するための本発
明の開放した弁機構を示す第1図のカテーテル組
立体の部分縦断面図、第4図は第3図のカテーテ
ル組立体の右端部の端面図、第5図はカテーテル
組立体が例えば、患者の血液標本を採取する位置
にあるときの弁を示す第1図のカテーテル組立体
の部分縦断面図、第6図は第5図のカテーテル組
立体の右端部の端面図、第7図は本発明のさらに
別の実施例を示すカテーテルの末梢端用の弁組立
体の部分縦断面図、第8図は第7図のカテーテル
組立体の平面図、第9図は開放位置にある本発明
のスリツト弁を示す第7図のカテーテル組立体の
部分縦断面図、第10図は第9図のカテーテル組
立体の平面図、及び第11図は本発明のさらに別
の実施例を示すカテーテルの末梢端用の弁組立体
の部分縦断面図である。 (主要符号の説明)、10:カテーテル組立体、
11:ルーメン、12:カテーテル、14:鎧
装、16:スリツト弁、17:壁(フラツプ)2
5:開放した末梢端、26:端部壁。
示す部分縦断面図、第2図は第1図のカテーテル
組立体の右端部を示す端面図、第3図はカテーテ
ルから患者の血管内に流体を分配するための本発
明の開放した弁機構を示す第1図のカテーテル組
立体の部分縦断面図、第4図は第3図のカテーテ
ル組立体の右端部の端面図、第5図はカテーテル
組立体が例えば、患者の血液標本を採取する位置
にあるときの弁を示す第1図のカテーテル組立体
の部分縦断面図、第6図は第5図のカテーテル組
立体の右端部の端面図、第7図は本発明のさらに
別の実施例を示すカテーテルの末梢端用の弁組立
体の部分縦断面図、第8図は第7図のカテーテル
組立体の平面図、第9図は開放位置にある本発明
のスリツト弁を示す第7図のカテーテル組立体の
部分縦断面図、第10図は第9図のカテーテル組
立体の平面図、及び第11図は本発明のさらに別
の実施例を示すカテーテルの末梢端用の弁組立体
の部分縦断面図である。 (主要符号の説明)、10:カテーテル組立体、
11:ルーメン、12:カテーテル、14:鎧
装、16:スリツト弁、17:壁(フラツプ)2
5:開放した末梢端、26:端部壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 挿入された流体の通路から又はこの通路への
流体の流動を選択的に制御するカテーテル組立体
であつて、 開放した基端及び開放した末梢端を有する細長
い管状のカテーテル本体と、 前記カテーテル本体内で前記開放した基端から
前記開放した末梢端まで伸長する1又は複数のル
ーメンと、 前記カテーテル本体の前記開放した末梢端上に
位置決めされ、前記開放した末梢端から、この開
放した末梢端から離間された位置まで伸長する略
管状の鎧装と、 前記カテーテル本体の1表面に係合する前記鎧
装の1表面の相当部分と、 前記鎧装に位置決めされたスリツト弁と、を備
えて成り、 前記鎧装は前記カテーテル本体に非摺動的に係
合し、更に前記スリツト弁は、前記カテーテル本
体の表面を覆わない領域内で、前記鎧装の壁に位
置決めされており、 前記細長い管状のカテーテル本体を形成する壁
が約0.25mm乃至0.76mmの肉厚の範囲内にあり、 前記鎧装の約0.05mm乃至0.25mmの肉厚の範囲内
にある、ことを特徴とするカテーテル組立体。 2 前記鎧装の壁が前記カテーテル本体の開放し
た末梢端を覆う領域内で、前記スリツト弁が前記
鎧装の壁に位置決めされることを特徴とする請求
項1記載のカテーテル組立体。 3 前記カテーテル本体の側壁に穴が形成され、
この穴は前記カテーテル本体の開放した末梢端か
ら離間されており、前記スリツト弁が前記カテー
テル本体の側壁の穴に隣接して位置決めされるこ
とを特徴とする請求項1記載のカテーテル組立
体。 4 前記カテーテル本体が、ポリウレタン、シリ
コンゴム、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン及びポ
リテトラフルオロエチレンから成る群から選択さ
れた部材から形成されることを特徴とする請求項
1記載のカテーテル組立体。 5 前記鎧装が、ポリウレタン、シリコンゴム、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン及びポリテトラフ
ルオロエチレンから成る群から選択された部材か
ら形成されることを特徴とする請求項1記載のカ
テーテル組立体。 6 前記鎧装及び前記カテーテル本体が、共に、
ポリウレタン、シリコンゴム、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン及びポリテトラフルオロエチレンか
ら成る群から選択された部材から形成されること
を特徴とする請求項1記載のカテーテル組立体。 7 前記鎧装の表面と前記カテーテル本体の表面
との間の非摺動的係合が締まりばめであることを
特徴とする請求項1記載のカテーテル組立体。 8 前記鎧装の表面と前記カテーテル本体の外面
との間の非摺動的係合が熱接着であることを特徴
とする請求項1記載のカテーテル組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/153,685 US5030210A (en) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | Catheter valve assembly |
US153685 | 1988-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025975A JPH025975A (ja) | 1990-01-10 |
JPH0518591B2 true JPH0518591B2 (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=22548290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1029562A Granted JPH025975A (ja) | 1988-02-08 | 1989-02-08 | カテーテル組立体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5030210A (ja) |
EP (1) | EP0328332B2 (ja) |
JP (1) | JPH025975A (ja) |
AT (1) | ATE100723T1 (ja) |
DE (1) | DE68912611T3 (ja) |
TR (1) | TR24424A (ja) |
Families Citing this family (119)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5250034A (en) * | 1990-09-17 | 1993-10-05 | E-Z-Em, Inc. | Pressure responsive valve catheter |
US5163921A (en) * | 1990-10-04 | 1992-11-17 | Feiring Andrew J | Valved perfusion cardiovascular catheters |
US5082005A (en) * | 1990-12-18 | 1992-01-21 | New England Deaconess Hospital | Surgical access device |
US5147318A (en) * | 1991-03-04 | 1992-09-15 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Valved arterial catheter |
US5207655A (en) * | 1991-05-15 | 1993-05-04 | Sheridan Catheter Corp. | Medico-surgical tube including improved means for administering liquid or gas treatment |
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US5385541A (en) * | 1992-04-24 | 1995-01-31 | Loma Linda University Medical Center | Cerebrospinal fluid shunt capable of minimal invasive revision |
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US5304155A (en) * | 1992-07-14 | 1994-04-19 | Cook Pacemaker Corporation | Valved catheter |
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US6110168A (en) | 1993-02-10 | 2000-08-29 | Radiant Medical, Inc. | Method and apparatus for controlling a patient's body temperature by in situ blood temperature modifications |
US5837003A (en) * | 1993-02-10 | 1998-11-17 | Radiant Medical, Inc. | Method and apparatus for controlling a patient's body temperature by in situ blood temperature modification |
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US6620188B1 (en) | 1998-08-24 | 2003-09-16 | Radiant Medical, Inc. | Methods and apparatus for regional and whole body temperature modification |
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