JPS6058167A - 弁付きカテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技　術　分　野 本発明は非常に軟い可Ｉｆｆ性祠ワ）がら成り２方向介
を有する脈管用カテーテルであって、脈管内に挿入でき
るよう力テーブルの閉端に衝合する内部ブツシュ部側を
利用し、更にカテーテルの内外の差圧が所定値を超過す
るとカテーテルから流体を流出せしめ、次の負圧差圧が
生じない限り反対方向には流体が流れないようにした２
方向弁付きカテーテルに関するものである。

従来技術とその問題点 米国特許第４　：Ｉ２７７２２　号にはカテーテルの閉
じた先端に隣接してスリット弁を設けた可撓性シリコン
ラハーカテーデルが開示されている。ここに「先端」と
称するのは患者の身体に挿入するカテーテルの先端を意
味し、「末端」と称するのは患者の身体の外部に位置す
る後端を意１抹する。

上記米国特許に開示された弁付き力テーブルは栄養補給
（ｈｙｐｅｒａ　ｌ　ｉｍｅｎｔａｔ　１ｏｎ）　の為
に設３１されており、高い濃度の栄養剤を静脈システム
に注入すると共に、その他の物質、即ち治療用の薬剤等
を静脈を通じて供給するのに使用される。このカテーテ
ルの弁はカテーテルの先端に血液が流入するのを防止す
るように設計されている。カテーテルの内部の静水圧が
カテーテルのり１部の圧力より所定圧力だけ超過すると
、弁のスリットによって構成した開口が拡大してカテー
テルの内部（に流体を流す。圧力差がこの所定圧力以下
に降ドすると、弁の開口は閉じ、血液をカテーテルに逆
流させる。

一方弁を構成するスリットを有する従来のカテーテルと
しては［八ｍ　ｅ　ｒ　ｉ　ｃ　ａ　ｎ　Ｉｔ　ｏ　ｓ
　ｐ　ｉ　ｔ　ａ　Ｉ　Ｓ　ｕ　ＩＩ　ｌ）　ｌ　ｙ　
ｌｉ　Ｘ　−ｐｏｒｔ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ　ｊの
子会社であるｒ　１ｌｅｙｅｒ−５ｅｔ＋−ｕｌｔｅ、
ｌｎｃ、Ｊが製造しているＩ］［１旧＋Ｎｌ　（商品名
）のアトリオセハリックカテーテルがある。シリ」ンラ
バーから成るこのカテーテルは特殊な設計に成り、脳か
ら脳室の流体を心臓に排出し過大な脳室圧力を開放する
ようしている。そしてカテーテルの閉端に隣接し一〇等
角度に離間した４個のスリットを設けている。没計上、
流体はこのスリットから流出するだけである。このカテ
ーテルの弁がある端部は心Ｉｌｉの右心耳内に配置され
、従って血液が心１１ｆｆｊから脳室に流入するのを防
止している。これはｌ’　ＬＩ　Ｕ　ＩＥ　Ｎ　ｌのア
トリオ七ハリツクカテーテルを基本的に設計−に使用し
たものであるが、治療用の薬剤を脈管システムに注入す
るのにたまたま使用されている。

１ｉｘＬｒａｃｏｒｐｏｒｃａｌ　Ｉ：ｏｍｐａｎｙに
よって正式に市販されているシリコンラバーの他のスリ
ットブｒ付き一方向カテーテルは脈管内への流入に使用
された。

このカテーテルのスリット弁はスリットの長さが短いた
め、流体をカテーテルから流出させるに過ぎない。

」二連の端）イ１５を閉じた静脈注入用カテーテルの弁
を変更して血管からの逆流が成る限定された条件下での
み可能なようにするのが望ましく有利であることを理解
している。このような弁のついたカテーテルは流体を身
体に注入させることができるだけでなく、分析のため血
液又はその他の身体の流体を取り出したり、過大な圧力
を開放したり、挿入中カテーテルの位置を確認するのに
使用することができる。

米国特許第３８８５５６１　号には硬膜外麻酔を供給す
るための端部を閉じたカテーテルが開示され−Ｃいる。

このカテーテルは複数個の縦のスリットを在し、このス
リットを通じて流体をカテーテルから逃がすことができ
るが、カテーテルに負圧を加えると身体の流体を引き出
すことができる。カテーテル壁は変形しないから、スリ
ットは縦方向に円周方向に互いにオフセットし、単一の
直径平面は１個より多くのスリットを有せず、ＭＪ）す
るスリットを担持している直径平面間の角度は少なくと
も４５°である。

このようなカテーテルは硬膜外麻酔の供給には使用でき
るが、医学」二の治療の他の分野、特に長い脈管の治療
や処置の分野では重大な数個の欠点がある。

まず、米国１ｔ、、ｌｊ許第３８８５５６］号のカテー
テルは士ハ可塑性祠利から成り、曲がったり、むしれた
すせず導入針を通じて組織内に容易に前進するため十分
剛強て冒Ｉψくなければならない。曲がったりねしれた
りするとカテーテルを通る麻酔流体の流れを阻害し、カ
テーテルから流体を引き出すのに抵抗することになる。

硬い熱１粁塑性＋、（８’４を使用すると長い脈管への
注入には不利である。硬いカテーテルは血管の彎曲部に
適合せず、従っ−ご血管の特に彎曲部のルミノール而に
当り、＋Ｉｔｔ管の内項組織を刺激し、損傷させる。血
管内でのこの作用は内項組織の炎症を起こし、局部的な
凝血と血栓症とを生せしめる傾向が増大する。更に、剛
強で伸長しないカテーテルの場合、例えば呼吸をしたり
或いは腕や手の自発的な繰返される運動のように繰返し
動かされる部分があると皮崩のカテーテル挿入部と、皮
膚へのカテーテル取（＝Ｉ点との間の相対運動によって
表皮の貫入位置でカテーテルが僅かに出入し、皮ＩＮの
上のバクテリヤがカテーテルの表面に沿ツーｒ　ｔｉｌ
ｉ人部の傷の中に進入する。このためカテーテルの１０
０人部で感染が起り、この感染はカテーテルに沿−２て
カテーテルを入れた血管内にひろがる可ｆｆ！Ｊ　ｌ中
力（ある。敗血症が起こるかも知れない。更に、硬（、
＞カテーテルはねじれろことがあり、そＱ）ブこめそこ
を流れる治療薬剤の流れを阻害し、又は身体力１ら流体
を取り出すのを妨ける。このことは屈曲−および伸長を
繰り返す関節を横切一つてカテーテルを凸装置した場合
に勃に著しい。従−９てこの上うなカテーテルは解剖学
−１−使用範囲が制約を受ける欠点力くある。

硬い熱可塑性材料から成るカテーテルのこれ等の欠点は
カテーテルを所定位置に設置して数回、数週間、数箇月
又は静脈カテーテルの場合のように数年にわたって余病
を生ずることなくカテーテルの機能を紺持しなければな
らない場合医学的に非常に重要である。

また薄く、仕較的硬いプラスチ・ツクＪ・ワＵｉのカテ
ーテルは繰り返して弁が開くと、弁開１−」に隣接して
破損することがある。

１υい＋、ＩＮ’Ｆ＋から成り弁をイＪするカテーテル
の他のｉｆ　□壮な欠点はカテーテルの弁を通じて身体
から引き出され又は身体に注入される細胞要素に損傷を
生ずることである。硬い熱可塑性材料の場合には、弁を
いずれかの方向に聞（ためにはカテーテルの内側と夕（
側との間に司成りの圧力差を生ずることが必・川である
。カテーテルの弁を通じて注入されろ赤血球、白血球又
は血小板のような細胞要素は力と差圧を受け、そのため
細胞要素を損傷し、破壊する危険がある。このため赤血
球の溶血現象やその他の細胞要素の機能的損傷を生じ、
強制的に注入した後はこれ笠の細胞要素はその通常の機
能をも’１’　Ａ、ｆｆ；　’ｆ＞　Ｌなくなる。この
ことは身体の流体を含む細胞夛素を硬いカテーテルの弁
を通じて引出す時も大きな間ａになる。即ち、弁を開く
ために大きな負圧を作用させなければならないから、弁
を通じて引出される細胞は大きな圧力変化を受け、細胞
が破壊し損ず！２“、する。このようなブｒを通じて引
出された身体の流体について化学的又は血液学的分析は
この損傷のため不正確なものとなり、この分（Ｊｉに基
づく患者の次の治療力ｑ呉−ったらのになる恐れがある
。

硬いカテーテルの壁にスリット状に設けた介の他の欠点
は硬いプラスチック材オＳ■から成るブトの表面は数回
使用すると絶対的に気密に封鎖ずろ能力を失なうことで
ある。即ち、内方及び外方に変形する度に硬い弾性的で
ない表面は相−ｈに動き、弁の表面、特に内外の鋭い端
縁に永久変形を生ずる。

永久変形が生ずると、希望しないのにカテーテルの内部
に流体を流し、それに付随してカテーテル内に血ａｔを
生ずる悪影響を生じ、カテーテルを使用できなくするか
、カテーテルを通じて逆流の出血を生じてカテーテルを
外さなｉ′Ｊればならなくなる。

本発明の構成と１−」的 本発明は上述の従来技術の欠点を改良しようとする要求
に答えるものであり、本発明は軟い非常に可撓性の生物
相溶性材料で一端を閉じたカテーテルを作り、取外し得
る内部プッンユ部側をカテ−チルの閉☆；Ａ：に衝合し
、この閉じた端部に隣接してｉｒｊ　１１．な長いノＩ
命の２方向ブｉを設ける。取外し１刊る内部ブッンユ？
１１１祠ににって非常に軟い可撓性のカテーテルでもカ
テーテルの閉端にこの内部プッンユ部側を押庄すること
によって容易に血管内に入れることができる。この２ｈ
向弁は単一の直線状のスリットから成るが、このスリッ
トによっき閉端にＭ　４＆するカテーテルのす１′（を
集中的に弱くする。このスリットの弁は通常の生理学上
の圧力では閉じたままであるが、十分な圧力差がブｒを
横切って生ずると、スリットに隣接するカテーテルの壁
を変形させ、スリットの弁の表面を直接対向させずオリ
フィスを形成し、このオリフィスを通じて流体をカテー
テルの内外に流す。

本発明のＭ本市な１」的はカテーテルの挿入や長期間に
わたる静脈内への設置に起因する身体の血管の損傷を減
らし、炎症、血栓症及び敗血症のような複創１な症状を
防止できるよう非常に軟い、可撓性のある生物相溶性材
料から成る二方向弁を有するカテーテルを？１するにあ
る。

本発明の他の目的はカテーテルの閉α１Ａ（である先端
にｉｔ’ｉ合する取外し得る内部プッンユ部材を利用す
ることによって血管内に導入前進さけるこ占がてきる可
撓性２方向弁付き力テーブルをＩＬ）るにある。従って
取外し得る内部プソンユ、８ｋをカテーテルの閉端に押
しつけて力を加えることにより非常に軟い可撓性ある介
伺きカテーテルを血管内に導入前進させることができる
。

本発明の更に他の目的はカテーテルがねじれたり、破損
する恐れがなく、繰返し屈曲し、伸長し、ねじれる関節
部を横切って血管内に設置４できる二方向弁（＝Ｉきカ
テーテルをｉ′−）るにある。

本発明の伺加的目的は湾曲しても恒久的にねじれ又は変
形することなく、以前の形状を保柿し？１）る弾性保持
特性により恒久的にねじれることがないカテーテルを肖
るにある。本発明の他の１」的は故意に又は不随意に身
体を動かしたため皮Ｊｉのカテーテル挿入部が内外へ摺
動するのに抵抗するだけ強く伸長性があり、皮Ｆｆのハ
タテリアがカテーテル挿入部の支店の下に引き入れられ
ることがない２ノｊ向介イ（１きカテーテルを（シｊる
にある。

才だ本発明の目的は万−誤って引張っても外れるのに抵
抗する伸長し１″、する祠Ｐ１から１戊るカテーテルを
（１ノるにある。

本発明の他の１−１的は通常の生理学的状態下ではカテ
ーテル内に血液が逆流するのを防止し、カテーテルの先
１γ：１：に血液が蓄積されるのを防止し、カテーテル
に６１し体が流れるのを阻止する血６］１の形成を防止
するようにした２方向弁（＝ｌきカテーテルを１１する
にある。このようにして必要に応じカテーテルを不イ′
１動にし、引き出すことができる。

本発明の更に他の目的はカテーテルの後端が事故−Ｃ外
れた場合にカテーテルを通じて出血する１可能性をＩ’
Ｊｊ止したカテーテルを１Ｎ）るにある。

不発Ｉす］の更に他の１−」的は複り１１な感知測定装
置を必す２とし！ず、力う−゛−−チル端に逆流するよ
うに血液を流す必′Ｗなく、静脈の圧力を測定できる２
方向弁付きカテーテルを得るにある。

本発明の他の目的はカテーテルを配置した血管に流れる
血液のベンチュリ効果によってカテーテルの４ｉを開く
ことがないように弁の開放には１分な抵抗があり、従っ
てカテーテルの後’７ｉ６ｊが事故で外れた場合でも、
カテーテルを通じ一〇空気が血液の流の中に入る可能性
を減らした２方向Ｊｒ付きカテーテルを（肩るにある。

このようにして破局的な血管の閉塞を防止するこちがで
きる。

本発明の他の目的は長期間にわたり流入流出方向に何回
も繰返して開閉しても破損しない非；Ｑｊ、に柔軟な可
撓性材料から成る２方自弁令ｊきカテーテルを（号るに
ある。

本発明の他の目的は繰返しＪ１′を使用してし弁の表向
の恒久的な変形や、弁の表面の損傷に起因する弁の漏洩
や故障を生じない軟い弾性月利で製造したブｒを有する
カテーテルを得るにある。

本発明の更に他Ｑ、川」的は弁に良好な弾１／ｌ　復帰
１！Ｊ性をりえることにより、圧力差により介に隣接す
るカテーテルに変形を生ぜしめてｊ１１の表面を分ｊｉ
ｆＦし、一時的なオリフィスを生せしめ、このオリフィ
スを通じて流体を流出入させた後、圧力勾配を消失せし
めると直ちにカテーテルの壁は原位置に（Ｘｊ　９Ｍし
、ブ１゛は直ちに閉じ、血液又は身体の流体がカテーテ
ル内に逆流するのを防止した弁を自するカテーテルを１
１するにある。

本発明の他の目的は僅かな差圧でも作動し、カテーテル
の弁を通じて細胞要素を取出し、又は注入しても細＋１
ｃｊｌの生理学的作用を実質−Ｌ損ない、破壊し又は変
更することがない軟い、柔軟な生物相溶性材料から成る
２方向弁付きカブ・−チルを（守るにある。

本発明の更に他の１」的は化学的又は血液学的１）ｆ性
に影マＡ３を及ぼさず即し変更させることなく生物学的
流体を介を通して取出すことができる２方向弁イζ１き
カテーテルを（Ａするにある。

本発明の最後の［１的は製造するのに非常に簡（［１で
、この簡ＩＩ１．であることのため故障することなく長
期にわたり１幾１１Ｌする２方向弁（＝Ｉきカテーテル
を（シするにある。

図面につき本発明の実施例を次にＪ））明する。

実　施　例 本発明の原理は第１〜４図に示すように２方向弁１０を
有するカテーテルに具体化したｉ１４合に′１０に自効
である。Ｅ７ｉ’ｌ（］はシリコンラバーのような面・
１久性ある可撓性で生物相溶性材料で製造したカテーテ
ル１２内に配置される。代表的にはこのカテーテル端料
の硬度は１００　ンユＹ１メータ硬度以下であり伸びの
％は７００　まてである。好適な祠）ｌ：１はミノガン
州ブトトランドのタウコーニング社から商品名ｒｓＩＬ
ＡｓＴＩｃ−＋で市販されでいる約５９ジユロメータ硬
度のシリコンラハー管がある。カテーテルＩ２を一部透
明にするのが好適であり１、−れ（、′より１）ｊｌ；
床入はカテーテル内に気泡又は血液があるこ１七確１認
することがてきる。カテーテル１２の先☆Ｈ：：１８を
閉じ対称的に丸くするのがよい。反対關；に内部ブンユ
２０を設けることができ、これにまりカテーテルを流体
源に連結するだめのアクブク（図示せず）を取付けるこ
とができる。

カテーテル１２は比較的外径が小さいから、血管や周囲
の組織に（ｎ傷を与えることなく鎖骨ド血管のような血
管に容易に挿入することがてきる。このためにはカテー
テルの夕ＬｉＭは３．１８　ｎｕｌｌ（０，１２５イン
チ）を越えない必便がある。カテーテルの内径は一１分
人きくし、ト分早い速度で溶液を流し、必要なｌの栄養
素又は桑剤が供給されるようにする。

適当なカテーテルの例としては外径２．２６１１１ｍ　
（０，０８！］インチ）、内径１．：１２＋口ｍ　（０
，０５２インチ）及び外径］、　７．’＋　ｆｌｌｌｌ
ｌ　（［１，Ｏｆｉ！］　インチ）及び内径１．１４ｍ
ｍ　（０，０４５イン−ｆ）更に外ｆ：％］、、５２印
（０，０（ｉインチ）及び内径１、０２　ｎｕｎ　（０
，０４インチ）である。これより−１ｉ　、Ｊ入さい外
径及び内径のカテーテルでもよい。

カテーテルの本１訃）が軟く、柔軟性があるため、カテ
ーテルを挿入ずろためには、カテーテル１２の閉Ｉ）ｉ
ｉｉ　ｌ　８に１（ｌｒ合する取外しく、ｒ７る内部ブ
ツシュ、部材１６を利用ずろ必すがある。内部プッンユ
部材１６に加えた力によって、このブツシュ部材の先端
をカテーテル１１２の閉り：１：に抑しつけ、この閉端
から前進させる。このようにしてこのカテーテルを血管
又はその他身体の間隔に容易に前進させることができる
。プソンユ部ｉ、ｊ’　１　Ｇの後端を端部キャップ２
６に固着し、この端部キャップを第１図に示すようにカ
テーテル１２の末端にこの端部キャップを嵌着し、挿入
操作中、カテーテルの閉端にブツシュ部＋４１ｔ：の先
端を衝合する。このようにしてプ・ンン；・部＋４によ
ってカテーテル端１Ｂを不注意で挿入するのを防止する
。

このカテーテル１２は短期又は長期の脈管の治療、栄養
補給又は胆管の処置に使用するこ吉がてきる。

しかし、超過圧力の開放又は他の脈管以外の問題の治療
にも使用することがＣきる。本発明の１１１もの用途に
ついては当業考には明らかである。しかし、ここでは脈
管に適用した場合を説明する。ｌＪ定の用途には関係な
く、カテーテルＩ２は挿入位置から治療によって悪影響
を受けない丈１′分人きい；１γ１当な血管まて十分長
いことが必要である。

Ｔ　Ｄ　Ｍ　Ａ　Ｃ・＼バリンのような抗凝固−１１物
ｒｔをこのカテーテルの内外に被首し、カテーテルの表
面に血ａＪｆが形成されるのを防止することができる。

しかし、本発明のカテーテルは抗凝固性物質を設けなく
ともよい構造である。

カテーテルの先端１８に近いカテーテルの壁をりＪって
形成した単一の直線状スリット２４によってこのカテー
テル１２に２方向弁１０を形成する。このようにしてカ
テーテルを局部的に弱くし、カテーテルの内外に部分な
差圧が作用した時、この弁の（＝ｌＩ近のカデーテ）ｐ
　ｊ％’（が変形し、弁の２個の表面が完全に接触せず
メリフィスを形成し、これを伸（じで流体をカテーテル
の内外に流す。従一つで第４１］図に示すように、流体
圧力がカテーテルの内側て夕ｉ、　（ｌｌｌより所定圧
力だ（〕高いと、ブｉ’　ｌ　［］は外方に開く。カテ
ーテルの内部に吸引圧力即ら負圧が作用すると、カテー
テルの外側の圧力は内側の圧力より高くなる。この差圧
が所定圧力より高くなると、第１１〔２図に示すように
、弁１０の区域のカテーテルの壁が一部又は完全に内方
に変形し、弁の表面が完全に接触せず１．ｌリフイスを
形成し、カテーテルから流体を引出す。

通常の生理−７的状態下では、このカテーテル弁は第４
ａ図に示すように閉じている。したがで、カテーテル１
２の末端即ぢ後鍋：が外れた場合でも、大気圧によって
ブ「−をｊＴｉじて空気をカテーテルから血液の流の中
に入れることはなく、血液が逆流することもない。同様
に、この弁を設けたカテーテルの先端側に流れる血液の
ベンチュリ効果は空気をカテーテルから血液の流れの中
に流入させろ稈大きくない。

カテーテル１２を弁１０の伺近で取扱うのがｖｒ　：＋
：：に望ましく、特にカテーテル壁を横切る圧力勾配を
加えることによって一層変形し易くカテーテル（Ａイ′
］１を局部的に弱く柔軟にしている弁の表面でこのカテ
ーテル１２を生物相溶性化学物質によ−１て処理するの
が望ましく、このようにしてカテーテルの弁の作用が容
易になる。この化学物質とし−（“適当なものはダウコ
ーニング社からｒ　１．１　（ｌ　ｖｒ　［貰＋ｒｎｉ
ＢＦ　ｌ　ｕ　＋　ｄ　３６０　Ｊの名で市販され−Ｃ
いるジメチルンＤキ勺ン含有材イ３）がある。この化学
物質をＪｉ゛の表面と周囲の内外カテーテル壁に少なく
とも１分間加えることによって十分なンメチノ１ンロキ
ザンる：シリコンカテーテル壁に局部的に吸収させ、長
期間にわたり、弁の近くのカテーテル壁を弱くする。

このようにしてカテーテルの処理した部分を一層柔軟性
にし、カテ−テル壁を横切−って圧力勾配を加えること
によって−））“ビ１容易に変形させる。ＩＵＩＪしこ
の化学物質てカテーテルを処理した後は、処理しなかだ
場合より小さい圧力勾配で、弁を開き、カテーテルを通
してｂ）ワ体を外方に流すことができる。同様に、カテ
ーテル壁を内方に変形させ、弁の表面を完全、に松触さ
せず、生じたオリフィス４通して流体をカテーテル内に
流すのに、一層少ない負圧又は吸引圧力で行なうことが
できる。このようにして２ｈ向ブ「をイ」するカテーテ
ルの基本的な４ε作用を容易にし、弁を通しで注入され
た赤血球又はその他の細１抱要素を損傷する可能性を減
少させることができ、弁の寿命を増大する。例えば内径
］、：１２＋皿（０，０５２インチ）、！Ａ径２，２６
１１１ｎ（（１，０ε（ｊ（インチ）、ブｐの表面の長
さ：１．１７５　冊Ｉ（０，１２４＋インチ）のＳ　Ｉ
　Ｉ−ΔＳ　ｉ−Ｉ　Ｃ管を、２５℃での粘度１０旧：
８のポリシメチルンロキサンの液体中に５分間浸ｌＬ′
ｊシ、２７！ｉ　ｎｕｎ　（１１インチ）の水銀柱負圧
と、１５２．４　ｍｍ　（（ｉインチ）の水柱正圧とを
加えた時、このスリットの弁が開く。同様の管で６．３
ｍｍ　（０，２５インチ）の弁の表面の長さの場合には
２４１、３　ｍｍ（９，５インチ）の水銀柱負圧と、７
：１．０：Ｉ　ｍ口ｊ（２，８７５インチ）の水柱正圧
とを加えた時、この弁か開いた。

神々の管のｔ、１利及び寸法について必要なん望するス
リット長さは実験的に定めることが−Ｃきる。

７ｆｉ、　２〜５０ｇ　＋ｎｍ　（３〜２０インチ）水
銀栂圧力の負圧を一１〕えた時開くようなスリット４１
没けるのが望Ｊニジいことがわかった。このようなスリ
ットは適切な正圧で開いてカテーテルから流体を流すが
、同時に１−１述したように希望しないのに開くことが
ＩＩＪ月１−される。

ｆｒ、述したように、このカテーテル］２（Ｊ中心又は
周縁の脈管の適用部に−・時的又は恒久的に挿入される
。栄養補給のような一時的または恒久的な中心脈管の適
用部に使用した時は、本願人の米１１・ｌ　４．１ｉ許
第４３２７７２２号に開示された方法と装；１゛１“が
このカテーテルを身体の適当な血管に指向させるのに適
している。カテーテルの閉端に神１合する内部ブツシュ
部材を利用して外力をカテーテルの閉☆；１：に加え、
軟いｆ：軟なカテーテルを血管の中に入れることは上述
した通りである。

２方自弁をｆｌするこのカテーテルは脈管システムに挿
入中、臨床医がカテーテルの弁を通じて周期的に血液を
引出すことができ、カテーテルの先箱；は血管の中に留
まる。一方弁を具えた上述のＳ■■７ΔＳ　ＴＩ　Ｃカ
テーテルではこのことは不可能である。

カテーテル１２を適当な脈管又は他の管内に設置すると
、治療襲又は栄養剤を弁１０を通じて身体に注入するこ
とができる。しかし、カブ−チル１２内の圧力が臨床医
又は治療具によって弁が開く圧力まで高められるまて、
弁は閉じたままであり、従っでカテーテルを通じて空気
が身体に入るのを防止し、更に血液ぞの他の流体が身体
からカテーテルに入るのを１υノ止する。こるようにし
てカテーテル内に逆流するのを防止するように弁がプリ
セットされていないと生ずる出血を防止することができ
る。同様に、カテーテル内に血餅が生ずるのを防止する
。血６）ｆができるとカテーテル内のいずれの方向につ
いても流体の流れが阻止される。この脈管システム内で
の血液の自然のベンヂュリ効果は弁を開かせる程は多く
ない。

流体を供給しなければならない時、ｒ１！：：床入は適
当なポンプ又は注射器によって、又は流体、栄養剤又は
治療液の容器を高く」−げて水柱で約２　（］　３　ｍ
ｍ（８インチ）のブｒの開放圧力を超える静水圧ヘッド
をあたえることによりカブ−デル内の流体圧力を高め、
スリットによる弁に隣接するカテーテルの壁を外方に変
形させてスリットを聞き、第４ｂ図に示すようにこの弁
を通じて流体を流す。

カテーテルを注入した患者の脈管圧力を決定するために
は、流体の流れを開始するか停止されるまで流体の容器
を上げ又は下げる。代案として、流体を圧力計の管に注
入して平衡状態に達するようにしてもよい。容器高さ又
は圧力計によって定まる静的圧力を測定する。次に弁の
所定の開放圧力を差引き、複雑高価な技術を要せず、未
熟練者でも中心脈管圧力を容易に言１算することが−Ｃ
き、面倒な感知装置、測定装置が不ザであり、カテーテ
ル内に血ｆｉ１１を生ずる付随する危険なくカテーテル
の内部に血液を流入させることができる。この方法を利
用すればカテーテルが故障する恐れなく中心脈管圧力を
連続的に（シ；１視することができる。

静脈内の流体の算器が空になり、弁を開いて置くに十分
な圧力が１ｉｉ（（なた時、この弁は自動的に確実に閉
じる。したがった、空気による血栓の危険は防止される
。同＋；１＋に、涼体源が乾燥に向っＣいる時生ずるカ
テーテル内への血液の流入の危険が川（くなる。

血液の試Ｆｌを血管から取出す８髪がある場合には注射
器などによっ゛ＣＣカテーテル吸引する。十分な真空圧
力をａｌｊえた時、上述したように化学的に処理された
弁に１！＃＋Ｘするカテーテルの壁を変形させＩｊｒＪ
ら内方に変ノはさせ、ブｒの表面を互に正確に位置させ
ず、即しオリフィスを形成し、流体を容易に引出すこと
ができる。例として、内径１．３２ｍｍ（（１，０：ｉ
２　インチ）、外径２．２［ｉ　ｎｎｎ　（０，０１１
９インチ）、弁の表面長さ：１．０７５１１ｍ　（０，
１２５インチ）の５ＩＬＡＳ　Ｔ　Ｉ　Ｃ管を使用して
、２５°で粘度１０ｃｓのポリジメチルンロキザン内に
この管を浸１０した場合、２７９．４　ｍｍ　（１１イ
ンチ）水銀柱負圧と１５２．４　ｎｏｎ　（６インチ）
水柱正圧とが加ってスリットＪ！＋１ぢ介が開いた。同
様の管で弁の表面長さ６．３５　ｍｍ　（０，２５イン
チ）の場合、２４１．３　ｎｕｎ　（９，５インチ）水
銀柱負圧と７３．０３　ｍｍ　（２，８７５インチ）水
柱正圧とが加った時、ス！Ｊ　ノドｆｊｆｌぢ弁が開い
た。これは第４〔１図のように生じた。成る状況下では
流体をカテーテル内に入れるのを容易にするため、いわ
ゆるＵ）＼ンプ（ｂｕｍｐ）−１を５えるのが望まして
ことがある。しかし、これはあくまでも臨床医の１′１
月ＩＪ１による。ここに「ハンプ」とは迅速に十分な負
圧を与えて、ブｒに隣接するカテーテルを完全に内方に
変形させることを意味する。この状ｊホでは、カテーテ
ルの弁を通じて流体は引出されない。しかし、吸引を釈
放すると、カテーテルの壁は円筒形になり始めろ。この
形状の変化中、弁の表面は分離し、オリフィスを生じ流
体を容易に引出すことができる。

弁の周りに凝血を生ずることなく、長期間にわたり、カ
テーテル１２とその弁ＩＯとを身体内の閉じた位置にｉ
、１〔持することができる。抗凝固性物質を設けるか設
けないかは炬火な問題である。しかし、本発明によれば
カテーテルの内部にす血を生ずるのを防止するようにし
てカテーテルに流体を連続的に流す必要はないし、又抗
凝固性物質で周期的にカテーテルを洗浄する必要がない
。血液の凝血を生ずるとＩＩＩＫ管内の溶液の流を阻止
すると共に、バクテリヤの発生個所となり敗血症になる
恐れがある。

上述したと、二ろは本発明の一例を示すに過ぎず、本発
明は−Ｌ１許請求の９・ｉ開山て神々の変更を加えるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は２方向弁を有する本発明カテーテルの一部断面
図、 第２図は内部Ｅｌｌ造を示すため一部を切除した第１図
のカテーテルの部分拡大図、 第３図は第１図のカテーテルのｊ：；Ｉｓ部分拡大図第
４ａ、４ｂ　及び４１図はブｒが閉じた状態及び作動し
た状態を示す第３図の４−４線上の断面図である。 １０・・・２方向弁　１２・・・カテーテル１６・・・
内部ブツシュ部材　１８・・・先端又は閉端２０・・内
部ブンユ　２４・・スリブＩ・２６・・・端部キャップ
。 手　続　補　正　書 昭和５１）年７月２ｆｉ日 特５′［庁長官　志　賀　半数 ２、発明の名称 ２方向弁付き力チーミル ：３．補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　ムーアヘッド・ホスピタル・− プロダクツ・インコーボレーフノト ４代理人 ５、補正の対象　図　面 ［１袖正の内容（別紙の通り） 図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ジュロメータ硬度１００以下の弾性可撓性祠付か
   ら成り　一端を閉じた管状のカテーテルであって、この
   カテーテルの壁に形成され辿゛畠は閉じた弔−の直線状
   のスリットから成る２方向介を具え、このカテーテルの
   内外に所定の差圧を生じた時、このスリットのイ（１近
   のカテーテルのＩ＋、’！ｌを変形させ−Ｃ一時的にオ
   リフ、イスを生ぜしめここを経て流体を注入流出させｉ
   Ｌ）る長さに前記スリットを形成したことを特徴とする
   ２方向弁イ」きカテーテル。 ２、　ジクロメータ硬度１００以下のシリコンラバーで
   ＋ｉＱ記力デーデルを形成し、たも許請求のＱＭ囲第１
   項に記載のカテーテル。 ；３　ジュロメータ硬度綿５９のシリコンラバーて前記
   カテーテルを形成した特許請求の範囲第１項に記・戎の
   カテーテル。 ４、ｎｉ＋記２方向弁の作用を容易にするためブトの区
   域のカテーテルの壁をジメチルシロキツンで処理して弱
   くし一層柔軟にした′１！ｉ許請求の範囲第１項に記載
   のカテーテル。 ５、　外径２．２６ｍｍ　（０，０８９インチ）、内径
   １．３２ｍｍ（０，０５２インチ）、弁の表面の長さｆ
   ｉ、３５ｍｍ（０２５インチ）のカテーテルをシメチル
   シロキザンに約５分間浸漬した特許請求の範囲第３項に
   記載のカテーテル。 ６　ジクロメータ硬度１００以下の弾１イ１祠ネＳ）か
   ら成る弾性の端部を閉じた管から成り１．−の管の側（
   Ｖの単一の直線状に延びるスリブｌ−を具え、このカテ
   ーテルの内外に所定の差圧が生した時前記側壁を変形さ
   せて内方又は外方に変形させ、対向するスリンブトの表
   面を完全に接触させずこのスリットを通して前記カテー
   テルの内外に流体を流入及び流出させ、前記カテーテル
   内にあって閉した前記１γｉｌ！　１ｌｌｓに衝合する
   十分な剛強性の可撓性ワイヤ状部側を設け、押圧力をこ
   のワイヤ状部側に加えてカテーテルの前記端部にこのワ
   イヤ状部（」を押しつけて前記カテーテルを挿入すべき
   血管に前記力テーブルを前進後退させることを特・微と
   する患者の血管に挿入するカテーテル。