JPH05185703A - 熱転写プリンタのインクリボン走行方法および熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタのインクリボン走行方法および熱転写プリンタ

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JPH05185703A
JPH05185703A JP485292A JP485292A JPH05185703A JP H05185703 A JPH05185703 A JP H05185703A JP 485292 A JP485292 A JP 485292A JP 485292 A JP485292 A JP 485292A JP H05185703 A JPH05185703 A JP H05185703A
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JP
Japan
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ink ribbon
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platen
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transfer printer
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Withdrawn
Application number
JP485292A
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English (en)
Inventor
Takashi Maruyama
貴史 丸山
Koichi Umeki
浩一 梅木
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字に供されないインクリボンの送出を除去
して、ランニングコストを低減するとともに、印字速度
の高速化を図ることのできる熱転写プリンタのインクリ
ボン走行方法および熱転写プリンタを提供する。 【構成】 プラテン3に対して接離自在とされたサーマ
ルヘッド8と、リボンカセットに巻回されているインク
リボンを走行させる巻取り機構12と供給機構13とか
らなるインクリボン走行装置とが搭載されたキャリッジ
6を、プラテン3に沿って往復動し得るように形成され
た熱転写プリンタ1において、前記供給機構13に、印
字行中に印字空白領域がある場合には、その印字空白領
域で前記サーマルヘッド8とプラテン3との当接を保持
した状態でインクリボンの送給を停止させる停止手段3
7を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドの発熱
により所定の文字等の画像を用紙等の記録媒体に印字す
る熱転写プリンタのインクリボン走行方法および熱転写
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラテンの前方に用紙等の記録
媒体と熱溶融性インクを塗工させたインクリボンとを支
持しておき、複数の発熱素子を配列させたサーマルヘッ
ドをキャリッジとともにプラテンに沿って往復動させな
がら、印字信号に基づいて前記サーマルヘッドに整列配
置されている発熱素子を印字情報に基づいて選択的に発
熱させることにより、用紙等の記録媒体上に所望の文字
等の画像の印字を行う熱転写プリンタが、高印字品質、
低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性等の理由によ
り、コンピュータ、ワードプロセッサ等の出力装置とし
て多用されている。
【0003】そして、このような熱転写プリンタは、サ
ーマルヘッドとプラテンとが当接した状態でキャリッジ
を移動させ、サーマルヘッドとプラテンとにより挟持さ
れたインクリボンはキャリッジの移動とともに、キャリ
ッジの移動距離と等しいインクリボンを送出するように
なっている。
【0004】したがって、1行の印字を行う場合に、1
行の先頭の印字桁と後尾の印字桁の途中に印字空白領域
(スペース)がある場合でも、先頭から後尾まで統べて
の印字桁に亘りインクリボンが送出されていた。
【0005】しかし、前述したように、1行の先頭の印
字桁と後尾の印字桁の途中に印字空白領域(スペース)
がある場合でも、インクリボンを先頭から後尾まで統べ
ての印字桁に亘り送出すると、インクリボンの消費量が
多く、他の方式によるプリンタ、例えば、インクジェッ
ト、ワイヤドット等のプリンタに対してランニングコス
トの増加を招くという問題があった。
【0006】そこで、ランニングコストを低下させるた
めに、種々の方法が提案されている。
【0007】このランニングコストを低下させるための
方法としては、主に2方面からの研究がなされており、
一方はインクリボンの研究であり、例えば、ワンタイム
インクリボンと称される1回しか印字ができないインク
リボンに対して、複数回の印字が可能なマルチタイムイ
ンクリボンが知られている。他方はプリンタのインクリ
ボンの走行装置に関する研究であり、例えば、特公昭6
2−38154号公報に記載されているように、1行の
先頭の印字桁と後尾の印字桁の途中に印字空白領域(ス
ペース)がある場合に、その印字空白領域においては、
サーマルヘッドをプラテンから離間させるとともに、イ
ンクリボンの送給を停止するようにした熱転写プリンタ
が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の熱転写プリンタにおいては、1行に印字を行う
場合に、1行の先頭の印字桁と後尾の印字桁の途中に印
字空白領域(スペース)があると、その印字空白領域に
おいては、サーマルヘッドをプラテンから離間させると
ともに、インクリボンの送給を停止するようにした熱転
写プリンタにおいては、無駄なインクリボンの消費を防
止することはできるものの、1行の先頭の印字桁と後尾
の印字桁の途中の印字空白領域(スペース)を通過する
毎にサーマルヘッドのプラテンに対する接離動作を行わ
ざるを得ず、このサーマルヘッドのプラテンに対する接
離動作により印字速度が遅くなり、特に、近年の印字速
度の高速化という要求に対して追随できないという問題
点があった。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、前述した従来のものにおける問題点を克服し、
印字に供されないインクリボンの送出を除去して、ラン
ニングコストを低減するとともに、印字速度の高速化を
図ることのできる熱転写プリンタのインクリボン走行方
法および熱転写プリンタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明の熱転写プリンタのインク
リボン走行方法は、熱転写プリンタのインクリボン走行
方法において、印字行中に印字空白領域がある場合に
は、その印字空白領域においてはサーマルヘッドとプラ
テンとの当接を保持した状態でインクリボンの送給を停
止させることを特徴としている。
【0011】また、請求項2に記載の本発明の熱転写プ
リンタは、プラテンに対して接離自在とされたサーマル
ヘッドと、リボンカセットに巻回されているインクリボ
ンを走行させる巻取り機構と供給機構とからなるインク
リボン走行装置とが搭載されたキャリッジを、プラテン
に沿って往復動し得るように形成された熱転写プリンタ
において、前記供給機構に、行中に印字空白領域がある
場合には、その印字空白領域で前記サーマルヘッドとプ
ラテンとの当接を保持した状態でインクリボンの送給を
停止させる停止手段を設けたことを特徴としている。
【0012】
【作用】前述した構成からなる本発明の熱転写プリンタ
を本発明の熱転写プリンタのインクリボン走行方法に沿
って動作させることにより、印字行中に印字空白領域
(スペース)がある場合に、この印字空白領域におい
て、サーマルヘッドをプラテンに当接させた状態で、イ
ンクリボンの走行を、送給機構に設けた停止手段により
確実に停止させることができるので、印字空白領域でイ
ンクリボンが未使用で消費されるという不都合を除去す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図5につい
て説明する。
【0014】図1は本発明の熱転写プリンタの一実施例
の全体構成の概略を示す斜視図であり、図2は巻取り軸
の縦断面図であり、図3は巻取り機構を示す要部の斜視
図であり、図4は送り出し軸の縦断面図であり、図5は
供給機構を示す要部の斜視図である。
【0015】図1に示すように、本実施例の熱転写プリ
ンタ1は、フレーム2のほぼ中央部には、平板状のプラ
テン3がその印字面がほぼ垂直となるように配設されて
おり、前記フレーム2の前記プラテン3の前側下方に
は、ガイドシャフト4が前記プラテン3と平行に配設さ
れている。また、前記フレーム2の前端縁には、フラン
ジ状のガイド部5が形成されており、前記ガイドシャフ
ト4および前記ガイド部5には、キャリッジ6が取付け
られている。そして、前記キャリッジ6は、図示しない
1対のプーリに巻回されている駆動ベルト7を図示しな
いステッピングモータにより駆動させて、前記ガイドシ
ャフト4およびガイド部5に沿って往復動自在に駆動さ
れるようになっている。
【0016】前記キャリッジ6の先端部には、前記プラ
テン3に対向するようにして、前記プラテン3に適宜な
機構で接離自在とされたサーマルヘッド8が取付けられ
ており、前記キャリッジ6の上面には、インクリボンを
収納し、このインクリボンを前記サーマルヘッド8とプ
ラテン3との間に案内するリボンカセット(図示せず)
が装着されるようになされている。
【0017】また、前記プラテン3の後方には、用紙
(図示せず)をプラテン3の前方に送る用紙挿入口9が
形成されており、前記用紙挿入口9部分には、所定速度
で前記用紙を搬送する紙送りローラ10が配設されてい
る。この紙送りローラ10の下方には、この紙送りロー
ラ10に圧接される圧接ローラ11が回転自在に配設さ
れており、前記紙送りローラ10とこの圧接ローラ11
との間に用紙挿入口9から挿入される用紙を挟持して搬
送されるようになされている。
【0018】また、前記キャリッジ6には、インクリボ
ン走行装置として、巻取り機構12と供給機構13とが
配設されており、インクリボンを図中矢印A方向に走行
させるようになっている。
【0019】前記インクリボン走行装置についてさらに
説明する。
【0020】前記巻取り機構12は、図2および図3に
示すように、巻取り軸14を有している。この巻取り軸
14の下端部には、外方に突出する支持フランジ15が
一体に形成されているとともに、巻取りギア16が前記
巻取り軸14と独立して回転自在に遊嵌されている。ま
た、前記巻取りギア16の下面側と前記巻取り軸14の
支持フランジ15との間には、スリップ機構としてのフ
ェルト17が介設されており、前記巻取り軸14の上端
部には、前記キャリッジ6の上面に露出して前記リボン
カセットの巻取り孔(共に図示せず)に係合される巻取
りボビン18が固着されている。この巻取りボビン18
の外周面には、3個の係合爪19が周方向3等分位置に
突出形成されており、前記巻取りボビン18の下面に
は、環状の保持溝20が形成されている。前記巻取り軸
14の外周側には、上端部が前記巻取りボビン18の保
持溝20に保持されるとともに、下端部が前記巻取りギ
ア16の上面に当接される付勢ばね21が配設されてい
る。この付勢ばね21の付勢力により、前記巻取りギア
16を前記フェルト17を介して前記巻取り軸14の支
持フランジ15に圧接させるようになされている。
【0021】また、前記巻取りギア16には、インクリ
ボンの巻取りモータ22の回転軸23に固着された駆動
ギア24が噛合されており、前記インクリボンの巻取り
モータ22の回転駆動により前記駆動ギア24を回転さ
せ、前記巻取りギア16を回転させることにより、前記
巻取りギア16の付勢ばね21の付勢力により生じるフ
ェルト17の摩擦力により、この回転駆動力を前記巻取
り軸14に伝達するようになされている。
【0022】なお、前記巻取り機構12は種々の公知の
もでよく、特に、本実施例に限定されるものではない。
【0023】また、前記供給機構13は、図4および図
5に示すように、送り出し軸26を有している。この送
り出し軸26の下端部には、外方に突出する支持フラン
ジ27が一体に形成されているとともに、フリクション
プレート28が遊嵌されている。また、前記フリクショ
ンプレート28の下面側と前記送り出し軸26の支持フ
ランジ27との間には、スリップ機構としてのフェルト
29が介設されており、前記送り出し軸26の上端部に
は、前記キャリッジ6の上面に露出して前記リボンカセ
ットの送り出し孔(共に図示せず)に係合される送り出
しボビン30が固着されている。この送り出しボビン3
0の外周面には、3個の係合爪19が周方向3等分位置
に突出形成されており、前記送り出しボビン30の下面
には、環状の保持溝20が形成されている。前記送り出
し軸26の外周側には、上端部が前記送り出しボビン3
0の保持溝20に保持されるとともに、下端部が前記フ
リクションプレート28の上面に当接される付勢ばね2
1が配設されている。この付勢ばね21の付勢力によ
り、前記フリクションプレート28を前記フェルト29
を介して前記送り出し軸26の支持フランジ27に圧接
させるようになされている。
【0024】また、前記送り出し軸26の支持フランジ
27の外周部には、適宜な形状の複数の鋸歯状の歯部3
1がインクリボンの送出を停止させる方向に形成されて
いる。そして、キャリッジ6の適宜な位置に突設された
図示しない支軸に回動自在に支持されているベルクラン
ク状のロックレバー32の一方のアーム32aに形成さ
れた鋸歯状の歯部33と前記送り出し軸26の支持フラ
ンジ27の外周部に形成された歯部31とが相互に対向
されて配設されており、互いに噛合されるようになって
いる。さらに、このロックレバー32の他方のアーム3
2bには、適宜な位置に配設されていて印字情報から印
字領域と印字空白領域とを検知する制御回路を有する制
御部34の指令により動作するソレノイド35が固着さ
れており、ロックレバー32の各アーム32a,32b
の基部の連結部の枢着点36を中心として、前記ロック
レバー32の一方のアーム32aに形成された歯部33
を前記支持フランジ27の外周部に形成された歯部31
に対して接離自在となるように揺動自在にされている。
そして、全体として、インクリボンの送出を停止させる
停止手段37となされている。
【0025】なお、停止手段37はインクリボンの走行
を一時的に停止できるもので有ればよく、特に、本実施
例に限定されるものではない。さらに、停止手段37は
巻取り機構12に設けてもよい。
【0026】また、前記フリクションプレート28に
は、径方向外側に向かって適宜な形状の突起38が突設
されており、この突起38は、図1に示すように、前記
キャリッジ6に設けた係合凹部39と係止され、このフ
リクションプレート28の回転を防止させている。
【0027】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用を本発明方法とともに説明する。
【0028】図6は1行における印字領域と印字空白領
域(スペース)とを示す模式図である。
【0029】図6の領域AAはサーマルヘッド8がプラ
テン3に当接した状態でキャリッジ6が移動して、サー
マルヘッドを駆動させて用紙等の記録媒体上に印字を行
う印字領域であり、領域BBはサーマルヘッド8がプラ
テン3に当接した状態でキャリッジ6が移動して、サー
マルヘッド8を駆動させずに用紙等の記録媒体上に印字
がなされないようにされている印字空白(非印字)領域
である。
【0030】まず、印字領域におけるインクリボンの走
行について説明すると、印字指令により、キャリッジ6
が移動するとともに、サーマルヘッド8がプラテン3に
対して当接されて、さらに、インクリボン走行装置が駆
動される。
【0031】そして、インクリボン走行装置の巻取り機
構12においては、インクリボンの巻取りモータ22が
駆動され、巻取りギア16と巻取り軸14を介して巻取
りボビン18が回転することでリボンカセット内のイン
クリボンが走行可能とされる。一方、インクリボン走行
装置の供給機構13においては、印字情報から印字領域
と印字空白領域とを検知する制御回路を有する制御部3
4の指令により、ソレノイド35が動作し、ロックレバ
ー32を図5中反時計方向に揺動させる。これにより、
支持フランジ27の外周部に形成された歯部31と、ロ
ックレバー32の一方のアーム32aに形成された歯部
33とが確実に離間状態とされる。すると、供給機構1
3の送り出しボビン30のインクリボンの走行方向への
回転が可能となり、巻取り機構12の巻取りボビン18
の回転により、インクリボンが走行されることとなり、
印字情報に基づいて印字がなされることとなる。
【0032】つぎに、印字空白領域におけるインクリボ
ンの走行について説明すると、印字情報から印字領域と
印字空白領域とを検知する制御回路を有する制御部34
の指令により、ソレノイド35が前述したのと逆方向に
動作し、ロックレバー32を図5中時計方向に揺動さ
せ、支持フランジ27の外周部に形成された歯部31
と、ロックレバー32の一方のアーム32aに形成され
た歯部33とが噛合し、供給機構13の送り出し軸26
の上端部に配設された送り出しボビン30のインクリボ
ンの走行方向への回転がロックされ、インクリボンの走
行が停止される。
【0033】つぎに、印字空白領域からつぎの印字領域
にキャリッジが移行した場合におけるインクリボンの走
行について説明すると、前述した印字領域におけるイン
クリボンの走行と同様に、インクリボン走行装置の供給
機構13においては、印字情報から印字領域と印字空白
領域とを検知する制御回路を有する制御部34の指令に
より、ソレノイド35が動作し、ロックレバー32を図
5中反時計方向に揺動させる。これにより、支持フラン
ジ27の外周部に形成された歯部31と、ロックレバー
32の一方のアーム32aに形成された歯部33とが確
実に離間状態とされる。すると、供給機構13の送り出
しボビン30のインクリボンの走行方向への回転が可能
となり、巻取り機構12の巻取りボビン18の回転によ
り、インクリボンが走行されることとなり、印字情報に
基づいて印字がなされることとなる。
【0034】このように、本実施例によれば、インクリ
ボン走行装置の供給機構13に、印字情報から印字領域
と印字空白領域とを検知する制御回路を有する制御部3
4の指令により動作するソレノイド35を介して、供給
機構13の送り出しボビン30のインクリボンの走行方
向への回転をON−OFFさせることができるので、従
来と異なり、印字空白領域でのインクリボンの不必要な
消費を確実に防止するとともに、ランニングコストも低
減することができる。そして、サーマルヘッド8は印字
領域と印字空白領域との境界で接離動作をさせる必要が
なく、接離動作時間を削除することができる。
【0035】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱転写プリ
ンタのインクリボン走行方法および熱転写プリンタによ
れば、1行中に印字領域と印字空白領域が混在する場合
に、サーマルヘッドがプラテンに対して当接した状態を
保持させるとともに、印字空白領域における印字に供さ
れないインクリボンの消費を確実に防止することができ
るので、サーマルヘッドの接離動作による印字速度の低
下という従来の不都合を確実に除去することができ、さ
らに、インクリボンの消費量を従来より格段に削減する
ことができ、ランニングコストも確実に低減できるとい
う極めて優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写プリンタの一実施例の全体構成
の概略を示す斜視図
【図2】巻取り軸の縦断面図
【図3】巻取り機構を示す要部の斜視図
【図4】送り出し軸の縦断面図
【図5】供給機構を示す要部の斜視図
【図6】1行における印字領域と印字空白領域とを示す
模式図
【符号の説明】
1 熱転写プリンタ 3 プラテン 6 キャリッジ 12 巻取り機構 13 供給機構 26 送り出し軸 27 支持フランジ 30 送り出しボビン 31 歯部 32 ロックレバー 32a,32b レバー 33 歯部 34 制御部 35 ソレノイド 36 枢着点 37 停止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写プリンタのインクリボン走行方法
    において、印字行中に印字空白領域がある場合には、そ
    の印字空白領域でサーマルヘッドとプラテンとの当接状
    態を保持した状態でインクリボンの送給を停止させるこ
    とを特徴とする熱転写プリンタのインクリボン走行方
    法。
  2. 【請求項2】 プラテンに対して接離自在とされたサー
    マルヘッドと、リボンカセットに巻回されているインク
    リボンを走行させる巻取り機構と供給機構とからなるイ
    ンクリボン走行装置とが搭載されたキャリッジを、プラ
    テンに沿って往復動し得るように形成された熱転写プリ
    ンタにおいて、前記供給機構に、印字行中に印字空白領
    域がある場合には、その印字空白領域で前記サーマルヘ
    ッドとプラテンとの当接を保持した状態でインクリボン
    の送給を停止させる停止手段を設けたことを特徴とする
    熱転写プリンタ。
JP485292A 1992-01-14 1992-01-14 熱転写プリンタのインクリボン走行方法および熱転写プリンタ Withdrawn JPH05185703A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408