JPH0518539U - 離脱装置 - Google Patents

離脱装置

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JPH0518539U
JPH0518539U JP1456791U JP1456791U JPH0518539U JP H0518539 U JPH0518539 U JP H0518539U JP 1456791 U JP1456791 U JP 1456791U JP 1456791 U JP1456791 U JP 1456791U JP H0518539 U JPH0518539 U JP H0518539U
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竜太 関根
良一 小納
和彦 大関
晋一 西垣
浩司 神原
敏幸 宝
克哉 鈴木
栄一 布施
康弘 植田
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、装置全体の構成の簡略化を図り、構
成部品数を低減して全体の小形化を図ることを最も主要
な特徴とする。 【構成】留置部品2におけるカテ−テル1側との連結部
にカテ−テル1側の保持部6との連結解除形状を記憶さ
せた形状記憶樹脂材料によって形成された突出部9を設
けるとともに、シリンジ4から供給される温水によって
突出部9を加熱してこの突出部9の形状を連結解除形状
に復帰させて留置部品2をカテ−テル1側から離脱させ
ることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は手元側から離れた位置で保持されている離脱部品を保持部材から遠 隔的に離脱させる離脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、手元側から離れた位置で保持されている離脱部品を保持部材から遠隔 的に離脱させるための離脱機構として従来から離脱部品の保持部材に離脱部品を 係脱可能に保持するリンク機構を組み込み、手元側操作部の操作を操作ワイヤを 介してリンク機構に伝達して離脱部品を保持部材から離脱させる構成のもの、或 いはモ−タ、電磁チャック、エア−チャック等を用いた構成のもの等が知られて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構成のものにあっては離脱部品を保持部材から遠隔的に離脱させるた めの離脱機構が比較的複雑なものとなっており、離脱機構の構成部品数が多いの で、離脱機構全体の小形化が難しい問題があった。そのため、例えば脳動脈瘤が 形成された脳動脈等の微細な血管内にカテ−テルを介してカプセル状の留置部品 を挿入したのち、挿入された留置部品をカテ−テルから離脱させて脳動脈等の微 細な血管内に留置させ、この血管内の血液の循環を止めることにより、脳動脈瘤 の成長を抑制し、脳動脈瘤の破裂を防止する治療を行なうための超小型の医療器 具におけるカテ−テルから留置部品を離脱させる離脱機構として上記従来の離脱 機構を採用することは困難であった。
【0004】 この考案は上記事情に着目してなされたもので、装置全体の構成の簡略化を図 ることができ、構成部品数を低減して全体の小形化を図ることができる離脱装置 を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は基端部側に手元側の操作部が設けられた保持部材とこの保持部材の 先端部側に保持された離脱部品との連結部位に設けられ、前記手元側操作部の操 作にともない前記離脱部品を前記保持部材から離脱させる離脱装置において、前 記保持部材または前記離脱部品のうちの少なくともいずれか一方側における他方 側との連結部に前記他方側との連結解除形状を記憶させた形状記憶樹脂材料によ って形成された変形部を設けるとともに、前記変形部を加熱して前記変形部の形 状を前記連結解除形状に復帰させて前記離脱部品を前記保持部材から離脱させる 加熱手段を設けたものである。
【0006】
【作用】
上記の構成において、保持部材と離脱部品との連結時には形状記憶樹脂材料の 変形部を初期記憶形状から所定の連結形状に加温変形させた状態で硬化させる。 そして、離脱部品を保持部材から離脱させる作業時には加熱手段によって変形部 を加熱して変形部の形状を初期記憶形状である連結解除形状に復元させることに より、離脱部品を保持部材から離脱させるようにしたものである。
【0007】
【実施例】
図1乃至図4はこの考案の第1の実施例を示すものである。
【0008】 図1はこの考案の第1の実施例の離脱装置を採用した医療器具の使用状態を示 すもので、Hは脳動脈、Iはこの脳動脈Hに形成された脳動脈瘤、1は脳動脈H 内に略カプセル状の留置部品(離脱部品)2を留置させる作業時に使用されるカ テ−テル(保持部材)である。
【0009】 このカテ−テル1の基端部側には手元側の操作部3が設けられている。この手 元側操作部3には例えばシリンジ(加熱手段)4のようにカテ−テル1の内部に 例えば生理食塩水を40〜45℃程度に加熱した温水を供給する温水供給部が着 脱可能に連結されるようになっている。
【0010】 さらに、カテ−テル1の内部には図2(A)に示すようにワイヤ5が挿入され ている。このワイヤ5の先端部には折り返し部5aが形成されており、この折り 返し部5aの部分に留置部品2を保持する保持部6が形成されている。また、こ のワイヤ5の基端部は例えばカテ−テル1の手元側操作部3に形成されたワイヤ 挿通孔から外部側に延出され、適宜の固定手段によってカテ−テル1に固定でき るようになっている。さらに、このカテ−テル1の先端面には図2(B)に示す ように複数の切欠溝7…が形成されている。
【0011】 また、留置部品2は形状記憶樹脂材料によって形成されている。この留置部品 2の本体2aの一端部には適宜の深さの穴部8が形成されている。さらに、この 穴部8の内底面には穴部8の開口面側に向けて突出された突出部(変形部)9が 形成されている。この突出部9は図3に示すように略直線状に引き伸ばされ、カ テ−テル1側のワイヤ5の保持部6との連結が解除された形状が初期記憶形状と して記憶されている。なお、留置部品2の形状記憶樹脂材料が初期記憶形状に復 帰するための形状復帰温度Tgは例えば40〜45℃程度に設定されている。
【0012】 次に、上記構成の作用について説明する。まず、留置部品2とカテ−テル1側 のワイヤ5の保持部6との連結時には留置部品2の突出部9が初期記憶形状から 図2(A)に示すように略J字状に屈曲されてワイヤ5の保持部6内にこの屈曲 部9aを挿通させて留置部品2とカテ−テル1側とを連結させた連結形状に加温 変形させた状態で硬化される。
【0013】 このように留置部品2とカテ−テル1側のワイヤ5の保持部6とが連結された 状態で、脳動脈瘤Iが形成された目的の脳動脈Hにカテ−テル1が挿入される。 そして、図1に示すようにカテ−テル1によって留置部品2が脳動脈H内の目的 位置まで挿入された時点でシリンジ4からカテ−テル1の内部に例えば40〜4 5℃程度の生理食塩水の温水が供給される。
【0014】 カテ−テル1の内部に供給された40〜45℃程度の温水はカテ−テル1の先 端の留置部品2の穴部8内に導入され、留置部品2の突出部9が加熱される。こ れにより、留置部品2の突出部9が初期記憶形状である連結解除形状に復元する 状態で変形し、図3に示すように留置部品2がカテ−テル1側のワイヤ5の保持 部6から離脱する。この状態で、続いてカテ−テル1を脳動脈Hから引き抜くこ とにより、図4に示すように留置部品2のみを脳動脈H内の目的位置に留置させ た状態で設置させることができる。
【0015】 そこで、上記構成のものにあっては形状記憶樹脂材料によって形成された留置 部品2の突出部9を略直線状に伸ばした形状をカテ−テル1側のワイヤ5の保持 部6との連結解除形状として初期記憶させるとともに、留置部品2とカテ−テル 1側のワイヤ5の保持部6との連結時には留置部品2の突出部9が初期記憶形状 から図2(A)に示すように略J字状に屈曲されてワイヤ5の保持部6内にこの 屈曲部9aを挿通させて留置部品2とカテ−テル1側とを連結させた連結形状に 加温変形させた状態で硬化させたので、シリンジ4からカテ−テル1内を介して 40〜45℃程度の生理食塩水の温水を供給して留置部品2の突出部9を加熱す ることにより、留置部品2の突出部9を初期記憶形状に形状復帰させて留置部品 2をカテ−テル1側のワイヤ5の保持部6から離脱させることができる。そのた め、従来に比べて留置部品2をカテ−テル1側から離脱させる離脱装置全体の構 成の簡略化を図ることができ、その構成部品数を低減して全体の小形化を図るこ とができる。
【0016】 また、図5乃至図7はこの考案の第2の実施例を示すものである。図5中で、 11は例えば温水を供給可能なチュ−ブ(保持部材)である。このチュ−ブ11 の先端部には留置用のバル−ン(離脱部品)12を保持する小径な保持部13が 形成されている。
【0017】 さらに、バル−ン12は形状記憶樹脂材料によって図5に示すように略カプセ ル状に形成されている。このバル−ン12の本体12aの一端部にはチュ−ブ1 1の保持部13よりも大径な円筒部14が形成されている。
【0018】 また、バル−ン12の円筒部14とチュ−ブ11の保持部13との間には形状 記憶樹脂材料によって形成された連結リング(変形部)15が介設されている。 この連結リング15の外周面はバル−ン12の円筒部14の内周面に固着されて いる。
【0019】 なお、バル−ン12は図5に示すように略カプセル状に膨脹された形状が初期 記憶形状として記憶されている。また、連結リング15は図7に示すようにチュ −ブ11の保持部13の外径寸法よりも内径寸法が大きくなるように膨脹され、 チュ−ブ11の保持部13との連結が解除された形状が初期記憶形状として記憶 されている。さらに、バル−ン12の形状記憶樹脂材料が初期記憶形状に復帰す るための形状復帰温度Tg1 は例えば40℃程度、連結リング15の形状記憶樹 脂材料が初期記憶形状に復帰するための形状復帰温度Tg2 は例えば45℃程度 にそれぞれ設定されている。
【0020】 次に、上記構成の作用について説明する。まず、バル−ン12とチュ−ブ11 の保持部13との連結時には予めバル−ン12側の連結リング15が加温されて 初期記憶形状からチュ−ブ11の保持部13の外径寸法よりも内径寸法が小さく なるように収縮変形させた状態で硬化される。この状態で、図6に示すようにバ ル−ン12側の連結リング15内にチュ−ブ11の保持部13が圧入されてバル −ン12とチュ−ブ11の保持部13とが連結される。さらに、バル−ン12は 加温されて初期記憶形状から図6に示すようにチュ−ブ11の外径寸法と略同径 に収縮変形させた状態で硬化される。
【0021】 このようにバル−ン12側の連結リング15とチュ−ブ11の保持部13とが 連結された状態で、例えば脳動脈瘤Iが形成された目的の脳動脈H等にチュ−ブ 11が挿入される。そして、チュ−ブ11によってバル−ン12が脳動脈H内の 目的位置まで挿入された時点で、まずチュ−ブ11を通してバル−ン12内に例 えば40℃程度の生理食塩水の温水が供給され、バル−ン12が加熱される。
【0022】 これにより、バル−ン12が図5に示すように初期記憶形状である略カプセル 状に膨脹された形状に復元する状態で変形する。このとき、連結リング15は形 状復帰温度Tg2 までは加熱されないので、チュ−ブ11の保持部13と連結さ れた状態で保持される。
【0023】 バル−ン12の形状復元後、続いてチュ−ブ11を通してバル−ン12内に例 えば45℃程度以上の高温状態の生理食塩水の温水が供給され、連結リング15 が形状復帰温度Tg2 程度まで加熱される。これにより、バル−ン12側の連結 リング15が初期記憶形状である連結解除形状まで膨脹した形状に変形(復元) し、図7に示すように連結リング15がチュ−ブ11の保持部13から離脱する 。この状態で、続いてチュ−ブ11を脳動脈Hから引き抜くことにより、バル− ン12側のみを脳動脈H内の目的位置に留置させた状態で設置させることができ る。
【0024】 そこで、上記構成のものにあっても第1の実施例と同様に従来に比べてバル− ン12側をチュ−ブ11の保持部13から離脱させる離脱装置全体の構成の簡略 化を図ることができ、その構成部品数を低減して全体の小形化を図ることができ る。
【0025】 なお、バル−ン12側の連結リング15とチュ−ブ11の保持部13との接合 面に凹凸状の嵌合部、係合爪等を形成し、バル−ン12側の連結リング15とチ ュ−ブ11の保持部13との連結時にはこの嵌合部によってバル−ン12側の連 結リング15がチュ−ブ11の保持部13に対して軸方向に抜けにくくするとと もに、連結リング15が初期記憶形状に復帰した状態では連結リング15と保持 部13との凹凸嵌合部が外れて連結リング15がチュ−ブ11の保持部13から 離脱する構成にしてもよい。
【0026】 さらに、図8および図9はこの考案の第3の実施例を示すものである。これは 、例えば導入チュ−ブ(保持部材)21によって留置チュ−ブ(離脱部品)22 が目的の留置部位まで導入される医療器具における導入チュ−ブ21から留置チ ュ−ブ22を離脱させるための離脱機構にこの考案を適用したものである。
【0027】 すなわち、導入チュ−ブ21は形状記憶樹脂材料によって形成されており、こ の導入チュ−ブ21の先端部外周面には複数の係止爪(変形部)23…が突設さ れている。
【0028】 また、留置チュ−ブ22の内周面には導入チュ−ブ21の係止爪23…が係合 可能な略リング状の係合凹部24が形成されている。この場合、導入チュ−ブ2 1の係止爪23…は図9に示すように留置チュ−ブ22の係合凹部24から外れ た収縮形状が初期記憶形状として記憶されている。さらに、この導入チュ−ブ2 1の係止爪23…が初期記憶形状に復帰するための形状復帰温度Tgは例えば4 0〜45℃程度に設定されている。
【0029】 そして、導入チュ−ブ21と留置チュ−ブ22との連結時には予め導入チュ− ブ21の係止爪23…が加温されて初期記憶形状から留置チュ−ブ22の係合凹 部24内に凹凸嵌合される状態に膨出変形させた状態で硬化される。この状態で 、図8に示すように導入チュ−ブ21の係止爪23…と留置チュ−ブ22の係合 凹部24とが連結される。
【0030】 また、導入チュ−ブ21と留置チュ−ブ22との連結解除時には導入チュ−ブ 21を通してこの導入チュ−ブ21の先端部側に例えば40〜45℃程度の生理 食塩水の温水が供給され、導入チュ−ブ21の係止爪23…が加熱される。
【0031】 これにより、導入チュ−ブ21の係止爪23…が図9に示すように初期記憶形 状である留置チュ−ブ22の係合凹部24から外れた収縮形状に復元する状態で 変形する。この状態で、続いて導入チュ−ブ21を引き抜くことにより、留置チ ュ−ブ22側のみを体腔内の目的部位に留置させた状態で設置させることができ る。したがって、上記構成のものにあっても第1,第2の実施例と同様の効果を 得ることができる。
【0032】 また、図10および図11はこの考案の第4の実施例を示すものである。これ は、例えば導入チュ−ブ(保持部材)31によってクリップ(離脱部品)32が 目的の留置部位まで導入される医療器具における導入チュ−ブ31からクリップ 32を離脱させるための離脱機構にこの考案を適用したものである。
【0033】 すなわち、クリップ32は例えば板ばねによって略U字状に屈曲されている。 この場合、クリップ32は常に一対の挾持片32a,32bの先端を閉じる方向 に付勢されている。また、導入チュ−ブ31内に挿入されたワイヤ33の先端に はクリップ32の挾持片32a,32bの先端間を開いた状態で保持する形状記 憶樹脂材料によって形成された保持部材34が連結されている。
【0034】 この保持部材34にはクリップ32の挾持片32a,32bの先端間を開いた 状態で保持する一対のクリップ受け34a,34bとこれらのクリップ受け34 a,34b間に配設された変形部34cとが設けられている。この変形部34c は図11に示すように略く字状に屈曲された屈曲形状が初期記憶形状として記憶 されている。さらに、この保持部材34の変形部34cが初期記憶形状に復帰す るための形状復帰温度Tgは例えば40〜45℃程度に設定されている。
【0035】 そして、導入チュ−ブ31とクリップ32との連結時には予め保持部材34の 変形部34cが加温されて初期記憶形状から図10(A),(B)に示すように 一対のクリップ受け34a,34bを略平行に保持する略直線形状に変形させた 状態で硬化される。これにより、クリップ32がその挾持片32a,32bの先 端間を開いた状態で保持され、クリップ32が導入チュ−ブ31側に連結された 状態で保持される。
【0036】 また、導入チュ−ブ31とクリップ32との連結解除時には導入チュ−ブ31 を通してこの導入チュ−ブ31の先端部側に例えば40〜45℃程度の生理食塩 水の温水が供給され、保持部材34の変形部34cが加熱される。
【0037】 これにより、保持部材34の変形部34cが図11に示すように略く字状に屈 曲された初期記憶形状に復元する状態で変形する。このとき、クリップ32は挾 持片32a,32bの先端間が閉じる方向に弾性復帰されるので、これらの挾持 片32a,32bの先端間に目的の生体組織Kを挾持させることができる。この 状態で、続いて導入チュ−ブ31を引き抜くことにより、保持部材34がクリッ プ32から外れ、クリップ32によって体腔内の目的の生体組織Kを挾持させた 状態で留置させることができる。したがって、上記構成のものにあっても第1乃 至第3の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0038】 一方、図12乃至図14は第1の開示例を示すものである。図12(A),( B)はクリップ装置41の要部構成を示すもので、42はクリップ45を収納す るシ−スである。このシ−ス42の先端開口部には発熱体43が設けられている 。この発熱体43にはリ−ド線44,44の一端が接続されている。このリ−ド 線44,44の他端側は手元側の操作部に装着された図示しないスイッチを介し て電源側に接続されている。
【0039】 また、シ−ス42の内部には操作ワイヤ46が配設されている。この操作ワイ ヤ46の先端にはクリップ45を保持する略C字状の保持部材47が取付けられ ている。この場合、クリップ45は形状記憶樹脂材料によって略U字状に形成さ れている。そして、このクリップ45は図13に示すように一対の挾持片45a ,45bの先端間を開いた状態で、略く字状に屈曲された屈曲形状が初期記憶形 状として記憶されている。
【0040】 そして、このクリップ装置41の使用時にはシ−ス42の先端開口部の外部側 に操作ワイヤ46の先端の保持部材47を引き出した状態で、保持部材47の先 端部47aをクリップ45における挾持片45a,45b間の連結部45cに挿 入させる。続いて、この状態で操作ワイヤ46を手元側に引張り操作して図12 (A),(B)に示すようにクリップ45をシ−ス42の内部に収納させた状態 にセットする。
【0041】 また、このようにセットされたクリップ装置41のシ−ス42を例えば体腔内 の目的部位に挿入する。さらに、体腔内の目的部位までシ−ス42の先端が挿入 された時点で、発熱体43に通電し、この発熱体43によってクリップ45を加 熱する。
【0042】 このようにクリップ45の形状記憶樹脂材料を加熱しながら操作ワイヤ46を 押し出し操作し、クリップ45をシ−ス42の先端開口部の外部側に突出させる とクリップ45は図13に示すように一対の挾持片45a,45bの先端間を開 いた略く字状の初期記憶形状に復元する状態で変形する。
【0043】 この状態で、続いて操作ワイヤ46を手元側に引張り操作して図14に示すよ うにクリップ45の連結部45c側をシ−ス42の先端開口部内に引き込むこと により、クリップ45の挾持片45a,45bの先端間が閉じるので、これらの 挾持片45a,45bの先端間に目的の生体組織Kを挾持させることができる。 そして、クリップ45の挾持片45a,45bの先端間に目的の生体組織Kを挾 持させた状態で冷却した後、保持部材47の先端部47aをクリップ45におけ る挾持片45a,45b間の連結部45cから外すことにより、クリップ45に よって体腔内の目的の生体組織Kを挾持させた状態で留置させることができる。
【0044】 したがって、上記構成のものにあってはクリップ45を形状記憶樹脂材料によ って形成したので、このクリップ45を金属材料で形成した場合のように例えば X線CT、或いはMRI(核磁気共鳴装置)等の使用時にハレ−ションを起こし 、良好な診断像を得る妨げとなることを防止することができる。そのため、形状 記憶樹脂材料製のクリップ45を使用してX線CT、或いはMRI(核磁気共鳴 装置)等による診断を行なった場合には良好な診断像を得ることができる。
【0045】 また、図15乃至図17は第2の開示例を示すものである。これは、クリップ 装置51のシ−ス52内に配設された操作ワイヤ53の先端の略C字状の保持部 材54を発熱体によって形成したものである。この保持部材54にはリ−ド線5 5,55の一端が接続されている。このリ−ド線55,55の他端側は手元側の 操作部に装着された図示しないスイッチを介して電源側に接続されている。なお 、クリップ45は第1の開示例と同一構成になっており、使用法も第1の開示例 と略同じになっている。したがって、この場合も第1の開示例と同一の作用効果 を得ることができる。
【0046】 さらに、図18乃至図20は第3の開示例を示すものである。これは、第1, 第2の開示例とは構成が異なるさらに別のクリップ装置61を設けたものである 。図18中で、62はシ−スである。このシ−ス62の先端開口部には操作部材 63が固定されている。
【0047】 この操作部材63にはシ−ス62の先端開口部内に圧入された状態で嵌着され る固定部64が設けられており、この固定部64には例えば板ばね等によって形 成された一対の第1の挾持片65a,65bが設けられている。これらの第1の 挾持片65a,65bは常に先端間を開く方向に付勢されている。
【0048】 また、これらの第1の挾持片65a,65bの内側には形状記憶合金材料によ って形成された略U字状の挾持部材66が固定されている。この挾持部材66は 図19に示すように一対の第2の挾持片66a,66bの先端間を閉じた形状が 初期記憶形状として記憶されている。
【0049】 さらに、この挾持部材66の内側には形状記憶樹脂材料によって略U字状に形 成されたクリップ67が設けられている。このクリップ67は図19に示すよう に一対の第3の挾持片67a,67bの先端間を閉じた形状が初期記憶形状とし て記憶されている。
【0050】 また、挾持部材66はリ−ド線68を介して手元側の操作部に装着された電源 69、スイッチ70に接続されている。そして、このスイッチ70のオン、オフ 操作にともない挾持部材66への通電が制御され、スイッチ70のオン操作時に は挾持部材66が通電加熱されて図19に示すようにこの挾持部材66の第2の 挾持片66a,66bの先端間を閉じた初期記憶形状に復元する状態で変形する ようになっている。
【0051】 そして、このクリップ装置61の使用時には予め挾持部材66およびクリップ 67が初期記憶形状から図18に示すように一対の第2の挾持片66a,66b の先端間、および第3の挾持片67a,67bの先端間をそれぞれ開いた変形状 態で硬化された状態にセットする。
【0052】 また、このようにセットされたクリップ装置61のシ−ス62を例えば体腔内 の目的部位に挿入する。さらに、体腔内の目的部位までシ−ス62の先端が挿入 された時点で、スイッチ70をオン操作し、挾持部材66に通電加熱する。この ように挾持部材66が通電加熱されると挾持部材66およびクリップ67が操作 部材63の第1の挾持片65a,65bの付勢力に抗して各挾持片66a,66 b、67a,67bの先端間を閉じた初期記憶形状に復元する状態で変形する。 そのため、この状態でクリップ67の第3の挾持片67a,67bの先端間に目 的の生体組織Kを挾持させることができる。
【0053】 また、このようにクリップ67の第3の挾持片67a,67bの先端間に目的 の生体組織Kを挾持させた状態で、スイッチ70をオフ操作する。この場合には 挾持部材66を初期記憶形状に復元させる作用がなくなるので、図20に示すよ うに操作部材63の第1の挾持片65a,65bの付勢力によって挾持部材66 の第2の挾持片66a,66bが先端間を開いた形状に変形操作される。そのた め、この挾持部材66がクリップ67から外されるので、この状態でシ−ス62 を体腔内から引き抜くことにより、クリップ67によって体腔内の目的の生体組 織Kを挾持させた状態で留置させることができる。したがって、この場合も第1 の開示例と同一の作用効果を得ることができる。
【0054】 また、図21および図22は第4の開示例を示すものである。これは、内視鏡 81の挿入部82の先端に配置された先端構成部83の外周面にポリ−プLの回 収用のフ−ド84を設けたものである。このフ−ド84は形状記憶樹脂材料によ って略円筒状に形成されている。さらに、このフ−ド84は図22に示すように 先端部側の部分の外径寸法を増大させた拡開形状が初期記憶形状として記憶され ている。
【0055】 そして、フ−ド84は通常時は予め加温されて初期記憶形状から図21に示す ように先端部側の拡開部84aの部分を基端部側の外径寸法と略同径に収縮させ た変形状態で硬化される。そのため、内視鏡81の挿入性が損なわれるおそれは ない。この状態で、内視鏡81の吸引チャンネルからの吸引作用によって生体組 織から切除させたポリ−プLをフ−ド84の先端部に吸着させる。
【0056】 次に、内視鏡81内の送液チャンネルを介して内視鏡81の先端側に温水を供 給し、フ−ド84の先端部側を加熱する。これにより、図22に示すようにフ− ド84の先端部側が拡開された初期記憶形状に復元する状態で変形する。そのた め、このフ−ド84の先端部側の拡開部84aによってフ−ド84の先端部に吸 着されるポリ−プLを比較的深く吸着させることができるので、吸着されたポリ −プLの脱落を防止することができる。
【0057】 さらに、図23および図24は第5の開示例を示すものである。これは、内視 鏡91の挿入部92の先端に配置された先端構成部93の外周面に形状記憶樹脂 材料によって略円筒状に形成されたカバ−部材99を設けたものである。この場 合、先端構成部93には送液通路94、鉗子チャンネル95がそれぞれ形成され ている。なお、カバ−部材99の基端部は糸巻部100 によって先端構成部93に 固定されている。
【0058】 また、送液通路94の基端部には送液管96の先端が連結され、鉗子チャンネ ル95の基端部にはチャンネル形成用の管路97の先端が連結されている。そし て、チャンネル形成用の管路97から鉗子チャンネル95を経て例えば把持鉗子 98等が先端構成部93の前方に突出可能になっている。
【0059】 さらに、カバ−部材99は例えば図24に示すように先端構成部93の前方に 突出された形状が初期記憶形状として記憶されている。そして、このカバ−部材 99の不使用時には予め加温されて初期記憶形状から図23に示すように巻回さ れた巻取り形状に変形させた状態で硬化される。
【0060】 また、例えば把持鉗子98を使用して体腔内に挿入された異物101 、例えば針 や、PTP等を体外に取出す作業時には把持鉗子98の把持部98a,98b間 に異物101 を把持させたのち、送液管96および送液通路94を通して温水を供 給し、カバ−部材99を加熱する。これにより、カバ−部材99が図24に示す ように先端構成部93の前方に突出された初期記憶形状に復元する状態で変形す る。そのため、把持鉗子98の把持部98a,98b間に把持させた異物101 を このカバ−部材99によってカバ−することができるので、内視鏡を体内から引 き抜く作業時に把持鉗子98の把持部98a,98b間に把持させた異物101 で ある針の先端や、PTPの角部等によって食道等の粘膜を傷付けることを防止す ることができる。
【0061】 また、図25および図26は第6の開示例を示すものである。これは、図25 に示すように把持鉗子111 の先端固定部112 に把持部113 a,113 bの周囲を覆 う形状が初期記憶形状として記憶された形状記憶樹脂材料によって略円筒状に形 成されたカバ−部材114 を設けたものである。この場合、カバ−部材114 の基端 部は糸巻部115 によって先端固定部112 に固定されている。
【0062】 さらに、図26は内視鏡の手元操作部116 に設けられた鉗子挿入部を示すもの で、117 は鉗子チャンネル形成用の管路、118 は手元操作部116 に連結された鉗 子挿入口体である。この鉗子挿入口体118 の外周面には液体供給口119 が形成さ れている。また、鉗子挿入口体118 の突出端部には鉗子栓120 が装着されており 、この鉗子栓120 のスリットを介して把持鉗子111 が鉗子チャンネル形成用の管 路117 内に挿入されるようになっている。
【0063】 そして、この把持鉗子111 を使用して体腔内に挿入された例えば針や、PTP 等の異物101 を体外に取出す作業時には把持鉗子111 の把持部113 a,113 b間 に異物101 を把持させたのち、鉗子挿入口体118 の液体供給口119 から鉗子チャ ンネル形成用の管路117 内に温水を供給し、カバ−部材114 を加熱する。これに より、カバ−部材114 が把持部113 a,113 bの周囲を覆う初期記憶形状に復元 する状態で変形する。そのため、この場合も第5の開示例と同様の効果を得るこ とができる。
【0064】 さらに、図27は第7の開示例を示すものである。これは、図23および図2 4に示す第5の開示例における内視鏡91の先端構成部93の外周面にカバ−部 材130 の糸巻固定部131 を収容する段差状の小径な凹陥部93aを設けるととも に、カバ−部材130 の不使用時にはこのカバ−部材130 を予め加温させて初期記 憶形状から図27に示すように先端構成部93の外周面に沿わせて折り返した形 状に変形させた状態で硬化させるようにしたものである。
【0065】 この場合には内視鏡91の先端構成部93の外径寸法が外周面全体に亙り略均 一化することができるので、体腔内への挿入作業の作業制の向上を図ることがで きる。
【0066】 なお、この考案は上記各実施例に限定されるものではなく、この考案の要旨を 逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0067】
【考案の効果】
この考案によれば保持部材または離脱部品のうちの少なくともいずれか一方側 における他方側との連結部に他方側との連結解除形状を記憶させた形状記憶樹脂 材料によって形成された変形部を設けるとともに、変形部を加熱して変形部の形 状を連結解除形状に復帰させて離脱部品を保持部材から離脱させる加熱手段を設 けたので、装置全体の構成の簡略化を図ることができ、構成部品数を低減して全 体の小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の離脱装置を採用した
医療器具の使用状態を示す概略構成図。
【図2】第1の実施例の離脱装置の要部構成を示すもの
で、(A)は留置部品とカテ−テルとの連結状態を示す
縦断面図、(B)はカテ−テルの端面を示す平面図。
【図3】留置部品をカテ−テルから離脱させた状態を示
す縦断面図。
【図4】留置部品を脳動脈内に留置させた状態を示す縦
断面図。
【図5】この考案の第2の実施例のバル−ンとチュ−ブ
との連結状態を示す要部の縦断面図。
【図6】バル−ンを初期記憶形状から連結形状に加温変
形させて硬化させた状態を示す縦断面図。
【図7】バル−ンをチュ−ブの先端部から離脱させた状
態を示す縦断面図。
【図8】この考案の第3の実施例の留置チュ−ブと導入
チュ−ブとの連結状態を示す要部の縦断面図。
【図9】留置チュ−ブを導入チュ−ブから離脱させた状
態を示す縦断面図。
【図10】この考案の第4の実施例を示すもので、
(A)はクリップの連結状態を示す要部の側面図、
(B)は同斜視図。
【図11】クリップの離脱状態を示す縦断面図。
【図12】第1の開示例のクリップ装置の要部構成を示
すもので、(A)は平面図、(B)は要部の縦断面図。
【図13】クリップを開口させた状態を示す要部の縦断
面図。
【図14】クリップを閉じた状態を示す要部の縦断面
図。
【図15】第2の開示例のクリップ装置の要部構成を示
す要部の縦断面図。
【図16】クリップを開口させた状態を示す要部の縦断
面図。
【図17】クリップを閉じた状態を示す要部の縦断面
図。
【図18】第3の開示例のクリップ装置の要部構成を示
す要部の縦断面図。
【図19】クリップを開口させた状態を示す要部の縦断
面図。
【図20】クリップを閉じた状態を示す要部の縦断面
図。
【図21】第4の開示例のポリ−プ回収フ−ドを示す要
部の縦断面図。
【図22】ポリ−プの回収状態を示す要部の縦断面図。
【図23】第5の開示例の内視鏡の先端部の概略構成を
示す要部の縦断面図。
【図24】カバ−部材を初期記憶形状に形状復帰させた
状態を示す要部の概略構成図。
【図25】第6の開示例の鉗子の先端部の概略構成図。
【図26】内視鏡の手元操作部の鉗子挿入部を示す要部
の縦断面図。
【図27】第7の開示例を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】
1…カテ−テル(保持部材),2…留置部品(離脱部
品),4…シリンジ(加熱手段),9…突出部(変形
部),11…チュ−ブ(保持部材),12…バル−ン
(離脱部品),15…連結リング(変形部),21…導
入チュ−ブ(保持部材),22…留置チュ−ブ(離脱部
品),23…係止爪(変形部),31…導入チュ−ブ
(保持部材),32…クリップ(離脱部品),34c…
変形部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西垣 晋一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 神原 浩司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 宝 敏幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 鈴木 克哉 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 布施 栄一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部側に手元側の操作部が設けられた
    保持部材とこの保持部材の先端部側に保持された離脱部
    品との連結部位に設けられ、前記手元側操作部の操作に
    ともない前記離脱部品を前記保持部材から離脱させる離
    脱装置において、前記保持部材または前記離脱部品のう
    ちの少なくともいずれか一方側における他方側との連結
    部に前記他方側との連結解除形状を記憶させた形状記憶
    樹脂材料によって形成された変形部を設けるとともに、
    前記変形部を加熱して前記変形部の形状を前記連結解除
    形状に復帰させて前記離脱部品を前記保持部材から離脱
    させる加熱手段を設けたことを特徴とする離脱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020049244A (ja) * 2013-12-20 2020-04-02 マイクロベンション インコーポレイテッドMicrovention, Inc. カテーテルシステム
US11576682B2 (en) 2009-12-22 2023-02-14 Cook Medical Technologies Llc Medical devices with detachable pivotable jaws

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