JPH05184033A - 被覆線皮剥装置と同装置を用いた高圧引下線工事用ロボット - Google Patents

被覆線皮剥装置と同装置を用いた高圧引下線工事用ロボット

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JPH05184033A
JPH05184033A JP35907691A JP35907691A JPH05184033A JP H05184033 A JPH05184033 A JP H05184033A JP 35907691 A JP35907691 A JP 35907691A JP 35907691 A JP35907691 A JP 35907691A JP H05184033 A JPH05184033 A JP H05184033A
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sleeve
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Application number
JP35907691A
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English (en)
Inventor
Masaaki Ito
雅章 伊藤
Noriyuki Kaihara
紀幸 海原
Yoshiaki Abe
好秋 阿部
Tomoo Obata
智男 小幡
Akira Tanabe
彰 田辺
Koichi Machida
浩一 町田
Kazumi Wakamatsu
一美 若松
Koji Kasai
耕二 河西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAYOU DENKI KOGYOSHO KK
NIPPON BURNDY KK
Furukawa Electric Co Ltd
Fujikura Ltd
Kandenko Co Ltd
Saneisha Seisakusho KK
Sanwa Tekki Corp
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
KAYOU DENKI KOGYOSHO KK
NIPPON BURNDY KK
Furukawa Electric Co Ltd
Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Kandenko Co Ltd
Saneisha Seisakusho KK
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆層を自動的に皮剥ぎする皮剥装置と、高
圧引下線を被覆線へ自動的に接続できる高圧引下線工事
用ロボットを提供する。 【構成】 被覆層8に食い込む二つの刃物50を被覆線
1の両側に対向するように配置し、刃物50は開閉可能
とした二つの刃物取付台52、53の夫々に輪切刃54
と水平刃55を取付け、輪切刃54及び水平刃55を被
覆層8に食込んだ状態で被覆層8の分離部8e、8fを
被覆線1の内部導体10から浮かし、水平刃54が分離
部8e、8fを押し開く方向に開閉可能な皮剥装置とし
た。この皮剥装置を、圧縮ダイス4、カバー装填部6、
吊下げ部7、皮剥機構9、ブラッシング機構12、加圧
機構13に組込んで高圧引下線工事用ロボットとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の被覆線皮剥装置はケーブ
ル等の被覆線の被覆層を自動的に剥離(皮剥ぎ)するの
に使用されるものである。本発明の高圧引下線工事用ロ
ボットは前記皮剥装置を備えたものであり、架空配電さ
れている被覆線(本線)に高圧引下線を接続する場合
に、被覆線の被覆層を皮剥ぎし、更に、皮剥ぎ後の各種
作業を自動的に行なって被覆線へ高圧引下線を接続する
のに利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図19示すように架空配電されている本
線Aから電柱Bに設置されている変圧器Cに高圧を引込
むには、本線Aと変圧器Cの間に高圧引下線Dを接続し
て行なっていた。この場合、本線Aへの高圧引下線Dの
接続は次のような工程を経て行なわれていた。 ナイフを使用しての本線Aの被覆層の剥離(皮剥
ぎ:約5cm程度)。 皮剥ぎにより露出した本線Aの内部導体Eの外周面
に付着している被覆層の残渣、酸化アルミ皮膜、錆、汚
れ等を除去(本線がOC電線の場合はセパレータをも除
去)するためのブラッシング。 高圧引下線(PD線)Cの保持。 スリーブF(図20)を圧縮することによる本線A
と高圧引下線Dとの接続。 スリーブFの外側への保護カバー(主に感電防止
用:主としてポリエチレン製)の取付け。 防水、接続外れ等を防止するための接続部へのテー
プ巻。 高圧引下線Dの振止めのためのバインド線による高
圧引下線Dの連結。 これらの接続作業は従来は作業員がバケット車(高所作
業車)を利用したり、電柱に昇ったりして行なってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の接続方法では次のような問題があった。 作業員によっては被覆の皮剥ぎが不十分であった
り、スリーブFの圧縮が不足して本線Aの挟着が不十分
であったり、本線Aへの高圧引下線Dの取付けが傾いた
りして、接続の仕上り(接続品質)にバラツキがでる。 一つ一つの作業が手作業であるため手間がかかり、
保護カバーの取付けには特に手間がかかり、多くの労力
が必要になる。 高所での作業であるため作業しにくく、また、落下
の虞れもあり危険であった。 .本線Aに高圧を流したまま(活線状態)で作業する
場合は感電の虞れがあり危険であった。 .スリーブFを加圧するために携帯用の油圧式締付け
具等が必要になり、それをバケット車に載せて押し上げ
なければならないので、高所の狭い作業場所が一層せま
くなり、接続作業が益々しにくくなる。 .安全を確保するために接続作業に先立って安全ネッ
ト、低圧防護シート、高圧防護シート等を張ったり、接
続終了後にそれを取外したりする必要があるため、それ
らの作業も面倒であった。
【0004】本発明の目的は前記のような本線をはじめ
として、他の各種被覆線の被覆層を自動的に皮剥ぎでき
る皮剥装置を実現することにある。本発明の他の目的は
作業員が電柱に昇ることなく前記の皮剥作業が自動的に
でき、更には、皮剥後のブラッシング、スリーブの圧
縮、カバーの被覆といった各種作業を自動的に行なっ
て、皮剥ぎした被覆線に高圧引下線を自動的に接続でき
る高圧引下線工事用ロボットを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
被覆線皮剥装置は被覆線1(図1)の被覆層8を皮剥ぎ
する二つの刃物50(図9)が被覆線1を挟んで対向す
るように配置され、同刃物50は図10のように開閉可
能とした二つの刃物取付台52、53の夫々に被覆層8
の長手方向二か所に食込んで輪切り状に切込み8a、8
b(図8)を入れる輪切刃34と、前記切込み8a、8
bの間に食込んで図8のように被覆層8の周方向二か所
に水平に切込み8c、8dを入れる水平刃55とが取付
けられ、同刃物50は前記輪切刃54及び水平刃55が
被覆層8に食込んだ状態で図12のように被覆線1の周
方向に回転して、被覆層8のうち前記切込み8a、8
b、8c、8dの内側の分離部8e、8fを被覆線1の
内部導体10から浮かし、その後に同刃物取付台52、
53が図9(c)のように開閉して水平刃55が分離部
8e、8fを押し開く方向に開閉可能としたものであ
る。
【0006】本発明のうち請求項2の高圧引下線工事用
ロボットは、図1のように架空配電されている被覆線1
に接続される高圧引下線2(図5)が仮保持されたスリ
ーブ3(図5)をセットする圧縮ダイス4(図6)と、
同スリーブ3の外側に図18のように被せるカバー5を
図7のように装填するカバー装填部6と、被覆線1を把
持する吊下げ部7(図1、図2)と、被覆線1の被覆層
8を剥離する皮剥機構9(図2、図10)と、皮剥ぎに
より露出した被覆線1の内部導体10(図2)の外周面
11をブラッシングするブラッシング機構12(図2、
図15)と、前記圧縮ダイス4を加圧することによりス
リーブ3を圧縮して同スリーブ3に内部導体10を挟着
固定し、前記カバー5を加圧してスリーブ3の外側に被
せる加圧機構13(図7)とを備えた高圧引下線工事用
ロボットにおいて、前記皮剥機構9を請求項1の被覆線
皮剥装置としたものである。
【0007】
【作用】本発明の皮剥装置では被覆線1を挟んで対向す
る二つの刃物50を被覆線1側に移動(前進)させる
と、同刃物50の輪切刃54及び水平刃55が被覆層8
に食い込んで、輪切刃54により被覆層8に輪切り状に
切込み8a、8bが入れられると同時に、その切込み8
a、8bの内側に水平刃55が食い込んで水平に切込み
8c、8dが入れられる。
【0008】この状態で輪切刃54及び水平刃55を図
12(a)(b)(c)のように被覆線1の周方向に回
転させると被覆層8のうち前記の切込み8a、8b、8
c、8dの内側の分離部8e。8fが被服線1の内部導
体10から浮き上る。
【0009】次に、前記輪切刃54及び水平刃55を被
覆線1から後退させると図9(c)のように水平刃55
が外側に開いて、前記のようにして浮き上がらせた分離
部8e、8fが外側に押し開かれて被覆線1の内部導体
10から二つ割の状態で皮剥ぎされる。
【0010】本発明の高圧引下線工事用ロボットでは、
同ロボットを被覆線1に吊下げる前に次のような準備を
行なう。図5のように高圧引下線2を仮保持したスリー
ブ3を図6のように圧縮ダイス4にセットし、同圧縮ダ
イス4とカバー5を図7のようにカートリッジ15に装
填する。
【0011】この状態で本発明のロボットを高所作業車
のクレーンで押し上げるとか、作業者が持ち上げるなど
して図1に示すように架空配電されている被覆線1に仮
吊下げする。この仮吊下げは図1の筐体17の両外側に
取付けた仮吊下げ具19を作業者が被覆線1に係止して
行なう。
【0012】前記状態で図示されていないスタートスイ
ッチを押すと図2の吊下げ部7が被覆線1を本把持し、
皮剥ぎ機構9によりの被覆層8が図2(a)のように皮
剥ぎされて内部導体10が外部に露出する。
【0013】次に、図2(b)のようにブラッシング機
構12が内部導体10の位置まで移動してブラッシング
する。
【0014】次に、図2(c)、図7(a)のように圧
縮ダイス4が内部導体10の位置まで移動し、更に図7
(b)のように加圧機構13の横まで上昇し、その位置
で圧縮ダイス4が加圧機構13により加圧されてスリー
ブ3が図17のように圧縮されて、被覆線1がスリーブ
3に挟着固定される。このとき、スリーブ3に仮保持さ
れている高圧引下線2もスリーブ3に図17のように挟
着固定されて、被覆線1と高圧引下線2とがスリーブ3
を介して連結される。
【0015】その後、図7(c)のようにカバー5が加
圧機構13の横まで降下し、その位置で加圧機構13が
カバー5を加圧して図18のようにスリーブ3の外側に
被せると共に二枚のカバー5を互いに嵌合固定させる。
【0016】以上のように、ロボットはの皮剥ぎ位置に
固定したままで被覆線1へ高圧引下線2を接続すること
ができる。このようにして接続作業が終了したら、スタ
ートスイッチをオフにして吊下げ部7による被覆線1の
本把持を解除させる。その後、作業員が仮吊下げ具19
を解除してロボットを被覆線1から取り外す。
【0017】
【実施例】本発明の被覆線皮剥装置は図8に示すように
被覆線1の被覆層8の長手方向二か所に輪切り状の切切
込み8a、8bを入れて、両切込み8a、8b間に周方
向二か所に水平に切込み8c、8dを入れ、それらの切
切込み8a〜8dの内側の剥離部8e、8fを半割り状
にして剥離するものである。
【0018】同被覆線皮剥装置(皮剥ぎ機構9)は具体
的には図10に示す刃物50を図9の様に被覆線1を挟
んで二つ対向させてある。この刃物50は回転中心軸5
1により開閉自在に連結した二つの刃物取付台52、5
3に、円形の1/4の形状をした輪切刃54を二つ組合
わせて内側に湾曲する半円状になるように取付け、この
輪切刃54の間に直線状の水平刃55を二つ上下に組合
わせて側面形状が三角形になるように取付けてある。
【0019】輪切刃54及び水平刃55を取付けた刃物
50は図11に示す様に、円板状の回転ギア55の取付
台56に被覆線1を挟んで対向するように取付けられ、
回転ギア55に取付けられている刃物送りモータ57を
回転させると、互いに噛合っているギア58、59、6
0が回転して送りネジ61も回転し、その回転に伴って
二つの刃物50が被覆線1側に前進して、輪切刃54が
被覆線1の被覆層8に食い込んで輪切り状に切込み8
a、8b(図8)を入れると同時に、水平刃55が被覆
層8に食い込んで水平に切込み8c、8d(図8)を入
れる。刃物送りモータ57を逆回転させるとギア58、
59、60、送りネジ61が前記の場合と逆回転し、輪
切刃54、水平刃55が被覆線1から後退して被覆層8
から抜去されるようにしてある。
【0020】なお、図11に表示されていない左半分の
送りネジは図示されている送りネジ61と逆ネジにして
ある。
【0021】刃物50は輪切刃54及び水平刃55が被
覆層8に食い込んだ状態で被覆線1の周方向に回転し
て、切込み8a、8b、8c、8dの内側の剥離部8
e、8f(図8)を内部導体10から浮かせるようにし
てある。
【0022】このため図12に示す様に円板状の回転ギ
ア55と駆動ギア62とを噛合わせ、駆動ギア62をモ
ータにより回転させると回転ギア55が図12(a)
(b)(c)のように回転すると共に回転ギア55に取
付けられている刃物50が回転して、輪切刃54及び水
平刃55が回転するようにしてある。
【0023】次に、前記の刃物送りモータ57(図1
1)を逆回転させて刃物50を被覆線1から後退させて
輪切刃54及び水平刃55を被覆線1の被覆層8から抜
去する。この後退時に図9(c)のように水平刃55を
上下に開いて内部導体10から浮かした剥離部8e、8
fを図9(c)のように上下に開かれるようにする。
【0024】そのため図13、図14に示す様に、刃物
取付台52、53の外側面に後端面63がテーパに形成
されている開閉用爪64を上下に対向させて取付け、そ
の外側にスプリング65で刃物50側に押出されている
割込み突子66を配置してある。これにより刃物50を
被覆線1より後退させたときに図14(d)のように二
つの開閉用爪64の間に割込み突子66が割り込んで、
刃物取付台52、53が上下に開くと同時に同刃物取付
台52、53に取付けられている水平刃55が図14
(d)のように上下に開き、内部導体10から浮かせて
ある剥離部8e、8fを図9(c)のように上下に開い
て二つ割の状態で皮剥ぎし、被覆線1の内部導体10を
図2(a)のように外部に露出させるようにしてある。
【0025】前記開閉用爪64は図13のように後端面
63はテーパに形成されているが、前端面67は垂直に
形成されており、また、割込み突子66の先端面68が
刃物50の移動方向手前側から先方に向けて(図13の
右から左に向けて)次第に刃物50側に突出するテーパ
に形成され、更に、割込み突子66がスプリング65に
より刃物50側に押出されているため、刃物50を図1
4(a)〜(c)のように被覆線1側に前進させたと
き、割込み突子66は開閉用爪64により図14(e)
〜(g)のように外側に押戻され、刃物50の前進の邪
魔にならない。
【0026】本発明の高圧引下線工事用ロボットの一実
施例を図1〜図16に示す。これらのうち図1、図2に
示す1は架空配電されている本線、17はロボットの筐
体、18は筐体17内に取付けられた移動台である。
【0027】前記筐体17は金属板により横長箱状に形
成されており、その両側板21に被覆線1を通すU字状
の切欠き22(図1)が形成され、両側板21の上端部
間に丸パイプ等のガイド23(図2、図3)が2本平行
に架設され、更に両側板21の下端部間にスクリューシ
ャフト24(図3)が配置されている。
【0028】前記移動台18はそのガイド受具25(図
2、図3)が前記ガイド23にスライド可能に連結さ
れ、シャフト受具26(図3)がスクリューシャフト2
4に螺合されている。
【0029】スクリューシャフト24は筐体17に取付
けられているモータ27(図3)の回転によりそのプー
リ28が回転すると、スクリューシャフト24に取付け
られている従動プーリ29(図3)が回転して回転する
ようにしてある。
【0030】スクリューシャフト24が回転するとそれ
に螺合されているシャフト受具26がスクリューシャフ
ト24に沿って移動し、これに伴って移動台18がガイ
ド23に沿って図2の矢印x方向に移動する。前記モー
タ27が逆回転するとスクリューシャフト24も逆回転
し、移動台18が逆方向(図2の矢印y方向)に移動す
るようにしてある。
【0031】前記移動台18にはカートリッジ15(図
2、図7)を装填取外し可能なカートリッジ装填部14
(図2、図7)が設けられており、このカートリッジ1
5には図7のように被覆線1と高圧引下線2を連結する
スリーブ3をセットする圧縮ダイス4と、同スリーブ3
の外側に被せるカバー5をセットできるようにしてあ
る。
【0032】スリーブ3には圧縮ダイス4にセットする
前に、図5に示すように高圧引下線(例えばPD線)2
を仮保持しておく。
【0033】スリーブ3は図5に明示するように上方に
被覆線1を挟着するU字状の本線挟着部33が形成さ
れ、その下に高圧引下線2を挟着する丸穴状の高圧引下
線挟着部34が形成されている。高圧引下線挟着部34
は図5(b)に明示するように入口側に高圧引下線2の
被覆部を挿入する大径の被覆部挿入穴35が形成され、
その奥に高圧引下線2の内部導体を挿入する小径の内部
導体挿入穴36が連接され、被覆部挿入穴35の周壁の
対向位置にスリット37(図5)が形成されている。
【0034】そして図5(e)のように内部導体挿入穴
36に高圧引下線2の内部導体を、被覆部挿入穴35に
高圧引下線2の被覆部を挿入した後、被覆部挿入穴35
をスリット37の部分から潰して高圧引下線2を仮保持
できるようにしてある。
【0035】前記カートリッジ15(図7)のカバー装
填部6にセットされるカバー5はプラスチック等により
成形され、また、図18のようにスリーブ3の外側に被
せたときに二つのカバー5が互いに嵌合固定するように
形成されている。
【0036】前記カートリッジ15にセットされる圧縮
ダイス4は図6に明示するように二つ対向しており、夫
々の圧縮ダイス4にスリーブ3の本線挟着部33を収容
する収容部41が内側に湾曲して形成され、その下方に
立設した支持軸42に移動コマ43が昇降可能に支持さ
れ、同移動コマ43が支持軸42の外周に配置したスプ
リング44により上方に押し上げられている。
【0037】この圧縮ダイス4にスリーブ3をセットす
るときは図6(b)に示すように同スリーブ3の底面に
より移動コマ43を押し下げた状態で奥に押込む。押込
みが終了してスリーブ3による移動コマ43の押し下げ
が解除されると、移動コマ43がスプリング44により
押し戻されてスリーブ3を押し上げ、スリーブ3が収容
部41の上縁と移動コマ43との間に挟着保持されて安
定する。
【0038】前記カートリッジ15は図2の移動台18
のフレーム45(図7)に回転可能に取付けられている
昇降ネジ46に固定されており、昇降ネジ46が昇降用
モータMの正・逆回転により正逆回転するとカートリッ
ジ15が昇降し、カートリッジ15にセットされている
スリーブ3、カバー5の夫々を図7のように対向してい
る二つの加圧機構13の間に位置するようにしてある。
【0039】カートリッジ15を使用すればスリーブ3
やカバー5のサイズが変わった場合に、そのサイズに合
わせてカートリッジ15を交換することができるので便
利である。しかし、本発明ではカートリッジ15を使用
せずに、圧縮ダイス4を移動台18のフレーム45(図
7)に直接組込み、カバー装填部6を同フレーム45に
直接形成することもできる。
【0040】図7のよう圧縮スリーブ4及びカバー5を
セットしたロボットは図1のように仮吊下げ部19によ
りに仮吊下げされる。仮吊下げ具19は図4に明示する
ように先端がL字状に曲がっており、筐体17の外側面
にピン30により回動自在に取付けられ、その下端側が
スプリング31により左側に引かれている。
【0041】そして図4(b)に示すように仮吊下げ部
19の上端部を左側に倒してから図4(c)に示すよう
に被覆線1に係止すると、仮吊下げ部19の下端側がス
プリング31により左側に引かれて上端部が被覆線1に
係止された状態に保持されるようにしてある。
【0042】このように仮吊下げした状態で図示されて
いないスタートスイッチをオンにすると図1、図2に示
す吊下げ部7により本発明のロボットが被覆線1に本把
持されて吊下げられる。この吊下げ部7は図2に明示す
るように筐体17の長手方向両端にを挟んで対向するよ
うに設置されており、その螺子軸7aに連結されている
直流モータ(図示されていない)が正・逆回転すると被
覆線1に対して前進・後退し、前進時に対向する吊下げ
部7により被覆線1を把持するようにしてある。また、
吊下げ部7の把持面はV字状にして把持された被覆線1
が抜けにくいようにしてある。
【0043】このように本把持されたロボットの移動台
18は図2(a)の皮剥位置まで移動し、この移動台1
8に搭載されている前記の皮剥装置により前記のように
して被覆線1の被覆層8を皮剥ぎする。
【0044】次に、移動台18が図2(b)のブラッシ
ング位置まで移動し、同移動台18に搭載されているブ
ラッシング機構12により、先に皮剥ぎされて外部に露
出している内部導体10の外周面11をブラッシングし
て、外周面11に付着している被覆層8の残渣、酸化ア
ルミ皮膜、錆、汚れ等を除去する。被覆線1がOC電線
の場合は外周面11に設けられているセパレータも除去
する。
【0045】前記ブラッシング機構12は図15に示す
ように駆動輪71と従動輪72とにベルトサンダ73を
掛け、駆動輪17を駆動モータ74で回転させるとベル
トサンダ73が回転するようにした二本の回転やすり7
5を対向させて配置して、両回転やすり75の間に内部
導体10が入り込む広さの挿入部76を設け、しかも対
向する回転やすり75の下端側を互いに接近させて逆ハ
の字状にして、挿入部76に内部導体10を挿入し易く
すると共に、挿入された内部導体10の外周面11がベ
ルトサンダ73に確実に接触するようにしてある。
【0046】前記挿入部4に内部導体10を挿入してベ
ルトサンダ73を回転させると同内部導体10の外周面
11がこすられる。このとき二本の回転やすり75が一
定の位置に固定されていると外周面11の一定の箇所し
かブラッシングできないので、同回転やすり75を内部
導体10の周方向に回転させて外周面11の全周がこす
られるようにする。
【0047】このため二本の回転やすり75を図16に
示す様に円板状の回転ギア55(図11、図12の回転
ギア55と同じ回転ギア)の裏側(図11、図12の刃
物50が取付けられている面と反対面)に取付け、同回
転ギア55と噛合っている駆動ギア62をモータにより
回転させると回転ギア55が回転し、それに伴って同回
転ギア55に取付けられている回転やすり75が外周面
11の外周を回転するようにしてある。
【0048】次に、図2の移動台18が図2(c)の加
圧位置まで移動して、図7(a)のように圧縮ダイス4
にセットされてカートリッジ15にセットされているス
リーブ3をブラッシング済の内部導体10の真下まで移
動する。
【0049】その位置で圧縮ダイス4が昇降機構16に
より図7(b)の加圧機構13の横まで押し上げられ
て、スリーブ3の本線挟着部33の間に内部導体10が
挿入する。そして図7のように移動台18のフレーム4
5に取付けられている加圧機構13により圧縮ダイス4
を加圧し、同圧縮ダイス4にセットされているスリーブ
3を押し潰して、図17のように内部導体10をスリー
ブ3で挟着固定する。
【0050】加圧機構13には例えば油圧シリンダ等が
使用される。その油圧シリンダは図7に示す様に移動台
18のフレーム45に取付けられ、そのロッド76は伸
ばすとカートリッジ15の通孔77内を貫通して圧縮ダ
イス4を加圧し、同圧縮ダイス4によりスリーブ3が押
潰されるようにしてある。このとき、図17のようにス
リーブ3の高圧引下線挟着部34も圧縮されて潰れ、同
高圧引下線挟着部34に仮保持されていた高圧引下線2
が挟着される。これにより被覆線1の内部導体10と高
圧引下線2とがスリーブ3を介して接続される。
【0051】前記圧縮ダイス4はロッド76を収縮する
と自動的に元の位置に復帰する。
【0052】次に、前記カートリッジ15が昇降機構1
6により図7(c)の位置まで降下されて、カートリッ
ジ15に装填されているカバー5が内部導体10を挟着
固定したスリーブ3の外側に位置すると、加圧機構13
のロッド76が伸びてカートリッジ15の通孔78を貫
通してカバー5を加圧し、同スリーブ3の外側に押出し
て図18の様にスリーブ3の外側に被せ、対向するカバ
ー5同士を嵌合固定させるようにしてある。
【0053】図1の80は筐体17の外側に取付けられ
た制御部であり、これは前記吊下げ具7、移動台10に
搭載されている皮剥ぎ機構11、ブラッシング機構1
2、加圧機構13、昇降機構16等の動作を電気的に制
御するためのものである。
【0054】
【発明の効果】本発明の被覆線の皮剥装置は次のような
効果がある。 .被覆線1の被覆層8を自動的に、しかも機械的に剥
離できるので、剥離位置、剥離長等が一定し、品質の安
定した皮剥ぎができる。
【0055】本発明の高圧引下線工事用ロボットは次の
ような効果がある。 .被覆線(本線)1と高圧引下線2とが自動的に接続
されるので大幅に省力化できる。 .省力化できた余剰人員を他の作業に回すことができ
るので、作業員を有効に活用できる。 .高圧活線の近くでの作業はロボットを被覆線1に吊
り下げる作業だけであり、作業員が柱上で行う作業が殆
どなくなるので、高所作業、高圧活線の近くでの作業に
伴う危険性が少なくなる。また、柱上作業する作業員の
安全確保のために必要であった安全ネット、低圧防護シ
ート、高圧防護シート等を張ったり取外したりする必要
がなく、作業が簡易化され、また、それらのネット、シ
ート等が不要になるのでコストも低減する。 .皮剥作業、ブラッシング作業、圧着作業等が機械で
自動的に行なわれるので、接続品質にバラツキがなく、
安定した接続部が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧引下線工事用ロボットの一例を示
す概略図。
【図2】(a)〜(c)は同ロボットの平面概略図であ
り、(a)は皮剥位置の平面概略図、(b)ブラッシン
グ位置の平面概略図、(c)は加圧位置の平面概略図。
【図3】(a)は同ロボットの正面概略図、(b)は同
ロボットの側面概略図。
【図4】(a)は同ロボットにおける仮吊下げ具の不使
用時の説明図、(b)は同仮吊下げ具の本線への係止前
の説明図、(c)は同仮吊下げ具の本線への係止時の説
明図。
【図5】(a)は同ロボットで使用されるスリーブに高
圧引下線を仮保持した状態の斜視図、(b)は(a)の
縦断側面図、(c)は(a)の正面図、(d)は同スリ
ーブの斜視図、(e)は同スリーブに高圧引下げ線を仮
保持した状態の側面図。
【図6】(a)は同ロボットにおけ圧縮ダイスの正面
図、(b)は同圧縮ダイスにスリーブを装着するときの
説明図、(c)は同圧縮ダイスにスリーブを装着した後
の説明図。
【図7】(a)は同ロボットにおけカートリッジに圧縮
ダイス及びカバーを装填した状態の正面図、(b)は同
カートリッジを上昇した状態の正面図、(c)は同カー
トリッジを下げた状態の正面図。
【図8】本発明の同ロボットによる皮剥説明図。
【図9】(a)〜(c)は同ロボットにおける皮剥説明
図であり、(a)は本線の被覆層への刃物の食込み前の
説明図、(b)は食込み時の説明図、(c)は被覆層を
分離する時の説明図。
【図10】(a)は同ロボットにおける刃物の斜視図、
(b)は同刃物の側面図。
【図11】本発明の同ロボットにおける刃物の動作説明
図。
【図12】(a)〜(c)は同ロボットにおける皮剥時
の刃物の回転状態を示す説明図であり、(a)は回転前
の説明図、(b)は90度回転した状態の説明図、
(c)は270度回転した状態の説明図。
【図13】本発明の同ロボットにおける刃物の斜視図。
【図14】(a)(b)(c)は同ロボットにおける刃
物を本線側に前進させる場合の側面説明図、(e)は
(a)の(f)は(b)の(g)は(c)の部分平面
図、(d)は同刃物を本線から後退させる場合の側面説
明図、(h)は(d)の部分平面図。
【図15】本発明の同ロボットにおけるブラッシング機
構の斜視図。
【図16】(a)〜(c)は同ロボットにおけるブラッ
シング機構の回転状態を示す説明図であり、(a)は回
転前の説明図、(b)は90度回した状態の説明図、
(c)は270度回転した状態の説明図。
【図17】同ロボットによりスリーブを圧縮して本線と
高圧引下線とを挟着した状態の正面図。
【図18】同ロボットによりスリーブの外側にカバーを
被せた状態の正面図。
【図19】本線と柱上変圧器を高圧引下線で接続した状
態の説明図。
【図20】本線と高圧引下線の従来の接続状態の説明
図。
【符号の説明】 1 被覆線 2 高圧引下線 3 スリーブ 4 圧縮ダイス 5 カバー 6 カバー装填部 7 吊下げ部 8 被覆層 9 皮剥機構 10 内部導体 11 外周面 12 ブラッシング機構 13 加圧機構 14 カートリッジ装填部 15 カートリッジ 16 昇降機構 17 筐体 18 移動台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 1/02 N 7373−5G (71)出願人 391011386 日本バーンデイ株式会社 東京都港区高輪3丁目26番33号 (71)出願人 000005186 株式会社フジクラ 東京都江東区木場1丁目5番1号 (71)出願人 591265633 株式会社華陽電機工業所 東京都港区浜松町2丁目1番6号 (71)出願人 000001890 三和テッキ株式会社 東京都品川区南品川6丁目5番19号 (72)発明者 伊藤 雅章 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 海原 紀幸 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 阿部 好秋 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 小幡 智男 栃木県小山市西黒田87 三英社総合研究所 内 (72)発明者 田辺 彰 東京都港区高輪三丁目26番33号 日本バー ンディ株式会社内 (72)発明者 町田 浩一 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 若松 一美 千葉県佐倉市大作1丁目8番1号 株式会 社華陽電機工業所佐倉工場内 (72)発明者 河西 耕二 山梨県中巨摩郡玉穂町中楯810番地 三和 テッキ株式会社甲府工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆線1の被覆層8を皮剥ぎする二つの
    刃物50が被覆線1を挟んで対向するように配置され、
    刃物50は開閉可能とした二つの刃物取付台52、53
    の夫々に被覆層8の長手方向二か所に食込んで輪切り状
    に切込み8a、8bを入れる輪切刃34と、前記切込み
    8a、8bの間に食込んで被覆層8の周方向二か所に水
    平に切込み8c、8dを入れる水平刃55とが取付けら
    れ、前記刃物50は前記輪切刃54及び水平刃55が被
    覆層8に食込んだ状態で被覆線1の周方向に回転して、
    被覆層8のうち前記切込み8a、8b、8c、8dの内
    側の分離部8e、8fを被覆線1の内部導体10から浮
    かし、その後に同刃物取付台52、53が開閉して水平
    刃55が分離部8eを押し開く方向に開閉可能としたこ
    とを特徴とする被覆線皮剥装置。
  2. 【請求項2】 架空配電されている被覆線1に接続され
    る高圧引下線2が仮保持されたスリーブ3をセットする
    圧縮ダイス4と、同スリーブ3の外側に被せるカバー5
    を装填するカバー装填部6と、被覆線1を把持する吊下
    げ部7と、被覆線1の被覆層8を剥離する皮剥機構9
    と、皮剥ぎにより露出した被覆線1の内部導体10の外
    周面11をブラッシングするブラッシング機構12と、
    前記圧縮ダイス4を加圧することによりスリーブ3を圧
    縮して同スリーブ3に内部導体10を挟着固定し、前記
    カバー5を加圧してスリーブ3の外側に被せる加圧機構
    13とを備えた高圧引下線工事用ロボットにおいて、前
    記皮剥機構9が請求項1の被覆線皮剥装置であることを
    特徴とする高圧引下線工事用ロボット。
JP35907691A 1991-12-26 1991-12-26 被覆線皮剥装置と同装置を用いた高圧引下線工事用ロボット Pending JPH05184033A (ja)

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