JPH05183565A - ループ式通信システム - Google Patents

ループ式通信システム

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JPH05183565A
JPH05183565A JP3345138A JP34513891A JPH05183565A JP H05183565 A JPH05183565 A JP H05183565A JP 3345138 A JP3345138 A JP 3345138A JP 34513891 A JP34513891 A JP 34513891A JP H05183565 A JPH05183565 A JP H05183565A
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station
transmission
channel
reception
area
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JP3345138A
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Osamu Yamagishi
治 山岸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 制御局91と複数の局93とが伝送路92を
介してループ状に接続され、この伝送路92にフレーム
を周回させて各局間で通信を行うループ式通信システム
において、各局は通信状態になるとフレームにm系列信
号をのせて相手側に送り、相手側から送られてくるm系
列信号が受信できないときには、相手局が障害であると
判断する。 【効果】 本発明によれば、通信相手を含む局がループ
の障害に遭遇したことを接続パス毎に迅速に検出するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ通信システムの
障害を検出し、収容される端末に障害を通知するループ
式通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報化社会の発展に伴い、複数の情報シ
ステム(局)をデータ伝送路を介して相互に接続し、よ
り高度な情報処理を実現するネットワークシステムが、
例えばプロセス制御ネットワークシステムやOA用ネッ
トワークシステム、ファクトリー・オートメーション用
ネットワークシステム等として種々開発されている。と
ころで最近の傾向としては、独立に存在する各種のネッ
トワークを統合し、あるいは複合して、さらに高度な情
報処理を可能とする大規模で高度な、ネットワークの開
発が要求されている。
【0003】このような要求に答えるべく、例えば図9
に示すような、伝送路92を介して制御局91と各局9
3−1、93−2、93−3、…93−mをループ状に
接続してなるループ式通信システムが注目されている。
制御局91および各局93−1、93−2、93−3、
…93−mは、それぞれ、コンピュータ、FAX等の端
末94−1、94−2、94−3、…94−nを収容
し、これら端末94−1、94−2、94−3、…94
−nの間で通信が行われる。
【0004】図10は、図8に示したシステム等の通信
において使用されるフレームフォーマットの一例を示す
図である。
【0005】図10に示すフレームは、フレーム同期領
域101と制御領域102とデータ通信領域103から
なる。
【0006】フレーム同期領域101は、フレームの先
頭を示すものである。制御領域102は、制御局91お
よび各局93−1、93−2、93−3、…93−mの
間の制御情報の送受を行う領域である。データ通信領域
103は、複数のタイムスロットで構成される。複数の
タイムスロットは各局に収容される端末94−1、94
−2、94−3、…94−n間の通信路として使用す
る。
【0007】なお、制御領域102を利用して各局間で
送受される制御情報は、局から制御局へ送信される障害
情報や制御局から局への障害に対する指示情報や、各局
93−1、93−2、93−3、…93−mに収容され
る端末94−1、94−2、94−3、…94−n間に
データ通信領域103のタイムスロットの割当を行う接
続制御情報等である。
【0008】このようなループ式通信システムにおい
て、ループの故障はシステム全体に波及する恐れがあ
る。従来、障害回復機能として以下の項目が考えられて
きた。
【0009】(1)系切り替え 片系故障の場合、正常系にて運用を継続する。
【0010】(2)バイパス 故障局をループより切り離し運用を継続する。
【0011】(3)ループバック 故障箇所の上流と下流で伝送路を折り返し、故障箇所を
切り離し運用を継続する。
【0012】このような障害回復手段にて故障箇所を最
小限にとどめ運用を継続することができる。
【0013】しかし、(2)、(3)の障害回復処理に
より通信相手を含む局がループより離脱した場合、端末
の送信データがそのまま受信データとして折り返ってし
まうという障害が発生する。
【0014】これを、例えば(2)のバイパス動作を例
として具体的に説明する。
【0015】図9において局93−1に収容された端末
94−nと局93−mに収容された端末94−1の間に
データ通信領域のチャネルが設定され端末間で通信を行
っている。ここで局93−1が故障した場合、前記の障
害回復機能にて局93−1がループより離脱する。この
場合、端末94−1が送出したデータがループを介して
端末94−1に受信データとして折り返ってしまう。
【0016】ここで、端末94−1に対して伝送路の障
害を通知することが必要である。
【0017】このため、制御局91は端末94−1、9
4−2、94−3、94−4、…94−m間のタイムス
ロット割当情報と障害箇所から障害に巻き込まれた端末
を割り出し、その端末を含む局に通知し、局は端末に障
害を通知する方法が考えられるが、システムの大規模化
に伴い障害通知処理の迅速性が失われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】障害の回復機能により
通信相手を含む局がループの障害に遭遇した場合、端末
が送信したデータがそのまま受信データとして折り返っ
てしまう障害が発生する。
【0019】この障害を回避するため、通信相手を含む
局がループの障害に遭遇したことを接続パス毎に迅速に
検出することが望まれる。
【0020】本発明は、このような要望に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、通信相手を含む局
がループの障害に遭遇したことを接続パス毎に迅速に検
出することのできるループ式通信システムを提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、制御局と複数の局とが伝送路を介して
ループ状に接続され、前記伝送路にフレームを周回させ
て各局間で通信を行うループ式通信システムにおいて、
前記各局は、通信状態となったときに、前記フレームに
特定パターンをのせる手段と、相手側から送られてくる
特定パターンを受信できないときには相手局が障害と判
断する手段と、を具備するループ式通信システムであ
る。
【0022】
【作用】本発明では、相手局から送られてくる特定パタ
ーンを受信できないときには相手局が障害と判断するも
のである。
【0023】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0024】本実施例のループ式通信システムの概略構
成は図9に示すものと同様である。図1は、本実施例に
係るループ通信システムで使用するフレームフォーマッ
トである。
【0025】図1に示すフレームは、フレーム同期領域
11と制御領域12とデータ通信領域13からなる。
【0026】フレーム同期領域11は、フレームの先頭
を示すものである。制御領域12は、制御局91および
各局93−1、93−2、93−3、…93−mの間の
制御情報の送受を行う領域である。データ通信領域13
は、複数のチャネル14−1、14−2、14−3、1
4−3…14−pで構成される。複数のチャネル14−
1、14−2、14−3、14−3…14−pは各局に
収容される端末94−1、94−2、94−3、…94
−n間の通信路として使用するデータ領域15と回線が
確立されていることを確認する回線確立領域16、17
で構成される。
【0027】回線確立領域16には、例えば発呼側の局
から発生するm系列信号がのせられ、これが着呼側の局
に送られる。
【0028】回線確立領域17には、例えば着呼側の局
から発生するm系列信号がのせられ、これが発呼側の局
に送られる。
【0029】なお、制御領域12を利用して送受される
制御情報は、局93−1、93−2、93−3、…93
−mから制御局91への障害情報や、制御局91から各
局93−1、93−2、93−3、…93−mへの指示
の情報等や、各局93−1、93−2、93−3、…9
3−mに収容される端末94−1、94−2、94−
3、…94−n間にデータ通信領域13のチャネルの割
当を行う接続制御情報等である。
【0030】図2に制御領域12の制御情報のパケット
フォーマットを示す。
【0031】制御情報のパケットは、空/塞情報領域2
1、宛先情報領域22、送信元情報領域23、情報領域
24からなる。空/塞情報領域21は制御領域が使用中
(塞)であるか、使用されていない(空)かを示す領域
である。宛先情報領域22はパケットの宛先局のアドレ
ス(属するループのアドレスおよび局のアドレス)を示
す領域である。送信元情報領域23は送信元の局のアド
レス(属するループのアドレスおよび局のアドレス)を
示す領域である。情報領域24は局間または端末間の情
報を転送するための領域である。
【0032】図3は、制御局を示すブロック図であり、
受信部301、送信部302、フレーム制御部303、
フレーム遅延制御部304、送受信制御部305、端末
インタフェース部306−1、306−2、306−
m、CPU307、メモリ308で構成される。
【0033】受信部301は、伝送路92上のシリアル
データからクロックを抽出し、フレーム制御部303に
受信クロックS1と受信データS2を出力する。送信部
302は、フレーム制御部303から送信データS3と
送信クロックS4が入力され、送信クロックS4と同期
したシリアルデータを伝送路92上に送出する。フレー
ム制御部303は、受信部301を経由して入力される
受信データS2からフレームの先頭を検出して受信チャ
ネルデータS5およびチャネルクロック、フレームヘッ
ダの制御信号S6をフレーム遅延制御部304に出力す
る。フレーム制御部303は、フレーム遅延制御部30
4より送信チャネルデータS7を入力し、フレーム同期
領域11を付加し送信部302に送信データS3と送信
クロックS4を出力する。送受信制御部305はフレー
ム遅延制御部304から受信チャネルデータS8を入力
し端末インタフェース部306に受信チャネルデータ、
受信チャネルクロック、フレームヘッダのデータおよび
制御信号S10を出力し、端末インタフェース部306
より受信チャネルデータS10を入力する。CPU30
7は、コンフィグレーション時に送受信制御部305内
のレジスタに制御領域の開始タイムスロット番号と終了
タイムスロット番号をセットする。また、CPU307
は、端末インタフェース部306−1、306−2、…
306−mに後述する動作(接続動作または解放動作)
中にに制御パケットの情報により端末インタフェース部
の送信チャネルテーブル602(図6)、受信チャネル
テーブル607(図6)をセットし端末間のパスを確立
する。
【0034】図4は、局93−1、93−2、93−
3、…93−mを示すブロック図であり、受信部40
1、送信部402、フレーム制御部403、送受信制御
部404、端末インタフェース部405−1、405−
2、…405−m、CPU406、メモリ407で構成
される。
【0035】受信部401は、伝送路92上のシリアル
データからクロックを抽出し、フレーム制御部403に
受信クロックS41と受信データS42を出力する。送
信部402は、フレーム制御部403から送信データS
43と送信クロックS44が入力され、送信クロックS
44と同期したシリアルデータを伝送路92上に送出す
る。フレーム制御部403は、受信部401を経由して
入力される受信データS42からフレームの先頭を検出
して受信チャネルデータS45およびチャネルクロッ
ク、フレームヘッダの制御信号S46を送受信制御部4
04に出力する。フレーム制御部403は、送受信制御
部404より送信チャネルデータS47を入力されフレ
ーム同期領域11を付加し、送信部402に送信データ
S43と送信クロックS44を出力する。送受信制御部
404はフレーム制御部403から受信チャネルデータ
S45を入力し端末インタフェース部405−1、40
5−2、…405−mに受信チャネルデータ、受信チャ
ネルクロック、フレームヘッダのデータおよび制御信号
S48を出力し、端末インタフェース部405−1、4
05−2、…405−mから受信チャネルデータを入力
する。CPU406は、コンフィグレーション時に送受
信制御部404内のレジスタに制御領域の開始タイムス
ロット番号と終了タイムスロット番号をセットする。ま
た、CPU406は、端末インタフェース部405−
1、405−2、…405−mに、後述する動作(接続
動作または解放動作)中にに制御パケットの情報により
端末インタフェース部405−1、405−2、…40
5−mの送信チャネルテーブル602、受信チャネルテ
ーブル607をセットし端末間のパスを確立する。
【0036】図5は、図3および図4中の送受信制御部
305、404を示すブロック図であり、制御領域送受
信メモリ501、制御領域送受信制御部502、遅延回
路503、セレクタ部504で構成される。
【0037】制御領域送受信制御部502は、フレーム
上の制御領域12を使用してパケット通信を行う。
【0038】セレクタ部504は、制御領域のタイミン
グ中は、制御領域送受信制御部502からの信号を送信
データとして選択し、各端末インタフェースからの送信
要求時には各端末インタフェースからの信号を送信デー
タとして選択する。
【0039】制御領域送受信メモリ501は、制御領域
12を用いて送受信されるパケットを格納し、CPU3
07(406)と、制御領域送受信制御部502間もし
くは制御領域送受信制御部502相互間に介在する。
【0040】図6は、図3、図4中の端末インタフェー
ス部306−1、306−2、…306−m、405−
1、405−2、…405−mを示すブロック図であ
り、送信チャネルカウンタ601、送信チャネルテーブ
ル602、送信チャネルタイミング制御部603、送信
回線確立領域制御部604、送信バッファ605、受信
チャネルカウンタ606、受信チャネルテーブル60
7、受信回線確立領域制御部608、受信チャネルタイ
ミング制御部609、受信バッファ610、端末インタ
フェース送受信部611で構成される。
【0041】送信チャネルカウンタ601は、送受信制
御部305(404)よりチャネルクロックS61およ
びフレームヘッダ信号S62を入力し、送受信制御部3
05(404)に出力する送信データに対応するチャネ
ル値を計数し、送信チャネル値S63を送信チャネルタ
イミング制御部603に出力する。
【0042】送信チャネルテーブル602は、CPU3
07(406)により後述の接続動作にてデータ通信領
域13の使用送信チャネル値がセットされ、後述の解放
制御にてリセットされる。そして使用送信チャネル値S
64を送信チャネルタイミング制御部603に出力す
る。
【0043】送信チャネルタイミング制御部603は、
送信チャネルテーブルがセットされた状態で送信チャネ
ル値S63と使用送信チャネル値S64を比較し一致し
た場合、送信バッファ605に送信タイミングS65を
出力する。
【0044】送信回線確立制御部604は、m系列パタ
ーンを送信回線確立信号S66として送信バッフア60
5に送出する。
【0045】送信バッファ605は、端末送信データS
67および送信回線確立信号S66を入力し、送信タイ
ミングS65のタイミングで送信チャネルデータS68
を出力する。
【0046】受信チャネルカウンタ606は、送受信制
御部305(404)よりチャネルクロックS61およ
びフレームヘッダ信号S62を入力し、送受信制御部3
05(404)に出力する受信データに対応するチャネ
ル値を計数し、受信チャネル値S68を受信チャネルタ
イミング制御部609に出力する。
【0047】受信チャネルテーブル607は、CPU3
07(406)により後述の接続動作にてデータ通信領
域13の使用受信チャネル値がセットされ、後述の解放
制御にてリセットされる。そして使用受信チャネル値S
69を受信チャネルタイミング制御部609に出力す
る。
【0048】受信チャネルタイミング制御部609は、
受信チャネルテーブルがセットされた状態で受信チャネ
ル値S68と使用受信チャネル値S69を比較し一致し
た場合、受信バッファ610に受信タイミングS70を
出力する。
【0049】受信バッファ610は、送受信制御部30
5(404)より受信チャネルデータS71を入力し、
端末インタフェース送受信部611に端末受信データS
73と受信回線確立制御部608に受信回線確立信号S
72を出力する。
【0050】受信回線確立制御部608は、受信バッフ
ァ610から受信回線確立信号S72を入力し、m系列
信号が検出できれば回線が確立したと判断する。また、
m系列信号が検出できない場合、回線が確立されていな
いと判断し、端末インタフェース送受信部611に回線
障害が発生したことを通知する。
【0051】端末インタフェース送受信部611は、送
信チャネルバッファと受信チャネルバッファと端末間の
インタフェースをとる。受信回線確立制御部608から
回線障害が発生したことを通知された場合、端末に対し
て障害を表示する。
【0052】次に、本実施例の動作について説明する。
【0053】図7は、接続制御のシーケンスを示す。ま
ず、接続動作と切断動作の概略を説明する。
【0054】(1)接続動作 例えば、局93−mに収容された端末94−1より、局
93−1に収容された端末94−nに接続要求がある
と、局93−mは制御局91にチャネル割当要求を行
う。制御局91は空チャネルを検索し、空チャネルを検
出すると局93−mに割り当てるチャネル番号をチャネ
ル割当応答にて通知する。局93−mはチャネル割当応
答にてチャネルを獲得すると局93−1に対して発呼要
求にて割当チャネルを通知する。局93−1は発呼要求
を受け取ると、着呼端末の閉塞状態を調べ塞状態であれ
ば端末94−nに着呼要求を通知し割当チャネルを端末
に接続すると同時に、局93−mに対し着呼応答を通知
する。局93−mは着呼応答を受け取ると端末94−1
に着呼応答を通知し割当チャネルを端末に接続(送信チ
ャネルテーブル602および受信チャネルテーブル60
7に割当チャネルをセット)する。こで端末間の通信路
の接続が完了し通信状態となる。
【0055】(2)解放動作 局93−1に収容された端末94−nより、局93−m
に収容された端末94−1に解放要求があると、局93
−mに対し解放要求を通知する。局93−mは解放要求
を受信すると端末94−1に解放指示を通知し、局93
−1に解放応答を通知する。局93−1は解放応答を受
信すると端末94−nに対し解放指示を通知するととも
に制御局91に対し、チャネル解放要求を通知する。制
御局91はチャネル解放要求を受信するとチャネルを解
放し、局93−1に対しチャネル解放応答を通知する。
局93−1はチャネル解放応答を受信し解放動作を完了
する。
【0056】次に、本実施例の特徴的の動作について説
明する。
【0057】図8は、通信状態での端末インタフェース
(306−1、306−2、…306−m、405−
1、405−2、…405−m)の動作を説明したフロ
ーチャートである。
【0058】図8に示すように、通信状態でない場合
(ステップ801)、端末94−1、94−nには端末
回線未設定表示がなされる(ステップ802)。
【0059】通信状態になると(ステップ801)、発
呼側の局93−mの端末インタフェース部306は、チ
ャネルを獲得し、送信チャネルテーブル602に割り当
てチャネルをセットし、送信回線確立制御部604から
出力されるm系列信号を回線確立領域16に乗せるよう
にする。さらに、受信チャネルテーブル607に割り当
てチャネルをセットし、回線確立領域17にあるデータ
を受信回線確立制御部608に送るようにする。
【0060】また、着呼側の局93−1の端末インタフ
ェース部306は、チャネルを獲得すると送信チャネル
テーブル602に割り当てチャネルをセットし、送信回
線確立制御部604の出力を回線確立領域17に乗せる
ようにする。また受信チャネルテーブル607に割り当
てチャネルをセットし、回線確立領域17のデータを受
信回線確立制御部608に入力されるようにする。
【0061】したがって、チャネルを獲得した場合、発
呼側の局93−mからは回線確立領域16にm系列信号
が、例えば1ビットずつ送られる。また、着呼側の局9
3−1からは回線確立領域17にm系列信号が、例えば
1ビットずつ送られる。
【0062】次に、回線確立信号を受信し、その回線確
立信号がm系列信号であるか、m系列信号でないかの判
断がなされる(ステップ803)。
【0063】すなわち、発呼側の局93−mの受信回線
確立制御部608は、回線確立領域17からの、回線確
立信号S72がm系列信号であるか、m系列信号でない
かの判断がなされる。
【0064】また、着呼側の局93−1の受信回線確立
制御部608は、回線確立領域16からの、回線確立信
号S72がm系列信号であるか、m系列信号でないかの
判断がなされる。
【0065】ステップ803において、回線確立信号が
m系列信号である場合には、相手側の局との間に障害が
ないものとし、端末回線障害表示解除がなされる(ステ
ップ804)。
【0066】ステップ803において、m系列信号でな
い場合には端末回線障害表示がなされる(ステップ80
5)。そして、障害が復旧すると回線確立信号がm系列
信号となるので(ステップ806)、端末回線障害表示
解除を行う(ステップ807)。
【0067】このように本実施例では、通信状態になっ
たとき、発呼側と着呼側の局それぞれからm系列信号を
発生し、これを相手側で受信できないとき、相手局が障
害に遭遇したと見なすことにより、相手局が障害に遭遇
したことを迅速に検出することができる。
【0068】なお、本実施例においては、特定パターン
の信号としてm系列信号を送信するようにしたが、他の
信号を送るようにしてもよい。
【0069】また、m系列信号を1ビットずつ送るよう
にしたが、数ビットずつ送るようにすることもできる。
【0070】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、通信相手を含む局がループの障害に遭遇したこと
を接続パス毎に迅速に検出することのできるループ式通
信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例におけるフレームのフォーマット図
【図2】 制御領域12のパケットフォーマット図
【図3】 制御局の構成を示すブロック図
【図4】 局の構成を示すブロック図
【図5】 送受信制御部の構成を示すブロック図
【図6】 端末インタフェース部の構成を示すブロック
【図7】 接続動作および解放動作を示すシーケンス図
【図8】 本実施例の動作を示すフローチャート
【図9】 ループ式通信システムの概略構成を示す図
【図10】 従来のフレームのフォーマット図
【符号の説明】
16………回線確立領域 17………回線確立領域 91………制御局 92………伝送路 93−1〜93−m…局 94−1〜94−n…端末 604………送信回線確立制御部 608………受信回線確立制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御局と複数の局とが伝送路を介してル
    ープ状に接続され、前記伝送路にフレームを周回させて
    各局間で通信を行うループ式通信システムにおいて、 前記各局は、 通信状態となったときに、前記フレームに特定パターン
    をのせる手段と、 相手側から送られてくる特定パターンを受信できないと
    きには相手局が障害と判断する手段と、 を具備するループ式通信システム。
  2. 【請求項2】 前記特定パターンはm系列信号である請
    求項第1項記載のループ式通信システム。
JP3345138A 1991-12-26 1991-12-26 ループ式通信システム Withdrawn JPH05183565A (ja)

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JP3345138A JPH05183565A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 ループ式通信システム

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