JPH05183411A - アナログスイッチ回路 - Google Patents

アナログスイッチ回路

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JPH05183411A
JPH05183411A JP34557891A JP34557891A JPH05183411A JP H05183411 A JPH05183411 A JP H05183411A JP 34557891 A JP34557891 A JP 34557891A JP 34557891 A JP34557891 A JP 34557891A JP H05183411 A JPH05183411 A JP H05183411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog switch
input terminal
input
terminal
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP34557891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kazumi
昌弘 数見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はアナログスイッチ回路に関し、その
目的は、クロストークの影響の少ないアナログスイッチ
回路を提供することにある。 【構成】 一方の入力端子にそれぞれ第1,第2の入力
信号が印加されて他方の入力端子はアースに接続され相
補的に切換駆動される切換形の第1,第2のアナログス
イッチ(SW1,SW2)と、一方の入力端子に第1の
アナログスイッチ(SW1)の出力信号が印加されて他
方の入力端子に第2のアナログスイッチ(SW2)の出
力信号が印加され第1,第2のアナログスイッチ(SW
1,SW2)と共通の駆動信号で切換駆動される切換形
の第3のアナログスイッチ(SW3)、とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログスイッチ回路に
関し、更に詳しくは、クロストークの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】測定器によっては、フロントパネルやリ
アパネル等に2個以上の入力端子を持っていて、スイッ
チの切り換えによってこれらのいずれかを選択するよう
に構成されたものがある。この場合、内部の入力アンプ
を共用するため、入力アンプの手前でリレー等の切換素
子で切り換えるのが一般的である。
【0003】ところで、切換素子の切換制御をプッシュ
スイッチ1つで行ったり通信で行うようなデジタル化が
進んでくると、内部の切換信号もデジタル信号であるこ
とが多い。
【0004】例えば、切換素子としてリレーを用いる場
合にはリレーの駆動回路を設けることが行われている
が、リレーは寿命のある部品であるため、メインテナン
スが必要になる。
【0005】これに対し、デジタルICで構成されるア
ナログスイッチはデジタル信号で直接切り換えられるた
めリレーの場合のような駆動回路は不要になり、回路構
成が簡単になる。
【0006】図3に従来のアナログスイッチによる信号
選択回路の一例を示す。図において、一方の入力端子A
には第1の入力信号が印加され、他方の入力端子Bには
第2の入力信号が印加されていて、第1の入力信号と第
2の入力信号を交互に選択して出力信号Vとして出力端
子Cに出力できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3のような
アナログスイッチの各入力端子A,Bと出力端子Cの間
にはそれぞれ数10pFの静電容量Cがある。
【0008】この結果、例えば図3のように入力端子A
側の第1の入力信号を選択している場合、入力端子B側
の第2の入力信号系統がオープンになったり高周波信号
が印加されている状態では出力端子Cには非選択入力端
子Bと出力端子C間の静電容量Cを介して比較的大き
な第2の入力信号成分が重畳されてクロストークを生じ
ることになり、一般には入力アンプの入力信号の切り換
えには使用されていなかった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、クロストークの影響の少な
いアナログスイッチ回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアナログス
イッチ回路は、一方の入力端子にそれぞれ第1,第2の
入力信号が印加されて他方の入力端子はアースに接続さ
れ相補的に切換駆動される切換形の第1,第2のアナロ
グスイッチと、一方の入力端子に第1のアナログスイッ
チの出力信号が印加されて他方の入力端子に第2のアナ
ログスイッチの出力信号が印加され第1,第2のアナロ
グスイッチと共通の駆動信号で切換駆動される切換形の
第3のアナログスイッチ、とで構成されたことを特徴と
する。
【0011】
【作用】第1のアナログスイッチで第1の入力信号を選
択したとき第2のアナログスイッチはアースを選択して
第3のアナログスイッチは第1のアナログスイッチの出
力信号を選択し、第2のアナログスイッチで第2の入力
信号を選択したとき第1のアナログスイッチはアースを
選択して第3のアナログスイッチは第2のアナログスイ
ッチの出力信号を選択する。
【0012】これにより、各入力信号は2段のアナログ
スイッチを通って切換選択されて出力されるので、非選
択入力端子と出力端子間の静電容量を介して重畳される
クロストークはほぼ1/2になる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の原理回路図である。図1
において、SW1〜SW3はそれぞれ2個の入力端子
A,Bと1個の出力端子Cを有する上述図4と同様な切
換形のアナログスイッチである。
【0014】第1のアナログスイッチSW1の一方の入
力端子Aには第1の入力信号が印加されて他方の入力端
子はアースに接続され、第2のアナログスイッチSW1
の一方の入力端子Aはアースに接続されて他方の入力端
子Bには第2の入力信号が印加されている。第3のアナ
ログスイッチSW3の一方の入力端子Aには第1のアナ
ログスイッチSW1の出力端子Cが接続され、他方の入
力端子Bには第2のアナログスイッチSW2の出力端子
Cが接続されている。
【0015】このような構成において、これら第1〜第
3のアナログスイッチSW1〜SW3は入力端子Aまた
はBを選択する共通のデジタル信号により切換駆動され
る。すなわち、例えば図1に示すように入力端子Aを選
択するように駆動された状態では、第1〜第3のアナロ
グスイッチSW1〜SW3の出力端子Cは全て入力端子
A側に接続され、第3のアナログスイッチSW3の一方
の入力端子Aには第1のアナログスイッチSW1を介し
て第1の入力信号が印加されて他方の入力端子Bは第2
のアナログスイッチSW2を介してアースに接続され
る。
【0016】これに対し、例えば入力端子Bを選択する
ように駆動された状態では、第1〜第3のアナログスイ
ッチSW1〜SW3の出力端子Cは全て入力端子B側に
接続され、第3のアナログスイッチSW3の一方の入力
端子Aは第1のアナログスイッチSW1を介してアース
が接続されて他方の入力端子Bには第2のアナログスイ
ッチSW2を介して第2の入力信号が印加される。
【0017】図2は図1の具体的な回路図である。第1
のアナログスイッチSW1の一方の入力端子Aには入力
電流制限用の抵抗Rを介して第1の入力信号が印加さ
れて他方の入力端子はアースに接続され、第2のアナロ
グスイッチSW1の一方の入力端子Aはアースに接続さ
れて他方の入力端子Bには入力電流制限用の抵抗R
介して第2の入力信号が印加されている。第3のアナロ
グスイッチSW3の一方の入力端子Aには第1のアナロ
グスイッチSW1の出力端子Cが接続され、他方の入力
端子Bには第2のアナログスイッチSW2の出力端子C
が接続され、出力端子Cは演算増幅器U1の非反転入力
端子に接続されている。演算増幅器U1の出力端子は抵
抗RとRの直列回路を介してアースに接続され、抵
抗RとRの接続点は演算増幅器U1の反転入力端子
に接続されている。
【0018】図2の回路構成において、例えば図2に示
すように入力端子Aを選択するように駆動された状態で
は、演算増幅器U1には第1の入力信号が第1のアナロ
グスイッチSW1及び第3のアナログスイッチSW3を
介して加えられ、第3のアナログスイッチSW3の入力
端子Bは第2のアナログスイッチSW2を介してアース
に接続される。
【0019】このようにして第3のアナログスイッチS
W3で選択された第1の入力信号は演算増幅器U1によ
り抵抗RとRの比で増幅出力される。そして、この
ように入力端子Aを選択するように駆動された状態では
第2のアナログスイッチSW2の出力端子Cはアースに
接続されているので、第3のアナログスイッチSW3の
入力端子Bと出力端子C間の静電容量Cを介して第2
の入力信号成分が重畳されてクロストークを生じること
はない。
【0020】仮に、第2の入力信号として極めて高い周
波数の信号が印加されたとしても、第2のアナログスイ
ッチSW2の入力端子Bと出力端子C間の静電容量C
と第3のアナログスイッチSW3の入力端子Bと出力端
子C間の静電容量Cを通ることから2個の静電容量C
が直列接続されることになって静電容量の値は1/2
になり、図3の場合に比べてクロストークの影響は小さ
くなる。
【0021】なお、入力端子Bを選択するように駆動さ
れた状態では、演算増幅器U1には第2の入力信号が第
2のアナログスイッチSW2及び第3のアナログスイッ
チSW3を介して加えられ、第3のアナログスイッチS
W3の入力端子Aは第1のアナログスイッチSW1を介
してアースに接続されることになる。この場合にも、入
力端子Aを選択した場合と同様に、非選択入力端子A側
からのクロストークに対する軽減効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明に基づくアナ
ログスイッチ回路によれば、次のような効果が得られ
る。
【0023】すなわち、本発明によれば、アナログスイ
ッチによるクロストークの影響の少ない信号選択が可能
になり、リレーを使用する方式に比べて回路構成を単純
にでき、メインテナンスフリーが得られ、スイッチング
の高速化も実現でき、入力アンプの入力信号の切り換え
にも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理回路図である。
【図2】図1の具体的な回路図である。
【図3】従来のアナログスイッチによる信号選択回路例
図である。
【符号の説明】
SW1〜SW3 アナログスイッチ A,B 入力端子 C 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の入力端子にそれぞれ第1,第2の
    入力信号が印加されて他方の入力端子はアースに接続さ
    れ相補的に切換駆動される切換形の第1,第2のアナロ
    グスイッチと、 一方の入力端子に第1のアナログスイッチの出力信号が
    印加されて他方の入力端子に第2のアナログスイッチの
    出力信号が印加され第1,第2のアナログスイッチと共
    通の駆動信号で切換駆動される切換形の第3のアナログ
    スイッチ、 とで構成されたことを特徴とするアナログスイッチ回
    路。
JP34557891A 1991-12-26 1991-12-26 アナログスイッチ回路 Pending JPH05183411A (ja)

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JP34557891A JPH05183411A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 アナログスイッチ回路

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ID=18377546

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019198025A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 三菱電機エンジニアリング株式会社 基準信号選択回路
JP2020005255A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 使用されていない接続を能動的に切断することによる多重化システムにおける信号品質

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019198025A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 三菱電機エンジニアリング株式会社 基準信号選択回路
JP2020005255A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 使用されていない接続を能動的に切断することによる多重化システムにおける信号品質

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