JPH0518340Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0518340Y2 JPH0518340Y2 JP1987201071U JP20107187U JPH0518340Y2 JP H0518340 Y2 JPH0518340 Y2 JP H0518340Y2 JP 1987201071 U JP1987201071 U JP 1987201071U JP 20107187 U JP20107187 U JP 20107187U JP H0518340 Y2 JPH0518340 Y2 JP H0518340Y2
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- JP
- Japan
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- pipe
- pressure
- powder
- air
- transport
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 37
- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 30
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 26
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種の粉粒状輸送物体(以下単に粉
粒体と云う)を高圧エアーで輸送する高圧輸送装
置に関し、更に詳しくは、輸送管の途中に粉粒体
が停滞して目詰まり(プラグ)が発生しない様
に、粉粒体の輸送を安定して行うことができる粉
粒体用高圧輸送装置の改良に関する。
粒体と云う)を高圧エアーで輸送する高圧輸送装
置に関し、更に詳しくは、輸送管の途中に粉粒体
が停滞して目詰まり(プラグ)が発生しない様
に、粉粒体の輸送を安定して行うことができる粉
粒体用高圧輸送装置の改良に関する。
コンプレツサーから送られて来る高圧エアーを
利用して各種の粉粒体を低速高濃度で輸送する高
圧輸送装置に於いて、輸送管の途中にブーストエ
アーを供給することによつて、粉粒体の流動性を
高めて輸送を安定化させることは、従来より一般
に良く知られた技術である。
利用して各種の粉粒体を低速高濃度で輸送する高
圧輸送装置に於いて、輸送管の途中にブーストエ
アーを供給することによつて、粉粒体の流動性を
高めて輸送を安定化させることは、従来より一般
に良く知られた技術である。
一方、ブーストエアーの供給方式には、ブース
トエアーを常時輸送管に供給する常時供給方式
と、粉粒体の輸送が停滞した必要個所を検出し
て、この検出個所にブーストエアーを供給する集
中供給方式とが存在し、後者の方式は、必要最低
のエアー量にて安定した輸送ができるため、前者
の常時供給方式よりも省エネ輸送が行える利点を
備えている。
トエアーを常時輸送管に供給する常時供給方式
と、粉粒体の輸送が停滞した必要個所を検出し
て、この検出個所にブーストエアーを供給する集
中供給方式とが存在し、後者の方式は、必要最低
のエアー量にて安定した輸送ができるため、前者
の常時供給方式よりも省エネ輸送が行える利点を
備えている。
第3図は上記後者の集中供給方式を用いた高圧
輸送装置の一例を示したものであつて、図中、A
は粉粒体Zを高圧輸送する輸送管で、Bはこの輸
送管Aに並設したブーストエアーを供給用のサイ
ドチユーブ、Cはブーストエアーを輸送管Aに送
るためにサイドチユーブBに取付けた給気管で、
この給気管Cの先端側は複数本のブロー管Ca…
…に分岐され、これ等の各ブロー管Ca……が上
記の輸送管Aに接続されると共に、各ブロー管
Ca……の途中には逆止弁D……が取付けられて
いる。
輸送装置の一例を示したものであつて、図中、A
は粉粒体Zを高圧輸送する輸送管で、Bはこの輸
送管Aに並設したブーストエアーを供給用のサイ
ドチユーブ、Cはブーストエアーを輸送管Aに送
るためにサイドチユーブBに取付けた給気管で、
この給気管Cの先端側は複数本のブロー管Ca…
…に分岐され、これ等の各ブロー管Ca……が上
記の輸送管Aに接続されると共に、各ブロー管
Ca……の途中には逆止弁D……が取付けられて
いる。
また、Eは上記輸送管Aに分岐形成した停滞検
知用の通気管で、この通気管EにはフイルタFと
マニアルバルブG、並びに、圧力スイツチHが取
付けられていて、輸送停滞Zaの発生によつて高
圧エアーの流れが止まり、輸送管A内の圧力が上
昇すると、圧力スイツチHがオンして前記給気管
Cの途中に取付けられているマスター弁Mを開
き、ブーストエアーを各ブロー管Ca……より輸
送管A内に追加供給する仕組に成つており、従つ
て、輸送停滞Zaの個所は、上記ブーストエアー
の追加供給によつて解消されるから、粉粒体Zは
高圧エアーによつて安定した輸送を受けることが
できるのである。
知用の通気管で、この通気管EにはフイルタFと
マニアルバルブG、並びに、圧力スイツチHが取
付けられていて、輸送停滞Zaの発生によつて高
圧エアーの流れが止まり、輸送管A内の圧力が上
昇すると、圧力スイツチHがオンして前記給気管
Cの途中に取付けられているマスター弁Mを開
き、ブーストエアーを各ブロー管Ca……より輸
送管A内に追加供給する仕組に成つており、従つ
て、輸送停滞Zaの個所は、上記ブーストエアー
の追加供給によつて解消されるから、粉粒体Zは
高圧エアーによつて安定した輸送を受けることが
できるのである。
所が、上述の如く構成した高圧輸送装置では、
輸送用の高圧エアーと共に輸送管A側より通気管
E側に送り込まれて来る粉粒体Zが、通気管E内
とかフイルタFに溜つて詰るため、圧力スイツチ
Hを正確に作動させるにはこの溜つた粉粒体Zを
頻繁に清掃する必要があり、清掃を忘れて輸送を
停滞させてしまう場合も多く有つて、保守と管理
が非常に面倒であつた。
輸送用の高圧エアーと共に輸送管A側より通気管
E側に送り込まれて来る粉粒体Zが、通気管E内
とかフイルタFに溜つて詰るため、圧力スイツチ
Hを正確に作動させるにはこの溜つた粉粒体Zを
頻繁に清掃する必要があり、清掃を忘れて輸送を
停滞させてしまう場合も多く有つて、保守と管理
が非常に面倒であつた。
従つて本考案の技術的課題は、通気管等の清掃
を行わなくても常に輸送の停滞を速やかに検出
し、停滞の解消を的確に行つて粉粒体を円滑に輸
送することができる高圧輸送装置を提供すること
にある。
を行わなくても常に輸送の停滞を速やかに検出
し、停滞の解消を的確に行つて粉粒体を円滑に輸
送することができる高圧輸送装置を提供すること
にある。
上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
いて講じた手段は以下の如くである。
高圧エアーによる粉粒体の輸送が途中で停滞す
ると、その停滞個所にブーストエアーを追加供給
して停滞を解消する様に構成した高圧輸送装置に
於いて、 (1) 上記粉粒体を送る輸送管とブーストエアーを
送るサイドチユーブとの間に、常時微量のブー
ストエアーを輸送管側へ供給する通気管を架設
すること。
ると、その停滞個所にブーストエアーを追加供給
して停滞を解消する様に構成した高圧輸送装置に
於いて、 (1) 上記粉粒体を送る輸送管とブーストエアーを
送るサイドチユーブとの間に、常時微量のブー
ストエアーを輸送管側へ供給する通気管を架設
すること。
(2) 上記の通気管にはサイドチユーブ側よりレギ
ユレータと、スピードコントローラと、管内圧
力がレギユレータの設定圧力に達すると作動す
るように構成したフロースイツチと、逆止弁を
順番に取付けること。
ユレータと、スピードコントローラと、管内圧
力がレギユレータの設定圧力に達すると作動す
るように構成したフロースイツチと、逆止弁を
順番に取付けること。
(3) 上記ブーストエアーを追加供給する給気管に
は、上記のフロースイツチが作動すると開動し
てブーストエアーの供給を可能にする作動弁を
取付けること。
は、上記のフロースイツチが作動すると開動し
てブーストエアーの供給を可能にする作動弁を
取付けること。
但し、ここに於いて高圧エアー及びブーストエ
アーとは、いずれもコンプレツサーから送られて
来る圧縮エアーを意味する。
アーとは、いずれもコンプレツサーから送られて
来る圧縮エアーを意味する。
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、通気管内には常時ブースト
エアーが輸送管内に向かつて流れているため、
粉粒体がこの通気管内に詰る心配がなく、従つ
て、通気管を清掃する必要性を無くすことがで
きると共に、輸送停滞の発生によつて輸送管内
の圧力が高く成ると、同様に通気管内の圧力も
高く成るから、この圧力上昇に従つて停滞の発
生を確認可能とする。
エアーが輸送管内に向かつて流れているため、
粉粒体がこの通気管内に詰る心配がなく、従つ
て、通気管を清掃する必要性を無くすことがで
きると共に、輸送停滞の発生によつて輸送管内
の圧力が高く成ると、同様に通気管内の圧力も
高く成るから、この圧力上昇に従つて停滞の発
生を確認可能とする。
上記(2)の要素は、サイドチユーブより通気管
を通して輸送管に向つて流れるブーストエアー
の流量と流速を、レギユレータとスピードコン
トローラによつて常時一定に調整でき、且つ、
逆止弁がこの通気管への粉粒体の逆流を防止で
きると共に、上記輸送停滞の発生によつて通気
管内の圧力がレギユレータの設定圧力よりも高
く成つた場合には、フロースイツチがこれを速
やかに、且つ、正確に検出してスイツチオンす
るため、輸送停滞個所の検出を的確に行うこと
を可能にする。
を通して輸送管に向つて流れるブーストエアー
の流量と流速を、レギユレータとスピードコン
トローラによつて常時一定に調整でき、且つ、
逆止弁がこの通気管への粉粒体の逆流を防止で
きると共に、上記輸送停滞の発生によつて通気
管内の圧力がレギユレータの設定圧力よりも高
く成つた場合には、フロースイツチがこれを速
やかに、且つ、正確に検出してスイツチオンす
るため、輸送停滞個所の検出を的確に行うこと
を可能にする。
上記(3)の要素は、輸送停滞発生に基づいてフ
ロースイツチがスイツチオンすると、給気管に
取付けた作動弁が開いてブーストエアーを輸送
管側に追加供給するから、粉粒体の停滞はこの
追加供給されたブーストエアーの圧力によつて
解消されて、粉粒体は輸送管内を円滑に輸送さ
れると共に、停滞が解消されると管内圧力も設
定値以下に低下するから、フロースイツチは再
びオフに戻つて作動弁を閉じ、ブーストエアー
の追加供給を停止することを可能にする。
ロースイツチがスイツチオンすると、給気管に
取付けた作動弁が開いてブーストエアーを輸送
管側に追加供給するから、粉粒体の停滞はこの
追加供給されたブーストエアーの圧力によつて
解消されて、粉粒体は輸送管内を円滑に輸送さ
れると共に、停滞が解消されると管内圧力も設
定値以下に低下するから、フロースイツチは再
びオフに戻つて作動弁を閉じ、ブーストエアー
の追加供給を停止することを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
以下に、上述した本考案に係る粉粒体用高圧輸
送装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳細
に説明する。
送装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳細
に説明する。
第1図に於いて、1は上部側に粉粒体Zの供給
用ホツパ2を接続し、底面側に輸送管3を連設し
たブローポツトで、供給用ホツパ2との間にはカ
ツトゲート4とシールゲート5が設けられてい
る。6はコンプレツサー(図示せず)より送られ
て来る高圧エアーを上記ブローポツト1の上面部
と中間部、並びに、輸送管3の根元部分に供給し
て、ブローポツト1内に供給されて来る粉粒体Z
を、輸送管3内を通して高圧輸送せしめる高圧パ
イプを示す。また、7は上記輸送管3の根元側に
取付けたエアーナイフ、8は輸送管3に並設した
ブーストエアー供給用のサイドチユーブであつ
て、これ等エアーナイフ7とサイドチユーブ8に
も上述した高圧パイプ6を通して高圧エアーが供
給される仕組に成つている。
用ホツパ2を接続し、底面側に輸送管3を連設し
たブローポツトで、供給用ホツパ2との間にはカ
ツトゲート4とシールゲート5が設けられてい
る。6はコンプレツサー(図示せず)より送られ
て来る高圧エアーを上記ブローポツト1の上面部
と中間部、並びに、輸送管3の根元部分に供給し
て、ブローポツト1内に供給されて来る粉粒体Z
を、輸送管3内を通して高圧輸送せしめる高圧パ
イプを示す。また、7は上記輸送管3の根元側に
取付けたエアーナイフ、8は輸送管3に並設した
ブーストエアー供給用のサイドチユーブであつ
て、これ等エアーナイフ7とサイドチユーブ8に
も上述した高圧パイプ6を通して高圧エアーが供
給される仕組に成つている。
次に、9……は上記並設した輸送管3とサイド
チユーブ8との間に間隔的に設けた停滞解消用エ
アーの供給装置であつて、第2図はその詳細な構
成を示した拡大図である。
チユーブ8との間に間隔的に設けた停滞解消用エ
アーの供給装置であつて、第2図はその詳細な構
成を示した拡大図である。
上記エアーの各供給装置は、第1図並びに第2
図の如く、常時微量のブーストエアーを輸送管3
側に供給するために輸送管3とサイドチユーブ8
の間に架設した通気管10と、輸送管3内に停滞
解消用のブーストエアーを追加供給するために、
同じく輸送管3とサイドチユーブ8の間に架設し
た給気管11とを備え、通気管10の途中には、
輸送管3側から逆止弁12、フロースイツチ1
3、スピードコントローラ14、及び、レギユレ
ータ15が順番に取付けられていて、サイドチユ
ーブ8より通気管10内に流れるブーストエアー
の流量と流速を、これ等レギユレータ15とスピ
ートコントローラ14によつて常時一定に保ち、
且つ、輸送管3から通気管10への粉粒体Zの逆
流を逆止弁12が防止する仕組に成つており、更
に、停滞Zaの発生によつて輸送管3内の圧力が
上昇した場合には、通気管10のエアーの流れが
停止して管内圧力が上昇し、この圧力が上記レギ
ユレータ15の設定圧力以上に上昇すると、フロ
ースイツチ13がスイツチオンする仕組に成つて
いる。
図の如く、常時微量のブーストエアーを輸送管3
側に供給するために輸送管3とサイドチユーブ8
の間に架設した通気管10と、輸送管3内に停滞
解消用のブーストエアーを追加供給するために、
同じく輸送管3とサイドチユーブ8の間に架設し
た給気管11とを備え、通気管10の途中には、
輸送管3側から逆止弁12、フロースイツチ1
3、スピードコントローラ14、及び、レギユレ
ータ15が順番に取付けられていて、サイドチユ
ーブ8より通気管10内に流れるブーストエアー
の流量と流速を、これ等レギユレータ15とスピ
ートコントローラ14によつて常時一定に保ち、
且つ、輸送管3から通気管10への粉粒体Zの逆
流を逆止弁12が防止する仕組に成つており、更
に、停滞Zaの発生によつて輸送管3内の圧力が
上昇した場合には、通気管10のエアーの流れが
停止して管内圧力が上昇し、この圧力が上記レギ
ユレータ15の設定圧力以上に上昇すると、フロ
ースイツチ13がスイツチオンする仕組に成つて
いる。
また、上記給気管11の先端側は複数本のブロ
ー管11a……に分岐され、これ等の各ブロー管
11a……が上記の輸送管3に接続されると共
に、各ブロー管11aの途中には逆止弁16……
が取付けられ、更に、給気管11の途中にはダイ
ヤフラム弁17が取付けられていて、前記フロー
スイツチ13がスイツチオンすると、このダイヤ
フラム弁17が開いて大量のブーストエアーを各
ブロー管11a……を通して輸送管3内に追加供
給し、この追加供給されたブーストエアーによつ
て輸送管3の停滞個所Zaを解消する様に構成さ
れている。
ー管11a……に分岐され、これ等の各ブロー管
11a……が上記の輸送管3に接続されると共
に、各ブロー管11aの途中には逆止弁16……
が取付けられ、更に、給気管11の途中にはダイ
ヤフラム弁17が取付けられていて、前記フロー
スイツチ13がスイツチオンすると、このダイヤ
フラム弁17が開いて大量のブーストエアーを各
ブロー管11a……を通して輸送管3内に追加供
給し、この追加供給されたブーストエアーによつ
て輸送管3の停滞個所Zaを解消する様に構成さ
れている。
尚、上記作動したフロースイツチ13は、停滞
の解消によつて管内圧力がレギユレータ15の設
定値以下に低下するとオフと成り、開動したダイ
ヤフラム弁17を再び閉じて各ブロー管11a…
…へのブーストエアーの供給を停止する仕組に成
つている。
の解消によつて管内圧力がレギユレータ15の設
定値以下に低下するとオフと成り、開動したダイ
ヤフラム弁17を再び閉じて各ブロー管11a…
…へのブーストエアーの供給を停止する仕組に成
つている。
本考案に係る粉粒体用高圧輸送装置は以上述べ
た如き構成であるから、高圧エアーによる粉粒体
Zの輸送中に、輸送管3内で輸送の停滞Zaが発
生すると、フロースイツチ13がこれを検知して
ダイヤフラム弁17を開き、直ちに大量のブース
トエアーを輸送管3内に供給するから、停滞Za
の個所はこの供給されたブーストエアーによつて
解消されて流れを元に戻すため、輸送状態が安定
化されて粉粒体を円滑に送ることができる。
た如き構成であるから、高圧エアーによる粉粒体
Zの輸送中に、輸送管3内で輸送の停滞Zaが発
生すると、フロースイツチ13がこれを検知して
ダイヤフラム弁17を開き、直ちに大量のブース
トエアーを輸送管3内に供給するから、停滞Za
の個所はこの供給されたブーストエアーによつて
解消されて流れを元に戻すため、輸送状態が安定
化されて粉粒体を円滑に送ることができる。
一方、停滞検知用に設けた通気管10には常時
一定量のブーストエアーが一定の流速で輸送管3
側に流れるように構成され、且つ、逆止弁12が
粉粒体Zの逆流を防止するように構成されている
ため、高圧輸送される粉粒体Zがこの通気管10
内に溜つて詰つたり逆流する心配が無く、また、
フロースイツチ13並びにレギユレータ15によ
る停滞Zaの検出を常に速やかに、且つ、正確に
行うことを可能にする。
一定量のブーストエアーが一定の流速で輸送管3
側に流れるように構成され、且つ、逆止弁12が
粉粒体Zの逆流を防止するように構成されている
ため、高圧輸送される粉粒体Zがこの通気管10
内に溜つて詰つたり逆流する心配が無く、また、
フロースイツチ13並びにレギユレータ15によ
る停滞Zaの検出を常に速やかに、且つ、正確に
行うことを可能にする。
本考案に係る粉粒体用高圧輸送装置は以上述べ
た如くであつて、粉粒体の停滞を的確に検知し、
停滞が発生すると直ちにブーストエアーが供給さ
れて停滞が解消されるから、粉粒体の輸送を円滑
に、且つ、安定的に行うことができ、更に、ブー
ストエアーは停滞が生じた個所にのみ供給される
から、必要最少限のエアー量にて省エネ輸送でき
る経済性を発揮できるのであるが、本考案では特
に、停滞検知用の通気管内には常に輸送管に向け
て一定量のブーストエアーを一定の流速で供給す
る様に構成し、加えて、逆止弁が粉粒体の逆流を
防止するため、通気管内とかフロースイツチ等の
部分に粉粒体が溜つて詰る心配が全く無く、ま
た、停滞が発生するとその検出を速やかに、且
つ、正確に行える利点を発揮できると共に、通気
管内の清掃が全く不必要に成つたため、保守管理
が簡単であると云つた利点も発揮できるものであ
つて、各種粉粒体の輸送に用いて洵に好適であ
る。
た如くであつて、粉粒体の停滞を的確に検知し、
停滞が発生すると直ちにブーストエアーが供給さ
れて停滞が解消されるから、粉粒体の輸送を円滑
に、且つ、安定的に行うことができ、更に、ブー
ストエアーは停滞が生じた個所にのみ供給される
から、必要最少限のエアー量にて省エネ輸送でき
る経済性を発揮できるのであるが、本考案では特
に、停滞検知用の通気管内には常に輸送管に向け
て一定量のブーストエアーを一定の流速で供給す
る様に構成し、加えて、逆止弁が粉粒体の逆流を
防止するため、通気管内とかフロースイツチ等の
部分に粉粒体が溜つて詰る心配が全く無く、ま
た、停滞が発生するとその検出を速やかに、且
つ、正確に行える利点を発揮できると共に、通気
管内の清掃が全く不必要に成つたため、保守管理
が簡単であると云つた利点も発揮できるものであ
つて、各種粉粒体の輸送に用いて洵に好適であ
る。
第1図は本考案に係る粉粒体用高圧輸送装置の
全体構成図で、第2図はその要部であるエアー供
給装置部分の拡大構成図、第3図は従来例の構成
を示した拡大図である。 1はブローポツト、3は輸送管、6は高圧パイ
プ、8はサイドチユーブ、9はエアー供給装置、
10は通気管、11は給気管、11aはブロー
管、12は逆止弁、13はフロースイツチ、14
はスピードコントローラ、15はレギユレータ、
17はダイヤフラム弁、Zは粉粒体、Zaは停滞
個所。
全体構成図で、第2図はその要部であるエアー供
給装置部分の拡大構成図、第3図は従来例の構成
を示した拡大図である。 1はブローポツト、3は輸送管、6は高圧パイ
プ、8はサイドチユーブ、9はエアー供給装置、
10は通気管、11は給気管、11aはブロー
管、12は逆止弁、13はフロースイツチ、14
はスピードコントローラ、15はレギユレータ、
17はダイヤフラム弁、Zは粉粒体、Zaは停滞
個所。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高圧エアーによる粉粒体の輸送が途中で停滞
すると、その停滞個所にブーストエアーを追加
供給して停滞を解消する様に構成した高圧輸送
装置に於いて、上記粉粒体を送る輸送管とブー
ストエアーを送るサイドチユーブとの間に、常
時微量のブーストエアーを輸送管側へ供給する
通気管を架設し、この通気管にはサイドチユー
ブ側よりレギユレータと、スピードコントロー
ラと、管内圧力が該レギユレータの設定圧力に
達すると作動するように構成したフロースイツ
チと、逆止弁を順番に取付け、また、上記ブー
ストエアーを追加供給する給気管には、上記の
フロースイツチが作動すると開動してブースト
エアーの供給を可能にする作動弁を取付けたこ
とを特徴とする粉粒体用高圧輸送装置。 (2) 前記の作動弁は、ダイヤフラム弁であること
を特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1
項記載の粉粒体用高圧輸送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987201071U JPH0518340Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987201071U JPH0518340Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01106427U JPH01106427U (ja) | 1989-07-18 |
JPH0518340Y2 true JPH0518340Y2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=31491449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987201071U Expired - Lifetime JPH0518340Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518340Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2673863B2 (ja) * | 1992-11-27 | 1997-11-05 | 日本スピンドル製造株式会社 | 高摩擦係数粉体の気体輸送方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60223720A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Ebara Corp | 粉粒体のプラグ輸送装置 |
-
1987
- 1987-12-29 JP JP1987201071U patent/JPH0518340Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60223720A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Ebara Corp | 粉粒体のプラグ輸送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01106427U (ja) | 1989-07-18 |
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