JPH05183030A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05183030A
JPH05183030A JP36033091A JP36033091A JPH05183030A JP H05183030 A JPH05183030 A JP H05183030A JP 36033091 A JP36033091 A JP 36033091A JP 36033091 A JP36033091 A JP 36033091A JP H05183030 A JPH05183030 A JP H05183030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance value
resistance
measuring
monitor
monitor pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP36033091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sano
進一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP36033091A priority Critical patent/JPH05183030A/ja
Publication of JPH05183030A publication Critical patent/JPH05183030A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置に設けた抵抗値測定用モニターパ
ターンの抵抗値を正確かつ容易に測定でき、しかも測定
値が製造仕様に適合しているか否かを迅速に判断するこ
とを可能にする。 【構成】 半導体装置に設けた第2の抵抗値測定用モニ
ターパターン(多結晶シリコン8〜15、コンタクト1
6〜31、配線32〜40、パッド41,42)を、同
一形状をした複数の抵抗素子を組み合わせて、第1の抵
抗値測定用モニターパターン(多結晶シリコン1,コン
タクト2,3、配線4,5、パッド6,7)と同一の抵
抗値、或いは両者を所定の抵抗値に設定し、両モニター
パターンの測定を容易にかつ高精度に行うとともに、測
定値の良否を直ちに判定可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抵抗素子を有する半導体
装置に関し、特に抵抗素子の抵抗値を測定するための抵
抗値測定用モニターパターンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、抵抗素子としてP型或いはN型の
不純物を拡散した多結晶シリコンを使用する半導体集積
回路装置において、その抵抗素子の抵抗値を測定する場
合、集積回路チップ内部に使用されている回路構成上重
要な基準となるべき抵抗を数種類形成している。例え
ば、ECLのカレントスイッチ部の負荷抵抗や出力回路
の負荷抵抗等を測定するための基準抵抗として、図3
(a)及び(b)のような抵抗値測定用モニターパター
ンを集積回路チップ内部に構成していた。そして、この
ようなモニターパターンの抵抗値を測定することで、回
路内の抵抗素子の抵抗値を測定する。
【0003】図3(a)は抵抗値 4.0KΩのECLのカ
レントスイッチ部の負荷抵抗を測定するためのモニター
パターンである。P型の不純物を拡散した多結晶シリコ
ン70上に開口したコンタクト71及びコンタクト72
の相対する二辺の間隔が3.49μm、多結晶シリコン70
の幅が 2.0μmであり、層抵抗ρs = 1.6KΩである。
多結晶シリコン70はコンタクト71及びコンタクト7
2より夫々配線73,配線74に接続し、配線73,7
4は夫々パッド75,76に接続している。
【0004】図3(b)は抵抗値 0.5KΩのECL出力
回路の負荷抵抗を測定するためのモニターパターンであ
る。P型の不純物を拡散した多結晶シリコン77上に開
口したコンタクト78及びコンタクト79の相対する二
辺の間隔が 2.4μm、多結晶シリコン77の幅が18.0μ
mであり、層抵抗ρs = 1.6KΩである。多結晶シリコ
ン77はコンタクト78及びコンタクト79より夫々配
線80,配線81に接続し、配線80,81はパッド8
2,83に夫々接続している。
【0005】このような抵抗素子の抵抗値は多結晶シリ
コン抵抗体としての長さと幅と厚みと拡散される不純物
の濃度を適当にとる事によって決められる。このとき抵
抗値を決定する幅と厚みは多結晶シリコンの幅と厚みに
よって決定し、これらは製造条件より決定する。抵抗体
としての長さは多結晶シリコン自体の長さではなく、多
結晶シリコン上に開口する2つのコンタクトの相対する
二辺の間隔によって決定できる。又、層抵抗ρs は多結
晶シリコンの厚みと、拡散される不純物の濃度を適当に
とることによって決定でき、一般にこの値は数百Ωから
数KΩである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の抵抗値
測定用モニターパターンは、各半導体装置毎に夫々独自
の抵抗値に設定されるため、各々の抵抗値が大きく異な
っている場合には、測定機器のレンジ切り換えや、低抵
抗時には測定系の抵抗などの影響を受け、抵抗の比精度
などの計算に誤差を生じ、正確な測定が困難になるとい
う問題がある。又、夫々の製品のモニターパターンの抵
抗値が異なるため、現場作業者は製造仕様書のスペック
を見なければ、測定値が製造仕様書のスペックを満足し
ているかどうかわからないという問題があった。本発明
の目的は、抵抗値測定用モニターパターンの抵抗値を正
確かつ容易に測定することができ、しかも測定値が製造
仕様に適合しているか否かを迅速に判断することを可能
にした抵抗値測定用モニターパターンを有する半導体装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体装置に設けた第2の抵抗値測定用モニターパター
ンを、同一形状をした複数の抵抗素子を組み合わせて、
第1の抵抗値測定用モニターパターンと同一の抵抗値に
なるように形成する。又、第1及び第2の各抵抗値測定
用モニターパターンの抵抗値を所定の抵抗値に設定して
もよい。
【0008】
【作用】第1及び第2の抵抗値測定用モニターパターン
の抵抗値が等しいため、抵抗値の測定に際しての測定機
器のレンジ切り換えや比精度の計算等が容易になり、か
つ測定値は所定値に設定されることで測定値がスペック
を満足しているか否かを直ちに判断できる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1(a),(b)は本発明の一実施例の抵抗測定
用モニターパターンの平面図である。図1(a)は図3
(a)と同じECLのカレントスイッチに使用される抵
抗素子で、P型の不純物を拡散した層抵抗ρs = 1.6K
Ωの多結晶シリコン1上にコンタクト2,3を設け配線
4,5を接続した抵抗値 4.0KΩの基準となるモニター
パターンである。又、図1(b)は、図3(b)と同じ
抵抗値 0.5KΩの抵抗素子を配線32〜40によって8
個直列に接続する事によって抵抗値の測定値が図1
(a)の抵抗測定用モニターパターンと同じになるよう
に形成した抵抗測定用モニターパターンである。
【0010】このようにして、図1(b)の抵抗値測定
用モニターパターンの抵抗値を図1(a)の抵抗値測定
用モニターパターンの基準抵抗値と同じになるように構
成すれば、測定系の抵抗、測定機器のレンジ切り替えな
どの影響を受けないので、抵抗の比精度などが正確に測
定できる。
【0011】図2(a),(b)は本発明の第2の実施
例の抵抗測定用モニターパターンの平面図である。図2
(a)は抵抗値 4.0KΩの図3(a)と同じ抵抗素子を
配線55,56を用いて4個並列に配置、配線すること
により抵抗値が 1.0KΩになるように抵抗値測定用モニ
ターパターンを形成したものである。図2(b)は抵抗
値 0.5KΩの図3(B)と同じ抵抗素子を配線65〜6
7を用いて2個直列に配置、配線することにより抵抗値
が 1.0KΩになるように抵抗測定用モニターパターンを
形成したものである。
【0012】この第2実施例においては、抵抗測定用モ
ニターパターン全ての測定値が 1.0KΩになるように抵
抗測定用モニターパターンを形成した事により、製造ラ
インで多種の製品を製作する場合でも、夫々の製品のモ
ニターパターンの抵抗値が等しいことになるので、現場
作業者は製造仕様書のスペックを見なくても、測定値を
見るだけで製造仕様書のスペックを満足するかどうかす
ぐに判断できる。又、抵抗測定用モニターパターンの抵
抗値を自由に設定することも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、全ての抵
抗測定用モニターパターンの測定値が基準となる抵抗と
同じになるように抵抗測定用モニターパターンを形成し
たので、測定系の抵抗、測定機器のレンジ切り換えなど
の影響を受けることがなく、抵抗の比精度などが正確に
測定できるという効果を有する。又、全ての抵抗測定用
モニターパターンの測定値が例えば1KΩのように一定
の値になるように形成しておけば、製造ラインで多種の
製品を製作する場合でも、夫々の製品のモニターパター
ンの抵抗値が等しいので、現場作業者が製造仕様書のス
ペックを見なくても、測定値を見ただけで製造仕様書の
スペックを満足するかどうか、すぐに判断できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置における抵抗測定用モニタ
ーパターンのレイアウト図である。
【図2】本発明の半導体装置における第2実施例の抵抗
測定用モニターパターンのレイアウト図である。
【図3】従来の抵抗測定用モニターパターンのレイアウ
ト図である。
【符号の説明】
1,8〜15 多結晶シリコン抵抗体 2,3,16〜31 コンタクト 4,5,32〜40 配線 6,7,41,42 パッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1と第2の各抵抗値測定用
    モニターパターンを有する集積回路装置において、前記
    第2の抵抗値測定用モニターパターンは、同一形状をし
    た複数の抵抗素子を組み合わせて、前記第1の抵抗値測
    定用モニターパターンと同一の抵抗値になるように形成
    したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の各抵抗値測定用モニター
    パターンの抵抗値を所定の抵抗値に設定してなる請求項
    1の半導体装置。
JP36033091A 1991-12-30 1991-12-30 半導体装置 Pending JPH05183030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36033091A JPH05183030A (ja) 1991-12-30 1991-12-30 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36033091A JPH05183030A (ja) 1991-12-30 1991-12-30 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05183030A true JPH05183030A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18468937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36033091A Pending JPH05183030A (ja) 1991-12-30 1991-12-30 半導体装置

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JP (1) JPH05183030A (ja)

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