JPH0518295U - インバータの電流検出回路 - Google Patents
インバータの電流検出回路Info
- Publication number
- JPH0518295U JPH0518295U JP072950U JP7295091U JPH0518295U JP H0518295 U JPH0518295 U JP H0518295U JP 072950 U JP072950 U JP 072950U JP 7295091 U JP7295091 U JP 7295091U JP H0518295 U JPH0518295 U JP H0518295U
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- detection circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、小型でノイズ除去性が高
く、低コストのインバータの電流検出回路を提供する。 【構成】 抵抗器18、19がインバータ出力に直列に
挿入されている。A/D変換器16、17が前記抵抗器
18、19の両端の電圧をA/D変換する。フォトカッ
プラー14、15が前記A/D変換器16、17の出力
を絶縁して外部の電流制御回路9に出力する。前記A/
D変換器16、17の駆動電源を前記インバータ30の
パワー素子の駆動用電源回路から取る。
く、低コストのインバータの電流検出回路を提供する。 【構成】 抵抗器18、19がインバータ出力に直列に
挿入されている。A/D変換器16、17が前記抵抗器
18、19の両端の電圧をA/D変換する。フォトカッ
プラー14、15が前記A/D変換器16、17の出力
を絶縁して外部の電流制御回路9に出力する。前記A/
D変換器16、17の駆動電源を前記インバータ30の
パワー素子の駆動用電源回路から取る。
Description
【0001】
本考案は、インバータを用いた電流制御装置における電流検出回路に関する。
【0002】
図4は従来のインバータの電流検出回路を備えた電流制御装置の一例を示すブ ロック図であり、インバータ回路1は直流電源2から供給される直流電圧を三相 交流電圧に変換し、この三相交流で三相モータ3を駆動する。インバータ回路1 からの三相交流の電力線4、5に設けられたDCCT7、8は三相交流の電流量 を検出して電圧信号に変える。電流制御回路9はA/D変換器10、11を用い て電圧信号を取込み、特に図示しない上位の制御回路からの電流指令SIと、取 込んだインバータ出力電流検出値とからインバータ回路1のトランジスタブリッ ジのON・OFFを制御するインバータ制御信号ICを発生し、インバータ回路 1からの三相交流を制御する。
【0003】 この例ではインバータの電流検出回路としてDCCTを利用しているが、図5 に示すようにアイソレーション増幅器12、13を用いても良い。なお、直流電 源2、インバータ回路1、三相モータ3、電流制御回路、A/D変換器10、1 1は図4と同様である。インバータ回路1からの三相交流の電力線4、5に設け られたアイソレーション増幅器12、13が三相交流を絶縁して検出し、電流検 出値を電流制御回路9に出力する。
【0004】 またさらに、図6に示すように抵抗器18、19とA/D変換器16、17を 用いても良い。なお、直流電源2、インバータ回路1、三相モータ3、電流制御 回路9は図4と同様である。インバータ回路1からの三相交流の電力線4、5に 直列に挿入された抵抗器18、19に並列に接続されるA/D変換器16、17 が抵抗器18、19でのインバータ出力電流の電圧降下を測定する。A/D変換 器16、17の出力をフォトカップラー14、15で絶縁して電流制御回路9に 出力する。なおこの例では、A/D用直流電源回路20、21が必要となる。
【0005】
上述した従来のインバータの電流検出回路にDCCTを用いた場合、装置全体 が大きくなり、さらに、温度等によって検出値が大きくドリフトし、安定した電 流検出が難しいという欠点がある。 一方、インバータの電流検出回路にアイソレーション増幅器とフォトカップラ ーを用いた場合、同相電圧除去性が不足して検出値にインバータ出力電圧の急激 な変化によるスパイクがのってしまうので、ノイズ除去のフィルター回路が必要 となり、制御性能を低下させるという欠点がある。 また、インバータの電流検出回路に抵抗器やA/D変換器を用いた場合、イン バータ回路側と電流制御回路側では基準電位が異なるため、インバータ回路側と 電流制御回路側との信号を絶縁するフォトカップラー等の絶縁回路が必要となり 、さらに、A/D用に互いに絶縁された2回路の直流電源回路を設ける必要があ り、コスト高になるという欠点がある。 本考案は上述した事情から成されたものであり、本考案の目的は、小型でノイ ズ除去性が高く、低コストのインバータの電流検出回路を提供することにある。
【0006】
本考案は、インバータを用いた電流制御装置における電流検出回路に関するも のであり、本考案の上記目的は、インバータ出力に直列に挿入した抵抗器と、前 記抵抗器の両端の電圧をA/D変換するA/D変換器と、前記A/D変換器の出 力を絶縁して外部の電流制御回路へ出力する絶縁回路とを有し、前記A/D変換 器の駆動電源を前記インバータのパワー素子の駆動用電源回路から取るようにす ることによって達成される。
【0007】
本考案にあっては、A/D変換器の駆動電源をインバータ回路のパワー素子を 駆動するゲート回路の駆動電源よりとるようにしているので、小型でノイズ除去 性が高く、低コストとすることができる。
【0008】
図1は本考案のインバータの電流検出回路を備えた電流制御装置の一例を図6 に対応させて示すブロック図であり、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略 する。インバータ回路30が三相交流電圧を発生し電流が抵抗器18、19を通 り電圧降下を起こす。その降下電圧をA/D変換器16、17で検出し、A/D 変換器16、17の出力をフォトカップラー14、15で受け、電圧レベルを変 換して電流制御回路9に出力する。このようにA/D変換器16、17を用いる ことによって三相交流電流からのノイズを除去し、かつ小型の電流検出回路を得 ることができる。さらに、A/D変換器16、17の電源をインバータ回路30 のゲート回路31、32の直流電源からとるようにする。
【0009】 単電源のA/D変換器16、17を使った場合のゲート回路31、32からの A/D変換器用直流電源の取出し例を図2に示して説明する。インバータ回路3 0の高圧側のパワー素子33のゲート回路駆動用電源34のプラスをA/D変換 器16、17の電源として取出し、グランドをインバータ出力電流線から取る。 このようにすればA/D変換器16、17が検出するインバータ出力電圧とA/ D変換器16、17に供給される電源電圧の電位差がないためA/D変換器16 、17を破壊することなく動作させることが出来る。また、プリント基板のよう に基板上にインバータ等の大電流配線を施す大電流基板を用いて図3のように構 成することも出来る。
【0010】
以上のように本考案のインバータの電流検出回路によれば、ノイズ除去性の優 れた電流検出を行なうことが出来るので、制御特性を高めることができ、また小 型で低コストであるので適用範囲を拡大させることができる。
【図1】本考案のインバータの電流検出回路を備えた電
流制御装置の一例を示すブロック図である。
流制御装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本考案のインバータの電流検出回路に用いるA
/D変換器の電源配線例を示すブロック図である。
/D変換器の電源配線例を示すブロック図である。
【図3】本考案のインバータの電流検出回路を備えた電
流制御装置の配線例を示す斜視図である。
流制御装置の配線例を示す斜視図である。
【図4】従来のインバータの電流検出回路を備えた電流
制御装置の第1の例を示すブロック図である。
制御装置の第1の例を示すブロック図である。
【図5】従来のインバータの電流検出回路を備えた電流
制御装置の第2の例を示すブロック図である。
制御装置の第2の例を示すブロック図である。
【図6】従来のインバータの電流検出回路を備えた電流
制御装置の第3の例を示すブロック図である。
制御装置の第3の例を示すブロック図である。
31、32 ゲート回路 34 ゲート回路駆動用電源
Claims (1)
- 【請求項1】 インバータを用いた電流制御装置におい
て、インバータ出力に直列に挿入した抵抗器と、前記抵
抗器の両端の電圧をA/D変換するA/D変換器と、前
記A/D変換器の出力を絶縁して外部の電流制御回路へ
出力する絶縁回路とを有し、前記A/D変換器の駆動電
源を前記インバータのパワー素子の駆動用電源回路から
取るようにしたことを特徴とするインバータの電流検出
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP072950U JPH0518295U (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | インバータの電流検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP072950U JPH0518295U (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | インバータの電流検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518295U true JPH0518295U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13504173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP072950U Pending JPH0518295U (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | インバータの電流検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518295U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009066546A1 (ja) * | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Aisin Aw Co., Ltd. | モータの制御装置 |
WO2012073582A1 (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-07 | 三菱電機株式会社 | 系統連系パワーコンディショナ |
JP2015015826A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 本田技研工業株式会社 | 電力スイッチング装置 |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP072950U patent/JPH0518295U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009066546A1 (ja) * | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Aisin Aw Co., Ltd. | モータの制御装置 |
WO2012073582A1 (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-07 | 三菱電機株式会社 | 系統連系パワーコンディショナ |
JP2015015826A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 本田技研工業株式会社 | 電力スイッチング装置 |
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