JPH05182594A - 進行波管 - Google Patents
進行波管Info
- Publication number
- JPH05182594A JPH05182594A JP1814892A JP1814892A JPH05182594A JP H05182594 A JPH05182594 A JP H05182594A JP 1814892 A JP1814892 A JP 1814892A JP 1814892 A JP1814892 A JP 1814892A JP H05182594 A JPH05182594 A JP H05182594A
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- JP
- Japan
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- spacer
- collector
- traveling wave
- wave tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱安定性の優れた進行波管を得る。
【構成】 RF出力部11とコレクタ4との間に介在す
るスペーサ13において、予めその内径a2 を従来のス
ペーサ6の内径a1 より大きくしておく。このスペーサ
13とポールピース5とはろう材14によって気密接合
される。 【効果】 スペーサの径方向の肉厚を薄くして管軸方向
の熱伝導経路断面積が小さくできる。これによりこの部
分の熱抵抗が大きくできるので、本体部とコレクタとの
断熱がはかれる。この結果、コレクタの発熱による本体
部の温度上昇を抑えることができると共に、本体部とコ
レクタとの独立冷却が有利となる。
るスペーサ13において、予めその内径a2 を従来のス
ペーサ6の内径a1 より大きくしておく。このスペーサ
13とポールピース5とはろう材14によって気密接合
される。 【効果】 スペーサの径方向の肉厚を薄くして管軸方向
の熱伝導経路断面積が小さくできる。これによりこの部
分の熱抵抗が大きくできるので、本体部とコレクタとの
断熱がはかれる。この結果、コレクタの発熱による本体
部の温度上昇を抑えることができると共に、本体部とコ
レクタとの独立冷却が有利となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高周波の電磁波を増
幅する進行波管に関するものである。
幅する進行波管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平1−294329号
公報に示された従来の進行波管を示す側面図であり、図
において、1は進行波管を全体として示す。この進行波
管1において、2は電子ビームを発射する電子銃、3は
電子ビームが通過することによりRF(高周波)を発生
する本体部、4は本体部3を通過した電子ビームを集め
るコレクタで、本体部3と気密に接合されている。
公報に示された従来の進行波管を示す側面図であり、図
において、1は進行波管を全体として示す。この進行波
管1において、2は電子ビームを発射する電子銃、3は
電子ビームが通過することによりRF(高周波)を発生
する本体部、4は本体部3を通過した電子ビームを集め
るコレクタで、本体部3と気密に接合されている。
【0003】図10は本体部3のコレクタ部4近傍部分
を示す側面断面図であり、図において、5は複数個のリ
ング状のポールピース、6はポールピース5との間にろ
う付されて介在されるリング状のスペーサ、7はポール
ピース5とスペーサ6とにより構成される真空外囲器で
ある。
を示す側面断面図であり、図において、5は複数個のリ
ング状のポールピース、6はポールピース5との間にろ
う付されて介在されるリング状のスペーサ、7はポール
ピース5とスペーサ6とにより構成される真空外囲器で
ある。
【0004】8は各ポールピース5の間でスペーサ6の
外周側に配された永久磁石、9は真空外囲器7の内側に
配された円筒状の誘電体棒、10は誘電体棒9の内径孔
内に配された螺旋、11はRFを取り出すRF出力部、
12はRF出力部11の内部に設けられ螺旋10の一端
と接続される内導体である。
外周側に配された永久磁石、9は真空外囲器7の内側に
配された円筒状の誘電体棒、10は誘電体棒9の内径孔
内に配された螺旋、11はRFを取り出すRF出力部、
12はRF出力部11の内部に設けられ螺旋10の一端
と接続される内導体である。
【0005】次に動作について説明する。電子銃2より
放射された電子ビームは、真空外囲器7と永久磁石8と
により構成される磁気回路から発生される集束磁界によ
って一定半径に保たれる。この一定半径に保たれた電子
ビームは、真空外囲器7,誘電体棒9及び螺旋10によ
り構成される遅波回路によって減速されたRFと進行波
管1の管軸に沿って相互作用を起こす。相互作用の結
果、増幅されたRFはRF出力部11を経て外部回路に
伝送される。この間、軌道をそれた電子ビームは螺旋1
0に衝突し、仕事を終えた電子ビームはコレクタ4で消
費される。
放射された電子ビームは、真空外囲器7と永久磁石8と
により構成される磁気回路から発生される集束磁界によ
って一定半径に保たれる。この一定半径に保たれた電子
ビームは、真空外囲器7,誘電体棒9及び螺旋10によ
り構成される遅波回路によって減速されたRFと進行波
管1の管軸に沿って相互作用を起こす。相互作用の結
果、増幅されたRFはRF出力部11を経て外部回路に
伝送される。この間、軌道をそれた電子ビームは螺旋1
0に衝突し、仕事を終えた電子ビームはコレクタ4で消
費される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の進行波管は上記
のように構成されているので、RF出力部11に近い螺
旋10は、DC損失(電子ビームが衝突することによる
損失)及びRF損失によって発熱し、温度上昇すると共
に、コレクタ4からの熱伝導によってさらに温度上昇す
る。この結果、RF出力の低下及び不安定動作を招く等
の問題点があった。
のように構成されているので、RF出力部11に近い螺
旋10は、DC損失(電子ビームが衝突することによる
損失)及びRF損失によって発熱し、温度上昇すると共
に、コレクタ4からの熱伝導によってさらに温度上昇す
る。この結果、RF出力の低下及び不安定動作を招く等
の問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、熱安定性の優れた進行波管を得
ることを目的とする。
ためになされたもので、熱安定性の優れた進行波管を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る進
行波管は、コレクタ近傍の少なくとも1個のスペーサの
径方向の肉厚を薄くしたものである。
行波管は、コレクタ近傍の少なくとも1個のスペーサの
径方向の肉厚を薄くしたものである。
【0009】請求項2の発明に係る進行波管は、コレク
タ近傍のポールピースの径方向の肉厚を薄くしたもので
ある。
タ近傍のポールピースの径方向の肉厚を薄くしたもので
ある。
【0010】請求項3の発明に係る進行波管は、コレク
タ近傍の少なくとも1個のスペーサにその両隣りのポー
ルピースとはめ合う段差を設けたものである。
タ近傍の少なくとも1個のスペーサにその両隣りのポー
ルピースとはめ合う段差を設けたものである。
【0011】請求項4の発明に係る進行波管は、コレク
タ近傍の少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構
成したものである。
タ近傍の少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構
成したものである。
【0012】請求項5の発明に係る進行波管は、コレク
タ近傍の少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構
成すると共に、このスペーサの両隣りのポールピースと
の間にギャップを設けたものである。
タ近傍の少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構
成すると共に、このスペーサの両隣りのポールピースと
の間にギャップを設けたものである。
【0013】
【作用】請求項1,2の発明における進行波管は、ポー
ルピース或いはスペーサの径方向の肉厚を薄くすること
により、管軸方向の熱伝導経路断面積が小さくでき、つ
まり熱抵抗が大きくでき、本体部とコレクタとの断熱が
はかれる。
ルピース或いはスペーサの径方向の肉厚を薄くすること
により、管軸方向の熱伝導経路断面積が小さくでき、つ
まり熱抵抗が大きくでき、本体部とコレクタとの断熱が
はかれる。
【0014】請求項3の発明における進行波管は、スペ
ーサに段差を設けることにより、組立時の位置決めが容
易になる。
ーサに段差を設けることにより、組立時の位置決めが容
易になる。
【0015】請求項4の発明における進行波管は、スペ
ーサに用いるセラミックスは一般に、金属に比較して熱
伝導率が小さいので、スペーサの熱抵抗を大きくするこ
とができる。このスペーサを本体部とコレクタとの間に
配置することによって、両者の断熱がはかれる。
ーサに用いるセラミックスは一般に、金属に比較して熱
伝導率が小さいので、スペーサの熱抵抗を大きくするこ
とができる。このスペーサを本体部とコレクタとの間に
配置することによって、両者の断熱がはかれる。
【0016】請求項5の発明における進行波管は、スペ
ーサとポールピースとを接合しないので断熱効果がさら
に大きくなる。
ーサとポールピースとを接合しないので断熱効果がさら
に大きくなる。
【0017】
実施例1.以下、請求項1の発明の一実施例を図につい
て説明する。図1,図2においては、図9,図10と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。ここで
は、図10の従来例において、RF出力部11とコレク
タ4との間にスペーサが1つ存在している場合について
説明する。図1,図2において、13はRF出力部11
とコレクタ4との間に存在する1つのスペーサで、その
内径a2は従来のスペーサ6の内径a1 より大きくし
て、径方向の肉厚を薄くしてある。14は、スペーサ1
3と両隣りのポールピース5とを気密に接合するろう材
である。
て説明する。図1,図2においては、図9,図10と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。ここで
は、図10の従来例において、RF出力部11とコレク
タ4との間にスペーサが1つ存在している場合について
説明する。図1,図2において、13はRF出力部11
とコレクタ4との間に存在する1つのスペーサで、その
内径a2は従来のスペーサ6の内径a1 より大きくし
て、径方向の肉厚を薄くしてある。14は、スペーサ1
3と両隣りのポールピース5とを気密に接合するろう材
である。
【0018】次に動作について説明する。以上のように
構成された進行波管では、スペーサ13の内径a2 以外
は変更しないので、ポールピース5との接触面積が小さ
くでき、この部分の熱抵抗を大きくでき、本体部3とコ
レクタ4との断熱がはかれる。
構成された進行波管では、スペーサ13の内径a2 以外
は変更しないので、ポールピース5との接触面積が小さ
くでき、この部分の熱抵抗を大きくでき、本体部3とコ
レクタ4との断熱がはかれる。
【0019】実施例2.図3は請求項1の発明の他の実
施例を示す。上記実施例1ではスペーサ13の内径a1
を大きくしたが、図3に示すスペーサ15のように、外
径c2 を従来のスペーサ6の外径c1 より小さくしても
同様の効果が得られる。16はポールピース5とスペー
サ15とをろう付けするろう材である。
施例を示す。上記実施例1ではスペーサ13の内径a1
を大きくしたが、図3に示すスペーサ15のように、外
径c2 を従来のスペーサ6の外径c1 より小さくしても
同様の効果が得られる。16はポールピース5とスペー
サ15とをろう付けするろう材である。
【0020】実施例3.図4は請求項3の発明の一実施
例を示す。上記実施例1ではスペーサ13の内径a1 を
大きくしただけであるが、図4に示すスペーサ17のよ
うに内径a1 を大きくすると同時にその内径側にポール
ピース5のハブ5aの外径bに対してはめ合い公差内の
外径を有する段差17aを形成しても良い。ただし、こ
の段差17aの管軸方向の接触面は熱伝導を良くするほ
どの大きさは有していない。このように構成すれば、実
施例1と同じ効果が得られると共にスペーサ17とポー
ルピース5とは両者のはめ合わせ構造によって位置決め
され、ろう材14によって気密接合できる。
例を示す。上記実施例1ではスペーサ13の内径a1 を
大きくしただけであるが、図4に示すスペーサ17のよ
うに内径a1 を大きくすると同時にその内径側にポール
ピース5のハブ5aの外径bに対してはめ合い公差内の
外径を有する段差17aを形成しても良い。ただし、こ
の段差17aの管軸方向の接触面は熱伝導を良くするほ
どの大きさは有していない。このように構成すれば、実
施例1と同じ効果が得られると共にスペーサ17とポー
ルピース5とは両者のはめ合わせ構造によって位置決め
され、ろう材14によって気密接合できる。
【0021】実施例4.図5は請求項3の発明の他の実
施例を含む請求項2の発明の一実施例を示す。実施例2
ではスペーサ15の外径c2 を小さくしただけである
が、磁気回路の発生磁界に余裕があれば、図5に示すポ
ールピース18のようにその内径a3 を従来のポールピ
ース5の内径a1 より大きくしておき、さらにスペーサ
19には外径側にポールピース18の内径a3 に対しは
め合い公差内の外径を有する段差19aを施しておいて
も実施例2と同様の効果が得られる。この場合はポール
ピース18とスペーサ19との位置決めの効果が付加さ
れる。ただし、この段差19aの管軸方向の接触面は熱
伝導を良くするほどの大きさは有していない。なお、2
0はポールピース18とスペーサ19とをろう付けする
ろう材である。
施例を含む請求項2の発明の一実施例を示す。実施例2
ではスペーサ15の外径c2 を小さくしただけである
が、磁気回路の発生磁界に余裕があれば、図5に示すポ
ールピース18のようにその内径a3 を従来のポールピ
ース5の内径a1 より大きくしておき、さらにスペーサ
19には外径側にポールピース18の内径a3 に対しは
め合い公差内の外径を有する段差19aを施しておいて
も実施例2と同様の効果が得られる。この場合はポール
ピース18とスペーサ19との位置決めの効果が付加さ
れる。ただし、この段差19aの管軸方向の接触面は熱
伝導を良くするほどの大きさは有していない。なお、2
0はポールピース18とスペーサ19とをろう付けする
ろう材である。
【0022】実施例5.図6,図7は請求項4の発明の
一実施例を示す。図6,図7において、21はスペーサ
であり、予めメタライズされたセラミックス22の両面
にFe,Co,Ni合金からできたアイレット23をろ
う材24によってろう付けされて成るものである。この
スペーサ21はその金属部をポールピース5につき合わ
せて、ろう材24を用いて気密ろう接される。
一実施例を示す。図6,図7において、21はスペーサ
であり、予めメタライズされたセラミックス22の両面
にFe,Co,Ni合金からできたアイレット23をろ
う材24によってろう付けされて成るものである。この
スペーサ21はその金属部をポールピース5につき合わ
せて、ろう材24を用いて気密ろう接される。
【0023】以上のように構成された進行波管によれ
ば、スペーサ21はその大部分をセラミックス22が占
めているので、熱特性は殆どこれによって決まる。例え
ば、純度90%前後のAl2 O3 (アルミナセラミッ
ク)を用いた場合、従来例の一例としてCu,Niを主
成分とするスペーサ6とを比較すると、40%程度熱伝
導率が下がる。したがって、これに対応して熱抵抗を大
きくすることができる。その結果、本体部3とコレクタ
4との間の断熱がはかれる。一方、ポールピース5との
接合においては、セラミックス22に近い熱膨張係数を
有するFe,Co,Ni合金を介在させるので、構造上
問題は生じない。
ば、スペーサ21はその大部分をセラミックス22が占
めているので、熱特性は殆どこれによって決まる。例え
ば、純度90%前後のAl2 O3 (アルミナセラミッ
ク)を用いた場合、従来例の一例としてCu,Niを主
成分とするスペーサ6とを比較すると、40%程度熱伝
導率が下がる。したがって、これに対応して熱抵抗を大
きくすることができる。その結果、本体部3とコレクタ
4との間の断熱がはかれる。一方、ポールピース5との
接合においては、セラミックス22に近い熱膨張係数を
有するFe,Co,Ni合金を介在させるので、構造上
問題は生じない。
【0024】実施例6.図8は請求項5の発明の一実施
例を示す。上記実施例5ではセラミックスから成るスペ
ーサ21をろう接したものであるが、図8に示すよう
に、ポールピース5間にセラミックス製のスペーサ26
を接合することなく配置しても同様の効果が期待でき
る。この場合、ステンレス等の非磁性体のパイプ27を
ポールピース5間に通し気密接合しておけば、構造上問
題は生じない。また、スペーサ26に多孔質のセラミッ
クスを用い、さらにポールピース5との間にギャップ2
8を取るようにしておけば、断熱効果はさらに大きくで
きる。
例を示す。上記実施例5ではセラミックスから成るスペ
ーサ21をろう接したものであるが、図8に示すよう
に、ポールピース5間にセラミックス製のスペーサ26
を接合することなく配置しても同様の効果が期待でき
る。この場合、ステンレス等の非磁性体のパイプ27を
ポールピース5間に通し気密接合しておけば、構造上問
題は生じない。また、スペーサ26に多孔質のセラミッ
クスを用い、さらにポールピース5との間にギャップ2
8を取るようにしておけば、断熱効果はさらに大きくで
きる。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、コレク
タ近傍の少なくとも1個のスペーサの径方向の肉厚を薄
くした。
タ近傍の少なくとも1個のスペーサの径方向の肉厚を薄
くした。
【0026】また、請求項2の発明は、コレクタ近傍の
ポールピースの径方向の肉厚を薄くした。
ポールピースの径方向の肉厚を薄くした。
【0027】従って、請求項1,2の発明によれば、本
体部とコレクタとの断熱がはかれ、コレクタの発熱によ
る本体部の温度上昇を抑えることができると共に本体部
とコレクタとの独立冷却が有利となる効果がある。
体部とコレクタとの断熱がはかれ、コレクタの発熱によ
る本体部の温度上昇を抑えることができると共に本体部
とコレクタとの独立冷却が有利となる効果がある。
【0028】また、請求項3の発明によれば、コレクタ
近傍の少なくとも1個のスペーサにその両隣りのポール
ピースとはめ合う段差を設けたので、スペーサとポール
ピースとの位置決めが確実となり、組立てが容易になる
効果がある。
近傍の少なくとも1個のスペーサにその両隣りのポール
ピースとはめ合う段差を設けたので、スペーサとポール
ピースとの位置決めが確実となり、組立てが容易になる
効果がある。
【0029】請求項4の発明によれば、コレクタ近傍の
少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構成したの
で、本体部とコレクタとの断熱がはかれ、コレクタの発
熱による本体部の温度上昇を抑えることができると共に
本体部とコレクタとの独立冷却が有利となる効果があ
る。
少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構成したの
で、本体部とコレクタとの断熱がはかれ、コレクタの発
熱による本体部の温度上昇を抑えることができると共に
本体部とコレクタとの独立冷却が有利となる効果があ
る。
【0030】請求項5の発明によれば、コレクタ近傍の
少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構成すると
共に、このスペーサの両隣りのポールピースとの間にギ
ャップを設けたので、断熱効果をさらに大きくできる効
果がある。
少なくとも1個のスペーサをセラミックスで構成すると
共に、このスペーサの両隣りのポールピースとの間にギ
ャップを設けたので、断熱効果をさらに大きくできる効
果がある。
【図1】請求項1の発明の一実施例による進行波管の部
分側面断面図である。
分側面断面図である。
【図2】請求項1の発明の一実施例を説明するための主
要構成を示す部分側面断面図である。
要構成を示す部分側面断面図である。
【図3】請求項1の発明の他の実施例を説明するための
主要構成を示す部分側面断面図である。
主要構成を示す部分側面断面図である。
【図4】請求項3の発明の一実施例による進行波管を説
明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
【図5】請求項2,3の発明の実施例による進行波管を
説明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
説明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
【図6】請求項4の発明の一実施例による進行波管を説
明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
【図7】請求項4の発明の一実施例におけるスペーサを
説明するための斜視図である。
説明するための斜視図である。
【図8】請求項5の発明の一実施例による進行波管を説
明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
明するための主要構成を示す部分側面断面図である。
【図9】従来の進行波管の概略構成を示す側面断面図で
ある。
ある。
【図10】従来の進行波管のコレクタ近傍を示す側面断
面図である。
面図である。
1 進行波管 4 コレクタ 5 ポールピース 6 スペーサ 7 真空外囲器 13,15,17,19,21,26 スペーサ 17a,19a 段差 18 ポールピース 22 セラミックス 28 ギャップ
Claims (5)
- 【請求項1】 環状のポールピースとスペーサとを軸方
向に交互に複数個接合して成る真空外囲器とコレクタと
を気密接合して成る進行波管において、上記コレクタ近
傍の少なくとも1個のスペーサの径方向の肉厚を薄くす
ることを特徴とする進行波管。 - 【請求項2】 環状のポールピースとスペーサとを軸方
向に交互に複数個接合して成る真空外囲器とコレクタと
を気密接合して成る進行波管において、上記コレクタ近
傍のポールピースの径方向の肉厚を薄くすることを特徴
とする進行波管。 - 【請求項3】 上記コレクタ近傍の少なくとも1個のス
ペーサにこのスペーサの両隣りのポールピースとはめ合
う段差を設けたことを特徴とする請求項1,2記載の進
行波管。 - 【請求項4】 環状のポールピースとスペーサとを軸方
向に交互に複数個接合して成る真空外囲器とコレクタと
を気密接合して成る進行波管において、上記コレクタ近
傍の少なくとも1個のスペーサにセラミックスを用いる
ことを特徴とする進行波管。 - 【請求項5】 上記コレクタ近傍の少なくとも1個のス
ペーサとその両隣りのポールピースとの間にギャップを
設けたことを特徴とする請求項4記載の進行波管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1814892A JPH05182594A (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 進行波管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1814892A JPH05182594A (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 進行波管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05182594A true JPH05182594A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=11963528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1814892A Pending JPH05182594A (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 進行波管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05182594A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103531418A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-01-22 | 成都国光电气股份有限公司 | 一种调试行波管驻波的工具 |
-
1992
- 1992-01-06 JP JP1814892A patent/JPH05182594A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103531418A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-01-22 | 成都国光电气股份有限公司 | 一种调试行波管驻波的工具 |
CN103531418B (zh) * | 2013-10-28 | 2015-12-16 | 成都国光电气股份有限公司 | 一种调试行波管驻波的工具 |
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