JPH0518124U - ラジオ受信機 - Google Patents
ラジオ受信機Info
- Publication number
- JPH0518124U JPH0518124U JP7242891U JP7242891U JPH0518124U JP H0518124 U JPH0518124 U JP H0518124U JP 7242891 U JP7242891 U JP 7242891U JP 7242891 U JP7242891 U JP 7242891U JP H0518124 U JPH0518124 U JP H0518124U
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- Japan
- Prior art keywords
- preset
- frequency
- frequencies
- electric field
- channel
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- Pending
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】多数の周波数をプリセットでき、その中の電界
強度の大きな周波数を選択できるラジオ受信機を提供す
ることを目的とする。 【構成】記憶手段にはプリセットチャンネルメモリ毎に
複数の受信周波数が記憶され、プリセットチャンネルメ
モリに対応したプリセットキーの操作に応じて前記記憶
手段に記憶されている複数の周波数の一つが呼び出され
る。そして、該呼び出された周波数が順次受信され、そ
の電界強度が比較され、最も大きい電界強度を有する周
波数が受信される。
強度の大きな周波数を選択できるラジオ受信機を提供す
ることを目的とする。 【構成】記憶手段にはプリセットチャンネルメモリ毎に
複数の受信周波数が記憶され、プリセットチャンネルメ
モリに対応したプリセットキーの操作に応じて前記記憶
手段に記憶されている複数の周波数の一つが呼び出され
る。そして、該呼び出された周波数が順次受信され、そ
の電界強度が比較され、最も大きい電界強度を有する周
波数が受信される。
Description
【0001】
この考案は複数のプリセットチャンネルメモリを備えたPLLシンセサイザ方 式のラジオ受信機に関する。
【0002】
PLLシンセサイザ方式ラジオ受信機は、所謂電子チューナラジオとして現在 広く用いられている。この方式のラジオ受信機は複数のプリセットチャンネルメ モリを設定してあり、該プリセットチャンネルメモリに一つの周波数を割当、所 定のプリセットキーを操作することによりワンタッチで該周波数を呼び出して同 調させることができる構成になっている。
【0003】
しかしカーラジオなどのような移動受信機においては、プリセットチャンネル を呼びだした時に、現在の位置によっては該プリセットチャンネルメモリの周波 数を受信できないことも生ずる。このような場合には従来の受信機ではチューニ ング操作を行って、受信可能な周波数を探さなければならないという欠点があっ た。 本考案は上記した従来のラジオ受信機の欠点を解決することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するために本考案は複数のプリセットチャンネルメモリを備え たPLLシンセサイザ方式のラジオ受信機において、プリセットチャンネルメモ リ毎に複数の受信周波数を記憶する記憶手段と、プリセットチャンネルメモリに 対応したプリセットキーと、該プリセットキーの操作に応じて前記記憶手段に記 憶されている該プリセットキーに対応する複数の周波数の電界強度比較し、最も 電界強度の大きい周波数を受信させる制御手段とを備えたことを基本的な特徴と する。
【0005】
記憶手段にはプリセットチャンネルメモリ毎に複数の受信周波数が記憶され、 プリセットチャンネルメモリに対応したプリセットキーの操作に応じて前記記憶 手段に記憶されている複数の周波数の一つが呼び出される。そして、該呼び出さ れた周波数が順次受信され、その電界強度が比較され、最も大きい電界強度を有 する周波数が受信される。
【0006】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1においてアンテナ1で受信された電波はフロントエンド部2と中間周波増 幅/検波部3を介してステレオ復調部4で復調され、トーンコントロール部5と 音量調整器6を経由して低周波増幅部7で増幅されてスピーカ8により音声化さ れる構成になっている。 マイクロコンピュータ11にはプリセットチャンネルに対応するプリセットキ ー140が備えられた操作部14が接続されており、この操作部14からプリセ ット呼び出しを行うようになっている。 マイクロコンピュータ11にはメモリ13が備えられており、ここに記憶され たプリセットチャンネルの周波数を呼び出して、この周波数情報に基づいてPL L部10を制御し、PLL用ローパスフィルタ9を介してフロントエンド部2を コントロールすることにより所定の周波数の放送を受信するように構成されてい る。12は表示部である。 メモリ13には図3に示すように一つのチャンネルに対して1からNまでの複 数の周波数を記憶できるように構成されている。図3の一例では、チャンネル1 には79.1から89.1Hzまでの周波数が格納され、チャンネル2には79 .2から89.2Hzまでの周波数が格納され、そしてチャンネル10には80 .0から90.0Hzまでの周波数が格納されている。このような格納状態は一 態様に過ぎず、他の種々の格納の態様が可能である。例えば、チャンネル1には ニュース番組のみを格納し、チャンネル2には音楽番組を格納し、チャンネル3 には教育番組のみを格納するなどの態様が可能である。また、日本のNHK放送 や欧州のRDS放送のように一つの番組を複数の周波数で放送している場合など 、予め同一の番組を放送している周波数を同一のチャンネルに記憶させ、受信状 態の良い周波数を選択するなどの使い方も可能である。 表示部12には図2に示すようにチャンネル表示120と周波数No.表示1 21とが設けられており、同調しているチャンネルと共にそのチャンネルの中の 何番目に格納してある周波数であるかを示す周波数No.が表示されるようにな っている。 また操作部14には図3に示すチャンネルに対応した数のプリセットキー14 0が備えられており、この操作に応じて所定のチャンネルの周波数を選択するよ うに構成されている。マニュアルキー142はプリセットキー140に替えて、 順次チャンネルの増減を行うことによりチューニングを行うものである。また1 41は電源キーである。 マイクロコンピュータ11はプリセットキー140の操作に対応して操作され たキーに対応するプリセットチャンネルメモリを選択し、PLL部10を制御し てプリセットチャンネルメモリの周波数No.1から順次Nまでの周波数を受信 させるようになっている。検波部3からは受信中の周波数の電界強度を示すSメ ータがマイクロコンピュータ11に入力しており、1からNまでの周波数の電界 強度を比較して、最も大きな電界強度の周波数を受信するように構成されている 。 また、所定時間以上プリセットキー140が押され続けたら、現在受信中の周 波数をそのキーに対応するプリセットチャンネルメモリに記憶させるように構成 されている。
【0007】 次に図4により動作を説明する。 電源キー141がオンされると、メモリ13に記憶されている最後に受信した 現在のプリセットチャンネルメモリNo.と周波数No.とが表示部12のチャ ンネル表示120及び周波数No.表示121に表示される。同時にマイクロコ ンピュータ11から該周波数情報がPLL部10に送られて、該周波数の受信が 実行される(ステップ40)。そして、電源のオフを確認し(ステップ41)、 マニュアルキー142が押されたか否か判断する(ステップ42)。電源がオフ される場合には最後に受信していた周波数、プリセットチャンネルメモリNo. 及び周波数No.がメモリに記憶される(ステップ55)。 マニュアルキー142が押されている場合には、所定の局間周波数をアップダ ウンさせて、その周波数で同調させる(ステップ43)。次にマイクロコンピュ ータ11はプリセットキー140が押されたか否か判断し(ステップ44)、押 されていた場合にはその押圧時間が所定時間以上か否か(この実施例では2秒以 上か否か)を判断する(ステップ45)。2秒以上の場合には記憶モードに入り 、例えばプリセットキーの2番が押された場合、マイクロコンピュータ11はこ のプリセットキーのNoを一時的に記憶する(ステップ46)。次にプリセット キーの3番が押された場合には、マイクロコンピュータ11がプリセットキーN oを確認し(ステップ47、48)、受信中の周波数をプリセットチャンネル2 番のメモリ周波数No.3の位置に記憶する(ステップ49)。 ステップ45で所定時間以上押されていない場合には、押されたプリセットキ ー140に対応するチャンネルの周波数を1からNまで順次マイクロコンピュー タ11に取り込み、該周波数を受信してその電界強度を測定する(ステップ50 、51、52)。そして、電界強度の最も強い周波数を選択し、PLL部10に データを送りその周波数を受信する(ステップ53)。そして、その周波数とプ リセットチャンネルNo及びメモリ周波数Noを表示部12に表示する。この間 ミュートはステップ44でかかり、ステップ54で終了する。そのため音声は中 断するが、この動作は約1秒程度で終了するため、違和感が生ずることはない。
【0008】 以上により多数の周波数を限定された数のプリセットキー140に対応させて 記憶することが可能になり、同一チャンネルに記憶された周波数の中最も電界強 度の高い周波数を受信できるから、カーラジオ等の移動する受信機に適用した場 合にも、受信できない事態を抑制できる。また例えば、チャンネル1にはニュー ス番組のみを格納し、チャンネル2には音楽番組を格納し、チャンネル3には教 育番組のみを格納するなどの態様が可能である。また、日本のNHK放送や欧州 のRDS放送のように一つの番組を複数の周波数で放送している場合など、予め 同一の番組を放送している周波数を同一のチャンネルに記憶させ、受信状態の良 い周波数を自動的に受信させる等の使い方も可能である。
【0009】
以上説明したように本考案は複数のプリセットチャンネルメモリを備えたPL Lシンセサイザ方式のラジオ受信機において、プリセットチャンネルメモリ毎に 複数の受信周波数を記憶する記憶手段と、プリセットチャンネルメモリに対応し たプリセットキーと、該プリセットキーの操作に応じて前記記憶手段に記憶され ている該プリセットキーに対応する複数の周波数の電界強度比較し、最も電界強 度の大きい周波数を受信させる制御手段とを備えているため、多数の周波数を限 定された数のプリセットキー記憶させることが可能になり、この同一チャンネル に記憶された多数の周波数の中最も電界強度の高い周波数を受信することができ る。
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図。
【図2】表示部12及び操作部14の詳細説明図。
【図3】メモリ13の構造の説明図。
【図4】動作を説明するフローチャート図。
1:アンテナ、2:フロントエンド部、3:中間周波増
幅/検波部、4:ステレオ復調部、5:トーンコントロ
ール部、6:音量調整器、7:低周波増幅部、8:スピ
ーカ、9:PLL用ローパスフィルタ、10:PLL
部、11:マイクロコンピュータ、12:表示部、1
3:メモリ、14:操作部。
幅/検波部、4:ステレオ復調部、5:トーンコントロ
ール部、6:音量調整器、7:低周波増幅部、8:スピ
ーカ、9:PLL用ローパスフィルタ、10:PLL
部、11:マイクロコンピュータ、12:表示部、1
3:メモリ、14:操作部。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のプリセットチャンネルメモリを備
えたPLLシンセサイザ方式のラジオ受信機において、 プリセットチャンネルメモリ毎に複数の受信周波数を記
憶する記憶手段と、 プリセットチャンネルメモリに対応したプリセットキー
と、 該プリセットキーの操作に応じて前記記憶手段に記憶さ
れている該プリセットキーに対応する複数の周波数の電
界強度比較し、最も電界強度の大きい周波数を受信させ
る制御手段と、 を備えたことを特徴とするラジオ受信機。 - 【請求項2】 前記制御手段が、プリセットキーの所定
の操作に応じて、現在呼び出されている周波数を、該プ
リセットキーに対応するプリセットチャンネルメモリに
対応させて前記記憶手段に記憶させる、 請求項1に記載のラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242891U JPH0518124U (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | ラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242891U JPH0518124U (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | ラジオ受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518124U true JPH0518124U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13489014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7242891U Pending JPH0518124U (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | ラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518124U (ja) |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP7242891U patent/JPH0518124U/ja active Pending
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