JPH05180429A - ストーカ式燃焼装置 - Google Patents
ストーカ式燃焼装置Info
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- JPH05180429A JPH05180429A JP35868191A JP35868191A JPH05180429A JP H05180429 A JPH05180429 A JP H05180429A JP 35868191 A JP35868191 A JP 35868191A JP 35868191 A JP35868191 A JP 35868191A JP H05180429 A JPH05180429 A JP H05180429A
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- JP
- Japan
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- grate
- movable
- connecting rod
- rod
- stoker
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 火格子に目づまりした灰をセルフクリーニン
グするストーカの提供。 【構成】 油圧シリンダ駆動部3により前後方向に往復
移動可能に形成された連結杆に火格子棒を複数列平行に
係止して形成した可動火格子を備えた燃焼室のストーカ
Aにおいて、前記可動火格子4に遅遠作動火格子棒4b
と可動連結杆33の動きに直ちに連動する連動火格子棒
4aとが交互に配置され、前記遅遠作動火格子棒4bの
連結杆係止部40bが前記連動火格子棒4aの連結杆係
止部40aより前後方向に長い連結杆遊び代41を有し
ている構成。
グするストーカの提供。 【構成】 油圧シリンダ駆動部3により前後方向に往復
移動可能に形成された連結杆に火格子棒を複数列平行に
係止して形成した可動火格子を備えた燃焼室のストーカ
Aにおいて、前記可動火格子4に遅遠作動火格子棒4b
と可動連結杆33の動きに直ちに連動する連動火格子棒
4aとが交互に配置され、前記遅遠作動火格子棒4bの
連結杆係止部40bが前記連動火格子棒4aの連結杆係
止部40aより前後方向に長い連結杆遊び代41を有し
ている構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみ焼却炉等に設けら
れ、火格子が往復運動するストーカ式燃焼装置に関す
る。
れ、火格子が往復運動するストーカ式燃焼装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ごみ焼却炉の燃焼室等に設けられ
ているストーカであって、火格子が往復運動するように
形成されているものでは、図5に示すように、ごみ類を
乾燥、変形、燃焼させながら後燃焼部方向(矢印Hで示
す)へ送るように、火格子棒を複数列平行に連設して固
定側連結杆に係止した固定火格子2と、火格子棒を複数
列平行に連接して駆動手段で前後方向に往復運動可能に
形成された連結杆に係止した可動火格子4とを交互に階
段状に配置して形成されていた。そして、前記可動火格
子の火格子棒は、連結杆に同一状態で係止されており、
火格子全体が一体となって同調運動を行うように設けら
れていた。
ているストーカであって、火格子が往復運動するように
形成されているものでは、図5に示すように、ごみ類を
乾燥、変形、燃焼させながら後燃焼部方向(矢印Hで示
す)へ送るように、火格子棒を複数列平行に連設して固
定側連結杆に係止した固定火格子2と、火格子棒を複数
列平行に連接して駆動手段で前後方向に往復運動可能に
形成された連結杆に係止した可動火格子4とを交互に階
段状に配置して形成されていた。そして、前記可動火格
子の火格子棒は、連結杆に同一状態で係止されており、
火格子全体が一体となって同調運動を行うように設けら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなストーカで
は、載置したごみ類が効率よく燃焼すると共に燃焼後の
灰を落下させるように、前記火格子棒同士の間に適宜隙
間を設け、その下方からは適宜空気を送るように形成さ
れている。このようにした構造のストーカでは、この隙
間に燃焼で形成された灰等が目づまりすることにより所
定の空気量を供給することができず、燃焼を遅らせて焼
却炉等の処理能力を低下させる欠点がある。しかしなが
ら、この従来構造のストーカでは、載置したごみ類を可
動火格子の全体が同調して往復運動しながら送るだけで
あったので、火格子間に灰等が目づまりするのを防止す
ることができず、定期的に目づまり部の清掃を行うか、
隙間を大きくする必要があり、この隙間を大きくすると
未燃焼物の落下をまねき、残灰中の未燃物が増加すると
いう問題があった。
は、載置したごみ類が効率よく燃焼すると共に燃焼後の
灰を落下させるように、前記火格子棒同士の間に適宜隙
間を設け、その下方からは適宜空気を送るように形成さ
れている。このようにした構造のストーカでは、この隙
間に燃焼で形成された灰等が目づまりすることにより所
定の空気量を供給することができず、燃焼を遅らせて焼
却炉等の処理能力を低下させる欠点がある。しかしなが
ら、この従来構造のストーカでは、載置したごみ類を可
動火格子の全体が同調して往復運動しながら送るだけで
あったので、火格子間に灰等が目づまりするのを防止す
ることができず、定期的に目づまり部の清掃を行うか、
隙間を大きくする必要があり、この隙間を大きくすると
未燃焼物の落下をまねき、残灰中の未燃物が増加すると
いう問題があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、可動火格子の目づまりを防止するセルフクリーニン
グ機構を備え焼却炉等の処理能力を高めるようにしたス
トーカ式燃焼装置を提供することにある。
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、可動火格子の目づまりを防止するセルフクリーニン
グ機構を備え焼却炉等の処理能力を高めるようにしたス
トーカ式燃焼装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明のストーカ式燃焼装置では、駆動手
段により前後方向に往復運動可能に形成された連結杆に
火格子棒を複数列平行に係止して形成した可動火格子を
備えたストーカ式燃焼装置において、前記可動火格子に
遅遠作動火格子棒と連結杆の動きに直ちに連動する連動
火格子棒とが交互に配置され、前記遅遠作動火格子棒の
連結杆係止部が前記連動火格子棒の連結杆係止部より前
後方向に長い連結杆遊び代を有している構成とした。
の手段として本発明のストーカ式燃焼装置では、駆動手
段により前後方向に往復運動可能に形成された連結杆に
火格子棒を複数列平行に係止して形成した可動火格子を
備えたストーカ式燃焼装置において、前記可動火格子に
遅遠作動火格子棒と連結杆の動きに直ちに連動する連動
火格子棒とが交互に配置され、前記遅遠作動火格子棒の
連結杆係止部が前記連動火格子棒の連結杆係止部より前
後方向に長い連結杆遊び代を有している構成とした。
【0006】
【作用】ストーカの可動火格子には、駆動手段により前
後方向に往復する連結杆に係止された連動火格子棒と、
連結杆係止部が前記連動火格子棒の連結杆係止部より前
後方向に長い連結杆遊び代を有した遅遠作動火格子棒と
が交互に配置されている。駆動手段で連結杆を前方にに
移動させると、連動火格子棒は連結杆の動きに直ちに連
動して前方へ移動し始める。そして、連結杆が遅遠作動
火格子棒の連結杆係止部の遊び代分移動後、この連結杆
係止部を係止することにより遅遠作動火格子棒を連動火
格子棒と共に前方に移動し載置したごみ類を前方(後燃
焼部)方向へ移送させる。この前方移動の初期の段階で
は、隣接する火格子棒同士が同調しないので、火格子棒
同士に目づまりを起こした灰等は、その側面同士で摩擦
されることにより、下方に落下して空気の流通を復元さ
せる。
後方向に往復する連結杆に係止された連動火格子棒と、
連結杆係止部が前記連動火格子棒の連結杆係止部より前
後方向に長い連結杆遊び代を有した遅遠作動火格子棒と
が交互に配置されている。駆動手段で連結杆を前方にに
移動させると、連動火格子棒は連結杆の動きに直ちに連
動して前方へ移動し始める。そして、連結杆が遅遠作動
火格子棒の連結杆係止部の遊び代分移動後、この連結杆
係止部を係止することにより遅遠作動火格子棒を連動火
格子棒と共に前方に移動し載置したごみ類を前方(後燃
焼部)方向へ移送させる。この前方移動の初期の段階で
は、隣接する火格子棒同士が同調しないので、火格子棒
同士に目づまりを起こした灰等は、その側面同士で摩擦
されることにより、下方に落下して空気の流通を復元さ
せる。
【0007】また可動火格子が前端まで移動したとき、
遅遠作動火格子棒の連結杆係止部には、連結杆の後方に
連結杆遊び代が再生されるので、後方移動時においても
前記と同様の遅遠作動を行って目づまりを防止する。
遅遠作動火格子棒の連結杆係止部には、連結杆の後方に
連結杆遊び代が再生されるので、後方移動時においても
前記と同様の遅遠作動を行って目づまりを防止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。尚、本実施例ではごみ焼却炉に使用した場
合を例にとって説明する。図1は本実施例の可動火格子
における遅遠作動火格子棒の取付状態を示す説明図、図
2は同上の可動火格子における連動火格子棒の取付状態
を示す説明図、図3は同上の一連のストーカを示す側面
図、図4は同上のストーカの一部を示す平面図、図5は
同上のストーカを示す斜視図、図6は同上の作動を
(イ),(ロ),(ハ)の順で示す作動説明図、図7は
同上のごみ焼却炉に使用した状態を示す説明図である。
に説明する。尚、本実施例ではごみ焼却炉に使用した場
合を例にとって説明する。図1は本実施例の可動火格子
における遅遠作動火格子棒の取付状態を示す説明図、図
2は同上の可動火格子における連動火格子棒の取付状態
を示す説明図、図3は同上の一連のストーカを示す側面
図、図4は同上のストーカの一部を示す平面図、図5は
同上のストーカを示す斜視図、図6は同上の作動を
(イ),(ロ),(ハ)の順で示す作動説明図、図7は
同上のごみ焼却炉に使用した状態を示す説明図である。
【0009】本実施例のストーカAは、機台1と、固定
火格子2と、油圧シリンダ駆動部3と、可動火格子4と
を主要な構成としている。前記機台1は、図3に示すよ
うに、固定火格子2と可動火格子4とを交互に配置させ
る取付部材となるものであって、ごみ焼却炉Bのごみ投
入ホッパ50側(後方側)から後燃焼部51(前方側)
方向へ向け水平に固定された主桁52と、該主桁52に
横渡しされ前方を上方に傾斜した状態に固定された横桁
53とで形成されている。そして、この横桁53の上部
には、丸鋼による固定側連結杆54が水平に張設されて
いる。
火格子2と、油圧シリンダ駆動部3と、可動火格子4と
を主要な構成としている。前記機台1は、図3に示すよ
うに、固定火格子2と可動火格子4とを交互に配置させ
る取付部材となるものであって、ごみ焼却炉Bのごみ投
入ホッパ50側(後方側)から後燃焼部51(前方側)
方向へ向け水平に固定された主桁52と、該主桁52に
横渡しされ前方を上方に傾斜した状態に固定された横桁
53とで形成されている。そして、この横桁53の上部
には、丸鋼による固定側連結杆54が水平に張設されて
いる。
【0010】前記固定火格子2は、前記機台1上の前後
方向に可動火格子4と交互に配置されるものであって、
固定火格子棒20を複数列平行に配置し、後端部下方に
設けた係止部21を前記横桁上の固定側連結杆54に着
脱自在に係止することにより形成されている。この固定
火格子2は、後端部が前記横桁53に載置されると共
に、その上面傾斜に沿って前方を上方に向け傾斜した状
態に保持される。図中45は固定火格子20同士の間に
空気供給用と灰落し用として作用する隙間46を設ける
間隔保持材である。
方向に可動火格子4と交互に配置されるものであって、
固定火格子棒20を複数列平行に配置し、後端部下方に
設けた係止部21を前記横桁上の固定側連結杆54に着
脱自在に係止することにより形成されている。この固定
火格子2は、後端部が前記横桁53に載置されると共
に、その上面傾斜に沿って前方を上方に向け傾斜した状
態に保持される。図中45は固定火格子20同士の間に
空気供給用と灰落し用として作用する隙間46を設ける
間隔保持材である。
【0011】前記油圧シリンダ駆動部3は、可動火格子
4を往復運動させる駆動手段となるものであって、前記
主桁52の側方に前記固定火格子2と略同一ピッチで複
数個の可動桁30が配置されている。この可動桁30
は、前記固定火格子2と同じ角度で前方を上方に傾斜さ
せた状態で相互に連結されると共に、この可動桁30の
下端に前記角度と同じ角度で傾斜したレール31を有
し、このレール31が前記主桁52の側方下方に設けた
ガイドローラ55に載置されている。そして、各可動桁
30の上面には前記主桁52の上方となる位置に可動横
桁32がそれぞれ前記同様上面を傾斜して固定され、こ
の可動横桁32の上部には、丸鋼による可動連結杆33
が水平に張設されている。
4を往復運動させる駆動手段となるものであって、前記
主桁52の側方に前記固定火格子2と略同一ピッチで複
数個の可動桁30が配置されている。この可動桁30
は、前記固定火格子2と同じ角度で前方を上方に傾斜さ
せた状態で相互に連結されると共に、この可動桁30の
下端に前記角度と同じ角度で傾斜したレール31を有
し、このレール31が前記主桁52の側方下方に設けた
ガイドローラ55に載置されている。そして、各可動桁
30の上面には前記主桁52の上方となる位置に可動横
桁32がそれぞれ前記同様上面を傾斜して固定され、こ
の可動横桁32の上部には、丸鋼による可動連結杆33
が水平に張設されている。
【0012】前記可動火格子4は、載置したごみ類を後
燃焼部51方向へ移動させるものであって、図4に示す
ように、連動火格子棒4aと遅遠作動火格子棒4bとを
交互に配置して形成されている。前記連動火格子棒4a
は、図2に示すように、後部下方に前記可動連結杆33
を着脱自在に係止可能なようにこの可動連結杆33と略
同一幅の係止部40aを有している。
燃焼部51方向へ移動させるものであって、図4に示す
ように、連動火格子棒4aと遅遠作動火格子棒4bとを
交互に配置して形成されている。前記連動火格子棒4a
は、図2に示すように、後部下方に前記可動連結杆33
を着脱自在に係止可能なようにこの可動連結杆33と略
同一幅の係止部40aを有している。
【0013】前記遅遠作動火格子棒4bは、図1に示す
ように、後端下方に前記連動火格子棒4aの係止部40
aより可動連結杆33の直径と略同一幅だけ前後方向に
長い可動連結杆の遊び代41を有した係止部40bが設
けられている。そして、前記連動火格子棒4aと交互に
配置され、それぞれ係止部40a,40bを前記可動連
結杆33に係止すると共に、前端部が前記固定火格子2
の上面に摺動自在に載置されている。この場合、ストー
カAの最後端側には可動火格子4が配置される。また、
この可動火格子4の連動火格子棒4aと遅遠作動火格子
棒4bも前記固定火格子棒20と同様に、隙間46を設
ける間隔保持材45が設けられている。
ように、後端下方に前記連動火格子棒4aの係止部40
aより可動連結杆33の直径と略同一幅だけ前後方向に
長い可動連結杆の遊び代41を有した係止部40bが設
けられている。そして、前記連動火格子棒4aと交互に
配置され、それぞれ係止部40a,40bを前記可動連
結杆33に係止すると共に、前端部が前記固定火格子2
の上面に摺動自在に載置されている。この場合、ストー
カAの最後端側には可動火格子4が配置される。また、
この可動火格子4の連動火格子棒4aと遅遠作動火格子
棒4bも前記固定火格子棒20と同様に、隙間46を設
ける間隔保持材45が設けられている。
【0014】また、前記可動桁30の最後端は機台1側
に設けられた油圧シリンダ34のピストンロッドが連結
されている。
に設けられた油圧シリンダ34のピストンロッドが連結
されている。
【0015】図中56はごみ焼却炉Bの一次燃焼室、5
7は同ごみピット、58は同ごみ投入用バケット、59
は同給じん装置、59aは同給じん装置のフィーダブロ
ックである。
7は同ごみピット、58は同ごみ投入用バケット、59
は同給じん装置、59aは同給じん装置のフィーダブロ
ックである。
【0016】次に作用を説明する。まず、ごみピット5
7からバケット58で取り上げたごみがホッパ50に投
入された後、フィーダブロック59aで最初のストーカ
Aに供給される。このストーカAでは、油圧シリンダ3
4で可動火格子4が前後方向に往復運動しているため、
供給されたごみを次々と固定火格子2へ送りながら乾
燥、変形させつつ燃焼させる。このとき、可動火格子4
では、連動火格子棒4aが可動連結杆33の前進運動に
直ちに連動して前進運動するが、遅遠作動火格子棒4b
は、可動連結杆の遊び代41の長さ分停止した状態とな
る。そして、この可動連結杆の遊び代41の長さ分だけ
可動連結杆33が移動した後、初めて連動火格子棒4a
と同調して前進する。この遅遠作動火格子棒4bが停止
している間、隙間46に目づまりを起こした灰は剪断力
や摩擦力などを受け下方に落下することになる。また、
前記遅遠作動火格子棒4bでは、可動連結杆33の前進
終端において、係止部40bの後方側に可動連結杆の遊
び代41が再生されるので、可動連結杆33の往復時に
それぞれ遅遠作動火格子棒4bの停止が行われ効率のよ
いセルフクリーニングが行われる。尚、このセルフクリ
ーニングは全てのストーカにも行われる。
7からバケット58で取り上げたごみがホッパ50に投
入された後、フィーダブロック59aで最初のストーカ
Aに供給される。このストーカAでは、油圧シリンダ3
4で可動火格子4が前後方向に往復運動しているため、
供給されたごみを次々と固定火格子2へ送りながら乾
燥、変形させつつ燃焼させる。このとき、可動火格子4
では、連動火格子棒4aが可動連結杆33の前進運動に
直ちに連動して前進運動するが、遅遠作動火格子棒4b
は、可動連結杆の遊び代41の長さ分停止した状態とな
る。そして、この可動連結杆の遊び代41の長さ分だけ
可動連結杆33が移動した後、初めて連動火格子棒4a
と同調して前進する。この遅遠作動火格子棒4bが停止
している間、隙間46に目づまりを起こした灰は剪断力
や摩擦力などを受け下方に落下することになる。また、
前記遅遠作動火格子棒4bでは、可動連結杆33の前進
終端において、係止部40bの後方側に可動連結杆の遊
び代41が再生されるので、可動連結杆33の往復時に
それぞれ遅遠作動火格子棒4bの停止が行われ効率のよ
いセルフクリーニングが行われる。尚、このセルフクリ
ーニングは全てのストーカにも行われる。
【0017】以上説明してきたように、本実施例では、
ストーカの可動火格子4を連動火格子棒4aと遅遠作動
火格子棒4bを交互に配置して形成したので、火格子同
士の隙間46に目づまりした灰をセルフクリーニングす
ることができる。しかも可動火格子4の往復運動の両位
置でセルフクリーニングを行うことができるので、目づ
まりした灰を効率よく除去し燃焼効率を上げることがで
きる。また、構造が大変簡単であり、他の動力や駆動手
段を必要としないから経済的であり、また、製作が容易
でメンテナンスにも優れているという利点がある。
ストーカの可動火格子4を連動火格子棒4aと遅遠作動
火格子棒4bを交互に配置して形成したので、火格子同
士の隙間46に目づまりした灰をセルフクリーニングす
ることができる。しかも可動火格子4の往復運動の両位
置でセルフクリーニングを行うことができるので、目づ
まりした灰を効率よく除去し燃焼効率を上げることがで
きる。また、構造が大変簡単であり、他の動力や駆動手
段を必要としないから経済的であり、また、製作が容易
でメンテナンスにも優れているという利点がある。
【0018】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば実施例では、遅遠作動
火格子棒4bの係止部40bは可動連結杆33の直径と
略同一幅の遊び代を設けるとしたが、これに限らず遊び
代の幅は任意である。また、係止部40bの形状や設定
位置も任意である。
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば実施例では、遅遠作動
火格子棒4bの係止部40bは可動連結杆33の直径と
略同一幅の遊び代を設けるとしたが、これに限らず遊び
代の幅は任意である。また、係止部40bの形状や設定
位置も任意である。
【0019】また、実施例では駆動手段として油圧シリ
ンダ駆動部3を設けたが、これに限らず駆動手段は任意
であり、その配置も適宜設定することができる。
ンダ駆動部3を設けたが、これに限らず駆動手段は任意
であり、その配置も適宜設定することができる。
【0020】また、固定側連結杆54や可動連結杆33
の配置や形状も任意に設定することができる。
の配置や形状も任意に設定することができる。
【0021】また、実施例では、ごみ焼却炉において使
用したストーカを示したが、これに限らず、石炭その他
の燃料を使用するものにも適用可能である。
用したストーカを示したが、これに限らず、石炭その他
の燃料を使用するものにも適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のスト
ーカ式燃焼装置にあっては、前記構成としたことによっ
て、火格子間の隙間に目づまりした灰をセルフクリーニ
ングすることができる。しかも可動火格子の往復運動の
両位置でセルフクリーニングを行うことができるので、
目づまりした灰を効率よく除去し燃焼室の燃焼効率を上
げることができる。また、構造が大変簡単であり、他の
動力や駆動手段を必要としないから経済的であり、また
製作が容易でメンテナンスにも優れている等の効果が得
られる。
ーカ式燃焼装置にあっては、前記構成としたことによっ
て、火格子間の隙間に目づまりした灰をセルフクリーニ
ングすることができる。しかも可動火格子の往復運動の
両位置でセルフクリーニングを行うことができるので、
目づまりした灰を効率よく除去し燃焼室の燃焼効率を上
げることができる。また、構造が大変簡単であり、他の
動力や駆動手段を必要としないから経済的であり、また
製作が容易でメンテナンスにも優れている等の効果が得
られる。
【図1】本発明実施例の可動火格子における遅遠作動火
格子棒の取付状態を示す説明図である。
格子棒の取付状態を示す説明図である。
【図2】同上の可動火格子における連動火格子棒の取付
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図3】同上の一連のストーカを示す側面図である。
【図4】同上のストーカの一部を示す平面図である。
【図5】同上のストーカを示す斜視図である。
【図6】同上の作動を(イ),(ロ),(ハ)の順で示
す作動説明図である。
す作動説明図である。
【図7】同上のごみ焼却炉に使用した状態を示す説明図
である。
である。
A ストーカ 3 油圧シリンダ駆動部(駆動手段) 4 可動火格子 4a 連動火格子棒 4b 遅遠作動火格子棒 30 可動桁(駆動手段) 31 レール(駆動手段) 32 可動横桁(駆動手段) 33 可動連結杆(連結杆) 34 油圧シリンダ(駆動手段) 40a 連動火格子棒の係止部 40b 遅遠作動火格子棒の係止部 41 可動連結杆の遊び代 56 一次燃焼室
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動手段により前後方向に往復運動可能
に形成された連結杆に火格子棒を複数列平行に係止して
形成した可動火格子を備えたストーカ式燃焼装置におい
て、 前記可動火格子に遅遠作動火格子棒と連結杆の動きに直
ちに連動する連動火格子棒とが交互に配置され、前記遅
遠作動火格子棒の連結杆係止部が前記連動火格子棒の連
結杆係止部より前後方向に長い連結杆遊び代を有してい
ることを特徴とするストーカ式燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35868191A JPH05180429A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ストーカ式燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35868191A JPH05180429A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ストーカ式燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180429A true JPH05180429A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18460573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35868191A Pending JPH05180429A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ストーカ式燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05180429A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3161266U (ja) * | 2010-03-17 | 2010-07-29 | 株式会社川崎技研 | ストーカ式燃焼装置における可動火格子 |
JP2014532161A (ja) * | 2011-10-21 | 2014-12-04 | マルティン ゲーエムベーハー フュー ウンヴェルト− ウント エネルギーテクニーク | 摺動火格子のための格子段モジュール |
CN107664307A (zh) * | 2016-07-29 | 2018-02-06 | 北京航天动力研究所 | 交替运动式炉排垃圾焚烧炉 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS55128257A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-03 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | Manufacture of electrode plate for lead storage battery |
JPH0256567A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラー電子写真装置 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP35868191A patent/JPH05180429A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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CN107664307B (zh) * | 2016-07-29 | 2024-02-09 | 北京航天动力研究所 | 交替运动式炉排垃圾焚烧炉 |
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