JPH0518027Y2 - - Google Patents

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JPH0518027Y2
JPH0518027Y2 JP1986186073U JP18607386U JPH0518027Y2 JP H0518027 Y2 JPH0518027 Y2 JP H0518027Y2 JP 1986186073 U JP1986186073 U JP 1986186073U JP 18607386 U JP18607386 U JP 18607386U JP H0518027 Y2 JPH0518027 Y2 JP H0518027Y2
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JP
Japan
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spindle head
slide
cover
rotary cutter
cutter
Prior art date
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JP1986186073U
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JPS6391343U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はワーク切削時発生した切粉を排除す
るクランクシヤフトミラーの切粉排除装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来内燃機関等に用いられるクランクシヤフト
は、クランクシヤフトミラーにより切削加工され
る。またクランクシヤフトミラーはスライドに揺
動自在に支承されたスピンドルヘツドに回転カツ
タが設けられていて、スライドの移動に同期させ
て上記スピンドルヘツドを揺動させながら回転カ
ツタによりワークを切削するようになつており、
切削時発生した切粉は回転カツタ内より排除して
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来では回転カツタ内に、回転カツタの回転と
ともに切粉を排除する突条や溝などの排除手段を
設けているが、回転カツタ内より排除された切粉
は回転力により周辺部に離散し、清掃するのに多
くの手数を要するなどの不具合があつた。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
X軸方向に移動自在なスライドに揺動自在に支
承されたスピンドルヘツドに回転カツタを設け
て、この回転カツタによりワークを切削加工する
ものにおいて、上記スピンドルヘツドの側面に、
回転カツタより排出された切粉を切粉排出口へ案
内するカバーを設けることにより、切削加工時発
生した切粉が回転力により機械外部に飛散するの
を防止したクランクシヤフトミラーの切粉排除装
置。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述す
る。
図において1はクランクシヤフトミラー本体、
1aはそのベツドで、ベツド1a上に2基(図で
は1基のみを表示)のサドル2が載置されてお
り、これらサドル2はベツド1aの長手方向に布
設されたボールねじ軸3に一部が螺合されて、図
示しないZ軸モータにより上記ボールねじ軸3を
回転させることにより、ベツド1a上をZ軸方向
へ移動できるようになつている。
また上記サドル2上には、Z軸と直交するX軸
方向にガイドレール4が布設されていて、これら
ガイドレール4にスライド5が支承されている。
上記スライド5の下部はX軸モータ6により回転
駆動されるボールねじ軸7に螺合されていて、X
軸モータ6によりボールねじ軸7を介してX軸方
向に往復動されるようになつていると共に、スラ
イド5の前面板5bのほぼ中央には楕円状の開口
部5aが開口されている。
一方上記スライド5の一端側には、ピン8を介
してスピンドルヘツド9の一端側が回動自在に支
承されている。スライド5の他端側には、揺動機
構10が設けられている。上記揺動機構10は上
下方向(Y軸方向)に支承されたボールねじ軸1
1を有していて、このボールねじ軸11の上端は
Y軸モータ12に接続され。Y軸モータ12によ
り回転されるようになつている。また上記ボール
ねじ軸11にはガイド部材13が螺合されてい
て、このガイド部材13に形成されたX軸方向の
ガイド溝13a内にニードルベアリング(図示せ
ず)を介して移動駒15が嵌入され、この移動駒
15に上記スピンドルヘツド9の他端側に突設さ
れた軸杆16の先端が軸受け17を介して支承さ
れている。そして上記構成された揺動機構10に
よりスピンドルヘツド9がピン8を中心にY軸方
向へ揺動されるようになつている。
一方上記スピンドルヘツド9のほぼ中央にはワ
ーク19を挿通するための円孔9aが開口されて
おり、この円孔9aの周囲に回転カツタ20が軸
受け21を介して回転自在に支承されている。上
記回転カツタ20はドラム状をなしていて、一端
側に中心方向へ突出する切削刃20aを有してお
り、外周部には歯車20bが形成されている。上
記歯車20bはスピンドルヘツド9に支承された
中間歯車22に噛合されていると共に、中間歯車
22はスピンドルヘツド9を支承するピン8の中
心部に回転自在に支承された回転軸23の一端に
取付けられた歯車24に噛合されている。回転軸
23の他端側はピン8の端面より突出されていて
端部に歯車25が固着され、この歯車25は上記
ピン8の端面にモータ取付け部材26を介して取
付けられたカツタモータ27の駆動歯車28に噛
合されて、このカツタモータ27により上記回転
カツタ20が回転されて、回転カツタ20により
固定されたワーク19が切削されるようになつて
いる。
なお、図中30はスピンドルヘツド9とバラン
スするように上記モータ取付け部材26に取付け
られたカウンタバランサである。
一方上記スライド5の切削刃20aが設けられ
た面と反対側の面には、カバー31が取付けられ
ている。上記カバー31は円孔9aの周囲を囲繞
するように設けられた帯板31aと、この帯板3
1aをスライド5へ取付けるための取付け板31
bとより断面ほぼL字形に形成されていると共
に、帯板31aは円孔9aの下方において順次間
隔が狭くなつており、下端側に切粉を排出するた
めの落下口32が開口されている。また上記帯板
31aの先端は、スピンドルヘツド9の側方に位
置し、かつスピンドルヘツド9の揺動範囲全域を
覆うように設けられたスライド5の前面板5b内
面に、切粉がかみ込まない程度の隙間を存して近
接されている。
次に作用を説明すると、加工すべきワーク19
は図示しないチヤツク台間に把持されて、スライ
ド5の開口部5a及びスピンドルヘツド9の円孔
9aを貫通するように固定される。またスライド
5がX軸方向へ往復動されるのに同期して、揺動
機構10によりスピンドルヘツド9がピン8を中
心にY軸方向へ揺動され、カツタモータ27によ
り回転される回転カツタ20の切削刃20aによ
りワーク19の例えばピン部が切削される。
切削により発生した切粉は回転カツタ20の回
転に伴い回転カツタ20内を切削刃20aと反対
の方向へ移動され、回転カツタ20の開口よりス
ライド5側方へ落下する。スライド5の側面には
カバー31が設けられていて、回転カツタ20内
より排出される切粉を受け、落下口32がベツド
1aに設けられた切粉排出口33と一致したとこ
ろでこの切粉排出口1aへ排除する。これによつ
て切削時発生した切粉がスピンドルヘツド9の揺
動とともに周辺部へ飛散されるのが防止される。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、揺動機構によ
り揺動されるスピンドルヘツドの側面にカバーを
設けて、切削時発生した切粉を集め、スピンドル
ヘツドの揺動とともに切粉排出口へ排除するよう
にしたことから、スピンドルヘツドの揺動により
切粉が周辺部に飛散して周囲を汚損する虞れがな
いと共に、作業後清掃する手数も少なくできる。
特にスピンドルヘツドの側方に位置し、かつスピ
ンドルヘツドの揺動範囲全域を覆うように設けら
れたスライドの前面板内面との間に切粉がかみ込
まれない程度の隙間を存してカバー31の先端を
近接させたことから、スピンドルヘツドの揺動に
何等支承をきたさないと共に、スピンドルヘツド
とともに回転カツタが揺動しても、切粉を確実に
切粉排出口へ排出することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は正
面図、第2図は横断面図である。 5はスライド、9はスピンドルヘツド、19は
ワーク、20は回転カツタ、31はカバー、33
は切粉排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. X軸方向に移動自在なスライド5に揺動自在に
    支承されたスピンドルヘツド9に回転カツタ20
    を設けて、この回転カツタ20によりワーク19
    を切削加工するクランクシヤフトミラーにおい
    て、上記スピンドルヘツド9の側面に、切削時発
    生した切粉をスライド5下方の切粉排出口33側
    へ案内するカバー31を設けると共に、上記カバ
    ー31の先端を、スピンドルヘツド9の側方に位
    置し、かつスピンドルヘツド9の揺動範囲全域を
    覆うように設けられたスライド5の前面板5b内
    面と近接するように設けてなるクランクシヤフト
    ミラーの切粉排除装置。
JP1986186073U 1986-12-04 1986-12-04 Expired - Lifetime JPH0518027Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986186073U JPH0518027Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986186073U JPH0518027Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391343U JPS6391343U (ja) 1988-06-13
JPH0518027Y2 true JPH0518027Y2 (ja) 1993-05-13

Family

ID=31135296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986186073U Expired - Lifetime JPH0518027Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Country Status (1)

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JP (1) JPH0518027Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919241B2 (ja) * 1979-06-05 1984-05-04 善次郎 外尾 火焔ジェットを用いた過熱蒸気バ−ナ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919241U (ja) * 1982-07-28 1984-02-06 日立精機株式会社 工作機械の切粉除去装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919241B2 (ja) * 1979-06-05 1984-05-04 善次郎 外尾 火焔ジェットを用いた過熱蒸気バ−ナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6391343U (ja) 1988-06-13

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