JPH05180153A - ラジアルピストンポンプ - Google Patents

ラジアルピストンポンプ

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JPH05180153A
JPH05180153A JP4169410A JP16941092A JPH05180153A JP H05180153 A JPH05180153 A JP H05180153A JP 4169410 A JP4169410 A JP 4169410A JP 16941092 A JP16941092 A JP 16941092A JP H05180153 A JPH05180153 A JP H05180153A
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JP
Japan
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piston pump
piston
hole
opening
radial piston
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Pending
Application number
JP4169410A
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English (en)
Inventor
Siegfried Hertell
ヘアテル ジークフリート
Ulrich Hiltemann
ヒルテマン ウルリッヒ
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BARUMAAKU LE KU AUTOMOOBIRUTEH
Barumaaku Le-Ku Automoobirutehiniiku & Co KG GmbH
Barmag Luk Automobiltechnik GmbH and Co KG
Original Assignee
BARUMAAKU LE KU AUTOMOOBIRUTEH
Barumaaku Le-Ku Automoobirutehiniiku & Co KG GmbH
Barmag Luk Automobiltechnik GmbH and Co KG
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Publication date
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Publication of JPH05180153A publication Critical patent/JPH05180153A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L33/00Rotary or oscillatory slide valve-gear or valve arrangements, specially adapted for machines or engines with variable fluid distribution
    • F01L33/02Rotary or oscillatory slide valve-gear or valve arrangements, specially adapted for machines or engines with variable fluid distribution rotary
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/04Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
    • F04B1/0404Details or component parts
    • F04B1/0452Distribution members, e.g. valves
    • F04B1/0456Cylindrical
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/04Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
    • F04B1/053Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement with actuating or actuated elements at the inner ends of the cylinders
    • F04B1/0535Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement with actuating or actuated elements at the inner ends of the cylinders the piston-driving cams being provided with inlets and outlets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジアルピストンポンプにおける脈動と該脈
動によって生ぜしめられる騒音とを防止し、さらに、ピ
ストンストローク毎の吐出出力及び圧力形成を改善し
て、ラジアルピストンポンプの効率を高める。 【構成】 ピストン30が、保持体24に接触している
端面34に、流出部に通じる流入開口36を備えてお
り、ピストン30の端面34に接触している保持体24
の面26に、圧力媒体源に通じる開口28が設けられて
おり、該開口が、偏心体22の180゜の回転範囲にお
いて前記流入開口36のそばで終わっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシングに設けられ
たシリンダ内を案内される少なくとも1つの中空のピス
トンを備えたラジアルピストンポンプであって、該ピス
トンが、クランク円板によって保持体を介してばねの負
荷下で、偏心体軸線に対して半径方向に運動させられる
形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第1903256
号明細書に基づいて公知のこのような形式のラジアルピ
ストンポンプでは、かなりはっきりとした脈動の発生す
ることが明らかである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式のラジアルピストンポンプを改良
して、脈動と該脈動によって生ぜしめられる騒音とを回
避することのできるラジアルピストンポンプを提供する
ことである。本発明ではさらに、効率を改善すること、
特に、ピストンストローク毎の吐出出力及び圧力形成を
改善することが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ピストンが、保持体に接触してい
る端面に、流出部に通じる流入開口を備えており、ピス
トンの前記端面に接触している保持体の面に、圧力媒体
源に通じる開口が設けられており、該開口が、偏心体の
180゜の回転範囲において前記流入開口のそばで終わ
っている。
【0005】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0006】本発明によるラジアルピストンポンプの有
利な実施例についての以下における記載及び有利な実施
例を示す図面は、本発明を理解するために重要な構成部
材に制限されている。また、種々異なった実施例におい
て共通の構成エレメントには同一符号が付けられてお
り、この場合図4〜図10の実施例においては、図面を
分かりやすくするために、ポンプケーシング及び供給導
管並びに排出導管の図示は省かれており、これらは実質
的に、図1に示されたポンプケーシング及び供給導管並
びに排出導管に相当している。
【0007】図1に示されたラジアルピストンポンプ
は、円筒形の周壁1内に取り付けられている。周壁1内
には同心的にシリンダケーシング10が配置されてい
る。シリンダケーシング10は同様に円筒形に構成され
ている。このシリンダケーシング10はその外周面に4
つの面12を有しており、これらの面は互いに対して連
続的にそれぞれ90゜だけずらされている。これらの面
のそれぞれには、シリンダ孔として働く半径方向孔14
が設けられている。場合によってはシリンダ孔を、シリ
ンダケーシング10の半径方向孔に挿入される図示され
ていないブシュによって形成することも可能である。半
径方向孔14は、同一の横断面平面に位置していると有
利であるが、しかしながらまたこれらの半径方向孔の他
に、シリンダケーシングの全周において等しい横断面平
面に又は別の横断面平面に配置されている別の孔を設け
ることも可能である。
【0008】半径方向孔14によって貫通されている各
面12には、シリンダキャップ2が固定されかつシール
されている。固定のために、シリンダキャップ2の開放
した側にはフランジ3が設けられており、このフランジ
は、図示されていないねじを用いて面12において固定
されている。円筒形の周壁においてシリンダキャップ2
は、弾性的なリング4によって取り囲まれており、この
リングは、流出開口5を閉鎖していて、逆止弁として働
く。各シリンダキャップ2はその蓋6で、外周壁1の内
周面Mに支持されている。外周壁とシリンダケーシング
との間に形成される室7は、流出部Oを備えた圧力室と
して働く。
【0009】ケーシング10はその内部に円筒形の室1
6を形成しており、この室は略示された導管Iを介し
て、自体公知の形式で図示されていない圧力媒体源に接
続されている。室には、軸線18を中心にして回転可能
に支承された軸20が位置している。軸20の軸受は、
シリンダケーシング10を取り囲んでいるポンプケーシ
ングHの両端部において、図示されていない閉鎖カバー
もしくは端面に位置している。軸20には、値「e」だ
け偏心的にずらされたクランク円板22が、回転可能に
取り付けられており、このクランク円板は、以下に記載
の理由から、半径方向孔14と同一の横断面平面に位置
している。クランク円板20は、外周部が8角形のリン
グもしくは保持体24によって取り囲まれていて、この
保持体の幅の等しい8つの面26は、シリンダケーシン
グ10の8つの外面に対して平行に位置している。保持
体24はクランク円板22に滑動可能に差し嵌められて
いて、ひいては該クランク円板に対して相対的に回転可
能であり、この場合保持体24の最大直径は、室16の
直径よりも、少なくともクランク円板20の偏心率
「e」の2倍だけ小さい。
【0010】保持体24の、半径方向孔14に対向して
位置している面26には、接線方向溝28が一体成形さ
れており、これらの接線方向溝は、保持体24の、互い
に隣接している2つの面の間に形成された縁部から、そ
れぞれの面26の中心近くまで延びている。
【0011】接線方向溝28を備えた面には、シリンダ
ケーシング10の半径方向孔14内に滑動可能に支承さ
れたピストン30が位置しており、これらのピストンの
内部は中空であり、これらのピストン30は、シリンダ
キャップ2の蓋6に支持されたコイルねじ32によっ
て、接線方向溝28を備えた保持体24の面26に対し
て可撓性に押圧されている。各ピストン30には面26
に接触している端面34に、軸方向孔36が設けられて
おり、これらの軸方向孔の軸線は、軸20の軸線18と
交差している。場合によってはピストン30にピストン
リングが設けられていてもよい。
【0012】図2から分かるように、面26は軸線18
に向かって僅かに、つまり保持体24の最大直径よりも
大きな半径の分だけ、凸面状に湾曲されており、これに
よって、一方では、このような形式のポンプにおいて通
常生じる製作誤差を小さな値に保つ必要がなくなり、か
つ他方では、ポンプの「走入時間」を著しく減じること
ができる。さらに図2及び図3から分かるように、接線
方向溝28の幅は、ピストン30の軸方向孔36の直径
よりも大きく設定されている。
【0013】軸20が、図示されていない駆動装置によ
って矢印の方向に回転させられると、軸20によってク
ランク円板24が回転させられ、この結果保持体24の
揺動運動もしくはクランク運動が生ぜしめられる。保持
体24のクランク運動によって、保持体24に接触して
いるピストン30は、クランク円板22の偏心率に相応
してかつコイルばね32の負荷の下で、軸20に対し
て、半径方向において内方及び外方に向かって運動させ
られる。この場合面26は、ピストン30の端面34に
半径方向に滑動し、この際に、軸方向孔36に対する接
線方向溝28の位置が、開放位置と閉鎖位置との間にお
いて、以下に記載の形式で変化する。
【0014】接線方向溝28は、面26の一方の縁部か
ら該面の中心点の近くまで、つまり面26の中心点から
ピストン30の軸方向孔36の直径の半分だけ前に位置
する箇所まで、延びている。クランク円板24の上死点
及び下死点(図1における3時及び9時の位置参照)に
おいて、面26の中心点はピストン30の軸線と合致
し、この際に接線方向溝28はピストン30の軸方向孔
36の縁部の直前において終わっており、従ってこの場
合にピストン30の軸方向孔36は閉鎖されている。ク
ランク円板24の上死点位置及び相応に閉鎖されたピス
トン30の軸方向孔36(図1において3時の位置を占
めているピストン参照)を起点として、クランク円板2
4が矢印の方向に回転すると、保持体24はピストン3
0の端面に沿って逆方向に滑動することができ、つまり
接線方向溝28は、ピストン30の軸方向孔36の下又
は前に移動して該軸方向孔を開放し始める。そしてこの
運動は、クランク円板24が90゜回転した後でその理
論的に最大の開口を得るまで(図1において12時の位
置を占めているピストン参照)、続けられる。しかしな
がらピストン30の軸方向孔36の最大可能な開口は既
に、接線方向溝28の前端部が運動方向で見て軸方向孔
36の後縁部と合致した瞬間に、得られる。そして閉鎖
過程は、クランク円板24が90゜よりも多く回転した
瞬間に始まり、180゜回転した後で完全に終了する
(図1において9時の位置を占めているピストン参
照)。
【0015】クランク円板24の上に述べた回転運動と
同時に、ピストン30はケーシング10から半径方向に
おいて最も前進させられた位置から、内方に向かって室
16内に移動するので、ピストン30の軸方向孔36の
開放動作は、導管Iを介して室16に供給される圧力液
体の、ピストン30の内部への吸込み動作と合致し、こ
の場合、ピストンによって吐出される液体の量は、クラ
ンク円板25の回転速度、ピストン内に設けられたコイ
ルばね32の力、圧力液体の粘性、ピストンの軸方向孔
36の寸法等の関数である。
【0016】ピストン30が、ケーシング10内に半径
方向で最も深く進入した位置を、ひいてはピストンの軸
方向孔36の閉鎖位置を占めた後で、クランク円板24
がさらに回転させられると、ピストンは再びケーシング
10から押し出され、この際にピストンの軸方向孔36
は該軸方向孔の前に位置している面26によって、いず
れにせよ閉鎖されてままなので、従って圧力液体が室1
6の中に戻されることはない。これによって、圧力液体
はピストン内部及びシリンダ室から流出開口5を通して
押し出される。この際に、既に述べたように図示の実施
例では弾性的なリング4として構成されている流出弁が
開放する。この弾性的なリング4は、流出開口5におけ
る流出圧に基づいて相応に広がる。圧力オイルは流出室
7内に達し、流出開口Oを介して図示されていない消費
機に供給される。
【0017】既に述べたように、本発明によれば、ピス
トンがその半径方向における進入運動を開始するやいな
や、各ピストンに設けられている流入開口つまり軸方向
孔36が開放させられる。そして同様に、ピストンが半
径方向において最も内側の位置を占め、半径方向におけ
る進出運動を開始するやいなや、流入開口(軸方向孔3
6)は再び閉鎖される。従って、吸い込まれた全液体量
がピストン内に留まり、そして吐出される。
【0018】ピストン30の内部への圧力液体の吸込み
動作が、上に述べたように、ピストン30の軸方向孔3
6の徐々に行われる開放と共に行われ、かつピストン内
部からの圧力液体の吐出動作が、ピストン30の外方へ
向かってのストロークに応じて行われることによって、
圧力液体の吸込み及び吐出は、従来回避することのでき
なかった圧力ピークを生ぜしめることなしに、行われる
ようになる。すなわち、吸い込まれる液体量及び吐出さ
れる液体量は、直接ピストン運動に関連し、かつ該ピス
トン運動のように正弦曲線の形に追従することになり、
そしてこの場合この正弦曲線の周波数及び振幅は、特
に、上において述べたようなパラメータに関連してい
る。
【0019】図4及び図5に示されているラジアルピス
トンポンプが、図1に示されたラジアルピストンポンプ
と異なっているのは次の点である。すなわち図4及び図
5に示されたラジアルピストンポンプでは、圧力媒体
は、駆動軸20aに設けられた軸方向孔38を介して供
給されるようになっている。さらにクランク円板22a
には、円形セグメント状の横断面を備えた切欠き40が
設けられており、この切欠きには、軸方向孔38と接続
された導管42が開口している。切欠き40はその円弧
長さの範囲を介して、保持体24の、ピストン30を支
持している面26における孔28と、接続されている。
そして孔28は同様に、クランク円板22がほぼ半周す
る間、ピストン30の端面34における軸方向孔36と
接続されている。クランク円板22の両死点位置におい
て孔28は、ピストン30の軸方向孔36のそばに位置
している。つまりこの場合軸方向孔36は閉鎖されてお
り、この閉鎖位置は、クランク円板22によって生ぜし
められるピストンの半径方向における進出運動の間中、
維持されている。これに対して孔28は、ピストン30
がクランク円板22によって生ぜしめられる半径方向の
進入運動を開始すると、軸方向孔36の前に移動し始め
る。この実施例においても図1の実施例におけるよう
に、ピストン30の半径方向における進入運動によって
圧力液体の吸込みが行われるのに対して、ピストン30
の半径方向における進出運動によって、吸い込まれた圧
力液体は図示されていない流出部を介してピストンの内
部から押し出される。
【0020】図6及び図7に示された本発明によるラジ
アルピストンポンプの実施例においても、図4に示され
た実施例におけると同様、圧力媒体は、回転軸20に設
けられた孔38を介して供給されるようになっている。
この孔38からは、クランク円板22の外周面まで半径
方向孔42が延びている。この半径方向孔42は、クラ
ンク円板外周面において、クランク円板22の下死点に
相当する箇所において終わっている。保持体24の、ピ
ストン30の端面を支持している面26には、孔28が
設けられており、この孔28は、クランク円板22の規
定された回転範囲において、ピストン30の端面に設け
られた軸方向孔36と半径方向孔42との間における接
続部を生ぜしめ、ひいては、ピストン30の内部への圧
力媒体の流れを可能にする。半径方向孔42とピストン
30の軸方向孔36との間における接続は、クランク円
板22がその上死点を越えて回動して、ピストン30が
半径方向で見て内方に向かって運動し始めた直後に、始
まる。ピストン30が、回転するクランク円板22の影
響下で、半径方向で見て外方に向かって運動し始める
と、半径方向孔42と軸方向孔36との間における接続
は中断され、この結果、外方に向かって運動するピスト
ン30は、その内部にある圧力媒体液を、図示されてい
ない流出部を介して吐出することができる。
【0021】図8及び図9に示されたラジアルピストン
ポンプは、シリンダケーシング10と、該シリンダケー
シングのシリンダ孔内に配置されたピストン30と、シ
リンダケーシング10内において中心に回転可能に支承
された軸20と、該軸と回動不能に結合されたクランク
円板22と、該クランク円板を取り囲んでいてピストン
30を支持するための支持面26を備えた保持体24と
から構成されている。支持面26には、ピストン30の
端面34におけるのと同様に、半径方向孔28が設けら
れている。半径方向孔28はそれぞれ保持体24の支持
面26の真ん中に位置しているので、半径方向孔28は
クランク円板22の両死点においてピストン30の軸方
向孔36と合致することになる。そして両死点の間にお
ける回転範囲では、半径方向孔28は軸方向孔36の範
囲の外側に位置している。軸20には軸方向孔38が設
けられており、この軸方向孔は半径方向孔42を介し
て、クランク円板22の回転位置に応じて、保持体24
における半径方向孔28と合致することができる。図示
の実施例では、軸方向孔42は保持体24の半径方向孔
28と合致しており、この結果、導管44を介して軸方
向孔38と接続されている圧力媒体貯え部と、ピストン
30の内部との間における接続が生ぜしめられる。なお
この接続は既に、クランク円板22がピストン30の前
においてその下死点に達する直前に、つまりピストン3
0が、コイルばね32及び後退する保持体24の圧力下
でシリンダケーシング10内に進入する間に、生ぜしめ
られる。本発明によるラジアルピストンポンプの既に述
べた実施例におけるように、ピストン30の進入運動中
に、圧力液体の吸込み動作が行われ、この吸込み動作
は、クランク軸22の回転運動及びこれに関連した保持
体24のクランク運動によって、圧力媒体源とピストン
30との間における接続が中断されるまで、続けられ
る。次いで行われるピストン30の進出運動に伴って、
圧力媒体はピストン30から吐出され、この際には、保
持体24における半径方向孔28はクランク円板22に
よってシールされているので、ピストン30からの圧力
媒体液の逆流は回避することができる。
【0022】本発明によるラジアルピストンポンプのさ
らに別の実施例は、図10に示されている。この実施例
に示されている保持体24には、既に述べたその他の実
施例における保持体と異なり、保持体の軸線方向に延び
る溝28′′が設けられている。これらの溝は、保持体
24の揺動運動に応じて、ピストン30の軸方向孔36
の前に移動して、この際に該軸方向孔を通して圧力媒体
液をピストン30内に流入させることができるか、又
は、軸方向孔36の側部に位置していて、保持体の支持
面26によって閉鎖状態を保つことができる。溝2
8′′はそれぞれ、ピストン30の進入運動中にのみ溝
28′′とピストン30における軸方向孔36との間に
おいて接続が生ぜしめられるように、ずらされている。
図10に示されたこの実施例は、一定の吐出量を得るた
めに有利である。
【0023】
【発明の効果】上に述べた記載及び図面から明らかなよ
うに、本発明のように構成されたラジアルピストンポン
プでは該ラジアルピストンポンプの流入弁を、液体流入
部として働く溝、孔及び通路を適当に寸法設定すること
によって、所望のように制御することができる。そして
流入弁を、該流入弁がピストンのサイクルと同期的に開
閉するように、制御することも可能である。同様にま
た、溝、孔及び通路を次のように、すなわち、吸込みサ
イクルの制限された時間だけが流入弁開放のために利用
され得るように、寸法設定すること及び互いに調和させ
ることも可能である。このような寸法設定は、特に、ラ
ジアルピストンポンプの吐出量がすべての回転数範囲に
おいて回転数に関連しているのではなく、高い回転数に
おいては規定の吐出量に制限されることが望まれている
ような場合に、選択される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジアルピストンポンプの第1実
施例を示す横断面図である。
【図2】図1に示されたラジアルピストンポンプの一部
を破断して示す縦断面図である。
【図3】図1に示されたラジアルピストンポンプの一部
を破断して示す平面図である。
【図4】本発明によるラジアルピストンポンプの別の実
施例を示す横断面図である。
【図5】図4に示されたラジアルピストンポンプの一部
を破断して示す縦断面図である。
【図6】本発明によるラジアルピストンポンプの第3実
施例を示す横断面図である。
【図7】図6に示されたラジアルピストンポンプの一部
を破断して示す縦断面図である。
【図8】本発明によるラジアルピストンポンプの第4実
施例を示す横断面図である。
【図9】図8に示されたラジアルピストンポンプの一部
を破断して示す縦断面図である。
【図10】本発明によるラジアルピストンポンプのさら
に別の実施例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 周壁、 2 面、 3 フランジ、 4 リング、
5 流出開口、 6蓋、 7 室、 10 シリンダ
ケーシング、 12 面、 14 半径方向孔、 16
室、 18 軸線、 20 軸、 20a 駆動軸、
22 クランク円板、 24 保持体、 26 面、
28 接線方向溝、 28′′ 溝、 30 ピスト
ン、 32 コイルねじ、 34 端面、 36 軸方
向孔、38 軸方向孔、 40 切欠き、 42 半径
方向孔、 44 導管

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(10)に設けられたシリン
    ダ(14)内を案内される少なくとも1つの中空のピス
    トン(30)を備えたラジアルピストンポンプであっ
    て、該ピストン(30)が、クランク円板(22)によ
    って保持体(24)を介してばね(32)の負荷下で、
    偏心体軸線(18)に対して半径方向に運動させられる
    形式のものにおいて、ピストン(30)が、保持体(2
    4)に接触している端面(34)に、流出部に通じる流
    入開口(36)を備えており、ピストン(30)の前記
    端面(34)に接触している保持体(24)の面(2
    6)に、圧力媒体源に通じる開口(28)が設けられて
    おり、該開口が、偏心体(22)の180゜の回転範囲
    において前記流入開口(36)のそばで終わっているこ
    とを特徴とするラジアルピストンポンプ。
  2. 【請求項2】 保持体(24)が多角形であり、該保持
    体に設けられた開口(28)が、多角形の互いに隣接し
    ている2つの外面の間における移行箇所から、保持体
    (24)の前記面(26)の内部にまで延びている接線
    方向溝(28)である、請求項1記載のラジアルピスト
    ンポンプ。
  3. 【請求項3】 流入開口(36)が、ピストン(30)
    の端面(34)の中心点に位置しており、接線方向溝
    (28)の、前記面(26)の内部に位置している端部
    が、クランク円板(22)の一方の死点が流入開口(3
    6)と合致している場合に、流入開口(36)の縁部の
    前に位置している、請求項2記載のラジアルピストンポ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 保持体(24)の外面(26)が軸線
    (18)の方向で凸面状に湾曲されている、請求項1か
    ら3までのいずれか1項記載のラジアルピストンポン
    プ。
  5. 【請求項5】 保持体(24)の開口(28)と接続さ
    れている圧力媒体源が、シリンダケーシング(10)と
    保持体(24)との間に形成されている室(16)を有
    している、請求項1から3までのいずれか1項記載のラ
    ジアルピストンポンプ。
  6. 【請求項6】 保持体(24)が多角形であり、開口
    (28)が、面(26)を該面に対してほぼ垂直に貫通
    する孔である、請求項1記載のラジアルピストンポン
    プ。
  7. 【請求項7】 クランク円板(22)の外周部に切欠き
    (40)が設けられており、該切欠きが、軸方向孔(3
    8)を介して圧力媒体源(44)と接続されていて、ク
    ランク円板(22)の回転時に周期的に開口(28)の
    所に位置させられる、請求項6記載のラジアルピストン
    ポンプ。
  8. 【請求項8】 切欠き(40)が開口(28)の所に位
    置している場合に、該開口(28)がピストン孔(3
    6)と接続されている、請求項7記載のラジアルピスト
    ンポンプ。
  9. 【請求項9】 切欠き(40)が孔(42)を介して、
    クランク円板(22)における軸方向孔(38)と接続
    されている、請求項6から8までのいずれか1項記載の
    ラジアルピストンポンプ。
  10. 【請求項10】 外周部においてクランク円板(22)の
    下死点に、孔(42)が設けられており、該孔が、クラン
    ク円板(22)を貫通している孔(38)を介して圧力媒体
    源と接続されている、請求項1記載のラジアルピストン
    ポンプ。
  11. 【請求項11】 孔(42)が、保持体(24)の面
    (26)を該面に対してほぼ垂直に貫通している孔(2
    8)を介して、ピストン孔(36)と接続可能である、
    請求項10記載のラジアルピストンポンプ。
  12. 【請求項12】 孔(28)が、面(26)の中心に位
    置している、請求項11記載のラジアルピストンポン
    プ。
  13. 【請求項13】 孔(28)が、回転方向とは逆向きに
    保持体(24)の面(26)の中心からずらされて位置
    していて、内側の死点において、ピストン孔(36)と
    保持体(24)の面(26)を貫通している孔(28)
    との間における接続を遮断するようになっている、請求
    項11記載のラジアルピストンポンプ。
  14. 【請求項14】 保持体(10)における開口(28)
    が、クランク円板(22)の軸線(18)に対して平行
    に延びている、請求項1記載のラジアルピストンポン
    プ。
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