JP2012140906A - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012140906A JP2012140906A JP2010294395A JP2010294395A JP2012140906A JP 2012140906 A JP2012140906 A JP 2012140906A JP 2010294395 A JP2010294395 A JP 2010294395A JP 2010294395 A JP2010294395 A JP 2010294395A JP 2012140906 A JP2012140906 A JP 2012140906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge port
- cylinder
- valve
- peripheral surface
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
【解決手段】吐出弁43の弁頭部43aを、吐出ポート1とほぼ同一方向にのびる長円形状に形成し、弁頭部43aの中心線であって吐出ポート1に沿う方向の中心線C1をアーム部43bの中心線C2に対して傾斜させて、弁頭部43aの中心をアーム部43bの中心線からずらす。
【選択図】図4
Description
第5の発明は、第1から第4の発明のいずれか1つにおいて、上記端板(31)の外形が円形であることを特徴としている。
上記ケーシング(11)は、両端を閉塞した縦長円筒状の密閉容器で構成されており、円筒状の胴部(12)と該胴部(12)の上端側を閉塞する上部鏡板(13)と該胴部(12)の下端側を閉塞する下部鏡板(14)とを備えている。上記胴部(12)には、該胴部(12)の下側部分を貫通してインレットチューブ(15)が取り付けられている。また、上部鏡板(13)の上側部分を貫通して吐出管(16)が取り付けられている。
上記電動機(20)は、共に円筒状に形成されたステータ(21)及びロータ(22)を備えている。上記ステータ(21)は、上記ケーシング(11)の胴部(12)に固定されている。このステータ(21)の中空部に上記ロータ(22)が配置されている。このロータ(22)の中空部には、該ロータ(22)を貫通するように回転軸(駆動軸)(23)が固定されており、ロータ(22)と回転軸(23)が一体で回転するようになっている。
上記圧縮機構(30)は、図1に示すように、下側から上側に向かって、リアヘッド(33)、シリンダ(32)及びフロントヘッド(端板)(31)の順で積層され、これらの部材(31,32,33)が、上下方向へ延びる複数のボルト(34)で締結されて一体化されている。
上記リアヘッド(33)の中心部分には、該リアヘッド(33)を厚さ方向へ貫通する貫通孔部が形成されている。この貫通孔部の内周面が上記回転軸(23)の主軸部(24)を回転支持するすべり軸受を構成する。
上記シリンダ(32)の中心部分には、該シリンダ(32)を厚さ方向へ貫通する略円形状の貫通孔部が形成されている。そのため、シリンダ(32)は円環状に形成されている。このシリンダ(32)の上端面開口部がフロントヘッド(31)で閉塞され、上記シリンダ(32)の下端面開口部がリアヘッド(33)で閉塞されることにより、上記シリンダ(32)における貫通孔部の部分が閉空間となる。この閉空間(中空部)がシリンダ室(36)を構成する。このシリンダ室(36)には、上記回転軸(23)の偏心部(25)に外嵌する揺動ピストン(2)が収容されている。なお、この揺動ピストン(2)の形状については、詳しく後述する。
上記揺動ピストン(2)は、図2に示すように、該揺動ピストン(2)の厚さ方向へ貫通する貫通孔部が形成されている。この貫通孔部に上記駆動軸(23)の偏心部(25)が摺動自在に内嵌している。
上記フロントヘッド(31)の中心部分には、該フロントヘッド(31)を厚さ方向へ貫通する貫通孔部が形成されている。この貫通孔部の内周面が上記回転軸(23)の主軸部(24)を回転支持するすべり軸受を構成する。また、上記フロントヘッド(31)の中心部分よりも外側寄りを厚さ方向に貫通する吐出ポート(1)が形成されている。この吐出ポート(1)については、詳しく後述する。
上記吐出ポート(1)は、上述したように、上記フロントヘッド(31)に形成されている。この吐出ポート(1)の開口形状は、図2に示すように略長円形状である。具体的には、この吐出ポート(1)はシリンダ(32)の内周面(35)に沿って長円状に形成されている。
吐出弁(43)は、図4に示すように、上記吐出ポート(1)を開閉する弁頭部(43a)と、弁頭部(43a)から延出するアーム部(43b)と、アーム部(43b)の端部で上記フロントヘッド(31)に固定される基部(43c)とを備えている。吐出弁(43)の弁頭部(43a)は、吐出ポート(1)に沿う方向の中心線(C1)が上記アーム部(43b)の中心線(C2)から傾斜するように形成されている。つまり、吐出弁(43)の弁頭部(43a)が、上記吐出ポート(1)と略同一方向にのびる長円形状に形成される(弁頭部(43a)の中心線が吐出ポート(1)の中心線に揃うような長円形状に形成される)一方で、弁頭部(43a)の中心線(C1)はアーム部(43b)の中心線(C2)に対して傾斜している。そして、上記弁頭部(43a)の中心が上記アーム部(43b)の中心線からずれて位置するように形成されている。
次に、上記圧縮機(10)の運転動作について説明する。
本実施形態によれば、上記のようにアーム部(43b)を弁頭部(43a)に対して傾斜するように吐出弁(43)を形成しているので、吐出弁(43)の板厚を薄くしなくても吐出弁(43)のバネ定数を小さな値に抑えることができる。したがって、吐出弁(43)の開閉動作をスムーズに行うようにすることが可能となる。
図5及び図6(a)に示す上記実施形態の変形例は、上記実施形態とは違い、上記吐出ポート(1)の内周面が、上記シリンダ(32)の内周面(35)に沿う曲面形状で形成されている。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
2 ピストン
3 外周面
4 ブレード
20 駆動機構
30 圧縮機構
31 端板
32 シリンダ
35 内周面
36 シリンダ室
36a 圧縮室
36b 吸入室
43 吐出弁
43a 弁頭部
43b アーム部
43c 基部
Claims (5)
- 圧縮機構(30)と該圧縮機構(30)を駆動する駆動機構(20)とを備え、
上記圧縮機構(30)が、略円環状のシリンダ(32)と、該シリンダ(32)の中空部に収容されて該シリンダ(32)の内周面(35)に対向する外周面(3)を有するピストン(2)と、該ピストン(2)の外周面(3)と上記シリンダ(32)の内周面(35)との間に形成されるシリンダ室(36)を吸入室(36b)及び圧縮室(36a)に区画するブレード(4)と、上記シリンダ(32)の端面開口部を閉塞する端板(31)を厚さ方向に貫通するとともに上記シリンダ(32)の内周面(35)に沿って長円状に形成された吐出ポート(1)と、該吐出ポート(1)を開閉する吐出弁(43)とを有する圧縮機であって、
上記吐出弁(43)は、上記吐出ポート(43)を開閉する弁頭部(43a)と、弁頭部(43a)から延出するアーム部(43b)と、アーム部(43b)の端部で上記端板(31)に固定される基部(43c)とを備え、上記弁頭部(43a)の中心が上記アーム部(43b)の中心線から偏倚するように形成されていることを特徴とする圧縮機。 - 請求項1において、
上記吐出弁(43)の弁頭部(43a)が、上記吐出ポート(1)と略同一方向にのびる長円形状に形成され、弁頭部(43a)の中心線であって吐出ポート(1)に沿う方向の中心線(C1)が上記アーム部(43b)の中心線(C2)に対して傾斜していることを特徴とする圧縮機。 - 請求項2において、
上記弁頭部(43a)は、上記吐出ポート(1)の長円形状と略相似形であり、上記吐出ポート(1)よりも大きく形成されていることを特徴とする圧縮機。 - 請求項1から3のいずれか1つにおいて、
上記吐出ポート(1)は、上記シリンダ(32)の内周面よりも径方向内側の位置に形成されていることを特徴とする圧縮機。 - 請求項1から4のいずれか1つにおいて、
上記端板(31)の外形が円形であることを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010294395A JP5703752B2 (ja) | 2010-12-29 | 2010-12-29 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010294395A JP5703752B2 (ja) | 2010-12-29 | 2010-12-29 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012140906A true JP2012140906A (ja) | 2012-07-26 |
JP5703752B2 JP5703752B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=46677414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010294395A Expired - Fee Related JP5703752B2 (ja) | 2010-12-29 | 2010-12-29 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5703752B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013139725A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 揺動ピストン式圧縮機 |
CN103982435A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-08-13 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 压缩机缸体端盖、压缩机气缸及压缩机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829404U (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-11 | ||
US5004408A (en) * | 1988-10-04 | 1991-04-02 | Empresa Brasileira De Compressores S/A Embraco | Discharge system for rotary rolling piston compressor |
JPH0466391U (ja) * | 1990-10-15 | 1992-06-11 |
-
2010
- 2010-12-29 JP JP2010294395A patent/JP5703752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829404U (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-11 | ||
US5004408A (en) * | 1988-10-04 | 1991-04-02 | Empresa Brasileira De Compressores S/A Embraco | Discharge system for rotary rolling piston compressor |
JPH0466391U (ja) * | 1990-10-15 | 1992-06-11 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013139725A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 揺動ピストン式圧縮機 |
CN103982435A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-08-13 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 压缩机缸体端盖、压缩机气缸及压缩机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5703752B2 (ja) | 2015-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6772301B2 (ja) | 回転シリンダピストン圧縮機のポンプ本体及びそれを用いた圧縮機 | |
JP4385565B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5644494B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP5703752B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP5685939B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP5017842B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP6090379B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP2013139725A (ja) | 揺動ピストン式圧縮機 | |
JP2013142351A (ja) | ベーン型圧縮機 | |
JP2013072362A (ja) | 圧縮機 | |
JP4978461B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP3742849B2 (ja) | ロータリー圧縮機 | |
JP4887790B2 (ja) | 回転式流体機械 | |
JP6019669B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5923983B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP2013139724A (ja) | 揺動ピストン式圧縮機 | |
JP5423538B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP3972149B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5861456B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5929189B2 (ja) | 揺動ピストン式圧縮機 | |
JP2011214510A (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5499841B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5915175B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP4635819B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP5011963B2 (ja) | 回転式流体機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130910 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20131004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140715 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150209 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5703752 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |