JPH05179855A - 番号組合せ錠 - Google Patents

番号組合せ錠

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JPH05179855A
JPH05179855A JP15605292A JP15605292A JPH05179855A JP H05179855 A JPH05179855 A JP H05179855A JP 15605292 A JP15605292 A JP 15605292A JP 15605292 A JP15605292 A JP 15605292A JP H05179855 A JPH05179855 A JP H05179855A
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JP
Japan
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lock
number combination
slide
disc
window slide
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Pending
Application number
JP15605292A
Other languages
English (en)
Inventor
Helmut Klein
ヘルムート・クライン
Juergen Sersch
ユルゲン・ザルシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furanzen Shiyoon & Co S GmbH
S Furanzen Shiyoon & Co GmbH
S Franzen Soehne GmbH
Original Assignee
Furanzen Shiyoon & Co S GmbH
S Furanzen Shiyoon & Co GmbH
S Franzen Soehne GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Furanzen Shiyoon & Co S GmbH, S Furanzen Shiyoon & Co GmbH, S Franzen Soehne GmbH filed Critical Furanzen Shiyoon & Co S GmbH
Publication of JPH05179855A publication Critical patent/JPH05179855A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B37/00Permutation or combination locks; Puzzle locks
    • E05B37/02Permutation or combination locks; Puzzle locks with tumbler discs or rings arranged on a single axis, each disc being adjustable independently of the others
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B37/00Permutation or combination locks; Puzzle locks
    • E05B37/0075Automatic scrambling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/70Operating mechanism
    • Y10T70/7153Combination
    • Y10T70/7181Tumbler type
    • Y10T70/7198Single tumbler set
    • Y10T70/7237Rotary or swinging tumblers
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    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/70Operating mechanism
    • Y10T70/7153Combination
    • Y10T70/7316Combination upsetting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/70Operating mechanism
    • Y10T70/7153Combination
    • Y10T70/735Operating elements
    • Y10T70/7356Fences
    • Y10T70/7362Bolt or lock housing supported

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でかつ防犯性が増大された番号組
合せ錠を提供することである。 【構成】 本発明の番号組合せ錠はとくにスーツケース
などに使用されるもので,回転により番号組合せ開放位
置に回転可能な複数の番号ディスク(12)と,および
操作ハンドルであって該操作ハンドルを開放位置に移動
すると番号組合せセットが変更されるところの該操作ハ
ンドルと,を有する。使用に便利な簡単な方法を得るた
めに,各番号ディスク(12)にカム(45)が付属さ
れ,操作ハンドル(35)を移動したときに該カムが番
号組合せ位置とは異なる所定の基本位置に番号ディスク
を回転させるようにすることが提案されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の前文に記載の
番号組合せ錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】当該種類の番号組合せ錠は米国特許第3
633388号から既知であり,該番号組合せ錠におい
ては,所定番号組合せをセットしたのちに該番号組合せ
錠を備えたドアを開けることができる。開放するための
移動の間にスライダが一緒に移動されかつ該スライダの
突出ばね突起部が回転できるように既に解放された番号
ディスクの周縁に当接し,該スライドはそれらを回転さ
せて組合せ番号セットを変化させている。番号組合せの
変化はまたスライドを反対方向に移動することによって
も行うことができる。この実施態様は,番号ディスクが
原則として常に同じ量だけ回転されるという欠点を有す
る。この原理が使用されるかぎり,特定量だけ番号ディ
スクの回転を戻すことにより番号組合せの所定部分を検
出することが完全に可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は構造が
簡単でかつ防犯性が増大された冒頭記載のタイプの番号
組合せ錠を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項1の本
文に記載の特徴を有するこのタイプの番号組合せ錠にお
いて達成される。従属請求項は本発明による方法の有利
な特徴を記載している。本発明によれば,とくに増大さ
れた防犯性を特徴とするこのタイプの番号組合せ錠が提
供される。トランク,家具部品などの上に存在する番号
組合せ錠がその施錠位置をとったとき,それを開放する
には番号ディスクを所定の組合せ番号セットに回転する
ことが必要である。これにより操作ハンドルが解放され
る。操作ハンドルの移動と同時に番号ディスクに付属の
家具によって番号ディスクは番号組合せ位置とは異なる
所定の基本位置に回転される。したがって番号組合せ錠
が開放したときでも組合せ番号は検出されることはな
い。組合せ番号に応じて,番号ディスクが回転される量
は異なってくる。したがって組合せ番号は,番号ディス
クが同じ量だけ逆に回転されることによっては検出され
ることはない。したがって対応コンテナを勝手に開ける
ことはきわめてむずかしいものとなる。カムとしてはと
くに心臓形周縁を有するディスクが適しており,それの
回転は半径方向から外れた回転トルクを外周縁に与える
ことによって行うことができる。したがって常に組合せ
番号とは異なる基本位置に確実に戻ることになる。した
がって心臓形周縁を有するディスクは作用力が心臓形の
先端に作用しないようにディスクに付属されている。あ
る態様では,心臓形状カムへの作用が棒形状ばね要素に
よって得られることを特徴としている。このときカムへ
の連続的作用が存在する。しかしながら代替態様とし
て,操作ハンドルの移動により揺動されかつ周縁面と当
接するレバーによる作用も可能である。操作ハンドルの
移動と同時に番号ディスクも切り離されるので,かみ合
い係合が番号ディスクの回転を妨げるように作用しない
ことが好ましい。この切離しは,番号ディスクの周縁に
対し接線方向に伸長するばね舌部を,操作ハンドルの移
動により動かされるスライドによって移動することによ
り適切に行われる。番号組合せ錠の解放位置において
は,この切離し位置がスライドによって維持される。カ
ムと協働する棒形状ばね要素またはレバーはこのとき番
号ディスクの望まない回転を防止することができる。切
離しを行うスライドは回転軸に対しほぼ平行に伸長して
いる。この場合,回転軸は番号ディスクを相互に並べて
支持している。操作ハンドルにより駆動される窓スライ
ドは,スライドの運動面が窓スライドの運動面に対し直
角なように該スライドの移動を行わせる。この場合,窓
スライドとおよび該スライドとの間に,運動がピン/ス
ロット制御によって得られるような継手が存在し,ここ
で運動のスタートにおいて遊びストロークが存在する。
したがって,窓スライドは番号ディスクの切離しを行う
ことなく遊びストロークに対応するある量だけ移動可能
である。さらに本発明によれば,平坦部を有する固定ス
リーブが番号ディスクに付属されまた窓スライドの中央
棒は平坦部を越えて固定方向に伸長するばね荷重フラッ
プブリッジとして形成され,その制御傾斜部はフラップ
ブリッジ上の逆進行方向内に設けられるように設計され
ている。したがって所定の番号組合せがいったん設定さ
れると,窓スライドの棒は固定スリーブの平坦部上を通
過することができる。もし番号ディスクの1つが適切に
設定されていない場合,対面棒は固定スリーブと当接す
ることになって窓スライドのそれ以上の移動を阻止す
る。したがって,窓スライドの棒は,番号組合せが適切
に設定されたときにのみ固定スリーブすなわち該固定ス
リーブの平坦部を通過することができる。これと同時に
心臓形カムを介してスライドの移動,番号ディスクの切
離しおよび回転が行われる。このときスライドの施錠位
置への復帰は施錠方向にばね荷重が負荷されている棒の
制御傾斜面によって行うことが可能である。このときこ
の棒はあらかじめ番号ディスクと共に回転された固定ス
リーブ上を越えて移動し,その結果番号ディスクに対し
該棒はそれらの固定位置をとっている。ばね荷重が与え
られている棒の制御を戻り工程中に少ない摩擦で行わせ
るために,各固定スリーブは,番号ディスクに面するそ
の側面上に平坦部の領域から出発して円錐台形に形成さ
れた断面を有するテーパを形成している。番号組合せを
変更するために番号組合せリセット装置が設けられてお
り,該装置は操作ハンドルを開放位置にしたときに窓ス
ライド上の突起により設定レバーの通路を閉じることに
よって固定される。したがって,番号組合せ錠が開放位
置にあるときでさえも,もし人が前に設定された組合せ
番号を覚えている場合のみ組合せ番号のリセットを行う
ことができる。組合せ番号を変更するには,コンテナを
開けた状態で番号組合せ錠を施錠位置にもたらすことを
必要とする。このとき番号ディスクは組合せ番号セット
となるように回転される。このとき固定スリーブの移動
は設定レバーにより可能であり,平坦部は中央棒の上を
通過し固定スリーブは番号ディスクとの係合から外れる
ことになる。このとき番号ディスクの新しい番号への回
転が行われる。このとき設定レバーはスタート位置に戻
される。本発明の番号組合せ錠は家具にも好ましく使用
することができる。したがって,窓スライドを中央錠と
結合させることができる。これにより,いくつかの引出
しが一緒に施錠されたりまたは解放されたりが可能であ
る。窓スライドの移動と共にそれの結合突起部によりリ
ンクも一緒に移動されこれによりアングルレバーを揺動
させる。アングルレバーには中央錠棒を制御するための
支持ピンが設けられている。窓スライドまたは操作ハン
ドルの位置に応じて,中央錠棒は一方または他方位置に
移動される。回転棒錠を備えた扉もまた窓スライドに結
合可能である。この目的のために,窓スライドの結合突
起部がリンクを介して制御レバーに作用し,該制御レバ
ーは回転棒錠のボルト錠と係合している。操作ハンドル
および窓スライドの移動と同時に制御レバーが一方また
は他方位置に揺動され,これと同時に棒錠の回転棒を回
転させる。滑り扉にもまた番号組合せ錠を設けることが
できる。この場合には,窓スライドの結合突起部がリン
クを介して滑り扉錠の錠フックに作用する。錠フックは
操作ハンドルの移動および窓スライドの同時移動に応答
して揺動される。このとき窓スライドは,それが回転棒
錠内に伸長する錠ボルト後部を形成するように設計する
ことができる。操作ハンドルを示す回転ナットがそれに
作用する。このとき番号組合せ錠の作動は操作ハンドル
を回転することによって行われる。修正態様の番号組合
せ錠の場合において,レバーのジャーナルピンがばね荷
重に対して力伝達が制限されるように過負荷安全装置を
設けてもよい。したがって,操作ハンドルが開放位置に
ある場合にレバーによってカムを操作したとき番号ディ
スクの回転が錠部材を破壊するようなことはあり得な
い。このような回転をすると,レバーのジャーナルピン
はばね力を受けてむしろ外れるように運動することがで
きる。この場合に番号ディスクを回転したのちにばね力
によりそれが常にその中立位置に戻るという結果もまた
得られる。底部の方向を向くスロットによる装着が簡単
な方法で形成される。これらは,過負荷安全装置が作用
すると,ジャーナルピンが底部の方向に移動することを
可能にする。しかしながらばね荷重はジャーナルピンを
そのスタート位置に常に戻そうとし,ジャーナルピンは
スロットの端部に当接している。ジャーナルピンにかか
るばね荷重はたとえば,ハウジングに対し横方向に伸長
しかつジャーナルピンの端部セクションに作用する棒ば
ねによって形成してもよい。他の過負荷安全装置は,窓
スライドと操作ハンドル/回転ナットとの間のばね作用
滑りクラッチからなるものである。もし番号組合せ錠が
その施錠位置をとった場合でも,錠部材内には大きな拘
束力が発生することはない。窓スライドの棒が固定スリ
ーブに当接しかつ窓スライドのそれ以上の移動を防止す
るやいなや,確実に滑りクラッチが操作ハンドル/回転
ナットのそれ以上の移動を可能にし,これにより棒が所
定の力で固定スリーブに当接することになる。回転ナッ
トによって作動される番号組合せ錠の場合には比較的大
きい力がかかるので,とくにこの手段が有利である。詳
細には,この過負荷安全装置は,回転ナットが回転操作
ハンドルと係合されるように形成され,この場合ばね作
用に抗して切離しが可能なリブ/溝係合が存在する。そ
れに付属の制御傾斜面は,荷重が大きくなったときに回
転操作ハンドルの回転ナットに対する軸方向移動を可能
にし,これによりリブ/溝係合は解除される。この場
合,ばね荷重は回転操作ハンドル内のポット形状凹部内
に設けられた圧縮ばねによって得られる。したがってこ
のばねは密閉位置にありかつそのほかの構造的な空間を
必要としない。圧縮ばねは回転操作ハンドルの回転軸の
端部に設けられたプレートに当接している。回転軸は空
間内に固定されているので,回転操作ハンドルは圧縮ば
ねの力に抗して回転ナットに対して相対移動をすること
ができる。これは,錠部材内に大きな抵抗が存在すると
き,たとえば組合せが適切でなかったときに発生する。
【0005】
【実施例】本発明のいくつかの実施態様を以下に図で説
明する。図1ないし図25に示す第1の実施態様によれ
ば,本発明により形成された番号組合せ錠が引出し2,
3を有する家具4の部品上に設けられている。番号組合
せ錠の錠ハウジング5は正面板3′内に埋め込まれてい
る。伸長ボックスの形に形成された錠ハウジング5は底
部6を有し,また底部から伸長する横側壁7,8ならび
に縦側壁9,10を備えている。
【0006】上部領域内において横側壁7,8は移動お
よび回転ができない回転軸11を有し,該回転軸は相互
に並べて間隔配置された円形断面の番号ディスク12を
受け入れている。各番号ディスク12はそれぞれ回転軸
11上に回転可能に配置された固定スリーブ13と結合
歯係合をなしており,前記スリーブは番号ディスク12
内の中心孔を貫通係合し,これにより回転軸11上に番
号ディスクを間接的に支持している。結合係合を形成す
るために,半径方向を向く突起部14が前記固定スリー
ブ13から伸長し,該突起部は番号ディスク12の歯隙
間15内に形状はめ合いをなして係合している。各番号
ディスク12上に円周方向に等間隔に配置された10の
このような歯隙間が設けられており,これにより固定ス
リーブ13は番号ディスク12に対し10の異なる位置
をとることができる。
【0007】回転軸11の自由端部上に配置された圧縮
ばね16がプレート17を介して固定スリーブ13を係
合方向に押している。プレート17の移動は,縦側壁
9,10から伸長してハウジングの内部方向を向く2つ
のウェブ18によって制限される。ウェブ内に存在しか
つプレート17を貫通通過するピン19がこの場合プレ
ート17に対する回り止めとしての働きをしている。ウ
ェブ18は,ばね力がウェブに当接するプレート17に
よってさらに固定スリーブ13に作用しないようになっ
ている。固定スリーブ13の結合位置においては,半径
方向に突出する固定スリーブ13のカラー20が番号デ
ィスク12の広い側面上の該カラーと対面する凹部21
内に形状はめ合いをなして係合している。
【0008】各固定スリーブ13はそれから一体に伸長
する円錐台形状のリングカラー22を有し,該リングカ
ラーには平坦部23が設けられている。この場合断面の
テーパはそれと結合される番号ディスク12の方向を向
いている。すべての固定スリーブ13はそれらが相互に
当接するように回転軸11上に配置されている。横側壁
8に面する固定スリーブ13はそれに付属の中間リング
24を有する。回転軸11上で移動可能に配置された設
定レバー26の当接ラグ25が前記リングに当接し,該
レバーは錠ハウジング5の底部6内のU形状スロット2
7を貫通している。錠ハウジング5を底部側から覆って
いるカバーキャップ28のU形状断面の切欠部がこのス
ロット27と一致している。スロット27は回転軸11
に平行なスロットセクション27′と前記セクション2
7′に直角に配置された2つのスロットセクション2
7″および27′′′とで形成されている。番号組合せ
を変更するためには単に,設定レバー26をスロットセ
クション27″からスロットセクション27′′′に移
動すればよい;図18に示す一点鎖線を参照。設定レバ
ー26の移動は固定スリーブ13をばね作用に抗して移
動させ,これにより固定スリーブ13の半径方向突起部
14と番号ディスク12との間の結合係合は解除され
る。このとき番号ディスクは他の位置に回転させること
ができまた設定レバー26をその初期位置に戻すと該番
号ディスクは結合係合をなして,固定スリーブ13の平
坦部23は番号ディスク12に対し異なる位置に来るこ
とになる。
【0009】各番号ディスク12にはその外周に等角度
間隔に配置された回り止め切欠部29が設けられてい
る。これらの間に,各番号ディスクは固定スリーブ13
の番号ディスク12の異なる10の結合位置に対応する
数字0ないし9を持っている。番号組合せを適切にセッ
トするときは,番号ディスク12は固定スリーブ13と
共に回転されて,該固定スリーブの平坦部22が錠ハウ
ジング5の底部6の反対側に面して窓スライド30に平
行に伸長するようにする。窓スライド30はフレームの
形状に形成されているがその長さは錠ハウジング5より
短い。フレームの1つのクロスアーム31はフレームの
他方のクロスアーム32より幅広でありかつその中心に
操作ハンドル35の結合ピン34と係合するための穴3
3を形成している。操作ハンドル35と窓スライド30
との間に錠ハウジング5を被覆するマスキングプレート
36があり,該マスキングプレートには番号ディスク1
2と一致する位置に切欠部37が設けられている。
【0010】窓スライド30はウェブ18とおよび縦側
壁9,10の他のウェブ38とにより支持されている。
縦側壁10に面するフレーム縦アーム39はハウジング
の内部方向にベンド40につながっている。このベンド
には2つのピン41が設けられており,該ピンは相互に
同じ高さに配置されかつ縦側壁10の方向に面してお
り,該ピンはスライド43内のアングルスロット42内
に係合している。スライド43はウェブ18と38との
間でかつ縦側壁10とベンド40との間で案内されてい
る。したがってスライド43は回転軸11に平行に伸長
しておりまた操作ハンドル35により窓スライド30を
移動すると該スライド43は前記窓スライドの移動平面
に対し直角方向に移動される。
【0011】アングルスロット42は回転軸11に平行
な短いスロットセクション42′とおよび該スロットセ
クション42′に対し上昇角度で伸長する長いスロット
セクション42″とで形成されている。番号組合せ錠の
施錠位置(とくに図3および4参照)においては,ピン
41は短いセクション42′の端部にある。ピン41が
短いセクション42′内を移動するかぎりは,スライド
43は移動されない。したがってスライド43に対して
窓スライド30に遊びストロークが存在する。
【0012】各番号ディスク12はそれに付属して回り
止めレバー44を有し,該回り止めレバーの自由端部4
4′はスライド43の下端縁に当接している。さらに回
り止めレバー44の回り止め歯44″が番号ディスク1
2の回り止め切欠部29内に係合している。第1の実施
態様によれば回り止めレバー44は錠ハウジング5の縦
側壁9からそれと一体に伸長しており,該錠ハウジング
5は適切なプラスチックで作るのが好ましい。
【0013】各番号ディスク12は凹部21の反対側の
広い面上にカム45を形成する。このカムは心臓形輪郭
のディスクとして形成されている。心臓形カムの先端4
5′は相互に隣接する2つの歯切欠部29の間の領域の
方向を向いている。心臓形の先端の反対側で平らかまた
は凹部になっている心臓形の底部45″上に棒形状ばね
要素46が当接している。該ばね要素46は錠ハウジン
グの底部6内に固定されている。したがって,ばね要素
46により加えられる力の成分は心臓形先端45′内に
導かれることはない。
【0014】固定スリーブ13は窓スライド30の中央
棒47と協働する。施錠位置(とくに図3および4を参
照)においては,該棒47は固定スリーブ13のリング
カラー22の前方において僅かの距離だけ離れている。
棒47はそれらの端部においてジャーナルピン48によ
り支持され,前記ピンはフレーム縦アーム39,39′
内の対応する断面を有する穴50内に係合している。こ
れらの棒47は,施錠方向にばね荷重が加えられかつ固
定スリーブ13の平坦部23の上側を通過するフラップ
ブリッジとして形成されている。各フラップブリッジす
なわち棒47のばね荷重として1つのジャーナルピン4
8に付属のねじりばね50があり,該ねじりばねの一端
はフレーム縦アーム39に当接しまた他端は該フレーム
縦アーム上に係合するストップウェブ51に当接してい
る。各棒47は操作ハンドル35に面する側に固定縁4
7′を形成し,それに隣接して鋭角をなして戻り行程の
方向に存在する制御ベベル47″が設けられている。そ
の角度はリングカラー22の円錐台形に細くなる断面テ
ーパに対応する。
【0015】フレーム横アーム31は下向きに突起部5
2を支持し,錠の開放位置においては該突起部は設定レ
バー26の前方に位置ししたがって該設定レバーの通路
内に伸長する。
【0016】結合ピン53が突起部52の先に伸長して
いる。このピンは底部6とカバーキャップ28とのスロ
ット内を貫通しかつアダプタハウジング55内の縦穴5
4内に係合している。アダプタハウジング55は引出し
3の正面板3′の裏側にねじでしっかり固定されかつマ
スキングプレート36にも固定され,これにより錠ハウ
ジング5が同時に固定される。
【0017】結合ピン53はリンク57内の穴56を貫
通し,一方該リンクはピボット継手を介してアングルレ
バー58に作用している。アングルレバー58を支持す
るためにアングルの頂点の領域内にピン59が設けられ
ている。アングルレバー58の長いアームはその一端が
支持ピン60を支持している。支持ピン60はジャーナ
ルピン59を中心とするハウジング55内の円弧状スロ
ット61内を通過しかつ中央錠棒63の上端部にある横
ボルト62に作用している。一方中央錠棒63は家具部
品4の1つの側壁4′の軸受64内で案内されている。
横ボルト62の下側において中央錠棒63は固定突起部
65を支持し,該固定突起部は番号組合せ錠の施錠位置
においては引出し3の1つの縦壁3″上の側壁4′の方
向を向く横突出突起部66の前方に位置している。下部
引出し2の施錠も同時に行われる。
【0018】作動方法は次のとおりである:番号組合せ
錠の開放のための所定の番号組合せが番号ディスク12
の回転によって設定されていないならば,このときは操
作ハンドル35を開放方向に移動させようと試みても棒
47が固定スリーブ13のリングカラー22に衝当する
ことになる。開くためには番号ディスク22を図7に示
す位置に適切に回転することが必要であり,図7におい
ては平坦部23が棒47に平行になっている。この場合
には操作ハンドル35は矢印xの方向に移動可能であ
り,この場合同時に窓スライド30も移動させる。窓ス
ライド30のピン41はスロットセクション42′内の
遊び通路上を通過している。この間に,棒47は固定ス
リーブ13のリングカラー22の上を移動する。ピン4
1が傾斜上昇スロットセクション42″内に入るやいな
や,スライド43は矢印yで示す方向に下方に移動する
結果となる。スライドの下端縁はばね舌部44に衝突す
る;図9参照。したがって回り止め歯44″はそれに付
属の番号ディスク12の回り止め切欠部29から離れ
る。このとき張力がかかっているばね要素46が作用可
能となり,該ばね要素は心臓形カム45を介して番号デ
ィスク12を組合せ番号位置とは異なる所定の基本位置
に回転させる。心臓形底部45″がばね要素46に対向
する位置に来たときに回転移動は終了する;図10参
照。同時に,番号ディスク12に結合された固定スリー
ブ13もまた回転し,これによりそれらの平坦部23が
異なる位置をとることになる。言い換えると,固定スリ
ーブ13のリングカラー22は棒47の移動通路内に存
在している。
【0019】操作ハンドル35を矢印xで示す方向へ開
放位置に移動すると突起部52も一緒に移動される。次
に該突起部52は設定レバー26の前方位置に来る。さ
らに,突起部52から伸長する結合ピン53がリンク4
7を移動させかつ該リンクを介してアングルレバー58
を回転させる;図23参照。アングルレバー58の自由
端部にある支持ピン60は中央錠棒63の降下を可能に
する。この結果固定突起部65が引出し3の突起部66
から離れる。このとき初めて引出し2を引っ張り出すこ
とが可能である。
【0020】引出し2,3を固定するためには引出しを
施錠位置にすることが必要である。このとき操作ハンド
ル35を矢印zの方向に移動して窓スライド30を一緒
に移動しなければならない。該窓スライドの棒47の制
御ベベル47″が円錐台形状に伸長するリングカラー2
2の側面に当接する;図12,15および16参照。こ
のようにして,フラップブリッジとして形成された棒4
7がばね荷重に抗して揺動される。該棒が固定スリーブ
13のリングカラー22を通過するやいなや該棒47は
それらの固定位置に揺動し,この固定位置においてそれ
らはストッパにより制限される。窓スライド30を逆方
向に移動すると,ピン/スロット係合によりスライド4
3は窓スライドの方向に引き戻されてばね舌部44を解
放し,該ばね舌部の回り止め歯44″が番号ディスク1
2の回り止め切欠部29内に形状はめ合いをなして伸長
しかつ該番号ディスクを回り止め状態とする。
【0021】窓スライド30を移動するとリンク57も
また結合ピン53を介して一緒に移動され,該結合ピン
はアングルレバー58を揺動させかつ支持ピン60およ
び横ボルト62により中央錠棒63を持ち上げ,該中央
錠棒の固定突起部65が引出し2,3の突起部の前方に
来て該引出しを固定する。
【0022】もしセットされた番号組合せを変更したい
ときは,引出し3を開けたまま操作ハンドル35がその
開放位置から図17に示す施錠位置に戻される。このと
き窓スライド30の突起部52は番号組合せリセット装
置の設定レバー26の通路を開ける。設定レバー26の
自由端部はスロット27の輪郭と同一輪郭を有するアダ
プタハウジング55内のスロットを貫通しているので,
該設定レバーの自由端部は引出し3を開けた状態でつか
むことができかつスロット27″からスロット2
7′′′に移動させることができる;図18参照。この
場合固定スリーブ13は中間リング24を介して押し付
けられ,同時に圧縮リング16を圧縮させる;図17参
照。したがって固定スリーブ13の半径方向突起部14
は番号ディスク12の歯隙間15との係合から外され
る。番号ディスク12はこのとき新しい組合せ番号を設
定して固定スリーブ13と回り止め係合をなす位置に回
転可能である。ここでもし設定レバー26が逆に戻され
るならば,固定スリーブ13はこのとき番号ディスク1
2と結合される。番号組合せ位置とは異なる特定の基本
位置は評価のために使用される数字が0であるようにし
てもよい。
【0023】図26ないし図30によれば,番号組合せ
錠1は回転棒錠67と協働してい。該回転棒錠67は扉
68の内側に装着されている。回転棒錠67は錠ボルト
69ならびにブッシング71を有し,該ブッシングの中
を回転棒70が通過している。ブッシング71は錠ボル
ト69の施錠運動に応じて回転される。回転棒70の自
由端部上に錠フック72が設けられており,該錠フック
は番号組合せ錠が施錠位置にあるときにキャビネット側
壁上のピン73をグリップする。
【0024】番号組合せ錠の開放および施錠運動は窓ス
ライド30上に設けられた結合ピン53により伝達され
る。このピンはアダプタハウジング75の縦スロット7
4内に係合しかつリンク76と結合されている。リンク
76は制御レバー78の中央領域内でピボット結合をな
して係合し,該制御レバーはジャーナルピン77の周り
に揺動可能である。制御レバー78の自由端部は錠ボル
ト69内の錠切欠部79内に伸長する。図27および図
28によれば,番号組合せ錠の施錠位置が示されてい
る。錠ボルト69および錠フック72が施錠位置にあ
る。
【0025】もし開放位置にしたい場合には,番号組合
せをセットしたのち番号組合せ錠の操作ハンドル35を
窓スライド30と共に開放位置に移動させれば,該窓ス
ライドの結合ピン53がリンク76を移動させて制御レ
バー78を揺動させる。該制御レバー78により錠ボル
ト69が引き戻されかつ回転棒70が回転され,この結
果錠フック72がピン73に対する解放位置に来る;図
29および図30参照。
【0026】図31および図32は番号組合せ錠の滑り
扉錠80との組合せを示している。この場合結合ピン5
3はリンク84と結合され,該リンクは錠フック81と
ピボット結合をなして係合している。錠フック81を装
着するために,滑り扉錠80のハウジング83上にボル
ト82が設けられている。番号組合せ錠の施錠位置にお
いては,錠フック81は結合ピン53およびリンク84
を介して揺動され,これにより該錠フックの自由端が錠
プレート86内の開口85内に係合して該錠フックは該
錠プレートを下側でグリップする;図31参照。
【0027】再び開放するためには,番号ディスクを回
して正しい番号組合せをセットしかつ操作ハンドルを開
放方向に移動して同時に結合ピン53を移動させること
が必要で,このとき結合ピンはリンク84を介して錠フ
ック31を図32に示す位置に揺動させる。したがって
番号組合せ錠ならびに滑り扉錠を支持する滑り扉87は
矢印で示す方向に開くことが可能となる。
【0028】図33ないし図36は修正態様の番号組合
せ錠1′を示す。同じ部品には同じ符号をつけている。
この態様によれば,心臓形カム45と連続的に当接して
いる棒形状のばね要素が存在しない。棒形状ばね要素の
代わりにカムと同じ平面内に配置されたレバー88が設
けられている。これらのレバー88の各々は二重アーム
レバーとして形成されている。各レバー88は錠ハウジ
ング側壁上に設けられかつ回転軸11と平行な方向を向
くピン89上に装着されている。レバー88のスライド
43側の端部はスライド43とピン/スロット係合をな
している。この目的のために,短いレバーアーム88′
には横ピン90が設けられ,該横ピンはスライド43の
下部領域内の横スロット91内に係合している。長いレ
バーアームは傾斜上昇側面88″を形成し,該傾斜上昇
側面はカム45に対面しかつ施錠位置(とくに図33参
照)においては心臓形カム45から離れている。番号組
合せ錠1′のこの態様においてもまたばね舌部44が設
けられており,該ばね舌部の回り止め歯44″は回り止
め切欠部29内に係合している。
【0029】もし番号組合せ錠を開放位置としたいとき
は,番号ディスク12を回転して番号組合せをセットし
なければならない。このとき固定スリーブ13の平坦部
は窓スライドの棒47に平行な位置に来る;図34参
照。ここで操作ハンドル35により窓スライド30は開
放位置の方向に移動可能であり,これによりスライド4
3の下降運動がピン/スロット係合41,42を介して
強制的に行われる。同時にレバー88もそれのピン89
の周りに揺動される。中間位置は図35からわかる。さ
らに下方に移動させると,レバー88の側面88″が心
臓形カム45の周縁面に当接して該心臓形カムを番号デ
ィスク12ならびに固定スリーブ13と共に図36に示
す位置に回転させる。心臓形カム45の先端45′は番
号ディスク12に対し,番号ディスクがどの位置で回り
止め係合がなされていてもレバーアームがカム45に作
用したとき該レバーアームが回転軸11に対し必ずカム
曲線上にあるように配置されている。レバーアーム88
によりその側面88″を介して加えられる力の方向はし
たがって決して心臓形先端45′および回転軸11を通
過することはない。したがって開放位置においては,番
号組合せは移動されて番号組合せは見られないようにな
っている。
【0030】図37ないし図44は他の実施態様の番号
組合せ錠1″を示す。この場合もまた同じ構造部品には
同じ符号を付けている。この態様においては窓スライド
30が他の形に形成されており,該窓スライドは回転棒
錠93の錠ボルト後部92に接続し,該錠ボルト後部は
横側壁8を越えて伸長している。スロット状縦凹部94
が錠ボルト後部92内でその自由端部に形成されてい
る。該凹部94の1つの狭い縁から,回転棒錠93内に
装着された回転ナット97のアーム96のための錠係合
切欠部95が伸長している。傾斜側面98,99が錠係
合開口95に隣接している。施錠位置において,アーム
96を貫通する回転ナットの半径は該傾斜側面98に垂
直である;図37参照。
【0031】錠ボルト後部92にはその両方の縦外側面
上に結合ピン100が設けられ,該結合ピンは回転可能
なそれぞれの結合継手部材102の縦スロット101内
に係合している。該継手部材102はそれぞれ形状係合
をなして回転棒107を受け入れ,したがって窓スライ
ド30が制御後部92と共に移動すると回転棒107に
回転運動が与えられる。
【0032】番号組合せ錠1″の場合にはばね舌部10
3は他の形状に形成されている。該ばね舌部103はこ
の場合錠ハウジング側壁上に設けられたピン104の周
りに支持されている。ばね舌部はそれらの自由端部10
3′上に圧縮ばね105によるばね作用を受け,該圧縮
ばねは錠ハウジング5の底部6に当接している。ほぼ中
央領域内においてばね舌部103は回転止め歯106を
形成し,該回転止め歯は番号ディスク12の方向を向き
かつ番号ディスク12の回転位置に応じて該番号ディス
クの対応の回転止め切欠部29と協働している。この実
施態様においてもまた,窓スライド30を図40に示す
それの施錠位置から図41に示す開放位置に移動する
と,ばね舌部103はスライド43により揺動されて番
号ディスク12を解放する。この実施態様においてもま
た,心臓形カム45は棒形状ばね要素46によって作用
を受ける。心臓形先端45′もまた力の方向が心臓形先
端を通過しないように番号ディスク12に付属されてい
るので,心臓形カム45は番号ディスク12と共に常に
一方向または他方向に回転され,ついには心臓形底部4
5″が棒形状ばね要素36と当接して回転移動を停止す
るに至る。
【0033】図38は開放位置に移動する中間位置を示
す。回転可能な操作ハンドルと結合された回転ナット9
7はこのとき約45°回転している。さらに45°回転
したのち図39に示す開放位置が得られる。このときア
ーム96を貫通する半径は傾斜側面99に対し直角に伸
長する。錠ボルト後部92が窓スライド30と共に移動
すると,回転棒107は継手部材102を介して一緒に
回転される;図44に示す破線を参照。
【0034】番号組合せ錠1′′′の場合においてもま
た同じ構造部品に同じ符号が付けられている。この場合
も同様に窓スライド30は回転操作ハンドル110が作
用する錠ボルト後部92に接続している。ハンドルはノ
ブ111を支持している。回転操作ハンドル110によ
り,回転ナット97は1つの端部位置から他の端部位置
に移動可能である;図50および図52参照。この目的
のために回転ナット97には同様にアーム96が設けら
れ,該アームは窓スライド30の錠ボルト後部92の錠
係合開口95内に係合している。
【0035】窓スライド30,錠ボルト後部92および
回転操作ハンドル110の間に滑りクラッチ112が設
けられている。この目的のために回転ナット97は回転
操作ハンドル110に,ばねの作用に抗して切離し可能
なリブ/溝係合が存在するように結合されている。回転
操作ハンドル110に面する回転ナット97の側面から
円錐台断面のリブ113が伸長し,該リブは回転操作ハ
ンドル110の反対側端部内の直径方向溝114内に形
状はめ合いをなして係合している。リブ113ならびに
溝114の側面は相互に屋根形状に伸長している。回転
ナット97は錠ハウジング5内にアンカーされた回転軸
115上に装着されている。前記軸は同時に回転操作ハ
ンドル110内の穴117をも貫通し,該穴はポット形
状凹部116内にて終端している。回転軸115はポッ
ト形状凹部116内に伸長しかつ凹部の底部から離れた
位置に該軸に固定装着されたプレート118を支持して
いる。前記プレートと凹部の底部との間に圧縮ばね11
9として形成されたばねが回転軸115上に存在し,前
記ばねはリブ113と溝114との間の結合係合を維持
している。短いばねストロークでより大きい力を伝達可
能なように,圧縮ばねの代わりにカップばねアセンブリ
を使用してもよい。
【0036】上記の滑りクラッチ112は過負荷保護の
役目をする。これは正しい番号組合せがセットされてい
ないときに起こる。もし回転操作ハンドル110がノブ
110により移動されるならば,窓スライド30は回転
ナットにより少ない量だけ移動され,ついにその棒47
が固定スリーブ13に衝突するに至る。回転操作ハンド
ル110をさらに回転すると,圧縮ばね119の力に対
抗した回転操作ハンドル110の軸方向移動がリブ11
3と溝114との傾斜側面を介して行われる;図51お
よび図54参照。結合係合すなわち滑りクラッチ112
はこれにより開かれるので回転操作ハンドル110のこ
れ以上の回転は錠部材になんらの強制力をも加えること
はない。
【0037】この態様においてはさらに,相互に並べて
配置された3つのレバー120がブリッジ121により
相互に結合されている。外側レバー120の短いレバー
アーム120′上にスライド43の横スロット123内
に係合する横ピン122が設けられている。レバー12
0を装着するために軸ピン124が設けられ,該軸ピン
はレバー120を貫通伸長して錠ハウジング5のスロッ
ト125内に当接し,該スロットは底部6の方向に開い
ている。錠ハウジング5内で横方向に伸長する2つの棒
ばね126は軸ピン124の端部に作用しかつ該軸ピン
124をスロット125の底部に当接する位置に保持し
ている;図47参照。基本位置において錠ハウジングの
底部6に当接している長いレバーアームはカム45と協
働する側面120″を形成している。
【0038】番号ディスク12に付属のばね舌部127
がハウジング側ピン128上に装着されている。各ばね
舌部127には番号ディスク12内の回り止め切欠部内
にばね荷重係合をなす回り止め歯127′が設けられて
いる。ばね荷重用に,ばね舌部127の自由端部に作用
する圧縮ばね129が設けられている。該ばね舌部12
7の自由端部はスライド43の移動領域内に存在しかつ
該スライド43により前記実施態様と同様に制御されて
いる。
【0039】この態様においてもまた窓スライド30を
移動するためには,番号ディスク12による番号組合せ
の正しい設定を必要とする。同時に固定スリーブ13が
窓スライド30の棒47の通過を可能にするように回転
される。窓スライド30はピン/スロット制御を介して
スライド43の下方移動を発生し,ばね舌部127は番
号ディスク12との係合から切り離される。スライド4
3によりさらにレバー120が揺動されると,該レバー
の側面120″はカム45に作用して番号ディスク12
を,番号組合せ位置とは異なる所定の基本位置へ強制回
転させる;図48参照。もし番号ディスク12がこの位
置において不必要に回転された場合,図49に示すよう
な位置となる。レバー120の傾斜斜面120″がカム
45によって作用を受ける。横ピン122と横スロット
123との間に存在するピン/スロット係合により軸ピ
ン124はばね荷重に抗して下方に移動し,したがって
レバー120のこの回避的運動により破壊的な強制力は
発生しない。もし番号ディスク12が図49に示す位置
から開放されると,軸ピン124に作用しているばね荷
重により番号ディスク12は図48に示す位置をとるこ
とになる。
【0040】この番号組合せ錠の他の修正態様において
は,設定レバー130が揺動レバーとして形成されてい
る。回転軸11に作用するその端部の付近において,設
定レバー130は横ピン131の周りに装着されてい
る。設定レバー130の揺動は固定スリーブ13に作用
する圧縮ばね16の作用に対抗して固定スリーブ13の
移動を行わせる。移動は番号組合せを変更すべきときに
行われる。
【0041】本明細書に開示の本発明の特徴,図面およ
び特許請求の範囲は,個々におよびそれらの任意の組合
せにおいて重要であり,いずれが欠けても本発明の効果
を減少させることになる。開示のすべての特徴は本発明
にとって本質的なものである。同時に対応する/添付の
優先権書類(先願のコピー)の全開示もまた本出願の開
示内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】引出しを有する家具部品であって,上部引出し
に第1の実施態様による番号組合せ錠が設けられた該家
具部品の斜視図である。
【図2】番号組合せ錠の領域における引出しの図であ
る。
【図3】施錠位置にある番号組合せ錠の拡大平面図であ
る。
【図4】図3の線IV−IVによる断面図である。
【図5】図4の線V−Vによる断面図である。
【図6】番号ディスクが固定スリーブと共に番号組合せ
位置とは異なる所定の基本位置に回転された図4の線V
I−VIによる断面図である。
【図7】番号組合せが適切にセットされた図6に類似の
図である。
【図8】番号ディスクが組合せ番号にセットされかつ操
作ハンドルが窓スライドと共に開放位置に移動しつつあ
るところの番号組合せ錠を切断する図4の縦断面図であ
る。
【図9】スライドにより番号ディスクの切離しが行われ
た図8の線IX−IXによる断面図である。
【図10】開放位置において棒形状ばね要素により番号
組合せ位置とは異なる基本位置に番号ディスクが回転さ
れた図9に類似の図である。
【図11】開放位置にある番号組合せ錠の縦断面図であ
る。
【図12】操作ハンドルが施錠位置に逆方向に移動中で
あり,窓スライドの中央棒がそれらの制御斜面を固定ス
リーブに当接させているところの番号組合せ錠の縦断面
図である。
【図13】棒のピボット位置の拡大平面図である。
【図14】図13の線XIV−XIVによる断面図であ
る。
【図15】窓スライドを施錠位置に移動中に得られる他
の中間位置における番号組合せ錠の縦断面図である。
【図16】図15に示すように棒が揺動された図14に
対応する断面図である。
【図17】番号組合せを変更するために設定レバーが固
定スリーブと共に移動されてその施錠位置にある番号組
合せ錠の縦断面図である。
【図18】施錠位置にある図4の線XVIII−XVI
IIによる拡大詳細断面図である。
【図19】番号組合せ錠が施錠位置にある図11の線X
IX−XIXによる断面図である。
【図20】図1の線XX−XXによる断面図である。
【図21】図20の線XXI−XXIによる断面図であ
る。
【図22】図20の線XXII−XXIIによる断面図
である。
【図23】番号組合せ錠が開放位置にある図20に対応
の図である。
【図24】施錠位置にある家具部品の番号組合せ錠の高
さにおける水平断面図である。
【図25】番号組合せ錠のカバープレート,錠ハウジン
グおよびそれのカバーキャップの全体図である。
【図26】番号組合せ錠に結合された回転棒錠が設けら
れたキャビネット扉の内部を見た,他の形状の家具部品
の,該回転棒錠が施錠位置にあるところを示した縦断面
図である。
【図27】回転棒錠とならびにリンクおよび制御レバー
を受け入れるアダプタハウジングとの簡略断面図であ
る。
【図28】図27の線XXVIII−XXVIIIによ
る断面図である。
【図29】開放位置にある図27に対応の断面図であ
る。
【図30】図29の線XXX−XXXによる断面図であ
る。
【図31】垂直方向に移動可能な家具部品の滑り扉の内
部を見た,リンクおよび滑り扉の錠フックを受け入れる
アダプタハウジングの,錠フックが施錠位置にあるとこ
ろを示した断面図である。
【図32】錠フックが開放位置にある図31に対応の図
である。
【図33】番号ディスクの回転運動がスライドにより制
御されるレバーを介して行われる他の形状の番号組合せ
錠の,番号組合せ錠が施錠位置にあるところを示した断
面図である。
【図34】番号ディスクの番号組合せが適切にセットさ
れた図33に類似の図である。
【図35】開放位置において操作ハンドルを移動して同
時に番号ディスクが切り離されたところを示す図34に
類似の図である。
【図36】番号組合せ錠が開放位置にあって番号ディス
クが番号組合せ位置とは異なる基本位置に回転されたと
ころを示す図34,図35に対応する図である。
【図37】窓スライドが回転棒錠の錠ボルト後部を形成
するところの他の実施態様による番号組合せ錠の,番号
組合せ錠が施錠位置にあるところを示した平面図であ
る。
【図38】ナットが番号組合せ錠の開放位置へ回転中で
ある図37に類似の図である。
【図39】開放位置にある番号組合せ錠の図である。
【図40】番号ディスクが番号組合せ位置にセットされ
た,施錠位置にある番号組合せ錠の断面図である。
【図41】開放位置にある図40に対応の図である。
【図42】図39の線XLII−XLIIによる断面図
である。
【図43】図42の線XLIII−XLIIIによる断
面図である。
【図44】図42の線XLIV−XLIVによる断面図
である。
【図45】操作回転ハンドルを有する他の形状の番号組
合せ錠の正面図である。
【図46】施錠位置にある図45の番号組合せ錠の縦断
面図である。
【図47】図46の線XLVII−XLVIIによる断
面図である。
【図48】開放位置においてレバーが移動してカムに当
接した図47に対応の図である。
【図49】開放位置において番号ディスクが回転された
図48に継続する図である。
【図50】マスキングプレートが除去されかつ窓スライ
ドが施錠位置にある番号組合せ錠の操作端部の部分平面
図である。
【図51】滑りクラッチが解放された図50に対応の図
である。
【図52】組合せ番号が適切にセットされたときに窓ス
ライドが開放位置に移動された図50に類似の図であ
る。
【図53】図50の線LIII−LIIIによる断面図
である。
【図54】滑りクラッチが解放された図53に対応の図
である。
【符号の説明】
1,1′,1″,1′′′ 番号組合せ錠 6 底部 11 回転軸 12 番号ディスク 13 固定スリーブ 23 平坦部 26 設定レバー 30 窓スライド 35 操作ハンドル 41 ピン 42 スロット 43 スライド 44,103,127 ばね舌部 45 カム 46 棒形状ばね要素 47 中央棒 47″ 制御ベベル 52 突起部 53 結合ピン 57,76,84 リンク 58 アングルレバー 60 支持ピン 67,93 回転棒錠 78 制御レバー 80 滑り扉錠 88 レバー 92 錠ボルト後部 97 回転ナット 110 回転操作ハンドル 112 滑りクラッチ 113 リブ 114 半径方向溝 115 回転軸 116 ポット形状凹部 118 プレート 119 圧縮ばね 120 レバー 124 ジャーナルピン 125 スロット A 中央錠

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 とくにトランク,家具部品などの番号組
    合せ錠であって,回転により番号組合せ開放位置に回転
    可能な複数の番号ディスク(12)とおよび番号組合せ
    開放位置においてのみ操作可能な操作ハンドルであって
    該操作ハンドルを開放位置へ移動すると番号ディスク
    (12)を回転して番号組合せセットが変化されるとこ
    ろの該操作ハンドルとを有する番号組合せ錠において:
    各番号ディスク(12)にカム(45)が付属され,操
    作ハンドル(35)を移動すると該カムが番号ディスク
    を番号組合せ位置とは異なる所定の基本位置に回転する
    ことを特徴とする番号組合せ錠。
  2. 【請求項2】 カム(45)が心臓形輪郭を有するディ
    スクとして形成されまたそれの回転がそれの外周にかか
    る半径方向から外れたトルクによる作用によって行われ
    ることを特徴とするとくに請求項1の番号組合せ錠。
  3. 【請求項3】 該作用が棒形状ばね要素(46)により
    得られることを特徴とするとくに前出請求項のいずれか
    の番号組合せ錠。
  4. 【請求項4】 該作用が,操作ハンドル(35)の移動
    の結果として揺動しかつ周縁面と当接するに至るレバー
    (88,120)によって得られることを特徴とすると
    くに前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  5. 【請求項5】 操作ハンドル(35)の移動により行わ
    れる番号ディスク(12)の切離しを特徴とするとくに
    前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  6. 【請求項6】 該切離しが,番号ディスクの輪郭に接線
    をなして伸長するばね舌部(44,103,127)
    を,操作ハンドル(35)を移動することによって動か
    されるスライド(43)により得られることを特徴とす
    るとくに前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  7. 【請求項7】 スライド(43)が複数の番号ディスク
    (12)を相互に並べて支持する回転軸(11)にほぼ
    平行に伸長しまた該スライドが前記操作ハンドルにより
    移動可能な窓スライド(30)により前記窓スライドの
    運動平面に対し直角方向に運動可能であることを特徴と
    するとくに前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  8. 【請求項8】 該運動が,該運動のスタートにおいて設
    けられた遊びストロークを有するピン/スロット制御
    (41,42)により得られることを特徴とするとくに
    前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  9. 【請求項9】 番号ディスク(12)が固定スリーブ
    (13)を有ししかも該固定スリーブに平坦部(23)
    が付属しており,また窓スライド(30)の中央棒(4
    7)がフラップブリッジとして形成され該フラップブリ
    ッジが戻りストロークの方向に配置された制御ベベル
    (47″)を有しかつ該フラップブリッジには固定方向
    にばね荷重が負荷されまた平坦部(23)の上を外方へ
    運動することを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上
    の番号組合せ錠。
  10. 【請求項10】 各固定スリーブ(13)が番号ディス
    ク(12)に面する側面上にテーパを有する円錐台形状
    断面を形成し,該側面が平坦部(23)の領域からスタ
    ートしていることを特徴とするとくに前出請求項の1つ
    以上の番号組合せ錠。
  11. 【請求項11】 番号組合せリセット装置であって,操
    作ハンドルの開放位置において窓スライド(30)の突
    起部(52)によって設定レバー(26)の通路を閉じ
    ることにより固定される番号組合せリセット装置を特徴
    とするとくに前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  12. 【請求項12】 窓スライド(30)が中央錠(A)に
    結合されていることを特徴とするとくに前出請求項の1
    つ以上の番号組合せ錠。
  13. 【請求項13】 窓スライド(30)の結合ピン(5
    3)がリンク(57)を介してアングルレバー(58)
    に作用し,該アングルレバーには中央錠棒(63)を制
    御するための支持ピン(60)が設けられていることを
    特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の番号組合せ
    錠。
  14. 【請求項14】 窓スライド(30)が回転棒錠(6
    7,93)に結合されていることを特徴とするとくに前
    出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  15. 【請求項15】 窓スライド(30)の結合ピン(5
    3)がリンク(76)を介して制御レバー(78)に作
    用し,該制御レバーが回転棒錠(67)のボルト錠と係
    合することを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の
    番号組合せ錠。
  16. 【請求項16】 窓スライド(30)が滑り扉錠(8
    0)に結合されていることを特徴とするとくに前出請求
    項の1つ以上の番号組合せ錠。
  17. 【請求項17】 窓スライド(30)の結合ピン(5
    3)がリンク(84)を介して滑り扉錠(80)の錠フ
    ック(81)に作用することを特徴とするとくに前出請
    求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  18. 【請求項18】 窓スライド(30)が錠ボルト後部
    (92)を形成し,該錠ボルト後部が回転棒錠(93)
    内に伸長しかつ該錠ボルト後部錠に操作ハンドルを示す
    回転ナット(97)が作用することを特徴とするとくに
    前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  19. 【請求項19】 レバー(120)のジャーナルピン
    (124)がばね荷重に抗して移動可能なように装着さ
    れていることを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上
    の番号組合せ錠。
  20. 【請求項20】 該装着が底部(6)の方向を向くスロ
    ット(125)により形成されていることを特徴とする
    とくに前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
  21. 【請求項21】 窓スライド(30)と操作ハンドル
    (35)/回転ナット(97)との間のばね作動滑りク
    ラッチ(112)を特徴とするとくに前出請求項の1つ
    以上の番号組合せ錠。
  22. 【請求項22】 回転ナット(97)が回転操作ハンド
    ル(110)と,ばね作用に抗して切離し可能なリブ/
    溝係合(113,114)が存在するように結合されて
    いることを特徴とする前出請求項の1つ以上の番号組合
    せ錠。
  23. 【請求項23】 該ばね荷重が回転操作ハンドル(11
    0)内のポット形状の凹部(116)内に設けられたば
    ね(119)により得られ,該ばねが回転操作ハンドル
    (110)の回転軸(115)の端部に設けられたプレ
    ート(118)に当接していることを特徴とするとくに
    前出請求項の1つ以上の番号組合せ錠。
JP15605292A 1991-05-25 1992-05-22 番号組合せ錠 Pending JPH05179855A (ja)

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DE9204996.6 1992-04-10
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ATE125590T1 (de) 1995-08-15
EP0515922A1 (de) 1992-12-02
EP0515922B1 (de) 1995-07-26
US5307657A (en) 1994-05-03
TW204389B (ja) 1993-04-21
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