JPH0517790U - 輻射式火災感知器 - Google Patents

輻射式火災感知器

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JPH0517790U
JPH0517790U JP6288691U JP6288691U JPH0517790U JP H0517790 U JPH0517790 U JP H0517790U JP 6288691 U JP6288691 U JP 6288691U JP 6288691 U JP6288691 U JP 6288691U JP H0517790 U JPH0517790 U JP H0517790U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽光等が焦電素子を照射しても誤動作を生
ずるおそれのない輻射式火災感知器を得ること。 【構成】 焦電素子32の周囲にこの焦電素子32の側
面を囲む遮光体40を設け、焦電素子32のケースに太
陽光等が照射してこれを直接加熱するのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、輻射式火災感知器に係り、さらに詳しくは、例えば焦電形の赤外線 検出素子を炎から放射される赤外線の検出素子として使用した輻射式火災感知器 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
輻射式火災感知器は、例えば焦電形の赤外線検出素子(以下焦電素子という) を検出素子として使用し、火災の炎から放射する赤外線を検出して火災の発生を 検知するものである。
【0003】 図5は従来の輻射式火災感知器の一例を示す断面図である。図において、1は 筐体で、底板3を有する円筒状の本体2と、係止爪によって本体2に結合された カバー4とかなり、カバー4は本体2に結合される円筒部と傾斜部とによりほぼ 富士山状に形成され、上面には透光窓5が設けられている。
【0004】 6は増幅回路、火災判別回路、スイッチング回路等(図示せず)を構成する電 気部品が搭載されたプリント基板で、本体2内に収容され、ねじ7により底板3 に固定されている。8は受光窓を有するケース内に焦電体が収容され、炎から放 射する赤外線を検出する焦電素子で、円筒状のマウント9を介してプリント基板 6上に搭載され、そのリード線がプリント基板6にはんだ付けされている。なお 、このとき、焦電素子8の受光窓はカバー4の透光窓5に対向し、かつ近接した 位置に配設される。
【0005】 上記のような輻射式火災感知器においては、火災が発生するとその炎から放射 される赤外線を焦電素子8が検出し、その出力信号を増幅して火災判別回路で基 準値と比較し、検出値が基準値を超えたときは火災信号を出力して火災受信器等 に伝送し、警報などを発する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような輻射式火災感知器を屋外などに設置すると、透光窓5を透過した 太陽光等の外光が焦電素子8のケースを照射し、これを加熱する。このため、ケ ース内の焦電体がこの熱を検出して焦電素子8から検出信号を出力し、火災が発 生してないのにもかかわらず火災警報を発することがある。
【0007】 本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、太陽光等が焦電素子を照 射しても誤動作を生ずるおそれのない輻射式火災感知器を得ることを目的とした ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る輻射式火災感知器は、筐体の透光窓の背面側に設けた焦電素子に 、その側面を囲む遮光体を設けたものである。
【0009】
【作用】
太陽光等が焦電素子を照射しても、焦電素子の受光面以外は遮光体によって遮 光されているので、焦電素子のケースが直接加熱されることはない。
【0010】
【実施例】
図1は本考案実施例の断面図、図2はその平面図である。両図において、10 は筐体で、底板12を有する円筒状の本体11と、係止爪によって本体11に結 合されたカバー13とからなり、カバー13は本体11に結合される結合部と、 この結合部から上方に向って縮径された傾斜部及び傾斜部の上方に形成された結 合部より小径の円筒部とによって構成され、円筒部の上面には透光窓14が設け られている。15は透光窓14の周囲に突設され、下方に開口する複数個の係合 部である。
【0011】 16はパッキン17を介して透光部14上に配設された赤外線フィルタとして のサファイアからなる窓板、18は係止爪が係合部15に係止され、窓板16を 透光窓14に固定するための押えリングで、係合部15内には防水のためシリコ ンゴムの如き充填材19が充填されている。20はカバー13の傾斜部に設けら れたLEDの表示窓、21はカバー13の円筒部の側壁から傾斜部にかけてほぼ 等間隔に形成された複数個のフインである。
【0012】 30は筐体10内に収容された電気回路部で、この電気回路部30は、焦電素 子32が搭載され、プリアンプ部等が設けられた第1のプリント基板31と、メ インアンプ部、火災判別部等が設けられた第2のプリント基板34によって構成 されており、第1のプリント基板31と第2のプリント基板34とは導電性の接 続ピン35により上下2段に結合され、かつ電気的に接続されている。なお、本 実施例においては、焦電素子32は第1のプリント基板31上に載置され、スル ーホールに挿入されたリード線が第1のプリント基板31の下面においてはんだ 付されている。33は第1のプリント基板31に設けたプリアンプ部等を覆うシ ールドケースである。
【0013】 36は本体11の下面に設けられ、天井等に設けられたベースの端子に結合し て固定され、かつ電気的に接続される刃金具で、第2のプリント基板34は導電 性のねじ37により本体11に固定されると共に、刃金具36に接続されている 。
【0014】 40は例えばウレタンフォームの如き弾性体からなり、中心部に嵌合穴41を 有する円筒状の遮光体で、図3に示すようにその外径Dはケース13に設けた透 光窓14の内径D1 より大きく、嵌合穴41の内径dは焦電素子32の外径d1 と等しいかあるいは若干小さく形成されており、その高さhは、透光窓14の上 面から第1のプリント基板31までの高さh1 とほぼ等しく形成されている。
【0015】 このような遮光体40を装着するには、第1のプリント基板31が接続ピン3 5で結合された第2のプリント基板34をねじ37により本体11に固定し、第 1のプリント基板31に搭載された焦電素子32に遮光体40の嵌合穴41を嵌 合して焦電素子32の外周壁を被覆する。ついで、本体11にカバー13を結合 すれば、遮光体40はカバー13と第1のプリント基板31との間に保持され、 焦電素子32の受光窓は嵌合穴41によって開放され、透光窓14と対向配置さ れる。
【0016】 上記のように構成した本考案においては、太陽光等が焦電素子32を照射して も、焦電素子32の受光面以外は遮光体40によって遮光され、ケースが太陽光 等の外光によって直接加熱されることがない。このため、焦電素子32のケース の加熱による感知器の誤動作を防止できる。
【0017】 図4は本考案の他の実施例の一部断面図である。本実施例はカバー13の透光 窓14に、カバー13に連続したフランジ部46と、その中心部に焦電素子32 のケースにほぼ対応した大きさの円筒部47とからなる遮光体45を設け、カバ ー13を本体11に結合する際に遮光体45の円筒部47を焦電素子32の外周 壁に嵌合して遮光するようにしたものである。
【0018】 本実施例においても遮光体45により焦電素子32のケースが太陽光等によっ て直接加熱されることがないので、ケースの加熱による誤動作を防止できる。
【0019】 上記の説明では、図1〜図3に示すような輻射式火災感知器に本考案に係る遮 光体を設けた場合を示したが、例えば図5に示すよう構造の輻射式火災感知器に も本考案を実施することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上詳記したように、本考案は焦電素子の周囲にその側面を囲む遮光体を設け たので、焦電素子の受光面以外はこの遮光体によって遮光され、ケースが太陽光 等によって直接加熱されることはない。このためケースの加熱による感知器の誤 動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の断面図
【図2】図1の平面図
【図3】遮光体の実施例の斜視図
【図4】本考案の他の実施例の一部断面図
【図5】従来の輻射式火災感知器の一例の断面図
【符号の説明】
10 筐体 11 本体 13 カバー 14 透光窓 31 第1のプリント基板 32 焦電素子 34 第2のプリント基板 40,45 遮光体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状の本体及び上面に透光窓が設
    けられ前記本体に結合されたカバーとからなる筐体と、
    増幅回路、火災判別回路等が設けられ前記筐体内に収容
    されたプリント基板と、該プリント基板と前記筐体の透
    光窓との間に配設されてプリント基板に接続された焦電
    素子とを有し、 前記焦電素子の周囲に該焦電素子の側面を囲む遮光体を
    設けたことを特徴とする輻射式火災感知器。
  2. 【請求項2】 前記遮光体を、中心部に焦電素子が嵌合
    する穴を有するドーナツ状の弾性材によって構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の輻射式火災感知器。
  3. 【請求項3】 前記遮光体を、カバーに連続して透光窓
    内に設けたフランジ部と、その中心部において焦電素子
    のケースにほぼ対応した大きさで下方に延出された円筒
    部とによって構成したことを特徴とする請求項1記載の
    輻射式火災感知器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019045277A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 赤外線検出装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844478U (ja) * 1981-09-11 1983-03-25 トヨタ自動車株式会社 デイ−ゼルエンジンの燃料フイルタ装置
JPS6219724A (ja) * 1985-07-18 1987-01-28 Minolta Camera Co Ltd 炎検知器

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JP2019045277A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 赤外線検出装置

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