JPH05176248A - Ｔｖのパワーオフ時のメッセージディスプレイ方法 - Google Patents

Ｔｖのパワーオフ時のメッセージディスプレイ方法

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JPH05176248A
JPH05176248A JP4149504A JP14950492A JPH05176248A JP H05176248 A JPH05176248 A JP H05176248A JP 4149504 A JP4149504 A JP 4149504A JP 14950492 A JP14950492 A JP 14950492A JP H05176248 A JPH05176248 A JP H05176248A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ＴＶのパワーオフ時に数秒間製
造者ＯＳＤ(Factory onScreen Display) あるいは使用
者ＯＳＤを実行して広告などのメッセージをＴＶ画面に
ディスプレイされるようにする。 【構成】 パワーオン時には使用者のメッセージを入
力させるようになり、パワーオフ時には製品生産会社側
の製造者のＯＳＤや使用者のＯＳＤが数秒間ディスプレ
イされた後に、パワーオフが実行されるようにして、Ｔ
Ｖのパワーオフ毎に広告などのメッセージがディスプレ
イされるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＴＶのオンスクリーンデ
ィスプレイ（On Screen Display;以下ＯＳＤ）に関し、
もっと詳しくはＴＶのパワーオフ時に４秒程の製造者の
ＯＳＤあるいは使用者のＯＳＤを実行して広告などのメ
ッセージを伝達することをできるようにしたＴＶのパワ
ーオフ時のメッセージディスプレイ方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＴＶにおいてＯＳＤではパワーオ
ン状態においてチャンネル状態，ファインチューニング
状態及びボリュームなどの状態をディスプレイしてＴＶ
の機能遂行状態を示した。このような従来の技術におい
ては、パワーオフ時は上記ＯＳＤ機能もともにオフされ
た。また、米国特許第４，６１６，２６１号では、ＴＶ
受信器と潜在メッセージを送るコンピュータなどがＴＶ
受信中に周期的にスイッチングされて、潜在メッセージ
が短い時間の間反復ディスプレイされることにより、磁
気暗示効果を得ることに対しての説明がされている。し
かし、ＴＶのＯＳＤを利用して使用者側あるいは製品生
産会社側でメッセージを伝達する機能はなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するためのもので、パワーオフ時に製造者
のＯＳＤあるいは使用者のＯＳＤが所定時間（数秒間）
ＴＶ画面にディスプレイされて広告及び情報などのメッ
セージに対しＴＶ視聴時に自然に使用者が接するように
したＴＶのパワーオフ時のメッセージディスプレイ方法
を提供することにその目的がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明は、パワーオン時にピクチャーオンモー
ドであるか否かを判別するステップと、ピクチャーオン
モードである場合に、使用者のＯＳＤのキー入力がある
か否かを判断するステップと、キー入力がある場合に、
使用者のＯＳＤをセッティングするステップと、一般機
能を遂行するステップと、前記判別ステップの判別がピ
クチャーオンでない場合に、製造者のＯＳＤあるいは使
用者のＯＳＤを数秒間ディスプレイするステップと、ピ
クチャーオフを遂行してパワーオフを実行するステップ
とから成るＴＶのパワーオフ時のメッセージディスプレ
イ方法にその特徴がある。
【０００５】
【実施例】このような本発明によるＴＶのパワーオフ時
のメッセージディスプレイ方法の一実施例に対して添付
図面により詳細に説明すると次の通りである。先ず、図
１は一般的なデジタル方式のＴＶのＯＳＤ関連回路図で
ある。システムをコントロールするマイクロプロセッサ
１０に、リモートコントローラ（以下リモコン）の信号
を受信してマイクロプロセッサ１０に伝達するリモコン
受信部２０が連結され、各種機能及び使用者のＯＳＤメ
ッセージ情報をマイクロプロセッサ１０に入力するキー
マトリクス部３０が連結される。他方にはＯＳＤコント
ロール部４０が連結されて、マイクロプロセッサ１０の
制御によりＣＲＴ５０に文字などがディスプレイされる
ようにする。一方、マイクロプロセッサ１０は、リモコ
ン受信部３０とキーマトリクス部３０とから入力される
情報に基づき、内部のＯＳＤ回路によりＯＳＤコントロ
ール部４０をコントロールするようにされている。
【０００６】このような一般的なハードウェアの構成に
おいて、上記マイクロプロセッサ１０は本発明によるメ
ッセージディスプレイ方法を実現するための制御プログ
ラムを備えている。図２は上述の制御プログラムによる
動作流れ図を示すものである。即ち、初期にパワーオン
時にピクチャーオンモードであるか否かを判断するステ
ップ１１０と、ステップ１１０でピクチャーオンモード
と判断された場合に、使用者のＯＳＤのキー入力がある
か否かを判断するステップ１２０と、ステップ１２０で
使用者のＯＳＤのキー入力がある場合に、使用者のＯＳ
Ｄをセッティングするステップ１３０と、ステップ１３
０の遂行後に一般のキーの機能を遂行するステップ１４
０と、上記ステップ１１０でピクチャーオンモードでな
い場合に、製造者あるいは使用者のＯＳＤを数秒間ディ
スプレイするステップ１５０と、ピクチャーオフを遂行
するステップ１６０とから成る。
【０００７】このような本発明によるパワーオフ時のメ
ッセージディスプレイ方法の作用効果を説明すると、先
ず製造者のＯＳＤの場合には、マイクロプロセッサ１０
に予め文字情報が貯蔵されているので、メッセージを入
力させる必要はなくなる。従って、使用者のＯＳＤ時に
だけメッセージ入力を必要とするので、パワーオン時に
マイクロプロセッサ１０ではピクチャーオンモードであ
るか否かを判別する（ステップ１１０）。通常のＴＶ番
組の画像がＣＲＴ５０に表示されている状態では、製造
者のＯＳＤあるいは使用者のＯＳＤは実行されず、この
時に使用者がメッセージを入力させることができるよう
になる。即ち、使用者のＯＳＤの文字情報をキーマトリ
クス３０を介してマイクロプロセッサ１０に入力させる
ことができるようになる。
【０００８】マイコン１０は、このような使用者のＯＳ
Ｄのキー入力があるかを判別して（ステップ１２０）、
使用者のＯＳＤのキー入力が無い場合には一般的なＴＶ
のキー機能を遂行するようになり（ステップ１４０）、
使用者のＯＳＤのキー入力がある場合には入力される使
用者のＯＳＤの文字情報をセッティングする（ステップ
１３０）。セッティング完了後には、上記ステップ１４
０を実行した後、ステップ１１０へリターンする。
【０００９】一方、ピクチャーオンモードでない場合、
即ち、ピクチャーオフである場合にはパワーオフをした
状態であり、この時にはマイクプロセッサ１０はパワー
オフを数秒間遅延させて、内部に貯蔵された使用者のＯ
ＳＤあるいは使用者のＯＳＤのメッセージが無い場合に
は製造者のＯＳＤのメッセージをＯＳＤコントロール部
４０を介してＣＲＴ５０へ出力する。従って、ＣＲＴ５
０の画面には使用者のＯＳＤ及び製造者のＯＳＤが表示
される。
【００１０】図３は製造者のＯＳＤの一例を示すもので
ある。このような文字が数秒間ディスプレイされた後、
パワーオフが実行されてピクチャーがオフされ（ステッ
プ１６０）、ルーチンが終了する。一方、使用者のＯＳ
Ｄのメッセージは異なる機能遂行とともにリモコンを利
用して行うことができるようにすると、使用者のＯＳＤ
入力が便利になる。製造者のＯＳＤは図３のように自社
製品の広告やマーク及び文字などを表示することができ
るので、別の広告費用を負担する必要がなくなり、製品
の販売だけででも広告効果を得ることができるようにな
る。かつ、使用者のＯＳＤは家庭内の必要な情報を表示
するようにすると、日常生活で忘れ易いデータをＴＶを
視聴することとともにメッセージ伝達を受けることがで
きるようになるので、ＴＶ製品にさらに多くのサービス
機能が備えられるという効果を持つようになる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、本発明によるＴＶのパワ
ーオフ時のメッセージディスプレイ方法によれば、パワ
ーオン時にピクチャーオンモードであるか否かを判別す
るステップと、ピクチャーオンモードである場合に、使
用者のＯＳＤのキー入力があるか否かを判断するステッ
プと、一般機能を遂行するステップと、ピクチャーオン
モードがでない場合に、製造者のＯＳＤあるいは使用者
のＯＳＤを数秒間ディスプレイするステップと、ピクチ
ャーオフを遂行してパワーオフを行うステップとを備え
ているので、ＴＶをパワーオフさせる毎に製品生産会社
の広告などのメッセージを伝達するようになるので、広
告費の負担が無く持続的な広告効果を得ることができる
ようになる。更に、本発明はＴＶだけでなくパーソナル
コンピュータなどのモニタ管理及び作業管理にとても有
用であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】一般的なデジタル方式のＴＶのハードウェア構
成図である。
【図２】本実施例のパワーオフ時のメッセージディスプ
レイを実行するための動作流れ図である。
【図３】本実施例により実行された製造者のＯＳＤディ
スプレイの一例を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 パワーオン時にピクチャーオンモードで
    あるか否かを判別するステップと、 ピクチャーオンモードである場合に、使用者のオンスク
    リーンディスプレイのキー入力があるか否かを判断する
    ステップと、 キー入力がある場合に使用者のオンスクリーンディスプ
    レイをセッティングするステップと、 一般機能を遂行するステップと、 前記判別ステップの判別でピクチャーオンモードでない
    場合に、製造者のオンスクリーンディスプレイあるいは
    使用者のオンスクリーンディスプレイを数秒間ディスプ
    レイするステップと、 ピクチャーオフを遂行してパワ
    ーオフを実行するステップとから成るＴＶのパワーオフ
    時のメッセージディスプレイ方法。
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