JPH05175855A - デコーダ装置 - Google Patents

デコーダ装置

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Publication number
JPH05175855A
JPH05175855A JP4116397A JP11639792A JPH05175855A JP H05175855 A JPH05175855 A JP H05175855A JP 4116397 A JP4116397 A JP 4116397A JP 11639792 A JP11639792 A JP 11639792A JP H05175855 A JPH05175855 A JP H05175855A
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JP
Japan
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module
bit
transition
decoder device
path
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Pending
Application number
JP4116397A
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English (en)
Inventor
Hans J J Busschaert
ハンス・ヨハン・ヨゼフ・ブッシェルト
Peter Paul Frans Reusens
ペテル・パウル・フランス・ルーセンス
Camp Ronny M A Van
ロニー・マリア・アルフォンス・バン・カンプ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alcatel Lucent NV
Original Assignee
Alcatel NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Alcatel NV filed Critical Alcatel NV
Publication of JPH05175855A publication Critical patent/JPH05175855A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、符号化されたメッセージをビタビ
アルゴリズムを使用して復号するデコーダ装置のスルー
プットを増加させ、必要な電力消費および基板表面積を
減少させることを目的とする。 【構成】 デコーダの2つの連続した状態の間で可能な
状態転移に対する転移確率を計算する第1のモジュール
VITALFAと、転移確率の関数で連続的な状態転移
および前記状態のそれぞれにおける終了によって構成さ
れる可能な通路に対する通路確率を計算し、前記状態の
それぞれに対して最高の通路確率値を有する通路だけを
選択する第2のモジュールVIPROBとを含んでいる
ことを特徴とする。それらのモジユールは互いに独立的
に動作し、それらの動作は共通の制御モジュールVIC
ONTによって管理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化されたメッセー
ジをコンボリューション状に復号するビタビ(Viterbi
)アルゴリズムを使用するデコーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビタビ復号アルゴリズムはデジタル無線
信号から雑音を除去するために最適で広範囲に使用され
る前方エラー補正技術である。しかしながら、ハードウ
ェアにおけるその構成は複雑で高価であるため、専用装
置よりは多目的マイクロプロセッサの使用が一般に好ま
しい。これは例えばS.M.Said 氏他による文献
(“Realtime implementation of the Viterbi decodin
g algorithm ona high-performance microprocesso
r”,vol.10,no 1,1986年1月/2月,11乃至16頁)
に示されたデコーダ装置に対する場合である。そこにお
いてビタビアルゴリズムはモトローラ社によって製造さ
れた標準方式のマイクロプロセッサMC68000 の回路(フ
ァームウェア)中に構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような既知のデコ
ーダ装置の欠点は、ビタビ復号アルゴリズムの実行に対
して最適化されないことである。これは特に高いスルー
プット、小さい回路板面および低電力消費が要求された
場合にそうである。事実、そのハードウェアは標準的な
ワード長、例えば16ビットを処理するために設計されて
おり、これらは一般に特定のビタビアルゴリズムに対す
る必要性を越えるものであり、それによって遅延を増加
する。さらに、マイクロプロセッサ並びにその関連した
メモリおよび周辺装置はこの適用に対して必要であるよ
りも多数の回路を含んでいるため、要求される回路板表
面および電力消費の両者が不必要に増加する。
【0004】本発明の目的は上記の既知のタイプである
が、高いスループットを処理することができ、必要とす
る電力消費および表面積が減少されたデコーダ装置を提
供することである。
【0005】既知のデコーダ装置に関する別の問題は、
特性、特に計算実行時間が全ての計算が順次に行われる
ために無駄にされることである。本発明の別の目的はこ
の実行時間を減少することである。
【0006】
【課題解決のための手段】本発明によると、この目的
は、デコーダの2つの連続した状態の間で可能な状態転
移に対する転移確率を計算する第1のモジュールと、こ
の転移確率の関数で連続的な状態転移および状態のそれ
ぞれにおける終了によって構成される可能な通路に対す
る通路確率を計算し、状態のそれぞれに対して最高の通
路確率値を有する通路だけを選択する第2のモジュール
とを含んでいるデコーダ装置により達成される。
【0007】この適用の限定された構造はハードウェア
構成およびビタビアルゴリズムにおいて使用されるワー
ドの長さを最適化することが認められている。それによ
って要求される表面および電力消費の両方が減少され
る。
【0008】本発明によると、実行時間の減少は、第1
のモジュールが第1のモジュールの動作を制御する第1
の制御回路を含み、第2のモジュールが第2のモジュー
ルの動作を制御する第2の制御回路を含んでおり、第1
のモジュールおよび第2のモジュールは互いに独立的に
動作し、それらの動作は共通の制御モジュールによって
管理されることによって達成される。
【0009】このようにして、第1のモジュールは転移
確率を計算し、一方第2のモジュールは通路確率を計算
する。この計算の同時性はデコーダ装置の計算実行時間
を著しく減少する。
【0010】本発明の別の特徴は、デコーダ装置が特に
第2のモジュールによって選択された通路間で復号され
る評価されたメッセージに対応する1つの通路だけを選
択する第3のモジュールを含み、第3のモジュールは第
3のモジュールの動作を制御する第3の制御回路を含
み、第3のモジュールは第1および第2のモジュールと
無関係に動作し、これらのモジュール全ての動作は共通
制御モジュールによって管理されていることである。
【0011】本発明はまた、第1のモジュールがさらに
第1のモジュールにおいて受信されたビットと同じ状態
転移に対して予測されたビットとの間の差の関数である
転移ビットエラー率を状態転移のそれぞれに対して計算
し、第2のモジュールがさらに通路を構成する状態転移
の転移ビットエラー率の和である通路ビットエラー率を
選択された通路のそれぞれに対して計算することを特徴
とする。
【0012】本発明のさらに別の特徴は、第1のモジュ
ールが各状態転移に対して転移確率および転移ビットエ
ラー率を同時に計算し、第2のモジュールが通路確率お
よび通路ビットエラー率を同時に並列に計算することで
ある。
【0013】このようにしてデコーダ装置は高められた
スループットを有する。以下、添付された図面と共に実
施例の説明を参照することによって本発明の上記および
別の目的および特徴がさらに明らかになり、本発明自身
が最も良く理解されるであろう。
【0014】
【実施例】図1に示されたデコーダ装置VDは、デジタ
ルセル無線システムの携帯自動車ステーションの受信機
に内蔵された単一の電子チップの約1/4の部分的に集
積されたビタビデコーダである。デコーダ装置VDは、
例えばB.Sklar 氏による文献(“DIGITAL COMMUNICAT
ION-Fundamentals and Applications ”,1988年出版,
プレンティスホールインターナショナル社,特に第6章
の“Channel Coding−Part 2”,314 乃至380 頁)に詳
細に示されているビタビコンボリューション復号アルゴ
リズムにしたがってデジタルメッセージを復号するため
に使用される。
【0015】メッセージはデジタルセル無線システムの
送信機中で前にコンボリューション状に符号化されてい
る。この送信機において、受信機に送信されるデータビ
ットは、m入力データビットの長さをそれぞれ有する異
なる入力メッセージまたは入力シーケンスに最初に配置
され、mが例えば 248に等しい。。
【0016】これらの入力メッセージは送信機の一部を
形成するコンボリューションエンコーダにおいて符号化
され、このようなエンコーダCEの一例は図2において
概略的に示されている。図2のエンコーダCEは入力I
Nおよびn個のモジュロ2加算器A1 ,A2 ,…,An
が結合された出力を備えたK段のシフトレジスタSRに
よって構成された直線有限状態マシンである。これらの
加算器のn個の出力O1 ,O2 ,…,On は概略的に示
されたサンプリングスイッチによりCEのエンコーダ出
力OUTに結合される。Kは例えば5に等しく、入力メ
ッセージの1入力データビットがエンコーダ出力OUT
に影響を与えることができるビットシフトの数を表すい
わゆる“抑制長”である。各時間的瞬間に、1つの新し
い入力データビットはレジスタSRにシフトされ、この
レジスタ中の全ビットは1ビット位置に右側にシフトさ
れ、n個の加算器A1 乃至An の出力はエンコーダ出力
OUTにおいてnコードワードビットを生じるように連
続的にサンプルされる。1つの入力メッセージに関連し
たm*nコード化ビットのシーケンスは送信されるべき
波形を変調するために使用され、“*”は乗算符号であ
る。各入力データビットに対してn個のコード化ビット
が存在しているため、入力データビット数に対するコー
ド化ビット数の比率であるコード率はn、例えば2,3
または6に等しい。
【0017】エンコーダCEの状態はシフトレジスタS
RのK−1右端段またはビット位置として定められてい
るため、CEは2**(K−1)の可能な状態であり、
“**”は指数符号である。入力メッセージの次の入力
データビットを伴う実際の状態の情報は後続する状態を
決定するのに必要かつ十分である。実際の状態から続く
状態への転移、すなわち続く時間的瞬間における状態は
“状態転移”と呼ばれる。2つの可能な入力データビッ
ト0および1に対応する2つの完全に限定された状態転
移だけが各状態から生じることができ、結果的に2つの
完全に限定された状態転移だけが特定の状態で終了する
ことができる。各状態転移は次の入力データビットまた
はこの次の入力データビットにより得られるコード化ビ
ットのいずれかによって表されることができる。ある状
態から開始する2つの可能な状態転移の1つに関連した
コード化ビットは、別の状態転移に関連したものに対す
る2進補数であることを認めることができる。ある状態
で終了する2つの状態転移のコード化ビットに対しても
同様である。この構造の反覆性は、“トレリス構造図”
と呼ばれる構造図のエンコーダの全ての可能な状態転移
を表わすために示されている。
【0018】コード率n=2および抑制長K=3(上記
の例のように5ではない)に対するトレリス構造図の簡
単にされた変形は部分的に図3に示されている。この図
において、(2**(K−1))=4の可能な状態A,
B,CおよびDは続く時間的瞬間t(i+1)と同様に
時間的瞬間t(i)において異なる点によって表され、
8つの可能な状態転移はt(i+1)の状態にt(i)
の4つの状態を結合したラインによって表されている。
各状態は2進値、例えばA=00,B=10,C=01および
D=11によって定められている。実線は入力データビッ
ト0によって発生された状態転移を表し、一方破線は入
力データビット1によって発生された状態転移を表す。
例えば、時間的瞬間t(i)において状態B=10で開始
すると、入力データビット0は時間的瞬間t(i+1)
において状態C=01で終了する状態転移になり、この状
態転移はコード化ビット1および0の対によって表され
る。他方、入力データビット1は時間的瞬間t(i+
1)において状態D=11で終了する状態転移になり、こ
の状態転移はコード化ビット0および1の対によって表
される。
【0019】上記から予め定められた開始状態、例えば
Bから開始すると、エンコーダCEにおいてシフトされ
た入力メッセージの各入力データビットは、m入力デー
タビットのメッセージ全体がm連続状態転移により構成
された通路によってトレリス構造図で表されるように完
全に限定された状態転移に対応する。
【0020】以下詳細に説明するように、図1のビタビ
デコーダVDはトレリス構造図中の全ての可能な通路か
らこの単一のエンコーダの通路を抽出することによって
入力メッセージを回復しようとし、これは“評価メッセ
ージ”と呼ばれる。これはデコーダVDが例えば全ての
可能なまたは予測される状態転移および、またはそれら
の関連した予測される(入力)データビット或は予測さ
れるコード化ビットの形態の下に“分枝マトリクス”
(図5のSCNT)と呼ばれるメモリにエンコーダのト
レリス構造図を蓄積した場合、および各メッセージが予
め定められた状態、例えば状態Aで終了した場合にのみ
可能である。エンコーダ側においてこの最後の状況を実
現するために、2進値0を有し、“フラッシュビット”
と呼ばれる(K−1)入力ビットは各入力メッセージの
重要な入力データビットに付加され、メッセージの全長
はmである。これらのフラッシュビットはエンコーダの
トレリス構造図中の入力メッセージによって後続された
通路を、これらの各入力メッセージの後でCEのK段の
シフトレジスタSRの内容を消去することによって予め
定められた終了状態、例えばAで終了させる。
【0021】有効な伝送帯域幅がメッセージの要求され
たm*nコード化ビットによって超越された場合、コー
ド化アルゴリズムによって発生された冗長はいくつかの
コード化ビットを除去することによって少し減少され
る。メッセージから除去されたコード化ビットは“パン
クさせられたビット”と呼ばれ、予め定められたアルゴ
リズムによる選択的に情報すなわちコード化ビットを除
く動作は“パンク”とよばれ、各可能なアルゴリズムは
パンクスキムに対応する。パンクスキム、したがってパ
ンクさせたビットの適切な選択によって、伝送品質は減
少された冗長性にかかわらず許容可能な状態である。パ
ンクスキムの使用は一般に低いコード率nに対して好ま
しい。何故ならば、このような比率は冗長性を、したが
って伝送品質をも著しく減少するからである。パンク技
術は技術的に既に知られており、したがってここでは詳
細に説明しない。
【0022】自動車ステーションの受信機(示されてい
ない)は図1に示された復調器およびビタビデコーダV
Dを含む。
【0023】既知の復調プロセスにしたがって復調した
後、復調器はこの復調プロセスの結果生じた12ビットワ
ードから上位4桁のビットを取除く。このような4ビッ
トの各組は“ソフトビット”と呼ばれる。したがって、
各ソフトビットはエンコーダの上記のコード化ビットの
1つの量子化された表示である。
【0024】上記のパンクスキムを考慮すると、ビタビ
デコーダVDは最初に正しい組のnソフトビットを発生
する。
【0025】分枝マトリクスのこれらのソフトビットお
よび内容によって、ビタビデコーダVDはトレリス構造
図を通過する最も可能な通路を計算する。この計算は3
つの動作ステップ、すなわち前方通過、後方通過および
出力位相で行われる。
【0026】前方通過の間、受信された各組のnソフト
ビットに対してVDは可能な値を計算し、2つの連続し
た時間的瞬間の間、すなわちt(i)とt(i+1)と
の間の全ての可能な状態転移にそれを割当る。この可能
な値は“転移確率値”と呼ばれ、それはソフトビットが
特定の状態転移に対して分枝マトリクスからの予測され
たコード化ビットに正確に対応したときに最大であり、
一方それはソフトビットが1つもこれらの予測されたコ
ード化ビットに適合しない場合に最小であり、全てのビ
ットが同じ絶対値を持つソフトビットによって表わされ
た場合、両者は例えば論理1に対して10進値(+7)お
よび論理0に対して10進値(−7)である。ソフトビッ
トの絶対値が異なっている場合、以下の方法が使用され
る:予測されたシーケンス、例えば1/0/1に対し
て、振幅(+5)/(−1)/(+7)を持つソフトビ
ットを受信した場合、転移確率値は(+5)*(+1)
+(−1)*(−1)+(+7)*(+1)=13とし
て計算され、ここで各ソフトビットの振幅は2進データ
ビット1に対して係数(+1)または2進データビット
0に対して(−1)により乗算され、一方振幅(+3)
/(+5)/(−1)を持つソフトビットを受信した場
合、転移確率値は(+3)*(+1)+(+5)*(−
1)+(−1)*(+1)=−3として計算される。
【0027】以降、転移確率値はALFA(xy)とし
て示し、ここでxおよびyは図3に示されたA,B,C
およびDのような2つの状態であり、Xは状態転移の開
始状態であり、yは状態転移の終了状態である。
【0028】VDはまた2**(K−1)状態のそれぞ
れに対して通路確率値を計算する。通路確率値は、トレ
リス構造図を通る可能な通路を形成し、特定の状態で終
了する状態転移に割当てられた状態転移確率値の合計に
等しい可能な値である。各時間的瞬間において、また各
状態に対して最高値を有する通路確率値だけがVDの第
1のメモリ(図6のMEMP)中に選択され蓄積され
る。したがって、この第1のメモリは2**(K−1)
の最も可能な通路確率値を蓄積する。以降、通路確率値
はPROB(y)で示され、ここでyは通路の終了状態
ある。
【0029】1つの最も可能な通路がある状態に対して
選択された場合、その通路の最後の状態転移に対応した
最も可能なデータビットはVDの第2のメモリ(図7の
DMEM)に蓄積される。これは各時間的瞬間に各状態
に対して実行されるため、第2のメモリはm*(2**
(K−1))の最も可能なデータビット、すなわち2*
*(K−1)の最も可能なメッセージのそれぞれに対し
てmデータビットを蓄積し、それぞれ異なる状態で終了
することができる。
【0030】この第2のメモリが満たされたときに、前
方通過はメッセージに対して終了される。
【0031】既に述べられたように、全ての入力メッセ
ージは2**(K−1)の最も可能な通路が全てトレリ
ス構造図において予め定められた終了状態Y=Aに集中
した結果として固定数のゼロビットすなわち2進値0を
有する(K−1)フラッシュビットで終了する。
【0032】この特徴は後方通過中に利用され、それに
おいて1つの評価されたメッセージは第2のメモリに蓄
積された2**(K−1)の最も可能なメッセージから
選択される。この評価されたメッセージはトレリス構造
図において最高の通路確率値を有する通路に対応し、そ
れはこの通路に後続することによって再構成され、逆の
順ですなわち予め定められた終了状態Aから開始する。
したがって、この評価されたメッセージの評価されたデ
ータビットは後方通過中に逆の順で収集される。
【0033】最後に、出力位相中にこれらの評価データ
ビットは再び通常の順にされ、ビタビデコーダVDの出
力SOUTに直列に送信される。
【0034】さらに、評価メッセージを発生するため
に、このビタビデコーダVDはまた状態yで終了するメ
ッセージのコード化ビットと異なるソフトビットの数で
ある、いわゆる“パスビットエラー率値”BER(y)
を供給する。さらに詳細には、開始状態xから終了状態
yへの転移に対してxyとして示されたそれぞれ選択さ
れた最も可能な状態転移に対して、対応したソフトビッ
トはVDの分枝マトリクスに蓄積された予測されたコー
ド化ビットと比較される。この比較の結果は、“転移ビ
ットエラー率値”TBER(xy)と呼ばれ、コード化
ビットと異なっている(符号で)ソフトビットの数に等
しい。状態yで終了するそれぞれ選択された最も可能な
通路に対して、BER(y)はその通路の全ての状態転
移の転移ビットエラー率値の合計に等しい。2**(K
−1)状態のそれぞれに対して、1つの通路ビットエラ
ー率値はVDの第3のメモリ(図6のMEMB)に蓄積
される。この第3のメモリは、同じ状態に対して最も可
能な通路確率値を蓄積する上記の第1のメモリ(図6の
MEMP)に関連される。このメッセージの通路ビット
エラー率値BER(y)はビタビデコーダVDの出力B
OUTにおいて与えられる。
【0035】以下、図1に示されたビタビデコーダVD
を最初に概略的に、次に図4乃至図7を参照して詳細に
説明する。
【0036】VDは制御モジュールVICONTによっ
て共通に全て制御されたブロックVISOFT、VIT
ALFA、VIPROBおよびVIDATAを含む4セ
グメントドミノ構造を有する。第1の4ブロックすなわ
ちソフトビットインターフェイスモジュールVISOF
T、分枝マトリクス計算モジュールVITALFA、確
率モジュールVIPROBおよびデータモジュールVI
DATAは全て前方通過に対して使用され、一方VID
ATAだけが後方通過および出力位相に対して使用され
る。
【0037】上記の受信機の復調器から入力バスSBI
Nを介して、VISOFTはソフトビットを受信し、上
記に示された可能なパンクスキムを考慮した後、VIT
ALFAにそれらを送信する。VISOFTとVITA
LFAとの間の伝送は内部バスBITを介して行われ
る。VISOFTはまた2つの制御ラインREQおよび
RDYによって先行する復調器に接続されている。RE
Qを通じてVISOFTはこの復調器から新しいソフト
ビットを要求し、RDYを介して復調器は要求されたソ
フトビットが入力バスSBINで有効であることを示
す。類似した制御ラインRNEXTおよびSOKNはV
ISOFTとVITALFAとの間に存在する。RNE
XTを通してVITALFAは、VISOFTからnソ
フトビットの新しい組を要求し、SOKNを介してVI
SOFTはこれらのソフトビットがバスBINでV有効
であることをVITALFAに通信する。最後に、一般
的な制御信号および例えばメッセージ長m、コード率n
およびパンクスキムのような構造情報は、共通制御モジ
ュールVICONTによってVISOFT、VITAL
FA、VIPROBおよびVIDATAはこれらのブロ
ックを全て結合する内部共通バスCTBを介して与えら
れる。
【0038】VITALFAはトレリス構造図において
全ての可能な状態転移に対してnの受信ソフトビットの
関数でこれらの状態転移の転移確率値ALFA(xy)
を計算する。既に述べられたように、転移確率値ALF
A(xy)は同じ状態転移に対してnの予測コード化ビ
ットとnの受信ソフトビットを比較することによって計
算され、nの予測コード化ビットはVITALFAに配
置された分枝マトリクス(図5のSCNT)に蓄積され
る。このように計算された転移確率値ALFA(xy)
は内部バスALFABを介してVIPROBに伝送され
る。
【0039】最も可能な転移確率値ALFA(xy)の
計算と同時に、VITALFAはまた内部バスBERI
を介してVIPROBに供給される対応した転移ビット
エラー率値TBER(xy)を計算する。
【0040】VIPROBはVIPROBに位置された
上記の最初のメモリ(図6のMEMP)に蓄積された通
路確率値の前の組およびVITALFAによって与えら
れた転移確率値ALFA(xy)から新しい組の最も可
能な通路確率値PROB(y)すなわち各(終了)状態
yに対するものを計算する。各終了状態yに対して、選
択されたまたは新しい最も可能な通路確率値PROB
(y)は最初のメモリに蓄積された前の最も可能な通路
確率値PROB(x)および各開始状態xに対する転移
確率値ALFA(xy)の合計の中の最高値に等しい。
終了状態yに対してトレリス構造図を通る最も可能な通
路がVIPROBによって設定された場合、最も可能な
データビットはこの通路の最後の最も可能な状態転移か
ら得られる。最も可能なデータビットは端子DOUTを
介してデータモジュールVIDATAに伝送される。
【0041】最も可能な通路確率値PROB(y)の計
算、したがって通路の選択、特にこの通路の最後の最も
可能な状態転移ALFA(xy)と同時に、VIPRO
Bは選択された通路を構成する全ての状態転移xyの転
移ビットエラー率値TBER(xy)の合計である対応
した通路ビットエラー率値BER(y)を計算する。し
たがって、VIPROBは上記の第3のメモリを含み、
ここにおいて1つの最も可能な通路ビットエラー率値B
ER(y)は各終了状態yに対して蓄積される。新しい
PROB(y)の計算に対するように、新しいBER
(y)は第3のメモリに蓄積された前のBER(x)お
よびバスBERIを介してVITALFAによって与え
られたTBER(xy)の合計に等しい。しかしなが
ら、BER(x)およびTBER(xy)はVIPRO
Bによって既に選択された最も可能な通路の最後の状態
転移によって与えられ、それに対応するため、BER
(y)の計算に対して2**(K−1)間における選択
は行われない。
【0042】VITALFAおよびVIPROBはさら
に2つの制御ラインACKおよびSOKAによって相互
接続される。ACKを通じてVIPROBはVITAL
FAから新しい転移確率値ALFA(xy)および新し
い転移ビットエラー率値TBER(xy)を要求し、S
OKAを通じてVITALFAはこれらの値がバスAL
FABおよびBERI上で利用可能であることをVIP
ROBに知らせる。
【0043】端子DOUTを介してVIPROBから最
も可能なデータビットを受信するVIDATAは、各終
了状態に対して1つのメッセージでm*2**(K−
1)の最も可能なデータビットすなわち2**(K−
1)の最も可能なメッセージを蓄積することができる上
記の第2のメモリを含む。上記のフラッシュビットによ
り、評価されたメッセージすなわちビダビデコーダVD
の出力SOUTで与えられ、状態y=Aで終了したただ
1つ残っている最も可能なメッセージだけが知られる。
第2のメモリの内容は、VIDATAがこの既知の終了
状態Aから開始する評価されたメッセージの(評価され
た)データビットを抽出することができるように構成さ
れる。逆順序でこのように収集されたこれらのデータビ
ットは第2のメモリであるが、その予め定められた別の
位置に一時的に蓄積される。評価されたメッセージの全
ての評価されたデータビットがVIDATAによって選
択された場合、後者は正しい順序で出力SOUTにこれ
らの評価されたデータビットを連続的に出力する。
【0044】VDの4つの主ブロックの動作は、図4乃
至図7を参照することによって以下さらに詳細に示され
ている。
【0045】図4はソフトビットインターフェイスモジ
ュールVISOFTを詳細に示す。VISOFTは制御
ラインREQ,RDY,RNEXTおよびSOKNが制
御バスCTBと共に接続された制御回路または有限状態
マシンSFSMを含む。SFSMはいわゆるVISOF
Tの“局部インテリジェンス”であり、端子PUNCT
を介してVISOFTに含まれたパンクマルチプレクサ
PMUXを制御する。PMUXの入力は入力バスSBI
Nであり、その出力は内部バスBITである。PMUX
の目的は、SBINを介して受信されたソフトビット流
にパンクされたビットを挿入することである。端子PU
NCTを介してSFSMは制御バスCTBを介してVI
CONTから受信されたパンクスキムにしたがってPM
UXの動作を制御する。PMUXはビット流をそれぞれ
nソフトビットの組に構成する。VITALFAの要求
時に制御ラインRNEXTを介してPMUXはバスBI
T上に1組のnソフトビットを負荷し、制御リンクSO
KN上で信号を付勢する。 図5に示されたモジュール
VITALFAは演算ユニットALUAにおいてVIS
OFTからnソフトビットの組を受信する。ALUA
は、6つまでのソフトビットを蓄積することができる6
個のラッチを含む。これは上記の最大コード率nに対応
する。VITALFAはまたVICONTの制御バスC
TBが制御ラインRNEXT,SOKN,ACKおよび
SOKAと共に接続されている制御回路または有限状態
マシンAFSMを含む。VITALFAのこの局部イン
テリジェンスAFSMは内部バスLADRを介してAL
UAを制御し、端子CNTを介して上記の分枝マトリク
スSCNTを制御し、このマトリクスSCNTはバスC
MPを介してALUAに接続される。演算ユニットAL
UAの出力は、バスALFABよびBERIを介してV
IPROBに接続される。
【0046】分枝マトリクスSCNTはROMメモリで
あり、既に述べられたようにエンコーダのトレリス構造
図の全ての可能な状態転移が予測されたコード化ビット
およびまたは予測されたデータビットの形態の下に蓄積
される。AFSMの制御の下に、ALUAは状態yで終
了する全ての状態転移に対してバスBITを介してVI
SOFTから受信されたソフトビットとバスCMPを介
してSCNTから受信された予測されたコード化ビット
を比較する。これらの比較の結果は、上記の転移確率値
ALFA(xy)および演算ユニットALUAによって
上記に例示により説明されたように計算され、バスAL
FABおよびBERI上にそれぞれ同時に負荷される転
移ビットエラー率値TBER(xy)である。
【0047】好ましい実施例において、特定状態yで終
了する状態転移の転移確率値は絶対値で等しく、符号で
異なっているだけなので“ALFA(y)”と呼ばれる
この絶対値だけがバスALFABを介してVITALF
AからVIPROBに伝送される。同様に、伝送ビット
エラー率値は2進補数であるため、バスBERIを介し
てBER(y)としてVIPROBにそれらの1つだけ
を伝送することで十分である。
【0048】図6に示された確率モジュールVIPRO
Bにおいて、新しい最も可能な通路確率値は各終了状態
に対して計算される。例えば、状態xまたはzから開始
する状態yで終了するための新しい最も可能な通路確率
値PROB(y)はPROB(x)+ALFA(y)お
よびPROB(z)−ALFA(y)において最高値で
あり、ここでPROB(x)およびPROB(z)は第
1のメモリMEMPから読取られ、ALFA(y)はバ
スALFABを介して受信される。
【0049】図3に一部分が示されているトレリス構造
図は、“バタフライ”と呼ばれる多数の閉システムに分
割されてもよいことに留意すべきである。1つのバタフ
ライは例えば瞬間t(i)で状態BおよびDを、瞬間t
(i+1)で状態CおよびDを含むシステムであり、こ
れらの状態は以降それぞれx,z,yおよびwとして示
される。結果的に状態yおよびwに対する新しい通路確
率値(PROB)を生じる1つの完全なバタフライの計
算は、同じ入力値すなわちPROB(x),PROB
(z)およびALFA(y)(またはALFA(w))
に基づいていることが認められることができる。以下の
式が成立する: ALFA(xy)=−ALFA(zy)であり、 ALFA(xy)=−ALFA(xw)であり、 ALFA(xw)=−ALFA(zw)であるため、 PROB(x)+ALFA(xy)>PROB(z)+
ALFA(zy)ならば、 PROB(y)=PROB(x)+ALFA(xy) 或は、PROB(y)=PROB(z)+ALFA(z
y) また、 PROB(x)+ALFA(xw)>PROB(z)+
ALFA(zw)ならば、 PROB(w)=PROB(x)+ALFA(xw) 或は、PROB(w)=PROB(z)+ALFA(z
w) ここからALFA(xy)=ALFA(zw)、すなわ
ち上記によるとALFA(y/w)と示されてもよいA
LFA(y)=ALFA(w)が得られることができ
る。
【0050】各状態転移に対して2**(K−1−1)
のバタフライが存在しているため、VIPROBは2つ
の各終了状態に対して通路確率値(PROB)の2**
(K−2)組を計算する。
【0051】同時に、新しい最も可能な通路−ビットエ
ラー率値BER(y),BER(w)はBER(x)+
TBER(y)またはBER(z)+(n−TBER
(y))、およびBER(x)+TBER(w)または
BER(z)+(n−TBER(w))として計算さ
れ、ここでnは上記のコード率であり、上記のように選
択された新しい最も可能な通路確率値PROB(y)お
よびPROB(w)に依存している。BER(x)およ
びBER(z)は第3のメモリMEMBから読取られ、
一方TBER(y)およびTBER(w)はVIPRO
BにおいてバスBERIを介して受信される。
【0052】さらに詳細には、VIPROBは2つの類
似したブロック(図6の上下)、すなわち通路確率値を
処理するものと通路ビットエラー率値を処理するものか
ら構成される。VIPROBの(図6の上部の)確率ブ
ロックは以下を含む:−バスALFABから転移確率値
ALFA(y)を受信するためのラッチALFAL;−
メモリMEMPに蓄積され、バスPBUSを介して受信
された前の通路確率値PROB(x)およびPROB
(z)から、またラッチALFALからバスALFAC
を介してこれらの演算ユニットにおいて受信された値A
LFA(y)から新しい通路確率値PROB(x)+A
LFA(y)およびPROB(z)−ALFA(y)を
同時に計算するための2つの演算ユニットALUP1 お
よびALUP2 ;および−ALUP1 およびALUP2
に各バスPB1 およびPB2 を介して接続され、出力が
バスPBUSを介してメモリMEMPに接続され、上記
に説明されたようにALUP1 およびALUP2 から受
信された2つの値の中から新しい最も可能な通路確率値
PROB(y)を選択する比較器およびマルチプレクサ
PRMUX。
【0053】第1のメモリMEMPおよび第3のメモリ
MEMBは関連しており、それぞれ20ビットの2**
(K−1)ワードの容量を有する1つのRAMメモリM
EMを一緒に形成することに留意すべきである。MEM
の通路確率部分MEMPは12ビットのワードを蓄積し、
一方MEMの通路ビットエラー率部分MEMBは8ビッ
トのワードを蓄積し、以下に説明されるVIPROBの
(図6の下部の)ビットエラー率ブロックに接続されて
いる。
【0054】(上部の)確率ブロックのように、(下部
の)ビットエラー率ブロックは以下を含む: −バスBERIから転移ビットエラー率値TBER
(y)を受信するためのラッチBERIL; −メモリMEMBに蓄積され、バスBBUSを介して受
信された前の通路確率ビットエラー率値BER(x)お
よびBER(z)から、およびバスBERIBを介して
ラッチBERILから受信された転移ビットエラー率値
TBER(y)から新しい通路ビットエラー率値BER
(x)+TBER(y)およびBER(z)+(n−T
BER(y))を同時に計算するための2つの演算ユニ
ットALUB1 およびALUB2 ;および−ALUB1
およびALUB2 の両者に各バスOB1 およびOB2 を
介して接続され、出力がバスBBUSを介してメモリM
EMBに接続され、上記に説明されたように、すなわち
PRMUXによって行われた選択にしたがってALUB
1およびALUB2 から受信された2つの値の中から新
しい最も可能な通路ビットエラー率値BER(y)を選
択するマルチプレクサBRMUX。
【0055】比較器およびマルチプレクサPRMUXは
さらに端子DOUTに接続され、PRMUXによって選
択された通路すなわち最高の通路確率値を有する通路の
最後の最も可能な転移確率値に対応した最も可能なデー
タビットがデータモジュールVIDATAに伝送される
出力を有する。同様に、マルチプレクサBRMUXはま
たビダビデコーダVDの出力端子BOUTに接続され、
選択された最も可能な通路の最も可能な通路ビットエラ
ー率値BER(y)が利用可能な出力を有する。
【0056】最後に、VIPROBはその局部インテリ
ジェンスであり、制御バスCTBおよび上記の制御ライ
ンACKおよびSOKAが接続されている制御回路また
は有限状態マシンPFSMを含む。PFSMは、共通の
内部制御バスICBを介してRAMメモリMEM並びに
演算ユニットALUP1 ,ALUP2 ,ALUB1 およ
びALUB2 を制御する。
【0057】新しい最も可能な通路確率値PROB
(y)は例えばALUP1 の出力に対してPRMUXに
よって選択され、この新しい値PROB(y)はMEM
Pに書込まれ、対応した最後の最も可能なデータビット
0または1はDOUTに伝送され、BRMUXはALU
P1 に関連された演算ユニットALUB1 を選択する。
ALUB1 の出力におけるビットエラー率値BER
(y)はバスBBUSを介してMEMBに書込まれ、端
子BOUTに伝送される。
【0058】これら全ての動作は2**(K−1)状態
に対して連続的に行われ、トレリス構造図を通るただ1
つの最も可能な通路が選択され、別の可能な通路はVI
PROBによって系統的に消去される。
【0059】既に述べられたように、通路がVIPRO
Bによって選択されるたびに、その通路の最後の状態転
移に対応した最も可能なデータビットはDOUTを介し
てVIDATAに伝送される(図7に示されている)。
これは、復号されるべき各メッセージに対してVIDA
TAがm×2**(K−1)のデータビットを受信する
ことを意味し、mは上記のメッセージ長であり、Kが抑
制長である。
【0060】これら全てのデータビットからただ1つの
評価されたメッセージだけを取出すために、VIDAT
Aは以下を含む: −各m個のデータビットの2**(K−1)最も可能な
メッセージを蓄積することができる上記の第2のメモリ
DMEM; −1組の最も可能なデータビットをラッチするための2
**(K−1)シフトレジスタおよびラッチSLS; −2**(K−1)対1ビットのマルチプレクサDMU
X; −DMUXをアドレスするための(K−1)ビットのシ
フトレジスタSLA; −端子DOUTまたはDMUXの出力においてデータビ
ットをSLSに伝送するためのセレクタPSEL; −VICONTの管理下にVIDATAの動作を同期す
るための制御回路または有限状態マシンDFSM。
【0061】明細書の以下の部分において、抑制長Kは
5に等しく、評価されたメッセージの長さmは248 に等
しいと考える。
【0062】有限状態マシンまたは局部インテリジェン
スDFSMはバスCTBを介してVICONTから制御
情報を受信し、2つの制御端子FPおよびBPを介して
PSELの動作を、また内部アドレスバスADBを介し
てDMEMの動作を制御する。DFSMはFPおよびB
Pを介して前方通過または後方通過がそれぞれランして
いることを示す。
【0063】前方通過中、2**(K−1)=16の状態
に対してVIPROBによって選択された通路の最後の
状態転移の最も可能なデータビットは端子DOUTを介
してVIDATAに連続的に与えられる。するとDFS
Mの同じ名称の制御端子における制御信号FPが付勢さ
れるため、PSELは端子SINを介してSLSにこれ
らのデータビットを連続的に伝送する。1つの終了状態
に対して1つづつ16の最も可能なデータビットによって
構成された16ビットワードがシフトレジスタおよびラッ
チSLSにおいて組立てられた場合、DFSMはメモリ
DMEMの予め定められた行へのこのワードの伝送を制
御する。この伝送は両方向16ビットバスDBを介して行
われ、SLSから入来した各16ビットワードはDMEM
のm=248 行またはワード位置の異なる行に蓄積され、
最上部の行R0 から開始する。
【0064】16の最も可能なデータビットの248 のワー
ドがDMEMの行R0 乃至R247 に蓄積された場合、前
方通過は完了される。
【0065】以下のプロセスは逆の順序、すなわちSL
Sにおいて受信され、したがって行R247 に蓄積された
最後のワードから行R0 に蓄積された第1のワードまで
DMEMに蓄積されたデータを処理し、したがって上記
に示されたように“後方通過”と呼ばれる。この後方通
過中、DFSMの同じ名称の制御出力における制御信号
BPは付勢される。この信号BPはデータビットがPS
ELを通ってDOUTからSLSに伝送されることを禁
止するが、端子SSEL,PSELおよびSINを介し
てDMUXからSLSへデータビットを伝送させ、端子
SSELはDMUXおよびPSELを結合する。
【0066】メモリDMEMからの評価されたメッセー
ジの取出しは、終了状態yの2進値が1ビット位置の右
にシフトされた開始状態xの2進値によって与えられ、
状態転移xyのデータビットが(左に)付加されるトレ
リス構造図の特性に基づいている。
【0067】さらに詳細には、評価されたメッセージの
最後の評価されたデータビットを取出すためにメモリD
MEMのアドレスポインタがDFSMによって最後の行
R247 すなわち前方通過中に受信された最後のワードを
蓄積する行に最初に設定され、一方4ビットシフトレジ
スタSLAは0,0,0,0,に、すなわちマルチプレ
クサDMUXにおける左の第1のビットを選択するよう
に初期化される。その結果、マルチプレクサDMUXは
バスLBを介してメモリDMEMからその16ビットワー
ド入力データを受信するため、位置R247 /C0 に配置
され、C0 がDMEMの左の第1の列を示すデータビッ
トが選択され、DMUXの出力で与えられる。そこから
この最後の評価されたデータビットは端子SSEL、セ
レクタPSELおよび端子SINを介してシフトレジス
タおよびラッチSLSに伝送される。シフトレジスタお
よびラッチSLSの最も左の位置に配置されたこの最後
の評価されたデータビットは、SLAの直列入力にSL
Sのこの最も左の位置を結合する端子LBを介して4ビ
ットシフトレジスタSLAにおいてシフトされる。この
データビットはまたバスDBを介してメモリDMEMの
位置R247 /C0 に複写される。この複写の理由は、こ
の後方通過中に評価されたメッセージがメモリDMEM
の第1の列C0 において1ビットづつ構成され、最後の
評価されたデータビットが行R247 にあり、第1のもの
が行R0 にあるためである。
【0068】位置R47/C0 は、各メッセージに付加さ
れた上記に述べられたフラッシュビットのために最後の
評価されたデータビットを取出すように、すなわちトレ
リス構造図を通る最も可能な通路を予め定められた終了
状態に集中させる後方通過を開始するために選択される
ことに留意すべきである。この場合、これはメモリDM
EMの列C0 に対応した状態すなわち2進値00を有す
る状態Aである。
【0069】評価されたメッセージの最後から2番目の
評価されたデータビットを取出すためにDMEMの行R
246 (示されていない)はDFSMによって選択され、
このビットの列アドレスはSLAの実際の内容によって
与えられる。その結果、DMEMの行R246 はDMUX
の入力に与えられ、SLAによって選択されたその1つ
のデータビットはSSEL,PSELおよびSINを介
してSLSの最も左の位置に複写される。そこからこの
最後から2番目の評価されたデータビットはLBを介し
てSLAにおいてシフトされ、メモリDMEMの位置R
246 /C0 に複写される。
【0070】それぞれ評価されたデータビットはDME
Mからそのように取出され、第1の列C0 において再度
複写される。DMEMのm=248 の行が処理された場
合、処理された最後の行はR0 であり、後方通過が完了
される。
【0071】続く出力位相中、m評価されたデータビッ
トはメモリDMEMから読取られ、ビダビデコーダVD
の出力DOUTに直列に与えられる。したがって、DM
EMの列C0 は行R0 から行R247 まで読取られ、評価
されたメッセージはバスDB並びにシフトレジスタおよ
びラッチSLSを介して正しい順序でDOUTに伝送さ
れる。
【0072】ビダビアルゴリズムの全てのタスクは局部
インテリジェンスSFSM,AFDM,PSFMおよび
DFSMをそれぞれ有するVDの異なるブロックまたは
モジュールVISOFT,VITALFA,VIPRO
BおよびVIDATAによって行われ、またこれらのブ
ロックはそこで受信された毎回のビットの組に対して同
じサブルーチンを反復するため、これらの異なるタスク
は共通制御モジュールVICONTの制御下において全
ブロックの局部インテリジェンスを通してパイプライン
処理される。このパイプライン手段は例えば全ての2*
*(K−1)の状態に対して分枝距離モジュールVIT
ALFAが転移確率値ALFA(y)および転移ビット
エラー率値TBER(y)を計算し、VIPROBにこ
れらの値を伝送し、新しい組のnソフトビットがVIT
ALFAがその計算を再度開始するVISOFTから与
えられることを意味する。さらに、ALFA(y)およ
びTBER(y)のこの後続する計算はVITALFA
によって実行され、VIPROBは計算された値PRO
B(y)およびBER(y)によりそのRAMメモリM
EMの通路確率部分MEMPおよび通路ビットエラー率
部分MEMBの両方を更新し、2**(K−1)の最も
可能なデータビットをVIDATAに伝送する。その
後、VIDATAは、メモリDMEMが満たされるまで
メモリDMEMを更新し、出力位相によって後続される
後方通過を開始する。
【0073】既に述べられたように、これら全ての付勢
のタイミングは共通の制御バスCTBを介してVICO
NTによって管理され、VICONTはVDの異なる局
部インテリジェンスにアクセスする。これらの局部イン
テリジェンスSFSM,AFSM,PFSMおよびDF
SMはそれぞれ属するブロックまたはモジュールの局部
動作を制御し、例えばタスクが完了したときに共通制御
モジュールVICONTに制御情報を戻す。
【0074】最後に、コード化原理は入力データビット
流によって構成された符号化メッセージの抑制長Kに対
するヒストリィを使用するため、ビダビデコーダVDは
エラーのバーストがこの抑制長Kより短い限り、上記の
最大可能復号アルゴリズムに基づいてバーストによる伝
送エラーを補正することができる。
【0075】本発明の原理は特定の装置と関連して上記
に示されているが、この説明は単なる例示に過ぎず、本
発明の技術的範囲を制限するもものではないことは明ら
かに理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビダビデコーダVDのブロック
図。
【図2】図1のビダビデコーダVDによって復号される
べきメッセージを符号化する渦巻エンコーダCEの概略
図。
【図3】図1のビダビデコーダVDにおいて使用される
トレリス図の一部分における状態転移図。
【図4】図1の“ソフトビット”インターフェイスモジ
ュールVISOFTの詳細図。
【図5】図1の分枝距離計算モジュールVITALFA
の詳細図。
【図6】図1の確率モジュールVIPROBの詳細図。
【図7】図1のデータモジュールVIDATAの詳細
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペテル・パウル・フランス・ルーセンス ベルギー国、ビー − 9270 ラールネ、 ワランデ 121 (72)発明者 ロニー・マリア・アルフォンス・バン・カ ンプ ベルギー国、ビー − 2547 リント、カ ルディナール・カルディンラーン 94

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されたメッセージをコンボリュー
    ション状に復号するビタビアルゴリズムを使用するデコ
    ーダ装置において、 デコーダの2つの連続した状態の間で可能な状態転移に
    対する転移確率を計算する第1のモジュールと、 前記転移確率の関数で連続的な状態転移および前記状態
    のそれぞれにおける終了によって構成される可能な通路
    に対する通路確率を計算し、前記状態のそれぞれに対し
    て最高の通路確率値を有する通路だけを選択する第2の
    モジュールとを含んでいることを特徴とするデコーダ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1のモジュールは、前記第1のモ
    ジュールの動作を制御する第1の制御回路を含み、第2
    のモジュールが前記第2のモジュールの動作を制御する
    第2の制御回路を含んでいることを特徴とする請求項1
    記載のデコーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のモジュールおよび前記第2の
    モジュールは互いに独立的に動作し、それらの動作は共
    通の制御モジュールによって管理されることを特徴とす
    る請求項2記載のデコーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のモジュールによって選択され
    た前記通路間で復号される評価されたメッセージに対応
    する1つの通路だけを選択する第3のモジュールを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のデコーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記第3のモジュールは、前記第3のモ
    ジュールの動作を制御する第3の制御回路を含み、前記
    第3のモジュールは前記第1および第2のモジュールと
    無関係に動作し、これらのモジュール全ての動作は前記
    共通制御モジュールによって管理されていることを特徴
    とする請求項3および4記載のデコーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のモジュールは、さらに前記第
    1のモジュールにおいて受信されたビットと同じ状態転
    移に対して予測されたビットとの間の差の関数である転
    移ビットエラー率を前記状態転移のそれぞれに対して計
    算することを特徴とする請求項1記載のデコーダ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のモジュールは、各状態転移に
    対して前記転移確率および前記転移ビットエラー率を同
    時に計算することを特徴とする請求項6記載のデコーダ
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のモジュールは、さらに前記通
    路を構成する状態転移の転移ビットエラー率の和である
    通路ビットエラー率を前記選択された通路のそれぞれに
    対して計算することを特徴とする請求項6記載のデコー
    ダ装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のモジュールは、前記通路確率
    および前記通路ビットエラー率を同時に並列に計算する
    ことを特徴とする請求項8記載のデコーダ装置。
  10. 【請求項10】 前記第1、第2および第3のモジュー
    ルは、縦続接続されていることを特徴とする請求項4ま
    たは5記載のデコーダ装置。
  11. 【請求項11】 集積回路の機能ブロックの1つとして
    構成されていることを特徴とする請求項1乃至10のい
    ずれか1項記載のデコーダ装置。
JP4116397A 1991-05-08 1992-05-08 デコーダ装置 Pending JPH05175855A (ja)

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