JPH0517566Y2 - - Google Patents

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JPH0517566Y2
JPH0517566Y2 JP1990062251U JP6225190U JPH0517566Y2 JP H0517566 Y2 JPH0517566 Y2 JP H0517566Y2 JP 1990062251 U JP1990062251 U JP 1990062251U JP 6225190 U JP6225190 U JP 6225190U JP H0517566 Y2 JPH0517566 Y2 JP H0517566Y2
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heat
cooling
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mat
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、人間や動物の発熱患部を冷やした
り、所要の冷蔵物を冷却したりするのに利用され
る蓄冷式の冷却マツトに関する。
〔従来の技術〕
患部や物品を簡単に冷やすのに、かつては、専
ら氷が使用されていたが、それには、氷嚢等の密
閉容器が必要であり、面倒であつた。そのため最
近では、冷却用の潜熱蓄熱材が利用されることが
多くなつている。
冷却用の潜熱蓄熱材は、用途に応じて、表面積
や寸法、あるいは形状の異なるものを、袋詰めし
たものが各種提供され、またその材料は、蓄熱さ
れたときに、所望の硬度もしくは柔軟性が得られ
るように選択される。
氷に代わる蓄熱材の便利な点は、予め使い易い
マツト状の形態に袋詰めし、繰返し蓄熱(負の熱
量に蓄熱するので、以下蓄冷とする)して再利用
が可能であること、並びに冷却して蓄冷された状
態にあつても、凹凸のある患部等に密着させうる
柔軟性のあるものが得られることにある。
このように、予め袋詰めして再利用される蓄冷
材を冷却するには、袋詰めされた蓄冷材を、冷蔵
庫や冷凍庫等の中に置いて、庫内の冷却雰囲気の
温度と熱平衡させる。
従来の冷却マツトは、袋材の表面から蓄冷材の
芯部に至るまで、ほぼ均等に逐次冷却され、最芯
部が冷却雰囲気温度と等しくなつたとき、蓄冷材
全体は、雰囲気温度と熱平衡して、最も蓄冷され
た状態になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の袋詰めされたマツト状の冷却用の蓄冷体
(以下蓄冷マツトと略称する)は、冷却して十分
に蓄冷するためには、多大な冷却時間を要し、か
つ所要の冷却雰囲気温度に熱平衡するまでに時間
を要するものは、患部等を冷却(吸熱)するに際
して、冷却能力が低いと云う問題点がある。
すなわち、蓄冷マツトが冷却し難いということ
は、逆に熱を吸収して、暖まり難いということで
あり、吸熱特性が悪いことになる。
これを解決するには、蓄冷マツトを薄くして、
その芯部までの距離を短くすることが考えられる
が、このようにすると、患部等の冷却面積に対し
て、予め体積が定まるため、蓄熱熱容量が決まつ
てしまい、そのため、冷却面積に比して、一定限
度以上大きな蓄熱容量を有する蓄冷マツトは得ら
れないことになる。
特に、蓄冷してあるときの温度で、柔軟性が要
求される蓄冷マツトは、潜熱の利用度が低いの
で、蓄熱容量も比較的低く、ために、厚さを増し
て体積を増さなければ、所要の蓄熱容量が得られ
ない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、所要温度に冷却して蓄冷し
た状態においても比較的に変形容易な硬さを有す
る蓄冷材と、蓄冷材を格納して4辺を密封した袋
体と、袋体の中に設けられ、袋体の対向する辺に
両端を固着するとともに、その両端を封止し、か
つ水を封入してなるチユーブとを備えることによ
り、上記問題点は解決される。
〔作用〕
冷却し難い芯部や、冷却しても固くならない蓄
冷材の中に、チユーブの中に水を入れて、冷却時
の温度降下の初めの方の温度で、氷棒を作り、熱
伝導率が大幅に増大したこの氷棒により、芯部
や、氷棒の周囲の他の蓄冷材の熱を、速やかに、
冷却雰囲気に吸収させて、蓄冷マツトの蓄冷時間
を短縮する。
また、使用に際して氷棒は、被冷却体から急速
に熱を吸収する熱伝達媒体として働く。
〔実施例〕
図は、本考案の冷却マツトの一実施例を示すも
のである。
第1図は、馬の脚等、比較的細長い柱状の患部
を冷やすのに適する蓄冷マツト1の1例を示す。
この蓄冷マツト1は、袋体2の中に蓄冷材3を
充填し、かつ内部に水5を充填した3本のチユー
ブ4を、袋体2の長手方向に沿つて、蓄冷材3の
中に埋設したものである。
袋体2は、可撓性のある合成樹脂性シートを、
2枚重さねとして、その周辺部2aをヒートシー
ルした偏平なマツト状のものである。
チユーブ4は、比較的薄手の合成樹脂性のフイ
ルムチユーブで、その両端部4aは、袋体2の短
辺の周辺部2a′に重さね合わせてヒートシールさ
れている。
なお、チユーブ4の中間部の適所には、その長
さに応じて、適数のくびれ部4bが設けられてい
る。
蓄冷材3としては、冷蔵庫や冷凍庫の冷却雰囲
気温度、例えば−15℃程度では、柔軟性がなくな
るほどまでには固化することのないものが用いら
れる。
チユーブ4内の水5は、蓄冷マツト1を、−15
℃の雰囲気温度で冷却したとき、その初期近くの
温度である0℃において氷結する。
水が氷結すると、その熱伝導率は、水のときの
約4倍と高くなり、チユーブ4内の氷棒5′は、
これを熱伝達媒体とする熱の通路となる。
この水が氷になつて、熱伝導率が約4倍に高く
なると云うことは、チユーブ4の中の熱伝導率
が、蓄冷材3の熱伝導率に比して、大幅に大であ
ることを意味する。
水5が凍つた時点から、蓄冷材3は、チユーブ
4の中を熱の通路として急速に冷却される。その
ため、蓄冷マツト1全体が雰囲気温度に熱平衡す
るまでの蓄熱時間は、チユーブ4の中の氷棒5′
が存在しないときに比して、大幅に短縮される。
このようにして蓄冷された蓄冷マツト1は、第
2図に示すようにして使用される。
蓄冷材3は、蓄冷された状態にあつても柔軟性
を持つているため、蓄冷マツト1は、短辺方向に
沿つて容易に湾曲させることができる。
従つて、この蓄冷マツト1は、馬の脚6の曲面
に沿わせて密着させることができ、しかも、長手
方向には、チユーブ4の途中にくびれ部4bが設
けられているため、氷棒5′が途中で折れて、馬
の脚6の上下長手方向の曲線にも馴染み易く、氷
棒5′は、馬の脚6の表面全体に密接する。
氷棒5′は、前述の如く熱伝導率が高い部分で
あり、かつ氷の融ける温度は0℃であるので、冷
却マツト1が吸熱して温度が上がつて0℃に達す
るまで、氷の状態を維持し、熱伝導を良くするの
に寄与する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、容積大小や厚さ、芯部までの
距離等に関係なく、蓄冷マツト全体を、短時間に
平均に冷却することができる。
また、冷却された蓄冷体は、熱吸収能率が大き
く、短時間に多量の熱を吸収でき、冷却患部等を
急速に冷やすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す蓄熱式冷却
マツトの一部切欠斜視図、第2図は、第1図の冷
却マツトの使用状態を示す横断面図である。 1……蓄冷マツト、2……袋体、2a,2a′…
…周辺部、3……蓄冷材、4……チユーブ、4a
……両端部、4b……くびれ部、5……水、5′
……氷棒、6……馬の脚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所要温度に冷却して蓄冷した状態においても
    比較的に変形容易な硬さを有する蓄冷材と、 蓄冷材を格納して4辺を密封した袋体と、 袋体の中に設けられ、袋体の対向する辺に両
    端を固着するとともに、その両端を封止し、か
    つ水を封入してなるチユーブ とを備えることを特徴とする蓄冷式冷却マツ
    ト。 (2) チユーブが、中間部の適所において、細くく
    びられている請求項(1)記載の蓄冷式冷却マツ
    ト。
JP1990062251U 1990-06-14 1990-06-14 Expired - Lifetime JPH0517566Y2 (ja)

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JPH0310178U JPH0310178U (ja) 1991-01-30
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