JPH0517530Y2 - - Google Patents

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JPH0517530Y2
JPH0517530Y2 JP1987177755U JP17775587U JPH0517530Y2 JP H0517530 Y2 JPH0517530 Y2 JP H0517530Y2 JP 1987177755 U JP1987177755 U JP 1987177755U JP 17775587 U JP17775587 U JP 17775587U JP H0517530 Y2 JPH0517530 Y2 JP H0517530Y2
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は暖房と共に室内の空気清浄を行うよ
うに空気清浄器を付加した空気清浄器付き暖房器
具に関するものである。
<従来の技術> 従来よりこの種の器具に於いては、静電式の集
塵ユニツトに空気中より除去した微細な塵・煙り
等が付着するので、これを時々掃除する必要があ
り、その為集塵ユニツトは空気清浄室に入出自在
に収納され、容易に取り出せるように構成されて
いた。
<考案が解決しようとする問題点> 従つてこの従来のものでは、集塵ユニツト抜取
り時高圧回路と該集塵ユニツトとを電気的に接続
する送電極部が露呈し、且つこの送電極部は高圧
回路と接続していて高圧電流が流れているので、
極めて危険な状態となる為、集塵ユニツト抜き取
りで高圧回路の通電を停止させるマイクロスイツ
チ等を備える必要があるが、マイクロスイツチで
は耐久性及び配線の必要性及びコスト等の問題が
あり、又信頼性にも欠けるものであつた。
<問題点を解決するための手段> この考案はこの点に着目し上記欠点を解決する
ことを目的とし、特にその構成を、室内空気を清
浄する空気清浄室12を枠体1内に備え、更にこ
の空気清浄室12内には高圧回路29からの高圧
電流を受け静電式の集塵を行う集塵ユニツト14
を入出自在に収納したものに於いて、前記高圧回
路29内には集塵ユニツト14が接続される送電
極部20の電圧を検知し、異常電圧で高圧回路2
9の通電を停止させる電圧検知回路38を備え、
該電圧検知回路38により集塵ユニツト14の取
り外しを送電極部20の異常電圧として検知し、
高圧回路29の通電を自動的に停止させるように
したものである。
<作用> 集塵ユニツト14の抜き取りを高圧回路29に
接続された電圧検知回路38が異常電圧として検
知し、高圧回路29の通電を停止するようにした
ものであり、即ち高圧回路29内に接続され昇圧
トランス34の二次側電圧の変化を検知すること
で集塵ユニツト14に多量の塵や煙り等が付着し
たことを検知して掃除の必要性を促したり、送電
極部20と集塵ユニツト14との接続不良を検知
して高圧回路29の通電を停止させる電圧検知回
路38を利用して、集塵ユニツト14の抜き取り
検知も行うようにしたもので、マイクロスイツチ
等の別部品が必要なく耐久性にもすぐれ且つ又長
い配線の引き回しも必要なく、常に確実な作動が
行えるものである。
<実施例> 次にこの考案に係る空気清浄器付き暖房器具を
図面に示された好適な一実施例で説明する。
1は枠体で、内方を区画板2で区画して一側方
にカートリツジ式の給油タンク3を備えると共
に、他側方で中央部よりには下部に燃焼バーナ4
の上端部が露呈した燃焼室5を仕切板6で仕切つ
て形成している。
7は燃焼室5内で燃焼バーナ4を覆う円筒状の
燃焼筒で、上端は燃焼ガスを浄化する触媒体8で
閉塞されている。
9は燃焼室5後方で枠体1背面に突出して備え
られた温風フアンで、駆動することによつてカバ
ー体10を介して室内空気を吸引し、燃焼バーナ
4の燃焼で発生した燃焼ガスと混合して枠体1前
面下部に形成した吹出口11より温風として放出
するものである。
12は燃焼室5上方と枠体1との空間内に備え
られた逆L字状の空気清浄室で、燃焼室5上部で
枠体1側面に形成された取り出し口13より入出
自在の集塵ユニツト14が装着され上部には枠体
1上面より突出し開口した放出口15を有してお
り、下部には燃焼室5上方側部に位置し枠体1側
面に形成した吸込口16より室内空気を吸引し集
塵ユニツト14に送風するよう空気清浄室12と
連通した送風フアン17とによつて構成されてい
る。
前記集塵ユニツト14は板状でプラス電源に接
続される放電対極14aに一辺が約15mm角穴14
bを複数個規則正しく開口し、その一辺を下流側
に折曲した集塵極片14cを設け、更にこの裏面
より針状でマイナス電源に接続される放電電極1
4dを各角穴14b中央方向に位置させて構成し
ている。
又集塵ユニツト14は通電により、トランス
(図示せず)にて昇圧されたDC7kv程度の電圧が
放電対極14aと放電電極14d間に負荷(マイ
ナス放電)し、空気中の微細な塵・タバコの煙
り・悪臭・カビ・ダニ等の浮遊物を帯電させ、且
つ各集塵極片14cに誘引吸着させるものであ
る。
18は集塵ユニツト14に固着され該集塵ユニ
ツト14を掃除等で水洗いする為、空気清浄室1
2より取り出すような時使用する把手。
19は集塵ユニツト14後端壁に備えられた受
電極部で、前記後端壁と対向する空気清浄室12
の内奥壁に備えられた送電極部20と接触するこ
とで集塵ユニツト14に通電するものである。
21は送風フアン17の吸込口16に着脱自在
に装着されたフイルター装置で、アミ状のフイル
ター等を備え空気中の大きな綿ぼこり等を除去す
るものである。
22は燃焼バーナ4に燃焼用の空気を供給する
燃焼フアンで、開口23から吸引した室内空気を
送風路24を介して燃焼バーナ4に供給するもの
である。
25は給油タンク3よりの燃油を一旦受ける定
量タンクで、途中に電磁弁26を備えた送油管2
7を介して燃油を燃焼バーナ4に供給するもので
ある。
28は給油タンク3を入出する為の開閉蓋であ
る。次にこの電気回路について第4図で説明すれ
ば、29は交流電源30に制御回路31を介して
接続された高圧回路で、ダイオードD1と電解コ
ンデンサーC1とによる整流回路32と、該整流
回路32からの直流を高周波で発振する発振回路
33と、該発振回路33よりの高周波発振を一次
側コイルL1・L2を介して受け高電圧を発生する
二次側コイルL3から成る昇圧トランス34と、
該昇圧トランス34の二次側コイルL3に接続し
高電圧を送電極部20と受電極部19の接続を介
して集塵ユニツト14に供給する電極回路35
と、集塵ユニツト14の電圧変動を送電極部20
間の電圧変動として二次側コイルL3及び一次側
コイルL2を介して検知し、この変動が一定値以
上の時ホトカプラ36を作動させ制御回路31に
接続したリレー37を通電させ、常閉型のリレー
接点37aを開成させることで高圧回路29への
通電を停止させる電圧検知回路38等から構成さ
れたものである。
次にこの一実施例の作動について説明する。
今燃焼フアン22及び電磁弁26に通電し燃焼
バーナ4を燃焼させ且つ温風フアン9を駆動させ
れば、燃焼バーナ4の燃焼で発生した燃焼ガスは
触媒体8で有害成分を除去された後、温風フアン
9により送風される室内空気と共に吹出口11か
ら室内に放出され該室内を温風によつて良好に暖
房するものである。
又この時空気清浄器も作動させれば、送風フア
ン17の駆動でフイルター装置21を通過するこ
とで大きな塵を除去された室内空気が吸込口16
を介して送風フアン17内に流入した後、空気清
浄室12内に流通することで、該空気清浄室12
内の集塵ユニツト14のマイナス放電によつて空
気中の微細な塵・タバコの煙り・悪臭・カビ・ダ
ニ等の浮遊物が除去され、そして上方の放出口1
5から室内に再び放出され、順次これを繰り返し
て室内の空気清浄を暖房と共に行うものであり、
極めて便利である。
更に暖房と空気清浄作動は上記のように同時で
も又それぞれ単独でも作動させることが出来自由
に行えるものである。
次に集塵ユニツト14に塵・煙り等が多量に付
着して電流値が200μA以上になると電極間に火花
が飛び放電が起こる、すると二次側コイルL3
一瞬過電流が流れ、そしてこれに伴つて一次側コ
イルL1・L2にも過電流が流れることとなるので、
これを電圧検知回路38が検知し抵抗R8の電流
値が減ることでホトカプラ36が消灯し、この信
号が制御回路31に入りリレー37を通電させる
ことで、リレー接点37aが開成して高圧回路2
9への通電を停止させ空気清浄作動を中断させる
ものであり、又これと同時にランプ等を点灯させ
て集塵ユニツト14の掃除が必要であることを報
知するようにしても良いものである。
更に集塵ユニツト14を空気清浄室12より抜
き取つた場合には、集塵ユニツト14の受電極部
19との接続が外れた瞬間に送電極部20間の電
圧が変化するので、上記同様にこれを昇圧トラン
ス34を介して電圧検知回路38が検知し、リレ
ー37を通電させて高圧回路29の通電を停止し
て、集塵ユニツト14抜き取り後高圧の送電極部
20に接触することによる感電事故を確実に防止
するものであり、又受電極部19と送電極部20
との接続は、集塵ユニツト14を空気清浄室12
内に完全に収納した状態で該集塵ユニツト14後
端壁で行われるので、集塵ユニツト14抜き取り
時はすでに該集塵ユニツト14への高電圧の送電
は停止し、従つて空気清浄室12より突出した集
塵ユニツト14に接触して感電する等の危険もな
く常に安心て使用出来るものである。
更に受電極部19と送電極部20との接続不良
等が生じた場合にも、この接続不良を電圧変動と
して検知して電圧検知回路38によつて高圧回路
29の通電が停止され安全が確保されるものであ
る。
<考案の効果> 要するにこの考案は、室内空気を清浄する空気
清浄室12を枠体1内に備え、更にこの空気清浄
室12内には高圧回路29からの高圧電流を受け
静電式の集塵を行う集塵ユニツト14を入出自在
に収納したものに於いて、前記高圧回路29内に
は集塵ユニツト14が接続される送電極部20の
電圧を検知し、異常電圧で高圧回路29の通電を
停止させる電圧検知回路38を備え、該電圧検知
回路38により集塵ユニツト14の取り外しを送
電極部20の異常電圧として検知し、高圧回路2
9の通電を自動的に停止させるようにしたもので
あるから、集塵ユニツトの取り外し検知用に別部
品のマイクロスイツチ等を備える必要がなく、高
圧回路中の電圧検知回路を利用して行うようにし
たので、信頼性に富み常に確実な作動が行えるも
のであり、更にマイクロスイツチ等が不用の為部
品点数が少なく安価で済みしかも配線の引き回し
等の必要もないので極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例を付した空気清浄器
付き暖房器具の正面断面図、第2図は同側断面
図、第3図は同集塵ユニツトの要部断面図、第4
図は同電気回路図。 1……枠体、12……空気清浄室、14……集
塵ユニツト、20……送電極部、29……高圧回
路、38……電圧検知回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内空気を清浄する空気清浄室12を枠体1内
    に備え、更にこの空気清浄室12内には高圧回路
    29からの高圧電流を受け静電式の集塵を行う集
    塵ユニツト14を入出自在に収納したものに於い
    て、前記高圧回路29内には集塵ユニツト14が
    接続される送電極部20の電圧を検知し、異常電
    圧で高圧回路29の通電を停止させる電圧検知回
    路38を備え、該電圧検知回路38により集塵ユ
    ニツト14の取り外しを送電極部20の異常電圧
    として検知し、高圧回路29の通電を自動的に停
    止させるようにした事を特徴とする空気清浄器付
    き暖房器具。
JP1987177755U 1987-11-21 1987-11-21 Expired - Lifetime JPH0517530Y2 (ja)

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