JPH0517395Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0517395Y2
JPH0517395Y2 JP4265888U JP4265888U JPH0517395Y2 JP H0517395 Y2 JPH0517395 Y2 JP H0517395Y2 JP 4265888 U JP4265888 U JP 4265888U JP 4265888 U JP4265888 U JP 4265888U JP H0517395 Y2 JPH0517395 Y2 JP H0517395Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
temperature
throttle valve
rotation
valve opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4265888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01145959U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4265888U priority Critical patent/JPH0517395Y2/ja
Publication of JPH01145959U publication Critical patent/JPH01145959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0517395Y2 publication Critical patent/JPH0517395Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、モータアクチユエータによるスロ
ツトル弁制御装置に関する。
《従来の技術》 従来、この種のモータアクチユエータによるス
ロツトル弁制御装置として、特開昭60−128943号
公報に示されるものや、特開昭61−16033号公報
に示されるシステムが考えられている。
これらの装置では、モータアクチユエータが制
御装置から送出される動作信号によりスロツトル
弁の開度を連続的に調整できるように構成されて
いる。
ところが、これらのモータアクチユエータは雰
囲気温度の変化あるいはモータアクチユエータ自
体の発熱等により動作特性か変化して、スロツト
ル弁の開閉動作が温度により異なつてしまうとい
う不具合が生じ、エンジンの出力を正確に制御し
ようとする場合の障害になつていた。
そこで、より精度の高い制御を達成しようとし
て、モータアクチユエータ自体に温度センサを備
え、検出した温度に基づいてモータアクチユエー
タに与えられる動作信号を補正するようにしたも
のがある。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながらこのような方法では、実際に動作
特性を左右するモータアクチユエータに内蔵され
たコイル自体の温度を温度センサが正確に検知す
るのは難しく、またコイル自体の温度が急激に変
化した場合の追随に時間がかかり精度の点で充分
ではなかつた。しかも温度センサを新たに設置す
ることでコストアツプにつながるという問題があ
る。
《考案の目的 この考案はこのような従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その目的とするところは
モータアクチユエータに温度センサを設けること
なく動作特性の温度変化を補正可能としたモータ
アクチユエータによるスロツトル弁制御装置を提
供することにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この考案に係る装
置は第1図に示されるように構成され、スロツト
ル弁の回転軸を駆動する直流モータaと、 上記スロツトル弁の回転軸と連動しスロツトル
弁の開度を検出する弁開度検出手段bと、 与えられた弁開度指令値と、上記弁開度検出手
段bで得られた現在の弁開度に基づいて上記モー
タaに送出される駆動信号を制御する制御手段c
と、 上記モータaの回転を抑止させる回転抑止手段
dと、 該回転抑止手段dにより上記モータaの回転を
抑止させた状態でのモータロツク電流を検出する
電流検出手段eと、 該モータロツク電流値に基づいて上記モータa
のコイル部の温度値を検出する温度検出手段f
と、 この温度検出手段fにより得られた温度値に基
づいて上記モータaに送出される駆動信号を補正
する温度補正手段gと、 を備えたことを特徴とする。
《作用》 この考案では、制御しゆだんによつて弁開度指
令値と弁開度検出手段により検出されたスロツト
ル弁の開度に基づいてモータに送出される駆動信
号を制御する。
そして、モータ回転抑止手段によつてモータの
回転を抑止し、この抑止された状態でのモータロ
ツク電流値を電流検出手段によつて検出し、この
電流値に基づき、温度検出手段によりモータのコ
イル部の温度値を検出する。
そして温度補正手段は、この温度値に基づき上
記制御手段からモータに送出される駆動信号を補
正する。
《実施例》 第2図はこの考案の実施例の構成を示すブロツ
ク図である。
同図に示すようにこの装置は、スロツトル弁1
の回転軸2に一体的に連結された電動機からなる
モータアクチユエータ3と、スロツトル弁1の回
転軸2の他端に設けられた弁開度センサ4と、モ
ータアクチユエータ3に駆動電流を送出する駆動
回路部5と、この駆動回路部5から得られる温度
検出信号および弁開度センサ4から得られる弁開
度信号および上位の制御指示部(図示せず)より
与えられる開度指令値信号が入力され、同時に駆
動回路部5に送出する正逆転信号およびオン・オ
フ信号を出力する制御部6から構成されている。
第3図は駆動回路部5の詳細を示す回路図であ
る。
同図に示すようにこの駆動回路部5は、正逆転
信号およびオン・オフ信号がそれぞれ入力される
ANDゲートG1,G2と、これらのANDゲート
G1,G2何れかの出力によりスイツチング動作
をするトランジスタ55〜58と、これらのトラ
ンジスタ55〜58のベース部にそれぞれ接続さ
れた抵抗51〜54と、モータアクチユエータ3
の接地側に直列に接続されたプルダウン抵抗59
とにより構成されている。
次にこの駆動回路部5の動作について説明す
る。制御部6より正逆転信号“1”とオン・オフ
信号“1”が入力されると、ANDゲートG1の
出力は“1”に、ANDゲートG2の出力は“0”
になる。ANDゲートG1の出力は抵抗51を介
してトランジスタ55をオンにし、同時に抵抗5
4を介してトランジスタ58をオンにする。その
結果、電源電圧VBがトランジスタ55、モータ
アクチユエータ3、トランジスタ58、プルダウ
ン抵抗59の順に加えられる。この時のモータア
クチユエータ3には矢示F方向に電流が流れ、正
転方向に回転駆動される。
同様にして正逆転信号“0”とオン・オフ信号
“1”が入力されると、ANDゲートG1の出力は
“0”に、ANDゲートG2の出力は“1”にな
り、トランジスタ56とトランジスタ57がオン
となる。その結果、電源電圧VBがトランジスタ
57、モータアクチユエータ3、トランジスタ5
6、プルダウン抵抗59の順に加えられ、モータ
アクチユエータ3の電流方向は矢示Rとなり、逆
転方向に回転駆動される。
第4図は制御部6の構成を示すブロツク図であ
る。
同図に示すようにこの制御部6は、CPU61、
ROM62、RAM63等からなるマイクロコン
ピユータにより構成されている。マイクロコンピ
ユータには、内部バス64を介してA/D変換器
65,66が接続され、A/D変換器65には駆
動回路部5より得られる温度検出信号が、A/D
変換器66には弁開度センサ4から得られる弁開
度信号がそれぞれ入力されている。
さらにこの制御部6には開度指令値信号が入力
されるとともに、正逆転信号、オン・オフ信号が
出力される。
次にこの考案の特徴であるところの温度補正に
ついて、第5図のフローチヤートを参照しながら
説明する。
スロツトル弁1の始動時および作動中周期的に
制御部6より全開指令を出力(ステツプ501)す
る。
すると制御部6より正転信号、オン信号の出力
を開始し、モータアクチユエータ3には電源電圧
VBが印加される。
次いで弁開度信号により「全開」になつたか確
認(ステツプ502)する。
この確認した状態、つまりモータアクチユエー
タ3の回転が抑止された状態で、第6図に示すよ
うに時間T2が経過してモータアクチユエータ3
を流れる電流値が安定したところで、温度検出信
号を制御部6に取り込む(ステツプ503)。
この温度検出信号は第3図のA点における電位
であり、電源電圧VBをモータアクチユエータ3
のコイル相当分の抵抗値とプルダウン抵抗59の
抵抗値で按分して得られる電圧である。
周知のようにモータアクチユエータ3のコイル
相当分の抵抗値は、高温になるに従い大きくなる
からモータアクチユエータ3が昇温すればその分
温度検出信号の電圧が低くなる。
第7図は固定(弁全開により弁はストツパに当
たり、固定状態となる)されたモータアクチユエ
ータ3に流れる電流値、つまり回転が抑止された
モータアクチユエータ3に流れる電流値と温度の
関係を示したものであり、高温になるに従い抵抗
が増して電流値が減少することが示されている。
さらに時間T1が経過した後、制御部6から出
力されている正転信号およびオン信号の送出を停
止する(ステツプ504)。
次いで温度検出信号の電流値から温度を算出し
て(ステツプ505)、処理が終了する。
以上の処理により算出された温度値は制御部6
のRAM63内に格納され、以後のスロツトル弁
1の開閉操作の際、モータアクチユエータ3に送
出される正逆転信号およびオン・オフ信号を補正
するために用いられる。
このようにして遂次、モータアクチユエータ自
体の温度変化をモータロツク電流値から算出しそ
の値によりモータアクチユエータに加えられる駆
動電流を補正することにより、モータアクチユエ
ータ3自身の発熱および雰囲気温度による動作特
性の変化が解消され、より正確なスロツトル弁1
の開度制御が可能になる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案では、従来の装置
が必要としていたモータ用温度センサの取付が不
要になり、装置のコストダウンと小型化が達成で
きるとともにモータのコイル部における正確な温
度が検知されることにより高精度の温度補正が実
現できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図、第2図はこの考案に
係る実施例の構成を示すブロツク図、第3図は第
2図中の駆動回路部5の詳細図、第4図は第2図
中の制御部6の詳細図、第5図は温度検出信号取
り込み動作を説明するフローチヤート、第6図は
モータアクチユエータに印加する電圧とそれに対
応する電流の変化を示す図、第7図はモータアク
チユエータにおける温度と電流の関係を示す図で
ある。 a……直流モータ、b……弁開度検出手段、c
……制御手段、d……回転抑止手段、e……電流
検出手段、f……温度検出手段、g……温度補正
手段、1……スロツトル弁、2……回転軸、3…
…モータアクチユエータ、4……弁開度センサ、
5……駆動回路部、51〜54……抵抗、55〜
58……トランジスタ、59……プルダウン抵
抗、6……制御部、61……CPU、62……
ROM、63……RAM、64……内部バス、6
5,66……A/D変換器、G1,G2……
ANDゲート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スロツトル弁の回転軸を駆動する直流モータ
    と、 上記スロツトル弁の回転軸と連動しスロツトル
    弁の開度を検出する弁開度検出手段と、 与えられた弁開度指令値と、上記弁開度検出手
    段で得られた現在の弁開度に基づいて上記モータ
    に送出される駆動信号を制御する制御手段と、 上記モータの回転を抑止させる回転抑止手段
    と、 該回転抑止手段により上記モータの回転を抑止
    させた状態でのモータロツク電流を検出する電流
    検出手段と、 該モータロツク電流値に基づいて上記モータの
    コイル部の温度値を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段により得られた温度値に基づ
    いて上記モータに送出される駆動信号を補正する
    温度補正手段と、 を備えたことを特徴とするスロツトル弁制御装
    置。
JP4265888U 1988-03-30 1988-03-30 Expired - Lifetime JPH0517395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265888U JPH0517395Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4265888U JPH0517395Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01145959U JPH01145959U (ja) 1989-10-06
JPH0517395Y2 true JPH0517395Y2 (ja) 1993-05-11

Family

ID=31269067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4265888U Expired - Lifetime JPH0517395Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0517395Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129887B2 (ja) * 1993-08-09 2001-01-31 新キャタピラー三菱株式会社 エンジン回転数制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01145959U (ja) 1989-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5150021A (en) Method of controlling electric power steering apparatus
JPH08207801A (ja) 電気アシスト・ステアリング・システムにおいてモータ・ストール条件を検出する方法及び装置
US5880565A (en) Actuator controller
US6034495A (en) Apparatus for detecting pinching of an object in a power window
US7538514B2 (en) Systems and methods for controlling torque of a motor
JPH0517395Y2 (ja)
US5433283A (en) Apparatus for controlling a throttle plate of a carburetor of an internal combustion engine in response to loss of traction by a driving wheel, or other similar condition
JP3189717B2 (ja) スロットル制御装置
US6639374B2 (en) Method and device for controlling DC servomotor for driving rotating load
EP1495944A1 (en) Motor-driven power steering apparatus
JP3354633B2 (ja) ステッピングモータ駆動装置
JPH05214967A (ja) 復帰装置における故障検出装置
JPS6161356B2 (ja)
JPH0519553Y2 (ja)
JP2756709B2 (ja) 全電気式動力舵取装置の操舵状態判定方法
JP3802576B2 (ja) 車両の駆動ユニットを制御する方法と装置
JP3349784B2 (ja) ステッピングモータの駆動装置
CN114270010A (zh) 移动体移动装置
JP4021186B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
KR100193418B1 (ko) 엔진 스로틀밸브 위치제어장치
JP2505558B2 (ja) 車両用スロットル弁の制御装置
JP2004052676A (ja) スロットルバルブ装置
JPH07150860A (ja) 開閉体駆動制御装置の制御方法
JP2002084776A (ja) モータ制御装置
JPH099691A (ja) ステッピングモータ駆動制御装置