JPH05172731A - 粒子検出方法 - Google Patents

粒子検出方法

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Publication number
JPH05172731A
JPH05172731A JP3341386A JP34138691A JPH05172731A JP H05172731 A JPH05172731 A JP H05172731A JP 3341386 A JP3341386 A JP 3341386A JP 34138691 A JP34138691 A JP 34138691A JP H05172731 A JPH05172731 A JP H05172731A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
particles
sheet
particle
tube
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3341386A
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English (en)
Inventor
Kazuya Tomikawa
一也 富川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は光を使用して粒子を検出する粒子を
検出する粒子検出方法に関し、高精度に粒子を検出する
ことを目的とする。 【構成】 光源11からの照射光11aをハーフミラー
12により分光し、それぞれの照射光11a1 ,11a
2 をガルバノメータ13a1 ,13a2 により、管15
の直径より広いシート光14a1 ,14a2 を形成す
る。このシート光14a1 ,14a2 を管15の側部水
平方向より角度θ1 ,θ2 で照射し、二次元のCCDが
配列された検出部17で該管16の斜め断面全域を受光
する。そして、検出部17からの画像信号17aで処理
部18により粒子15の数及び形状を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を使用して粒子を検
出する粒子検出方法に関する。
【0002】近年、半導体製造においては、半導体の配
線パターンの微細化が急速に進んでおり、配線パターン
が微細になるに伴い、半導体の製造時に不良となるIC
が増加し、歩留りを低下している。この半導体不良の原
因の一つに粒子による半導体製造プロセスへの影響が挙
げられる。
【0003】従って、粒子による半導体製造時の不良を
減少させるために、粒子の粒径、数量等を高精度に検出
する必要がある。
【0004】
【従来の技術】図5に、従来の粒子検出を説明するため
の図を示す。図5(A)は側面方向よりみた概念図であ
り、図5(B)は上面方向よりみた概念図である。
【0005】図5(A),(B)は、例えば、半導体製
造工程で使用される真空室を真空にする場合の吸引パイ
プ内で粒子を検出する場合を示している。図5(A),
(B)において、吸引パイプ31内を種々の粒径の粒子
32が、図面上、上方より下方に移動される。この吸引
パイプ31に、光源(図示せず)より水平に該吸引パイ
プ31の直径より小さい幅を有する(又は収束される)
レーザ光33(He−Neレーザ、半導体レーザ)が照
射される。
【0006】この場合、粒子32にレーザ光33が照射
されると、該粒子32が反射により散乱光を発する。こ
の散乱光を、レーザ光33と所定の角度で配置された一
次元の受光センサで構成される検出器34により受光す
る。すなわち、受光したか否かで粒子32の数量が計数
され、受光量により当該粒子32の粒径を判別すること
ができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粒子を検出す
る場合、粒子からの散乱光によって判別することから、
吸引パイプ31内のレーザ光33が照射されない部分を
通過する粒子が検出できないと共に、大きな粒子の影に
小さな粒子に位置した場合にはレーザ光33が照射され
ずに検出できないこととなり、検出精度が低いという問
題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、高精度に粒子の検出を行う粒子検出方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明方法の原
理説明図を示す。図1において、第1の工程は、光源か
らの光を所定数に分光し、それぞれ分光した光より前記
管の直径より広いシート光を形成する。第2の工程は、
該所定数のシート光を、粒子が通過する所定の管の側部
水平方向より所定角度で照射する。第3の工程では、該
管内の該シート光が照射された照射領域に位置する粒子
からの散乱光を、該シート光の方向と所定角度で二次元
的に受光する。そして、第4の工程では、該受光された
画像信号により、該粒子の数及び形状を検出する。
【0010】
【作用】上述のように、粒子が通過する管の直径より広
いシート光を所定数形成して、該管に、側部水平方向よ
り所定角度で照射する。これにより、管内を通過する総
てが測定対象となり、しかも、例えば2つのシート光を
照射することであるシート光の照射領域で重なる粒子
も、他のシート光で照射されることとなり、検査もれを
防止することが可能となる。
【0011】そして、このシート光が照射された管の照
射領域に粒子からの散乱光を、該シート光と所定角度
(例えば略直角)で2次元に受光する。
【0012】従って、2次元の受光の画像信号より該粒
子の数及び形状を検出することにより、同時に複数の粒
子を高精度に検出することが可能となる。
【0013】
【実施例】図2に、本発明方法の一実施例の構成図を示
す。図2において、粒子検出装置10は、例えば、半導
体レーザの光源11からの照射光(レーザ光)11aが
ハーフミラー12を介して二つの照射光(レーザ光)1
1a1 ,11a2 に分光される。
【0014】ハーフミラー12からの一方のレーザ光1
1a1 はガルバノメータ13a1 によりシート光14a
1 が形成されて粒子15が通過する透明管16に照射さ
れる。また、ハーフミラー12からの他方のレーザ光1
1a2 はガルバノメータ13a2 によりシート光14a
2 が形成されて透明管16に照射される。ガルバノメー
タ13a1 ,13a2 は1枚の反射鏡を振動させてレー
ザ光11a1 ,11a 2 を走査するもので、透明管16
の直径以上の幅のシート光14a1 ,14a2 を形成す
る。
【0015】そして、シート光14a1 は、透明管16
に側部水平方向より角度θ1 で照射され、シート光14
2 は角度θ2 で照射される。このシート光14a1
14a2 に略直角方向には検出部17が位置する。検出
部17は、例えば二次元のCCD(Charge Coupled Dev
ice )を使用したもので、受光により粒子の画像信号1
7aを処理部18に出力する。
【0016】処理部18は、検出部17からの粒子15
の画像信号17aより、一般的な画像処理により該粒子
15の数及び形状を検出するものである。
【0017】ここで、図3に、図2の一適用例の構成図
を示す。図3において、例えば半導体製造における配線
パターンの形成が真空室21内で行われる場合、真空室
21は真空源(図示せず)より透明管である吸引パイプ
16を介して吸引される。この吸引パイプ16には粒子
検出装置10が備え付けられており、該粒子検出装置1
0に設けられた表示部22を真空室21の観測窓23よ
り観測する。
【0018】すなわち、真空室21を真空にする場合
に、吸引パイプ16を介して粒子(15)を含むエアを
吸引するもので、該吸引パイプ16を通過する粒子(1
5)を粒子検出装置10により測定するものである。
【0019】次に、図4に、図2の動作を説明するため
の図を示す。図4(A)は側面方向よりみた概念図であ
り、図4(B)は上面方向よりみた概念図である。
【0020】図4(A),(B)において、透明管(吸
引パイプ)16の側部水平方向より角度θ1 ,θ2 で二
つのシート光14a1 ,14a2 が照射される。透明管
16内の該シート光14a1 ,14a2 の照射領域に粒
子15が位置すると、該粒子15でシート光14a1
14a2 が反射して散乱光24が発生する。
【0021】検出部17は、二次元のCCDが使用され
ており、透明管16の断面全域の画像を受光するもの
で、粒子15の散乱光24を受光する。この粒子15の
散乱光24は、シート光14a1 によって発生している
場合と、シート光14a2 によって発生している場合の
両方を受光することになる。従って、シート光14
1 ,14a2 の距離の差を、最小粒子の径(例えば0.
1 μm )の範囲内になるように角度θ1 とθ2 とを極め
て近い値で設定すれば、一つの粒子を二つのシート光1
4a1 ,14a2 により、一度の撮像で散乱光24を受
光することができる。
【0022】すなわち、二つのシート光14a1 ,14
2 を微小の差で照射することにより、一つのシート光
14a1 (14a2 )上で重なる粒径の異なる粒子15
をマスクさせることなしに、確実に照射することができ
る。
【0023】これにより、総ての粒子15がシート光1
4a1 ,14a2 により照射されて発生する散乱光24
が漏れなく検出部17で受光される。この検出部17か
らの二次元の画像信号17aに基づいて処理部18によ
り、粒子15の数及び形状を検出する。これにより、複
数の粒子を同時に、かつ高精度に検出することができる
ものである。
【0024】このように、図3に示すような真空室21
内で粒子の数、形状を検出できることは、その発生原因
を容易に判別することが可能となり、クリーンな状態で
例えば微細な配線パターン等を形成することができるも
のである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、粒子が通
過する管の直径より広いシート光を所定数形成して、該
管の側部水平方向より所定角度で照射することにより、
複数の粒子を同時に、かつ、高精度に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理説明図である。
【図2】本発明方法の一実施例の構成図である。
【図3】図2の一適用例の構成図である。
【図4】図2の動作を説明するための構成図である。
【図5】従来の粒子検出を説明するための図である。
【符号の説明】
10 粒子検出装置 11 光源 11a,11a1 ,11a2 レーザ光 12 ハーフミラー 13a1 ,13a2 ガルバノメータ 14a1 ,14a2 シート光 15 粒子 16 透明管 17 検出部 18 処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の管(16)内を通過する粒子(1
    5)を検出する粒子検出方法において、 光源(11)からの光を所定数に分光し、それぞれ分光
    した光(11a1 ,11a2 )より前記管(16)の直
    径より広いシート光(14a1 ,14a2 )を形成する
    工程と、 該所定数のシート光(14a1 ,14a2 )を、前記管
    (16)の側部水平方向より所定角度(θ1 ,θ2 )で
    照射する工程と、 該管(16)内の該シート光(14a1 ,14a2 )が
    照射された照射領域に位置する粒子(15)からの散乱
    光(24)を、該シート光(14a1 ,14a 2 )の方
    向と所定角度で二次元的に受光する工程と、 該受光された画像信号(17a)により、該粒子(1
    5)の数及び形状を検出する工程と、 を含むことを特徴とする粒子検出方法。
JP3341386A 1991-12-24 1991-12-24 粒子検出方法 Withdrawn JPH05172731A (ja)

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JP3341386A Withdrawn JPH05172731A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 粒子検出方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221310A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Toto Ltd エアロゾル粒子径測定方法、装置およびそれを備える複合構造物作製装置
JP2007507705A (ja) * 2003-10-02 2007-03-29 ユニデータ ヨーロッパ リミテッド 微粒子検出器
JP2008527366A (ja) * 2005-01-14 2008-07-24 ユニデータ ヨーロッパ リミテッド 粒子状物質検出器

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Effective date: 19990311