JPH05172260A - 能動弁 - Google Patents
能動弁Info
- Publication number
- JPH05172260A JPH05172260A JP34349891A JP34349891A JPH05172260A JP H05172260 A JPH05172260 A JP H05172260A JP 34349891 A JP34349891 A JP 34349891A JP 34349891 A JP34349891 A JP 34349891A JP H05172260 A JPH05172260 A JP H05172260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pump
- elastic
- active valve
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流路に異物が付着しても弁機能を良好に維持
することができ、流入・流出方向が限定されることなく
流路コントロールを容易に行うことができる能動弁を提
供する。 【構成】 内容積の膨脹・収縮動作を行うポンプ12に
接続される能動弁11において、上記ポンプ11に接続
される一対の弾性体チューブ15,16と、これら弾性
体チューブ15,16のいずれか一方をピンチするピン
チ装置17とを備えているものである。
することができ、流入・流出方向が限定されることなく
流路コントロールを容易に行うことができる能動弁を提
供する。 【構成】 内容積の膨脹・収縮動作を行うポンプ12に
接続される能動弁11において、上記ポンプ11に接続
される一対の弾性体チューブ15,16と、これら弾性
体チューブ15,16のいずれか一方をピンチするピン
チ装置17とを備えているものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は能動弁に係り、特に弾性
体チューブを応用した新規な能動弁に関する。
体チューブを応用した新規な能動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来より用いられているフルー
ト弁を示すものである。図示されているように、フルー
ト弁1は円筒体等からなるダクト2と、該ダクト2の内
周部2aに設けられた弁座3と、該弁座3に着脱して上
記ダクト2内の流路4を開閉する弁体5とから成ってい
る。この弁体5は、上記ダクト2の内周部2aにおける
上記弁座3と相対向する位置に開閉自在に軸支されてい
る。
ト弁を示すものである。図示されているように、フルー
ト弁1は円筒体等からなるダクト2と、該ダクト2の内
周部2aに設けられた弁座3と、該弁座3に着脱して上
記ダクト2内の流路4を開閉する弁体5とから成ってい
る。この弁体5は、上記ダクト2の内周部2aにおける
上記弁座3と相対向する位置に開閉自在に軸支されてい
る。
【0003】すなわち、流体動圧により上記弁体5が動
かされて上記弁座3から離脱したときに上記流路4を開
放し、又、上記弁体5が弁座3に密着したときに上記流
路4を閉成することにより、弁機能を果たしている。
かされて上記弁座3から離脱したときに上記流路4を開
放し、又、上記弁体5が弁座3に密着したときに上記流
路4を閉成することにより、弁機能を果たしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のフル
ート弁1にあっては、上記弁座3にゴミ等の異物が付着
すると、上記弁体5と弁座3との密着が阻害されて弁機
能を果たさないという問題があった。
ート弁1にあっては、上記弁座3にゴミ等の異物が付着
すると、上記弁体5と弁座3との密着が阻害されて弁機
能を果たさないという問題があった。
【0005】また、上記弁体5は弁座3に着座すること
により弁機能を果たすので、該弁体5の流路4を閉成す
る方向に限定があり、一方向のみの開閉しかできない。
そのため、流入・流出方向が限られ、流路コントロール
を行うことができないという問題があった。
により弁機能を果たすので、該弁体5の流路4を閉成す
る方向に限定があり、一方向のみの開閉しかできない。
そのため、流入・流出方向が限られ、流路コントロール
を行うことができないという問題があった。
【0006】上記課題に鑑み、本発明の目的は、流路に
異物が付着しても弁機能を良好に維持することができ、
流入・流出方向が限定されることなく流路コントロール
を容易に行うことができる能動弁を提供するにある。
異物が付着しても弁機能を良好に維持することができ、
流入・流出方向が限定されることなく流路コントロール
を容易に行うことができる能動弁を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
る能動弁によれば、内容積の膨脹・収縮動作を行うポン
プに接続される能動弁において、上記ポンプに接続され
る一対の弾性体チューブと、これら弾性体チューブのい
ずれか一方をピンチするピンチ装置とを備えていること
により達成される。
る能動弁によれば、内容積の膨脹・収縮動作を行うポン
プに接続される能動弁において、上記ポンプに接続され
る一対の弾性体チューブと、これら弾性体チューブのい
ずれか一方をピンチするピンチ装置とを備えていること
により達成される。
【0008】
【作用】上記構成によれば、上記ポンプは、その内容積
の膨脹・収縮動作を行う。また、このポンプに接続され
た一対の弾性体チューブのいずれか一方は、ピンチ装置
によってピンチされる。
の膨脹・収縮動作を行う。また、このポンプに接続され
た一対の弾性体チューブのいずれか一方は、ピンチ装置
によってピンチされる。
【0009】従って、上記ポンプの膨脹・収縮行程に同
期させて、一対の弾性体チューブをピンチ装置にて交互
にピンチすることにより、各弾性体チューブに流入・流
出作用を持たせるものである。すなわち、上記ポンプの
内容積の膨脹に同期させて一方の弾性体チューブをピン
チ装置にてピンチすると、ピンチされていない他方の弾
性体チューブから流体が流入する。逆に、上記ポンプの
内容積の収縮に同期させて他方の弾性体チューブをピン
チ装置にてピンチすると、ピンチされていない一方の弾
性体チューブから流体が流出する。
期させて、一対の弾性体チューブをピンチ装置にて交互
にピンチすることにより、各弾性体チューブに流入・流
出作用を持たせるものである。すなわち、上記ポンプの
内容積の膨脹に同期させて一方の弾性体チューブをピン
チ装置にてピンチすると、ピンチされていない他方の弾
性体チューブから流体が流入する。逆に、上記ポンプの
内容積の収縮に同期させて他方の弾性体チューブをピン
チ装置にてピンチすると、ピンチされていない一方の弾
性体チューブから流体が流出する。
【0010】このように開弁時の弾性体チューブ内に
は、従来の弁座のような引掛かり部分がないので、ゴミ
等の異物が流路に付着しない。たとえ閉弁時の弾性体チ
ューブ内に異物が付着しても、上記ピンチ装置の動作に
より異物を簡単に除去することができ、弁機能が良好に
維持される。
は、従来の弁座のような引掛かり部分がないので、ゴミ
等の異物が流路に付着しない。たとえ閉弁時の弾性体チ
ューブ内に異物が付着しても、上記ピンチ装置の動作に
より異物を簡単に除去することができ、弁機能が良好に
維持される。
【0011】また、上記ポンプの膨脹・収縮行程とピン
チ装置の動作タイミングとを変化させることにより、流
入・流出方向を逆にすることができ、流路コントロール
が容易になされるものである。
チ装置の動作タイミングとを変化させることにより、流
入・流出方向を逆にすることができ、流路コントロール
が容易になされるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る能動弁の好適一実施例を
添付図面に基づいて詳述する。
添付図面に基づいて詳述する。
【0013】図1は、本発明に係る能動弁の一実施例を
示すものである。図示されているように、本実施例の能
動弁11が接続されるポンプ12は、筒体状のベローズ
12aの両端開口部を閉塞した密閉箱にて形成されてい
る。このポンプ12の一方の閉塞部12bには、一対の
チューブ取付口13,14が形成されている。各チュー
ブ取付口13,14の外周部には、波状の滑止加工が施
されている。そして、上記ポンプ12は、上記ベローズ
12aが伸長することにより、その内容積が膨脹し、該
ベローズ12aが縮長することにより、その内容積が収
縮するようになっている。
示すものである。図示されているように、本実施例の能
動弁11が接続されるポンプ12は、筒体状のベローズ
12aの両端開口部を閉塞した密閉箱にて形成されてい
る。このポンプ12の一方の閉塞部12bには、一対の
チューブ取付口13,14が形成されている。各チュー
ブ取付口13,14の外周部には、波状の滑止加工が施
されている。そして、上記ポンプ12は、上記ベローズ
12aが伸長することにより、その内容積が膨脹し、該
ベローズ12aが縮長することにより、その内容積が収
縮するようになっている。
【0014】また、各チューブ取付口13,14には、
図1乃至図3に示されているような弾性体チューブ1
5,16が差込まれている。これら弾性体チューブ1
5,16は、本実施例にあっては円筒体を呈しており、
例えば、ゴムや軟質合成樹脂等の弾性体にて形成されて
いる。
図1乃至図3に示されているような弾性体チューブ1
5,16が差込まれている。これら弾性体チューブ1
5,16は、本実施例にあっては円筒体を呈しており、
例えば、ゴムや軟質合成樹脂等の弾性体にて形成されて
いる。
【0015】さらに、これら弾性体チューブ15,16
の間には、これらのいずれか一方をピンチしてその内部
に区画された流路15a,16aを閉塞するためのピン
チ装置18が設けられている。このピンチ装置17は、
本実施例にあっては、例えば、アクチュエータにて形成
されている。このアクチュエータ17のピンチ動作は、
本実施例にあっては、上記ポンプ12の膨脹・収縮行程
に同期して一対の弾性体チューブ15,16を交互にピ
ンチするように成っている。
の間には、これらのいずれか一方をピンチしてその内部
に区画された流路15a,16aを閉塞するためのピン
チ装置18が設けられている。このピンチ装置17は、
本実施例にあっては、例えば、アクチュエータにて形成
されている。このアクチュエータ17のピンチ動作は、
本実施例にあっては、上記ポンプ12の膨脹・収縮行程
に同期して一対の弾性体チューブ15,16を交互にピ
ンチするように成っている。
【0016】すなわち、上記一対の弾性体チューブ1
5,16とアクチュエータ17とは、本実施例の能動弁
11を構成している。尚、上記ピンチ装置17は、上記
ポンプ12の膨脹・収縮行程にピンチ動作を同期させる
機構として、例えば、カム構造等を採用しても良い。
5,16とアクチュエータ17とは、本実施例の能動弁
11を構成している。尚、上記ピンチ装置17は、上記
ポンプ12の膨脹・収縮行程にピンチ動作を同期させる
機構として、例えば、カム構造等を採用しても良い。
【0017】上記実施例における作用を述べる。
【0018】上述したように、上記ポンプ12は、ベロ
ーズ12aの伸縮により、その内容積の膨脹・収縮し、
このポンプ12のチューブ取付口13,14に差込まれ
た一対の弾性体チューブ15,16のいずれか一方は、
アクチュエータ17によってピンチされる。そして、こ
のアクチュエータ17のピンチ動作は、上記ポンプ12
の膨脹・収縮行程に同期するように成っている。
ーズ12aの伸縮により、その内容積の膨脹・収縮し、
このポンプ12のチューブ取付口13,14に差込まれ
た一対の弾性体チューブ15,16のいずれか一方は、
アクチュエータ17によってピンチされる。そして、こ
のアクチュエータ17のピンチ動作は、上記ポンプ12
の膨脹・収縮行程に同期するように成っている。
【0019】従って、図2に示されているように、上記
ポンプ12のベローズ12aが伸長によるその内容積の
膨脹に同期させて一方の弾性体チューブ15をアクチュ
エータ17にてピンチすると、ピンチされていない他方
の弾性体チューブ16から流体が流入する。逆に、上記
ポンプ12のベローズ12aが縮長よるその内容積の収
縮に同期させて他方の弾性体チューブ16をアクチュエ
ータ17にてピンチすると、ピンチされていない一方の
弾性体チューブ15から流体が流出する。
ポンプ12のベローズ12aが伸長によるその内容積の
膨脹に同期させて一方の弾性体チューブ15をアクチュ
エータ17にてピンチすると、ピンチされていない他方
の弾性体チューブ16から流体が流入する。逆に、上記
ポンプ12のベローズ12aが縮長よるその内容積の収
縮に同期させて他方の弾性体チューブ16をアクチュエ
ータ17にてピンチすると、ピンチされていない一方の
弾性体チューブ15から流体が流出する。
【0020】このように上記ポンプ12の膨脹・収縮行
程に同期して一対の弾性体チューブ15,16をアクチ
ュエータ17にて交互にピンチすることにより、各弾性
体チューブ15,16に流入・流出作用を持たせるもの
である。従って、各弾性体チューブ15,16をピンチ
するだけであるので、開弁時の弾性体チューブ15,1
6内には、従来の弁座のような引掛かり部分がなく、ゴ
ミ等の異物が流路15a,16aに付着しない。たとえ
閉弁時の弾性体チューブ15,16内に異物が付着して
も、上記アクチュエータ17の動作により異物を簡単に
除去することができ、弁機能を良好に維持することがで
きる。
程に同期して一対の弾性体チューブ15,16をアクチ
ュエータ17にて交互にピンチすることにより、各弾性
体チューブ15,16に流入・流出作用を持たせるもの
である。従って、各弾性体チューブ15,16をピンチ
するだけであるので、開弁時の弾性体チューブ15,1
6内には、従来の弁座のような引掛かり部分がなく、ゴ
ミ等の異物が流路15a,16aに付着しない。たとえ
閉弁時の弾性体チューブ15,16内に異物が付着して
も、上記アクチュエータ17の動作により異物を簡単に
除去することができ、弁機能を良好に維持することがで
きる。
【0021】また、上記ポンプ12の膨脹・収縮行程と
アクチュエータ17の動作タイミングとを変化させるこ
とにより、流入・流出方向を逆にすることができ、流路
コントロールを容易に行うことができるものである。
アクチュエータ17の動作タイミングとを変化させるこ
とにより、流入・流出方向を逆にすることができ、流路
コントロールを容易に行うことができるものである。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る能動弁
によれば、流路に異物が付着しても弁機能を良好に維持
することができ、流入・流出方向が限定されることなく
流路コントロールを容易に行うことができるという優れ
た効果を発揮する。
によれば、流路に異物が付着しても弁機能を良好に維持
することができ、流入・流出方向が限定されることなく
流路コントロールを容易に行うことができるという優れ
た効果を発揮する。
【図1】本発明に係る能動弁の一実施例をポンプに接続
した状態を示す概略側断面図である。
した状態を示す概略側断面図である。
【図2】本発明に係る能動弁の一実施例における流入動
作を説明する概略斜視図である。
作を説明する概略斜視図である。
【図3】本発明に係る能動弁の一実施例における流出動
作を説明する概略斜視図である。
作を説明する概略斜視図である。
【図4】従来のフルート弁を示す概略側断面図である。
11 能動弁 12 ポンプ 15,16 弾性体チューブ 17 ピンチ装置
Claims (1)
- 【請求項1】 内容積の膨脹・収縮動作を行うポンプに
接続される能動弁において、上記ポンプに接続される一
対の弾性体チューブと、これら弾性体チューブのいずれ
か一方をピンチするピンチ装置とを備えていることを特
徴とする能動弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34349891A JPH05172260A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 能動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34349891A JPH05172260A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 能動弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05172260A true JPH05172260A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18361982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34349891A Pending JPH05172260A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 能動弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05172260A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008060973A1 (de) * | 2008-12-02 | 2010-06-10 | Az Industrietechnik Gmbh & Co. Kg | Entlüftungsventil für solarthermische Anlagen und dazugehöriges Verfahren |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP34349891A patent/JPH05172260A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008060973A1 (de) * | 2008-12-02 | 2010-06-10 | Az Industrietechnik Gmbh & Co. Kg | Entlüftungsventil für solarthermische Anlagen und dazugehöriges Verfahren |
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