JPH05172089A - 真空ポンプ - Google Patents

真空ポンプ

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Publication number
JPH05172089A
JPH05172089A JP34097391A JP34097391A JPH05172089A JP H05172089 A JPH05172089 A JP H05172089A JP 34097391 A JP34097391 A JP 34097391A JP 34097391 A JP34097391 A JP 34097391A JP H05172089 A JPH05172089 A JP H05172089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
exhaust passage
stator
chamber
pump case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34097391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
隆司 山本
Hiromitsu Maki
洋光 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP34097391A priority Critical patent/JPH05172089A/ja
Publication of JPH05172089A publication Critical patent/JPH05172089A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体製造プロセスで用いる反応性ガスの凝
固物を排気経路から簡易に除去し、そのメンテナンスに
要する時間及びコストを低減する。 【構成】 ステータ3の外周部に設ける環状凹入部30
とポンプケース1の胴部10との間に冷却水のチャンバ
ー6を形成すると共に、ポンプケース1をボルトを介し
てベース板に着脱自由に取付ける一方、少なくとも排気
口に近い排気後期に位置する排気流路2に対して、上段
側の排気流路2の出口部22とその下段側の排気流路2
の入口部21との間を、チャンバー5の内部に配設し、
取付フランジ72を介して着脱自由とした連絡配管7で
連結し、連絡配管7部分で冷却により固体の生成を促進
し、かつ、メンテナンス時の分解を容易化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造部門等で使
用され、排気流路に気体分子を旋回させて排気する所謂
渦流式のポンプ要素を備える真空ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の真空ポンプは、特開昭6
3−36096号公報に開示され且つ図3に示すよう
に、円筒形の胴部BをもつポンプケースCの内部に、環
状の排気流路Tを上下複数段にわたり設けたステータS
と、前記排気流路Tに臨む多数の羽根Fを上下複数段に
わたり周設したロータRとを配設し、モータMの駆動に
よりロータRを高速回転させて、半導体処理室等に接続
する吸気口Lから大気に開放する排気口Hに向けて、上
段側の排気流路TからステータSの内部に形成するの連
絡流路Jを経て下段側の排気流路Tに順次気体分子を導
き、その排気を行うようにしている。尚、図3中、Nは
渦流の発生を促進する円環コアである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のもので
は、半導体製造プロセスに用いられる反応性(凝縮性)
ガスが排気流路T及び連絡流路Jに流れるため、圧力が
比較的高まる排気後期の下流域において、そのガスが凝
固点に達して固体が生成され、この生成物が排気流路T
や連絡流路Jに付着したり或はステータSとロータRと
のシール隙間に詰まり、性能の低下を招く問題が起こ
る。そして、メンテナンスの必要性から、一定周期毎に
この生成物を取り除く洗浄作業を行なわなければならな
いが、この場合、上下の排気流路Tを連絡する連絡流路
JがステータSの内部に形成されているため、ステータ
SをポンプケースCから単独で取り出して、内部を分解
しなければならず、作業性が極めて悪く、時間とコスト
が著しくかかる問題がある。
【0004】本発明では、固体の生成を特定の部分で促
進させると共に、この部分の分解を容易にすることによ
り、固体生成物の除去作業を容易に行うことができる真
空ポンプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するため、筒形の胴部10をもつポンプケース1の内部
に、環状の排気流路2を上下複数段にわたり設けたステ
ータ3と、前記排気流路2に臨む多数の羽根4を上下複
数段にわたり周設したロータ5とを配設した真空ポンプ
において、前記ステータ3の外周部に凹入部30を設け
て、この凹入部30と前記胴部10との間に冷却媒体を
満たすチャンバー6を形成すると共に、前記ステータ3
の外周部に前記ポンプケース1を着脱自由に取り付ける
一方、少なくとも排気後期に位置する上段側の排気流路
2の出口部22とその下段側の排気流路2の入口部21
とを前記凹入部30の凹入壁面に開口させて、これら出
口部22と入口部21との間を、前記チャンバー5の内
部に配設する着脱自由な連絡配管7で連結した。
【0006】
【作用】連絡配管7が冷却媒体を満たしたチャンバー6
で冷却され、この連絡配管7の部分で固体の生成が促進
できるのであり、そして、ポンプケース1をステータ3
の外周部から取り外すと共に前記連絡配管7をステータ
3から取り外すことにより、この連絡配管7に付着した
固体の除去が容易に行えるのである。
【0007】
【実施例】図1に示すものは、円筒形の胴部10をもつ
ポンプケース1の内部に、内周面に環状の半円溝から成
る排気流路2を上下6段にわたり設けた円筒形のステー
タ3と、該ステータ3の内周面に外周面を近接させ、前
記各排気流路2に端部を臨ませた多数の傾斜状翼から成
る羽根4を上下6段にわたり周設したロータ5とを備え
た渦流型ポンプ要素8を配設すると共に、該ポンプ要素
8の上段部に、上部ステータ91と、外周部に複数のネ
ジ溝92を設けた上部ロータ93とを備えたネジ型ポン
プ要素9を配設した複合型の真空ポンプである。そし
て、モータハウジング11に配設するモータ12及びこ
れに直結する駆動軸13の駆動により、各ロータ5,9
3を各ステータ3,91に対して高速回転させ、半導体
処理室に接続する吸気口14から大気に開放する排気口
15に向けて順次排気を行うようにしている。尚、16
は軸受16a,16bへの供給油を溜める油溜である。
【0008】以上の構成で、ステータ3の外周部に円環
状の凹入部30を設けて、この凹入部30とポンプケー
ス1における胴部10との間に、冷却水等の冷却媒体を
満たす円環状のチャンバー6を形成し、このチャンバー
6に、下部取水口61と上部排水口62とを介して外部
循環ポンプを備える水配管を接続する。
【0009】又、ポンプケース1における胴部10の下
端にフランジ17を形成して、このフランジ17を、チ
ャンバー6の底部を閉鎖し且つモータ12の配設側と区
画するベース板60にボルト18を介して取り付け、こ
れによりステータ3の外周部にポンプケース1を着脱自
由に介装する。尚、ステータ3の外周部と胴部10の内
周部との間には、Oリングから成るシールリング19を
介装している。
【0010】更に、排気口15に近い排気後期に位置す
る4段の排気流路2に対して、各上段側の排気流路2の
出口部22とその下段側の排気流路2の入口部21とを
凹入部30の凹入壁面にそれぞれ開口させて、これら出
口部22と入口部21との間を、チャンバー5の内部に
配設する着脱自由な3本の連絡配管7でそれぞれ連結す
る。尚、排気前期に位置する上流側の排気流路2,2間
は、ステータ3の内周面に設ける連絡流路20を介して
連結している。もっとも、全ての排気流路2,2間に対
して前記同様な連絡配管7を配管してもよいし、又、最
も下流側の一対の排気流路2,2間のみに対して連絡配
管7を配管するようにしてもよい。
【0011】前記連絡配管7は、図2に明示するよう
に、両端部に、Oリングから成るシールリング71を把
持した取付フランジ72を固定しており、各取付フラン
ジ72を円周上に複数個配設するボルト73により凹入
部30の壁面に着脱自由に取付けるようにしている。
又、この連絡配管7の中間部には、径大部74を設けて
おり、この部分で固体の生成を一層促進できるようにし
ていると共に、この固体生成物の付着によっても通路面
積が一定以上確保できるようにしている。更に、取付フ
ランジ72を固定する連絡配管7の端部外周部には、断
熱材75を巻設しており、排気流路2の入口部21や出
口部22と連絡配管7との接続部近くで固体が生成され
る量を少なくし、通路の閉塞を未然に回避できるように
している。
【0012】以上の構成により、連絡配管7特にその径
大部74の部分がチャンバー6に満たされた冷却媒体で
冷却され、この径大部74の部分で固体の生成が促進で
きるのであり、そして、メンテナンス時、ポンプケース
1をボルト18を外してベース板60から取り外すと共
に、連絡配管7をボルト71を外してステータ3から取
り外すことにより、この連絡配管7に付着した固体の洗
浄が容易に行えると共に、適宜古くなった連絡配管7を
新品に簡易に交換することができ、そのメンテナンスに
要する作業時間及びコストを大幅に低減することができ
るのである。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明によれば、気体の排気中に
生成される反応性ガス等の固体生成物を除去するメンテ
ナンスの作業性が改善でき、このメンテナンスに要する
時間及びコストを低減することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空ポンプの断面図。
【図2】同要部の断面図。
【図3】従来の真空ポンプの断面図。
【符号の説明】
1 ポンプケース 2 排気流路 3 ステータ 4 羽根 5 ロータ 6 チャンバー 7 連絡配管 10 胴部 21 入口部 22 出口部 30 凹入部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形の胴部10をもつポンプケース1の内
    部に、環状の排気流路2を上下複数段にわたり設けたス
    テータ3と、前記排気流路2に臨む多数の羽根4を上下
    複数段にわたり周設したロータ5とを配設した真空ポン
    プにおいて、前記ステータ3の外周部に凹入部30を設
    けて、この凹入部30と前記胴部10との間に冷却媒体
    を満たすチャンバー6を形成すると共に、前記ステータ
    3の外周部に前記ポンプケース1を着脱自由に取り付け
    る一方、少なくとも排気後期に位置する上段側の排気流
    路2の出口部22とその下段側の排気流路2の入口部2
    1とを前記凹入部30の凹入壁面に開口させて、これら
    出口部22と入口部21との間を、前記チャンバー5の
    内部に配設する着脱自由な連絡配管7で連結しているこ
    とを特徴とする真空ポンプ。
JP34097391A 1991-12-24 1991-12-24 真空ポンプ Pending JPH05172089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34097391A JPH05172089A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 真空ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34097391A JPH05172089A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 真空ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05172089A true JPH05172089A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18342025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34097391A Pending JPH05172089A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 真空ポンプ

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JP (1) JPH05172089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303737A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Edwards Kk 真空ポンプ配管構造とその真空ポンプ配管の洗浄方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303737A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Edwards Kk 真空ポンプ配管構造とその真空ポンプ配管の洗浄方法

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