JPH05256284A - 回転突出ライナを有する液体リングポンプ用軸受流体分配システム - Google Patents

回転突出ライナを有する液体リングポンプ用軸受流体分配システム

Info

Publication number
JPH05256284A
JPH05256284A JP5009382A JP938293A JPH05256284A JP H05256284 A JPH05256284 A JP H05256284A JP 5009382 A JP5009382 A JP 5009382A JP 938293 A JP938293 A JP 938293A JP H05256284 A JPH05256284 A JP H05256284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
annular
bearing fluid
inner portion
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5009382A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas R Dardis
アール ダーディス トーマス
Douglas E Bissell
イー ビッセル ダグラス
Harold K Haavik
ケイ ハービク ハロルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nash Engineering Co
Original Assignee
Nash Engineering Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/824,187 external-priority patent/US5197863A/en
Application filed by Nash Engineering Co filed Critical Nash Engineering Co
Publication of JPH05256284A publication Critical patent/JPH05256284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C19/00Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
    • F04C19/002Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids with rotating outer members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C19/00Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
    • F04C19/005Details concerning the admission or discharge
    • F04C19/008Port members in the form of conical or cylindrical pieces situated in the centre of the impeller

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転突出ライナを有する液体リングポンプ用
の軸受流体を隙間内に良好に分配して前記ライナの始動
を容易にする軸受流体の環状流路を備えた液体リングポ
ンプを得る。 【構成】 液体リングポンプ10は、周囲の固定ハウジ
ング20との間にある環状隙間73内の軸受流体によっ
て支持される回転突出ライナ70を有する。ライナ70
は、軸28と同心状にハウジング20の内側に配置され
る。ハウジング本体22は内側部分22a及び外側部分
22bからなり、内側部分と外側部分により形成される
流路22cから前記隙間73へハウジング20を貫通し
て円周方向に離間した複数の開口部22eに対し軸受流
体を分配するためのハウジング内に形成された実質的環
状の流路22cを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液体リングポンプに係
り、更に詳細には、固定ハウジングの内側の環状流体軸
受により回転する突出ライナを有する液体リングポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】回転突出ライナを有する液体リングポン
プは、コルスマンの米国特許第2,609,139号お
よびロシア国特許第219,072号のような参考資料
により示されるごとく周知である。このようなポンプに
おいて、環状ライナはポンプの固定環状ハウジングの内
側にある環状流体軸受により支持される。ポンプ内のロ
ータの回転によって、ポンプ内のポンピング液体はライ
ナの内側に循環環状リングを形成する。このポンピング
液体の動きによって、ライナはポンピング液体の速度よ
りもいくらか少ない速度でその流体軸受により同じ方向
に回転する。固定ハウジングと直接接触して高速に循環
するポンピング液体の量を減ずるため、回転ライナはポ
ンプ内の流体摩擦損失を減少する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のこの種の先行技
術のポンプを示す周知の文献は、ポンプの周囲の複数点
におけるライナとハウジング間の環状隙間内へ軸受液体
を導入する必要性を認識する。例えば、これは幾つかの
円周方向に離間した点で液体リングからポンピング液体
を回収すると共に液体を回収点から連結された軸受液体
導入流路、すなわち開口部へ実質的に軸方向に運ぶこと
により達成されることができる。このアプローチは、幾
つかの利点がある。例えば、軸受流体としてリング液体
を使用することは望ましくない、すなわちできないかも
しれない。リング液体は軸受流体として使用するには十
分に清浄ではないかもしれない、言い換えればリング液
体とは異なる軸受流体を使用することが望ましいかもし
れない。本出願人に譲渡されているが、1990年12
月28日提出の継続米国特許出願第635,233号
(対応日本国出願:特願平3−338286号)で示さ
れるように(ここでは、これが参照される)、軸受流体
として使用するためにリングからの液体の回収を阻止し
得るライナは端壁部を有することができる。ロシア国特
許第219,072号に示されるような構造は、複数の
吐出口から軸受流体入口へリング液体を搬送するため
に、大量の外部配管を行う必要がある。この様な配管は
高価であり、用途によっては比較的壊れやすく、そして
少なくとも過度に複雑そうなポンプにしている。
【0004】前述の観点から、この発明の1つの目的
は、環状流体軸受により支持される回転ライナを有する
液体リングポンプを改良および簡易化することである。
【0005】更にこの発明の目的は、特にこの様なライ
ナが支持される液体リングポンプにおける回転ライナ上
の環状流体軸受への軸受流体の分配を改良しかつ簡易化
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらおよび他の本発明
の目的は、本発明の原理に従って、すなわち、流路から
環状軸受の隙間へ延在する円周方向に離間した複数の開
口部に軸受流体を分配するために、液体リングポンプの
ハウジング内に形成された円周方向に延在する少なくと
も1つの流路を使用することによって達成される。ハウ
ジングは、上記流路を提供するために幾つかの異なる方
法で構成され得る。例えば、ハウジングは同心状の内側
部分および外側部分からなり、これらの部分間に流路が
形成され得る。この内側および外側部分は、最初は互い
に別々にされてその後種々の方法で一緒にされるか、或
いは内側および外側部分は互いに一体的に形成されるこ
とができる。内側および外側部分は完全に環状構造に形
成されるか、或いは外側部分だけ又は内側および外側部
分の両方とも取り外し可能に互いに接続された複数(例
えば2つ)の半環状分割部から作ることができる。内側
部分と外側部分の両方がこのように分割される場合、こ
のことがライナへの出入を容易にする。代わりに、或い
は更に、外側部分がこのように分割された場合、流路お
よび連結された開口部への出入を容易にする。この外側
部分は開口部の保守を容易にするため、上記開口部の幾
つか又は全部が半径方向に揃えられた閉塞可能な入口部
分を有し得る。
【0007】本発明の更なる特徴並びにその特性および
利点は、添付図面および以下に述べる好適な実施例の詳
細な説明から一層明らかとなるであろう。
【0008】
【実施例】本発明の第1の例証となる実施例は、前述の
継続米国出願特許第635,233号(対応日本国出
願:特願平3−338286号)の図1および図2に示
されるものと同様である。この実施例は前記出願におい
て充分議論されているので、ここではこの実施例に関し
ては詳細に全部を繰り返す必要はないであろう。本発明
に特に直接関係のある特徴を強調して、この実施例の主
要な特徴のみを以下で述べる。添付図面の図1−図4
は、この実施例の現在関連した面を示す。
【0009】図1に示すように、本発明に従って構成さ
れる液体リングポンプ10は、環状本体22、ドライブ
端部カバープレート24、およびアイドル端部カバープ
レート26を含むハウジング20からなる。本体22は
軸28と同心である。ロータ40は、ドライブ端部カバ
ープレート24を通ってハウジング内に突き出るシャフ
ト30上のハウジング20の内側に装着される。シャフ
ト30の軸32周りの回転は、その軸周りにロータ40
を回転させる。軸32は、軸28と実質的に平行である
が、横方向には軸28からオフセットしている。
【0010】ロータ40は、複数の円周方向に離間し
て、半径方向および軸方向に延在するブレード44から
突出するハブ42を有する。ブレード44は、環状ドラ
イブ端部ロータシュラウド46と環状アイドル端部ロー
タシュラウド48との間に軸方向に延在する。ポート部
材50の円錘形台部分は、ロータ40のアイドル端部の
相補の円錘形台凹部内へ突出する。ポート部材50は、
ポンプにより圧縮されるべきガスをロータ40へ入れる
ためのガス吸込通路部52を備える。また、ポート部材
50は、ポンプにより圧縮されたガスをロータ40から
受け入れるためのガス吐出通路部54も備える。通路部
52および54は、それぞれ外部の吸込導管および吐出
導管(図示されず)に接続される。
【0011】ライナ70は、軸28と同心状にハウジン
グ20の内側に配置される。ライナ70は、環状本体7
2、本体72のドライブ端部に環状端壁部74、および
本体72のアイドル端部に環状端壁部76を備える。本
発明の好適な実施例には端壁部74および76に似たラ
イナ端壁部が含まれるけれども、所望ならば省略するこ
とができる。ライナ本体72は、小さな環状の隙間73
によりハウジング本体22から離される。ライナ端壁部
74および76もまた、小さな隙間によりハウジング2
0の隣接する固定部分から離される。軸受流体は、更に
詳細に後述するように、これらの隙間内へ導入される。
従って、ライナ70は軸28周りをこの流体軸受によっ
て回転することができる。
【0012】所定のポンピング液体(例えば、水)が、
(例えば、ポート部材50内の通路56を介して)ハウ
ジング20内へ導入されると共に維持される。シャフト
30によるロータ40の回転によって、ロータブレード
44はこの液体に連動するとともにそれを軸28と実質
的に同心状の循環環状リングに形成する。ロータ軸32
は軸28に対して偏心しているので、液体リングの内面
はガス吸込通路52に隣接するポンプ側の軸32から半
径方向の外側へ移動し、これによりガスをそのポンプ側
のロータブレード44間の空間に引き入れる。ポンプの
反対側では、液体リングの内面は軸32へ向かって半径
方向に移動し、これによりガスをそのポンプ側のロータ
ブレード間の空間内で圧縮する。この圧縮されたガス
は、ガス吐出通路54を通ってポンプから出て行く。回
転する液体リングはライナ70と接触するので、たとえ
液体リングよりも幾らか遅い速度であっても、ライナは
液体リングと同じ方向に回転する。ライナとハウジング
間の隙間73内の流体軸受は、この回転のためにライナ
を支持する。回転するライナが存在することによって、
このライナが固定ハウジングと接触する回転液体リング
の量を減少するので、ポンプ内の流体摩擦損失は低減す
る。
【0013】前記ライナ軸受流体が隙間73を介して良
好に分配されることを確実にするのはもちろん、ライナ
の始動を容易にするために、軸受流体(ポンピング液体
と同じか或いは他の適当な流体でもよい)を、ポンプの
周りに円周方向に離間している幾つかの点にて隙間73
内へ導入することが好ましい。図1−図4に示す実施例
において、これは2つの同心状の環状部分22aおよび
22bとしてハウジング20の本体22を構成すること
によって達成される。内側部分22aは、穴を開けられ
るか、さもなければその中に形成された半径方向に延在
する軸受流体吐出開口部22eを有する。これらの開口
部は、ポンプの周りの円周方向に、および可能ならばポ
ンプに沿った軸方向にも分配される。内側部分22a
は、その端部の各々に隣接する外側に延在するフランジ
を有し、これにより環状流路22cがこれらのフラン
ジ、内側部分22aの残部、および外側部分22b間に
形成される。軸受流体は、外側部分22b内の開口部2
2dを介して適当な圧力で流路22cへ供給される。上
記したように、この軸受流体は液体リングに使用される
ポンピング液体と同じでも良いし、或いは他の適当な流
体でも良い。開口部22dを介してポンプに入る軸受流
体はポンプ周りの円周方向に流路22c内を流れ、各開
口部22eを介して隙間73に入る。所望ならば、開口
部22eは、図4に示すように、例えば静水圧軸受力を
増加するためにそれらの出口に拡大プレナム22f付き
で構成されても良い。プレナム近傍で発生する流体静力
学的力がライナを支持し、これによりライナの回転始動
を容易にする。ライナの速度が増大すると、流体動力学
的フィルム潤滑がライナ上の半径方向負荷を支持する上
で一層重要となる。
【0014】本体22はどのような所望の方法によって
も製造することができる。例えば、内側部分22aは内
面及び外面を機械加工された青銅で造ることができ、一
方、外側部分22bは機械加工された内面を鋳鉄として
もよい。それから、内側部分22aは、外側部分22b
に適合するように押しつけられる。青銅製の内側部分
は、比較的腐食性の環境でさえも長いこと使用すること
ができる。鋳鉄製の外側部分は、低価格化に役立つ。
【0015】図5−図10は、図1−図4の実施例とお
およそ同様であるが、いくらかより長い(例えば、上記
米国特許出願第635,233号の図9に示されるよう
に)液体リングポンプに適し、そしてこれから述べるよ
うな他の特徴を備えるポンプ本体122の代替実施例を
示す。(上記出願において図9は単一の回転ライナを有
する両端部液体リングポンプを示すけれども、このよう
なポンプの各端部は別々の回転ライナを持つことができ
ることは理解されるであろう。更に、半径方向内側に突
出する中央シュラウドは、もっと完全に軸方向にポンプ
を分割するためにこのような別々のライナ間のハウジン
グ上に提供され得る。この原理は、所望ならば、ここで
述べられる比較的長いポンプのどの実施例においても使
用することができる。)図5−図10に示す実施例にお
いて、外側部分122b上の半径方向内側に延在する環
状端部フランジ122gは、第1実施例の内側部分12
2a上の半径方向に外側に突出する端部フランジに取っ
て代わる。外側部分122bはまた、外側部分122b
の長さに沿って中央に位置し、半径方向内側に延在する
第3の環状フランジ122hも有する。従って、内側部
分122aが図9及び図10に示されるように外側部分
122bに適合するように押圧されると、2つの環状流
路122cが形成される。また、中央に位置するフラン
ジ122hは内側部分122aを支持し、位置合わし、
そして補強もする。再度、内側部分122aは青銅また
は他のより高価だが比較的に耐腐食性で長磨耗性の材料
から造られるが、一方外側部分122bは鋳鉄のような
より低価格の材料から造られる。内側部分122aの内
側及び外側の面は好適に機械加工され、一方外側部分の
フランジ122g及び122hの各々の内側の面のみ機
械加工が要求される。2つの流路122c間を軸受流体
が漏れても問題ないので、フランジ122hおよび内側
部分122a間の合わせは、フランジ122gと内側部
分122a間の合わせほどきつくする必要はない。
【0016】内側部分122aは、円周方向に離間して
半径方向に内側部分を通って各環状流路122cから内
側部分の直ぐ内側にある環状軸受流体の隙間まで延在す
る複数の開口部122eを有する。開口部122eは内
側部分122aを貫通する穴として開けられてもよく、
これは回転ライナを支持する流体静力学的および流体動
力学的フィルム軸受流体を提供するために必要とされる
圧力および流速で部分122aの内側の環状隙間へ軸受
流体の吐出を可能にするのに必要な大きさを有してい
る。代わりに、開口部122eは、例えば図28−図3
0に示されるように構成されても良い。これらの図に示
されるように、各開口部122eは内側部分122aに
(または他の適当な実施例の匹敵するどの部分でも)開
口部内へ貫通するオリフィスプラグ600を備える。各
オリフィスプラグ600は、軸受流体を流路122c
(または他の実施例における同様のもの)から回転ライ
ナの外側の環状隙間73へ搬送するために、それを通っ
て形成された流体測定オリフィス602を有する。プラ
グ600が工具を内側部分122aの中へ或いは外へ通
すよう使用されることを可能にするために、工具収容凹
部604が各オリフィスプラグ600に用意される。こ
のように、オリフィスプラグ600は、測定オリフィス
602の保守のために取り外すことができる(例えば、
不十分な軸受流体の洗浄から蓄積され得る堆積物或いは
微粒子を除去するために測定オリフィスを定期的に洗浄
すること)。代わりに或いは更に、測定オリフィスの大
きさを変更することを所望ならば、プラグ600は取り
外したり、測定オリフィス602を有する他のプラグと
取り替えることができる。
【0017】ポンプからロータおよび回転可能ライナを
取り外す必要なく、開口部122e(このようなプラグ
が用いられる場合オリフィスプラグ600の除去および
交換を含む)の点検および/またはサービスを可能にす
るために、外側部分122bは各開口部122eと半径
方向に位置合わせされた閉塞可能な出入口ポート122
iを有する。プラグ(図6において122iiで示され
るものの中の代表的なもの)は、それを閉塞するために
各出入口ポート122iへ通される。どの開口部122
e(開口部構造の一部分として使用されるどのようなオ
リフィスプラグ600をも含む)へも出入りすることを
所望する場合、半径方向に整列されたポート122i内
のプラグは一時的に取り外されることができる。オリフ
ィスプラグ600が使用されるならば、ポート122i
は連結されたポートを介して各オリフィスプラグの除去
を可能にするのに好適には十分な大きさである。各流路
122cと連通する出入口ポート122iの内の1つ
は、その流路に対する軸受流体入口として使用すること
ができる。代わりに、どの出入口ポート122iをも妨
害しないように各流路122cに対して、別々の軸受流
体入口を用意することができる。
【0018】図11−図16は、外側部分222bが2
つの半環状の半分222b−1と222b−2で造られ
る代替の実施例を示す。これらの実施例における内側部
分222aは、調度説明した実施例の内側部分122a
と基本的には同じである。しかしながら、内側部分と外
側部分との間を押圧適合する代わりに、これらの実施例
においては、ゴム製のO−リング222jまたは適当な
ガスケットが内側部分のフランジ222g及び222h
と外側部分222bとの間で使用される。(図14およ
び図16は、端部フランジ222gが環状にかつ軸方向
の両方に動作可能なO−リングを有する一変形例を示
す。)開口部222kが、ポンプの軸端部におけるヘッ
ド部材(図示されない)の取付けを容易にするために用
意される。外側部分222bの両半分が、フランジ22
2n内の開口部222mを通るボルトによって一緒に固
定される。これは、内側および外側部分222aおよび
222b間をシールするためにO−リング222jを加
圧する。軸受流体は、外側部分222b−1と222b
−2の1つ又は両方の軸受流体入口222dを介して環
状軸受流体の分配流路222cの各々に供給される。外
側部分222b−1および222b−2の1つ又は両方
の取外しは、ポンプのロータまたは回転可能なライナを
取外すことなく、環状軸受流体流路222cと開口部2
22e(例えば、図28−図30に示されるように、オ
リフィスプラグ600を再度含んでもよい)への出入り
を可能にする。他に関して、図11−図16の実施例は
図5−図10の実施例と同様である。
【0019】図17−21は尚別の実施例を示し、そこ
ではポンプ本体322の内側部分322aは先に述べた
実施例におけるように環状部材であり、外側部分322
bは環状軸受流体分配流路322cの範囲を完成するた
めに内側部分の外側周囲に適合するストラップのような
部材である。内側部分322aは、この場合、流路32
2cを規定するのを手助けするためには使用されずに、
むしろポンプの端部部材(図示されない)の取付けを容
易にするためにのみ使用される端部フランジ322pを
有する。内側部分322aの端部フランジ322p間
は、1又はそれ以上の環状フランジ322qの組を有す
る。内側部分322aの円周方向のある位置において、
これらの組の各々のフランジ322qは軸方向に延在す
るフランジ322rによって相互接続される。各フラン
ジ322rは、それを通って穴開けされた円周方向に延
在する通路322sを有する。フランジ内の通路322
sと相互接続するために、半径方向に延在する通路32
2tが各フランジ322rの外面からフランジ内へ穴開
けされる。環状フランジ322q及び連結された軸方向
に延在するフランジ322rとの各組は、伸長された矩
形O−リングすなわちごく普通の平坦なガスケット32
2u(図20を参照のこと)を収容するための浅い溝部
を有する。このO−リングすなわち平坦なガスケット
は、一方の環状フランジ322q周りのその通路のほと
んどに延在し、軸方向のフランジ322rに沿って他方
のフランジ322qへ延び、そのフランジ322q周り
の反対方向に戻って延び、そして次に軸方向のフランジ
322rに沿って最初のフランジ322qへ戻って延在
する。O−リングすなわち平坦なガスケット322u
は、内側部分322aの外側から通路322tへ導く開
口部を囲い込まない。
【0020】フランジ322q及び一纏めにして連結さ
れた軸方向フランジ322rを通る通路322sとの各
組は、実質的に環状の、ストラップのような外側部分3
22bによって覆われる環状流路322cから構成され
る。外側部分322bは連結されたフランジ322qと
322r上に合せるが、連結されたフランジ322r内
の通路322tへの入口は覆わない。ボルト322v
は、外側部分322bの隣接する端部を互いに引っ張る
ために使用される。これは外側部分322bを連結され
たO−リングすなわちガスケット322u上で下方に締
め付け、これにより外側部分322bと内側部分322
aとの間のシールを形成する。導管322wに供給する
軸受流体は、通路322tの各々に取付けられる。
【0021】上記を除いては、図17−図21の実施例
は先に述べられた実施例と同様にすることができる。従
って、内側部分322aは各環状流路322cから内側
部分のすぐ内側にある軸受流体隙間へ導く円周方向に離
間した開口部322e(図28−図30に示されると共
に上記したようにオリフィスプラグ600を含んでも良
い)を有する。開口部(用いられるならば、オリフィス
プラグ600を含む)と連結された322cを出入りす
るために、各外側部分322bは(ボルト322vを介
して)弛められ、外側部分は連結されたフランジ322
qと322rを滑動させられることができる。
【0022】図22−図24は更にまた別の実施例を示
し、そこでは本体422の内側および外側部分が互いに
一体化されるけれども、本体は2つの半環状分割部42
2−1と422−2として形成される。各分割部422
−1および422−2は、円周方向に延在する2つの流
路422cと共に形成される。円周方向に離間する開口
部422e(この例において凹部604はプラグが取付
けられる場合、各オリフィスプラグの内側端部上である
けれども、図28−図30に示されるこの種のオリフィ
スプラグを再び含むことができる)は、軸受流体を流路
422cから本体のすぐ内側にある環状軸受流体隙間へ
分配するために、これらの流路の内壁を貫通して形成さ
れる。分割部422−1および422−2は、環状流路
422cと共に完全に環状構造を形成するために、それ
らのフランジ422nにて互いに結合される。各流路4
22cには、流路の外壁を貫通する開口部(図示されな
い)を経由して軸受流体が供給される。一方の分割部
(例えば、422−2)上の整合ピン422xは、2つ
の分割部の正確な位置合わせを手伝って確実にするため
に、他方の分割部(例えば、422−1)内の穴部42
2yに収容される。穴部422kが、ポンプの端部部材
取付け用に用意される(図示されない)。開口部422
e(用いられるならば、オリフィスプラグ600を含
む)および流路422cと同様に、本体422のすぐ内
側の軸受流体隙間は、更にポンプの分解をすることな
く、分割部422−1および422−2の一方又は両方
を取り外すことにより点検および保守をすることができ
る。
【0023】尚また、別の本発明の実施例が図25−図
27に示される。調度述べられた実施例におけるよう
に、この実施例における本体522の内側および外側部
分は、再度一体化される。しかしながら、この実施例に
おいては、内側部分522aと外側部分522bとの間
の本体522は、製造を容易にするために(例えば、鋳
造することによって)オープン状態にされる。限定され
た円周方向の長さの補強リブ522zが、ポンプ周りの
円周方向に離間した位置において、内側部分522aと
外側部分522bとの間に残される。また、内側および
外側部分522aおよび522bは、本体522の軸端
部間の中間点に位置する環状接続部522aaにより互
いに結合される。従って、環状接続部522aaは部分
522aと522bとの間の残りの空間を2つの環状流
路522cに分割する。これらの流路の軸端部は、ポン
プの端部部材(例えば、図27における端部部材52
4)により閉じられる。軸受流体は、外側部分522b
内の開口部を介して各流路522cに供給される。この
流体は、内側部分522aを貫通する開口部522eを
介して本体522のすぐ内側の隙間に分配される。開口
部522eは、ポンプ周りの円周方向に離間して設けら
れる。再度、これらの開口部は図28−図30に示され
ると共に上記したように、オリフィスプラグ600を備
えても良い。図5−図10に示される実施例におけるよ
うに、各開口部522eは、外側部分522bを貫通す
る連結され軸方向に揃えられた出入口ポート522iを
有する。出入口ポート522iは、通常、プラグにより
閉じられる(図示されない)が、開口部522e(用い
られるならば、オリフィスプラグ600を含む)の点検
および保守のような目的のために開けられることができ
る。
【0024】以上説明したことは、単に本発明の原理を
開示したものに過ぎず、種々の変形が本発明の範囲並び
に精神を逸脱することなく可能であることは、当業者に
は理解されるであろう。例えば、軸受流体の分配用の開
口部22e,122e,222e,322e,422e
および522eの数及び配置は、所望のように大きく変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従って構成された液体リングポ
ンプの第1実施例を示す縦方向概略断面図である。
【図2】図1のポンプの特定要素の縦方向(図3におけ
る線2−2に沿った)概略断面図である。
【図3】図2に示すポンプ要素の軸方向概略端面図であ
る。
【図4】本発明に係る可能な変形例を示す図2の部分と
同様の概略断面図である。
【図5】この発明の別の代替実施例の一要素を示す図3
と同様の概略端面図である。
【図6】図5における線6−6に沿った断面図である。
【図7】図5に示される実施例の別の要素を示す図5と
同様の概略端面図である。
【図8】図7における線8−8に沿った断面図である。
【図9】組み立てられた状態での図5と図7の要素を示
す図7と同様の概略端面図である。
【図10】図9における線10−10に沿った断面図で
ある。
【図11】本発明の更に別の代替実施例の一部分の概略
斜視図である。
【図12】図11の実施例の別の部分の軸方向概略端面
図である。
【図13】図12における線13−13に沿った断面図
である。
【図14】可能な変形例を示す図13の上部左の角部と
同様の概略断面図である。
【図15】図11−図13の実施例の部分の概略斜視図
である。
【図16】図14の変形例に適合させた図15の部分と
同様の概略斜視図である。
【図17】本発明の更に別の代替実施例の部分の概略斜
視図である。
【図18】図17における線18−18に沿った断面図
である。
【図19】図17および図18の実施例の別の部分の概
略斜視図である。
【図20】図17−図19の実施例において使用するた
めのO−リングガスケット部材の立面図である。
【図21】図18の要素上で組み立てられた図19と図
20の要素を有する図18における線21−21に沿っ
た概略部分断面図である。
【図22】本発明のなお更に別の代替実施例の一部分の
概略立面図である。
【図23】図22に示される部分の軸方向概略端面図で
ある。
【図24】図22および図23に示される部分と一致さ
せる部分の概略斜視図である。
【図25】本発明のなお更に別の代替実施例の一部分の
軸方向概略端面図である。
【図26】図25における線26−26に沿った断面図
である。
【図27】図26の部分と同等であり、どの様に図26
に示される部分とポンプの別の部分とを一致させること
ができるかを示す断面図である。
【図28】本発明のポンプの代表的部分がどの様に構築
されるかをより詳細に示す図10(また、幾つかの別の
実施例にも適用可能であるが)における線28−28に
沿った部分断面図である。
【図29】図28に示される装置の一部分を示す図28
において矢印29−29により指示された方向に見た図
である。
【図30】図29に示される部分の側面図である。
【符号の説明】
10 液体リングポンプ 20 ハウジング 22 環状本体 22a 内側部分 22b 外側部分 22c 環状流路 22d,22e 開口部 22f プレナム 24 ドライブ端部カバープレート 26 アイドル端部カバープレート 28,32 軸 30 シャフト 40 ロータ 42 ハブ 44 ブレード 46 環状ドライブ端部ロータシュラウド 48 環状アイドル端部ロータシュラウド 50 ポート部材 52 ガス吸込通路部 54 ガス吐出通路部 70 ライナ 72 環状本体 73 隙間 74,76 環状端壁部 122 ポンプ本体 122a 内側部分 122b 外側部分 122c 環状流路 122e 開口部 122g 環状端部フランジ 122h,322q 環状フランジ 122i 出入口ポート 222a,322a 内側部分 222b,322b 外側部分 222g,222h フランジ 222j O−リング 222k 開口部 222n,222m フランジ 322p 端部フランジ 322u ガスケット 600 オリフィスプラグ 602 流体測定オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダグラス イー ビッセル アメリカ合衆国、コネチカット 06606、 ブリッジポート、ロバーツ ストリート 203番 (72)発明者 ハロルド ケイ ハービク アメリカ合衆国、コネチカット 06854、 ノーウォーク、アール ストリート 6番

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ハウジングと、ポンプ内に維持され
    る液体を循環リングに形成するために前記ハウジング内
    に回転可能に装着されたロータと、および前記ハウジン
    グ内に配置されると共にライナ部材とハウジングとの間
    の環状隙間内の軸受流体により前記ハウジングに対して
    回転するために支持される環状ライナ部材とを備え、前
    記ハウジングは内側部分と外側部分からなり、これらの
    部分間の流路を規定するために前記外側部分は前記内側
    部分から部分的に半径方向に離間し、前記内側部分は前
    記流路から前記隙間へ軸受流体を入れるための円周方向
    に離間した少なくとも2つの開口部を有していて、 前記開口部の各々と連結され、前記連結された開口部と
    実質的な半径方向に位置合わせされた前記外側部分を貫
    通して延在する各出入口ポートと、および前記出入口ポ
    ートの各々を取り外し可能に閉塞するための手段とを備
    えることを特徴とする液体リングポンプ。
  2. 【請求項2】 前記開口部の各々は、前記内側部分に装
    着されたオリフィスプラグ部材に配置されることを更に
    特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記オリフィスプラグ部材の各々は、取
    り外し可能に前記内側部分に装着されることを更に特徴
    とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記オリフィスプラグ部材の各々は、前
    記内側部分内へ貫通されることを更に特徴とする請求項
    3記載の装置。
  5. 【請求項5】 固定ハウジングと、ポンプ内に維持され
    る液体を循環リングに形成するために前記ハウジング内
    に回転可能に装着されたロータと、および前記ハウジン
    グ内に配置されると共にライナ部材とハウジングとの間
    の環状隙間内の軸受流体により前記ハウジングに対して
    回転するために支持される環状ライナ部材とを備え、前
    記ハウジングは実質的環状の内側および外側部分からな
    り、これらの部分の両方とも実質的に前記隙間と同心状
    であり、これらの部分間の流路を規定するために前記外
    側部分は前記内側部分から少なくとも部分的に半径方向
    に離間し、前記内側部分は前記流路から前記隙間へ軸受
    流体を入れるための円周方向に離間した少なくとも2つ
    の開口部を有していて、前記内側および外側部分と同心
    状にある軸に平行に互いに適合するよう押圧されること
    によって組立てられることを特徴とする液体リングポン
    プ。
  6. 【請求項6】 固定ハウジングと、ポンプ内に維持され
    る液体を循環リングに形成するために前記ハウジング内
    に回転可能に装着されたロータと、および前記ハウジン
    グ内に配置されると共にライナ部材とハウジングとの間
    の環状隙間内の軸受流体により前記ハウジングに対して
    回転するために支持される環状ライナ部材とを備え、前
    記ハウジングは実質的環状の内側部分と実質的環状の外
    側部分からなり、これらの部分間の流路を規定するため
    に前記外側部分は前記内側部分から少なくとも部分的に
    半径方向に離間し、前記内側部分は前記流路から前記隙
    間へ軸受流体を入れるための円周方向に離間した少なく
    とも2つの開口部を有していて、少なくとも前記外側部
    分は、少なくとも2つの半環状分割部と、前記実質的環
    状の外側部分を形成するために前記分割部を一緒に取り
    外し可能に連結する手段とから構成されることを特徴と
    する液体リングポンプ。
  7. 【請求項7】 前記内側および外側部分の各々は、少な
    くとも2つの半環状分割部と、前記実質的環状の内側お
    よび外側部分を形成するために前記分割部を一緒に取り
    外し可能に連結するための手段とからから構成されるこ
    とを更に特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記内側部材の前記半環状分割部の各々
    は、前記外側部分の半環状分割部の前記半径方向に隣接
    する分割部と一体化されることを更に特徴とする請求項
    7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記半環状分割部の各々は、円周方向に
    おいて環形の約半分であることを更に特徴とする請求項
    6記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記半環状分割部の各々は、円周方向
    において環形の約半分であることを更に特徴とする請求
    項7記載の装置。
  11. 【請求項11】 固定ハウジングと、ポンプ内に維持さ
    れる液体を循環リングに形成するために前記ハウジング
    内に回転可能に装着されたロータと、および前記ハウジ
    ング内に配置されると共にライナ部材とハウジングとの
    間の環状隙間内の軸受流体により前記ハウジングに対し
    て回転するために支持される環状ライナ部材とを備え、
    前記ハウジングは第1および第2の軸方向に離間し円周
    方向に延在する前記第1の部分から半径方向に外へ突出
    するフランジを有する内側部分と、および前記部分間の
    流路を規定するために前記フランジ間の軸方向の空間に
    広がる外側部分からなり、前記内側部分は前記流路から
    前記隙間へ軸受流体を入れるための円周方向に離間した
    少なくとも2つの開口部を有していて、前記外側部分
    が、 円周方向に離間した端部を有すると共に前記フランジ間
    の軸方向の間隔よりも広く、その幅が前記フランジ間の
    軸方向間隔に及ぶように前記内側部分上に取り外し可能
    に配置できる半環状部材と、および前記フランジに対し
    て前記半環状部材を密閉するために互いの方向に取り外
    し可能に引っ張る手段と、から構成されることを特徴と
    する液体リングポンプ。
  12. 【請求項12】 前記内側部分は前記フランジ間の軸方
    向に延在するリブとから更に構成され、および前記引っ
    張る手段は前記半環状部材を前記リブに対し更に密閉す
    るために前記リブの方へ前記端部を引っ張ることを特徴
    とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記リブは前記リブの半径方向外面に
    ある入口から前記フランジ間の隙間内への通路を有し、
    前記引っ張る手段は前記入口を開状態のままにし、およ
    び軸受流体は前記入口へ供給されることを更に特徴とす
    る請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のフランジの半径方向外面に
    沿って前記リブへ、前記リブの半径方向外面に沿って前
    記第2のフランジへ、前記第2のフランジ裏面の半径方
    向外面に沿って、および前記リブ裏面の半径方向外面に
    沿って、前記第1フランジへ延在する環状密閉部材によ
    って更に特徴付けられる請求項12記載の装置。
  15. 【請求項15】 固定ハウジングと、ポンプ内に維持さ
    れる液体を循環リングに形成するために前記ハウジング
    内に回転可能に装着されたロータと、および前記ハウジ
    ング内に配置されると共にライナ部材とハウジングとの
    間の環状隙間内の軸受流体により前記ハウジングに対し
    て回転するために支持される環状ライナ部材とを備え、
    前記ハウジングは前記隙間と実質的に各々が同心状の、
    実質的環状の内側及び外側部分を備え、前記内側および
    外側部分は互いに一体化されるが前記部分間の流路を規
    定するためにお互いから部分的に半径方向に離間し、前
    記内側部分は前記流路から前記隙間へ軸受流体を入れる
    ための円周方向に離間した少なくとも2つの開口部を有
    し、かつ、前記内側および外側部分は対向する第1及び
    第2の軸端部を有していて、前記第1及び第2の軸端部
    の少なくとも一方は前記流路と連通する開口部を有する
    ことを特徴とする液体リングポンプ。
  16. 【請求項16】 固定ハウジングと、ポンプ内に維持さ
    れる液体を循環リングに形成するために前記ハウジング
    内に回転可能に装着されたロータと、および前記ハウジ
    ング内に配置されると共にライナ部材とハウジングとの
    間の環状隙間内の軸受流体により前記ハウジングに対し
    て回転するために支持される環状ライナ部材とを備え、
    前記ハウジングは内側部分と外側部分からなり、外側部
    分は少なくとも前記部分間の流路を規定するために部分
    的に前記内側部分から半径方向に離間し、前記内側部分
    は前記流路から前記隙間へ軸受流体を入れるための円周
    方向に離間した少なくとも2つの開口部を有していて、
    前記内側および外側部分がそれぞれ異なる材料から造ら
    れることを特徴とする液体リングポンプ。
  17. 【請求項17】 前記内側部分が比較的高価な耐腐蝕性
    材料で造られると共に前記外側部分が比較的安価な材料
    で造られることを更に特徴とする請求項16記載の装
    置。
  18. 【請求項18】 前記内側部分が青銅で造られると共に
    外側部分が鋳鉄で造られることを特徴とする請求項17
    記載の装置。
JP5009382A 1992-01-22 1993-01-22 回転突出ライナを有する液体リングポンプ用軸受流体分配システム Pending JPH05256284A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/824,187 US5197863A (en) 1990-12-28 1992-01-22 Bearing fluid distribution systems for liquid ring pumps with rotating lobe liners
US07/824187 1992-01-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256284A true JPH05256284A (ja) 1993-10-05

Family

ID=25240819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5009382A Pending JPH05256284A (ja) 1992-01-22 1993-01-22 回転突出ライナを有する液体リングポンプ用軸受流体分配システム

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JPH05256284A (ja)
KR (1) KR930016672A (ja)
BR (1) BR9300236A (ja)
CA (1) CA2087331A1 (ja)
FI (1) FI930069A (ja)
GB (1) GB2263504B (ja)
ZA (1) ZA93172B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516974A (ja) * 2009-02-05 2012-07-26 ガードナー デンヴァー ナッシュ エルエルシー ライナー付き液封式ポンプ
CN112091452A (zh) * 2020-10-21 2020-12-18 淄博水环真空泵厂有限公司 特大型高压水环真空泵异形内壁衬套及其加工装配方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5961295A (en) * 1997-07-03 1999-10-05 The Nash Engineering Company Mixed flow liquid ring pumps
GB2476118A (en) * 2009-12-14 2011-06-15 Cutes Corp Liquid ring vacuum pump with a rotatable casing and gas bearing

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100300A (en) * 1990-12-28 1992-03-31 The Nash Engineering Company Liquid ring pumps having rotating lobe liners with end walls

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516974A (ja) * 2009-02-05 2012-07-26 ガードナー デンヴァー ナッシュ エルエルシー ライナー付き液封式ポンプ
CN112091452A (zh) * 2020-10-21 2020-12-18 淄博水环真空泵厂有限公司 特大型高压水环真空泵异形内壁衬套及其加工装配方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB2263504A (en) 1993-07-28
GB9301027D0 (en) 1993-03-10
FI930069A0 (fi) 1993-01-08
KR930016672A (ko) 1993-08-26
CA2087331A1 (en) 1993-07-23
BR9300236A (pt) 1993-07-27
FI930069A (fi) 1993-07-23
ZA93172B (en) 1993-08-18
GB2263504B (en) 1995-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5197863A (en) Bearing fluid distribution systems for liquid ring pumps with rotating lobe liners
US5100300A (en) Liquid ring pumps having rotating lobe liners with end walls
EP0746683B1 (en) Pump with fluid bearing
US5269664A (en) Magnetically coupled centrifugal pump
KR100388157B1 (ko) 전주류형펌프
US8430657B2 (en) Pump having modular shaft bearings and seals
US4588358A (en) Rotary vane evacuating pump
CA2150293C (en) Centrifugal pump
KR100198475B1 (ko) 다단식 진공 펌프
US3677659A (en) Multi-stage pump and components therefor
JPS6085B2 (ja) 分離装置
KR20180110044A (ko) 스크루 압축기
US5364245A (en) Dry-running twin-shaft vacuum pump
US3457869A (en) Centrifugal pumps
JPH05256284A (ja) 回転突出ライナを有する液体リングポンプ用軸受流体分配システム
US20080038120A1 (en) Two stage conical liquid ring pump having removable manifold, shims and first and second stage head o-ring receiving boss
CA2051330C (en) Pump stuffing box with heat exchange device
JPS6350556B2 (ja)
US6354808B1 (en) Modular liquid ring vacuum pumps and compressors
US6591807B1 (en) Combination comprising a main unit and at least one add-on functional unit
KR100320288B1 (ko) 전주류형펌프
RU2309296C1 (ru) Черпаковый электронасос
US6033196A (en) Rotary pump
US2928585A (en) Multi-rotor hydroturbine pump
US20130209251A1 (en) Seal arrangement along the shaft of a liquid ring pump