JP2001241396A - 多段モータポンプ - Google Patents

多段モータポンプ

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JP2001241396A
JP2001241396A JP2000054210A JP2000054210A JP2001241396A JP 2001241396 A JP2001241396 A JP 2001241396A JP 2000054210 A JP2000054210 A JP 2000054210A JP 2000054210 A JP2000054210 A JP 2000054210A JP 2001241396 A JP2001241396 A JP 2001241396A
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Masakazu Yamamoto
雅和 山本
Yoshio Miyake
良男 三宅
Katsuji Iijima
克自 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管との接続方向に関する自由度を高めるこ
とができ、禁油および脱脂処理も容易にできるコンパク
トな多段モータポンプを提供する。 【解決手段】 モータ固定子9を収容しモータ固定子9
の外周部に取扱液の流路を構成するモータフレーム2
と、モータフレーム2の軸方向の一端に軸方向から見た
取付角度を変更可能に設けられる第1のポンプケーシン
グ1と、モータフレーム2の軸方向の他端に軸方向から
見た取付角度を変更可能に設けられる第2のポンプケー
シング3と、第1のポンプケーシング1及び第2のポン
プケーシング3の双方に少なくとも1個ずつ内包される
羽根車15,16と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段モータポンプ
に係り、特に、主軸の両端に羽根車を配置した多段モー
タポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、全周流型のキャンドモータの
主軸の両端に羽根車を配置して軸推力のバランスをと
り、インバータを利用して高速回転で駆動する高揚程の
多段モータポンプが知られている。例えば、板金製のポ
ンプ外筒にポンプ吸込口及びポンプ吐出口を設け、外筒
の内部に直列4段(即ち、モータの主軸の両端に羽根車
を2段ずつ配置している)の羽根車を収容した立型多段
モータポンプである。
【0003】この種のポンプは、揚程200mクラスの
高揚程ポンプとして製品化されており、モータの高速化
によってポンプが小型化されている点や、キャンドモー
タであるため液漏れがない点などの特徴から、例えば、
逆浸透膜へ圧力水を供給するためのポンプとして純水製
造装置や、洗浄用ノズルに圧力水を供給するためのポン
プとして各種の洗浄装置に組み込まれて使用される場合
が多い。このような装置内で使用されるポンプでは、一
般的に、小型・コンパクト・省スペースであること、
メンテナンスフリーであること、取扱液を汚さない
こと、ポンプと配管との接続方向が変更可能であるな
どのオプション対応が容易であること、が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ポンプなどでは、上記要求のうち〜を満たすことは
できるが、については十分に満たすことができなかっ
た。即ち、従来の多段モータポンプにおいては、ポンプ
吸込口及びポンプ吐出口が板金製のポンプ外筒に溶接固
定されているので、ポンプ吸込口及びポンプ吐出口の位
置を後で変更することができず、配管との接続方向が限
定されることになる。従って、このようなポンプを装置
の共通部品として予め多数用意した後で、ポンプを各顧
客の仕様に合わせてその都度変更、設計する場合には、
時として不合理な配管の取廻しが必要となり、例えば、
ポンプを含む装置全体が大きくなってしまうなどの不都
合があった。
【0005】また、このような多段モータポンプとは別
に、例えば、ポンプ内に納められたモータを跨いで1段
目の羽根車を収容するポンプケーシングと2段目の羽根
車を収容するポンプケーシングとを連結する配管が必要
とされるポンプもある。このような場合には、この配管
のために結果としてポンプ吸込口及びポンプ吐出口の方
向を自由に定めることができず、上述と同様の不都合が
生じていた。
【0006】更に、上述したような用途に利用されるポ
ンプは、ポンプ内部に油脂成分などが残留しないように
内部を洗浄する処理(いわゆる禁油および脱脂処理)を
施す必要があるが、先に述べたポンプでは、板金製のポ
ンプ吸込口及びポンプ吐出口などが溶接により固定さ
れ、ポンプ全体が一体に成形されるものであるため、上
記禁油および脱脂処理の作業に手間がかかる。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、配管との接続方向に関する自由
度を高めることができ、禁油および脱脂処理も容易にで
きるコンパクトな多段モータポンプを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような従来技術にお
ける問題点を解決するために、本発明の第1の態様は、
モータ固定子を収容しモータ固定子の外周部に取扱液の
流路を構成するモータフレームと、該モータフレームの
軸方向の一端に軸方向から見た取付角度を変更可能に設
けられる第1のポンプケーシングと、前記モータフレー
ムの軸方向の他端に軸方向から見た取付角度を変更可能
に設けられる第2のポンプケーシングと、第1のポンプ
ケーシング及び第2のポンプケーシングの双方に少なく
とも1個ずつ内包される羽根車と、を備えたことを特徴
とするものである。また、本発明の第2の態様は、モー
タ固定子の外周部に取扱液の流路を構成するモータと、
該モータの軸方向の一端に軸方向から見た取付角度を変
更可能に設けられる第1のポンプケーシングと、第1の
ポンプケーシング内に設けられ前記モータ固定子外周部
の流路に取扱液を導く第1の羽根車と、前記モータの軸
方向の他端に軸方向から見た取付角度を変更可能に設け
られる第2のポンプケーシングと、第2のポンプケーシ
ング内に設けられ前記モータ固定子外周部の流路から取
扱液を導く第2の羽根車とを備え、第1の羽根車と第2
の羽根車の吸込部の向きを逆にしたことを特徴とするも
のである。
【0009】これにより、ポンプを各顧客の仕様に合わ
せて変更、設計する場合においても配管との接続部分で
ある取扱液を吸い込む吸込部(例えば、吸込ノズル)又
は吐き出す吐出部(例えば、吐出ノズル)の方向を変更
することができるので、無駄な配管の取廻しが不要とな
り、ポンプを含む装置全体をコンパクトにすることがで
きる。また、本発明の第二の態様によれば、軸方向のス
ラスト荷重のバランスをとることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多段モータポ
ンプの第一の実施形態について図1を参照して詳細に説
明する。図1は、本実施形態に係る多段モータポンプの
縦断面図である。本実施形態に係る多段モータポンプ
は、図1に示すように、吸込側ポンプケーシング1、モ
ータフレーム2、吐出側ポンプケーシング3、ケーシン
グカバー4およびキャンドモータ5から基本的に構成さ
れる。本実施形態においては、吸込側ポンプケーシング
1が第一のポンプケーシングを構成し、吐出側ポンプケ
ーシング3が第二のポンプケーシングを構成するものと
して説明するが、第一のポンプケーシングを吐出側のポ
ンプケーシングとして構成し、第二のポンプケーシング
を吸込側のポンプケーシングとして構成することも可能
である。
【0011】モータフレーム2は、内部にキャンドモー
タ5のモータ固定子9を収納する第1の筒状部6と、第
1の筒状部6の外側に設けられる第2の筒状部7と、第
2の筒状部7の外周部に設けられた周波数変換器取付用
の平面座8とを、ステンレス鋳鋼材にて一体的に成形し
たものである。ここで、第1の筒状部6と第2の筒状部
7との間には取扱流体が流れる流路S1が形成されてい
る。
【0012】第1の筒状部6の内部にはモータ固定子9
が焼き嵌め又は圧入固定され、このモータ固定子9の内
側には、主軸10に焼き嵌め固定されたモータ回転子1
1が回転可能に収容される。また、第1の筒状部6の軸
方向上端には、ステンレス鋳鋼材から成型されるモータ
フレーム側板12が密封溶接されている。上記平面座8
は平坦面を有しており、この平面座に周波数変換器(図
示せず)を収容するケース13が取付けられている。
【0013】キャンドモータ5の主軸10の両端には、
羽根車15,16がそれぞれ1枚ずつ固定されており、
これらの羽根車15,16には、軸方向外方に開口した
吸込部15a,16aが形成されている。これらの羽根
車15,16はそれぞれ後述する吸込側ポンプケーシン
グ1及び吐出側ポンプケーシング3に収容される。羽根
車15,16はステンレス鋳鋼による鋳造成形品などが
適宜選択され、1段あたり100mに及ぶ高い揚程(圧
力)を発生させる。なお、図1においては、羽根車1
5,16にステンレス鋳鋼による鋳造成形品を使用した
場合とステンレス板金材をプレス成形および溶接したも
のを使用した場合を左右半分ずつ記載している。
【0014】主軸10はその両端においてモータフレー
ム2に設けられた軸受によって支承されている。これら
の軸受のうち、まず、主軸10の下方(1段目)の軸受
周辺部について説明する。軸受ブラケット20には、ラ
ジアル軸受21が設けられている。図中22はラジアル
軸受21と摺動部を形成するスリーブであり、スリーブ
22は座金23に当接している。また軸受ブラケット2
0は、第1の筒状部6の端部に当接している。
【0015】次に、主軸10の上方(2段目)の軸受周
辺部について説明する。軸受ブラケット30には、ラジ
アル軸受31と、固定側スラスト軸受32が設けられて
いる。ラジアル軸受31の端面は、固定側スラスト摺動
部材としての機能も付与されており、スラストディスク
33に保持された回転側スラスト軸受34がラジアル軸
受31の端面に摺接している。上記固定側スラスト軸受
32に対向して、回転側スラスト摺動部材である回転側
スラスト軸受35が設けられている。回転側スラスト軸
受34はスラストディスク36に固定されている。な
お、図中37はラジアル軸受22と摺動部を形成するス
リーブである。なお、上述したラジアル軸受21,3
1、スラスト軸受32,34,35、及びスリーブ2
2,37の材料は、セラミック材料の一種であるシリコ
ンカーバイドであり、軸受ブラケット20,30及びス
ラストディスク33,36の材料はステンレス鋼であ
る。
【0016】上記キャンドモータ5は2極の三相誘導電
動機であり、上記周波数変換器から供給される電力(例
えば125Hz、200V)によって毎分約7500回
転の高速回転で運転される。この結果、羽根車15,1
6を含むポンプの小型化が達成されている。このとき、
第1の筒状部16と第2の筒状部7との間の流路S1を
流れる取扱液によって、小型化され表面積も小さくなっ
たモータが効果的に冷却される。また、この取扱液は、
高速化に伴って生じる比較的周波数の高い騒音を遮音す
るとともに、上記周波数変換器を効果的に冷却する。
【0017】ここで、モータフレーム2の第2の筒状部
7の軸方向両側には、吸込側ポンプケーシング1と吐出
側ポンプケーシング3とがそれぞれ固定されている。即
ち、モータフレーム2の第2の筒状部7の軸方向両端に
は、取付部品との同軸度を確保するためのいんろう(図
示せず)及びボルト締結用のボルト座40,41がそれ
ぞれ設けられており、このボルト座40,41を介して
吸込側ポンプケーシング1と吐出側ポンプケーシング3
とが固定される。なお、モータフレーム2の第2の筒状
部7の軸方向両端にはそれぞれOリング42,43が配
置されており、このOリング42,43によってこれら
のポンプケーシング1,3及びモータフレーム2がシー
ルされている。
【0018】ここで、この第2の筒状部7と吸込側ポン
プケーシング1及び吐出側ポンプケーシング3とは、直
接接触するように構成されている。この結果、周波数変
換器の発生熱は、第2の筒状部7の内面から放熱される
だけでなく、上述の接触面から双方のポンプケーシング
1,3に伝わり、これらの内面からも効果的に放熱され
る。
【0019】吸込側ポンプケーシング1は吸込ノズル5
0を備えており、この吸込ノズル50から1段目の羽根
車15の吸込部15aに至る流路S2が形成されてい
る。また、この流路S2を形成する壁によって、羽根車
15の吸込部15aと上述の流路S1とを連通する流路
S3が形成されている。これにより、吸込側ポンプケー
シング1の吸込ノズル50から流路S2に吸い込まれた
流体は、1段目の羽根車15の吸込部15aを通って羽
根車15により昇圧される。そして、この昇圧された流
体は、流路S3を通って流路S1に流入する。
【0020】吐出側ポンプケーシング3には上記流路S
1に連通する流路S4と2段目の羽根車16の吐出部か
ら吐出ノズル60に至る流路S5とが形成されている。
ここで、吐出側ポンプケーシング3の上部には、ボルト
締結用のボルト座44が設けられており、このボルト座
44を介してケーシングカバー4が固定されている。こ
のケーシングカバー4には上記吐出側ポンプケーシング
3に形成された流路S4と連通する空間S6が設けられ
るとともに、吐出側ポンプケーシング3の中央部、即
ち、第2段の羽根車16の吸込部16aが位置する部分
は開口している。従って、上記第1段の羽根車15によ
り昇圧され流路S1に流入した流体は、吐出側ポンプケ
ーシング3の流路S4に導入され、ケーシングカバー4
の空間S6に至る。そして、流体はケーシングカバー4
の空間S6から羽根車16の吸込部16aを通って羽根
車16により昇圧され、流路S5を通って吐出側ポンプ
ケーシング3の吐出ノズル60から吐出される。
【0021】ところで、上記吸込側ポンプケーシング1
及び吐出側ポンプケーシング3は、それぞれ4本のボル
トを使用してモータフレーム2に固定されている。即
ち、モータフレーム2の第2の筒状部7のボルト座4
0,41は、第2の筒状部7の円周上に90度ずつの間
隔を置いて配置されており、これら4箇所のボルト座4
0,41によって上記ポンプケーシング1,3が第2の
筒状部7にそれぞれ固定されている。このようにするこ
とで、ポンプケーシングの吸込ノズル50又は吐出ノズ
ル60の方向を90度ずつ変更して固定配置することが
できる。図2(a)は図1の断面図における吸込ノズル
50及び吐出ノズル60の方向を示したものであるが、
図2(a)に示す配置だけでなく、図2(b)及び図2
(c)に示すように吸込ノズル50及び吐出ノズル60
の方向を適宜変更することができる。従って、例えば、
装置の設置環境等に合わせてポンプの吸込ノズル及び吐
出ノズルの方向を自由に変更することができる。また、
本発明に係る多段モータポンプは、吸込側ポンプケーシ
ング1、モータフレーム2、吐出側ポンプケーシング
3、ケーシングカバー4に分割される構造となってお
り、これらを容易に分離することができるので、従来の
多段モータポンプに比べて、禁油および脱脂処理が容易
になる。
【0022】なお、例えば、ポンプの要項を流量0.0
8(m/min)、揚程200(m)とし、羽根車段
数を2段、回転速度を7500(min−1)とした場
合には、ポンプ及び羽根車の設計上の指標となる比速度
Nsの値は、67(m/min,m,min−1)と
なる。この値は、羽根車をはじめとするハイドロモデル
の設計に次のような課題が生じる。即ち、比速度Ns<
70においては、ポンプ効率が著しく低くなる。このこ
とは、広く知られており、例えば「ターボ機械第27巻
第12号の43〜51ページ」等にも記載されている。
また、通常の羽根車設計手法によれば直径(羽根車出口
径)が110〜130(mm)程度、翼の幅(羽根車出
口幅)が1〜2mm程度になってしまい、鋳造による羽
根車の製作が困難であったり、ポンプが異物を吸い込ん
だ場合に詰まりを生じやすい。
【0023】そこで、本実施形態では、上記問題を解決
するために、羽根車の設計に次のような手法を用いてい
る。例えば、8枚翼で流量が4倍、即ち、0.32
(m/min)で羽根車を設計する。この羽根車の比
速度Nsの値は、134(m/min,m,min
−1)であるため、ポンプ効率が著しく低くなることは
なく、また、羽根車出口幅も2(mm)以上の値を確保
することができる。その上で、8枚翼によって形成さ
れる8つの羽根車流路のうち、6つの流路を埋めること
で取扱液が流れないようにし、流量が概ね0.08(m
/min)となるような羽根車とする。鋳造によって
製作する場合には、上述した6つの流路は予め一体的に
埋めておくことができる。このような手法によってポン
プ効率や生産性を損なうことなく、異物通過径を確保し
た羽根車を設計・製作することができる。
【0024】
【発明の効果】上述したように本発明は、配管との接続
部分である取扱液を吸い込む吸込部(例えば、吸込ノズ
ル)又は吐き出す吐出部(例えば、吐出ノズル)の方向
を変更するなどのオプション対応が容易で、禁油および
脱脂処理が容易となり、また、より小型でコンパクトな
各種装置に適した多段モータポンプを提供することが可
能となる。更に、生産性が良好で、モータ及び実装イン
バータを効果的にかつ安定的に水冷することが可能であ
り、高速化によるポンプ及びモータの小型化とインバー
タの小型化とを両立させた極めてコンパクトなポンプ組
立体を提供することが可能となる。より具体的な効果と
しては、ポンプを各顧客の仕様に合わせて変更、設計す
る場合においても配管との接続部分である取扱液を吸い
込む吸込部(例えば、吸込ノズル)又は吐き出す吐出部
(例えば、吐出ノズル)の方向を変更することができる
ので、無駄な配管の取廻しが不要となり、ポンプを含む
装置全体をコンパクトにすることができる。また、多段
モータポンプを第一のポンプケーシング、モータフレー
ム、第二のポンプケーシング等の部材に分割したことに
より、これらを容易に分離することができるので、禁油
および脱脂処理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における多段モータポンプ
の縦断面図である。
【図2】図1に係る多段モータポンプの吸込側ポンプケ
ーシングと吐出側ポンプケーシングとの配置のバリエー
ションを示す図であり、図2(a)は図1に示す吸込ノ
ズルと吐出ノズルの方向を示す図であり、図2(b)及
び図2(c)は他の形態における吸込ノズルと吐出ノズ
ルの方向を示す図である。
【符号の説明】
1 吸込側ポンプケーシング 2 モータフレーム 3 吐出側ポンプケーシング 4 ケーシングカバー 5 キャンドモータ 6 第1の筒状部 7 第2の筒状部 10 主軸 15,16 羽根車 50 吸込ノズル 60 吐出ノズル S1〜S6 流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 克自 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3H034 AA01 AA12 BB01 BB06 BB10 BB13 BB17 CC03 DD16 DD20 DD26 DD27 DD30 EE05 EE12 EE17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ固定子を収容しモータ固定子の外
    周部に取扱液の流路を構成するモータフレームと、該モ
    ータフレームの軸方向の一端に軸方向から見た取付角度
    を変更可能に設けられる第1のポンプケーシングと、前
    記モータフレームの軸方向の他端に軸方向から見た取付
    角度を変更可能に設けられる第2のポンプケーシング
    と、第1のポンプケーシング及び第2のポンプケーシン
    グの双方に少なくとも1個ずつ内包される羽根車と、を
    備えたことを特徴とする多段モータポンプ。
  2. 【請求項2】 モータ固定子の外周部に取扱液の流路を
    構成するモータと、該モータの軸方向の一端に軸方向か
    ら見た取付角度を変更可能に設けられる第1のポンプケ
    ーシングと、第1のポンプケーシング内に設けられ前記
    モータ固定子外周部の流路に取扱液を導く第1の羽根車
    と、前記モータの軸方向の他端に軸方向から見た取付角
    度を変更可能に設けられる第2のポンプケーシングと、
    第2のポンプケーシング内に設けられ前記モータ固定子
    外周部の流路から取扱液を導く第2の羽根車とを備え、
    第1の羽根車と第2の羽根車の吸込部の向きを逆にした
    ことを特徴とする多段モータポンプ
  3. 【請求項3】 キャンドモータを使用したことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の多段モータポンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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