JPH05171917A - 赤外線放射低減装置 - Google Patents
赤外線放射低減装置Info
- Publication number
- JPH05171917A JPH05171917A JP3336977A JP33697791A JPH05171917A JP H05171917 A JPH05171917 A JP H05171917A JP 3336977 A JP3336977 A JP 3336977A JP 33697791 A JP33697791 A JP 33697791A JP H05171917 A JPH05171917 A JP H05171917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- engine
- exhaust
- pipes
- infrared ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 航空用、海上用または陸上用のガスタービン
やディーゼルエンジンの赤外線放射低減装置の改良。コ
ンパクトかつ簡潔な構造で、赤外線放射の低減効果を向
上させること。 【構成】 曲がった外筒の内に複数のパイプを挿入し、
それらパイプの側壁に複数の貫通孔を明ける。これによ
り、外部から吸込まれた空気と高温のエンジン排ガスと
の混合が促進され、排気温度が充分に低下する。
やディーゼルエンジンの赤外線放射低減装置の改良。コ
ンパクトかつ簡潔な構造で、赤外線放射の低減効果を向
上させること。 【構成】 曲がった外筒の内に複数のパイプを挿入し、
それらパイプの側壁に複数の貫通孔を明ける。これによ
り、外部から吸込まれた空気と高温のエンジン排ガスと
の混合が促進され、排気温度が充分に低下する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、航空用、海上用または
陸上用のガスタービンやディーゼルエンジンの赤外線放
射低減装置に関する。
陸上用のガスタービンやディーゼルエンジンの赤外線放
射低減装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】赤外線放射低減装置（Infra-Red Suppre
ssor，以下ＩＲＳと称す）は、基本的に次の機能を有す
る。 後方からエンジン高温部品が直視できない構造にな
っている。 エンジン排気によるエジェクタ効果で二次空気を吸
込み、排気と混合させて排気温度を下げる。 従来のＩＲＳの例としては、図３、図４、図５に示され
るようなものがあった。
ssor，以下ＩＲＳと称す）は、基本的に次の機能を有す
る。 後方からエンジン高温部品が直視できない構造にな
っている。 エンジン排気によるエジェクタ効果で二次空気を吸
込み、排気と混合させて排気温度を下げる。 従来のＩＲＳの例としては、図３、図４、図５に示され
るようなものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のＩＲＳに
は、次のような問題があった。 図３の例は、構造は単純であるが、排気と二次空気
の混合が不充分で、排気温度が充分に下がらない。 図４の例は、装置全体が大きく重量も大きくなる
上、排気混合も不充分である。 図５の例は、排気混合は充分だが、装置全体が複雑
で重量が大きく、かつ高価である。
は、次のような問題があった。 図３の例は、構造は単純であるが、排気と二次空気
の混合が不充分で、排気温度が充分に下がらない。 図４の例は、装置全体が大きく重量も大きくなる
上、排気混合も不充分である。 図５の例は、排気混合は充分だが、装置全体が複雑
で重量が大きく、かつ高価である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、エンジンの排気部下流に連続して
設けられ、入口径が上記排気部の外径よりも大きく、か
つ側方に彎曲して、出口端の全面が上記排気部の外周よ
りも側方に開口する外筒と、上記外筒と同様に彎曲して
同外筒内に挿入され、かつ外壁に複数の貫通孔が明けら
れた複数のパイプとを具備したことを特徴とする赤外線
放射低減装置（ＩＲＳ）を提案するものである。
題を解決するために、エンジンの排気部下流に連続して
設けられ、入口径が上記排気部の外径よりも大きく、か
つ側方に彎曲して、出口端の全面が上記排気部の外周よ
りも側方に開口する外筒と、上記外筒と同様に彎曲して
同外筒内に挿入され、かつ外壁に複数の貫通孔が明けら
れた複数のパイプとを具備したことを特徴とする赤外線
放射低減装置（ＩＲＳ）を提案するものである。
【０００５】
【作用】 本発明のＩＲＳは、側方に彎曲して、その出口端の
全面がエンジン排気部の外周よりも側方に開口している
ので、後方からエンジンの高温部品（タービンブレード
等）が直視できない。したがって、ブレードからエンジ
ン後方への直接放射が無くなる。 また、外筒の入口径がエンジン排気部の外径よりも
大きいので、入口外方の空気がエジェクタ効果により吸
込まれ、この二次空気がエンジンの高温排ガスと混合し
て排気温度が下がる。外筒内には複数のパイプが挿入さ
れ、それらパイプの側壁に複数の貫通孔が明けられてい
るので、上記混合が促進されてＩＲＳの効果が大きくな
る。
全面がエンジン排気部の外周よりも側方に開口している
ので、後方からエンジンの高温部品（タービンブレード
等）が直視できない。したがって、ブレードからエンジ
ン後方への直接放射が無くなる。 また、外筒の入口径がエンジン排気部の外径よりも
大きいので、入口外方の空気がエジェクタ効果により吸
込まれ、この二次空気がエンジンの高温排ガスと混合し
て排気温度が下がる。外筒内には複数のパイプが挿入さ
れ、それらパイプの側壁に複数の貫通孔が明けられてい
るので、上記混合が促進されてＩＲＳの効果が大きくな
る。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例として、ガスタービ
ンに取付けた場合を示す縦断面図である。円形パイプを
曲げることにより基本機能（後方からの高温部の直視防
止）を満足し、かつ図３に比べて小型化できる。また図
４、図５に示されたものよりも簡単な構造であることは
一目瞭然である。図１において、曲がり中心側のパイプ
径を細くすることにより、ＹまたはＺの寸法を短くする
ことができる。 図２は、エンジンとＩＲＳを搭載結合
したヘリコプターの例を示す斜視図である。ＩＲＳはエ
ンジンの後方に搭載するが、ＩＲＳのダクトが端部にお
いて外方へカーブしているため、後方から高温部を直視
することが避けられる。
ンに取付けた場合を示す縦断面図である。円形パイプを
曲げることにより基本機能（後方からの高温部の直視防
止）を満足し、かつ図３に比べて小型化できる。また図
４、図５に示されたものよりも簡単な構造であることは
一目瞭然である。図１において、曲がり中心側のパイプ
径を細くすることにより、ＹまたはＺの寸法を短くする
ことができる。 図２は、エンジンとＩＲＳを搭載結合
したヘリコプターの例を示す斜視図である。ＩＲＳはエ
ンジンの後方に搭載するが、ＩＲＳのダクトが端部にお
いて外方へカーブしているため、後方から高温部を直視
することが避けられる。
【０００７】
【発明の効果】本発明においては、図３に示された従来
の例に比べ、ＩＲＳ自身の寸法（図１のＹ，Ｚ）を大幅
に短縮できる。また図４、図５に示された従来の例に比
べて、簡潔な構造でＩＲＳの効果が得られる。
の例に比べ、ＩＲＳ自身の寸法（図１のＹ，Ｚ）を大幅
に短縮できる。また図４、図５に示された従来の例に比
べて、簡潔な構造でＩＲＳの効果が得られる。
【図１】図１は本発明の一実施例に係るＩＲＳの縦断面
図である。
図である。
【図２】図２はエンジンとＩＲＳをヘリコプタに搭載し
た場合を示す斜視図である。
た場合を示す斜視図である。
【図３】図３は従来のＩＲＳの一例（単純な曲がりダク
ト式側方流出ＩＲＳ）を示す斜視図である。
ト式側方流出ＩＲＳ）を示す斜視図である。
【図４】図４は従来のＩＲＳの他の例（後方流出方式Ｉ
ＲＳ）を示す斜視図である。
ＲＳ）を示す斜視図である。
【図５】図５は従来のＩＲＳの更に他の例（側方流出方
式ＩＲＳ）を示す斜視図である。
式ＩＲＳ）を示す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンの排気部下流に連続して設けら
れ、入口径が上記排気部の外径よりも大きく、かつ側方
に彎曲して、出口端の全面が上記排気部の外周よりも側
方に開口する外筒と、上記外筒と同様に彎曲して同外筒
内に挿入され、かつ外壁に複数の貫通孔が明けられた複
数のパイプとを具備したことを特徴とする赤外線放射低
減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336977A JPH05171917A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 赤外線放射低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336977A JPH05171917A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 赤外線放射低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05171917A true JPH05171917A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18304346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3336977A Withdrawn JPH05171917A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 赤外線放射低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05171917A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018015358A1 (de) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | Thyssenkrupp Marine Systems Gmbh | ABGASAUSSTOßVORRICHTUNG FÜR EIN WASSERFAHRZEUG |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP3336977A patent/JPH05171917A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018015358A1 (de) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | Thyssenkrupp Marine Systems Gmbh | ABGASAUSSTOßVORRICHTUNG FÜR EIN WASSERFAHRZEUG |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |