JPH05170890A - 写真用支持体の製造方法 - Google Patents

写真用支持体の製造方法

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JPH05170890A
JPH05170890A JP33493791A JP33493791A JPH05170890A JP H05170890 A JPH05170890 A JP H05170890A JP 33493791 A JP33493791 A JP 33493791A JP 33493791 A JP33493791 A JP 33493791A JP H05170890 A JPH05170890 A JP H05170890A
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JP
Japan
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film
glycol
photographic
acid
photographic support
Prior art date
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JP33493791A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Okutsu
俊光 奥津
Masaaki Otoshi
正明 大歳
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、酸成分としてテレフタル酸と金属ス
ルホネートを有する芳香族ジカルボン酸、グリコール成
分としてエチレングリコール、脂環族グリコール及び一
般式(1)で示されるビスフェノールAもくしは水素化
ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物を共重合 一般式(1) H(OCH2CH2)n O-R-C(CH3)2-R-O(CH2CH2O)m H (ここでRはp−フェニレン基または1,4−シクロヘ
キシレン基であり、nとmは1以上の整数でn+mは2
以上である)し、吸水率が1.0重量%以上でかつ示差
走査熱量計(DSC)で測定するガラス転移点(Tg)
が65℃以上であることを特徴とするポリエステル系写
真用支持体の製造方法である。 【効果】透明性、機械的強度に優れると共に、カール解
消性に優れた写真用支持体が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真用支持体の製造方法
に関するものであり、特にポリエステル系の透明性、機
械的強度に優れかつ吸水率の高い該フィルムを支持体と
して用い、現像処理後のカール解消性に優れ、更に示差
走査熱量計(以下DSCという)で測定するガラス転移
点(以下Tgという)の高い写真用支持体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料は一般的に、プラスチック
フィルム支持体上に少なくとも1層の写真感光性層を塗
布することによって製造される。このプラスチックフィ
ルムとしては一般的にトリアセチルセルロース(以下
「TAC」と記す)に代表される繊維系のポリマーとポ
リエチレンテレフタレート(以下(PET)と記す)に
代表されポリエステル系のポリマーが使用されている。
【0003】従来よりPETフィルムは優れた生産性、
機械的強度、ならびに寸度安定性を有するためTACに
代替するものと考えられてきたが、写真感光材料として
広範囲に用いられているロール形態では巻きぐせカール
が強く残留するため現像処理後の取り扱い性が悪く、上
記の優れた性質がありながらその使用範囲が限定されて
きた。
【0004】一般に写真感光材料としては、Xレイ用フ
ィルム、製版用フィルム及びカットフィルムの如くシー
ト状の形態のものと、ロールフィルムの代表的なもの
は、35m/m巾又はそれ以下の巾でパトローネ内に収
められており、一般のカメラに装填して撮影に用いるカ
ラー又は黒白ネガフィルムである。
【0005】一方、ロールフィルムに主として用いられ
ているTACフィルムの写真用支持体としての最大の特
徴は、光学的に異方性が無く透明度が高いことである。
さらにもう一点優れた特徴があり、それは現像処理後の
カール解消性についても優れた性質を有している点であ
る。即ち、TACフィルムはその分子構造からくる特徴
として比較的プラスチックフィルムとしては吸水性が高
い為、ロールフィルムとして巻かれた状況で経時される
ことによって生じる巻きぐせカールが現像処理における
吸水で分子鎖が流動し、巻き経時で固定化された分子鎖
が再配列を起こす。
【0006】その結果一旦形成された巻きぐせカールが
解消するという優れた性質を有している。この様なTA
Cのごとき巻きぐせカール回復性を有さないフィルムを
用いた写真感光材料では、ロール状態で用いられた際
に、例えば現像後写真印画紙に画像を形成させる焼き付
け工程等で、スリ傷の発生、焦点ボケ、搬送時のジャミ
ング等の問題が生じてしまう。
【0007】ところで、近年写真感光材料の、用途は多
様化しており撮影時のフィルム搬送の高速化、撮影倍率
の高倍率化、ならびに撮影装置の小型化が著しく進んで
いる。その際には、写真感光材料用の支持体としては、
強度、寸度安定性、薄膜化等の性質が要求される。
【0008】しかし、上記TACでは剛直な分子構造か
らくる性質で製膜したフィルムの膜質が脆弱でこれらの
用途には使用できないのが現状であり、現像処理後も巻
きぐせカールが問題になるロールフィルム分野において
は、PETフィルムはその優れた機械的性質を有するも
のの使用出来ないという問題があった。
【0009】このような巻きぐせの問題は、従来から用
いられているような、パトローネに入ったカラー又は白
黒フィルムでも大きな問題となるが、以下に示すような
新規なパトローネシステムでは、さらに大きな問題とな
る。これは、このようなパトローネシステムは、カメラ
への装填を容易にするために、カメラ内に入れると同時
に、カメラ内のモーターによりパトローネの巻芯を回転
させて、中に入っているフィルムを自動的に送り出せる
ようにしたものであり、このためには、密にパトローネ
内にフィルムが巻かれて収納されていることが必要であ
り、従来型のパトローネより一層巻きぐせが付き易いシ
ステムとなっているためである。
【0010】このため、特開平1−24446号公報に
記載されているような手法により、PETに金属スルホ
ネートを有する芳香族ジカルボン酸と炭素数4−20の
脂肪族ジカルボン酸を共重合させることにより、PET
に吸水性を付与させ、現像処理後のカール解消性を図っ
た例がある。しかし、この手法では、カール解消はする
ものの熱変形温度が低下し耐熱性が不十分であるという
欠点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するために、PETの改質方法として、例えば特開平1
−244446号公報では写真感光材料としてのポリエ
ステルフィルムに金属スルホネート基を有する芳香族ジ
カルボン酸成分及び炭素数4ないし20の脂肪族ジカル
ボン酸成分を含む共重合ポリエステルフィルムが提案さ
れている。この方法により確かにPETフィルムより吸
水率を増加させることはできるがまだ不十分でカール解
消性のレベルはTACとの比較でははるかに及ばない。
従って本発明の目的は、現像処理後の巻き癖カールの解
消性に優れかつ透明性及び機械的強度に優れた共重合ポ
リエステルフィルムからなる写真用支持体を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸成分として
テレフタル酸と金属スルホネート基を有する芳香族ジカ
ルボン酸、グリコール成分としてエチレングリコールと
脂環族グリコール及び一般式(1)で示されるビスフェ
ノールAもしくは水素化ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物を共重合し、吸水率が1.0重量%以上
でかつ示差走査熱量計(DSC)で測定するガラス転移
点(Tg)が65℃以上であることを特徴とするコポリ
エステル系写真用支持体の製造方法である。 一般式(1) H(OCH2CH2)n O-R-C(CH3)2-R-O(CH2CH2O)m H (ここでRはp−フェニレン基または1,4−シクロヘ
キシレン基であり、nとmは1以上の整数でn+mは2
以上である)好ましくは、酸成分としてテレフタル酸
(以下PTA)とPTAに対し3〜25モル%の金属ス
ルホネート基を有する芳香族ジカルボン酸、グリコール
成分としてエチレングリコール(以下EG)とEGに対
し3〜95モル%の脂環族グリコール及びEGに対し2
〜20モル%の一般式(1)で示されるビスフェノール
Aもしくは水素化ビスフェノールAのエチレンオキサイ
ド付加物(両端のエチレンオキサイド付加数がn個の
時、以下BPA・nEOもしくはHBPA・nEOとい
う)を共重合し、吸水率が1.0重量%以上でかつ示差
走査熱量計で測定するガラス転移点(以下Tg)が65
℃以上であることを特徴とするコポリエステル系写真用
支持体の製造方法である。
【0013】ここで言う金属スルホネート基を有する芳
香族ジカルボン酸とは、例えば5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸、2−ナトリウムスルホテレフタル酸、4−
ナトリウムスルホフタル酸、4−ナトリウムスルホ2,
6−ナフタレンジカルボン酸等があるが好ましくは5−
ナトリウムスルホイソフタル酸(以下SSIA)である
がこれに限定されない。このスルホネート基をポリエス
テル鎖に導入することで吸水性を付与することができる
が、多すぎると柔軟性に欠けた硬い脆いポリエステルと
なるため、成分量としてはテレフタル酸に対し3ないし
20mol%、好ましくは5ないし15mol%であ
る。
【0014】一般式(1)で示されるビスフェノールA
もしくは水素化ビスフェノールAのエチレンオキサイド
付加物のポリエステルへの導入はTgを高め、腰のある
フィルムとすることができ、かつ、(−CH2 CH2
−)基により吸水性が増加するが、多すぎるとフィルム
ベースとした時、配向性を悪化させるためポリエステル
中の成分量はテレフタル酸に対し2ないし20mol
%、好ましくは5ないし15mol%である。ここでい
う脂環族グリコールは、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール(以下CHDM)が好ましくTgを高めることが
でき、また通水性を良くする効果がありEGに対し、3
〜95モル%である。
【0015】このような共重合ポリエステルの製造方法
は回分式でも連続式のどちらでもよく、また、エステル
交換法でも直接エステル化法でもよい。エステル交換法
の時は触媒として公知のCa,Mg,Mn等の化合物が
用いられる。重縮合反応触媒は公知のSb,Ge,Ti
等の化合物を用いることができる。ここで本発明の製造
例の一例を示す。
【0016】エステル化反応槽にテレフタル酸、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、エチレングリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール及びビスフェノー
ルAもしくは水素化ビスフェノールAのエチレンオキサ
イド付加物を投入し、攪はんしながら加圧(N2 で2な
いし5kg/cm2 に加圧する)、加熱(220ないし27
0℃)し、発生する水を除去しつつエステル化反応を行
う。エステル化反応の終了は溜出水量で判断するが3な
いし5時間である。得られたエステル化反応物を270
ないし300℃に加熱された重縮合反応槽に移し、攪は
んしながら重縮合触媒としてSb2 3 及び熱安定剤と
してトリメチルホスフェイト(以下TMPという)を加
え、反応系を減圧にする。徐々に真空度を上げ最終的に
は0.5ないし2mmHgとし、目的の重合度に達した時
反応を終了する。こうして得たコポリエステルを良く乾
燥し単独もしくはPETと混合して280ないし300
℃で溶融押し出しを行い未延伸シートを形成、次いで6
0ないし120℃で2ないし5倍に逐次または同時2軸
延伸しさらに熱固定してフィルムベースを得た。
【0017】本発明の写真支持体においては、それらの
性質を変えない範囲で上記成分以外の共重合成分を含有
させてもよい。上記以外の成分として、ジカルボン酸成
分としては例えばアジピン酸、セバシン酸、フタル酸も
しくはナフタレンジカルボン酸等が、グリコール成分と
しては例えばプロピレングリコール、ヘキサメチレング
リコールもしくは、更にポリエチレングリコール等を含
有させることができるがこれらに限定されるものではな
い。また、エステル交換反応ないし直接エステル化反応
から重縮合反応の適宜の間にTi、Ca、Si、Al等
の無機不活性粒子や架橋スチレン等の有機粒子のような
滑剤、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールや2,
2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチル
フェノール)のような酸化防止剤等を添加することがで
きる。また、溶融押し出し時他のポリマー、染料等添加
してもよい。
【0018】本発明に用いられる写真用支持体フィルム
の厚みは、写真フィルムの用途分野により適宜設定で
き、25ないし250μが用いられるが好ましくは40
ないし200μである。本発明により得られたフィルム
は本来PETが有している優れた透明性及び機械的強度
を持ち、60℃以上のTgにより現像処理工程適性があ
り、かつ巻き癖カール解消性に優れる。フィルムヘイズ
が2.5%以下、破断強度が10ないし20kg/mm2
初期弾性力が200ないし500kG/mm2 、引裂強度が
200ないし1000g/mmである。本発明の写真感光
材料の写真層で最も好ましいものは、ハロゲン化銀写真
感光材料であり、例えばハロゲン化銀カラーネガフィル
ム、カラーポジフィルム、カラーリバーサル、黒白ネガ
フィルム等を挙げることができる。写真層の構成や製造
方法については、特開平1−244446に詳しくこれ
をそのまま使用することができる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を以下に示すが、本発明はこ
れらの実施例によって制限されるものではない。実施例
中「部」は特に断らない限り重量部を意味する。本発明
においてTg、透明性、機械的強度(破断強度、初期弾
性率、引裂強度)、カール解消性(以下カール回復率と
いう)、吸水率、熱収縮率及び熱変形性は以下のように
測定する。 (ガラス転移点;Tg)DSCを用い10℃/分の昇温
速度で測定した。 (透明性(ヘイズ))フィルムのヘイズをASTM−D
1003−52に従って測定した。
【0020】(破断強度および初期弾性率)JIS−Z
1702−1976に準じて、幅10mm、長さ100mm
の短冊片で、引張り速度は破断強度の測定の際には30
0mm/分、初期弾性率は20mm/分で測定した。 (引裂強度の測定)軽荷重式引裂強度試験機(東洋精機
(株)製)を用いサンプルサイズ51×64mmで13mm
の切れ込み入れ残り51mmを引き裂いた時の指示値を読
み取った。
【0021】本発明で得られたフィルム支持体は現像処
理後のカール解消性(以下、カール回復率と記す)が優
れることに特徴がある。本発明に於ては以下の方法で測
定に於てカール回復率が50%以上、特に80%以上で
あることが好ましい。 (カール回復率の測定)サンプルサイズ12cm×35mm
のフィルムを直径10mmの巻芯に巻き、60℃×30%
RH×72時間の処理を行い、その後、巻芯から解放し
40℃の蒸留水に15分間浸漬後、50gの荷重をかけ
55℃の空気恒温槽で3分間乾燥しサンプルを垂直に吊
し、サンプル長さを測定し元の12cmのサンプル長にど
れだけ回復したかを評価した。
【0022】本発明で得られたフィルム支持体は、ま
た、耐熱性が高いことにも特徴がある。本発明において
は、以下の方法により、フィルム支持体の熱収縮、熱変
形から耐熱性を評価した。 (熱収縮率の測定)サンプルサイズ35mm×12cmに裁
断後、25℃×60%RH×24時間調湿した後150
℃×30min空気恒温槽中で熱処理を行う。これを2
5℃×60%RH×24時間調湿した後、長手方向の長
さを測り、熱収縮率を評価した。
【0023】(熱変形の測定)サンプルサイズ35mm×
12cmに裁断後、直径25mmの巻き芯に巻き付け、マイ
ラーテープで止める。これを80℃×7時間熱処理し、
目視でフィルムの凹凸を評価した。
【0024】熱収縮は、好ましくは、2.0%以下であ
り、より好ましくは1.5%以下である。また熱変形
は、好ましくは、厚み122μmのトリアセチルセルロ
ース並みのわずかな熱変形であることであり、さらに好
ましくは、厚み100μmのPETフィルム並みに熱変
形していることである。
【0025】実施例1〜5、比較例1〜3 エステル化反応槽に1660部のPTA、268部のS
SIA、760部のEG、144部のCHDM及び29
0部のBPA−8EOを投入しN2 で3kg/cm 2 に加
圧、攪はんしながら外温を270℃設定で加熱し、溜出
する水量を確認しつつエステル化反応を行う。4時間で
エステル化反応が終了した。反応終了液を270℃に加
熱した重縮合反応槽に入れ、0.6gのSb2 3
0.3gのTMP添加し、攪はんしながら反応槽を減圧
にする。最終の真空度は1.5mmHgに達した。重合
度は攪はん機のトルク値で決定し、反応は2.5時間で
終了した。得られたペレットは80℃で6時間真空乾燥
し、溶融押し出し機を用いて280℃で押し出し、未延
伸のシートを得た。このシートを縦、横各3倍に延伸し
75μのフィルムベースとし、更に熱固定して目的のフ
ィルムベースを得た(実施例1)。実施例1と同様にし
て表−1に示すようにCHDM、BPAのEO付加物、
HBPAのEO付加物、SSIAを変えて実施例2〜
5、比較例1〜3のフィルムベースを得た。
【0026】
【表1】
【0027】得られたフィルムベースを前記した方法に
より、物理特性を測定し、結果を表−2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表−1と表−2から明らかなように、BP
AもしくはHBPAのEO付加物のない場合は吸水率は
良いがTgが低く熱変形が大きく、現像処理工程適性に
劣る。また、CHDMはTgを高め、通水性がよく、吸
水速度を早める効果が見られた。更に、SSIAのない
場合は吸水率が低く、熱変形も大きい。故に本発明の目
的を達するには、PTA、EG、CHDM、SSIA及
びBPAもしくはHBPAのEO付加物を本発明に示し
た成分比で共重合させて得たコポリエステルフィルムに
より達成される。
【0030】
【発明の効果】本発明で得られたコポリエステル系フィ
ルムベースによる写真用支持体は、吸水率が大きく現像
処理時のカール解消性に優れ、また高Tgをもち熱変形
が少なく、現像処理工程適性に優れかつ透明性、機械的
強度に優れる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸成分としてテレフタル酸と金属スルホ
    ネート基を有する芳香族ジカルボン酸、グリコール成分
    としてエチレングリコールと脂環族グリコール及び一般
    式(1)で示されるビスフェノールAもしくは水素化ビ
    スフェノールAのエチレンオキサイド付加物を共重合
    し、吸水率が1.0重量%以上でかつ示差走査熱量計
    (DSC)で測定するガラス転移点(Tg)が65℃以
    上であることを特徴とするコポリエステル系写真用支持
    体の製造方法。 一般式(1) H(OCH2CH2)n O-R-C(CH3)2-R-O(CH2CH2O)m H (ここでRはp−フェニレン基または1,4−シクロヘ
    キシレン基であり、nとmは1以上の整数でn+mは2
    以上である)
  2. 【請求項2】 脂環族グリコールが1,4−シクロヘキ
    サンジメタノールであり、エチレングリコールに対し3
    〜95モル%含有する請求項1記載のコポリエステル系
    写真用支持体の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1321808A3 (en) * 2001-12-21 2003-12-17 Eastman Kodak Company A photographic film base comprising a poly(ethylene terephthalate)-based material
EP1270639A4 (en) * 2000-01-19 2004-03-31 Teijin Ltd FULLY FLAVORED POLYESTER AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF

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EP1270639A4 (en) * 2000-01-19 2004-03-31 Teijin Ltd FULLY FLAVORED POLYESTER AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
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