JPH05170281A - 包装用容器及び包装食品 - Google Patents
包装用容器及び包装食品Info
- Publication number
- JPH05170281A JPH05170281A JP35169891A JP35169891A JPH05170281A JP H05170281 A JPH05170281 A JP H05170281A JP 35169891 A JP35169891 A JP 35169891A JP 35169891 A JP35169891 A JP 35169891A JP H05170281 A JPH05170281 A JP H05170281A
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- polyethylene
- container
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- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0207—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリエチレン製成形包装用容器に食品を詰め
た場合、食品にポリエチレン臭が付着するのを防止し、
かつこの容器詰食品を加熱殺菌した場合、ポリエチレン
製成形包装用容器を変形しずらくする。。 【構成】 容器を成形する際にセラミックをポリエチレ
ンに対して0.01重量パーセント以上混入することを
特長とする包装用容器、及びこの容器に充填した包装食
品。
た場合、食品にポリエチレン臭が付着するのを防止し、
かつこの容器詰食品を加熱殺菌した場合、ポリエチレン
製成形包装用容器を変形しずらくする。。 【構成】 容器を成形する際にセラミックをポリエチレ
ンに対して0.01重量パーセント以上混入することを
特長とする包装用容器、及びこの容器に充填した包装食
品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエチレン製成形包装
用容器及びこの容器に充填した飲料、シャーベット、ゼ
リー等の包装食品に関するものである。
用容器及びこの容器に充填した飲料、シャーベット、ゼ
リー等の包装食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ポリエチレンを材質としたブロー成
形容器に飲料等を詰めた製品が市場に出回っているが、
これらの製品は、この容器に充填した液体にポリエチレ
ン臭が付着すること、ポリエチレン自体通気性が大であ
る為、経日で充填したものの風味が劣化すること、ポリ
エチレンは熱に弱い為、成形した容器に液体を充填し
て、殺菌等の加熱を行うことにより容器が変形しやすい
ので85℃以上の高温をかけられないこと、また容器に
ヘッドスペースが生じると、殺菌時の内圧により容器が
簡単に変形する等の欠点を有する。
形容器に飲料等を詰めた製品が市場に出回っているが、
これらの製品は、この容器に充填した液体にポリエチレ
ン臭が付着すること、ポリエチレン自体通気性が大であ
る為、経日で充填したものの風味が劣化すること、ポリ
エチレンは熱に弱い為、成形した容器に液体を充填し
て、殺菌等の加熱を行うことにより容器が変形しやすい
ので85℃以上の高温をかけられないこと、また容器に
ヘッドスペースが生じると、殺菌時の内圧により容器が
簡単に変形する等の欠点を有する。
【0003】ポリエチレン臭を解決する方法として本発
明者等は特許願昭和63−132502号にてポリエチ
レン臭の付着防止方法を提案したが、この方法は経日で
付着するポリエチレン臭は解決できるが、この容器に中
身を充填して殺菌する様な場合、殺菌中に付着するポリ
エチレン臭は防止出来ない。フレーバー等を付香した製
品の場合はフレーバーでこのポリエチレン臭はマスキン
グ出来るが、デリケートなフレーバーを要求するものと
か、水単体を充填した様な場合はポリエチレン臭が官能
的に識別できる為、デリケートなフレーバーの食品とか
ミネラルウオーター等は製品化出来ない。
明者等は特許願昭和63−132502号にてポリエチ
レン臭の付着防止方法を提案したが、この方法は経日で
付着するポリエチレン臭は解決できるが、この容器に中
身を充填して殺菌する様な場合、殺菌中に付着するポリ
エチレン臭は防止出来ない。フレーバー等を付香した製
品の場合はフレーバーでこのポリエチレン臭はマスキン
グ出来るが、デリケートなフレーバーを要求するものと
か、水単体を充填した様な場合はポリエチレン臭が官能
的に識別できる為、デリケートなフレーバーの食品とか
ミネラルウオーター等は製品化出来ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
はポリエチレン臭が容器に充填した食品に付着するのを
防止すること、ヘッドスペースがあっても加熱殺菌によ
り容器が変形しない様にすることである。
はポリエチレン臭が容器に充填した食品に付着するのを
防止すること、ヘッドスペースがあっても加熱殺菌によ
り容器が変形しない様にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、セラミックを
ポリエチレンに混入して成形した容器を使用することに
より、充填した中身にポリエチレン臭が付着せず、かつ
フレーバーの保香効果が増大し、又ヘッドスペースをと
って加熱殺菌しても容器が変形しずらくなること、更に
成形加工上で生ずるバリの除去が良好となり、この為作
業効率が向上するという効果も生ずることが判明し本発
明を完成した。
ポリエチレンに混入して成形した容器を使用することに
より、充填した中身にポリエチレン臭が付着せず、かつ
フレーバーの保香効果が増大し、又ヘッドスペースをと
って加熱殺菌しても容器が変形しずらくなること、更に
成形加工上で生ずるバリの除去が良好となり、この為作
業効率が向上するという効果も生ずることが判明し本発
明を完成した。
【0006】本発明を更に詳細に説明する。本発明にて
ポリエチレン臭の防止効果は、ポリエチレンに対してセ
ラミックのを0.03重量パーセント位の混入から効果
を発現するが、ポリエチレン製成形包装用容器の変形防
止効果は、ヘッドスペースの容量にもよるが、全容量に
対してヘッドスペースが2容量パーセント位でポリエチ
レンに対して0.1重量パーセント位から効果を発現
し、混入量が多くなるにつれて腰が強く変形しずらいも
のとなり、好ましくは1.0重量パーセント付近であ
る。
ポリエチレン臭の防止効果は、ポリエチレンに対してセ
ラミックのを0.03重量パーセント位の混入から効果
を発現するが、ポリエチレン製成形包装用容器の変形防
止効果は、ヘッドスペースの容量にもよるが、全容量に
対してヘッドスペースが2容量パーセント位でポリエチ
レンに対して0.1重量パーセント位から効果を発現
し、混入量が多くなるにつれて腰が強く変形しずらいも
のとなり、好ましくは1.0重量パーセント付近であ
る。
【0007】本発明にて使用するセラミックは粉体で使
用する場合は、粉体の混入量が一定の場合は、そのメッ
シュが細い程ポリエチレンの透明度を阻害することが少
なくなるので、透明度を重視する場合はそのメッシュを
可能な限り細いものを使用するとよい。
用する場合は、粉体の混入量が一定の場合は、そのメッ
シュが細い程ポリエチレンの透明度を阻害することが少
なくなるので、透明度を重視する場合はそのメッシュを
可能な限り細いものを使用するとよい。
【0008】ポリエチレン製成形包装用容器にセラミッ
クを混入する方法は、一例を述べればポリエチレンのペ
レットとセラミックの粉体を混合の上、成形機のホッパ
ーに投入し成形する方法、ポリエチレンのペレットを作
る際にセラミックの粉体を混入し、このペレットを全量
又は一部使用する方法、ポリエチレンのペレットにセラ
ミックを展着剤で付着させたものを全量又は一部使用す
る方法等があるがこれらに限ったものではなく、その作
業効率とコストからセレクトすれば良い。
クを混入する方法は、一例を述べればポリエチレンのペ
レットとセラミックの粉体を混合の上、成形機のホッパ
ーに投入し成形する方法、ポリエチレンのペレットを作
る際にセラミックの粉体を混入し、このペレットを全量
又は一部使用する方法、ポリエチレンのペレットにセラ
ミックを展着剤で付着させたものを全量又は一部使用す
る方法等があるがこれらに限ったものではなく、その作
業効率とコストからセレクトすれば良い。
【0009】
実施例1 ポリエチレンのペレット10Kgにセラミッ
クの粉体(クリンP−3日板研究所製)の混合量を変え
て粉々混合したものを成形機に投入し200ccの円筒
形の容器に成形した。この容器にヘッドスペースを20
ccとり水道水を充填して、容器をヒートシールにより
密閉して85℃で20分間殺菌したものを検体として官
能試験及び形状の変形試験を行った。なお比較の為にセ
ラミックを混入しないものを成形して合わせて試験し
た。この結果は表1に示す。
クの粉体(クリンP−3日板研究所製)の混合量を変え
て粉々混合したものを成形機に投入し200ccの円筒
形の容器に成形した。この容器にヘッドスペースを20
ccとり水道水を充填して、容器をヒートシールにより
密閉して85℃で20分間殺菌したものを検体として官
能試験及び形状の変形試験を行った。なお比較の為にセ
ラミックを混入しないものを成形して合わせて試験し
た。この結果は表1に示す。
【0010】
【0011】実施例2 実施例1にてポリエチレンのペ
レットにセラミックを混合してブロー成形した容器でバ
リの除去の容易さについて、セラミック無添加を比較区
として試験した結果を表2に示す。
レットにセラミックを混合してブロー成形した容器でバ
リの除去の容易さについて、セラミック無添加を比較区
として試験した結果を表2に示す。
【0012】
【0013】実施例3 次の配合でオレンジジュースを
作り実施例1にて成形したポリエチレン製ブロー成形包
装用容器に充填し85℃で20分間殺菌した後冷却し3
7℃の恒温器にて1週間保存した後、フレーバーの保香
状況を官能判定した。この試験結果は表3に示す。
作り実施例1にて成形したポリエチレン製ブロー成形包
装用容器に充填し85℃で20分間殺菌した後冷却し3
7℃の恒温器にて1週間保存した後、フレーバーの保香
状況を官能判定した。この試験結果は表3に示す。
【0014】
【0015】
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、ポリエチレン製成
形包装用容器にセラミックを混入することにより、今ま
でのポリエチレン製成形包装用容器の欠点であるポリ臭
が食品に付着するという問題が解決され、かつフレーバ
ーの保香性が向上すると共に、加熱殺菌による容器の変
形がなくなり、また成形上のバリの除去が容易になると
いう作用効果がある。
形包装用容器にセラミックを混入することにより、今ま
でのポリエチレン製成形包装用容器の欠点であるポリ臭
が食品に付着するという問題が解決され、かつフレーバ
ーの保香性が向上すると共に、加熱殺菌による容器の変
形がなくなり、また成形上のバリの除去が容易になると
いう作用効果がある。
Claims (4)
- 【請求項1】 セラミックを含有させたポリエチレン製
成形包装用容器。 - 【請求項2】 請求項1のポリエチレン製成形包装用容
器に含有させるセラミックの量がポリエチレンに対して
0.01重量パーセント以上であるもの。 - 【請求項3】 セラミックを含有させたポリエチレン製
成形包装用容器に充填した包装食品。 - 【請求項4】 請求項3のポリエチレン製成形包装用容
器に含有させるセラミックの量がポリエチレンに対して
0.01重量パーセント以上であるもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35169891A JPH05170281A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 包装用容器及び包装食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35169891A JPH05170281A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 包装用容器及び包装食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05170281A true JPH05170281A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18419017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35169891A Pending JPH05170281A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 包装用容器及び包装食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05170281A (ja) |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP35169891A patent/JPH05170281A/ja active Pending
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