JPH05169359A - アーマチュア鉄心の端面研削装置 - Google Patents

アーマチュア鉄心の端面研削装置

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JPH05169359A
JPH05169359A JP3337286A JP33728691A JPH05169359A JP H05169359 A JPH05169359 A JP H05169359A JP 3337286 A JP3337286 A JP 3337286A JP 33728691 A JP33728691 A JP 33728691A JP H05169359 A JPH05169359 A JP H05169359A
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JP
Japan
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iron core
grinding
drum
core
grinding wheels
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JP3337286A
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English (en)
Inventor
Kenji Kanai
健二 金井
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B7/00Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor
    • B24B7/10Single-purpose machines or devices
    • B24B7/16Single-purpose machines or devices for grinding end-faces, e.g. of gauges, rollers, nuts, piston rings
    • B24B7/17Single-purpose machines or devices for grinding end-faces, e.g. of gauges, rollers, nuts, piston rings for simultaneously grinding opposite and parallel end faces, e.g. double disc grinders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄心の両端面のケイ素被膜を機械的に確実に
研削除去することにより、自動化が図られかつ高能率的
に作業を行うことが可能なアーマチュア鉄心の端面研削
装置を提供することを目的とする。 【構成】 周面19に所定間隔をあけて鉄心1が収容さ
れる複数の収容溝20が形成された円盤状のドラム16
が、軸17を水平方向に向けて矢印A方向に軸回転して
いる。そして、鉄心供給部5により、ドラム16の複数
の収容溝20に鉄心1が一個ずつ収容されていく。そし
て、研削部6の一対の研削ホイール33、34を繰り返
し上下移動させることによりドラム16の収容溝20に
収容されて移動してくる鉄心1の両側面1a、1bが同
時に研削されてケイ素被膜が除去される。そして、研削
部6で研削された鉄心1は、鉄心供給部8で収容溝20
から他の収容部まで搬出されていく。この動作が連続し
て行われる装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アーマチュアを構成す
る筒状の鉄心を所定の研削位置に搬入して鉄心の両端面
を研削するアーマチュア鉄心の端面研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料ポンプ用モ−タ−等の回転部である
アーマチュアを構成する鉄心1は、図6に示すように、
周面に複数のスロット(みぞ)2を有する薄肉(0.3
5mm〜1.00mm程)の鋼板が、所定の高さTに複数枚積
層されて形成されるものである。この鋼板の材料として
は、一般に、電気特性を確保するためにケイ素鋼板が使
用されている。
【0003】また、この鉄心全体には、外装絶縁のため
にエポキシ系樹脂等のコーテイングが施され、スロット
に巻線が巻かれるようになっている。そして、この鉄心
1の軸心に形成された軸孔に、アーマチュアシャフト3
が圧入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、ケイ
素鋼板により形成された鉄心1の両端面1a、1bの表
面には、ミクロン単位でケイ素被膜が形成されている。
前記ケイ素被膜は容易に表面から剥がれやすいので、こ
のケイ素被膜を残した状態で鉄心にエポキシ系樹脂等の
コーテイングを施すと、コーテイング材がケイ素被膜と
ともに剥離し、デッドショート不良が発生する不良鉄心
となるおそれがあった。
【0005】そのため、ケイ素鋼板により形成されてい
る鉄心1は、人手によって、両端面1a、1bのケイ素
被膜を除去する作業が行われていた。
【0006】しかしながら、人手によるケイ素被膜の除
去作業は、多くの時間と手間が費やされて非能率的作業
とならざるを得なく、さらにはアーマチュア構成部品の
費用の高騰化を招く要因となっていた。そこで、人手に
よる作業を必要とせずに鉄心1の両端面1a、1bのケ
イ素被膜を除去することが可能な、自動化された機械装
置の開発が望まれていた。
【0007】本発明は、鉄心の両端面のケイ素被膜を機
械的に確実に研削除去することにより、自動化が図られ
かつ高能率的に作業を行うことが可能なアーマチュア鉄
心の端面研削装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアーマチュ
ア鉄心の端面研削装置は、アーマチュアを構成する筒状
の鉄心の両端面を研削するアーマチュア鉄心の端面研削
装置であって、軸を水平方向に向けて一方向に軸回りに
回転し、かつ円周面に所定間隔をあけて鉄心が収容され
る複数の収容溝を形成した円盤状のドラムと、このドラ
ムの複数の収容溝に鉄心を一個ずつ収容していく鉄心供
給部と、ドラムの収容溝に収容されて移動してくる鉄心
の両側面を、ドラムの下部両側面を挟み込むように配設
された一対の研削ホイールで同時に研削し、かつ一対の
研削ホイールを繰り返し上下移動させる研削部と、この
研削部により研削された鉄心を収容溝から搬出する鉄心
搬出部とを具備したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明のアーマチュア鉄心の端面研削装置によ
れば、周面に所定間隔をあけて鉄心が収容される複数の
収容溝が形成された円盤状のドラムを、軸を水平方向に
向けて一方向に軸回転させた状態で、鉄心供給部によ
り、ドラムの複数の収容溝に鉄心を一個ずつ収容してい
き、研削部の一対の研削ホイールを繰り返し上下移動さ
せることによりドラムの収容溝に収容されて移動してく
る鉄心の両側面を同時に研削してケイ素被膜を除去して
いき、この研削部で研削された鉄心を鉄心供給部で収容
溝から他の収容部まで搬出していく動作を連続して行う
ことができるので、自動化された端面研削作業が行え
る。
【0010】また、一対の研削ホイールは繰り返し上下
移動しているので、研削面である研削ホイールの周面全
体が均一に鉄心の両端面と当たって磨耗していき、片減
りを起さない研削ホイールの耐久性向上が図られる
【0011】
【実施例】本発明のアーマチュア鉄心の端面研削装置に
ついて、図1ないし図5を参照して説明する。本装置
は、複数の鉄心1(ア−マチュアシュフト3は圧入され
ていない)が搬入される鉄心供給部5と、鉄心1の両端
面1a、1bを研削する研削部6と、鉄心供給部5から
研削部6まで1個つづの鉄心1を移動させるハンドリン
グ部7と、研削部6で研削された鉄心1を搬出する鉄心
搬出部8とから概略構成されている。
【0012】鉄心供給部5は、装置架台の上部枠体9と
連結した固定部材10に、一端側を下側として傾斜状態
で固定されている。そして、図5に示すように、側板1
1、12と底板13とにより樋状の搬入路14が形成さ
れており、搬入路14を上方から臨む位置には、近接ス
イッチ15が配設された構造になっている。そして、搬
入路14の他端側(鉄心入口)14aから送り込まれた
複数の鉄心1は、底板上13を軸回転しながら一端側
(鉄心送出口)14bまで移動し、一個づつハンドリン
グ部7に収容されるようになっている。
【0013】ハンドリング部は、円盤状のドラム16
と、このドラム16を軸17回りに一定速度で連続回転
させるドラム回転モータ18とにより概略構成されてい
る。ドラム16は、上部枠体9から垂下した支持板9
1,92に回転自在に支持され水平方向に向けられた軸
17に、固定され、かつ周面19が鉄心送出口14bと
近接するように配設されている。また、ドラム16の周
面19には、所定間隔をあけて8個の収容溝20が形成
され、これら収容溝20に、鉄心送出口14bに位置す
る鉄心1が1個づつ収容されるようになっている。な
お、図2に示すように、ドラム16の厚み寸法Hは、鉄
心高さTより短く設定されている。
【0014】ドラム回転用モータ18は、装置架台の上
部枠体上9に固定され、このドラム回転用モータ18の
軸21に連結したプーリ22と、ドラム16の軸17に
連結したプーリ23間にベルト24が架け渡されてい
る。そして、ドラム回転用モータ18が駆動することに
より、プーリ22の回転がベルトによりドラム16のプ
ーリ23に伝達されて、ドラム16が矢印A方向に一定
速度で連続回転するようになっている。なお、符号25
は、ベルトカバーであり、符号26は、収容溝20内部
からの鉄心1の落下を防止するガイド部である。
【0015】ここで、A方向に回転しているドラム16
の最下部の周面19と対向する位置には、図4に示すよ
うに、研削される鉄心1の軸回転を停止させる鉄心規制
部27が設けられている。
【0016】この鉄心規制部27は、ドラム16の最下
端位置で鉄心1の周面と当接する規制部材28が配設さ
れ、この規制部材の一端側29がピン結合されていると
ともに、他端側30にはスプリング31が配設され、規
制部材28の他端側30がドラム16の周面19側に押
し上げられる構造とされている。そして、収容溝20に
収容された鉄心1が最下端位置まで移動してくると、鉄
心1は規制部材28の一方の傾斜面28a上を通過して
規制面28cまで移動する。そして、規制部材28はス
プリング31に押し上げられているので、規制面28c
上に位置している間、鉄心1の回転は停止されるように
なっている。そして、この鉄心規制部27を水平方向か
ら挟み込むように、ドラム16の下部に研削部6が配設
されている。
【0017】研削部6は、図1及び図2に示すように、
ドラム16の最下部を挟み込むように対向配置された一
対の研削ホイール33、34と、研削ホイール33、3
4を回転させるホイール回転モータ35、36と、研削
ホイール33、34とホイール回転モータ35、36と
を上下移動させる昇降機構37と、昇降機構37に支持
され、研削ホイ−ル33、34、ホイ−ル回転モ−タ3
5、36を支持する連結板50、50とで概略構成され
ている。
【0018】研削ホイール33、34は、周面(研削
面)38に不織布状態のナイロン繊維が形成された円盤
形状の研削部材であり、連結板50、50に回転自在に
支持され鉛直方向に向けられた軸33a、34aに固定
されている。そして、研削ホイール33、34の軸33
a、34aの下端部で連結されたプーリ33b、34b
と、ホイール回転モータ35、36の軸に連結されたプ
ーリ35a、36a間にベルト39が架け渡され、ホイ
ール回転モータ35、36の駆動により、研削ホイール
33、34が矢印B1、B2方向に一定速度で回転す
る。そして、収容溝20に収容されて最下部まで移動し
てきた鉄心1は、その両端面1a、1bが研削ホイ−ル
33、34の研削面38でケイ素被膜が研削されるよう
になっている。
【0019】また、研削ホイール33、34及びホイー
ル回転モータ35、36は、昇降機構37により上下移
動が繰り替えされる。この機構は、鉄心1を研削する際
に、研削ホイール33、34の研削面38全体が片減り
を起こさずに均一に鉄心1の両端面1a、1bと当たっ
て磨耗するように、研削ホイール33、34を繰り返し
上下移動させるものである。
【0020】この昇降機構37は、図1に示すように、
レール40にガイドされながら水平方向(図3の左右方
向)に移動可能な架台41と、この架台上部に固定され
たシリンダ42と、シリンダ42のロッド43に連結し
た上側昇降部44と、架台41に埋め込まれたブシュ4
5に摺動自在に支持されて上側昇降部44から垂下して
いるガイド棒46と、シリンダ42の下方において架台
41に回転自在に支持されたスプライン軸47と、スプ
ライン軸47の外周に上下方向に摺動自在に支持され、
かつ前記ガイド棒46の下端部に回転自在に連結された
下側昇降部48と、回転ホイール33、34を支持しな
がら下側昇降部48と連結する連結板50とで概略構成
されている。
【0021】そして、シリンダ42のロッド43が一定
距離で上昇、下降を繰り返すことにより、上側昇降部4
4、ガイド棒46、下側昇降部48が上下移動を繰り返
す。そして、下側昇降部48と連結板50とが連結され
ていることにより、研削ホイール33、34は、上下移
動が繰り返される。これにより、鉄心1を研削する研削
ホイール33、34の研削面38全体が、片減りを起こ
さずに均一に磨耗する。
【0022】また、連結板50の下面側と架台41下部
間には、加圧シリンダ52が配設されている。この加圧
シリンダ52の架台41側は加圧シリンダ52が上下に
揺動できるよう水平方向に向いたピン80架台41に連
結されており、一方連結板50側は自在接手81で連結
板50に連結されていて、連結板50、研削ホイ−ル3
3、34の上下移動に追従しつつ、連結板50、研削ホ
イ−ル33、34をドラム16側に向けて所定の圧力で
押すようになっている。連結板50はスプライン軸47
を中心として回動することになるが、架台41にはスト
ッパ49が設けられており、連結板50にはストッパ4
9に対向する突片53が設けられていて、加圧シリンダ
52の押圧による連結板50の回動が規制されて、研削
ホイ−ル33、34がドラム16に当たらないようにな
っている。
【0023】ここで、鉄心1の両端面1a、1bの研削
により研削ホイール33、34の研削面38が磨耗して
くる(研削ホイール33、34の直径が小さくなる)
と、連結板50が研削ホイ−ル33、34を円弧状に移
動させるので、研削ホイ−ル33、34の鉄心1に当た
る位置が変化するとともに、研削ホイ−ル33、34が
鉄心1を研削している時にも連結板50の突片53がス
トッパ49に当り、連結板50の回動が規制されること
になって、鉄心1への研削面38の当りが変化して研削
能力が落ちてくるので、本実施例においては、ホイール
位置調整機構が設けられている。
【0024】このホイール位置調整機構は、図示しない
パルスモータに図示しない制御装置から所定の入力パル
スが送られると、パルスモータの正方向駆動により、ね
じシャフトが回転し、図3に示すように、架台41、連
結板50がレ−ル40にガイドされながら矢印L1、L
2方向(連結板50がドラム16に近接する方向)に移
動する。そして、連結板50が移動することにより研削
ホイール33、34の研削48面がドラムの側面と当接
し、それにより研削ホイール33、34側に位置する連
結板50が、昇降機構を中心軸とした一点鎖線で示す円
弧Qの矢印方向に微小回動する。そして、連結板50の
微小回動により、連結板50に設けられた接触子55が
所定位置に達すると、近接スイッチ57がその位置を検
知して信号を出力し、制御装置がその信号を受けてパル
スモ−タの駆動を止めるようになっている。次に、制御
装置はパルスに所定の数パルスの信号を送り、パルスモ
−タを逆方向に駆動するようにされており、これによ
り、連結板50が矢印L1、L2方向と逆の所定距離だ
け戻り、研削ホイール33、34の鉄心1の端面への最
適な当りが設定されるようになっている。したがって、
このホイール位置調整機構を作動させることにより、常
に、研削ホイール33、34の研削能力を持続させるこ
とができる。
【0025】また、鉄心搬出部8は、一端側60を上側
として傾斜状態で装置架台に固定されている。そして、
研削が終了して収容溝20に収容され、矢印A方向に移
動してきた鉄心1は、搬出路61の一端側(鉄心入口)
60の近傍に設けられた取り出しレバー62と係合する
ことにより鉄心入口60に引き込まれる。そして、引き
込まれた鉄心1は、搬出路61上を軸回転しながら鉄心
送出側63まで移動して他の収容部64に送られるよう
になっている。
【0026】次に、上記構成からなる装置を使用して、
鉄心の両端面を研削してケイ素被膜を除去する操作につ
いて説明する。先ず、ドラム回転モータ18の駆動によ
り、ドラム16を一定速度で矢印A方向に連続回転させ
る。また、ホイール回転モータ35、36の駆動によ
り、研削ホイール33、34を矢印B1、B2方向に回
転させるとともに、昇降機構37の作動により、ドラム
16が図1の状態にあるときに研削ホイ−ル33、34
の上方又は下方への移動を交互に繰り返す。
【0027】そして、搬入路14の鉄心入口14aか
ら、複数の鉄心1を軸回転させながら鉄心送出口14b
まで移動させる。鉄心送出口14bに位置した鉄心は、
回転しているドラム16の収容溝20が鉄心送出口14
bまで移動してくると、一個づつ収容溝20に収容され
る。そして、収容溝20に収容された鉄心1は、ガイド
部26に保持されながらドラム16の下端部に移動して
いく。
【0028】収容溝20に収容されてドラム16の下端
部に移動してきた鉄心1は、鉄心規制部27の規制部材
28により規制されて回転が停止する。そして、規制面
28c上に位置する鉄心1は、その両端面1a、1bが
研削ホイール33、34の研削面38によりケイ素被膜
が削り落とされる。この際、研削ホイール33、34
は、昇降機構37により上下移動が繰り返されているの
で、研削面38全体が、片減りを起こさずに均一に磨耗
していく。
【0029】そして、両端面1a、1bの研削が終了し
た鉄心1は、収容溝20の移動により鉄心規制部27の
規制面28cから他方の傾斜面28b上を通過してして
いく。そして、処理された鉄心1は、ガイド部26に保
持されながら鉄心搬出部8方向に移動していく。
【0030】鉄心搬出部8の鉄心入口60に移動してき
た鉄心1は、取り出しレバー62と係合して鉄心入口6
0に引き込まれる。そして、鉄心1は、搬出路61上を
回転して鉄心送出側63まで移動し、他の収容部に送ら
れる。以降、同様の動作を、他の収容溝20に収容され
た鉄心1も連続して繰り返されることにより、所定数の
鉄心1の端面研削作業が行われる。
【0031】なお、例えば100程の鉄心1を連続して
研削した場合には、研削ホイール33、34の研削面3
8が磨耗して研削能力が落ちてくるので、上述したよう
に、ホイール位置調整機構により、研削ホイール33、
34の研削面38の鉄心1の端面に対する最適な当り調
整を行い、常に研削ホイール33、34の研削能力を持
続させる。
【0032】以上、述べたことから容易に理解できるよ
うに、本実施例の端面研削装置は、周面19に所定間隔
をあけて鉄心1が収容される複数の収容溝20が形成さ
れた円盤状のドラム16を軸17を水平方向に向けて矢
印A方向に軸回転させた状態で、鉄心供給部5により、
ドラム16の複数の収容溝20に鉄心1を一個ずつ収容
していき、研削部6の一対の研削ホイール33、34を
繰り返し上下移動させることによりドラム16の収容溝
20に収容されて移動してくる鉄心1の両側面1a、1
bを同時に研削してケイ素被膜を除去していき、この研
削部6で研削された鉄心1を鉄心供給部8で収容溝20
から他の収容部まで搬出していく動作を連続して行うこ
とができるので、従来のような人手による端面研削作業
に比べて、端面研削作業の大幅な省力化を図ることがで
き、さらには自動化された端面研削作業が行える。
【0033】また、本装置においては、研削ホイール3
3、34の研削面38の鉄心1の端面に対する最適な当
り調整を行い、常に研削ホイール33、34の研削能力
を持続させるホイール位置調整機構が備えられているの
で、研削作業を常に安定させて作業を進めることができ
る。
【0034】また、研削ホイール33、34は、昇降機
構37により上下移動が繰り替えされているので、研削
面38全体が均一に鉄心1の両端面1a、1bと当たっ
て磨耗していき、研削ホイール33、34の片減りが起
きない構造となっている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアーマチ
ュア鉄心の端面研削装置は、周面に所定間隔をあけて鉄
心が収容される複数の収容溝が形成された円盤状のドラ
ムを、軸を水平方向に向けて一方向に軸回転させた状態
で、鉄心供給部により、ドラムの複数の収容溝に鉄心を
一個ずつ収容していき、研削部の一対の研削ホイールを
繰り返し上下移動させることによりドラムの収容溝に収
容されて移動してくる鉄心の両側面を同時に研削してケ
イ素被膜を除去していき、この研削部で研削された鉄心
を鉄心供給部で収容溝から他の収容部まで搬出していく
動作を連続して行うことができるため、従来のような人
手による端面研削作業に比べて、端面研削作業の大幅な
省力化を図ることができ、さらには自動化された端面研
削作業が行える。
【0036】また、一対の研削ホイールは繰り返し上下
移動しているため、研削面である研削ホイールの周面全
体が均一に鉄心の両端面と当たって磨耗していき、片減
りを起さない研削ホイールの耐久性向上を考慮した構造
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアーマチュア鉄心の端面研削装置を示
す全体図である。
【図2】本発明の研削部を示す側面図である。
【図3】本発明のホイール位置調整機構を示す要部平面
図である。
【図4】本発明の鉄心規制部を示す要部正面図である。
【図5】図1のVーV線矢視を示す図である。
【図6】本発明の両端面が研削されるアーマチュア鉄心
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄心 1a、1b 鉄心の端面 5 鉄心供給部 6 研削部 7 ハンドリング部 8 鉄心搬出部 14 搬入路 14a 鉄心入口 14b 鉄心送出口 16 ドラム 17 ドラムの軸 19 ドラムの円周面 20 収容溝 27 鉄心規制部 33、34 研削ホイール 37 昇降機構 38 研削ホイールの研削面 50 連結板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーマチュアを構成する筒状の鉄心の両
    端面を研削するアーマチュア鉄心の端面研削装置であっ
    て、 軸を水平方向に向けて一方向に軸回りに回転し、かつ円
    周面に所定間隔をあけて鉄心が収容される複数の収容溝
    を形成した円盤状のドラムと、 このドラムの複数の収容溝に鉄心を一個ずつ収容してい
    く鉄心供給部と、 前記ドラムの収容溝に収容されて移動してくる鉄心の両
    側面を、ドラムの下部両側面を挟み込むように配設され
    た一対の研削ホイールで同時に研削し、かつ一対の研削
    ホイールを繰り返し上下移動させる研削部と、 この研削部により研削された鉄心を収容溝から搬出する
    鉄心搬出部とを具備したことを特徴とするアーマチュア
    鉄心の端面研削装置。
JP3337286A 1991-12-19 1991-12-19 アーマチュア鉄心の端面研削装置 Pending JPH05169359A (ja)

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JP3337286A JPH05169359A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 アーマチュア鉄心の端面研削装置
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