JPH0516914A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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Publication number
JPH0516914A
JPH0516914A JP3285491A JP3285491A JPH0516914A JP H0516914 A JPH0516914 A JP H0516914A JP 3285491 A JP3285491 A JP 3285491A JP 3285491 A JP3285491 A JP 3285491A JP H0516914 A JPH0516914 A JP H0516914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging
packaged
heat
sheet
sheet materials
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3285491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Hanada
花田佳和
Hiroshi Maeda
弘 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3285491A priority Critical patent/JPH0516914A/ja
Publication of JPH0516914A publication Critical patent/JPH0516914A/ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Vacuum Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2枚の熱溶融性シート材の間に被包装物を配
し、その周囲を溶着して該シート材により被包装物を包
装する装置において、被包装物が動かないように上記シ
ート材により極めて緊密に包装する。 【構成】 ヒートシーラー28とヒートシールカッター29
とにより、被包装物12の周囲において両シート材10、11
を、一部未溶着のミシン目シール部分31を残して溶着す
る。こうして得た仮包装体30を真空チャンバー32内に配
して、包装体内部の空気を抜き、上記ミシン目シール部
分31をヒートシーラー33によって溶着する。 【効果】 袋状となったシート材の中で被包装物が動か
ないので、シート材の破損、被包装物の損傷を防止でき
る。また、空気抜き工程時に被包装物が損傷することも
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装装置、特に詳細に
は、2枚の熱溶融性シート材の間に被包装物を配置し、
この被包装物の周囲部分において2枚のシート材を溶着
して、該シート材により被包装物を包装するようにした
包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば実開昭58-79502号公報、
同60-182306 号公報等に示されるように、2枚の熱溶融
性シート材の間に被包装物を配置し、この被包装物の周
囲部分において2枚のシート材を溶着して、該シート材
により被包装物を包装するようにした包装装置が公知と
なっている。
【0003】この種の包装装置においては、例えば上記
実開昭58-79502号公報にも示されているように、2枚の
シート材の間に被包装物を配置した後、ローラをシート
材越しに被包装物表面に押圧させつつシート材を溶着さ
せることが多い。そのようにすれば、被包装物とシート
材との間の空気が抜かれるようになるので、得られた包
装体はより小容積で外観も良いものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のような空
気押出しローラを用いても、包装体内部の空気を十分良
好に排出することは極めて困難である。すなわち、空気
押し出しローラが押圧される部分では空気排出が比較的
良好になされるものの、このローラが押圧し得ない部
分、つまり被包装物の側方部分等においては空気を排出
することは不可能となっている。
【0005】こうして包装体内部に空気が残っている状
態になっていると、包装体を輸送中に、袋状となったシ
ート材内部で被包装物が動いてシート材を破損すること
がある。またこのように被包装物が動いてしまうと、被
包装物が軟質のものである場合には、その表面に擦り傷
が生じることもある。
【0006】また上記の空気押出しローラを用いる場合
は、被包装物が軟質のものであると、ローラで押されて
その表面に擦り傷が生じたり、あるいは折れ等の破損を
招くこともある。
【0007】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、空気抜き工程のために被包装物に損傷を
与えることがなく、そして被包装物が動かないように、
2枚のシート材でこの被包装物を極めて緊密に包装する
ことができる包装装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による包装装置
は、前述したように2枚の熱溶融性シート材の間に被包
装物を配置し、この被包装物の周囲部分において2枚の
シート材を溶着して、該シート材により被包装物を包装
する包装装置において、◆上記2枚のシート材を、被包
装物の周囲部分において一部未溶着部分を残して溶着す
る第1の溶着手段と、◆溶着されたこれらのシート材に
より仮包装状態となった被包装物を受け入れる減圧室
と、◆この減圧室内で2枚のシート材の上記未溶着部分
を溶着する第2の溶着手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用および発明の効果】上記の仮包装状態となった被
包装物を減圧室内に配すると、袋状のシート材の内部の
空気が上記未溶着部分を通して外部に吸引排出されるの
で、これらのシート材が被包装物に密着するようにな
る。そこでこれらのシート材の未溶着部分を第2の溶着
手段によって溶着すれば、被包装物は袋状となったシー
ト材によって緊密に包装されるようになる。このような
包装状態下では、被包装物がシート材内で動くことがな
いので、シート材が破損したり、被包装物に擦り傷が付
くことが防止される。
【0010】また上記の減圧室を利用すれば、袋状のシ
ート材には無接触で空気抜きを行なうことができるの
で、この空気抜き工程時に被包装物が損傷を受けること
もなくなる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例による包
装装置を示すものである。本装置は一例として、2枚の
防湿紙10、11を用いてシート束12を包装するためのもの
である。上記防湿紙10、11は、熱溶融性樹脂の層を有す
るものであり、長尺シート状に形成されて、各々巻取軸
13、14にロール状に巻回されている。
【0012】一方の防湿紙10は巻回状態から解かれてロ
ーラー15、16に掛けられ、次いでニップローラー17に掛
けられてほぼ水平な方向に張架され、両側端部が短いニ
ップローラー18(一方のみ図示)に掛けられている。他
方の防湿紙11も巻回状態から解かれてローラー19、20に
掛けられ、次いで上記ニップローラー17の下方に配され
たニップローラー21に掛けられてほぼ水平な方向に張架
され、両側端部が上記のニップローラー18に掛けられて
いる。こうして両防湿紙10、11は、ニップローラー17、
21からニップローラー18までの部分において、熱溶融性
樹脂の層が相対面する状態で、互いに上下に合わされる
ようになっている。
【0013】合わされた両防湿紙10、11の両側端部(耳
部)は、上記ローラー18の上側に配された耳部スリッタ
ー22によってスリットされる。スリットされた耳部23は
ローラー18から下方に延ばされ、もう一方の耳部24と合
わされた上で、1対のニップローラー25、26間に通され
る。一方のローラー25は図示しない駆動装置によって回
転され、それにより耳部23が下方に送られる。これとニ
ップローラー17、21により両防湿紙10、11は、長手方向
(矢印A方向)に互いに等速で搬送される。なお耳部23
は、ニップローラー25、26を通過した後に耳部カッター
27によって切断されて、耳チップ23aとされる。
【0014】被包装物であるシート束12は、一例として
3個ずつ、公知の搬送手段(図示せず)により矢印B方
向に搬送され、矢印Cで示す位置まで来ると次に防湿紙
搬送方向に送り出され、合わされる両防湿紙10、11の間
に挿入される。なお3つのシート束12は、防湿紙幅方向
に互いに若干の間隔を置いた状態で搬送される。
【0015】ニップローラー17、21とニップローラー18
との間には、前述した2個の耳部スリッタ22とともに第
1の溶着手段を構成するヒートシーラー28が配置されて
いる。このヒートシーラー28は、防湿紙10、11の両側部
と、各シート束12の間の部分に位置させて合計4個設け
られており、それぞれの部分において両防湿紙10、11を
長手方向(搬送方向)に熱溶着させる。なお前述した2
個の耳部スリッター22は、左右両端のヒートシーラー28
が溶着した部分の外側において、それぞれ防湿紙10、11
をスリットする。
【0016】次に両防湿紙10、11は、3個のシート束12
と、それらとは別の供給単位で送り込まれた別の3個の
シート束12との間において、ヒートシールカッター29に
より熱溶着される。このヒートシールカッター29は防湿
紙10、11の全幅以上に亘って延び、防湿紙10、11をその
搬送方向に互いに離れた2箇所において幅方向に熱溶着
し、そしてそれらの溶着箇所の間において防湿紙10、11
を幅方向に切断する。なおヒートシールカッター29は、
上記2つの熱溶着箇所のうち、防湿紙搬送方向上流側
(ヒートシーラー28側)の箇所は一部未溶着部分が残る
ミシン目シールとし、下流側の箇所は完全に溶着がなさ
れる全幅シールとするように形成されている。
【0017】以上のようにして、袋状となった防湿紙1
0、11により3個ずつシート束12が包装された仮包装体3
0が得られる。この仮包装体30は、図示しない公知の手
段により、矢印Dで示す位置に取り出された後、次に矢
印E方向に間欠搬送される。なお、ヒートシールカッタ
ー29による熱溶着が前述のようになされるため、この仮
包装体30においては、一端縁部にミシン目シール部分31
が残ることになる。
【0018】間欠搬送される仮包装体30は、内部が減圧
された真空チャンバー32内に送られ、そこで一時停止さ
れる。すると、上記ミシン目シール部分31の未溶着部分
を通して、仮包装体30内の空気が外部に吸引排除される
ので、防湿紙10、11は各シート束12に対して上下左右か
ら密着するようになる。次いで、この真空チャンバー32
内に配されている第2の溶着手段としてのヒートシーラ
ー33により、上記ミシン目シール部分31が完全に溶着さ
れる。
【0019】こうして得られた包装体30Aは真空チャン
バー32から排出され、各シート束12の間の部分がクロス
カッター34によって切断される。なおこの切断は、前述
のヒートシーラー28による溶着箇所を2つに分けるよう
にしてなされる。
【0020】以上の工程により、各シート束12が、袋状
となった防湿紙10、11により包装されてなる包装体40が
得られる。この包装体40においては、前述のようにシー
ト束12に防湿紙10、11が密着して、緊密に包装がなされ
ている。したがって、この包装体40が後に輸送される等
の際に、防湿紙10、11内でシート束12が動いてしまうこ
とがなく、よって、動いたシート束12によって防湿紙1
0、11が破損されたり、あるいはシート束12の各シート
に擦り傷が付くことが防止される。
【0021】また、真空チャンバー32による仮包装体30
からの空気抜きは、この仮包装体30に無接触でなされる
から、この空気抜きの工程のためにシート束12の各シー
トに傷が付くようなこともない。
【0022】次に図2を参照して、本発明の第2実施例
について説明する。なおこの図2において、図1に示し
たものと同等の要素については同番号を付してあり、そ
れらについての重複した説明は省略する。
【0023】この第2実施例装置においては、前述した
2つの耳部スリッター22と並べて、2つのミシン目スリ
ッター50が配設されている。これらのスリッター50は、
シート束12の間の溶着部分の中間位置において両防湿紙
10、11に、その搬送方向に延びるミシン目を入れる。こ
のようなミシン目を入れておけば、真空チャンバー32か
ら排出された包装体30Aを、搬送速度差をつけて引っ張
ることによりこのミシン目51の部分から手作業等により
簡単に分離することができる。よってこの場合は、図1
に示されたクロスカッター34は不要となる。
【0024】なお以上説明した図1および図2の装置に
おいて、ヒートシールカッター29が2箇所の溶着部分を
いずれもミシン目シールとするように構成してもよい。
そのようにすれば、仮包装体30においてはミシン目シー
ル部分31が2箇所生じることになり、真空チャンバー32
内での空気抜きがより良好になされるようになる。その
ようにする場合は、真空チャンバー32内に、ヒートシー
ラー33と同様のヒートシーラーをもう1つ設ければよ
い。
【0025】またシート束12のサイズ変更に対しては、
防湿紙10、11及び仮包装体30の送り量を変え、ヒートシ
ーラー28、耳部スリッター22、そして図2の装置におい
てはさらにミシン目スリッター50の位置を変更すること
によって対処できる。
【0026】さらに、上述した実施例においては、シー
ト束を3個単位で包装して、包装後にそれらを分離する
ようにしているが、本発明の包装装置は、被包装物を1
個ずつ包装するように構成することも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を示す概略斜視図
【図2】本発明の第2実施例装置を示す概略斜視図
【符号の説明】
10、11 防湿紙 12 シート束 25、26 ニップローラー 28、33 ヒートシーラー 29 ヒートシールカッター 30 仮包装体 31 ミシン目シール部分 32 真空チャンバー 34 クロスカッター 40 包装体 50 ミシン目スリッター 51 ミシン目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 2枚の熱溶融性シート材の間に被包装物
    を配置し、この被包装物の周囲部分において前記2枚の
    シート材を溶着して、該シート材により被包装物を包装
    する包装装置において、 前記2枚のシート材を、被包装物の周囲部分において一
    部未溶着部分を残して溶着する第1の溶着手段と、 溶着されたこれらのシート材により仮包装状態となった
    被包装物を受け入れる減圧室と、 この減圧室内で2枚のシート材の前記未溶着部分を溶着
    する第2の溶着手段とを備えたことを特徴とする包装装
    置。
JP3285491A 1991-02-27 1991-02-27 包装装置 Withdrawn JPH0516914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3285491A JPH0516914A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3285491A JPH0516914A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 包装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516914A true JPH0516914A (ja) 1993-01-26

Family

ID=12370428

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JP3285491A Withdrawn JPH0516914A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 包装装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0516914A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5954965A (en) * 1996-03-29 1999-09-21 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing pure water

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5954965A (en) * 1996-03-29 1999-09-21 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing pure water

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514