JPH051690Y2 - - Google Patents

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JPH051690Y2
JPH051690Y2 JP1457788U JP1457788U JPH051690Y2 JP H051690 Y2 JPH051690 Y2 JP H051690Y2 JP 1457788 U JP1457788 U JP 1457788U JP 1457788 U JP1457788 U JP 1457788U JP H051690 Y2 JPH051690 Y2 JP H051690Y2
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hollow cylindrical
cylindrical member
protrusion
notch
adhesive
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、二つの中空円筒部材を互いに液密的
に接合するための接合方式に関するものである。
〔従来の技術及び問題点〕
従来、二つの中空円筒部材を互いに液密的に接
合する場合、一方の中空円筒部材の端面の内縁に
環状の切欠部を設け、この切欠部を他方の中空円
筒部材の端面の内縁に設けられた軸方向外側に突
出する環状の突条部に被嵌させて、このとき突条
部と切欠部との間に沿つて全周に亘つて接着剤を
塗布することにより、二つの中空円筒部材を互い
に液密的に接合するようにしていた。
しかしながら、上述の接合方式においては、二
つの中空円筒部材を、接着剤を塗布したうえでそ
の一方の突条部を他方の切欠部に嵌入させて押し
込んだとき、該突条部と切欠部の間から、該中空
円筒部材の外側及び内側に接着剤がはみだしてし
まう。このため、外側にはみだした接着剤に関し
ては、除去のため研削仕上げ等が必要となると共
に、内側にはみだした接着剤に関しては、特に中
空円筒部材が小径である場合にはその除去が困難
であり且つ該中空円筒部材の内部に包含された、
例えばプリント基板等に悪影響を及ぼすこともあ
る。
〔考案の目的〕
本考案は、以上の点に鑑み、二つの中空円筒部
材を互いに液密的に接合した場合にも、接着剤が
該中空円筒部材の外側にも内側にもはみだすよう
なことのない、中空円筒部材の接合方式を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記目的は、本考案によれば、一方の中空円筒
部材の端面の内縁に沿つて環状の切欠部が設けら
れ、他方の中空円筒部材の端面の内縁に沿つて軸
方向外側に突出する環状の第一の突条部が設けら
れていて、これら第一の突条部及び前記切欠部の
端面に形成された段部が、二つの中空円筒部材が
接合されたときに互いに当接するように寸法が選
定されており、さらに前記他方の中空円筒部材の
端面に設けられた前記第一の突条部から上記一方
の中空円筒部材の切欠部を越えてその内周面に嵌
合する第二の突条部が備えられていて、前記第一
の突条部及び切欠部の端面に形成された段部がそ
の全周に亘つて接着剤により互いに接着されるこ
とにより、二つの中空円筒部材が互いに液密的に
接合されるようにした中空円筒部材の接合方式に
よつて達成される。
この考案によれば、接着剤により互いに接着さ
れる一方の中空円筒部材の切欠部及び他方の中空
円筒部材の第一の突条部の端面に形成された段部
に隣接して、該段部の内側では、一方の中空円筒
部材の内周面と他方の中空円筒部材の第二の突条
部との嵌合領域が存在し、またこの段部の外側で
は、一方の中空円筒部材の切欠部内周面と他方の
中空円筒部材の第一の突条部の外周面との嵌合領
域が存在していることにより、二つの中空円筒部
材を互いに密着させたときに、該段部の間に塗布
された接着剤が該段部の間からはみだしたとして
も、内側にはみだした接着剤は、一方の中空円筒
部材の内周面と他方の中空円筒部材の第二の突条
部との嵌合領域に流れ込み、また外側にはみだし
た接着剤は、一方の中空円筒部材の切欠部内周面
と他方の中空円筒部材の第一の突条部の外周面と
の嵌合領域に流れ込むので、該中空円筒部材の内
側又は外側に接着剤がはみだすことはない。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
説明する。
第1図は本考案により接合された中空円筒部材
の接合部の一実施例を示しており、この接合部1
0は、第一の中空円筒部材11(図面において右
側)と、この第一の中空円筒部材11に対して接
合された第二の中空円筒部材12(図面において
左側)とから構成されている。
第一の中空円筒部材11は、その一端面、即ち
第1図左側の端面において、該端面の内縁に沿つ
て環状の切欠部11aが形成されており、この切
欠部11aの底部が段部11bを形成している。
また、第二の中空円筒部材12は、その一端面、
即ち第1図右側の端面において、この端面の内縁
に沿つて軸方向外側、即ち右方に突出する環状の
第一の突条部12aが形成されており、この第一
の突条部12aの先端が段部12bを形成してい
る。そして、第一の中空円筒部材11の段部11
bと第二の中空円筒部材12の段部12bとは、
これら第一及び第二の中空円筒部材11及び12
が結合されたとき、互いに当接するように、その
寸法が選定されている。また、第二の中空円筒部
材12には、その第一の突条部12aの先端内側
からさらに軸方向外側に突出する第二の突条部1
2cが形成されており、この第二の突条部12c
の外径は第一の中空円筒部材11の内径に等しく
選定されている。
本考案による接合方式は、以上のように構成さ
れており、第一及び第二の中空円筒部材11及び
12を互いに接合される場合、先ず第一及び/又
は第二の中空円筒部材11,12の段部11b,
12bに接着剤を塗布しておき、第一の中空円筒
部材11の切欠部11aに、第二の中空円筒部材
12の第一の突条部12aを整合させて嵌入する
ことにより、第一及び第二の中空円筒部材11,
12が互いに結合されることになる。これにより
第一の中空円筒部材11の切欠部11a内に第二
の中空円筒部材12の第一の突条部12aが完全
に押し込まれると、第二の中空円筒部材12の段
部12bが第一の中空円筒部材11の段部11b
に当接せしめられ、該段部11b,12bには予
め接着剤が塗布されているため、該段部11b,
12bが互いに接着されることとなる。
このとき、上記段部11b,12bの間から接
着剤がはみだしたとしても、内側にはみだした接
着剤は、第一の中空円筒部材11の内周面と第二
の中空円筒部材12の第二の突条部12cとの嵌
合領域に流れ込み、また、外側にはみだした接着
剤は、第一の中空円筒部材11の切欠部11aの
内周面と第二の中空円筒部材12の第一の突条部
12aの外周面との嵌合領域に流れ込むので、接
着剤はこれら第一及び第二の中空円筒部材11,
12の間から外側又は内側にはみだすようなこと
はない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、一方の中
空円筒部材の端面の内縁に沿つて環状の切欠部が
設けられ、他方の中空円筒部材の端面の内縁に沿
つて軸方向外側に突出する環状の第一の突条部が
設けられていて、該第一の突条部及び前記切欠部
の端面に形成された段部が、二つの中空円筒部材
が接合されたときに互いに当接するように寸法が
選定されており、さらに上記他方の中空円筒部材
の端面に設けられた第一の突条部から上記一方の
中空円筒部材の切欠部を越えてその内周面に嵌合
する第二の突条部が備えられていて、上記第一の
突条部及び切欠部の端面に形成された上記段部が
その全周に亘つて接着剤により互いに接着される
ことにより、二つの中空円筒部材が互いに液密的
に接合されるように、中空円筒部材の接合方式を
構成したから、接着剤により互いに接着される一
方の中空円筒部材の切欠部及び他方の中空円筒部
材の第一の突条部の端面に形成された段部に隣接
して、該段部の内側では、一方の中空円筒部材の
内周面と他方の中空円筒部材の第二の突条部との
嵌合領域が存在し、また該段部の外側では、一方
の中空円筒部材の切欠部内周面と他方の中空円筒
部材の第1の突条部の外周面との嵌合領域が、そ
れぞれ存在することになる。
従つて、二つの中空円筒部材を互いに密着させ
たとき、上記段部の間に塗布された接着剤が該段
部の間からはみだしたとしても、内側にはみだし
た接着剤は、一方の中空円筒部材の内周面と他方
の中空円筒部材の第二の突条部との嵌合領域に流
れ込み、また外側にはみだした接着剤は、一方の
中空円筒部材の切欠部内周面と他方の中空円筒部
材の第一の突条部の外周面との嵌合領域に流れ込
むので、該中空円筒部材の内側又は外側に接着剤
がはみだすようなことがない。
かくして、本考案によれば、二つの中空円筒部
材を互いに液密液に接合した場合にも、接着剤が
該中空円筒部材の外側にも内側にもはみだすよう
なことがなく、従つてはみだした接着剤を除去し
たり、あるいははみだした接着剤により中空円筒
部材に内蔵されたプリント基板等が悪影響を受け
たりすることのない、極めて優れた中空円筒部材
の接合方式が提供され得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案により接合された中空円筒部材
の一実施例の要部を示す概略断面図である。 10……接合部、11……第一の中空円筒部
材、11a……切欠部、11b……段部、12…
…第二の中空円筒部材、12a……突条部、12
b……段部、12c……第二の突条部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の中空円筒部材の端面の内縁に沿つて環状
    の切欠部が設けられ、他方の中空円筒部材の端面
    の内縁に沿つて軸方向外側に突出する環状の第一
    の突条部が設けられていて、該第一の突条部及び
    前記切欠部の端面に形成された段部が、二つの中
    空円筒部材が接合されたときに互いに当接するよ
    うに寸法が選定されており、さらに上記他方の中
    空円筒部材の端面に設けられた第一の突条部から
    上記一方の中空円筒部材の切欠部を越えてその内
    周面に嵌合する第二の突条部が備えられていて、
    前記第一の突条部及び切欠部の端面に形成された
    段部がその全周に亘つて接着剤により互いに接着
    されることにより、二つの中空円筒部材が互いに
    液密的に接合されることを特徴とする、中空円筒
    部材の接合方式。
JP1457788U 1988-02-08 1988-02-08 Expired - Lifetime JPH051690Y2 (ja)

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JPH01119904U JPH01119904U (ja) 1989-08-14
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