JPH05169046A - ゴミ処理装置 - Google Patents

ゴミ処理装置

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JPH05169046A
JPH05169046A JP3361028A JP36102891A JPH05169046A JP H05169046 A JPH05169046 A JP H05169046A JP 3361028 A JP3361028 A JP 3361028A JP 36102891 A JP36102891 A JP 36102891A JP H05169046 A JPH05169046 A JP H05169046A
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mesh
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Tadashi Aikawa
正 相川
Hiroshi Koike
浩 小池
Hiroshi Masuda
広 増田
Susumu Inagaki
進 稲垣
Yuji Nomura
祐二 野村
Chujiro Baba
忠次郎 馬場
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露出ゴミのみ、あるいは露出ゴミ・袋入ゴミ
を一か所に集めてから、種類に応じて選別仕分けを確実
容易に行えるようにした。 【構成】 露出ゴミのみ、あるいは袋入ゴミを破袋して
得た破袋ゴミと露出ゴミとを供給するメッシュで形成し
た筒型回転フルイ体と、微細なゴミとメッシュ通過可能
な大きさの形状のゴミとに選別して、このメッシュ通過
可能な大きさの形状のゴミを移送する網目状コンベア
と、網目状コンベアの網目不通過ゴミ搬出用コンベア
と、この網目不通過のゴミを易吸着性ゴミと難吸着性ゴ
ミとに選別するドラム型吸引式回転選別体と、易吸着性
ゴミと微細なゴミとを搬出するための帯状コンベアと、
難吸着性ゴミを磁性体ゴミと非磁性体ゴミとに分別する
ためのマグネットロール体と、非磁性体ゴミを比重の大
きいゴミと比重の小さいゴミとに選別するための風圧式
重量差選別部とを配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば一般家庭のゴ
ミ、マンションゴミ、町内収集ゴミやイベント会場ゴ
ミ、その他適宜多数の人が集まる催し物会場、パーキン
グエリア、ドライブイン、遊園地、公園などにおいて生
じる種々雑多な大量のゴミを、ゴミ処理場(ゴミ集合場
所も含む)において、露出ゴミのみ単独、あるいは露出
ゴミ・袋入ゴミを一か所に集めてから、順次それぞれの
種類に応じて各種のゴミをそれぞれ容易に選別仕分けし
うるようにしたゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴミ処理装置しては、例えば特公
昭.57−12429号公報などに示すごとく、各種ゴ
ミを選別仕分けするゴミ処理装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ゴミ処理装置においては、一般家庭のゴミ、マンション
ゴミ、町内収集ゴミやイベント会場ゴミ、その他適宜多
数の人が集まる催し物会場、パーキングエリア、ドライ
ブイン、遊園地、公園などにおいて生ずるゴミは、種々
雑多な物、たとえば紙類、トレイ、紙容器(弁当箱、コ
ップなど)、プラスチック容器、鉄缶、アルミ缶、ガラ
スビン類、食べ残し物、煙草の吸殼、割箸、その他適宜
の可燃不燃性雑ゴミなどの諸々の露出ゴミあるいは露出
ゴミ・袋入ゴミからなる混合物であり、これらの各種ゴ
ミを確実に種類別に選別仕分けすることは、複雑な処理
工程の割りには充分でなかった。また、大掛かりな装置
を必要とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のゴミ処理装置
は、上記課題を解決することを目的とし、露出ゴミのみ
を単独で供給されるか、あるいは露出ゴミ・袋入ゴミを
一か所に集められる投入ホッパの下部に配設した破袋機
により得る破袋ゴミと前記露出ゴミとの混合物が供給さ
れるゴミ供給口を有すると共に、ゴミ排出口を有し、か
つ胴周部を所要メッシュで形成した筒型回転フルイ体を
配設し、この筒型回転フルイ体の下部に網目通過ゴミ搬
出用帯状コンベアを配設し、さらにこの網目通過ゴミ搬
出用帯状コンベアの下部に微細なゴミと網目通過可能な
大きさの形状のゴミとに選別して、この網目通過可能な
大きさの形状のゴミを移送する網目通過ゴミ搬出用網目
状コンベアを配設し、この網目状コンベアにより移送さ
れた前記網目通過可能な大きさの形状のゴミを搬出する
ための網目状コンベア網目不通過ゴミ搬出用コンベアを
配設し、この網目状コンベア網目不通過ゴミ搬出用コン
ベアにより移送された前記網目状コンベアの網目不通過
のゴミを比較的柔らかいゴミと比較的堅いゴミとに分離
する干渉部材および易吸着性ゴミと難吸着性ゴミとに選
別するドラム型吸引式回転選別体を、前記網目状コンベ
ア網目不通過ゴミ搬出用コンベアの搬出側下方部に上下
方向に順次配設し、この搬出側下方部に前記易吸着性ゴ
ミおよび前記微細なゴミを搬出するための網目通過ゴミ
・易吸着性ゴミ搬出用帯状コンベアを前記網目通過ゴミ
搬出用網目状コンベアの下部に配設するとともに、前記
難吸着性ゴミを磁性体ゴミと非磁性体ゴミとに分別する
ためのマグネットロール体に掛支した難吸着性ゴミ搬出
用帯状コンベアを前記ドラム型吸引式回転選別体の側部
に配設し、前記難吸着性ゴミの内の非磁性体ゴミを搬出
するための非磁性体ゴミ搬出用帯状コンベアを前記マグ
ネットロール体の下方所要位置に配設し、前記非磁性体
ゴミを比重の大きいゴミと比重の小さいゴミとに選別す
るための風圧式重量差選別部を非磁性体ゴミ搬出用帯状
コンベアの搬出部近傍に配設したことを特徴とするもの
である。
【0005】図1は本発明のゴミ処理装置の一実施例を
示す概略図である。図1において1は一般家庭のゴミ、
マンションゴミ、町内収集ゴミやイベント会場ゴミ、そ
の他適宜多数の人が集まる催し物会場、パーキングエリ
ア、ドライブイン、遊園地、公園などにおいて生ずる種
々雑多な物、たとえば紙類、トレイ、紙容器(弁当箱、
コップなど)、プラスチック容器、鉄缶、アルミ缶、ガ
ラスビン類、食べ残し物、煙草の吸殻、割箸、その他適
宜の可燃不燃性雑ゴミなどの諸々の露出ゴミaと袋入ゴ
ミbからなる混合物2が、一か所に集められて投入され
るよう配設した投入ホッパである。
【0006】3は前記投入ホッパ1の下部に配設した露
出ゴミ・袋入ゴミの混合物移送用コンベアである。4は
この混合物移送用コンベア3の途中に配設した破袋機で
あり、この破袋機4により前記袋入ゴミbを破袋して破
袋ゴミcを得ている。5はこの破袋機4の後段において
溜められた前記露出ゴミaと破袋ゴミcとからなる混合
物6を、後記筒型回転フルイ体7のゴミ供給口7aへ移
送するために配設した露出ゴミ・破袋ゴミの混合物移送
用コンベアである。
【0007】また、前記露出ゴミaのみを単独で、例え
ばバケット、コンベア、その他の適宜の手段により筒型
回転フルイ体7のゴミ供給口7aへ直接投入することも
可能である。
【0008】前記筒型回転フルイ体7は、ゴミ供給口7
aとゴミ排出口7bとを有し、かつ胴周部全体が所要の
メッシュ7cからなる網目籠体で構成されており、ゴミ
供給口7a側を高位に、ゴミ排出口7b側を低位になる
よう所要角度傾斜して回転可能に配設されている。前記
メッシュ7cはゴミ供給口7aから供給された露出ゴミ
a・破袋ゴミcからなる混合物6の中から微細(細片・
塵状ゴミ)なゴミd例えば煙草の吸殻、食べ残し物、割
箸、その他のゴミなどや、通過可能な大きさの形状のゴ
ミe例えば紙類、トレイ、紙容器、プラスチック容器、
紙オムツ、鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類などのゴミが
通過されるよう形成されている。
【0009】また、前記筒型回転フルイ体7のゴミ排出
口7bからは、前記メッシュ7cを通過し得ないゴミf
例えば弁当箱その他の形状の軽量・比較的大型のゴミが
排出されるよう形成されている。8はこの例えば弁当箱
その他の形状の軽量・比較的大型のゴミfを、必要に応
じて回収するためにゴミ排出口7bから排出される位置
に設置した回収箱である。なお、この回収箱8には、前
記ゴミ排出口7bからゴミ搬出用帯状コンベアなどを介
して適宜回収してもよい。
【0010】9は前記筒型回転フルイ体4の下部に設置
した筒型回転フルイ体網目通過ゴミ搬出用帯状コンベア
であり、この網目通過ゴミ搬出用帯状コンベア9により
前記メッシュ7cから通過された前記微細なゴミdと筒
型回転フルイ体網目通過可能な大きさの形状のゴミeが
搬出される。10はこの筒型回転フルイ体網目通過ゴミ
搬出用帯状コンベア9の下部に設置した筒型回転フルイ
体網目通過ゴミ搬出用網目状コンベアであり、この網目
状コンベア10により微細なゴミdと通過可能な大きさ
の形状のゴミeとに選別される。すなわち、この微細な
ゴミdはこの網目状コンベア10によって搬送されず、
網目から後記の網目状コンベア網目通過ゴミ・易吸着性
ゴミ搬出用帯状コンベア11上に載置され、搬出され
る。
【0011】11は前記網目状コンベア10の下部に設
置した網目状コンベア網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ搬出
用帯状コンベアであり、前記微細なゴミdと後記易吸着
性ゴミgとは、この網目状コンベア網目通過ゴミ・易吸
着性ゴミ搬出用帯状コンベア11によって搬出される。
12は網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ回収箱であり、前記
微細なゴミdと易吸着性ゴミgを回収できる位置に設置
してある。13は前記筒型回転フルイ体網目通過ゴミ搬
出用網目状コンベア10によって搬送された筒型回転フ
ルイ体網目通過可能な大きさの形状のゴミeを、搬出側
に搬送するための網目状コンベア網目不通過ゴミ搬送用
コンベアである。
【0012】14はこの搬送用コンベア13の搬出側に
設置した逆方向(搬出側に対向する方向)に回転するロ
ープベルトである。このロープベルト14を設けると、
ゴミeの内の例えば紙類、トレイ、紙容器、プラスチッ
ク容器、紙オムツなどのような比較的柔らかいゴミgの
大部分は、(イ)側から落下し、ゴミeの内の例えば鉄
缶、アルミ缶、ガラスビン類などの比較的堅いゴミh
は、(ロ)側から落下する。
【0013】15はこのロープベルト14の下方部に配
設した図2に示すごとくのドラム型吸引式回転選別体で
あり、上面側一部を所要面積に亘り仕切体15aで凹状
空間部15bを形成したドラム体15cと、このドラム
体15cの外周に矢印X方向に一定速度で回転可能に嵌
合配設した簀子状回転体15dと、前記ドラム体15c
の凹状空間部15bに常時所要の吸引力(負圧力)を作
用するように前記ドラム体15cの凹状空間部15bの
一側部に形成した吸引ダクト口15eとから構成されて
いる。この凹状空間部15bに位置する簀子状回転体1
5dの面は開口部となっている。
【0014】16は前記ロープベルト14とドラム型吸
引式回転選別体15との中間に配設した図3に示すごと
くのリング状の干渉部材であり、この干渉部材16は支
持杆16aに自由に揺動するようにそれぞれ挿通した適
宜の材料からなる複数の円形リング体16bからなって
いる。これら円形リング体16b間には、これらの円形
リング体16bが互いに接触しないようにするための突
出体16cが前記支持杆16aにそれぞれ固定してあ
る。前記ロープベルト14側から落下した例えば鉄缶、
アルミ缶、ガラスビン類などのゴミhは、この突出体1
6cに当たってはね飛ばされる。17はこれらのゴミh
がいたずらに飛び散らないように干渉部材16の近傍に
吊設した複数のコイルスプリングからなるカーテンであ
る。
【0015】また、前記リング状の干渉部材16の役目
は、万が一この干渉部材16側に例えば紙類、トレイ、
紙容器、プラスチック容器、紙オムツなどのような比較
的柔らかいゴミgが、例えば鉄缶、アルミ缶、ガラスビ
ン類などのゴミhに混じって落下した場合、このゴミg
を前記ドラム型吸引式回転選別体15によって前記網目
状コンベア網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ搬出用帯状コン
ベア11側に移送させるためのものである。すなわち、
このゴミgを前記干渉部材16の周面と前記ドラム型吸
引式回転選別体15との間で馴染ませ、このドラム型吸
引式回転選別体15の簀子状回転体15dの回転によっ
て凹状空間部15bの位置に到来させ、そのまま吸着さ
せながら下方へ回転移送させるようにしてある。
【0016】前記ドラム型吸引式回転選別体15の凹状
空間部15bに位置する開口部上に落下した通過可能な
大きさの形状のゴミeの内、例えば紙類、トレイ、紙容
器、プラスチック容器、紙オムツのように吸引力によっ
て容易に吸着し易い易吸着性ゴミgは、前記簀子状回転
体15d面上に吸着して下方へ回転移送され、前記ドラ
ム体15cの凹状空間部15b以外の遮蔽部分に至ると
吸引力が解除されて前記易吸着性ゴミgは前記網目状コ
ンベア網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ搬出用帯状コンベア
11に落下し、搬出されて前記網目通過ゴミ・易吸着性
ゴミ回収箱12に回収されるようになっている。
【0017】18は前記ドラム型吸引式回転選別体15
の一側部に配設したベルト状の難吸着性ゴミ搬出用帯状
コンベアで、吸引力に影響されない例えば鉄缶、アルミ
缶、ガラスビン類などの難吸着性ゴミhが搬出されるよ
うに構成してある。なお、前記ドラム型吸引式回転選別
体15における簀子状回転体15dの回転駆動機構は、
従来周知の装置を用いているので図示は省略する。
【0018】19は前記難吸着性ゴミhを磁性体ゴミi
と非磁性体ゴミjとに分別するためのマグネットロール
体であって、図4に示すようにこのマグネットロール体
19の胴周部の凹条部19aに、ベルト状の難吸着性ゴ
ミ搬出用帯状コンベア18の搬出端を巻掛けたものを用
いているが、これに限定されるものでない。19bはこ
の難吸着性ゴミ搬出用帯状コンベア18並びにマグネッ
トロール体19の下方所要位置に設けた磁性解除部であ
る。20はマグネットロール体18に着磁している前記
難吸着性ゴミhの内の例えば鉄缶などの磁性体ゴミi
が、この磁性解除部19bによって着磁が解除されて回
収される位置に配置した回収箱である。
【0019】22は前記マグネットロール体19の下方
所要位置に設けた難吸着性ゴミhの内の前記マグネット
ロール体19に着磁しない例えばアルミ缶、ガラスビン
類などの非磁性体ゴミjを搬送排出するための非磁性体
ゴミ搬出用帯状コンベアである。23は例えばブロワー
のごとき風発生装置23aに連結している吹出ノズル部
23bを有する風圧式重量差選別部であり、前記非磁性
体ゴミ搬出用帯状コンベア22の排出部近傍に吹出ノズ
ル部23bを配設して所要幅に亘り常時一定方向に、一
定圧の送風作用を行わせることにより非磁性体ゴミjの
内の比重の小さいアルミ缶kと比重の大きいガラスビン
類1とをその重量差を利用して選別するよう構成されて
いる。
【0020】すなわち、前記風発生装置23aと前記ド
ラム型吸引式回転選別体15の吸引ダクト口15eとの
間には、ダクト21が連結されており、前記風発生装置
23aの駆動により風を発生させると、前記ドラム型吸
引式回転選別体15の凹状空間部15bに位置する開口
部から風が吸引され、ダクト21を介して前記吹出ノズ
ル部23bから排風されるようになっている。
【0021】24はガラスビン類などの比重の大きいゴ
ミ1が自重により回収される位置に配設した比重の大き
い(ガラスビン類など)ゴミ1の回収箱である。25は
吹出ノズル部23bに連続して配設した送風管であり、
この送風管25の延長終端部には、排風口25bが設け
られ、その近傍には比重の小さい(アルミ缶)ゴミkの
排出口25aが設けられている。26は図5に示すよう
にこの排出口25aに対向して送風管25内に固設した
格子状のゴミストッパーであり、送風管25内を吹き飛
ばされてきたアルミ缶kは、このゴミストッパー26に
衝突して排出口25aから排出されるようになってい
る。27は必要とすればこの排出口25aから排出する
位置に配設した比重の小さい(アルミ缶)ゴミkの回収
箱である。
【0022】なお、前記各コンベア3、5、9、10、
11、13、14、17、22、ドラム型吸引式回転選
別体15および干渉部材16などの両側には、各種ゴミ
が飛び散らないように図示しない両壁がそれぞれ固設さ
れていること勿論である。
【0023】次に本発明のゴミ処理装置の一実施例の作
用について説明する。まず、露出ゴミa・袋入ゴミbか
らなる混合物2を一か所に集めて投入ホッパ1に投入
し、露出ゴミ・袋入ゴミの混合物移送用コンベア3によ
り移送される途中に配設した破袋機4により前記袋入ゴ
ミbを破袋して破袋ゴミcを得るようにした場合につい
て説明する。
【0024】この破袋機4の後段において溜められた前
記露出ゴミaと破袋ゴミcからなる混合物6は、露出ゴ
ミ・破袋ゴミの混合物移送用コンベア5によって筒型回
転フルイ体7のゴミ供給口7aへ移送されて、この筒型
回転フルイ体7に供給される。この筒型回転フルイ体7
の回転により胴周部全体の所要のメッュ7cからは、例
えば煙草の吸殻、食べ残し物、割箸、その他のゴミなど
の微細(細片・塵状ゴミ)なゴミdや、例えば紙類、ト
レイ、紙容器、プラスチック容器、紙オムツ、鉄缶、ア
ルミ缶、ガラスビン類などの通過可能な大きさの形状の
ゴミeが通過され、またゴミ排出口7bからは、前記メ
ッシュ7cを通過し得ない例えば弁当箱その他の形状の
軽量・比較的大型のゴミfが排出される。
【0025】前記筒型回転フルイ体7のメッシュ7cか
ら下方部に通過された前記微細なゴミdと通過可能な大
きさの形状のゴミeは、筒型回転フルイ体網目通過ゴミ
搬出用帯状コンベア9により搬出され、この筒型回転フ
ルイ体網目通過ゴミ搬出用帯状コンベア9の下部に設置
した筒型回転フルイ体網目通過ゴミ搬出用網目状コンベ
ア10により微細なゴミdと通過可能な大きさの形状の
ゴミeとに選別される。この網目状コンベア10の網目
を通過した前記微細なゴミdは、前記網目状コンベア1
0の下部に設置した網目状コンベア網目通過ゴミ・易吸
着性ゴミ搬出用帯状コンベア11上に載置され、この帯
状コンベア11により網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ回収
箱に回収される。
【0026】また、前記網目状コンベア10の網目を通
過しなかった筒型回転フルイ体網目通過可能な大きさの
形状のゴミeは、網目状コンベア網目不通過ゴミ搬送用
コンベア13によってロープベルト14の方向に向かっ
て搬送され、このロープベルト14上に落下し、かつ前
記ドラム型吸引式回転選別体15上に落下する例えば紙
類、トレイ、紙容器、プラスチック容器、紙オムツのよ
うに吸引力によって容易に吸着し易い易吸着性ゴミg
と、前記リング状の干渉部材16上に落下する例えば鉄
缶、アルミ缶、ガラスビン類などの難吸着性ゴミhとに
それぞれ分別される。
【0027】前記易吸着性ゴミgは、ドラム体15cの
ドラム型吸引式回転選別体15の上面側の開口面となり
得る凹状空間部15bにおいて、常時作用する吸引力
(負圧力)により簀子状回転体15d面上に吸着されて
矢印X方向に一定速度で回転搬送され、前記ドラム体1
5cの凹状空間部15b以外の遮蔽部分に至ると吸引力
が解除されて、前記網目状コンベア網目通過ゴミ・易吸
着性ゴミ搬出用帯状コンベア11に落下し、この帯状コ
ンベア11により搬出されて前記網目通過ゴミ・易吸着
性ゴミ回収箱12に回収される。
【0028】また、吸引力に影響されない前記難吸着性
ゴミhは、難吸着性ゴミ搬出用帯状コンベア17により
搬出され、マグネットロール体18によって磁性体ゴミ
iと非磁性体ゴミjとに分別される。そしてマグネット
ロール体18に着磁している前記難吸着性ゴミhの内の
例えば鉄缶などの磁性体ゴミiは、磁性解除部18bに
より着磁が解除されて回収箱20に回収され、前記難吸
着性ゴミhの内の前記マグネットロール体18に着磁し
ない例えばアルミ缶、ガラスビン類などの非磁性体ゴミ
jは、非磁性体ゴミ搬出用帯状コンベア22により搬出
される。
【0029】非磁性体ゴミ搬出用帯状コンベア22によ
り搬出排出された例えばアルミ缶、ガラスビン類などの
非磁性体ゴミjは、その排出端に至ったとき、風圧式重
量差選別部23の吹出ノズル部23bから常時一定方向
に、一定圧で吹出している排風圧によって非磁性体ゴミ
jの内の例えば比重の小さいゴミ(アルミ缶)kは、送
風管25を介して排出口25a方向に吹飛ばされ、比重
の小さい(アルミ缶)ゴミの回収箱27に回収される。
また、例えばガラスビン類などの比重の大きいゴミl
は、自重により比重の大きい(ガラスビン類など)ゴミ
の回収箱24に回収される。
【0030】このように構成したゴミ処理装置において
は、例えば投入ホッパ1に投入された露出ゴミ・袋入ゴ
ミの内の袋入ゴミを袋入ゴミ破袋機4により破袋して破
袋ゴミとし、この破袋ゴミと露出ゴミとの混合物から、
あるいは露出ゴミのみから前記筒型回転フルイ体7のメ
ッシュを通過する微細(細片・塵状ゴミ)なゴミ例えば
煙草の吸殻、食べ残し物、割箸、その他のゴミなどや、
メッシュ通過可能な大きさの形状のゴミ例えば紙類、ト
レイ、紙容器、プラスチック容器、紙オムツなどのゴミ
や、メッシュを通過し得ない例えば弁当箱その他の形状
の軽量・比較的大型のゴミや、鉄缶などの磁性体ゴミ
や、アルミ缶からなる比重の小さい非磁性体ゴミや、ガ
ラスビン類などの比重の大きい非磁性体ゴミとにそれぞ
れ確実に選別仕分けすることができ、これらの各種ゴミ
を各回収箱によってそれぞれ確実に回収することができ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明のゴミ処理装置は、各種のあらゆ
る種類のゴミを人手を全く要すること無く、小規模にし
て簡単、かつ確実に選別仕分けして、それぞれ各別に確
実に回収することができ、高効率のよい流れ工程により
ゴミの選別仕分け回収処理が無駄なく、能率良く、しか
も安全かつ衛生的に確実、容易に行われるものであり、
このように各種のゴミ別に確実に選別仕分け回収ができ
れば、ゴミの埋め立てやゴミの焼却などの他の後処理に
おいても極めて多大な偉力を発揮することができるなど
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴミ処理装置の一実施例を示す概略図
である。
【図2】図1のドラム型吸引式回転選別体の一実施例を
示す一部切欠斜視図である。
【図3】図1の干渉部材の一実施例を示す一部斜視図で
ある。
【図4】図1のマグネットロール体の一実施例を示す一
部拡大断面図である。
【図5】図1の送風管における排出口近傍の一実施例を
示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 投入ホッパ 2 露出ゴミaと袋入ゴミbからなる混合物 3 露出ゴミ・袋入ゴミの混合物移送用コンベア 4 袋入ゴミ破袋機 5 露出ゴミ・破袋ゴミの混合物移送用コンベア 6 露出ゴミaと破袋ゴミcからなる混合物 7 筒型回転フルイ体 8 回収箱 9 筒型回転フルイ体網目通過ゴミ搬出用帯状コンベ
ア 10 筒型回転フルイ体網目通過ゴミ搬出用網目状コン
ベア 11 網目状コンベア網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ搬出
用帯状コンベア 12 網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ回収箱 13 網目状コンベア網目不通過ゴミ搬送用コンベア 14 ロープベルト 15 ドラム型吸引式回転選別体 15a仕切体 15b凹状空間部 15cドラム体 15d簀子状回転体 15e吸引ダクト口 16 干渉部材 16a支持杆 16b円形リング体 16c突出体 17 カーテン 18 難吸着性ゴミ搬出用帯状コンベア 19 マグネットロール体 19a凹条部 19b磁性解除部 20 磁性体(鉄缶など)ゴミの回収箱 21 ダクト 22 非磁性体ゴミ搬出用帯状コンベア 23 風圧式重量差選別部 24 比重の大きい(ガラスビン類など)ゴミの回収箱 25 送風管 25a排出口 25b排風口 26 ゴミストッパー 27 比重の小さい(アルミ缶)ゴミの回収箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B07B 4/02 8925−4D 13/10 8925−4D (72)発明者 稲垣 進 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東邦 シートフレーム株式会社内 (72)発明者 野村 祐二 埼玉県草加市松原3丁目C−22−401 (72)発明者 馬場 忠次郎 埼玉県川口市大字榛松字上海老田430番5 馬場精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露出ゴミが供給されるゴミ供給口を有す
    ると共に、ゴミ排出口を有し、かつ胴周部を所要メッシ
    ュで形成した筒型回転フルイ体を配設し、この筒型回転
    フルイ体の下部に網目通過ゴミ搬出用帯状コンベアを配
    設し、さらにこの網目通過ゴミ搬出用帯状コンベアの下
    部に微細なゴミと網目通過可能な大きさの形状のゴミと
    に選別して、この網目通過可能な大きさの形状のゴミを
    移送する網目通過ゴミ搬出用網目状コンベアを配設し、
    この網目状コンベアにより移送された前記網目通過可能
    な大きさの形状のゴミを搬出するための網目状コンベア
    網目不通過ゴミ搬出用コンベアを配設し、この網目状コ
    ンベア網目不通過ゴミ搬出用コンベアにより移送された
    前記網目状コンベアの網目不通過のゴミを比較的柔らか
    いゴミと比較的堅いゴミとに分離する干渉部材および易
    吸着性ゴミと難吸着性ゴミとに選別するドラム型吸引式
    回転選別体を、前記網目状コンベア網目不通過ゴミ搬出
    用コンベアの搬出側下方部に上下方向に順次配設し、こ
    の搬出側下方部に前記易吸着性ゴミおよび前記微細なゴ
    ミを搬出するための網目通過ゴミ・易吸着性ゴミ搬出用
    帯状コンベアを前記網目通過ゴミ搬出用網目状コンベア
    の下部に配設するとともに、前記難吸着性ゴミを磁性体
    ゴミと非磁性体ゴミとに分別するためのマグネットロー
    ル体に掛支した難吸着性ゴミ搬出用帯状コンベアを前記
    ドラム型吸引式回転選別体の側部に配設し、前記難吸着
    性ゴミの内の非磁性体ゴミを搬出するための非磁性体ゴ
    ミ搬出用帯状コンベアを前記マグネットロール体の下方
    所要位置に配設し、前記非磁性体ゴミを比重の大きいゴ
    ミと比重の小さいゴミとに選別するための風圧式重量差
    選別部を非磁性体ゴミ搬出用帯状コンベアの搬出部近傍
    に配設したことを特徴とするゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 露出ゴミ・袋入ゴミを一か所に集められ
    る投入ホッパを配設し、この投入ホッパの下部にゴミ移
    送用コンベアを配設し、このゴミ移送用コンベアの途中
    において前記袋入ゴミを破袋して破袋ゴミを得る破袋機
    を配設し、この破袋ゴミと前記露出ゴミとの混合物を移
    送する露出ゴミ・破袋ゴミの混合物移送用コンベアを配
    設し、この露出ゴミ・破袋ゴミの混合物移送用コンベア
    により移送された露出ゴミ・破袋ゴミの混合物が供給さ
    れるゴミ供給口を有すると共に、ゴミ排出口を有し、か
    つ胴周部を所要メッシュで形成した筒型回転フルイ体を
    配設し、この筒型回転フルイ体の下部に網目通過ゴミ搬
    出用帯状コンベアを配設し、さらにこの網目通過ゴミ搬
    出用帯状コンベアの下部に微細なゴミと網目通過可能な
    大きさの形状のゴミとに選別して、この網目通過可能な
    大きさの形状のゴミを移送する網目通過ゴミ搬出用網目
    状コンベアを配設し、この網目状コンベアにより移送さ
    れた前記網目通過可能な大きさの形状のゴミを搬出する
    ための網目状コンベア網目不通過ゴミ搬出用コンベアを
    配設し、この網目状コンベア網目不通過ゴミ搬出用コン
    ベアにより移送された前記網目状コンベアの網目不通過
    のゴミを比較的柔らかいゴミと比較的堅いゴミとに分離
    する干渉部材および易吸着性ゴミと難吸着性ゴミとに選
    別するドラム型吸引式回転選別体を、前記網目状コンベ
    ア網目不通過ゴミ搬出用コンベアの搬出側下方部に上下
    方向に順次配設し、この搬出側下方部に前記易吸着性ゴ
    ミおよび前記微細なゴミを搬出するための網目通過ゴミ
    ・易吸着性ゴミ搬出用帯状コンベアを前記網目通過ゴミ
    搬出用網目状コンベアの下部に配設するとともに、前記
    難吸着性ゴミを磁性体ゴミと非磁性体ゴミとに分別する
    ためのマグネットロール体に掛支した難吸着性ゴミ搬出
    用帯状コンベアを前記ドラム型吸引式回転選別体の側部
    に配設し、前記難吸着性ゴミの内の非磁性体ゴミを搬出
    するための非磁性体ゴミ搬出用帯状コンベアを前記マグ
    ネットロール体の下方所要位置に配設し、前記非磁性体
    ゴミを比重の大きいゴミと比重の小さいゴミとに選別す
    るための風圧式重量差選別部を非磁性体ゴミ搬出用帯状
    コンベアの搬出部近傍に配設したことを特徴とするゴミ
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102626671A (zh) * 2011-05-26 2012-08-08 中国地质科学院郑州矿产综合利用研究所 磁场选矿设备及其使用方法
CN107138275A (zh) * 2017-06-07 2017-09-08 芜湖市三山区绿色食品产业协会 一种油菜籽的磁选装置

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