JPH05168799A - 手袋を乾燥させる方法及び装置 - Google Patents
手袋を乾燥させる方法及び装置Info
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- JPH05168799A JPH05168799A JP4153332A JP15333292A JPH05168799A JP H05168799 A JPH05168799 A JP H05168799A JP 4153332 A JP4153332 A JP 4153332A JP 15333292 A JP15333292 A JP 15333292A JP H05168799 A JPH05168799 A JP H05168799A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
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- D06F59/02—Supports adapted to retain the shape of particular articles being dried, e.g. incorporating heating means for garments
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- A61B42/00—Surgical gloves; Finger-stalls specially adapted for surgery; Devices for handling or treatment thereof
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
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- F26B21/006—Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects the gas supply or exhaust being effected through hollow spaces or cores in the materials or objects, e.g. tubes, pipes, bottles
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 種々の手袋、特に手首部分のある手袋を乾燥
させる装置及び方法を提供する。 【構成】 手首部分のある手袋60を乾燥させる装置が
手首部分62の内側に嵌着される封塞体を含む。入口ア
パーチュア53を乾燥ガス供給源32と接続し、この乾
燥ガスによって手袋をふくらませる。手袋が完全にふく
らむように絞り手段によって手袋からのガス流を制限す
る。指部分をふくらませ、液体を蒸発させるのに充分な
流量及び温度で封塞体に設けた入口アパーチュア53か
ら手袋内へ乾燥ガスを送入する。封塞体に設けた出口ア
パーチュア59を通って蒸気を含んだガスが手袋から放
出される。
させる装置及び方法を提供する。 【構成】 手首部分のある手袋60を乾燥させる装置が
手首部分62の内側に嵌着される封塞体を含む。入口ア
パーチュア53を乾燥ガス供給源32と接続し、この乾
燥ガスによって手袋をふくらませる。手袋が完全にふく
らむように絞り手段によって手袋からのガス流を制限す
る。指部分をふくらませ、液体を蒸発させるのに充分な
流量及び温度で封塞体に設けた入口アパーチュア53か
ら手袋内へ乾燥ガスを送入する。封塞体に設けた出口ア
パーチュア59を通って蒸気を含んだガスが手袋から放
出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二叉手袋などを含めて種
々の手袋を乾燥させる装置及び方法に係わり、特に手術
用手袋のような可撓性及び伸縮性を有する手袋や美容師
が使用する手袋などを乾燥させるのに好適な装置を提供
する。
々の手袋を乾燥させる装置及び方法に係わり、特に手術
用手袋のような可撓性及び伸縮性を有する手袋や美容師
が使用する手袋などを乾燥させるのに好適な装置を提供
する。
【0002】
【発明の背景】手術用手袋には比較的高価であるにも拘
らず、経済的な洗浄及び乾燥方法がないため使い捨てに
されているものがある。このような慣習は不経済なだけ
でなく、ごみ問題の要因ともなる。
らず、経済的な洗浄及び乾燥方法がないため使い捨てに
されているものがある。このような慣習は不経済なだけ
でなく、ごみ問題の要因ともなる。
【0003】
【発明の概要】本発明の目的は従来なら使い捨てにされ
ていたほとんどあらゆる種類の手袋を洗浄し、経済的に
乾燥させて再使用できるように種々のタイプ及びサイズ
の手袋を乾燥させる低コストの、しかも融通性に富んだ
装置を提供することにある。
ていたほとんどあらゆる種類の手袋を洗浄し、経済的に
乾燥させて再使用できるように種々のタイプ及びサイズ
の手袋を乾燥させる低コストの、しかも融通性に富んだ
装置を提供することにある。
【0004】手首部分のある可撓性かつ伸縮性の手袋を
乾燥させる本発明の装置は手袋の手首部分内側に嵌着さ
せることのできる封塞体を含み、この封塞体は乾燥用与
圧ガスの供給源と連通させることのできる入口アパーチ
ュアを含む。封塞体に単数または複数の出口アパーチュ
アを設けることにより手袋内部からガスを逃がすことが
できる。
乾燥させる本発明の装置は手袋の手首部分内側に嵌着さ
せることのできる封塞体を含み、この封塞体は乾燥用与
圧ガスの供給源と連通させることのできる入口アパーチ
ュアを含む。封塞体に単数または複数の出口アパーチュ
アを設けることにより手袋内部からガスを逃がすことが
できる。
【0005】手袋をほぼ完全にふくらんだ状態にするこ
とによって手袋の乾燥を促進するような流量で乾燥ガス
を比較的容易に導入するため、入口アパーチュアの有効
総断面積を出口アパーチュアの有効総断面積と少なくと
も等しくするか、またはこれよりも大きくすることが好
ましい。封塞体の周りに手首部分を嵌着することにより
導入される高温ガスが手袋を封塞体から離脱させるのを
防ぐ。必要なら、手袋の手首部分をゴムバンドなどで封
塞体に固定してもよい。
とによって手袋の乾燥を促進するような流量で乾燥ガス
を比較的容易に導入するため、入口アパーチュアの有効
総断面積を出口アパーチュアの有効総断面積と少なくと
も等しくするか、またはこれよりも大きくすることが好
ましい。封塞体の周りに手首部分を嵌着することにより
導入される高温ガスが手袋を封塞体から離脱させるのを
防ぐ。必要なら、手袋の手首部分をゴムバンドなどで封
塞体に固定してもよい。
【0006】本発明の好ましい実施態様としては、封塞
体を環状に構成し、入口アパーチュアを封塞体の中心部
に配置する。入口アパーチュアを囲んで等間隔で複数の
出口孔が封塞体を貫通し、封塞体に嵌着された手袋から
蒸気を含んだガスが逃げる環状排出路を形成する。一実
施例では封塞体が環状スカートを含み、該スカートは封
塞体との間からガスが流出しないようにスカートの断面
積の大部分を閉塞する手段を含む。多数の手袋を同時に
乾燥させるため、本発明の好ましい実施例では、それぞ
れが乾燥ガス供給源と連通するそれぞれ別の入口を有す
る複数の封塞体を含む。公知の電熱エアブローワの出口
と連通する孔を有するチェンバに封塞体を取付けること
が好ましい。必要なら、ブローワアダプタを介してチェ
ンバ入口をサイズの異なるブローワノズルに連結する。
また、封塞体の周りに封塞体アダプタを設けることによ
って手首部分のサイズが異なる手袋に適応させる。
体を環状に構成し、入口アパーチュアを封塞体の中心部
に配置する。入口アパーチュアを囲んで等間隔で複数の
出口孔が封塞体を貫通し、封塞体に嵌着された手袋から
蒸気を含んだガスが逃げる環状排出路を形成する。一実
施例では封塞体が環状スカートを含み、該スカートは封
塞体との間からガスが流出しないようにスカートの断面
積の大部分を閉塞する手段を含む。多数の手袋を同時に
乾燥させるため、本発明の好ましい実施例では、それぞ
れが乾燥ガス供給源と連通するそれぞれ別の入口を有す
る複数の封塞体を含む。公知の電熱エアブローワの出口
と連通する孔を有するチェンバに封塞体を取付けること
が好ましい。必要なら、ブローワアダプタを介してチェ
ンバ入口をサイズの異なるブローワノズルに連結する。
また、封塞体の周りに封塞体アダプタを設けることによ
って手首部分のサイズが異なる手袋に適応させる。
【0007】指部分及び伸縮性手首部分を含む可撓性手
袋を乾燥させる本発明の方法は手首部分を封塞体の周り
に嵌着し、指部分をふくらませるのに充分な流量で封塞
体の入口アパーチュアから手袋内へ乾燥ガスを導入し、
封塞体に設けた少なくとも1つの出口アパーチュアを介
して手袋から蒸気を含んだガスを放出することによって
手袋を乾燥させるステップを含む。好ましくは手袋の手
首部分中心部へ乾燥ガスを送入し、入口アパーチュアを
囲む領域で環状流の形で放出させる。
袋を乾燥させる本発明の方法は手首部分を封塞体の周り
に嵌着し、指部分をふくらませるのに充分な流量で封塞
体の入口アパーチュアから手袋内へ乾燥ガスを導入し、
封塞体に設けた少なくとも1つの出口アパーチュアを介
して手袋から蒸気を含んだガスを放出することによって
手袋を乾燥させるステップを含む。好ましくは手袋の手
首部分中心部へ乾燥ガスを送入し、入口アパーチュアを
囲む領域で環状流の形で放出させる。
【0008】
【実施例】図1及び図2に示すように、長方形ボックス
10は扁平な頂壁12、第1側壁14、第2側壁16、
端壁17及び扁平な底壁18を含み、閉鎖チェンバ20
を形成する。
10は扁平な頂壁12、第1側壁14、第2側壁16、
端壁17及び扁平な底壁18を含み、閉鎖チェンバ20
を形成する。
【0009】側壁16の外側に該側壁に形成した円形入
口孔24にかぶさるようにして正方形のコンパートメン
ト22を固定してある。このコンパートメントは頂壁2
5、底壁26、端壁28及び外側壁30を含む。
口孔24にかぶさるようにして正方形のコンパートメン
ト22を固定してある。このコンパートメントは頂壁2
5、底壁26、端壁28及び外側壁30を含む。
【0010】公知の電熱式熱風ブローワ32はハンドル
34及び送風ノズル36を含み、送風ノズル36の周り
にはブローワアダプタ38の内方へ傾斜した円形の入口
孔40が嵌着されている。アダプタはブローワから外方
へ傾斜し、その先端は円筒部42を形成してコンパート
メントの外側壁30に設けた内方へ傾斜した円形孔44
内に嵌着され、嵌着した熱風がブローワから入口孔24
を通ってチェンバ20へ送入される。入口孔40に嵌着
できるようなサイズの大口径送風ノズルを有するブロー
ワ(図示せず)の場合、ブローワアダプタを併用しな
い。
34及び送風ノズル36を含み、送風ノズル36の周り
にはブローワアダプタ38の内方へ傾斜した円形の入口
孔40が嵌着されている。アダプタはブローワから外方
へ傾斜し、その先端は円筒部42を形成してコンパート
メントの外側壁30に設けた内方へ傾斜した円形孔44
内に嵌着され、嵌着した熱風がブローワから入口孔24
を通ってチェンバ20へ送入される。入口孔40に嵌着
できるようなサイズの大口径送風ノズルを有するブロー
ワ(図示せず)の場合、ブローワアダプタを併用しな
い。
【0011】垂直パイプ46の下端はチェンバの頂壁を
貫通する孔48に螺入し、上端は水平な円板状の封塞体
52の中心を貫通す中心孔50に螺入する。垂直パイプ
46と封塞体52の中心孔50が入口アパーチュア53
を画定する。
貫通する孔48に螺入し、上端は水平な円板状の封塞体
52の中心を貫通す中心孔50に螺入する。垂直パイプ
46と封塞体52の中心孔50が入口アパーチュア53
を画定する。
【0012】封塞体の周縁に沿って45°間隔で8個の
孔54が封塞体を貫通している。封塞体の周縁と一体に
形成された環状スカート56が垂下し、その下端がボッ
クス頂壁12の頂面に当接している。ただし、スカート
の小さい円弧状部分58がボックスの側壁14を越えて
張り出し、封塞体、スカート56及びボックス頂壁に囲
まれたスペースから外気中へガスを逃がすための比較的
小さい出口アパーチュア59(図2)を画定する。出口
アパーチュア59の断面積は封塞体の中心孔50によっ
て形成される入口アパーチュア53の断面積よりもはる
かに小さい。
孔54が封塞体を貫通している。封塞体の周縁と一体に
形成された環状スカート56が垂下し、その下端がボッ
クス頂壁12の頂面に当接している。ただし、スカート
の小さい円弧状部分58がボックスの側壁14を越えて
張り出し、封塞体、スカート56及びボックス頂壁に囲
まれたスペースから外気中へガスを逃がすための比較的
小さい出口アパーチュア59(図2)を画定する。出口
アパーチュア59の断面積は封塞体の中心孔50によっ
て形成される入口アパーチュア53の断面積よりもはる
かに小さい。
【0013】図2に示すように、手術用手袋のような可
撓エラストマー手袋60は指部分61及び手首部分62
を含み、手首部分62を伸張させて封塞体52の周縁及
びスカート56の外面に密着させてある。
撓エラストマー手袋60は指部分61及び手首部分62
を含み、手首部分62を伸張させて封塞体52の周縁及
びスカート56の外面に密着させてある。
【0014】図1から明らかなように、ボックスの頂壁
には第1の封塞体と隣接させて第2の封塞体63を取付
けてある。第2の封塞体とその支持構造は第1の封塞体
と全く同じであるから、重複を避けるため詳細な説明を
省く。ボックスの大きさは複数の手袋を同時に乾燥させ
るのに必要な数の封塞体を設けることができるように任
意に設定すればよい。
には第1の封塞体と隣接させて第2の封塞体63を取付
けてある。第2の封塞体とその支持構造は第1の封塞体
と全く同じであるから、重複を避けるため詳細な説明を
省く。ボックスの大きさは複数の手袋を同時に乾燥させ
るのに必要な数の封塞体を設けることができるように任
意に設定すればよい。
【0015】図1及び図2に示す装置を使用する際に
は、使用ずみの手袋を適当な洗剤で洗ってから水ですす
ぎ、濡れた状態にある個々の手袋の手首部分を伸張させ
てそれぞれの封塞体の周りに(図2に示すように)密着
嵌合させる。次いで図1及び図2に示すようにブローワ
ノズルを挿入し、ブローワを作動させて熱風または温風
をチェンバ20へ、さらに封塞体の入口アパーチュア5
3へ、封塞体に嵌着した手袋を図2に示すようにほぼ完
全にふくらませる流速で送入する。このことは手袋の手
首部分が封塞体の周縁に密着していることと、出口アパ
ーチュア59がこれを通過するガスに充分な背圧を作用
させることで可能となる。乾燥ガス(通常は空気)は手
袋の指部分61の内側へ上向きに噴射し、次いで外下方
に向かって流れ、図2に示すようにパイプ46を囲むス
カート56の環状内部によって形成される流路へ開口す
る円弧状部分58によって画定される環状流路から放出
される。乾燥ガスの温度は手袋を濡らしている液体(通
常は水)を蒸発させるに充分であるが手袋を傷めるほど
熱くはない温度である。水で濡れた手袋なら約90〜1
75°F(32.2〜79.4℃)の熱風を使用することで迅速
に乾燥させることができる。
は、使用ずみの手袋を適当な洗剤で洗ってから水ですす
ぎ、濡れた状態にある個々の手袋の手首部分を伸張させ
てそれぞれの封塞体の周りに(図2に示すように)密着
嵌合させる。次いで図1及び図2に示すようにブローワ
ノズルを挿入し、ブローワを作動させて熱風または温風
をチェンバ20へ、さらに封塞体の入口アパーチュア5
3へ、封塞体に嵌着した手袋を図2に示すようにほぼ完
全にふくらませる流速で送入する。このことは手袋の手
首部分が封塞体の周縁に密着していることと、出口アパ
ーチュア59がこれを通過するガスに充分な背圧を作用
させることで可能となる。乾燥ガス(通常は空気)は手
袋の指部分61の内側へ上向きに噴射し、次いで外下方
に向かって流れ、図2に示すようにパイプ46を囲むス
カート56の環状内部によって形成される流路へ開口す
る円弧状部分58によって画定される環状流路から放出
される。乾燥ガスの温度は手袋を濡らしている液体(通
常は水)を蒸発させるに充分であるが手袋を傷めるほど
熱くはない温度である。水で濡れた手袋なら約90〜1
75°F(32.2〜79.4℃)の熱風を使用することで迅速
に乾燥させることができる。
【0016】水分を含んだ熱風はボックスの(図2で見
て)左側、スカートの下の比較的小さい出口アパーチュ
ア59を通ってスカートの内部から放出される。出口ア
パーチュア59の断面積は手袋が充分にふくらんで能率
的な乾燥が行われるように入口アパーチュア53と等し
く、またはこれよりも小さくなるように設定する。
て)左側、スカートの下の比較的小さい出口アパーチュ
ア59を通ってスカートの内部から放出される。出口ア
パーチュア59の断面積は手袋が充分にふくらんで能率
的な乾燥が行われるように入口アパーチュア53と等し
く、またはこれよりも小さくなるように設定する。
【0017】即ち、手袋が完全にふくらむから、乾燥ガ
スが迅速かつ自由に手袋の内部全体を循環する。しか
も、乾燥ガスは手袋を加熱するから、手袋の外側も迅速
に乾燥する。手袋は完全にふくらむから、指部分が立上
がった状態に保持され、このことも内側及び外側の迅速
な乾燥に寄与する。
スが迅速かつ自由に手袋の内部全体を循環する。しか
も、乾燥ガスは手袋を加熱するから、手袋の外側も迅速
に乾燥する。手袋は完全にふくらむから、指部分が立上
がった状態に保持され、このことも内側及び外側の迅速
な乾燥に寄与する。
【0018】乾燥作業が完了したらブローワを停止さ
せ、再使用のため手袋を取外す。必要なら、公知の方法
で手袋を消毒することができる。
せ、再使用のため手袋を取外す。必要なら、公知の方法
で手袋を消毒することができる。
【0019】図3及び図4に示す装置は図1及び図2に
示す装置と実質的に同じである。図3は図2とほぼ同じ
であり、図2に示した素子に対応する図3の素子には図
2と同じ参照番号を付してある。
示す装置と実質的に同じである。図3は図2とほぼ同じ
であり、図2に示した素子に対応する図3の素子には図
2と同じ参照番号を付してある。
【0020】図3及び図4の装置は円板状の環状頂壁6
8及び(図3で見て)下方へ延びた環状スカート70を
有する円筒形アダプタ66を含む。アダブタの頂壁68
は円板状の封塞体52の頂面と当接してこの封塞体を貫
通する孔54を閉塞する。頂壁68の入口アパーチュア
69は封塞体52の入口アパーチュア53と整列関係に
ある。
8及び(図3で見て)下方へ延びた環状スカート70を
有する円筒形アダプタ66を含む。アダブタの頂壁68
は円板状の封塞体52の頂面と当接してこの封塞体を貫
通する孔54を閉塞する。頂壁68の入口アパーチュア
69は封塞体52の入口アパーチュア53と整列関係に
ある。
【0021】特に図3から明らかなように、アダプタの
外径は封塞体52に取付けたスカート56の外径よりも
大きく、スカート56の外面に密着させることができな
いような大きいサイズの手袋の手首部分62の内側にス
カート70の外面を密着させることができる。
外径は封塞体52に取付けたスカート56の外径よりも
大きく、スカート56の外面に密着させることができな
いような大きいサイズの手袋の手首部分62の内側にス
カート70の外面を密着させることができる。
【0022】アダプタスカート70の外面に設けた(図
3で見て)垂直な4本の溝72が温風の出口アパーチュ
アとして機能し、温風は手袋の内部からこの出口アパー
チュアを通ってほぼ環状に放出される。溝の総断面積は
手袋を完全にふくらませるため入口アパーチュア53ま
たは69の断面積に等しいか、またはこれよりも小さく
なるように設定する。
3で見て)垂直な4本の溝72が温風の出口アパーチュ
アとして機能し、温風は手袋の内部からこの出口アパー
チュアを通ってほぼ環状に放出される。溝の総断面積は
手袋を完全にふくらませるため入口アパーチュア53ま
たは69の断面積に等しいか、またはこれよりも小さく
なるように設定する。
【0023】図3及び図4に示す装置の利点はアダプタ
が図1及び図2に示した装置に適応する手首サイズより
も大きい手首サイズの手袋に適応できるだけでなく、手
袋の手首部分を溝72を流れる熱風によって乾燥させる
ことができ、従って、手首部分の乾燥を促進できること
にある。アダプタの重量だけでもふくらんだ手袋を図3
に示す位置に保持することができるが、アダプタ頂壁6
8の中央部から外側にねじを切ってある環状ボス74が
下方へ突出し、封塞体52のねじ孔50の上端に螺入さ
れている。
が図1及び図2に示した装置に適応する手首サイズより
も大きい手首サイズの手袋に適応できるだけでなく、手
袋の手首部分を溝72を流れる熱風によって乾燥させる
ことができ、従って、手首部分の乾燥を促進できること
にある。アダプタの重量だけでもふくらんだ手袋を図3
に示す位置に保持することができるが、アダプタ頂壁6
8の中央部から外側にねじを切ってある環状ボス74が
下方へ突出し、封塞体52のねじ孔50の上端に螺入さ
れている。
【0024】従って、図3及び図4に示す装置のアダプ
タによって手首部分のサイズが異なる手袋にも適応でき
るように図1及び図2の装置を容易に改良することがで
きる。必要なら、手袋の手首部分周りに調節自在なクラ
ンプまたはゴムバンド76(図3)を固定することによ
り、温風でふくらませる間、手袋を固定することができ
る。
タによって手首部分のサイズが異なる手袋にも適応でき
るように図1及び図2の装置を容易に改良することがで
きる。必要なら、手袋の手首部分周りに調節自在なクラ
ンプまたはゴムバンド76(図3)を固定することによ
り、温風でふくらませる間、手袋を固定することができ
る。
【0025】図5の装置は図1及び図2に示した装置と
同様であり、図1及び図2に示す素子に相当する図5の
素子には図1及び図2と同じ参照番号を付してある。
同様であり、図1及び図2に示す素子に相当する図5の
素子には図1及び図2と同じ参照番号を付してある。
【0026】図5から明らかなように、両端が開口して
いる細長いカラーの形態を取る円筒状封塞体アダプタ8
0は円筒状外側面81及び外下方へ傾斜する内側面82
を含み、内側面82は封塞体52の上端外側周りに嵌着
されている。封塞体アダプタ80の外径はスカート56
の外径よりも大きく、従って、封塞体アダプタ80の外
側面81はスカート56の外側面周りには嵌着できない
大きいサイズの手袋60の手首部分62の内側に嵌着さ
れる。従って、封塞体アダプタ80により、手首部分の
サイズが異なる手袋にも適応できるように図5の装置を
容易に改良することができる。側壁16の外側に固定さ
れた正方形コンパートメント22は縁端をコンパートメ
ント22の頂壁、底壁及び側壁25,26及び28の内
面に接合された正方形の内部隔壁84を含む。この内部
隔壁84はコンパートメント22の側壁30及びボック
ス10の側壁16と平行である。内部隔壁84はコンパ
ートメント22の外側壁30の孔44よりも直径の小さ
い内方へテーパする円形孔86を含む。ボックスの側壁
16に設けた円形の入口孔24は隔壁84の孔86より
も口径が小さい。孔24,44及び86はそれぞれ異な
るサイズのブローワノズル36と嵌合するように寸法設
定されている。図5に示すように、ブローワノズル36
は入口孔44及び86を通過できるがボックス10の側
壁16に形成されたテーパ状入口孔24の内側と嵌合す
るサイズのノズルである。
いる細長いカラーの形態を取る円筒状封塞体アダプタ8
0は円筒状外側面81及び外下方へ傾斜する内側面82
を含み、内側面82は封塞体52の上端外側周りに嵌着
されている。封塞体アダプタ80の外径はスカート56
の外径よりも大きく、従って、封塞体アダプタ80の外
側面81はスカート56の外側面周りには嵌着できない
大きいサイズの手袋60の手首部分62の内側に嵌着さ
れる。従って、封塞体アダプタ80により、手首部分の
サイズが異なる手袋にも適応できるように図5の装置を
容易に改良することができる。側壁16の外側に固定さ
れた正方形コンパートメント22は縁端をコンパートメ
ント22の頂壁、底壁及び側壁25,26及び28の内
面に接合された正方形の内部隔壁84を含む。この内部
隔壁84はコンパートメント22の側壁30及びボック
ス10の側壁16と平行である。内部隔壁84はコンパ
ートメント22の外側壁30の孔44よりも直径の小さ
い内方へテーパする円形孔86を含む。ボックスの側壁
16に設けた円形の入口孔24は隔壁84の孔86より
も口径が小さい。孔24,44及び86はそれぞれ異な
るサイズのブローワノズル36と嵌合するように寸法設
定されている。図5に示すように、ブローワノズル36
は入口孔44及び86を通過できるがボックス10の側
壁16に形成されたテーパ状入口孔24の内側と嵌合す
るサイズのノズルである。
【0027】図5に示す実施例の利点はブローワノズル
のサイズが異なるごとに別々のブローワアダプタを必要
とせず、孔24,44及び86が最も典型的なサイズの
ブローワノズルに容易に適応できることにある。
のサイズが異なるごとに別々のブローワアダプタを必要
とせず、孔24,44及び86が最も典型的なサイズの
ブローワノズルに容易に適応できることにある。
【0028】本発明の他の利点はそのモジュール構造に
ある。即ち、側壁14,16を省いて複数のボックスを
接合することにより多数の手袋を同時に乾燥させるのに
必要な封塞体を設けることができ、接合されたボックス
のうち最も外側の2つのボックスに図1,図2,図3,
または図5に示すように構成された側壁14,16に相
当するものを設けさえすればよい。上記のように組立て
た多数のボックスから成る大型構造に例えば図5に示す
側壁16及びコンパートメント22のような適当な側壁
及びコンパートメントを設けることにより、多数の手袋
を同時に乾燥させるのに必要な多数のブローワを組込む
ことができる。
ある。即ち、側壁14,16を省いて複数のボックスを
接合することにより多数の手袋を同時に乾燥させるのに
必要な封塞体を設けることができ、接合されたボックス
のうち最も外側の2つのボックスに図1,図2,図3,
または図5に示すように構成された側壁14,16に相
当するものを設けさえすればよい。上記のように組立て
た多数のボックスから成る大型構造に例えば図5に示す
側壁16及びコンパートメント22のような適当な側壁
及びコンパートメントを設けることにより、多数の手袋
を同時に乾燥させるのに必要な多数のブローワを組込む
ことができる。
【0029】本発明の装置は任意に選択した適当な材料
で製造すればよいが、加工し易く、エチレンジクロライ
ドによって容易に接合できるという点で公知のアクリル
ブタジエンスチレン(ABS)のシートと塩化ビニル
(PV)のパイプ及び取付具が好適である。
で製造すればよいが、加工し易く、エチレンジクロライ
ドによって容易に接合できるという点で公知のアクリル
ブタジエンスチレン(ABS)のシートと塩化ビニル
(PV)のパイプ及び取付具が好適である。
【図1】乾燥すべき手袋が装着されていない状態で本発
明の好ましい実施例を示す平面図である。
明の好ましい実施例を示す平面図である。
【図2】乾燥させるため装着された手袋と共に示す図1
の食い違い2−2線における断面図である。
の食い違い2−2線における断面図である。
【図3】図2と同様の、ただしサイズの大きい手袋を扱
うため封塞体の周りに取付けたアダプタを含む断面図で
ある。
うため封塞体の周りに取付けたアダプタを含む断面図で
ある。
【図4】図3の4−4線における断面図である。
【図5】図2と同様の、ただしサイズの異なる手袋及び
ブローワノズルに適応できるアダプタの他の実施例を示
す断面図である。
ブローワノズルに適応できるアダプタの他の実施例を示
す断面図である。
10 ボックス 20 チェンバ 32 電熱式ブローワ 36 送風ノズル 38 ブローワアダプタ 40 入口孔 50 中心孔 52,63 封塞体 53,69 入口アパーチュア 56 スカート 59 出口アパーチュア 60 手袋 61 指部分 62 手首部分 66,80 封塞体アダプタ 72 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592127035 バーバラ エム.コエル BARBARA M.KOELL アメリカ合衆国,カリフォルニア州, 95691 ウエスト サクラメント,キンシ ントン ストリート 2116 (72)発明者 チャールズ エム.ブルーメンフェルド アメリカ合衆国,カリフォルニア州, 95822 サクラメント,パークリッジ ロ ード 4700 (72)発明者 バーバラ エム.コエル アメリカ合衆国,カリフォルニア州, 95691 ウエスト サクラメント,キンシ ントン ストリート 2116
Claims (14)
- 【請求項1】 手首部分のある手袋を乾燥させる装置に
おいて、 手袋の手首部分内側に嵌着させることのできる封塞体
と、 封塞体を貫通する入口アパーチュアと、 入口アパーチュアに接続されて与圧ガス供給源と連通
し、ガスが手袋の内部へ流入するのを可能にする入口パ
イプと、 入口アパーチュアから距離をへだてた位置で封塞体を貫
通し、流路を介して外気と連通し、該流路と共に外気へ
の出口流路を形成してガスが手袋内部から逃げることを
可能にする出口孔と、 公知の電熱エアブローワからのガス放出によって手袋を
ふくらませることができるように出口流路の有効断面積
を入口アパーチュアの断面積よりも小さくするため出口
流路中に設けた手段から成ることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 封塞体がほぼ円形の断面形状を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 入口アパーチュアを封塞体の中心部に配
置したことを特徴とする請求項1または2記載の装置。 - 【請求項4】 封塞体の周縁沿いに設けた複数の出口孔
を含むことを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 封塞体を起点として供給源からのガス流
に関して上流に向かって延設されたスカートを含むこと
を特徴とする請求項1または2記載の装置。 - 【請求項6】 ガス供給源と連通する複数の封塞体を含
むことを特徴とする請求項1または2記載の装置。 - 【請求項7】 与圧ガス供給源が電熱エアプローワであ
ることを特徴とする請求項1または2記載の装置。 - 【請求項8】 封塞体に設けた入口と連通し、入口を有
するチェンバと、チェンバの入口に取付けられ、エアブ
ローワからの送風ノズルの周りに嵌着されるブロワーア
ダプタを含むことを特徴とする請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 封塞体の有効外径を大きくするため封塞
体の外側にスリップばめするように構成された着脱自在
な封塞体アダプタを含むことを特徴とする請求項1また
は2記載の装置。 - 【請求項10】 封塞体アダプタがその外側に手袋の内
部からのガスの出口として機能する溝を含むことを特徴
とする請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 指部分及び伸縮性の手首部分を含み、
揮発性の液体で濡れた可撓性のふくらませることができ
る手袋を乾燥させる方法において、 手首部分を伸張させて封塞体の周りに嵌着させ、 電熱ブローワから封塞体に設けた入口アパーチュアを介
して手袋内へ、指部分をふくらませ、液体を蒸発させる
のに充分な流量及び温度で乾燥ガスを送入し、 入口アパーチュアから距離をへだてて封塞体に設けた少
なくとも1つの出口孔を介して手袋から蒸気を含んだガ
スを逃がし、出口孔からガス流を絞ることにより手袋を
ふくらませるステップを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項12】 封塞体の中心部からガスを送入するこ
とを特徴とする請求項12記載の方法。 - 【請求項13】 封塞体の中心部を囲むほぼ環状の領域
を介して手袋内部からガスを抜くことを特徴とする請求
項13記載の方法。 - 【請求項14】 手首部分のある手袋を乾燥させる装置
において、 手袋の手首部分内側に嵌着させることのできる環状封塞
体と、 封塞体を貫通する入口アパーチュアと、 入口アパーチュアに接続されて与圧ガス供給源と連通さ
せることのできる入口パイプと、 封塞体を貫通し、手袋内部からのガス抜きを可能にする
出口アパーチュアと、 封塞体にスリップばめされて封塞体の有効直径を大きく
するように構成された着脱自在な封塞体アダプタから成
ることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/714911 | 1991-06-13 | ||
US07/714,911 US5115580A (en) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | Method and apparatus for drying hand coverings |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168799A true JPH05168799A (ja) | 1993-07-02 |
JPH0822359B2 JPH0822359B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=24871959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4153332A Expired - Lifetime JPH0822359B2 (ja) | 1991-06-13 | 1992-06-12 | 手袋の乾燥装置及びそのアダプタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5115580A (ja) |
JP (1) | JPH0822359B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100391780B1 (ko) * | 2001-03-08 | 2003-07-22 | 조창열 | 장갑 셋팅장치 |
WO2004044304A1 (en) * | 2002-11-09 | 2004-05-27 | Chang-Yul Cho | Glove shaping device |
KR100505824B1 (ko) * | 2002-11-09 | 2005-08-03 | 조창열 | 장갑 셋팅장치 |
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US6216359B1 (en) | 2000-01-14 | 2001-04-17 | Peet Shoe Dryer, Inc. | Gas fired garment dryer |
AUPQ562100A0 (en) * | 2000-02-14 | 2000-03-09 | Invetech Operations Pty Ltd | Method and apparatus for drying a flexible envelope |
US6553687B1 (en) | 2001-09-17 | 2003-04-29 | J. Wayne Leamon, Jr. | Helmet dryer |
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- 1992-06-12 JP JP4153332A patent/JPH0822359B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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JPH0822359B2 (ja) | 1996-03-06 |
US5115580A (en) | 1992-05-26 |
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