JPH0516876A - 損傷したタンカからの石油漏れを制御する装置 - Google Patents

損傷したタンカからの石油漏れを制御する装置

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JPH0516876A
JPH0516876A JP3218914A JP21891491A JPH0516876A JP H0516876 A JPH0516876 A JP H0516876A JP 3218914 A JP3218914 A JP 3218914A JP 21891491 A JP21891491 A JP 21891491A JP H0516876 A JPH0516876 A JP H0516876A
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tank
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annular flange
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JP3218914A
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Edmund G Tornay
ジー トーネイ エドマンド
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ENERG TORANSUPOOTEISHIYON GROU
ENERG TORANSUPOOTEISHIYON GROUP Inc
Energy Transportation Group Inc
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ENERG TORANSUPOOTEISHIYON GROU
ENERG TORANSUPOOTEISHIYON GROUP Inc
Energy Transportation Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 損傷を受けたタンカからの石油の流出を最少
にすることができる改善された装置を提供することにあ
る。 【構成】 本発明の装置は、石油を移送する通路を形成
しているパイプセクションと、前記通路を常時閉鎖する
手段と、各貨物タンクに設けられた検出手段と、該検出
手段の出力信号に応答する制御手段とを有しており、破
壊を検出したときに前記常時閉鎖手段の制御可能な弁手
段を開き、同時に、前記常時閉鎖手段を破壊する液圧ホ
ースを加圧して前記通路を開放し、石油が貨物タンクか
ら空のバラストタンクへ流れることができるように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、石油のような
液体を運搬するタンカに関し、より詳しくは、損傷した
タンカからの石油の漏れを制御する装置に関する。更に
詳しくは、本発明は、本件出願人に係る1990年10月23日
付米国特許第 4,964,437号に記載した石油漏れ制御装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】上記米国特許の開示は、本願に参考とし
て取り入れられており、上記米国特許に記載された装置
は、簡単にいうならば、「隔離バラスト(segregated b
allast) 」形石油タンカの損傷を受けた貨物タンクの上
部から石油を移送し、同時に、損傷した領域における喫
水の減少を最小に維持することにより、損傷した貨物タ
ンクからの石油の流出を最少にする装置である。このこ
とは、各貨物タンクを1つ以上のバラストタンクに連結
すべく、選択された隔壁に通して取り付けられた弁及び
配管によって行われる。貨物タンクに漏れを引き起こす
ほどの損傷が生じた場合には1つ以上の弁が開き、損傷
した1つ又は複数の貨物タンクの上部から、タンカが載
貨状態にあるときには空にされている1つ以上のバラス
トタンクへ、石油を重力によって流すことができる。貨
物タンクとバラストタンクとの間の各連結は、2つの
弁、すなわち、通常の作業時に弁からの漏れによってバ
ラストが油汚染されることがないように防止する規格を
満たすように直列に連結されたバタフライ弁又は仕切弁
(スルース弁)を有している。一般にこれらの弁は3〜
5フィート(約0.9 〜1.5m) の範囲の直径を有してお
り、その選択は、弁のコストと、石油を損傷した貨物タ
ンクからバラストタンク(1つ又は複数)に移送するの
に要求される速度とのいずれに重点をおくかによって定
められる。また、各弁には開閉を行うアクチュエータが
設けられている。この方法により石油の漏れを有効に制
御するには、一般にタンカは、少なくとも10対のその
ような弁を必要とすることを考慮すれば、これらの弁の
設置が高額になることは明らかである。
【0003】この装置に使用できる、より安価でかつ有
効な弁構造が、「弁構造(Valve Structure)」と題する
1990年、4月19日付の本件出願人に係る係属中の米国
特許出願第07/510,932号に記載されている。この弁構造
は、貨物タンクとバラストタンクとを分離する隔壁に溶
接されたパイプの短セクションの一端にボルト止めされ
たバタフライ弁を有しており、該バタフライ弁は、該弁
の回転可能なディスクと隔壁との間のパイプセクション
内に嵌着されておりかつ全バラストタンク又は全貨物タ
ンクの最大圧力に耐え得る破壊可能なディスクと組み合
わされている。このバタフライ弁の回転可能なディスク
にはカッタが固定されており、該カッタは、関連する貨
物タンクからの検出した漏れに応答してバタフライ弁が
開いたときに、破壊可能ディスクを充分にスライスし
て、開いたバタフライ弁を通って流れる石油により破壊
可能なディスクが押圧されて壊れるようになっている。
この構造は、直列に配置される2つのバタフライ弁又は
仕切弁よりも安価ではあるが、腐食を受け易く、また容
易に試験を行うことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主目
的は、損傷を受けた「隔離バラスト」型タンカからの石
油の流出を最少にできる改善された装置を提供すること
にある。本発明の他の目的は、損傷した貨物タンクから
バラストタンクへの石油の流れを開始させる弁構造であ
って、従来の対をなすバタフライ弁又はバタフライ弁と
破壊可能なディスクとの組み合わせよりも、上記目的を
より効果的にかつ安価に達成できる弁構造を提供するこ
とにある。
【0005】本発明の他の目的は、弁シールに頼ること
なく、貨物タンクとバラストタンクとの間の漏れの可能
性を最小にすることができる弁構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】簡単に説明すると、本発
明の弁構造も、前述の米国特許に記載された装置におけ
るように、損傷した全ての貨物タンクの上部から石油を
移送し、同時に、損傷した領域における喫水の減少を最
小に維持することにより、損傷したタンカからの石油の
流出を最少にするものである。このことは、タンカの底
から所定の高さにおいて、貨物タンクとバラストタンク
とが共有する隔壁に、石油用通路を形成するパイプセク
ションを設けることによって達成される。該パイプセク
ションの一端は、バタフライ弁によって常時閉鎖されて
おりかつ他端は確実シール形のワンショット弁によって
常時閉鎖されている。このワンショット弁は、パイプセ
クションにボルト止めされた円形の盲蓋と、盲蓋によっ
て圧縮された高圧液圧ホースとを備えており、該液圧ホ
ースは、加圧されたときに盲蓋ボルトを破壊して該盲蓋
を解放するように作動する。貨物タンクの漏れを生じさ
せるに充分な損傷が発生すると、計測機器及び制御装置
によって1つ以上のバタフライ弁が開かれかつ関連する
液圧ホースに液圧が加えられる。これにより、1つ以上
の通路が開放され、石油が、損傷した貨物タンクの上部
から、タンカに石油が積まれているときには空にされて
いる1つ以上のバラストタンクへ、重力によって流れる
ことができる。幾分かの石油は船外に流出するであろう
が、その量は、バラストタンクへの予測可能な大量の流
れにより低減されるであろう。船外に損失する量とバラ
ストタンクに移送される量との相対量は、互いに連結さ
れた配管のサイズ及び破壊された貨物タンクの開口のサ
イズとの相対的なサイズに基づいて定まる。
【0007】
【実施例】本発明の他の目的、特徴及び利点、及び本発
明の装置の構造及び作動は、添付図面に関連して述べる
以下の詳細な説明を読むことにより良く理解できるであ
ろう。図1及び図2は、「隔離バラスト」型の石油タン
カ10を概略的に示すものである。この石油タンカ10
は、長手方向の隔壁12、14と、横方向の隔壁16、
18、20、22、24、26とにより区分されて、複
数のタンクが形成されている。これらのタンクは、図2
に示すように、船首から船尾に向かって(1)〜(5)
の番号が付してある。これらのタンクのあるものは貨物
石油運搬用のもの、他は海水バラスト運搬用のものであ
り、それぞれ、符号「C」、「B」で示されている。長
手方向隔壁12、14は、一部の横方向隔壁と協働して
中央の5つの貨物石油タンクを形成し、また、船体及び
他の横方向隔壁と協働して、貨物石油タンクとバラスト
タンクとが交互に配置された2組の玄側タンクを形成し
ている。バラストタンクを海水バラスト用にのみ使用す
ることが国際標準規格の意図するところであるが、本発
明の実施に際しては、バラストタンクは海水バラスト用
にのみ使用され、1つ以上の貨物タンクが損傷したとき
に貨物石油用の緊急容器として使用される。そのような
使用は、石油の流出よりもそれを収容する方が好ましい
こと、及びバラストタンクはいつでも洗浄できるという
理由から正当化されている。
【0008】タンカが載貨状態にあるとき、全ての貨物
タンクCは、その頂部までほとんどど充満された状態に
あり、一方、バラストタンクBは全て空の状態か又はほ
とんど空の状態にある。座礁又は衝突により1つ以上の
貨物タンクが破壊したときの石油の流出を最少にするた
め、隔壁には弁及び関連する配管が設けられており、弁
が開いたときに各貨物タンクと1つ以上のバラストタン
クとを結ぶ通路を形成している。図2に示すように、貨
物タンクCとバラストタンクBとが共有する隔壁のうち
の選択された隔壁には、連結パイプ60の両端部に固定
された対をなす弁50、80が設けられている。各貨物
タンクCに連結すべきバラストタンクBは、当該タンカ
のタンク数及び配置に基づいて選択される。従って、貨
物タンクCとバラストタンクBとの間の各連結部は、規
則により要求されているような直列配置の2つの弁を有
しており、通常作業時の弁からのわずかな漏れによるバ
ラストの汚染を防止できるようになっている。タンク間
の各連結部は、タンカの底部から垂直方向上方のある高
さに設けられており、この高さは、タンカのビーム(船
幅)の1/15にほぼ等しい。
【0009】本発明によれば、図3に示すように、弁5
0はバタフライ弁が好ましく、該バタフライ弁50はフ
ランジ付きパイプの短セクション60にボルト止めされ
ている。フランジ付きパイプは、石油タンク(貨物タン
ク)C及びバラストタンクBに共通な隔壁の開口に、溶
接されるかまたは他の方法で密封関係をなして固定され
ている。バタフライ弁50の構造は一般に用いられてい
るものであり、該バタフライ弁50は、鉛直軸線を中心
として回転して開閉を行うように、フランジ付き短シリ
ンダ54内に密封関係をなして取り付けられている。弁
ハウジング(短シリンダ)54の一方のフランジは、パ
イプセクションに形成された円周フランジ56にボルト
止めされておりかつ互いにボルト止めされたフランジ間
に配置された環状シールリング58によって円周フラン
ジ56に対して密封されている。弁ディスク52は、在
来の液圧ラム70により作動される。液圧ラム70の一
端は隔壁に固定されており、そのラムはクランクアーム
72の一端に回動自在に連結されている。クランクアー
ム72の他端は、鉛直方向に配置されたスピンドル74
の上端部に固定されており、該スピンドル74は弁ディ
スク52に固定されておりかつ鉛直軸線を中心として回
転できるように弁ハウジング54に支持されている。
【0010】バラストタンク内に延びているパイプセク
ション(短セクション)60の他端部は、確実シール形
ワンショット弁(positive sealing one-shot valve)8
0によって、常時閉鎖されている。ワンショット弁80
は円形の盲蓋(blank flange) 82を有しており、該盲
蓋82は、パイプセクション60の外径と同じ内径を有
しかつ該パイプセクション60の端部近くでこれに溶接
された環状フランジ86の開口と、該開口と整合する盲
蓋82の開口とを通って延びている多数のボルト84に
よりパイプセクション60に固定されている。盲蓋82
は、適当なガスケット88によって、パイプセクション
60の端部に対して密封されている。ガスケット88
は、例えば大型のOリングであり、盲蓋82と、パイプ
セクション60との結合部で環状フランジ86に溶接さ
れた環状の隆起フランジ90の端面との間で圧縮されて
いる。代表的には、パイプ60の直径は48インチ(約
122cm) であり、盲蓋82及び環状フランジ86は厚
さ1インチ(約2.5cm)の鋼板で作られておりかつ70イ
ンチ(約178cm) の外径を有している。また、盲蓋8
2は、65インチ(約165cm) の直径をもつ同心円に
沿って均一に配置された36本の5/8インチ(約16
mm) 鋼製ボルト又はステンレス鋼ボルトで固定されてい
る。
【0011】弁(ワンショット弁)80は、フランジボ
ルト84を破壊して盲蓋82を解放することによって開
かれる。このことは、図3に示すように、盲蓋82と環
状フランジ86との間に配置され、かつボルト84を締
め付けてガスケット88を圧縮したときに偏平化された
強化ゴムホース92を加圧することによって達成され
る。図4に示すように、ホース92はボルト84の円形
配列の内側に配置され、閉じた円を実質的に形成するよ
うに、ほぼ同じ位置でフランジ86の外周部から外方に
突出している。ホース92の一端は適当な圧力キャップ
94で閉じられており、他端は、適当なホース及び取付
け具(図示せず)を介して、液圧動力源96に連結され
ている。この液圧動力源96は、通路を開放することが
必要になった場合に、ホース92を所定圧力まで加圧す
ることができる。液圧動力源96は、本質的に液圧ポン
プ及び電気モータから成る既知の構造の液圧動力パック
でよく、例えば、Vickers Hydraurics社、York Industr
ies 社及びDayton社を含むいくつかの製造業者から市販
されているものがある。代表的には、ホース92は、2
インチ(約5cm) の内径を有しかつ少なくとも3,000psi
(約210kg/cm2)の圧力に耐えるように設計されてい
る。図5の構成図に示すように、各液圧動力パック96
にはアクチュエータ98が設けられている。該アクチュ
エータ98は、制御信号に応答して、ボルト84を破壊
するに充分な大きさの高圧を迅速に発生し、この高圧を
ホースに加える。その後、盲蓋82が解放されて関連す
るバラストタンクB内に落下する。上記のように構成さ
れたワンショット弁80においては、約1,500 〜3,000p
si(約105〜210kg/cm2)の範囲の圧力をボルト8
4に加えると、1分間程度で全てのボルト84が破壊さ
れる。ボルト84が破壊されるときに生じるホース92
内の急激な圧力降下は、液圧動力パック96を停止させ
るのに使用することができる。対の一方のバタフライ弁
50も同じ制御信号に応答して開かれるため、損傷した
貨物タンク(石油タンク)から流出する石油によって、
盲蓋82の除去が補助される。
【0012】各貨物タンクCにはレベルセンサ42が設
けられ、図2にはそのうちの1個が示されており、図5
の概略構成図にはそのうちの6個が示されている。レベ
ルセンサ42は、貨物タンクCからの石油の流出により
生じる石油の液面の降下を検出しかつこれに応答して出
力信号を発生し、プログラム可能なコンピュータ44に
入力する。1つ以上のレベルセンサ42から信号を受け
ると、コンピュータ44はアラーム46を発し、制御信
号を各弁アクチュエータ40及び液圧動力パックアクチ
ュエータ98に入力して通路を開放する。これにより石
油の流出を最少にすることができる。コンピュータは、
貨物(石油)を再分配して船外への漏れを最少にし、同
時に、船体の縦傾斜(トリム)、横傾斜及び安定性を安
全限度内に制御できるようにするため、通路を適当に開
放するように予めプログラムされている。計装装置は、
オーバーライド制御装置48と、タンカのブリッジに取
り付けられたディスプレイパネル(図示せず)とを備
え、バタフライ弁50とワンショット弁80との組合せ
を手動操作して所望の条件が得られるようにするのが好
ましい。
【0013】作動の際、載貨したタンカが、その船体か
ら石油の流出を招くような損傷を受けた場合には、影響
を受けた1つ又は複数の貨物タンクCのレベルセンサ4
2がコンピュータ44に出力信号を伝達する。コンピュ
ータ44は、バタフライ弁50及びワンショット弁80
を適宜開いて、損傷した1つ又は複数の貨物タンクCの
上部から、空になっている、選択された1つ又は複数の
バラストタンクBへ、石油が流れるようにする。幾分か
の石油は船外に流出し続けるであろうが、大量の石油が
1つ又は複数のバラストタンクBに流入するため、船外
に流出する量は減少されるであろう。バラストタンクB
の容積、従って、損傷を受けたタンク内の石油レベルを
海面レベルの直ぐ上まで降下させるのに要する時間は予
測できるであろう。さもなければ船外に排出されたであ
ろう石油が船内に収容されるため、船体の重量が大幅に
小さくなることはない。石油の流出が低減されるので、
タンカが海面から大きく上昇することがなく、従って損
傷した領域における喫水も実質的に維持され、このこと
が石油の流出の低減に貢献する。船外に流失した石油の
量とバラストタンクBに移送された石油の量との相対量
は、弁制御される通路のサイズと貨物タンクCの破壊部
のサイズとの相対的なサイズに基づいて定まる。通路を
通ってバラストタンクBへ流れる石油の速度は、船外に
流出する石油の速度より非常に大きい。これは、圧力ヘ
ッドが通路より上の貨物(石油)の高さであるのに対
し、船外に漏れさせる駆動ヘッド(drivinghead) は水
線より上の貨物の高さであるからである。貨物タンクC
からバラストタンクBへの石油の移送にはポンプは不要
であり、破壊されたタンク内の石油レベルが海面の直ぐ
上の位置まで降下すると船外への流出が止むという現象
の助けを借りて全体的に重力によって達成される。
【0014】以上説明した船外への石油漏れ制御装置
は、新しい構造を意図した図6に示すタンカ設計に適用
することができる。船体100は単一の底を有してお
り、かつ長手方向の隔壁102、104と、横方向の隔
壁106、108、110、112、114、116、
118及び 120とにより区分されて、船体の中心に
沿って分配された7つの貨物タンクCを形成している。
各貨物タンクCには、海水バラストを運ぶための1対の
衝突保護用玄側タンクが設けられている。汚染からの保
護の観点からすると、この設計は、二重船郭及び三菱の
ミッドデッキ設計に匹敵し、コストも単一船郭タンカと
ほぼ同じである。
【0015】この設計によるタンカからの石油漏れ制御
装置のコストは、前述の装置よりもはるかに小さい。こ
れは、貨物タンクCからバラストタンクBへの通路がワ
ンショット弁80のみにより閉鎖されており、従って各
パイプセクションの一端にバタフライ弁を設置するコス
トを省略できることによる。ワンショット弁80のサイ
ズが市販されているバタフライ弁のサイズにより制限さ
れることがなく、従って、前述のバタフライ弁50とワ
ンショット弁80との「組合せ」弁を設ける場合に示唆
した48インチ(約122cm) 通路よりも大きくするこ
とができるため、貨物タンクCとバラストタンクBとに
より共有される各隔壁には1つ以上のワンショット弁8
0を取り付けることができる。このため、損傷したタン
ク内の石油レベルを海面の直ぐ上まで降下させるのに要
する時間を短縮することができる。また、この石油漏れ
制御装置は、タンクが空である任意の時に容易に試験す
ることができ、その試験には、盲蓋82の再配置及びボ
ルト84の交換を要するのみである。
【0016】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く、種々の変更をなし得ることは明らかである。また、
本発明は例示した特定の実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲によりカバーされる全ての変更が含
まれることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】隔離バラスト形石油タンカを示す概略側断面図
である。
【図2】図1のタンカの概略平面図である。
【図3】本発明による弁構造を示す一部を断面した平面
図である。
【図4】図3の4−4線に沿って断面した側面図であ
る。
【図5】本発明による石油漏れ制御装置の計測機器及び
制御装置を示す概略ブロック図である。
【図6】本発明による確実シール形ワンショット弁の別
の適用を示す二重船郭形タンカの概略平面図である。
【符号の説明】
10 石油タンカ 12 長手方向の隔壁 14 長手方向の隔壁 16 横方向の隔壁 18 横方向の隔壁 20 横方向の隔壁 22 横方向の隔壁 24 横方向の隔壁 26 横方向の隔壁 42 レベルセンサ 44 プログラム可能なコンピュータ 46 アラーム 48 オーバーライド制御装置(手動制御装置) 50 バタフライ弁 52 弁ディスク 54 フランジ付き短シリンダ(弁ハウジング) 56 フランジ 58 シールリング 60 パイプの短セクション(パイプセクション、パイ
プ) 70 液圧ラム 72 クランクアーム 74 スピンドル 80 ワンショット弁 82 盲蓋 84 ボルト 86 環状フランジ 88 ガスケット 90 隆起フランジ 92 ゴムホース 94 圧力キャップ 96 液圧動力源(液圧動力パック) 98 アクチュエータ(液圧動力パックアクチュエー
タ) 100 船体 102 長手方向の隔壁 104 長手方向の隔壁 106 横方向の隔壁 108 横方向の隔壁 110 横方向の隔壁 112 横方向の隔壁 114 横方向の隔壁 116 横方向の隔壁 118 横方向の隔壁 120 横方向の隔壁 B バラストタンク C 貨物タンク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の隔壁と横方向の隔壁とによっ
    て区分された複数のタンクを形成しており、これらのタ
    ンクのうちの幾つかは石油運搬用のタンクであり、他の
    タンクはタンカが石油を積んでいるときには空にされる
    水バラスト運搬用タンクである型式の前記貨物タンクの
    破壊部からの石油の流出を最少にする装置であって、 タンカの底から所定の高さにおいて、貨物タンクとバラ
    ストタンクとが共有する隔壁に取り付けられた手段を有
    しており、該手段が、隔壁の開口を通って延びておりか
    つ貨物タンクからバラストタンクに石油を移送する通路
    を形成しているパイプセクションと、前記通路を常時閉
    鎖する手段とを備えており、該閉鎖手段が、貨物タンク
    内に延びている前記パイプセクションの端部に固定され
    た制御可能な弁手段と、バラストタンク内に延入してい
    る前記パイプセクションの端部と密封関係をなしている
    ワンショット弁手段とを備えており、該ワンショット弁
    手段が、前記パイプセクションに固定された環状フラン
    ジと、該環状フランジにボルト止めされた円形の盲蓋
    と、前記環状フランジと盲蓋との間で圧縮され、かつ加
    圧されたときに前記ボルトを破壊して前記盲蓋を解放す
    るように作動する高圧液圧ホースとを備えており、 各貨物タンクに設けられ、石油の流出を引き起こすほど
    のタンクの破壊の発生を検出し、かつこれに応答して出
    力信号を発生する検出手段と、 破壊が生じていることを前記検出手段が検出したときに
    貨物タンクの隔壁に取り付けられたパイプセクションの
    一端を常時閉鎖している前記制御可能な弁手段を開く第
    1手段と、前記制御可能な弁手段の開弁と同時に、前記
    ボルトを破壊するに充分な圧力まで前記液圧ホースを加
    圧する手段を備えた第2手段とを備える、前記出力信号
    に応答する制御手段とをさらに有し、前記通路を開放し
    て石油が貨物タンクから空のバラストタンクへ重力によ
    って流れることができるようにすることを特徴とする貨
    物タンクの破壊部からの石油の流出を最少にする装置。
  2. 【請求項2】 前記制御可能な弁手段がバタフライ弁か
    らなることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記検出手段からの出
    力信号に応答して前記通路を適当に開放し、タンカの石
    油貨物を再分配して石油の流出を最少にし、同時にタン
    カの縦傾斜、横傾斜及び安定性を安全限度内に制御する
    プログラム可能なコンピュータ手段を備えていることを
    特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 液体貨物タンクとバラストタンクとが共
    有する隔壁の開口に取り付けられるように構成された流
    体制御装置であって、 隔壁の開口を通って延びておりかつ該開口に対し密封関
    係をなして固定され、貨物タンクからバラストタンクへ
    流体を流す通路を形成しているパイプセクションと、 該パイプセクションの第1端部に対して密封関係をなし
    ているワンショット弁手段とを有しており、該ワンショ
    ット弁手段が、前記パイプセクションの前記第1端部に
    固定された環状フランジと、円形の盲蓋と、前記環状フ
    ランジと前記盲蓋との間で実質的に円形に配置された高
    圧液圧ホースと、前記環状フランジ及び盲蓋のそれぞれ
    の孔を通って延びており、前記液圧ホースを圧縮しかつ
    前記盲蓋を前記パイプセクションの前記第1端部に対し
    て密封関係をなすように押し付ける複数のボルトとを備
    えており、前記液圧ホースは、加圧されたときに前記ボ
    ルトを破壊し、それにより前記盲蓋を解放して前記通路
    を開放するように作動することを特徴とする流体制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記液圧ホースはその一端が閉鎖されて
    おり、前記ボルトを破壊するに充分な圧力まで前記液圧
    ホースを加圧する手段が前記液圧ホースの他端に連結さ
    れていることを特徴とする、請求項4に記載の流体制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記液圧ホースを加圧する前記手段が、
    液圧を発生する液圧動力パックからなることを特徴とす
    る、請求項5に記載の流体制御装置。
  7. 【請求項7】 液体貨物タンクとバラストタンクとが共
    有する隔壁の開口に取り付けられるように構成された流
    体制御装置であって、 隔壁の開口に通して配置され、貨物タンクからバラスト
    タンクへ流体を流す通路と、該通路を常時閉鎖する手段
    とを形成しているパイプセクションと、 前記通路を閉鎖する手段が、前記パイプセクションの一
    端に固定された制御可能な弁手段と、前記パイプセクシ
    ョンの他端に対して密封関係をなしているワンショット
    弁手段とを備えており、該ワンショット弁手段が、前記
    パイプセクションに固定された環状フランジと、該環状
    フランジにボルト止めされた円形の盲蓋と、前記環状フ
    ランジと前記盲蓋との間で圧縮され、加圧されたときに
    拡張して前記ボルトを破壊し、それにより前記盲蓋を解
    放する高圧液圧ホースとを備えていることを特徴とする
    流体制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御可能な弁手段がバタフライ弁か
    らなり、 前記液圧ホースが前記環状フランジと前記円形の盲蓋と
    の間で実質的に円形に配置されており、 前記盲蓋が、前記環状フランジ及び前記盲蓋のそれぞれ
    の孔を通って延びている複数のボルトであって、前記液
    圧ホースを圧縮しかつ前記盲蓋を前記パイプセクション
    の前記他端に対して密封関係をなすように押し付ける複
    数のボルトにより前記環状フランジにボルト止めされて
    いることを特徴とする、請求項7に記載の流体制御装
    置。
JP3218914A 1991-07-10 1991-08-29 損傷したタンカからの石油漏れを制御する装置 Pending JPH0516876A (ja)

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