JPH05168631A - 超音波画像形成装置 - Google Patents

超音波画像形成装置

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JPH05168631A
JPH05168631A JP34307591A JP34307591A JPH05168631A JP H05168631 A JPH05168631 A JP H05168631A JP 34307591 A JP34307591 A JP 34307591A JP 34307591 A JP34307591 A JP 34307591A JP H05168631 A JPH05168631 A JP H05168631A
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tissue
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JP34307591A
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Takashi Okada
孝 岡田
Takemitsu Harada
烈光 原田
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Hitachi Ltd
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Aloka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検体内の断層像と組織の変位量、又は被検
体内の断層像と血流速度分布像と組織の変位量とを同時
に表示する超音波画像形成装置を提供する。 【構成】 反射エコー信号に基づき、被検体内の断層像
を画像化する断層像表示器32と、血流速度分布像を画
像化する血流表示器42と、組織の変位を画像化する組
織変位表示器44とを備えている。そして、血流表示器
42の出力又は組織変位表示器44の出力を選択する表
示画像切換器48及び切換えスイッチ34を設けた。反
射エコー信号に基づき被検体内の断層像を断層像表示器
32により画像化する。前記反射エコー信号に基づき血
流速度分布像を血流表示器42により画像化し、組織の
変位を組織変位表示器44により画像化する。血流表示
器42の出力又は組織変位表示器44の出力を表示画像
切換器48及び切換えスイッチ34により選択し、選択
した画像を被検体内の断層像と共に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波画像形成装置、
特に被検体内の組織の変位を組織断層像と同時に表示で
きる超音波画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の繰り返し周期で超音波パル
スを被検体内に放射し、その反射エコー信号により被検
体内の断層像を画像化する超音波画像形成装置が知られ
ている。また、所定の繰り返し周期で超音波パルスを被
検体内に放射し、その反射エコー信号により組織の硬さ
に密接な関係がありかつ組織の性状を知る上で重要な組
織の変位量を画像化する超音波画像形成装置が知られて
いる。更に、所定の繰り返し周期で超音波パルスを被検
体内に放射し、その反射エコー信号により血流速度分布
像を画像化する超音波画像形成装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】被検体内の断層像と血
流速度分布像とを同時に表示する超音波画像形成装置は
既に提案されているが、被検体内の断層像と組織の変位
量、又は被検体内の断層像と血流速度分布像と組織の変
位量とを同時に表示する超音波画像形成装置はなく、被
検体内の断層像と組織の変位量、又は被検体内の断層像
と血流速度分布像と組織の変位量とを同時に表示する超
音波画像形成装置が要望されている。
【0004】本発明は、上記のような要望にこたえるた
めになされたもので、被検体内の断層像と組織の変位
量、又は被検体内の断層像と血流速度分布像と組織の変
位量とを同時に表示する超音波画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波画像
形成装置は、反射エコー信号に基づき被検体内の断層像
を画像化する断層像表示器と、前記反射エコー信号に基
づき血流速度分布像を画像化する血流表示器と、前記反
射エコー信号に基づき組織の変位を画像化する組織変位
表示器と、血流表示器の出力又は組織変位表示器の出力
を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
【0006】また、反射エコー信号に基づき被検体内の
断層像を画像化する断層像表示器と、前記反射エコー信
号に基づき血流速度分布像を画像化する血流表示器と、
前記反射エコー信号に基づき組織の変位を画像化する組
織変位表示器と、血流表示器の出力又は組織変位表示器
の表示特性を変えて表示する特性変換手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上述構成に基づき、本発明における超音波画像
形成装置は、反射エコー信号に基づき被検体内の断層像
を断層像表示器により画像化し、前記反射エコー信号に
基づき血流速度分布像を血流表示器により画像化し、前
記反射エコー信号に基づき組織の変位を組織変位表示器
により画像化し、血流表示器の出力又は組織変位表示器
の出力を選択手段により選択する。
【0008】また、本発明における超音波画像形成装置
は、反射エコー信号に基づき被検体内の断層像を断層像
表示器により画像化し、前記反射エコー信号に基づき血
流速度分布像を血流表示器により画像化し、前記反射エ
コー信号に基づき組織の変位を組織変位表示器により画
像化し、特性変換手段により血流表示器の出力または組
織変位表示器の表示特性を変えて表示する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0010】図1は、本発明に係る超音波画像形成装置
の構成を示すブロック図である。超音波画像形成装置1
0は、図1に示すように、所定の繰り返し周期で超音波
パルスを被検体内に放射してその反射エコー信号により
被検体内の断層像等を得る超音波診断装置12を有して
おり、超音波診断装置12には3個のメモリ14、1
6、18及び周期制御器20が接続されており、周期制
御器20はメモリ14、16、18に接続されている。
そして、メモリ14、16、18には、組織の変位量に
より表示する色を決定する組織変位カラー表示器22が
接続されており、組織変位カラー表示器22には、R、
G、B信号毎にD/A変換器24、26、28が接続さ
れており、D/A変換器24、26、28にはカラーブ
ラウン管から成るカラー表示器30が接続されている。
【0011】また、組織変位カラー表示器22は、図2
に詳示するように、反射エコー信号に基づき被検体内の
断層像を画像化する断層像表示器32を有しており、断
層像表示器32のr出力にはスイッチ34aを介して加
算器36が接続されている。そして、断層像表示器32
のg出力にはスイッチ34bを介して加算器38が接続
されており、断層像表示器32のb出力にはスイッチ3
4cを介して加算器40が接続されている。
【0012】更に、組織変位カラー表示器22は、反射
エコー信号に基づき血流速度分布像を画像化する血流表
示器42を有しており、血流表示器42のr出力にはス
イッチ34dを介して加算器36が接続されている。そ
して、血流表示器42のg出力にはスイッチ34eを介
して加算器38が接続されており、血流表示器42のb
出力にはスイッチ34fを介して加算器40が接続され
ている。
【0013】そして、組織変位カラー表示器22は、反
射エコー信号に基づき組織の変位を画像化する組織変位
表示器44を有しており、組織変位表示器44には、ト
ラックボール等により関心領域(ROI)を設定してそ
の領域のみの組織変位を表示する制御信号を出力する関
心領域設定器46が接続されている。更に、組織変位表
示器44のr出力にはスイッチ34gを介して加算器3
6が接続されており、組織変位表示器44のg出力には
スイッチ34hを介して加算器38が接続されており、
組織変位表示器44のb出力には、スイッチ34iを介
して加算器40が接続されている。なお、加算器36の
出力はR出力、加算器38の出力はG出力、加算器40
の出力はB出力となる。
【0014】また、組織変位カラー表示器22は、変位
量の大きさによって変位のカラー表示と断層像を切り換
える場合や断層像と変位の表示を重ねて表示する場合の
制御を行うためのスイッチの切換え信号を出力する選択
手段及び特性変換手段としての表示画像切換器48を有
しており、表示画像切換器48はスイッチ34a〜34
iを切換え操作するようになっている。
【0015】組織変位表示器44は、図3に示すよう
に、組織変位信号102の変位の大きさに応じて色を決
定するROM50を有しており、ROM50には、赤色
変換器、青色変換器、緑色変換器から成る色相演算器5
2、及び輝度を調整するための3個の乗算器から成る輝
度演算器54とが接続されている。
【0016】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
【0017】超音波診断装置12は、所定の繰り返し周
期で超音波パルスを被検体内に放射してその反射エコー
信号を受信し、その信号に基づきBモード断層像信号1
00、血流信号101、組織変位信号102を出力する
と共に、クロックパルスや超音波ビームのアドレス信号
103を周期制御器20に出力する。すると、Bモード
断層像信号100はメモリ14、血流信号101はメモ
リ16、組織変位信号102はメモリ18に記憶され、
周期制御器20はメモリの制御や表示に必要な同期信号
104を発生する。
【0018】そして、周期制御器20からの同期信号1
04により所定のタイミングでメモリ14、16、18
に記憶されているBモード断層像信号100、血流信号
101、組織変位信号102は組織変位カラー表示器2
2に読み込まれる。それから、組織変位カラー表示器2
2は、Bモード断層像信号100、血流信号101、組
織変位信号102をRGBのカラー画像信号に変換し、
断層像の画像信号に血流速度分布像又は組織の変位を加
えたRGB信号を出力する。この際、表示画像切換器4
8は設定信号、予め設定された閾値により後述する様々
な表示を行うようにスイッチ34a〜34iを切換え操
作する。
【0019】更に、組織変位カラー表示器22から出力
されるRGB信号は、D/A変換器24、26、28に
よりアナログ信号に変換され、カラー表示器30に表示
される。
【0020】ここで、組織変位カラー表示器22が行う
表示の例について説明する。
【0021】(1)白黒断層画像内に、図4に示すよう
に、関心領域(ROI)を設定し、関心領域の部分の変
位を図5に示すカラーバーに対応させて表示する。関心
領域(ROI)内には血流速度分布像又は組織の変位画
像をカラー表示する(図4においては組織の変位画像を
表示)。配色は、近づく方向の変位を赤色、遠ざかる方
向の変位を青色で表示し、変位の大きさを輝度に変えて
表示する。
【0022】(2)白黒断層画像内に、血流速度分布像
をカラー表示し、この画像に関心領域(ROI)を設定
し、関心領域の部分に組織の変位画像を図5に示すカラ
ーバーに対応させてカラー表示する。
【0023】(3)組織の変位量の閾値を設定し、図6
に示すように、閾値以下では断層画像を白黒表示し、閾
値以上では組織の変位画像をカラー表示する。なお、断
層画像をカラー表示しかつ組織の変位画像を白黒表示す
ることも可能である。
【0024】(4)白黒断層画像内に、血流速度分布像
を赤色及び青色でカラー表示し、組織の変位画像を赤
紫、青紫でカラー表示する。
【0025】(5)白黒断層画像内に、血流速度分布像
を赤色及び青色でカラー表示し、組織の変位していると
ころを、図6に示すように、斜線又は格子のパターンで
表示し、かつ変位の大きさに比例して格子の密度を高く
表示する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反射エコー信号に基づき被検体内の断層像を断層像表示
器により画像化し、前記反射エコー信号に基づき血流速
度分布像を血流表示器により画像化し、前記反射エコー
信号に基づき組織の変位を組織変位表示器により画像化
し、血流表示器の出力又は組織変位表示器の出力を選択
手段により選択するように構成したので、被検体内の断
層像と組織の変位量、又は被検体内の断層像と血流速度
分布像と組織の変位量とを同時に表示することができ、
組織の変位の分布を容易に視認することができる。
【0027】また、反射エコー信号に基づき被検体内の
断層像を断層像表示器により画像化し、前記反射エコー
信号に基づき血流速度分布像を血流表示器により画像化
し、前記反射エコー信号に基づき組織の変位を組織変位
表示器により画像化し、特性変換手段により血流表示器
の出力又は組織変位表示器の表示特性を変えて表示する
ように構成したので、被検体内の断層像と組織の変位
量、又は被検体内の断層像と血流速度分布像と組織の変
位量とを同時に表示することができ、組織の変位の分布
を容易に視認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波画像形成装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明に係る組織変位カラー表示器の構成を示
す回路図である。
【図3】本発明に係る組織変位表示器の構成を示す回路
図である。
【図4】本発明による表示例を示す図である。
【図5】変位量カラーバーを示す図である。
【図6】本発明による他の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 超音波画像形成装置 22 組織変位カラー表示器 32 断層像表示器 42 血流表示器 44 組織変位表示器 48 表示画像切換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の繰り返し周期で超音波パルスを被
    検体内に放射し、その反射エコー信号により被検体内の
    断層像等を画像化する超音波画像形成装置において、 前記反射エコー信号に基づき被検体内の断層像を画像化
    する断層像表示器と、 前記反射エコー信号に基づき血流速度分布像を画像化す
    る血流表示器と、 前記反射エコー信号に基づき組織の変位を画像化する組
    織変位表示器と、 血流表示器の出力又は組織変位表示器の出力を選択する
    選択手段とを備えることを特徴とする超音波画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 所定の繰り返し周期で超音波パルスを被
    検体内に放射し、その反射エコー信号により被検体内の
    断層像等を画像化する超音波画像形成装置において、 前記反射エコー信号に基づき被検体内の断層像を画像化
    する断層像表示器と、 前記反射エコー信号に基づき血流速度分布像を画像化す
    る血流表示器と、 前記反射エコー信号に基づき組織の変位を画像化する組
    織変位表示器と、 血流表示器の出力又は組織変位表示器の表示特性を変え
    て表示する特性変換手段とを備えることを特徴とする超
    音波画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2005048847A1 (ja) * 2003-11-21 2007-11-29 株式会社日立メディコ 超音波診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005048847A1 (ja) * 2003-11-21 2007-11-29 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
JP4657106B2 (ja) * 2003-11-21 2011-03-23 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
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