JPH07155324A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH07155324A JPH07155324A JP30900793A JP30900793A JPH07155324A JP H07155324 A JPH07155324 A JP H07155324A JP 30900793 A JP30900793 A JP 30900793A JP 30900793 A JP30900793 A JP 30900793A JP H07155324 A JPH07155324 A JP H07155324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- ultrasonic
- transmission pulse
- transmission
- doppler mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Bモードとドプラモードのリアルタイム同時
表示において、輝度の高いBモード断層像が得られる超
音波診断装置を提供する。 【構成】 送信パルス発生部9に備えた送信パルスデュ
ーティ変換器8でドプラモード時の送信パルスデューテ
ィがBモード時の送信パルスデューティ以下の送信パル
スをドライバ12に供給する。ドライバ12はドライバ
駆動電圧発生器10からのドライバ駆動電圧のレベルま
で増幅し、超音波探触子1に供給して超音波パルスを被
検体に放射させる。超音波探触子1で受信した被検体内
からのエコー信号より超音波断層像映像化手段14およ
び超音波血流情報測定手段15でBモード断層像および
ドプラモード血流情報を得る。システム制御部6から発
生する制御信号によりBモードとドプラモードを周期的
に切換える。
表示において、輝度の高いBモード断層像が得られる超
音波診断装置を提供する。 【構成】 送信パルス発生部9に備えた送信パルスデュ
ーティ変換器8でドプラモード時の送信パルスデューテ
ィがBモード時の送信パルスデューティ以下の送信パル
スをドライバ12に供給する。ドライバ12はドライバ
駆動電圧発生器10からのドライバ駆動電圧のレベルま
で増幅し、超音波探触子1に供給して超音波パルスを被
検体に放射させる。超音波探触子1で受信した被検体内
からのエコー信号より超音波断層像映像化手段14およ
び超音波血流情報測定手段15でBモード断層像および
ドプラモード血流情報を得る。システム制御部6から発
生する制御信号によりBモードとドプラモードを周期的
に切換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体内部の構造や動き
を映像化する超音波診断装置に関する。
を映像化する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被検体の安全な超音波診断を実
施するために超音波診断装置の音響パワーは一定の規制
を受けている。超音波診断装置のBモード時およびドプ
ラモード時に被検体内に放射される音響エネルギーにお
いて、Bモード時では送信パルスの帯域幅を広くとるた
めに送信パルス1波ないし2波の送受信を広範囲に走査
するのに対し、ドプラモード時では送信パルスの帯域幅
を狭帯域化するために多数波の送信パルスを同一方向に
連続的に走査するので、高電圧ドライブパルスのレベル
が同一の場合、Bモード時よりもドプラモード時のほう
が被検体内が受ける音響エネルギーの平均被爆量は大き
くなる。
施するために超音波診断装置の音響パワーは一定の規制
を受けている。超音波診断装置のBモード時およびドプ
ラモード時に被検体内に放射される音響エネルギーにお
いて、Bモード時では送信パルスの帯域幅を広くとるた
めに送信パルス1波ないし2波の送受信を広範囲に走査
するのに対し、ドプラモード時では送信パルスの帯域幅
を狭帯域化するために多数波の送信パルスを同一方向に
連続的に走査するので、高電圧ドライブパルスのレベル
が同一の場合、Bモード時よりもドプラモード時のほう
が被検体内が受ける音響エネルギーの平均被爆量は大き
くなる。
【0003】従来の超音波診断装置では、この問題を解
決するために、図4に示すように、ドライバ駆動電圧発
生器10にシステム制御部6からの制御信号を供給する
ことにより、ドプラモード時には高電圧ドライブパルス
のレベルをBモード時のそれよりも下げて被検体内が受
ける音響エネルギーの平均被爆量を減らしている。
決するために、図4に示すように、ドライバ駆動電圧発
生器10にシステム制御部6からの制御信号を供給する
ことにより、ドプラモード時には高電圧ドライブパルス
のレベルをBモード時のそれよりも下げて被検体内が受
ける音響エネルギーの平均被爆量を減らしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、心臓診断等で
はBモードとドプラモードのリアルタイム同時表示が多
用されており、これはBモード用とドプラモード用の送
受信を周期的に切換えることによって行っている。ま
た、リアルタイムに同時表示する関係上、Bモード時と
ドプラモード時の音響エネルギーを瞬時に切り替える必
要がある。しかし、上記従来の超音波診断装置のように
ドライバ駆動電圧発生器10による音響エネルギーの制
御では、瞬時のドライバ駆動電圧の切換え制御に対し、
ドライバ駆動電圧安定のために平滑コンデンサ11cに
急激な充放電が起こるため、レギュレータ11bに大き
な電流が流れて発熱したり、ドライバ駆動電圧の変化が
遅れる等の問題が発生し、それによる信頼性、寿命の低
下の恐れからBモードとドプラモードの瞬時の切換えが
困難となっている。このため、従来の超音波診断装置で
は、図5のタイムチャートのようにBモード用送信時の
高電圧ドライブパルスのレベルV1をドプラモード用送
信時の高電圧ドライブパルスのレベルV2に合わせてい
るが、Bモード時の音響パワーが低下するため、Bモー
ド断層像の輝度が低下する等の問題が発生する。
はBモードとドプラモードのリアルタイム同時表示が多
用されており、これはBモード用とドプラモード用の送
受信を周期的に切換えることによって行っている。ま
た、リアルタイムに同時表示する関係上、Bモード時と
ドプラモード時の音響エネルギーを瞬時に切り替える必
要がある。しかし、上記従来の超音波診断装置のように
ドライバ駆動電圧発生器10による音響エネルギーの制
御では、瞬時のドライバ駆動電圧の切換え制御に対し、
ドライバ駆動電圧安定のために平滑コンデンサ11cに
急激な充放電が起こるため、レギュレータ11bに大き
な電流が流れて発熱したり、ドライバ駆動電圧の変化が
遅れる等の問題が発生し、それによる信頼性、寿命の低
下の恐れからBモードとドプラモードの瞬時の切換えが
困難となっている。このため、従来の超音波診断装置で
は、図5のタイムチャートのようにBモード用送信時の
高電圧ドライブパルスのレベルV1をドプラモード用送
信時の高電圧ドライブパルスのレベルV2に合わせてい
るが、Bモード時の音響パワーが低下するため、Bモー
ド断層像の輝度が低下する等の問題が発生する。
【0005】本発明は、上記ような従来の問題を解決す
るものであり、Bモードとドプラモードのリアルタイム
同時表示を行うことができるようにした超音波診断装置
において、Bモードとドプラモードの切換えを円滑に、
かつ高速に行い、Bモードの音響エネルギーを低下させ
ずに輝度の高いBモード断層像を得ることを目的として
いる。
るものであり、Bモードとドプラモードのリアルタイム
同時表示を行うことができるようにした超音波診断装置
において、Bモードとドプラモードの切換えを円滑に、
かつ高速に行い、Bモードの音響エネルギーを低下させ
ずに輝度の高いBモード断層像を得ることを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被検体に超音波を放射し、被検体からのエ
コー信号を受信する超音波探触子と、ドプラモード時の
送信パルスデューティがBモード時の送信パルスデュー
ティ以下の送信パルスを発生する送信パルス発生部を有
し、上記超音波探触子にドライブパルスを供給する送信
部と、被検体内から受信されたエコー信号よりBモード
断層像を得る超音波断層像映像化手段と、被検体内から
受信されたエコー信号によりドプラモードにおける血流
情報を得る超音波血流情報測定手段と、Bモードとドプ
ラモードを周期的に切換える制御信号を発生するシステ
ム制御部とを備えたものである。
するために、被検体に超音波を放射し、被検体からのエ
コー信号を受信する超音波探触子と、ドプラモード時の
送信パルスデューティがBモード時の送信パルスデュー
ティ以下の送信パルスを発生する送信パルス発生部を有
し、上記超音波探触子にドライブパルスを供給する送信
部と、被検体内から受信されたエコー信号よりBモード
断層像を得る超音波断層像映像化手段と、被検体内から
受信されたエコー信号によりドプラモードにおける血流
情報を得る超音波血流情報測定手段と、Bモードとドプ
ラモードを周期的に切換える制御信号を発生するシステ
ム制御部とを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成により、送信パルス発生部で
Bモード時およびドプラモード時の送信パルスデューテ
ィを可変させ、ドライバ駆動電圧を変化させることな
く、超音波探触子から被検体に放射される音響エネルギ
ーを切換えることができるので、Bモードとドプラモー
ドのリアルタイム同時表示において、Bモードとドプラ
モードの切換えを円滑に、かつ高速に行うことができ
る。
Bモード時およびドプラモード時の送信パルスデューテ
ィを可変させ、ドライバ駆動電圧を変化させることな
く、超音波探触子から被検体に放射される音響エネルギ
ーを切換えることができるので、Bモードとドプラモー
ドのリアルタイム同時表示において、Bモードとドプラ
モードの切換えを円滑に、かつ高速に行うことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0009】図1はBモードとドプラモードのリアルタ
イム同時表示を行うことができるようにした本発明の一
実施例における超音波診断装置を示すブロック図、図2
は同超音波診断装置に用いる送信パルスデューティ変換
器を示すブロック図、図3は同超音波診断装置の高電圧
ドライブパルスのタイムチャートである。
イム同時表示を行うことができるようにした本発明の一
実施例における超音波診断装置を示すブロック図、図2
は同超音波診断装置に用いる送信パルスデューティ変換
器を示すブロック図、図3は同超音波診断装置の高電圧
ドライブパルスのタイムチャートである。
【0010】図1において、1は被検体に対して超音波
を放射し、被検体からのエコー信号を受信する超音波探
触子、2は超音波探触子1に高電圧ドライブパルスを供
給するための送信部であり、送信トリガパルス信号を発
生する送信トリガパルス発生器7、送信トリガパルス信
号をBモード時とドプラモード時の適切なデューティ比
の送信パルスに変換する送信パルスデューティ変換器8
からなる送信パルス発生器9と、電源回路11a、レギ
ュレータ11b、平滑コンデンサ11cからなり、ドラ
イブ駆動電圧を発生するドライバ駆動電圧発生器10
と、送信パルス発生部9からの送信パルス信号をドライ
バ駆動電圧発生器10からのドライバ駆動電圧のレベル
まで増幅し、超音波探触子1に供給するドライバ12を
有している。3は超音波探触子1からの受信エコー信号
をアナログ処理するための受信エコー処理部であり、増
幅器13と、超音波断層像映像化手段14と、超音波血
流情報測定手段15と、Bモードとドプラモードを切換
えるスイッチ回路16を有している。4は受信エコー処
理部3からのアナログ信号をテレビ信号に変換するため
のディジタルスキャンコンバータ部、5はディジタルス
キャンコンバータ部4からのテレビ信号を表示するため
の表示部、6はBモードとドプラモードを周期的に切換
える制御信号を発生し、送信パルスデューティ変換器8
とスイッチ回路16に供給するシステム制御部である。
を放射し、被検体からのエコー信号を受信する超音波探
触子、2は超音波探触子1に高電圧ドライブパルスを供
給するための送信部であり、送信トリガパルス信号を発
生する送信トリガパルス発生器7、送信トリガパルス信
号をBモード時とドプラモード時の適切なデューティ比
の送信パルスに変換する送信パルスデューティ変換器8
からなる送信パルス発生器9と、電源回路11a、レギ
ュレータ11b、平滑コンデンサ11cからなり、ドラ
イブ駆動電圧を発生するドライバ駆動電圧発生器10
と、送信パルス発生部9からの送信パルス信号をドライ
バ駆動電圧発生器10からのドライバ駆動電圧のレベル
まで増幅し、超音波探触子1に供給するドライバ12を
有している。3は超音波探触子1からの受信エコー信号
をアナログ処理するための受信エコー処理部であり、増
幅器13と、超音波断層像映像化手段14と、超音波血
流情報測定手段15と、Bモードとドプラモードを切換
えるスイッチ回路16を有している。4は受信エコー処
理部3からのアナログ信号をテレビ信号に変換するため
のディジタルスキャンコンバータ部、5はディジタルス
キャンコンバータ部4からのテレビ信号を表示するため
の表示部、6はBモードとドプラモードを周期的に切換
える制御信号を発生し、送信パルスデューティ変換器8
とスイッチ回路16に供給するシステム制御部である。
【0011】上記送信パルスデューティ変換器8は、図
2に示すように、送信ドリガパルス発生器7から送られ
た送信トリガパルス信号を異なる遅れ位相のパルス信号
として出力する遅延回路17、19と、遅延回路17、
19から出力されるパルス信号および送信トリガパルス
信号からデューティ比の変換された送信パルス信号を出
力するAND回路18、20と、システム制御部6から
の制御信号によりBモードとドプラモードを切換えるス
イッチ回路21とから構成されている。
2に示すように、送信ドリガパルス発生器7から送られ
た送信トリガパルス信号を異なる遅れ位相のパルス信号
として出力する遅延回路17、19と、遅延回路17、
19から出力されるパルス信号および送信トリガパルス
信号からデューティ比の変換された送信パルス信号を出
力するAND回路18、20と、システム制御部6から
の制御信号によりBモードとドプラモードを切換えるス
イッチ回路21とから構成されている。
【0012】以上の構成において、以下、この動作につ
いて説明する。送信パルス発生部9内の送信トリガパル
ス発生器7によって発生した送信トリガパルス信号Aは
送信パルスデューティ変換器8に供給され、システム制
御部6からの制御信号により適切なデューティ比に変換
される。すなわち、図2に示すように、送信トリガパル
ス発生器7から供給された送信トリガパルス信号Aは送
信パルスデューティ変換器8において、遅延回路17お
よび遅延回路19によりそれぞれ異なる遅れ位相のパル
ス信号BおよびCとして出力される。これらのパルス信
号BおよびCと送信トリガパルス信号AがAND回路1
8およびAND回路20に供給され、デューティ比の変
換された送信パルス信号DおよびEとしてそれぞれ出力
される。これらの送信パルス信号D、EはそれぞれBモ
ード時、ドプラモード時の送信パルスであり、スイッチ
回路21に供給された後、システム制御部6からのBモ
ード、またはドプラモードに応じたシステム制御信号に
よりどちらかが選択されて出力される。
いて説明する。送信パルス発生部9内の送信トリガパル
ス発生器7によって発生した送信トリガパルス信号Aは
送信パルスデューティ変換器8に供給され、システム制
御部6からの制御信号により適切なデューティ比に変換
される。すなわち、図2に示すように、送信トリガパル
ス発生器7から供給された送信トリガパルス信号Aは送
信パルスデューティ変換器8において、遅延回路17お
よび遅延回路19によりそれぞれ異なる遅れ位相のパル
ス信号BおよびCとして出力される。これらのパルス信
号BおよびCと送信トリガパルス信号AがAND回路1
8およびAND回路20に供給され、デューティ比の変
換された送信パルス信号DおよびEとしてそれぞれ出力
される。これらの送信パルス信号D、EはそれぞれBモ
ード時、ドプラモード時の送信パルスであり、スイッチ
回路21に供給された後、システム制御部6からのBモ
ード、またはドプラモードに応じたシステム制御信号に
よりどちらかが選択されて出力される。
【0013】上記送信パルス信号D/信号Eは図1に示
すように、ドライバ12に供給され、ドライバ駆動電圧
発生器10からのドライバ駆動電圧のレベルV1にまで
増幅される。このときのタイムチャートを図3に示す。
次に、この高電圧ドライブパルスは超音波探触子1に供
給され、超音波パルスに変換された後、被検体内に放射
される。この超音波パルスの音響エネルギーに応じた超
音波エコー信号が超音波探触子1により受信され、再び
電気信号に変換された後、受信エコー処理部3内の増幅
器13により増幅され、Bモード断層像を得るための超
音波断層像映像化手段14およびドプラモードにおける
血流情報を得るための超音波血流情報測定手段15に供
給される。そして、これらの信号はBモードとドプラモ
ードを切換えるためのスイッチ回路16に供給され、シ
ステム制御部6からのBモード、またはドプラモードに
応じたシステム制御信号によりそれぞれディジタルスキ
ャンコンバータ部4に供給され、テレビ信号に変換され
た後、表示部5によりBモード断層像とドプラモード血
流情報として表示される。
すように、ドライバ12に供給され、ドライバ駆動電圧
発生器10からのドライバ駆動電圧のレベルV1にまで
増幅される。このときのタイムチャートを図3に示す。
次に、この高電圧ドライブパルスは超音波探触子1に供
給され、超音波パルスに変換された後、被検体内に放射
される。この超音波パルスの音響エネルギーに応じた超
音波エコー信号が超音波探触子1により受信され、再び
電気信号に変換された後、受信エコー処理部3内の増幅
器13により増幅され、Bモード断層像を得るための超
音波断層像映像化手段14およびドプラモードにおける
血流情報を得るための超音波血流情報測定手段15に供
給される。そして、これらの信号はBモードとドプラモ
ードを切換えるためのスイッチ回路16に供給され、シ
ステム制御部6からのBモード、またはドプラモードに
応じたシステム制御信号によりそれぞれディジタルスキ
ャンコンバータ部4に供給され、テレビ信号に変換され
た後、表示部5によりBモード断層像とドプラモード血
流情報として表示される。
【0014】このように、上記実施例の超音波診断装置
によれば、Bモード時およびドプラモード時の送信パル
スデューティを可変させることにより、ドライバ駆動電
圧を変化させることなく、音響エネルギーを切換えるこ
とができ、Bモードとドプラモードの切換えを円滑に、
かつ高速に行うことができるので、Bモードとドプラモ
ードのリアルタイム同時表示において、Bモードの音響
エネルギーを低下させずに輝度の高いBモード断層像を
得ることができる。
によれば、Bモード時およびドプラモード時の送信パル
スデューティを可変させることにより、ドライバ駆動電
圧を変化させることなく、音響エネルギーを切換えるこ
とができ、Bモードとドプラモードの切換えを円滑に、
かつ高速に行うことができるので、Bモードとドプラモ
ードのリアルタイム同時表示において、Bモードの音響
エネルギーを低下させずに輝度の高いBモード断層像を
得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、B
モード時およびドプラモード時の送信パルスデューティ
を可変させることにより、ドライバ駆動電圧を変化させ
ることなく、音響エネルギーを切換えることができるの
で、Bモードとドプラモードの切換えを円滑に、かつ高
速に行うことができる。したがって、Bモードとドプラ
モードのリアルタイム同時表示において、Bモードの音
響エネルギーを低下させずに輝度の高いBモード断層像
を得ることができる。
モード時およびドプラモード時の送信パルスデューティ
を可変させることにより、ドライバ駆動電圧を変化させ
ることなく、音響エネルギーを切換えることができるの
で、Bモードとドプラモードの切換えを円滑に、かつ高
速に行うことができる。したがって、Bモードとドプラ
モードのリアルタイム同時表示において、Bモードの音
響エネルギーを低下させずに輝度の高いBモード断層像
を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例における超音波診断装置を示
す概略ブロック図
す概略ブロック図
【図2】同超音波診断装置に用いる送信パルスデューテ
ィ変換器を示すブロック図
ィ変換器を示すブロック図
【図3】同超音波診断装置の高電圧ドライブパルスのタ
イムチャート
イムチャート
【図4】従来の超音波診断装置を示す概略ブロック図
【図5】同超音波診断装置の高電圧ドライブパルスのタ
イムチャート
イムチャート
1 超音波探触子 2 送信部 3 受信エコー処理部 4 ディジタルスキャンコンバータ部 5 表示部 6 システム制御部 7 送信トリガパルス発生器 8 送信パルスデューティ変換器 9 送信パルス発生器 10 ドライバ駆動電圧発生器 11a 電源回路 11b レギュレータ 11c 平滑コンデンサ 12 ドライバ 13 増幅器 14 超音波断層像映像化手段 15 超音波血流情報測定手段 16 スイッチ回路 17 遅延回路 18 AND回路 19 遅延回路 20 AND回路 21 スイッチ回路
Claims (1)
- 【請求項1】 被検体に超音波を放射し、被検体からの
エコー信号を受信する超音波探触子と、ドプラモード時
の送信パルスデューティがBモード時の送信パルスデュ
ーティ以下の送信パルスを発生する送信パルス発生部を
有し、上記超音波探触子にドライブパルスを供給する送
信部と、被検体内から受信されたエコー信号よりBモー
ド断層像を得る超音波断層像映像化手段と、被検体内か
ら受信されたエコー信号によりドプラモードにおける血
流情報を得る超音波血流情報測定手段と、Bモードとド
プラモードを周期的に切換える制御信号を発生するシス
テム制御部とを備えた超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30900793A JPH07155324A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30900793A JPH07155324A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07155324A true JPH07155324A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17987780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30900793A Pending JPH07155324A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07155324A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004110278A1 (ja) | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 超音波診断装置 |
JP2019013671A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | コニカミノルタ株式会社 | 超音波診断装置、送信条件設定方法、およびプログラム |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP30900793A patent/JPH07155324A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004110278A1 (ja) | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 超音波診断装置 |
EP1632183A1 (en) * | 2003-06-11 | 2006-03-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonographic device |
JPWO2004110278A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2006-07-27 | 松下電器産業株式会社 | 超音波診断装置 |
EP1632183A4 (en) * | 2003-06-11 | 2008-11-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ULTRASOUND DEVICE |
US7566304B2 (en) | 2003-06-11 | 2009-07-28 | Panasonic Corporation | Ultrasound diagnostic device |
JP4575880B2 (ja) * | 2003-06-11 | 2010-11-04 | パナソニック株式会社 | 超音波診断装置 |
JP2019013671A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | コニカミノルタ株式会社 | 超音波診断装置、送信条件設定方法、およびプログラム |
US11083438B2 (en) | 2017-07-10 | 2021-08-10 | Konica Minolta, Inc. | Ultrasound diagnostic apparatus, a transmission condition setting method, and program |
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