JPH0516850U - 建設機械の操作装置 - Google Patents

建設機械の操作装置

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JPH0516850U
JPH0516850U JP6746591U JP6746591U JPH0516850U JP H0516850 U JPH0516850 U JP H0516850U JP 6746591 U JP6746591 U JP 6746591U JP 6746591 U JP6746591 U JP 6746591U JP H0516850 U JPH0516850 U JP H0516850U
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JP
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control device
electric
electric operation
servo
hydraulic
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Application number
JP6746591U
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English (en)
Inventor
恵慈 小河
Original Assignee
住友建機株式会社
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気式操作レバーを備えた建設機械の制御部
が故障した場合のバックアップ手段を簡素化し、信頼性
の向上並びにコストの削減を図る。 【構成】 油圧アクチュエータ35,35…の電気・油
圧変換サーボ弁34,34…を駆動するサーボアンプ3
2,32…と、制御装置23とをコネクタ接続する。電
気式操作レバー22,22…と制御装置23もコネクタ
接続とする。電気式操作レバー22,22…の出力信号
仕様とサーボアンプ32,32…の入力信号仕様とを同
一とする。制御装置23が故障した場合は、夫々のコネ
クタ30,31を制御装置23から引抜き、電気式操作
レバー22,22…の多連コネクタプラグ30をサーボ
アンプ32,32…の多連コネクタソケット31へ接続
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建設機械の操作装置に関するものであり、特に演算処理装置等の 故障時に、作業を継続できるようにした建設機械の操作装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来の建設機械の一般的な操作装置の回路を図3に従って説明する。同図に示 すように、各種の電気式操作レバー1,1…は制御装置2の入力端子3,3…へ 接続される。制御装置2へ入力された電気信号は、A/Dコンバータ4でアナロ グ−ディジタル変換され、マイクロコンピュータ5によって種々の演算処理がな される。演算処理された信号は、D/Aコンバータ6によってディジタル−アナ ログ変換され、サーボアンプ7,7…によって夫々制御すべき電気・油圧変換サ ーボ弁8,8…に対して適切な駆動信号に整形される。9,9…は各作業機の油 圧アクチュエータであり、10は油圧ポンプである。
【0003】 制御装置2は、電気信号のディジタル処理によって操作レバー1,1…の動き と油圧アクチュエータ9,9…の動作との連係を、人間の自然な操作感覚に調和 させたり、各種のセンサ(図示せず)を取付けて自動運転等の高度の機能を付加 することもできる。 一方、マイクロコンピュータ5が故障した場合に建設機械を稼働させることが できなくなると、建設コストと時間とに多大な損失を生じることになる。従って 、このような事態の発生を避けるためバックアップ操作装置11を設け、切替装 置12に設けたスイッチ13の操作により、電気・油圧変換サーボ弁8,8…へ の出力を制御装置2からバックアップ操作装置11へと切替えて建設作業の中断 を防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 前述した従来の操作装置は、電気式操作レバーの操作信号を処理して油圧回路 等の全ての機構部を制御するマイクロコンピュータ等の制御装置が故障した場合 は、制御装置とほぼ同様の機能を備えたバックアップ操作装置へ切替えるように 構成されている。従って、バックアップ操作装置のコストにより建設機械本体の コストの上昇を招いている。又、バックアップ操作装置自体の信頼性も重大な問 題であり、高い信頼性を確保するためには更にコストが上昇することになる。
【0005】 そこで、構成を簡素化してコストの上昇を抑制し、且つ高い信頼性を確保した 操作装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案 はこの課題を解決することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために、電気式操作レバーの出力信号を制御 装置にて演算し、演算処理された電気信号をアンプを介して油圧機構の電気・油 圧変換部へ出力する建設機械の操作装置に於て、前記電気式操作レバーの出力信 号を、前記制御部の入力端子と、前記アンプの入力端子へと切替接続できる切替 手段を設けたことを特徴とする建設機械の操作装置を提案するものである。
【0007】
【作用】
電気式操作レバーの出力信号は、自動運転等の各種の制御を行う制御部へ入力 され、種々の演算処理を行いアンプへ出力される。アンプは制御装置の出力信号 を電気・油圧変換部の制御信号へ変換して油圧弁等を駆動する。又、操作装置に はコネクタや切替器等の接続切替手段を設けてあり、電気式操作レバーの出力を 、制御装置を経由せずアンプへ直接入力できる。電気式操作レバーの出力信号形 式は、アンプの入力信号仕様に一致させている。従って、制御装置が故障したと きは、入力レバーの出力信号の接続を制御装置からアンプへ切替えれば、電気式 操作レバーの操作によってアンプを直接駆動でき、油圧機構部等の通常の操作が 行える。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図に従って説明する。図1は建設機械の操作装置 21を示し、22,22…は電気式操作レバー、23は制御装置である。制御装 置23はA/Dコンバータ24、マイクロコンピュータ25、D/Aコンバータ 26を内蔵し、A/Dコンバータ24の多連入力コネクタソケット27とD/A コンバータ26の多連出力コネクタプラグ28とを備えている。操作レバー22 ,22…の出力ケーブル29,29…は、一つの多連コネクタプラグ30に接続 されており、この多連コネクタプラグ30を制御装置23の多連入力コネクタソ ケット27へ接続している。
【0009】 D/Aコンバータ26の多連出力コネクタプラグ28には、多連コネクタソケ ット31が嵌合され、多連コネクタソケット31にはサーボアンプ32,32… の入力ケーブル33,33…が接続されている。サーボアンプ32,32…は、 夫々電気・油圧変換サーボ弁34,34…へ接続され、各サーボ弁34,34… はクレーンやブーム、バケット等の作業機の油圧アクチュエータ35,35…を 制御する。
【0010】 電気式操作レバー22,22…の出力信号仕様と、サーボアンプ32,32… の入力信号仕様とは一致させておき、電気式操作レバー22,22…で直接サー ボアンプ32,32…を駆動することもできるが、通常は制御装置23を挿入し て、操作者の感覚に油圧アクチュエータ35,35…の動作パターンを適合させ たり、自動運転若しくは自動危険回避等の高度な処理を行わせてサーボアンプ3 2,32…へ制御信号を出力する。
【0011】 操作装置21の電気系統に於ては、サーボアンプ32,32…よりもマイクロ コンピュータ25の方が、その構成の複雑さ等によって故障の頻度が高く、サー ボアンプ32,32…が故障することは殆どない。従って、本制御装置23は、 サーボアンプ32,32…を独立させて、制御装置23とサーボアンプ32,3 2…をコネクタ27,28,30,31で接続している。制御装置23が故障し た場合は、電気式操作レバー22,22…の多連コネクタプラグ30と、サーボ アンプ32,32…の多連コネクタソケット31とを制御装置23のソケット2 7及び28とから取り外す。そして、電気式操作レバー22,22…の多連コネ クタプラグ30をサーボアンプ32,32…の多連コネクタソケット31へ嵌合 させれば、制御装置23による入力信号の演算処理は行われないが、電気式操作 レバー22,22…により通常の操作を行うことができ、建設機械の稼働停止を 避けられる。
【0012】 図2は他の実施例の操作装置41を示し、電気式操作レバー42,42…をリ レー等の第1の切替装置43の固定端子44に接続し、NC(常閉)切替端子4 5には制御装置46を接続し、制御装置46の出力を第2の切替装置47のNC 切替端子48へ接続している。第1及び第2の切替装置43,47の、夫々のN O(常開)切替端子49,50は接続ケーブル51で接続され、第2の切替装置 47の固定端子52へサーボアンプ53,53…を接続している。第1及び第2 の切替装置43,47はスイッチ55によって切替えられ、スイッチ55がオフ の状態では第1及び第2の切替装置43,47の固定端子44,52は、夫々制 御装置46側のNC切替端子45,48へ接続され、電気式操作レバー42,4 2…の出力信号は、制御装置46を経由してサーボアンプ53,53…へ出力さ れる。
【0013】 制御装置46に何等かの異常が発生した場合は、前記スイッチ55をオンすれ ば、第1及び第2の切替装置43,47の固定端子44,52は,夫々NO切替 端子49,50側へ切り替わり、電気式操作レバー42,42…の出力信号は、 接続ケーブル51を経由してサーボアンプ53,53…へ入力され、電気・油圧 変換サーボ弁56,56…及び油圧アクチュエータ57,57…を駆動して通常 の操作を支障なく行うことができる。
【0014】 このように、別個にバックアップ操作装置を設けることなく、制御装置が故障 した場合等は、迅速容易に通常の運転操作に切替えられ、確実に作業を続行でき るものである。 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことがで き、この考案がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【考案の効果】
この考案は上記一実施例に於て詳述したように構成したので、制御装置が故障 した場合は、電気式操作レバーの操作信号を制御装置の後段のアンプへ直接入力 でき、建設機械の運転を続行できる。又、その切替操作は極めて容易であるので 作業の中断が殆ど無く、稼働停止による時間の無駄及び建設コストの浪費を抑制 できる実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の操作装置の回路ブロック図。
【図2】他の実施例を示す建設機械の操作装置の回路ブ
ロック図。
【図3】従来の建設機械の操作装置の回路ブロック図。
【符号の説明】
21,41 操作装置 22,42 電気式操作レバー 23,46 制御装置 27 多連入力コネクタソケット 28 多連出力コネクタプラグ 29 出力ケーブル 30 多連コネクタプラグ 31 多連コネクタソケット 32,53 サーボアンプ 33 入力ケーブル 34,56 電気・油圧変換サーボ弁 35,57 油圧アクチュエータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気式操作レバーの出力信号を制御装置
    にて演算し、演算処理された電気信号をアンプを介して
    油圧機構の電気・油圧変換部へ出力する建設機械の操作
    装置に於て、前記電気式操作レバーの出力信号を、前記
    制御部の入力端子と、前記アンプの入力端子へと切替接
    続できる切替手段を設けたことを特徴とする建設機械の
    操作装置。
JP6746591U 1991-08-26 1991-08-26 建設機械の操作装置 Pending JPH0516850U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018188895A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 株式会社クボタ 作業機
WO2019172732A1 (ko) * 2018-03-09 2019-09-12 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 비상구동 시스템

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CN111902584A (zh) * 2018-03-09 2020-11-06 斗山英维高株式会社 工程机械的紧急驱动系统
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